JPH0614608U - 軸付プーリ - Google Patents

軸付プーリ

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JPH0614608U
JPH0614608U JP5763692U JP5763692U JPH0614608U JP H0614608 U JPH0614608 U JP H0614608U JP 5763692 U JP5763692 U JP 5763692U JP 5763692 U JP5763692 U JP 5763692U JP H0614608 U JPH0614608 U JP H0614608U
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JP
Japan
Prior art keywords
pulley
shaft
output shaft
actuator
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP5763692U
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English (en)
Inventor
哲司 林
育生 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
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Publication date
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Publication of JPH0614608U publication Critical patent/JPH0614608U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧ポンプ等のアクチュエータの出力軸にプ
ーリを連設するに際し、プーリを出力軸に連結するため
の取付部品が不要で、しかも爾後にプーリと出力軸との
間で緩みが招来されない軸付プーリを提供すること。 【構成】 外周側がベルト介装部11とされると共に中
央が軸着部12とされるプーリ体10と、該プーリ体1
0の軸着部12に該プーリ体10の成型時に一体に連設
されて油圧ポンプ等のアクチュエータPの出力軸Aとさ
れる軸体20と、からなるとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、油圧ポンプ等のアクチュエータの出力軸に連設されるプーリの改 良に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】
油圧ポンプ等のアクチュエータの出力軸に連設されるプーリとしては、従来か ら、例えば、図4に示すような構造のものが提案されている。
【0003】 即ち、該プーリ1は、アルミ材等の所定の強度を有しながら軽量となる材料で 所謂車輪状に形成され、外周側にベルト介装部1aを有してなる一方で、中央に 油圧ポンプ等のアクチュエータPの出力軸Aの先端を挿通させる取付部1bを有 してなる。
【0004】 尚、図示例にあって、ベルト介装部1aは、外周にVベルト(図示せず)を嵌 装させる複数本のV溝1cを有してなる。
【0005】 また、アクチュエータPにおける出力軸Aは、その後端がアクチュエータPに おける出力部P1への圧入等による連結を可能にするように形成されている。
【0006】 それ故、上記プーリ1は、取付部1bにアクチュエータPから突出する出力軸 Aの先端側を挿通させると共に、該取付部1bと出力軸Aとの間にウッドラフキ ーKを配在して両者間の変位を阻止し、該状態下にワッシャWを介装しながらナ ットNを締め付けることで、上記出力軸Aに一体的に連設されることになる。
【0007】 しかしながら、上記した従来のプーリ1にあっては、ウッドラフキーKが所定 の強度を発揮し得なかったり、ナットNが緩んだりする場合には、該プーリ1が 出力軸Aとの間で一体性を保持し得なくなって、甚だしい場合には、アクチュエ ータPの出力をプーリ1に伝達できなくなることがある。
【0008】 また、プーリ1と出力軸Aとの間における一体性を確保するためであっても、 ナットNへの締付トルクが過大になると、プーリ1の取付部1bに破断が招来さ れる等して、プーリ1自体が使用不能になる不具合も指摘される。
【0009】 そして、上記プーリ1にあっては、出力軸Aとの一体化にあって、ウッドラフ キーK,ワッシャW及びナットNが必要不可欠とされ、所謂部品点数の削減を期 待できない不具合も指摘されている。
【0010】 この考案は、前記した事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とする ところは、油圧ポンプ等のアクチュエータの出力軸にプーリを連設するに際し、 プーリを出力軸に連結するための取付部品が不要で、しかも爾後にプーリと出力 軸との間で緩みが招来されない軸付プーリを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、この考案に係る軸付プーリの構成を、外周側 がベルト介装部とされると共に中央が軸着部とされるプーリ体と、該プーリ体の 軸着部に該プーリ体の成型時に一体に連設されて油圧ポンプ等のアクチュエータ の出力軸とされる軸体と、からなるとするものである。
【0012】 そして、軸体の後端部は、アクチュエータにおける出力部への圧入等による連 結を可能にするように形成されてなるとする。
【0013】
【作用】
それ故、先端部にプーリ体を一体に連設した軸体の後端をアクチュエータにお ける出力部に圧入等による連結方法で連結することで、アクチュエータの出力軸 にプーリを連設した状態を現出できる。
【0014】 その際、出力軸にプーリを連設するための所謂取付部品が不要になり、また、 爾後において、出力軸とプーリとの間に所謂ガタが生じることがない。
【0015】
【実施例】
以下、図示した実施例に基づいて説明するが、この考案の一実施例に係る軸付 プーリは、プーリ体10と、軸体20と、からなり、プーリ体10の成型時に軸 体20が連設されて一体化されるとしている。
【0016】 即ち、プーリ体10は、従来例におけるプーリ1(図4参照)と基本的には同 一に形成されるもので、外周側がベルト介装部11とされると共に、中央が軸着 部12とされるように、例えば、プラスチック材をもって形成される。
【0017】 尚、ベルト介装部11は、その外周に、例えば、Vベルト(図示せず)を嵌装 させる複数本のV溝11aを有するように成形される。
【0018】 一方、軸体20は、従来例における出力軸A(図4参照)と基本的には同一に 形成されるもので、上記プーリ体10の成型時に軸着部12に一体に連設される 構成とされている。
【0019】 ただ、該軸体20は、図2にも示すように、図1中で右端となるその先端部2 1の外周に複数の突起21aを有してなるとし、プーリ体10を成型する際に該 先端部21に軸着部12が固定状態に連設されることになるように配慮されてい る。
【0020】 上記突起21aは、軸体20の先端部21にプーリ体10の軸着部12を固定 状態に、即ち、軸体20とプーリ体10とが一体になるようにするために形成さ れるものであるから、その形態の選択は、例えば、スプライン態様等、自由であ る。
【0021】 尚、図1中で左端となる軸体20の後端部22は、アクチュエータPにおける 出力部P1への圧入等による連結を可能にするように形成されている。
【0022】 それ故、以上のように形成されたこの実施例に係る軸付プーリにあっては、先 端部21にプーリ体10を一体に連設した軸体20の後端部22をアクチュエー タPにおけるシールS部分を挿通して出力部P1に圧入等による連結方法で連結 することで、アクチュエータPの出力軸にプーリを連設した状態を現出できるこ とになる。
【0023】 そして、その際に、所謂出力軸にプーリを連設するための取付部品が不要にな り、また、爾後において、出力軸とプーリとの間に所謂ガタが生じることになる ような不具合もない。
【0024】 図3は、この考案の他の実施例に係る軸付プーリの成型前の状態を示すもので あって、プーリ体10は、所謂半割り状態に分割された二つの分割体10a,1 0bに予め形成されるとしている。
【0025】 該各分割体10a,10bは、前記した実施例と同様に、例えば、プラスチッ ク材をもって形成され、各分割体10a,10bにおいて、軸着部12の内周に 適宜に突起12aが形成されているとしている。
【0026】 これに対して、軸体20においては、一本の出力軸状に形成されてること勿論 で、その先端部21の外周には上記突起12aが嵌装される凹部21bが形成さ れてなるとしている。
【0027】 それ故、この実施例に係る軸付プーリにあっては、所謂二つ合わせにされた各 分割体10a,10bの軸着部12に軸体20の先端21が一致する状態におか れながら、例えば、超音波溶接等によって分割体10a,10bの一体化が図ら れることで、プーリ体10と軸体20との一体化が実現されることになる。
【0028】 そして、この実施例に係る軸付プーリにあっても、軸体20の後端部22をア クチュエータPにおける出力部P1に圧入等による連結方法で連結することで、 アクチュエータPの出力軸にプーリを連設した状態を現出できることになる。
【0029】 前記した各実施例にあっては、軸体20の先端部21とプーリ体10の軸着部 12との一体化に際して、所謂突起とこれが一致する所謂凹部の構成からなると しているが、これに代えて、軸体20の先端部21とプーリ体10の軸着部12 との間に他の構成部材、例えば、係止ピン等が介在されるとしても良いこと勿論 である。
【0030】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、先端部にプーリ体を一体に連設した軸体の 後端部をアクチュエータにおける出力部に圧入等による連結方法で連結すること で、アクチュエータの出力軸にプーリを連設した状態を現出でき、しかも、その 際に、所謂出力軸にプーリを連設するための取付部品が不要になり、また、爾後 において、出力軸とプーリとの間に所謂ガタが生じることにない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る軸付プーリを示す縦
断面図である。
【図2】図1中のX−X線部分の縦断面図である。
【図3】この考案の他の実施例に係る軸付プーリを図1
中のY−Y線位置で示す縦断面図である。
【図4】従来のプーリを図1と同様に示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10 プーリ体 11 ベルト介装部 12 軸着部 20 軸体 22 後端部 A 出力軸 P アクチュエータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周側がベルト介装部とされると共に中
    央が軸着部とされるプーリ体と、該プーリ体の軸着部に
    該プーリ体の成型時に一体に連設されて油圧ポンプ等の
    アクチュエータの出力軸とされる軸体と、からなること
    を特徴とする軸付プーリ
JP5763692U 1992-07-24 1992-07-24 軸付プーリ Pending JPH0614608U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5763692U JPH0614608U (ja) 1992-07-24 1992-07-24 軸付プーリ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5763692U JPH0614608U (ja) 1992-07-24 1992-07-24 軸付プーリ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0614608U true JPH0614608U (ja) 1994-02-25

Family

ID=13061381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5763692U Pending JPH0614608U (ja) 1992-07-24 1992-07-24 軸付プーリ

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JP (1) JPH0614608U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011096053A1 (ja) * 2010-02-03 2011-08-11 三菱重工業株式会社 風力発電装置用のロータターニング装置およびロータターニング方法

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