JPS6310076B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6310076B2 JPS6310076B2 JP14345283A JP14345283A JPS6310076B2 JP S6310076 B2 JPS6310076 B2 JP S6310076B2 JP 14345283 A JP14345283 A JP 14345283A JP 14345283 A JP14345283 A JP 14345283A JP S6310076 B2 JPS6310076 B2 JP S6310076B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- fluid cylinder
- boom
- arm
- chucking device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 22
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、物品の積込み機に関する。
重さの大きい固形の物品を積み降ろしするため
の装置として天井走りクレーン、ジブクレーン、
ホイルクレーンなどの各種のクレーンが知られて
いるが、従来のクレーンは、いずれもチエーンブ
ロツクの下端にフツクを取付け、このフツクに上
記の物品を引掛けるようにしているので、天井が
非常に高いことを必要とし、船底などの非常に狭
い場所では使用することができず、かつクレーン
の操縦者の外にフツクに物品を着脱するための作
業員を必要とした。したがつて、従来、船底のよ
うな狭い場所で物品を積み降ろす際は、ほとんど
人手に頼つており、そのため多勢の作業員を必要
とし、かつ危険であつた。また、フオークリフト
のような運搬機では、走行面よりも低い位置に対
する積み降ろしが極めて困難であり、また積み降
ろしの場合に必ず本体が後方へ逃げられるだけの
スペースを必要とし、前後左右にしか移動できな
いため積込みに長時間を必要とした。更に、パワ
ーシヨベルなどの建設機械のアタツチメントを挾
み式チヤツクに取換えて物品の積込みに使用する
ことが試みられたが、従来のパワーシヨベルは、
ブームの取付けられている上部フレームが鉛直軸
の周囲を回転するのみであり、上記の上部フレー
ムを水平に摺動させることができないので、上部
フレームを旋回させるためには、前記のホイルク
レーンなどと同様に非常に広い空間を必要とし、
物品の積み降ろし可能範囲が狭く限定されてい
た。
の装置として天井走りクレーン、ジブクレーン、
ホイルクレーンなどの各種のクレーンが知られて
いるが、従来のクレーンは、いずれもチエーンブ
ロツクの下端にフツクを取付け、このフツクに上
記の物品を引掛けるようにしているので、天井が
非常に高いことを必要とし、船底などの非常に狭
い場所では使用することができず、かつクレーン
の操縦者の外にフツクに物品を着脱するための作
業員を必要とした。したがつて、従来、船底のよ
うな狭い場所で物品を積み降ろす際は、ほとんど
人手に頼つており、そのため多勢の作業員を必要
とし、かつ危険であつた。また、フオークリフト
のような運搬機では、走行面よりも低い位置に対
する積み降ろしが極めて困難であり、また積み降
ろしの場合に必ず本体が後方へ逃げられるだけの
スペースを必要とし、前後左右にしか移動できな
いため積込みに長時間を必要とした。更に、パワ
ーシヨベルなどの建設機械のアタツチメントを挾
み式チヤツクに取換えて物品の積込みに使用する
ことが試みられたが、従来のパワーシヨベルは、
ブームの取付けられている上部フレームが鉛直軸
の周囲を回転するのみであり、上記の上部フレー
ムを水平に摺動させることができないので、上部
フレームを旋回させるためには、前記のホイルク
レーンなどと同様に非常に広い空間を必要とし、
物品の積み降ろし可能範囲が狭く限定されてい
た。
この発明は、船底のように非常に狭い場所でも
物品の積み降ろしをすることができ、かつチヤツ
クによつて物品を挾持することのできる物品の積
込み機を提供するものである。
物品の積み降ろしをすることができ、かつチヤツ
クによつて物品を挾持することのできる物品の積
込み機を提供するものである。
すなわちこの発明は、下部フレーム上に鉛直軸
の周囲を回転可能な中間フレームおよび上記鉛直
軸と直交する水平方向に摺動自在の上部フレーム
を順次に重ねて取付け、この上部フレーム上に運
転台を設置するて共に上部フレームの摺動方向に
沿う一端側に「く」の字状に湾曲するブーム、三
角形状のアーム、および対向するチヤツク板で物
品を水平に挾持するように形成したチヤツキング
装置を水平方向の連結ピンによつて順次に連結
し、上記のブーム、アームおよびチヤツキング装
置をそれぞれブーム用流体シリンダ、アーム用流
体シリンダおよびチヤツク用流体シリンダによつ
て揺動させ、上記の上部フレームを流体シリンダ
その他の駆動機構によつて進退させるようにした
ことを特徴とする物品の積込み機である。上記の
ブーム、アームおよびこれらの駆動用流体シリン
ダは、パワーシヨベルなどの建設機械に使用され
るものとほぼ同様のものであり、その屈伸作用と
中間フレームの回転による旋回作用とによつて上
下四方にチヤツキング装置を移動させ、このチヤ
ツキング装置によつて物品を挾持し、搬送し、所
望の位置でチヤツキング装置を開いて上記の物品
を降ろすことができる。しかして、ブームの取付
けられている上部フレームが中間フレームに対し
て摺動自在に形成され、その摺動方向に沿う一端
側に上記のブームが取付けられているので、上部
フレームを摺動させることにより、中間フレーム
の回転中心に対するチヤツキング装置の旋回半径
が変化し、上部フレームが摺動しない場合に比べ
てチヤツキング装置の届く範囲が外方および内方
に広くなり、ブームの取付位置を回転中心に近接
させてチヤツキング装置の旋回半径を小さくした
場合には、従来に比べて狭い空間で上記のブーム
等を旋回させることができる。
の周囲を回転可能な中間フレームおよび上記鉛直
軸と直交する水平方向に摺動自在の上部フレーム
を順次に重ねて取付け、この上部フレーム上に運
転台を設置するて共に上部フレームの摺動方向に
沿う一端側に「く」の字状に湾曲するブーム、三
角形状のアーム、および対向するチヤツク板で物
品を水平に挾持するように形成したチヤツキング
装置を水平方向の連結ピンによつて順次に連結
し、上記のブーム、アームおよびチヤツキング装
置をそれぞれブーム用流体シリンダ、アーム用流
体シリンダおよびチヤツク用流体シリンダによつ
て揺動させ、上記の上部フレームを流体シリンダ
その他の駆動機構によつて進退させるようにした
ことを特徴とする物品の積込み機である。上記の
ブーム、アームおよびこれらの駆動用流体シリン
ダは、パワーシヨベルなどの建設機械に使用され
るものとほぼ同様のものであり、その屈伸作用と
中間フレームの回転による旋回作用とによつて上
下四方にチヤツキング装置を移動させ、このチヤ
ツキング装置によつて物品を挾持し、搬送し、所
望の位置でチヤツキング装置を開いて上記の物品
を降ろすことができる。しかして、ブームの取付
けられている上部フレームが中間フレームに対し
て摺動自在に形成され、その摺動方向に沿う一端
側に上記のブームが取付けられているので、上部
フレームを摺動させることにより、中間フレーム
の回転中心に対するチヤツキング装置の旋回半径
が変化し、上部フレームが摺動しない場合に比べ
てチヤツキング装置の届く範囲が外方および内方
に広くなり、ブームの取付位置を回転中心に近接
させてチヤツキング装置の旋回半径を小さくした
場合には、従来に比べて狭い空間で上記のブーム
等を旋回させることができる。
以下に、この発明の実施例を図面によつて説明
する。
する。
第1図において、1は船底に敷設した床、2は
床1に固定した左右1対のレールであり、このレ
ール2上に車輪3および車軸ブラケツト4を介し
て下部フレーム5が載置される。この下部フレー
ム5の上面に(第2図および第3図参照)、内歯
車6aを備えた内側リング6が固定され、この内
側リング6の外面に多数個のボールを介して回転
自在に外側リング7が嵌合され、この外側リング
7の上面に長方形の中間フレーム8が固定され
る。
床1に固定した左右1対のレールであり、このレ
ール2上に車輪3および車軸ブラケツト4を介し
て下部フレーム5が載置される。この下部フレー
ム5の上面に(第2図および第3図参照)、内歯
車6aを備えた内側リング6が固定され、この内
側リング6の外面に多数個のボールを介して回転
自在に外側リング7が嵌合され、この外側リング
7の上面に長方形の中間フレーム8が固定され
る。
この中間フレーム8の回転中心の位置、および
この回転中心から中心線に沿つて長さ方向に離れ
た位置にそれぞれ中心孔8aおよび端部孔8bが
穿設されており、上記中心孔8aにその下方の下
部フレーム5に立設されている流体圧系のロータ
リジヨイント9の上端部が挿通され、上記端部孔
8bにその周縁部上面に固定された油圧駆動の旋
回用モータ10のモータ軸10aが挿通され、こ
のモータ軸10aに固定されたピニオン11が上
記内側リング6の内歯車6aとかみ合い、ピニオ
ン11が旋回用モータ10によつて回転されたと
きに中間フレーム8がロータリジヨイント9の周
囲を回転するようになつている。
この回転中心から中心線に沿つて長さ方向に離れ
た位置にそれぞれ中心孔8aおよび端部孔8bが
穿設されており、上記中心孔8aにその下方の下
部フレーム5に立設されている流体圧系のロータ
リジヨイント9の上端部が挿通され、上記端部孔
8bにその周縁部上面に固定された油圧駆動の旋
回用モータ10のモータ軸10aが挿通され、こ
のモータ軸10aに固定されたピニオン11が上
記内側リング6の内歯車6aとかみ合い、ピニオ
ン11が旋回用モータ10によつて回転されたと
きに中間フレーム8がロータリジヨイント9の周
囲を回転するようになつている。
上記の中間フレーム8の上面左右に前後方向の
内側摺動レール12が固定され(第4図参照)、
この内側摺動レール12の外面に、上方に位置す
る上部フレーム13の下面に長さ方向のスライド
ベース14を介して固定されている外側摺動レー
ル14aが多数個のボールを介して水平摺動自在
に嵌合される。そして、上部フレーム13の後端
部下面に上記スライドベース14の若干内方に位
置して左右1対の摺動用流体シリンダ15がブラ
ケツト16を介して上下揺動自在に取付けられ、
そのピストンロツド15aの先端が、上記中間フ
レーム8の上面前部に突設されている金具17に
連結される。そして、上部フレーム13の上面に
コントロールバルブ18が固定され、このコント
ロールバルブ18が、上記の上部フレーム13に
穿設されている中心孔13aに挿通された油圧ホ
ース18a,18bを介して前記のロータリジヨ
イント9および旋回用モータ10に接続される。
内側摺動レール12が固定され(第4図参照)、
この内側摺動レール12の外面に、上方に位置す
る上部フレーム13の下面に長さ方向のスライド
ベース14を介して固定されている外側摺動レー
ル14aが多数個のボールを介して水平摺動自在
に嵌合される。そして、上部フレーム13の後端
部下面に上記スライドベース14の若干内方に位
置して左右1対の摺動用流体シリンダ15がブラ
ケツト16を介して上下揺動自在に取付けられ、
そのピストンロツド15aの先端が、上記中間フ
レーム8の上面前部に突設されている金具17に
連結される。そして、上部フレーム13の上面に
コントロールバルブ18が固定され、このコント
ロールバルブ18が、上記の上部フレーム13に
穿設されている中心孔13aに挿通された油圧ホ
ース18a,18bを介して前記のロータリジヨ
イント9および旋回用モータ10に接続される。
上記の上部フレーム13の上面中央には運転台
19が固定される。そして、運転台19の前方に
「く」の字状に湾曲するブーム20、該ブーム2
0を揺動するためのブーム用流体シリンダ20
a、三角形状のアーム21、該アーム21を揺動
するためのアーム用流体シリンダ21a、チヤツ
キング装置22および該チヤツキング装置22を
揺動するためのチヤツク用流体シリンダ22aが
順次に水平方向の連結ピンによつて連結される。
19が固定される。そして、運転台19の前方に
「く」の字状に湾曲するブーム20、該ブーム2
0を揺動するためのブーム用流体シリンダ20
a、三角形状のアーム21、該アーム21を揺動
するためのアーム用流体シリンダ21a、チヤツ
キング装置22および該チヤツキング装置22を
揺動するためのチヤツク用流体シリンダ22aが
順次に水平方向の連結ピンによつて連結される。
チヤツキング装置22は、上記アーム21の先
端に連結された台形状の2枚の垂直板22c,2
2c(第5図ないし第7図参照)、この垂直板22
cの下縁に固着された上面板22d、該上面板2
2dの一方の側縁に下向きの一体に形成された固
定チヤツク板22eおよび該固定チヤツク板22
eと対向する2枚の可動チヤツク板23,23か
らなり、垂直板22cの後端部(第6図の右端
部)が上記のようにアーム21の先端に連結され
ると共に、チヤツク用流体シリンダ22aのピス
トンロツド22bの先端に連結したリンク24,
25のうち前部リンク24が垂直板22cの前端
に連結され、更に後部リンク25がアーム21の
先端の若干後方に連結され、ピストンロツド22
bの進退によつて垂直板22c、上面板22d、
固定チヤツク板22eが広範囲に揺動されるよう
になつている。そして、上面板22d上に「へ」
の字形に屈曲した2枚のブラケツト26が固定さ
れ、その下向き端部に上下方向の開閉レバー27
の中央部が揺動自在に連結され、この開閉レバー
27の上端に、上記「へ」の字形のブラケツト2
6,26の水平部間に取付けた開閉用流体シリン
ダ28のピストンロツド28aが連結され、開閉
レバー27の下端両側に水平軸の回りに回動可能
な連結パイプ29を介して上記の可動チヤツク板
23が垂直軸に対して回動自在に取付けられる。
端に連結された台形状の2枚の垂直板22c,2
2c(第5図ないし第7図参照)、この垂直板22
cの下縁に固着された上面板22d、該上面板2
2dの一方の側縁に下向きの一体に形成された固
定チヤツク板22eおよび該固定チヤツク板22
eと対向する2枚の可動チヤツク板23,23か
らなり、垂直板22cの後端部(第6図の右端
部)が上記のようにアーム21の先端に連結され
ると共に、チヤツク用流体シリンダ22aのピス
トンロツド22bの先端に連結したリンク24,
25のうち前部リンク24が垂直板22cの前端
に連結され、更に後部リンク25がアーム21の
先端の若干後方に連結され、ピストンロツド22
bの進退によつて垂直板22c、上面板22d、
固定チヤツク板22eが広範囲に揺動されるよう
になつている。そして、上面板22d上に「へ」
の字形に屈曲した2枚のブラケツト26が固定さ
れ、その下向き端部に上下方向の開閉レバー27
の中央部が揺動自在に連結され、この開閉レバー
27の上端に、上記「へ」の字形のブラケツト2
6,26の水平部間に取付けた開閉用流体シリン
ダ28のピストンロツド28aが連結され、開閉
レバー27の下端両側に水平軸の回りに回動可能
な連結パイプ29を介して上記の可動チヤツク板
23が垂直軸に対して回動自在に取付けられる。
上記の構造において、レール2に沿つて下部フ
レーム5を移動させ、所望の位置に停止させ、し
かるのち中間フレーム8を旋回させると共に、ブ
ーム用流体シリンダ20a、アーム用流体シリン
ダ21aおよびチヤツク用流体シリンダ22aを
駆動してチヤツキング装置22を所望の物品30
上に接近させ、可動チヤツク板23を開いた状態
で下降させたのち可動チヤツク板23を閉じる
と、固定チヤツク板22eと可動チヤツク板23
との間に上記の物品30が挾持される。次いで、
この物品30を持上げ、下部フレーム5をレール
2に沿つて所定位置まで走行させ、しかるのちチ
ヤツキング装置22を下降し、可動チヤツク板2
3を開くとチヤツキング装置22から物品30が
分離される。しかして、ブーム20の取付けられ
ている上部フレーム13が中間フレーム8に対し
て摺動自在に形成され、第1図の二点鎖線13
A,13B間を進退することができるので、下部
フレーム5を静止させた状態における積み降ろし
可能の範囲が拡大される。そして、上部フレーム
13を後退させて二点鎖線13Bに位置させたと
きは、旋回中心とチヤツキング装置22の距離が
短くなるので、狭い空間で旋回が可能となる。な
お、上記の実施例は、可動チヤツク板23が2枚
並設され、それぞれが水平軸および垂直軸に対し
て回動できるので、多数個の物品30の形状に若
干の相違があつても、支障なく挾持することがで
きる。
レーム5を移動させ、所望の位置に停止させ、し
かるのち中間フレーム8を旋回させると共に、ブ
ーム用流体シリンダ20a、アーム用流体シリン
ダ21aおよびチヤツク用流体シリンダ22aを
駆動してチヤツキング装置22を所望の物品30
上に接近させ、可動チヤツク板23を開いた状態
で下降させたのち可動チヤツク板23を閉じる
と、固定チヤツク板22eと可動チヤツク板23
との間に上記の物品30が挾持される。次いで、
この物品30を持上げ、下部フレーム5をレール
2に沿つて所定位置まで走行させ、しかるのちチ
ヤツキング装置22を下降し、可動チヤツク板2
3を開くとチヤツキング装置22から物品30が
分離される。しかして、ブーム20の取付けられ
ている上部フレーム13が中間フレーム8に対し
て摺動自在に形成され、第1図の二点鎖線13
A,13B間を進退することができるので、下部
フレーム5を静止させた状態における積み降ろし
可能の範囲が拡大される。そして、上部フレーム
13を後退させて二点鎖線13Bに位置させたと
きは、旋回中心とチヤツキング装置22の距離が
短くなるので、狭い空間で旋回が可能となる。な
お、上記の実施例は、可動チヤツク板23が2枚
並設され、それぞれが水平軸および垂直軸に対し
て回動できるので、多数個の物品30の形状に若
干の相違があつても、支障なく挾持することがで
きる。
上記の実施例において、チヤツキング装置22
の形状は、物品30の形状に応じて適当に変形
し、例えば上面板22dを台形状に形成し、固定
チヤツク板22eに対して可動チヤツク板23を
八字形に開かすことができる。また、上記の実施
例は、下部フレーム5を水平方向にレールに沿つ
て移動させるようにしたものであるが、下部フレ
ーム5を垂直に昇降させてもよい。また、下部フ
レーム5にホイール式またはクローラ式の走行体
を設けてもよく、また非常に狭い場所に固定する
ようにしてもよい。また、上記の実施例は船底の
荷積み用のものであるが、砂防堤のコンクリート
ブロツクや護岸ブロツクの積上げ用や、製鋼所、
製鉄所の各種の炉内のレンガ積み等にも使用する
ことができる。なお、摺動用流体シリンダ15の
代りにピニオン・ラツク機構、送りねじ機構、チ
エーン伝動機構などを使用できることはもちろん
である。
の形状は、物品30の形状に応じて適当に変形
し、例えば上面板22dを台形状に形成し、固定
チヤツク板22eに対して可動チヤツク板23を
八字形に開かすことができる。また、上記の実施
例は、下部フレーム5を水平方向にレールに沿つ
て移動させるようにしたものであるが、下部フレ
ーム5を垂直に昇降させてもよい。また、下部フ
レーム5にホイール式またはクローラ式の走行体
を設けてもよく、また非常に狭い場所に固定する
ようにしてもよい。また、上記の実施例は船底の
荷積み用のものであるが、砂防堤のコンクリート
ブロツクや護岸ブロツクの積上げ用や、製鋼所、
製鉄所の各種の炉内のレンガ積み等にも使用する
ことができる。なお、摺動用流体シリンダ15の
代りにピニオン・ラツク機構、送りねじ機構、チ
エーン伝動機構などを使用できることはもちろん
である。
以上に説明したようにこの発明は、開閉自在の
チヤツキング装置で物品を水平に挾持するもので
あるから物品の着脱を運転席で行なうことがで
き、チヤツキング装置に作業員が近接する必要が
ないと共に、上部フレームが中間フレームに対し
て摺動自在に形成されているので、作業範囲が広
くなり、しかも狭い場所で旋回することができ、
船底などの狭い場所で物品を安全に積み降ろしす
ることができる。
チヤツキング装置で物品を水平に挾持するもので
あるから物品の着脱を運転席で行なうことがで
き、チヤツキング装置に作業員が近接する必要が
ないと共に、上部フレームが中間フレームに対し
て摺動自在に形成されているので、作業範囲が広
くなり、しかも狭い場所で旋回することができ、
船底などの狭い場所で物品を安全に積み降ろしす
ることができる。
第1図はこの発明の実施例の正面図、第2図は
上部フレームの平面図、第3図は第2図の―
線断面図、第4図は第2図の―線断面図、第
5図はチヤツキング装置の平面図、第6図は第5
図の正面図、第7図は第6図の―線断面図で
ある。 5:下部フレーム、8:中間フレーム、13:
上部フレーム、15:摺動用流体シリンダ、1
9:運転台、20:ブーム、20a:ブーム用流
体シリンダ、21:アーム、21a:アーム用流
体シリンダ、22:チヤツキング装置、22e:
固定チヤツク板、23:可動チヤツク板。
上部フレームの平面図、第3図は第2図の―
線断面図、第4図は第2図の―線断面図、第
5図はチヤツキング装置の平面図、第6図は第5
図の正面図、第7図は第6図の―線断面図で
ある。 5:下部フレーム、8:中間フレーム、13:
上部フレーム、15:摺動用流体シリンダ、1
9:運転台、20:ブーム、20a:ブーム用流
体シリンダ、21:アーム、21a:アーム用流
体シリンダ、22:チヤツキング装置、22e:
固定チヤツク板、23:可動チヤツク板。
Claims (1)
- 1 下部フレーム上に鉛直軸の周囲を回転可能な
中間フレームおよび上記鉛直軸と直交する水平方
向に摺動自在の上部フレームを順次に重ねて取付
け、この上部フレーム上に運転台を設置すると共
に上部フレームの摺動方向に沿う一端側に「く」
の字状に湾曲するブーム、三角形状のアーム、お
よび対向するチヤツク板で物品を水平に挾持する
ように形成したチヤツキング装置を水平方向の連
結ピンによつて順次に連結し、上記のブーム、ア
ームおよびチヤツキング装置をそれぞれブーム用
流体シリンダ、アーム用流体シリンダおよびチヤ
ツク用流体シリンダによつて揺動させ、上記の上
部フレームを流体シリンダその他の駆動機構によ
つて進退させるようにしたことを特徴とする物品
の積込み機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58143452A JPS6036293A (ja) | 1983-08-04 | 1983-08-04 | 物品の積込み機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58143452A JPS6036293A (ja) | 1983-08-04 | 1983-08-04 | 物品の積込み機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6036293A JPS6036293A (ja) | 1985-02-25 |
JPS6310076B2 true JPS6310076B2 (ja) | 1988-03-03 |
Family
ID=15339028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58143452A Granted JPS6036293A (ja) | 1983-08-04 | 1983-08-04 | 物品の積込み機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036293A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1187347B (it) * | 1985-03-29 | 1987-12-23 | Decco Roda Spa | Macchina automatica per il prelievo da almeno una stazione di carico e l'accatastamento e/o il deposito su almeno una stazione di scarico di cassoni particolarmente di prodotti ortofrutticoli selezionati |
JPS63197085U (ja) * | 1987-06-03 | 1988-12-19 | ||
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-
1983
- 1983-08-04 JP JP58143452A patent/JPS6036293A/ja active Granted
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Publication number | Publication date |
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