JPH06143645A - サーマルヘッドを有する印字装置 - Google Patents

サーマルヘッドを有する印字装置

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JPH06143645A
JPH06143645A JP30078392A JP30078392A JPH06143645A JP H06143645 A JPH06143645 A JP H06143645A JP 30078392 A JP30078392 A JP 30078392A JP 30078392 A JP30078392 A JP 30078392A JP H06143645 A JPH06143645 A JP H06143645A
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JP
Japan
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heating element
designated
thermal head
data
heat
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JP30078392A
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English (en)
Inventor
Katsumi Minamino
勝巳 南野
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各指定発熱素子が必要な熱量の発熱を行い、
確実な印字を行うことができるサーマルヘッドを有する
印字装置の提供を目的とする。 【構成】 ファクシミリ装置のサーマルヘッド2は複数
の発熱素子KNを備えており、この発熱素子KNが選択
的に発熱することによって記録紙に所定のドット印字を
行う。連続して発熱する発熱素子K21、K22、K2
3等は、互いに影響を与え合うので発熱効率が良いが、
単独の発熱素子K24等は発熱効率が悪く温度が低い。
このため、発熱素子K24の部分が適正に印字されない
おそれがある。そこで、発熱素子K24が含まれている
ブロックG2の発熱時間を長くし、十分な発熱時間を確
保して確実な印字を行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサーマルヘッドを有する
印字装置の構造に関し、特に発熱素子の発熱時間を制御
することによって確実な印字を行うサーマルヘッドを有
する印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のサーマルヘッドを有する印字装置
を、ファクシミリ装置を例に説明する。ファクシミリ装
置には印字装置が設けられており、電話回線を通じて受
信した受信データに基づいて記録紙に印字が行われる。
印字装置のサーマルヘッドは、セラミック基板等に複数
の発熱素子が配置されて構成されている。サーマルヘッ
ドは記録紙の幅と同様の長さを備えており、発熱素子の
数は例えば1mm当り8個と、多数配置されている。
【0003】図8に基づいて印字動作の概略を説明す
る。ファクシミリ装置が受信する受信データに基づい
て、サーマルヘッド2には選択的に発熱信号が与えられ
る。この発熱信号はドライバDNに与えられ、発熱信号
を受けたドライバDNは対応する発熱素子を指定発熱素
子として発熱させる。図8では指定発熱素子K1、K
2、K3、K4、K5、K6、指定発熱素子K7、指定
発熱素子…K8、K9、K10、K11、K12が一定
時間発熱する。なお、図において斜線部は動作している
ドライバDNを示している。
【0004】一方、発熱素子には記録紙10が接してい
る。この記録紙10には感熱紙等が用いられており、発
熱している指定発熱素子の部分のみが発色してドット印
字が行われる。以上のようなドット印字はサーマルヘッ
ドのラインごとに実行される。すなわち、各ドライバD
Nに対しては順次ラインごとの発熱信号が与えられて指
定発熱素子が発熱し、これに同期して記録紙10は矢印
90方向へ送られる。こうして記録紙10には受信デー
タに基づく所定の印字が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のサーマルヘッド
を有する印字装置には次のような問題があった。上述の
ように、サーマルヘッド2は与えられた発熱信号に基づ
いて指定発熱素子を一定時間発熱させ、記録紙10への
ドット印字を行っている。ここで、記録紙10は指定発
熱素子が一定温度以上になった場合にのみ、発色し印字
されるようになっている。
【0006】例えば図8において、指定発熱素子K1、
K2、K3、K4、K5、K6、指定発熱素子…K8、
K9、K10、K11、K12は、連続的に発熱するた
め、互いに隣接する指定発熱素子が影響を与え合う。す
なわち、指定発熱素子が連続して発熱する場合は発熱効
率が良く、記録紙10には適正な印字が行われる。
【0007】これに対して、指定発熱素子K7のよう
に、連続しない単独の指定発熱素子は、隣接する指定発
熱素子からの熱影響を受けることができず、発熱効率が
悪くなってしまう。このため、指定発熱素子K7が所定
の温度にならず、記録紙10上でこの部分のドットがか
すれて印字されてしまうという問題がある。
【0008】そこで本発明は、各指定発熱素子が必要な
熱量の発熱を行い、確実な印字を行うことができるサー
マルヘッドを有する印字装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るサーマルヘ
ッドを有する印字装置は、複数の発熱素子が列状に配置
され、選択的に与えられる発熱信号に応じて特定された
指定発熱素子が発熱し、記録紙に印字を行うサーマルヘ
ッド、発熱素子に対応する各受信データに基づいて前記
発熱信号を出力する発熱信号出力部、受信データに基づ
き、連続しない単独の指定発熱素子を認識し、当該指定
発熱素子を長い時間発熱させる発熱時間制御部、を備え
たことを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明に係るサーマルヘッドを有する印字装置
においては、発熱時間制御部は受信データに基づき、連
続しない単独の指定発熱素子を認識し、当該指定発熱素
子を長い時間発熱させる。
【0011】ここで、指定発熱素子が連続的に発熱する
場合は、隣接する指定発熱素子の熱が互いに影響し合
い、発熱効率が良い。これに対して、連続しない単独の
指定発熱素子は、隣接する指定発熱素子からの熱影響を
受けることができず、発熱効率は悪くなってしまう。
【0012】このため、本発明に係るサーマルヘッドを
有する印字装置では、このような連続しない単独の指定
発熱素子を長い時間発熱させ、この指定発熱素子に対し
印字に必要な熱量を与えるようにしている。
【0013】
【実施例】本発明に係るサーマルヘッドを有する印字装
置の一実施例を、ファクシミリ装置を例にして説明す
る。まず、図1の回路図に基づいて本実施例におけるフ
ァクシミリ装置の概略を説明する。サーマルヘッド2に
は、複数の発熱素子KNと各発熱素子KNに対応するド
ライバDNが設けられている。ドライバDNは発熱素子
KNを駆動させ、発熱させる。
【0014】各ドライバDNには、シフトレジスタ回路
8およびラッチ回路6を通じて、選択的に発熱信号が与
えられる。発熱信号「1」が与えられたドライバDN
は、対応する発熱素子KNを指定発熱素子として発熱さ
せる。図1において、斜線部のドライバDNが発熱信号
「1」を受けたドライバであり、指定発熱素子K21、
K22、K23、指定発熱素子K24、指定発熱素子K
25、K26、K27、K28、指定発熱素子K29、
K30、K31、K32、K33が発熱している。
【0015】サーマルヘッド2の発熱素子KNには記録
紙が接しており、発熱している指定発熱素子の部分が発
色してドット印字が行われる。ドット印字はサーマルヘ
ッドのラインごとに行われ、記録紙が順次送り移動され
て1ページ分が印字される。ここで、連続的に発熱する
指定発熱素子については、互いに隣接する素子間で影響
を与え合い発熱効率が良い。すなわち、指定発熱素子K
21、K22、K23、指定発熱素子K25、K26、
K27、K28、指定発熱素子K29、K30、K3
1、K32、K33は連続的に発熱するため、発熱効率
が良く適正な印字を行うことができる。
【0016】これに対し、指定発熱素子K24のよう
に、連続しない単独の指定発熱素子は、隣接する指定発
熱素子からの熱影響を受けることができず、発熱効率が
悪くなってしまう。このため、指定発熱素子K24が所
定の温度にならず、記録紙10上でこの部分のドットが
かすれて印字されるおそれがある。
【0017】このため、本実施例においては、指定発熱
素子K24を比較的長い時間発熱させ、十分な発熱温度
を確保する。各指定発熱素子の発熱時間は、ドライバD
Nに与えられるストローブ信号(時間信号)によって決
定される。
【0018】この実施例に用いられているサーマルヘッ
ド2は4分割駆動であり、ブロックG1、G2、G3、
G4に分割されている。そして、各ブロックとごにスト
ローブ信号が与えられ、ブロック単位で発熱時間が制御
される。すなわち、連続しない単独の指定発熱素子K2
4が含まれているブロックG2にのみ長いストローブ信
号を与えることにより、十分な発熱温度を確保できる。
【0019】このような制御を行うための具体的な構成
を以下に説明する。まず、図2に本実施例に係るファク
シミリ装置のブロック図を掲げる。バスライン30には
CPU20、ROM21、RAM22が接続されてい
る。CPU20はROM21に格納されているプログラ
ムにしたがって各部を制御する。操作指示はキー操作部
24から入力され、表示部27には操作に応じた所定の
表示が行われる。なお、原稿読み取り部23は、送信原
稿を読み取るための機構である。
【0020】バスライン30にはモデム25も接続され
ており、電話回線を通じて与えられるデータを通信制御
回路26を介して取り込む。そして、この受信データに
基づき、上述のような印字命令が印字処理回路4を通じ
てサーマルヘッド2に与えられる。なお、印字処理回路
4の詳細を図3に示す。印字処理回路4は、カウンター
41、パルス発生回路42および図1で示したラッチ回
路6、シフトレジスタ8を備えている。
【0021】次に、これらの回路が行う処理内容を説明
する。ROM21に格納されているプログラムのフロー
チャートを図4、5、6に示す。まず、CPU20は通
信制御回路26、モデム25を介して送信データが受信
されたかを判別する(図1参照、図4ステップS2)。
そして、受信した場合はまずハンドシェイクを実行し、
相手先機器との互いの通信能力の情報交換を行う(ステ
ップS4)。その後、画信号前トレーニングを行い、画
像データの取り込みに先立って、データ通信が適正に行
えるかを確認する(ステップS6)。
【0022】送信データ中、印字画像を示すデータは、
符号化データとして送信される。この符号化データを受
信した後、CPU20は復号テーブルに基づいて符号化
データをランレングスデータに置き換える(ステップS
8、S10)。この復号テーブルとは図7に示すような
内容であり、復号テーブルはROM21に予め記憶され
ている。
【0023】すなわち、送信されてくる符号化データ
は、例えば(00011)2 のようなデータである。図
7に示すように、この符号化データ(00011)2
黒ランレングスデータ「7」を表わしている。黒ランレ
ングスデータとは印字すべきドットの連続的な数であ
り、白ランレングスデータはドットスペースの連続的な
数である。
【0024】いま仮に、図1のサーマルヘッド2に示す
ような内容の印字を行うとする。この場合、サーマルヘ
ッド2の左側からドットスペースが2個連続しているの
で、まずステップS8では符号化データ(0111)2
が受信される。そして、ステップS10でこの符号化デ
ータ(0111)2 は白ランレングスデータ「2」に置
き換えられる。このように符号化データは連続する黒ラ
ンレングスデータまたは白ランレングスデータ単位で送
信されてくる。なお、1行あたりの各符号化データに対
しては、ステップS8からステップS28(図5)まで
の処理が繰り返される。
【0025】ステップS10で白ランレングスデータ
「2」に置き換え処理を行った後、1行分のデータ、す
なわちサーマルヘッド2の1ライン全てのデータ処理が
終了したか否かを判別する(ステップS12)。1行分
のデータの末尾にはEOLデータが位置しているので、
具体的にはこのEOLデータの有無を識別する。この場
合は、行頭の白ランレングスデータ「2」の処理である
のでEOLデータは無く、ステップS14に進む。
【0026】ステップS14では、1ページ分のデータ
処理が終ったか否かを判別する。1ページ分のデータの
末尾にはRTCデータが位置しているので、このRTC
データの有無を判別する。この場合はさらにステップS
18(図5)に進む。
【0027】ステップS18では、ステップS10で認
識したランレングスデータ、この場合は白ランレングス
データ「2」を、バスライン30を通じて印字処理回路
4内のカウンター41にセットする(図2、図3参
照)。次に、ランレングスデータが黒ランレングスデー
タ「1」か否かを判別する(ステップS20)。仮に、
黒ランレングスデータ「1」である場合、すなわちステ
ップS8で受信した符号化データ(010)2 である場
合は(図7参照)、フラグをセットする(ステップS2
2)。
【0028】ランレングスデータが黒ランレングスデー
タ「1」以外の場合は、フラグをセットせずにステップ
S24に進み、カウンター41にセットしたランレング
スデータのカウントダウンを開始する。このカウントダ
ウンに応じて、印字処理回路4内のパルス発生回路42
からはビットパルスが出力される(ステップS26)。
いま、カウンター41にセットされているのは白ランレ
ングスデータ「2」であるので、パルス発生回路42か
らは(0)2 のビットパルスが、シフトレジスタ回路8
に向けて2回出力される。
【0029】なお、カウンター41に黒ランレングスデ
ータがセットされている場合、パルス発生回路42から
は(1)2 のビットパルスが、ランレングスデータの示
す回数だけ出力されることになる。カウンターが「0」
になりビットパルス出力が終了すると、再びステップS
8に戻り、次の符号化データを取り込む(ステップS2
8)。
【0030】以上の動作を繰り返し1行分のデータを処
理して、シフトレジスタ回路8にランレングスデータに
応じたビットパルスを出力する。このシフトレジスタ回
路8は、ビットパルスに基づいて記憶したデータ(00
1110…0)2 を、発熱信号としてラッチ回路6に与
える(図1参照)。
【0031】上述のように、1行分のデータ処理が終了
した場合は、ステップS12からステップS30(図
6)に進む。ここで、まずステップS22(図5)での
フラグがセットされているかを判別する。図1に示すよ
うに、指定発熱素子K24は連続しない単独の指定発熱
素子であるので、これに対応するランレングスデータ
は、黒ランレングスデータ「1」である。したがって、
フラグはセットされた状態である。
【0032】次に、CPU20はこの黒ランレングスデ
ータ「1」が示す指定発熱素子K24が、ブロックG
1、G2、G3、G4のうち、どのブロックに属してい
るかを認識する(ステップS32)。この場合、ブロッ
クG2に属していることが判る。そして、このブロック
G2のストローブをT1とセットし、これ以外のブロッ
クG1、G3、G4のストローブをT2とセットする。
ストローブT1はストローブT2よりも長い時間信号と
して設定されている。
【0033】すなわち、連続しない単独の指定発熱素子
K24が属しているブロックG2の発熱時間を長くし、
指定発熱素子K24の十分な発熱温度を確保しようとす
るものである。なお、1行分のデータの中に黒ランレン
グスデータ「1」が複数あり、これらが2以上のブロッ
クにまたがっているような場合は、それぞれのブロック
のストローブがT1にセットされる。
【0034】ここで、ストローブT1をあまり長く設定
すると、指定発熱素子の温度が高くなりすぎてドットが
つぶれて印字されてしまう。また、ブロック間の境でド
ット濃さにばらつきが生じたり、温度が残存して次の行
の印字に影響を与えたりする。このため、ストローブT
1を適切な長さに設定しておく必要がある。ストローブ
T2を約20mmsecとした場合、ストローブT1は
約5%増の約21mmsec程度が望ましい。
【0035】ステップS30でフラグがセットされてい
ないと判別された場合、すなわち1行分のデータ中に単
独の指定発熱素子がない場合は、全てのブロックのスト
ローブをT2にセットする(ステップS33)。こうし
てストローブのセットが終了した後、CPU20はスト
ローブ信号をドライバDNに向けて出力する(ステップ
S36)。ドライバDNはこのストローブ信号に基づ
き、所定の時間、指定発熱素子を発熱させる。これに応
じて記録紙にはドット印字が行われる。
【0036】この後、記録紙を1行分送り移動させ(ス
テップS38)、フラグをリセットして(ステップS4
0)次の行の印字を行うため、再度ステップS8に戻
る。なお、1ページ分のデータ処理が終了した場合は、
ステップS14からステップS16に進み次ページのデ
ータ処理を上記と同様に実行する。
【0037】次に他の実施例を掲げる。連続しない単独
の指定発熱素子(黒ランレングスデータ)を認識した場
合、さらにその黒ランレングスデータの両側に位置する
白ランレングスデータが一定数以上のときにのみ発熱時
間を長くする。例えば、両側に白ランレングスデータが
80以上連続して位置する場合にのみ図6のステップS
32、S34の処理を実行する。
【0038】これは、隣接する白ランレングスデータが
少ない場合、例えば白ランレングスデータが1つだけの
ような場合には、さらに隣の指定発熱素子からの熱量を
受け、発熱効率が高められるからである。すなわち、隣
接する白ランレングスデータが少ないときは、その単独
の指定発熱素子の発熱時間を長くする必要がない。この
ため、両側に白ランレングスデータが一定数以上の場合
にのみ、発熱時間を制御すれば、より有効な発熱制御を
行うことができる。
【0039】また、連続しない単独の指定発熱素子(黒
ランレングスデータ)を認識した場合、さらに全体の中
の黒ランレングスデータの割合を求め、例えばこれが1
0%以上のときにのみ発熱時間を長くしてもよい。両側
の白ランレングスデータの数と、全体の割合の双方に基
づいて発熱制御を行うこともできる。
【0040】以上の実施例においては、指定発熱素子の
発熱時間を各ブロックごとに制御したが、各指定発熱素
子ごとに制御し、独立の指定発熱素子のみの発熱時間を
長くしても良い。また、ブロック単位や発熱素子単位の
制御ではなく、サーマルヘッド全体の発熱時間を制御し
ても良い。すなわち、1行分のデータ中に少なくとも1
つ、独立の指定発熱素子がある場合、全体の発熱時間を
長くして行単位の制御を行うこともできる。
【0041】なお、上記実施例は本発明をファクシミリ
装置に適用したものであるが、プリンタ等その他の印字
装置に適用しても良い。
【0042】
【発明の効果】本発明に係るサーマルヘッドを有する印
字装置においては、発熱時間制御部は受信データに基づ
き、連続しない単独の指定発熱素子を認識し、当該指定
発熱素子を長い時間発熱させる。
【0043】ここで、指定発熱素子が連続的に発熱する
場合は、隣接する指定発熱素子の熱が互いに影響し合
い、発熱効率が良い。これに対して、連続しない単独の
指定発熱素子は、隣接する指定発熱素子からの熱影響を
受けることができず、発熱効率は悪くなってしまう。
【0044】このため、本発明に係るサーマルヘッドを
有する印字装置では、このような連続しない単独の指定
発熱素子を長い時間発熱させ、この指定発熱素子に対し
印字に必要な熱量を与えるようにしている。
【0045】したがって、指定発熱素子全体として必要
な熱量を確保することができ、確実な印字を行うことが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサーマルヘッドを有する印字装置
の一実施例であるファクシミリ装置の印字機構における
回路図である。
【図2】図1に示す実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック図である。
【図3】図2に示す印字処理回路の詳細を示すブロック
図である。
【図4】図2に示すROMに格納されているプログラム
のフローチャートである。
【図5】図2に示すROMに格納されているプログラム
のフローチャートである。
【図6】図2に示すROMに格納されているプログラム
のフローチャートである。
【図7】図2に示すROMに記憶されている
【図8】従来のファクシミリ装置の印字動作を説明する
ための図である。
【符号の説明】
2・・・・・サーマルヘッド 4・・・・・印字処理回路 6・・・・・ラッチ回路 8・・・・・シフトレジスタ回路 20・・・・・CPU 21・・・・・ROM 22・・・・・RAM KN・・・・・発熱素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の発熱素子が列状に配置され、選択的
    に与えられる発熱信号に応じて特定された指定発熱素子
    が発熱し、記録紙に印字を行うサーマルヘッド、発熱素
    子に対応する各受信データに基づいて前記発熱信号を出
    力する発熱信号出力部、受信データに基づき、連続しな
    い単独の指定発熱素子を認識し、当該指定発熱素子を長
    い時間発熱させる発熱時間制御部、を備えたサーマルヘ
    ッドを有する印字装置。
JP30078392A 1992-11-11 1992-11-11 サーマルヘッドを有する印字装置 Pending JPH06143645A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003072127A (ja) * 2001-09-05 2003-03-12 Brother Ind Ltd 感熱記録装置

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