JPH06144773A - 金型吊りトングの操作方法 - Google Patents

金型吊りトングの操作方法

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JPH06144773A
JPH06144773A JP32261092A JP32261092A JPH06144773A JP H06144773 A JPH06144773 A JP H06144773A JP 32261092 A JP32261092 A JP 32261092A JP 32261092 A JP32261092 A JP 32261092A JP H06144773 A JPH06144773 A JP H06144773A
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JP
Japan
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hanging
metal mold
pitch
mold
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP32261092A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuo Kodama
宅郎 児玉
Hiroshi Sato
洋 佐藤
Noriyuki Ishitani
範幸 石谷
Ichiro Fukuwatari
一郎 福渡
Ryoichi Arai
良一 新井
Masaharu Otani
正治 大谷
Teiji Horimoto
貞次 堀本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Hitachi Kiden Kogyo Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Hitachi Kiden Kogyo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金型の搬送を自動または半自動及び遠隔操作
可能とする。 【構成】 金型毎に金型番号と、その吊金具ピッチ寸法
をリンクして予め登録する。さらに吊垂する金型をその
登録番号を選択することにより吊トングを吊垂金型Kに
合わせて、旋回・吊ビームピッチの開閉及び掴み開閉度
を自動的に選択調整する。そして所望金型Kの上方より
吊トングを、その一つの吊垂用爪31を一つの吊金具3
2の位置に合わせて降下させる。これにより予め登録し
た金型番号を選択することにより吊アームピッチが、こ
の金型に応じて開閉動作をして自動的に吊金具ピッチに
合わせることができ、金型の重心が金型中心よりもずれ
ていても傾きや横ずれが生じることなく安全に吊垂搬送
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用等の大型のプレ
ス用金型に有する吊金具を利用して金型を安定して吊垂
運搬する金型吊りトングの吊アームを金型の吊金具に容
易に合わせる操作方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用等の大型のプレス用金型は、金
型置場よりプレス機まで、またはその逆方向に搬送する
際、クレーンにて吊垂搬送している。これはクレーンの
フックより玉掛ワイヤーロープを各金型に突設された吊
点に玉掛けして行われている。また金型のサイズが異な
っても許容範囲内の大きさの変更においては金型にアダ
プタを設け、このアダプタを吊るようにもしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし近年自動車用等
の金型は大型化され、重量も数10トンにも及ぶように
なり、この重量大なる玉掛用ワイヤーロープも必然的に
大型化している。このため大型金型に設けた複数箇所に
玉掛けを行う必要があり、また太い玉掛ワイヤーロープ
を操作するので玉掛け作業が重労働となる。これを防止
するために金型吊トングにアームを設け、このアームに
て金型の吊金具を引っかけて、直接吊垂する方法が提案
されている。しかし吊トングに突設されるアームと金型
側の吊金具との位置を正確に合わせる必要がある。この
ため金型寸法を画一化し、トングを金型本体にあずけ、
ポジショナにより位置合わせすることにより吊垂する方
法においては、既存金型や多様化する金型の吊垂に対し
てはクレーンの位置合わせが困難で、一般性に乏しい欠
点がある。
【0004】本発明は玉掛け作業をなくし、金型本体に
設けた吊金具に、直接吊トングに設けたアーム爪を自動
的に位置を合わせて、これに掛けて吊り上げるように
し、これにより金型の搬送を自動または半自動及び遠隔
操作可能とすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、金型毎に金型番号と、その吊
金具ピッチ寸法をリンクして予め登録し、吊垂する金型
をその登録番号を選択することにより吊トングを吊垂金
型に合わせて、旋回・吊ビームピッチの開閉及び掴み開
閉度を自動的に選択調整せしめると共に、所望金型上方
より吊トングを、その一つの吊垂用爪を一つの吊金具位
置に合わせて降下させるのみで、確実に吊垂できるよう
になしたことを要旨とする。
【0006】
【作用】吊フレームに旋回フレームを介して吊垂用爪を
備えた吊アームを、ピッチ変更及び掴み開閉をそれぞれ
自在として吊垂支持し、かつ旋回・吊アームピッチ開閉
・掴み開閉を制御する制御装置と、吊アームピッチ開閉
のアーム間ピッチを検出する検出装置を備える。さらに
吊アームピッチ開閉のアーム間ピッチの表示と、金型番
号とその吊金具ピッチ寸法をリンクして予め登録してお
く。これにより予め登録した金型番号を選択することに
より、吊アーム開閉動作を、当該金具の吊金具ピッチに
合わせるようになす。したがって多様化する金型におい
ても、その吊金具位置に吊トングアームの吊垂爪位置を
容易に合わせることができるものとする。これにより金
型の重心が金型中心よりもずれていても傾きや横ずれが
生じることなく安全に吊垂搬送することができるととも
に、多段に重積した金型を自動、半自動にて遠隔操作が
可能となり、省力化が図れ、労働条件の緩和を図ること
ができる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例にもとづいて説明
する。図において1はクレーンにて吊垂支持されるトン
グの吊フレームで、この吊フレーム1の下面には図1〜
図3に詳示するように旋回軸受3を介して旋回フレーム
2を支持するとともに、吊フレーム1に旋回用モータ4
を取り付け、このモータ4に設けたピニオン5を前記旋
回軸受3の内環31の内周面に刻設した内歯歯車3Gと
噛合させ、モータにてピニオン5を駆動することにより
内歯歯車3Gを回動させ、この旋回角度は制御装置にて
行う。
【0008】旋回軸受3の外環32は吊フレーム1に、
内環31を旋回フレーム2に夫々固定することにより、
吊フレーム1の下部に旋回フレーム2を旋回可能にして
吊垂支持されるものである。
【0009】旋回フレーム2の下面には図4〜図5に詳
示するように掴みフレーム6が固定され、この掴みフレ
ーム6の長手方向に沿って、かつ該フレームの中央部ま
たは任意位置に一本のスクリューロッド7を配設し、こ
のスクリューロッド7の両端部及び中央部を掴みフレー
ムに支持した軸受8,8にて回動自在に支持されるとと
もにこのスクリューロッド7の一端に設けたスプロケッ
トホイール9と、掴みフレーム6に固定した掴み用モー
タ10のトルクリミット付のスプロケットホイール11
とをチェン12にて連結し、スクリューロッド7を回動
するようになす。そしてこのスクリューロッド7の一方
の端と他方側の端にはその外周に異なるねじ方向のねじ
7R,7Lを刻設し、このねじ部分7R,7Lに掴み用
移動フレーム13R,13Lに設けた螺合体13Nを夫
々螺合し、スクリューロッド7の正方向または逆方向の
回転駆動により両掴み用移動フレーム13R,13Lを
互いに接離方向に移動するようになす。
【0010】この掴み用移動フレーム13R,13Lの
移動は金型の掴みと解放を行う際、金型を掴む基準位置
より予め定めた長さのみ移動させて金型掴持を解放する
ようにして定めるとともに、さらには吊垂搬送する金型
の大きさに合わせてその基準位置を制御に位置により変
化できるようになす。これは各種サイズの金型を予め金
型番号を付し、この金型番号をプログラム入力し、この
選択されたプログラムにて吊垂する金型サイズにあった
基準位置を自動的に選定させるが、これはスクリューロ
ッド7に直接または図示のようにスプロケットホイール
及びチェンあるいは歯車等の動力伝達機構を介して駆動
される掴み開閉限リミットスイッチ14の検出及び制御
装置により行う。
【0011】掴み用フレーム6には前述のように2台の
掴み用移動フレーム13R,13Lを配設するが、これ
は各掴み用移動フレーム13R,13Lの両端部を掴み
用フレーム6内に配設し、かつ両フレーム13R,13
Lと6間に摺動ベアリング15,15を設け、スクリュ
ーロッド7の回動にて両移動フレーム13R,13Lは
掴み用フレーム6内にて互いに接近もしくは離間するよ
うに摺動移動するようになす。
【0012】また左右の掴み用移動フレーム13R,1
3Lの下面には夫々可動式に爪支持用フレーム16R,
16Lを図1、図2に詳示するように吊垂支持する。こ
の爪支持用フレーム16R,16Lはトングの左右に対
設されるがその構成は同じである。爪支持用フレーム1
6R(または16L)は掴み移動フレーム13Rの下面
に突設されたブラケット13Bと爪支持用フレーム16
Rの上面に突設されたブラケット16Bとを一本の軸1
7を貫通し、この軸17を中心にして爪支持用フレーム
16Rが揺動可能とし、かつこの軸17による可動式吊
垂位置より両側には吊り荷重バランス機構18,18を
配して、フレーム16を常に水平を保持するようになす
とともにピッチ変更用モータ19を設け、ピッチ検出装
置にてそのピッチを検出し、該モータ19を駆動する。
【0013】爪支持用フレーム16Rにはその中央部分
に2つのピニオン20,21を軸受を介して回動自在に
支持し、この両ピニオン20,21の軸端に歯車22,
23を固定し、この両歯車22,23間に中間歯車24
を配し、互いに噛合させるとともに、ピッチ変更用モー
タ19にトルクリミッターを介して突設した歯車25と
歯車23間にも中間歯車26を配し、互いに噛合させ、
これによりモータ19の回動にて上記歯車群を介して両
ピニオン20,21は互いに同方向に、かつ同じ速度で
回動させる。このピッチ変更時、ピニオンの回動数は上
記歯車群の一部よりフレーム16Rに取り付けたエンコ
ーダ27を駆動してピニオン20,21の回転を検出し
て、予め定めた位置に爪が達したとき停止するようにな
している。
【0014】スライド爪フレーム28,29にはその先
端に吊垂用爪31を夫々垂設し、この吊垂用爪31の内
側面に金型Kに突出した吊具32を嵌合係止できる吊具
嵌合孔が穿設される。
【0015】従って上述の如く構成される金型吊りトン
グをクレーンに取り付けて金型を吊垂搬送する場合、予
め入力された金型の大きさに応じて金型番号と、その吊
金具の爪間ピッチ及び幅をリンクして、予め登録する。
そして金型置場にある所定の金型番号を選択して入力す
ると、この金型番号に応じて吊アーム旋回ピッチが当該
金型に突設した吊金具ピッチに自動的に調整される。そ
してその後、この金型上方までプレス用金型吊りトング
を移送させた後、プレス用金型吊りトングを吊り降ろ
す。この時、トングの左右、前後にある4本の吊垂用爪
のいずれか一つを金型Kの吊具に合わせるようにして隣
接配置した金型間の隙間に吊垂用爪を降下させる。この
1つの吊垂用爪の吊具嵌合孔と吊具とが一致したとき、
吊金具ピッチと吊アームピッチとが予め合わせているの
で、全ての吊金具と爪位置が完全に一致する。その後、
掴み用モータを駆動するとスクリューロッド7が回動さ
れて、互いに対向する掴み用移動フレーム13R,13
Lが接近し、このフレーム下方に垂設された吊垂用爪の
孔内に吊具が挿入されて係止される。この状態で、クレ
ーンにてトングを吊り上げると金型も同時に吊垂され所
望位置に搬送され、所定位置に降下させた後吊垂用爪間
を開くことにより金型をトングより所定位置にセットさ
れる。
【0016】なお金型を吊垂する場合、または吊垂搬送
した金型を降ろす場合、金型の方向を変える必要がある
場合には旋回用モータ4を正または逆方向に駆動するこ
とによりピニオン5、旋回軸受3の内歯歯車3Gを介し
て吊垂用爪を設けた旋回フレーム2を旋回せしめ所望の
方向に合わせるものである。
【0017】
【発明の効果】本発明によるときはクレーンにて吊垂支
持される吊フレームに旋回可能に旋回フレームを吊垂支
持し、かつこの旋回フレームに互いに対向し、金型の両
側を吊垂用爪にて挟持する2つの掴み用移動フレームを
備え、かつこの各掴み用移動フレームに、金型の大きさ
に合わせて互いに接離方向にスライドする吊垂用爪を備
えた爪支持用フレームを設けて、各金型の金型番号と、
その吊金具ピッチ寸法をリンクして予め登録しているの
で、予め登録した金型番号を選択することにより吊アー
ムピッチが、この金型に応じて開閉動作をして自動的に
吊金具ピッチに合わせられる。このため、吊トングを所
定の金型上方より一つの吊垂爪を一つの吊金具に合わせ
て降下されるのみで、確実に全吊垂爪と吊金具位置とを
一致させることができ、操作が容易に、確実に行える利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明プレス用金型吊りトングの全体を示す正
面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】旋回フレーム部の一部破断した正面図である。
【図4】掴み用フレーム部の縦断正面図である。
【図5】同縦断側面図である。
【図6】爪支持用フレーム部の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 吊フレーム 2 旋回フレーム 3 旋回軸受 4 旋回用モータ 5 ピニオン 6 掴みフレーム 7 スクリューロッド 13R,13L 掴み用移動フレーム 16R,16L 爪支持用フレーム 19 ピッチ変更用モータ 20,21 ピニオン 28,29 スライド爪フレーム 30 ラック 31 吊垂用爪 32 吊具 K 金型
フロントページの続き (72)発明者 石谷 範幸 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 福渡 一郎 兵庫県尼崎市下坂部3丁目11番1号 日立 機電工業株式会社内 (72)発明者 新井 良一 兵庫県尼崎市下坂部3丁目11番1号 日立 機電工業株式会社内 (72)発明者 大谷 正治 兵庫県尼崎市下坂部3丁目11番1号 日立 機電工業株式会社内 (72)発明者 堀本 貞次 兵庫県尼崎市下坂部3丁目11番1号 日立 機電工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型毎に金型番号と、その吊金具ピッチ
    寸法をリンクして予め登録し、吊垂する金型をその登録
    番号を選択することにより吊トングを吊垂金型に合わせ
    て、旋回・吊ビームピッチの開閉及び掴み開閉度を自動
    的に選択調整せしめると共に、所望金型上方より吊トン
    グを、その一つの吊垂用爪を一つの吊金具位置に合わせ
    て降下させるのみで、確実に吊垂できるようになしたこ
    とを特徴とする金型吊トングの操作方法。
JP32261092A 1992-11-06 1992-11-06 金型吊りトングの操作方法 Pending JPH06144773A (ja)

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JP32261092A JPH06144773A (ja) 1992-11-06 1992-11-06 金型吊りトングの操作方法

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JP32261092A JPH06144773A (ja) 1992-11-06 1992-11-06 金型吊りトングの操作方法

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JPH06144773A true JPH06144773A (ja) 1994-05-24

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ID=18145640

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117775958A (zh) * 2024-02-28 2024-03-29 山东三矿地质勘查有限公司 一种矿山石方开采用石方起吊设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117775958A (zh) * 2024-02-28 2024-03-29 山东三矿地质勘查有限公司 一种矿山石方开采用石方起吊设备
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