JPH0614646A - 収穫機の制御装置 - Google Patents

収穫機の制御装置

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JPH0614646A
JPH0614646A JP19641192A JP19641192A JPH0614646A JP H0614646 A JPH0614646 A JP H0614646A JP 19641192 A JP19641192 A JP 19641192A JP 19641192 A JP19641192 A JP 19641192A JP H0614646 A JPH0614646 A JP H0614646A
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JP
Japan
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control
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month
data
setting
Prior art date
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Pending
Application number
JP19641192A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Kawamura
芳弘 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication of JPH0614646A publication Critical patent/JPH0614646A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理材料に基づいて処理条件を切換えるもの
において、材料設定器の操作および確認を不要にして操
作性を向上させると共に、誤つた材料設定に伴う処理精
度の低下を確実に防止する。 【構成】 日付をカウントすると共に、該カウントした
日付に基づいて処理材料を自動判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバイン、ハーベス
タ等の収穫機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
この種収穫機は、稲、麦等の複数種類の材料を処理し得
るように構成されるが、複数種類の材料を処理する場合
には、材料毎に処理条件を切換えることが処理精度上望
ましい。そこで、処理材料を設定するための材料設定器
を設けると共に、該材料設定器の設定に基づいて処理条
件を切換えることが提案されている。しかるにこのもの
では、作業の開始に先立つて材料設定器を操作したり、
設定位置を確認したりする必要があつて面倒な許りでな
く、オペレータが材料設定器の設定操作を忘れたり、誤
つた材料設定をする惧れがあり、この場合には、処理条
件が材料に対応せずに処理精度の著しい低下を招くとい
う不都合が生じ問題となつていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる収穫機の
制御装置を提供することを目的として創案されたもので
あつて、処理条件の切換えが可能な制御装置を備えてな
る収穫機において、前記制御装置に、日付をカウントす
る日付カウント手段と、カウントされた日付に基づいて
処理材料を判別する材料判別手段とを設けたことを特徴
とするものである。そして本発明は、この構成によつ
て、材料設定器の操作および確認を不要にして操作性を
向上させると共に、誤つた材料設定に伴う処理精度の低
下を確実に防止することができるようにしたものであ
る。
【0004】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1はコンバインに設けられる脱
穀部であつて、該脱穀部1は、フイードチエン2、挟扼
レール3、扱胴4、受網5、唐箕6、処理胴7、排塵フ
アン8、一番漏斗9、二番漏斗10、揚穀筒11、二番
還元筒12、揺動選別体13等を備えるが、これらの基
本構成は何れも従来通りである。
【0005】前記揺動選別体13は、後述する上下二段
の第一および第二揺動選別部14、15を備えるが、第
一揺動選別部14の始端側を形成する波板状の揺動移送
板14a上には、受網5から漏下した穀粒(扱降し物)
の増減に伴つて上下するフロート状の検知ローラ16が
配設されている。この検知ローラ16は、機枠1a側に
上下揺動自在に支持される検知ロツド17を介して穀粒
量検知センサ18に連結されており、該穀粒量検知セン
サ18が検知ローラ16の上下位置を検知することに基
づいて揺動移送板14a上の穀粒量を検知する構成にな
つている。尚、穀粒量検知センサ18の検知値は、揺動
選別体13の揺動周期に対応して周期的に変動するた
め、後述の各種制御においては、穀粒量検知センサ18
の検知値をそのまま利用することなく、ピーク値電圧を
ピツクアツプして得られる変換信号を利用するようにな
つている。
【0006】19は前記第一揺動選別部14の終端側を
構成する選別フインであつて、該選別フイン19は所定
間隔を存して複数並設されるものであるが、各選別フイ
ン19の左右両縁上端部は、揺動選別体13のフレーム
13aに固設される上側プレート20に前後揺動自在に
支持される一方、左右両縁下端部は、可動な下側プレー
ト21に連結状に枢支されている。そしてこの下側プレ
ート21をモータ22の駆動で前後移動せしめることに
より選別フイン19の開度を調整可能であるが、さらに
下側プレート21には、選別フイン19の開度を検知す
るべくワイヤ23を介してフイン開度検知センサ(ポテ
ンシヨメータ)24が連結されている。
【0007】一方、第二揺動選別部15は、第一揺動選
別部14で漉過選別された穀粒をさらに漉過選別するべ
く、選別フイン19の下方で、かつ第一漏斗9の上方に
位置するよう配設されるものであるが、このものは、選
別始端側を形成する波板状の揺動移送板25と、選別終
端側を形成するクリンプ網26とを備え、さらに揺動移
送板25の下部には、クリンプ網26を目塞ぎするべく
前後移動自在な波板状の目塞ぎ板27を備えている。そ
して実施例においては目塞ぎ板27に一体的に連結され
るラツク28をモータ29の駆動で前後移動せしめるこ
とにより目塞ぎ板27による目塞ぎ量を調整可能である
が、目塞ぎ板27には、目塞ぎ量を検知するべくワイヤ
30を介して目塞ぎ量検知センサ(ポテンシヨメータ)
31が連結されている。
【0008】さらに、32はタイマカウンタ32aを内
臓したマイクロコンピユータユニツト(MPU、RO
M、RAM等を含む)を用いて構成される制御部であつ
て、該制御部32は、バツテリBの電源供給に基づいて
作動するが、バツテリBの電源供給経路には、ニツカド
電池等のバツクアツプ用電源33が接続されており、こ
のためバツテリBの電源供給が停止した状態でも作動状
態を維持できるようになつている。
【0009】また、制御部32は、前述した穀粒量検知
センサ18、フイン開度検知センサ24、目塞ぎ量検知
センサ31に加えて、自動制御をON−OFFする自動
制御スイツチ34、作業機クラツチの断続状態を検知す
る作業機クラツチスイツチ35、前処理部(刈取り部)
において茎稈が搬送されているか否かを検知する穀稈セ
ンサ36、地域設定を行うための地域設定スイツチ3
7、一定の周期信号を出力する発振器38、後述する日
付タイマのセツトスイツチ39、リセツトスイツチ4
0、月設定スイツチ41、日設定スイツチ42等から信
号を入力する一方、これら入力信号に基づく判断で、前
記各モータ22、29、日付表示器43等に作動信号を
出力するようになつている。即ち、制御部32には、後
述するタイマ制御、材料判別制御、フイン開度制御、目
塞ぎ制御等の制御プログラムが予め記憶されており、各
制御プログラムの制御手順を、図面に示すフローチヤー
トに基づいて以下に詳述する。尚、フイン開度制御につ
いては、アルゴリズムが目塞ぎ制御に類似するため説明
および図示を省略する。
【0009】さて、前記タイマ制御では、まずセツトフ
ラグの状態を判断する。該セツトフラグには、前記セツ
トスイツチ39の操作に基づいて「0」がセツトされる
一方、リセツトスイツチ40の操作に基づいて「1」が
セツトされるが、セツトフラグに「0」がセツトされた
状態では、前記タイマカウンタ32aにおける計時カウ
ントが24時間に達したか否かを判断する。ここで、N
Oと判断した場合には、そのまま24時間の計時を継続
する一方、YESと判断した場合には、記憶領域に現在
格納されている月データおよび日データを参照する。そ
して、日データが月の最終日以外の場合には、月データ
を書換えることなく、日データに「1」を付加(日デー
タ←日データ+1)し、また、日データが月の最終日で
ある場合には、月データに「1」を付加(月データ←月
データ+1)すると共に、日データに「1」をセツト
(日データ←1)するが、月データが「12」で、かつ
日データが「31」である場合には、月データおよび日
データに「1」をセツト(月データ←1、日データ←
1)するようになつている。つまり、タイマ制御では、
タイマカウント32aの計時に基づいて日付カウントを
行い、該カウントした日付を所定の記憶領域に格納する
と共に、日付表示器43に表示するようになつている。
【0010】一方、前記リセツトスイツチ40がON操
作された場合には、月データおよび日データに「1」を
セツトすると共に、セツトフラグに「1」をセツトする
が、セツトフラグに「1」がセツトされた状態では、月
設定スイツチ41および日設定スイツチ42のON操作
を判断する。そして、月設定スイツチ41のON操作を
判断した場合には、月データに「1」を付加(月データ
が「12」の場合は「1」をセツト)する一方、日設定
スイツチ42のON操作を判断した場合には、日データ
に「1」を付加(日データが「31」の場合は「1」を
セツト)するようになつている。即ち、セツトフラグに
「1」がセツトされた状態では、月設定スイツチ41お
よび日設定スイツチ42の操作に基づいた月データおよ
び日データの変更を許容するが、変更された月データお
よび日データは、セツトスイツチ39のON操作に基づ
いて記憶領域に格納されるようになつている。
【0011】また、前記材料判別制御においては、タイ
マ制御で格納された月データが「8」以上であるか否か
を判断すると共に、これがYESの場合には、処理材料
が稲であると判断して材料フラグに「0」をセツトする
一方、NOの場合には、処理材料が麦であると判断して
材料フラグに「1」をセツトするようになつている。即
ち、稲と麦の刈取時期が異ることに着目し、該刈取時期
を、タイマ制御で格納された月データに基づいて認識す
ることで処理材料を自動判別するようになつている。
【0012】またさらに、材料判別制御では、前記地域
設定スイツチ37のONを判断して材料判別の基準月を
「7」に切換えるようになつている。つまり、稲および
麦の刈取時期は、それぞれ地域によつて幅(稲は九州、
四国の7月下旬から北海道の10月下旬まで、麦は九
州、四国の4月下旬から北海道の7月下旬まで)がある
ため、単一地域では刈取時期の重複は無いものの、広域
で考えれば両刈取時期の重複時期(7月下旬)が生じる
ことになる。故に、重複期間が生じる地域(稲の早期刈
取を行う九州、四国等)に出荷する際には、地域設定ス
イツチ37をON側に切換えることで、誤つた材料判別
を確実に防止するようになつている。
【0013】続いて、目塞ぎ制御では、第一揺動選別部
14における穀粒量(穀粒量検知センサ18の検知値)
と、予め設定される適正穀粒量とを比較すると共に、検
知穀粒量が適正穀粒量よりも少ない場合には、目塞ぎ板
27を開放側に作動して目塞ぎ量を減少させる一方、検
知穀粒量が適正穀粒量よりも多い場合には、目塞ぎ板2
7を閉鎖側に作動して目塞ぎ量を増加させる。つまり、
第一揺動選別部14における穀粒量を適正穀粒量に維持
すべく目塞ぎ量を自動制御するが、目塞ぎ量の制御範囲
は、前記材料フラグのセツト値に基づいて稲用制御範囲
(目塞ぎ量小)と麦用制御範囲(目塞ぎ量大)とに自動
的に切換えられるようになつている。
【0014】叙述の如く構成された本発明の実施例にお
いて、第二揺動選別部15における目塞ぎ量は、第一揺
動選別部14における穀粒量に基づいて自動制御される
が、その制御範囲は、材料判別制御における自動的な材
料判別に基づいて切換られることになる。即ち、材料判
別制御においては、タイマ制御で格納された月データに
基づいて刈取時期を認識して処理材料を自動判別するこ
とになる。従つて、従来の様にいちいち材料設定器を操
作したり、設定位置を確認したりする面倒が解消されて
操作性を著しく向上させることができる許りか、オペレ
ータの設定忘れや誤つた材料設定に基づいて処理精度が
低下する不都合も確実に防止することができる。
【0015】さらに、稲の早期刈取を行う地域について
は、地域設定スイツチ37の切換えに基づいて材料判別
の基準日を変更し得るため、仮令地域間で稲と麦の刈取
時期が重複したとしても正確な材料判別を行うことがで
きる。
【0016】またさらに、実施例の制御部32には、バ
ツクアツプ用電源33が接続されているため、バツテリ
Bの着脱等によつてタイマカウンタ32aがリセツトさ
れてしまう不都合がなく、この結果、常に正確な日付を
認識可能にして材料判別の信頼性を向上させることがで
きる。
【0017】尚、本発明は、前記実施例に限定されない
ものであることは勿論であつて、例えば本発明の材料判
別に基づく制御切換えは、車速制御、前処理制御(刈取
部制御)、後処理部制御(結束部制御等)、フイン開度
制御、扱胴回転制御、唐箕回転制御等の各種制御でも実
施でき、極めて汎用性の高いものであることは言うまで
もない。また、タイマカウンタとしては、必ずしもマイ
クロコンピユータユニツトに内蔵されるものに限らず、
別体の計時手段を用いてもよいものである。
【0018】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、処理材料に応じた処理条件の切換
えが可能なものでありながら、日付をカウントすると共
に、該カウントした日付(刈取時期)に基づいて処理材
料を自動判別するため、該処理材料の判別に基づいて処
理能力の切換えが自動的に行えることになる。従つて、
材料設定器をいちいち操作したり、設定位置を確認した
りする面倒を不要にして操作性の著しい向上を計ること
ができる許りでなく、オペレータの設定忘れや誤つた材
料設定に伴う処理精度の低下を確実に防止して処理精度
の向上も計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱穀部の内部側面図である。
【図2】同上内部平面図である。
【図3】同上斜視図である。
【図4】穀粒量検知センサの取付状態を示す要部側面図
である。
【図5】制御機構のブロツク回路図である。
【図6】タイマ制御のフローチヤートである。
【図7】材料判別制御のフローチヤートである。
【図8】目塞ぎ制御のフローチヤートである。
【符号の説明】
1 脱穀部 13 揺動選別体 14 第一揺動選別部 15 第二揺動選別部 18 穀粒量検知センサ 19 選別フイン 27 目塞ぎ板 32 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理条件の切換えが可能な制御装置を備
    えてなる収穫機において、前記制御装置に、日付をカウ
    ントする日付カウント手段と、カウントされた日付に基
    づいて処理材料を判別する材料判別手段とを設けたこと
    を特徴とする収穫機の制御装置。
JP19641192A 1992-06-30 1992-06-30 収穫機の制御装置 Pending JPH0614646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19641192A JPH0614646A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 収穫機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19641192A JPH0614646A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 収穫機の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0614646A true JPH0614646A (ja) 1994-01-25

Family

ID=16357414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19641192A Pending JPH0614646A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 収穫機の制御装置

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JP (1) JPH0614646A (ja)

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