JPH06142630A - ワークの洗浄装置におけるワークの支持装置 - Google Patents

ワークの洗浄装置におけるワークの支持装置

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JPH06142630A
JPH06142630A JP32133992A JP32133992A JPH06142630A JP H06142630 A JPH06142630 A JP H06142630A JP 32133992 A JP32133992 A JP 32133992A JP 32133992 A JP32133992 A JP 32133992A JP H06142630 A JPH06142630 A JP H06142630A
Authority
JP
Japan
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work
cleaning
support
cleaning liquid
supporting
Prior art date
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Pending
Application number
JP32133992A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuo Araida
徳雄 新井田
Yuji Esumi
裕次 江角
Akihiko Haramai
昭彦 原間井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keihin Corp
Original Assignee
Keihin Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Keihin Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Keihin Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 目的−ワーク全体を充分効果的に洗浄することのできる
ワークの支持装置を得る。 構成−ワーク支持体4の先端部4Aに、その一端5Aが
ワーク支持体4の先端部4Aに固定され、他端5Bがワ
ーク支持体4の先端部4Aより更に突出して延びる弾性
部材よりなる支持片5を配置するとともに該支持片を少
なくともその円周方向において等間隔で且つ三以上配置
する。そして支持片の内方に形成される支持空間部Bに
ワーク3を弾性的に挟持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械加工等によって形
成される物品の加工時における切粉、加工時に使用され
る切削油、研磨材等の異物を除去する為の洗浄装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】特開平3−139832号公報に示され
る従来の洗浄装置の問題点(洗浄槽内においてワークを
洗浄した後に洗浄槽よりワークを取り出す際、洗浄液に
混入される異物が再びワークに付着する恐れが有り、洗
浄効果が阻害される)を解決する洗浄装置として本件出
願人の発明になる洗浄装置(特願平4−177623
号)が有る。かかる洗浄装置は、ワークを支持装置にて
固定的に取着し、ワークに対して回転と直線方向の往復
動を付与するワーク支持体と、洗浄液が貯溜される洗浄
槽と、洗浄槽内の上部にある洗浄液を洗浄槽外へ排出す
るオーバーフロー手段と、洗浄槽内の下部洗浄液内に配
置され、洗浄液ポンプにて加圧された貯液槽内の洗浄液
を下部洗浄液内に配置されるワークに向けて噴射する噴
射ノズルとを備えたものである。そして、支持装置に対
してワークを固定する方法として、一般的にはコレット
チャックに依り外周を抱き締める方法と、ワークの両端
をスピンドル等によって左右より押しつける方法が用い
られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来のワークの
洗浄装置における支持装置に対するワークの固定方法に
よると、支持装置に対してワークを固定することはでき
るもののその固定部分に対する洗浄が充分に行なうこと
ができないものである。すなわち、コレットチャックに
よって抱き締められた部分、あるいはスピンドルによっ
て押圧された部分がこれに当たる。本発明になるワーク
の支持装置は前記課題に鑑み成されたもので、支持装置
にワークを取着できるとともにワーク全体を充分効果的
に洗浄することのできる上記装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、洗浄液
が貯溜された洗浄槽と、洗浄槽の洗浄液内に支持装置を
もって取着配置されたワークと、洗浄槽の洗浄液内に開
口し、ワークに向けて貯液槽内の洗浄液を噴射する噴射
ノズルとを備え、噴射ノズルの噴射孔よりワークに向け
て洗浄槽内の洗浄液を介して貯液槽内の洗浄液を噴射す
るワークの洗浄装置において、ワーク支持体の先端部に
その一端がワーク支持体の先端部に固定され、他端がワ
ーク支持体の先端部より更に突出して延びる弾性部材よ
りなる支持片を配置するとともに該支持片を少なくとも
その円周方向において等間隔で且つ三以上配置し、該支
持片の内方に形成される支持空間部にワークを弾性的に
挟持したことによって達成される。
【0005】
【作用】ワークは支持片の内方に形成される支持空間部
に弾性的に挟持されて支持される。洗浄時において、噴
射ノズルよりワークに向けて洗浄液が噴射されると、ワ
ークは洗浄液の噴射により発生するキャビテーション気
泡による衝撃圧と洗浄液の物理的な直射力とによって一
側へ押圧されて傾斜し、噴射ノズル側の支持片とワーク
の外周との間に間隙が生じ、この間隙にキャビテーショ
ン気泡と洗浄液が作用して噴射ノズル側の支持片に挟持
されたワークの外周部位の洗浄が効果的に行なわれる。
【0006】
【実施例】本発明になるワークの洗浄装置におけるワー
クの支持装置の一実施例について図により説明する。1
は洗浄液Wを貯溜することのできる洗浄槽であり、洗浄
槽1の上部開口1Aに達した洗浄液Wはオーバーフロー
通路2を介して貯液槽7内に還流するもので、これによ
って洗浄槽1内には一定の洗浄液Wが貯溜される。洗浄
槽1の洗浄液W中にワーク3を配置する支持装置Aは以
下によって構成される。ワーク支持体4は柱状をなし、
その下端に円柱状の先端部4Aが形成され、本実施例に
あってはこのワーク支持体4は洗浄槽1内に進退自在に
且つ回転する。ワーク支持体4の先端部4Aにはバネ線
材、バネ板材、合成樹脂板等の弾性部材よりなる支持片
5が片持ち状態で配置される。この支持片5の一端5A
(図において上端)はワーク支持体4の先端部4Aにビ
ス等によって固定され、支持片5の他端5B(図におい
て下端)はワーク支持体4の先端部4Aより更に下方に
向かって突出して延びる。そして、この支持片5はワー
ク支持体4の先端部4Aの円周方向において等間隔で且
つ三以上配置される。本実施例にあっては90度間隔で
四本の支持片5が立設され、更に各支持片5の下部近傍
には内方に向かう縮小部5Cが形成された。以上による
と、各支持片5の内方部分にワーク3を挟持する為の支
持空間部Bが形成される。これら支持装置A及び支持空
間部Bは図2によく示される。そして、ワーク3は支持
空間部Bの下方から支持空間部B内へ挿入されるもの
で、本実施例にあっては支持片5の縮小部5Cがワーク
3に穿設せる環状溝3A内に弾性的に嵌合させた。この
状態が図1に示される。尚、支持空間部Bにおけるワー
ク3の挟持方法は前記実施例に限定されるものでなく、
支持片5の弾性力を利用してワークを挟持して支持する
ものであればよい。6は洗浄槽1の洗浄液W内に開口す
るとともにワーク3に対向する噴射孔6Aを備えた噴射
ノズルであり、該噴射ノズルには貯液槽7内の洗浄液W
が洗浄液ポンプPにて加圧されて供給される。
【0007】次にその作用について説明する。貯液槽7
内の洗浄液Wは、洗浄液ポンプPによって加圧され、噴
射ノズル6の噴射孔6Aより洗浄槽1内の洗浄液Wを介
してワーク3に向けて噴射される。この噴射孔6Aから
加圧された洗浄液Wが洗浄槽1内の洗浄液W中に噴射さ
れると、キャビテーション気泡を発生する。このキャビ
テーション気泡は破壊して大きな衝撃圧を発生するもの
でこの衝撃圧と噴射された洗浄液Wとの物理的な直射力
とによってワーク3の異物が除去される。ここで、特に
注目されなければならないことは、ワーク3が弾性部材
よりなる支持片5によって弾性的に挟持されたことであ
る。これを図3によって詳述する。まず、噴射ノズル6
より洗浄液Wが噴射されない状態におけるワーク3の状
態が実線にて示される。かかる状態において、ワーク3
の外周部分は4本の支持片5によってセンタリング状態
に挟持されるものでワーク3の外周部分と4本の支持片
5の縮小部5Cとは互いに接触する。次いで洗浄の為に
噴射ノズル6の噴射孔6Aより洗浄液Wがワーク3に向
けて噴射されると、洗浄液Wの噴射によって生起するキ
ャビテーション気泡による衝撃圧と洗浄液Wの有する物
理的な直射力とをワーク3が受けることによりワーク3
は図3において大なる左方向の押圧力を受けるもので、
この左方向の押圧力が支持片5の弾性力に打ち勝ってワ
ーク3の左方向の移動が許容される。ワーク3が左方向
に移動した状態は図3の点線で示される。又、支持片5
を円周方向において等間隔で且つ三以上配置したことに
よると前記左方向の押圧力をワーク3が受けた際におい
てもワーク3が支持空間部Bより脱出することがない。
これによると、噴射ノズル6の噴射孔6Aに対向する位
置にある支持片5D(図3に示される支持片5の内、特
に右側の支持片)の内側と噴射ノズル6の噴射孔6Aに
対向するワーク3の外周との間に間隙Sが形成される。
以上によれば、噴射ノズル6の噴射孔6Aより噴射され
る洗浄液Wによって生起されるキャビテーション気泡に
よる衝撃圧及び洗浄液Wの有する物理的な直射力とが前
記間隙S内に進入して作用するもので、少なくとも噴射
ノズル6の噴射孔6Aに対向するワーク3の外周部分及
び噴射ノズル6の噴射孔6Aに対向する位置にある支持
片5Dの内側に支持されていたワーク3の外周部分の洗
浄(いいかえるならば噴射ノズル6の噴射孔6Aに対向
する側のワーク3の外周ということになる)が効果的に
行なわれる。そして、本実施例にあってはワーク支持体
4を回転させたことによって4本の全ての支持片5の部
分において前記洗浄が行なわれるものであり、もってワ
ーク3の洗浄を効果的に行なうことができたものであ
る。尚、ワーク支持体4に代えて噴射ノズル6を回転し
てもよいもので、更にワーク支持体4を水平方向に配置
してもよい。
【0008】
【発明の効果】以上述べた如く本発明になるワークの支
持装置によると、ワーク支持体の先端部に、その一端が
ワーク支持体の先端部に固定され、他端がワーク支持体
の先端部より更に突出して延びる弾性部材よりなる支持
片を配置するとともに該支持片を少なくともその円周方
向において等間隔で且つ三以上配置し、該支持片の内方
に形成される支持空間部にワークを弾性的に挟持したの
で、ワークの全周を均一に且つ良好に洗浄することがで
きたものである。又、支持装置に対するワークの取着及
び取り外しにおいても支持片の内方の支持空間部に対し
てワークを進入、退出させればよいもので、その脱着作
業が極めて容易で且つ短時間に行なうことができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるワークの洗浄装置におけるワーク
の支持装置の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】支持装置の斜視図である。
【図3】図1のE−E線における要部横断面図である。
【符号の説明】
3 ワーク 4 ワーク支持体 4A 先端部 5 支持片 5A 支持片の一端 5B 支持片の他端 B 支持空間部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液が貯溜された洗浄槽と、洗浄槽の
    洗浄液内に支持装置をもって取着配置されたワークと、
    洗浄槽の洗浄液内に開口し、ワークに向けて貯液槽内の
    洗浄液を噴射する噴射ノズルとを備え、噴射ノズルの噴
    射孔よりワークに向けて洗浄槽内の洗浄液を介して貯液
    槽内の洗浄液を噴射するワークの洗浄装置において、ワ
    ーク支持体4の先端部4Aにその一端5Aがワーク支持
    体4の先端部4Aに固定され、他端5Bがワーク支持体
    4の先端部4Aより更に突出して延びる弾性部材よりな
    る支持片5を配置するとともに該支持片を少なくともそ
    の円周方向において等間隔で且つ三以上配置し、該支持
    片の内方に形成される支持空間部Bにワーク3を弾性的
    に挟持してなるワークの洗浄装置におけるワークの支持
    装置。
JP32133992A 1992-11-05 1992-11-05 ワークの洗浄装置におけるワークの支持装置 Pending JPH06142630A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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JPH06142630A true JPH06142630A (ja) 1994-05-24

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ID=18131488

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JP32133992A Pending JPH06142630A (ja) 1992-11-05 1992-11-05 ワークの洗浄装置におけるワークの支持装置

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JP (1) JPH06142630A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105750286A (zh) * 2016-03-24 2016-07-13 杭州启明医疗器械有限公司 一种植入型医疗器械的手持式高频振动清洗器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105750286A (zh) * 2016-03-24 2016-07-13 杭州启明医疗器械有限公司 一种植入型医疗器械的手持式高频振动清洗器

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