JPH06142352A - 発泡体を詰め込んで締め付け固定するための固定装置及びその製法 - Google Patents
発泡体を詰め込んで締め付け固定するための固定装置及びその製法Info
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- JPH06142352A JPH06142352A JP4170421A JP17042192A JPH06142352A JP H06142352 A JPH06142352 A JP H06142352A JP 4170421 A JP4170421 A JP 4170421A JP 17042192 A JP17042192 A JP 17042192A JP H06142352 A JPH06142352 A JP H06142352A
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- B68G—METHODS, EQUIPMENT, OR MACHINES FOR USE IN UPHOLSTERING; UPHOLSTERY NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B68G7/08—Quilting; Elements therefor
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- Y10T24/36—Button with fastener
- Y10T24/3681—Tufting type
Abstract
(57)【要約】
【目的】 固定装置にスナップ式に係止されるクッショ
ンボタンによって、詰め込んだ発泡体に保護カバーを取
り外し可能にに取り付ける作業を容易にする。 【構成】 球状ヘッド4,5を備えた付加部2,3を両
端部に一体成形した結合ベルト1を設け、一方の付加部
2が、円筒形のシャフト12と、このシャフト12で前
記球状ヘッド4から小さい間隔を保って、この一方の付
加部2を発泡体で保持するためのストッパプレート6と
を備えており、他方の付加部3が同じくシャフト12
と、該シャフトで前記球状ヘッド5から小さい間隔を保
った、球状ヘッド5の直径に相当する直径を有する当接
プレート7とを備えており、該当接プレート7は、発泡
体を貫通して付加部3を押し込むと、発泡体の後側を支
える保持部分に当接する当接部材として働くように構成
されている。
ンボタンによって、詰め込んだ発泡体に保護カバーを取
り外し可能にに取り付ける作業を容易にする。 【構成】 球状ヘッド4,5を備えた付加部2,3を両
端部に一体成形した結合ベルト1を設け、一方の付加部
2が、円筒形のシャフト12と、このシャフト12で前
記球状ヘッド4から小さい間隔を保って、この一方の付
加部2を発泡体で保持するためのストッパプレート6と
を備えており、他方の付加部3が同じくシャフト12
と、該シャフトで前記球状ヘッド5から小さい間隔を保
った、球状ヘッド5の直径に相当する直径を有する当接
プレート7とを備えており、該当接プレート7は、発泡
体を貫通して付加部3を押し込むと、発泡体の後側を支
える保持部分に当接する当接部材として働くように構成
されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定装置にスナップ式
に係止されるクッションボタンによって、詰め込んだ発
泡体(例えばシートクッション、背もたれ又はマットレ
ス)に保護カバーを取り外し可能に取り付けるための、
発泡体を詰め込んで締め付け固定するための固定装置及
びこの固定装置の製造方法に関する。
に係止されるクッションボタンによって、詰め込んだ発
泡体(例えばシートクッション、背もたれ又はマットレ
ス)に保護カバーを取り外し可能に取り付けるための、
発泡体を詰め込んで締め付け固定するための固定装置及
びこの固定装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】このような公知の固定装置は、内側に引
っかけるためのフックを備えた簡単なボタンより成って
おり、このボタンは、ベルト若しくは細引き又は小さい
チェーンに接続されるようになっている。
っかけるためのフックを備えた簡単なボタンより成って
おり、このボタンは、ベルト若しくは細引き又は小さい
チェーンに接続されるようになっている。
【0003】ベルトは、工具(一種の特殊針)を用い
て、クッションの圧縮された発泡材を貫通して通される
ようになっている。次いで第2のボタン又は別の保持部
材が、ベルトの最も外側の自由な端部に固定される。
て、クッションの圧縮された発泡材を貫通して通される
ようになっている。次いで第2のボタン又は別の保持部
材が、ベルトの最も外側の自由な端部に固定される。
【0004】クッションの保護カバーをクリーニングす
るために、保護カバーを取り外す場合は、クッションボ
タンを外さなければならない。つまりベルトを切断する
か又はいずれかの方法で開かなければならない。ここま
では問題ないが、保護カバーを新たにかぶせてから、ク
ッションボタンを再びその位置にもたらすためには、適
当な工具を必要とするだけではなく、これを行う人が、
熟練した職人であることが要求される。
るために、保護カバーを取り外す場合は、クッションボ
タンを外さなければならない。つまりベルトを切断する
か又はいずれかの方法で開かなければならない。ここま
では問題ないが、保護カバーを新たにかぶせてから、ク
ッションボタンを再びその位置にもたらすためには、適
当な工具を必要とするだけではなく、これを行う人が、
熟練した職人であることが要求される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、このような問題点を解決して、保護カバーの取付け
作業が容易であるようにすることである。
は、このような問題点を解決して、保護カバーの取付け
作業が容易であるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明の固定装置によれば、発泡体を貫通する結合ベルトが
設けられていて、該結合ベルトの両端部に付加部が一体
成形されており、これらの付加部が、前記クッションボ
タンを押し付けるための球状ヘッドを備えており、一方
の付加部が、結合ベルトに向けられた側で円筒形のシャ
フトと、このシャフトで前記球状ヘッドから小さい間隔
を保って、この一方の付加部を発泡体で保持するための
ストッパプレートとを備えており、他方の付加部が、同
じく結合ベルトに向けられた側でシャフトと、このシャ
フトで前記球状ヘッドから小さい間隔を保って配置され
た当接プレートとを備えており、該当接プレートの直径
は球状ヘッドの直径に相当していて、該当接プレート
は、発泡体を貫通して前記付加部を押し込むと、該発泡
体の後側を支える保持部分に当接する当接部材として働
くように構成されている。
明の固定装置によれば、発泡体を貫通する結合ベルトが
設けられていて、該結合ベルトの両端部に付加部が一体
成形されており、これらの付加部が、前記クッションボ
タンを押し付けるための球状ヘッドを備えており、一方
の付加部が、結合ベルトに向けられた側で円筒形のシャ
フトと、このシャフトで前記球状ヘッドから小さい間隔
を保って、この一方の付加部を発泡体で保持するための
ストッパプレートとを備えており、他方の付加部が、同
じく結合ベルトに向けられた側でシャフトと、このシャ
フトで前記球状ヘッドから小さい間隔を保って配置され
た当接プレートとを備えており、該当接プレートの直径
は球状ヘッドの直径に相当していて、該当接プレート
は、発泡体を貫通して前記付加部を押し込むと、該発泡
体の後側を支える保持部分に当接する当接部材として働
くように構成されている。
【0007】また、この固定装置を製造するための本発
明の方法によれば、エンドレスに射出成形された結合ベ
ルトに、当接プレート及びシャフトと共に球状ヘッド
を、所定の間隔を保って射出成形し、次いで結合ベルト
を、互いに隣接して射出された2つの球状ヘッドの間で
切断し、これによって、結合ベルトと種々異なる2つの
付加部とから形成されたそれぞれ完全な固定装置を形成
するなっている。
明の方法によれば、エンドレスに射出成形された結合ベ
ルトに、当接プレート及びシャフトと共に球状ヘッド
を、所定の間隔を保って射出成形し、次いで結合ベルト
を、互いに隣接して射出された2つの球状ヘッドの間で
切断し、これによって、結合ベルトと種々異なる2つの
付加部とから形成されたそれぞれ完全な固定装置を形成
するなっている。
【0008】
【効果】本発明の固定装置によれば、保護カバーをかぶ
せる前にクッションを締め付けて留めることができるの
で、保護カバーのボタンははいつでも容易に外して再び
掛けることができる。
せる前にクッションを締め付けて留めることができるの
で、保護カバーのボタンははいつでも容易に外して再び
掛けることができる。
【0009】このために設けられたベルトはその両端部
で、射出することによってベルトに固定される付加部を
備えている。これらの付加部は、プッシュロッド状の球
状ヘッドを備えている。
で、射出することによってベルトに固定される付加部を
備えている。これらの付加部は、プッシュロッド状の球
状ヘッドを備えている。
【0010】クッションカバー自体は、開口を備えてお
り、この開口を貫通してベルトの球状部分が突き出るよ
うになっている。カバーをかぶせれば、後は、ボタンを
球部分に簡単に押し付けるだけでよい。
り、この開口を貫通してベルトの球状部分が突き出るよ
うになっている。カバーをかぶせれば、後は、ボタンを
球部分に簡単に押し付けるだけでよい。
【0011】保護カバーをクリーニングするためには、
ボタンを外してカバーを取り外すだけでよい。
ボタンを外してカバーを取り外すだけでよい。
【0012】
【実施例】次に図面に示した実施例について本発明の構
成を具体的に説明する。
成を具体的に説明する。
【0013】図示の固定装置は、詰め込まれた発泡体1
4、例えばシートクッション、背もたれ又はマットレス
に保護カバー15を取り外し可能に取り付けるために使
用される(図7参照)。
4、例えばシートクッション、背もたれ又はマットレス
に保護カバー15を取り外し可能に取り付けるために使
用される(図7参照)。
【0014】固定装置は、フレキシブルな結合ベルト1
と付加部2,3とから組み立てられている。これらの付
加部2,3は結合ベルト1の両端部に一体成形されてい
るか、或いは射出成形又はその他の公知の形式で結合ベ
ルト1の両端部に固定されている。
と付加部2,3とから組み立てられている。これらの付
加部2,3は結合ベルト1の両端部に一体成形されてい
るか、或いは射出成形又はその他の公知の形式で結合ベ
ルト1の両端部に固定されている。
【0015】この場合、図面で左側に示された一方の付
加部2は、片側に取り付けられた円筒形のシャフト12
を有する球状ヘッド4から成っていて、シャフト12に
向けられた側で球状ヘッド4に隣接して、有利には円形
のストッパプレート6を備えている。このストッパプレ
ート6は、発泡体14を貫通して結合ベルト1を通す際
に付加部2のためのストッパ面を形成する。
加部2は、片側に取り付けられた円筒形のシャフト12
を有する球状ヘッド4から成っていて、シャフト12に
向けられた側で球状ヘッド4に隣接して、有利には円形
のストッパプレート6を備えている。このストッパプレ
ート6は、発泡体14を貫通して結合ベルト1を通す際
に付加部2のためのストッパ面を形成する。
【0016】図面で右側に示された他方の付加部3は、
同様に、片側に取り付けられた円筒形のシャフト12を
備えた球状ヘッド5より成っていて、シャフト12に向
けられた側で球状ヘッド5に隣接して、同様に円形の小
さい当接プレート7を有しており、該当接プレート7の
直径は、球状ヘッド5の直径に相当している。この当接
プレート7は、結合ベルト1を発泡体14内を貫通して
通してから、この発泡体14の後側を支える保持部とし
て働くように構成されている。
同様に、片側に取り付けられた円筒形のシャフト12を
備えた球状ヘッド5より成っていて、シャフト12に向
けられた側で球状ヘッド5に隣接して、同様に円形の小
さい当接プレート7を有しており、該当接プレート7の
直径は、球状ヘッド5の直径に相当している。この当接
プレート7は、結合ベルト1を発泡体14内を貫通して
通してから、この発泡体14の後側を支える保持部とし
て働くように構成されている。
【0017】付加部2,3は有利には、エンドレスに射
出成形されたプラスチック−糸又はプラスチックベルト
(結合ベルト1)上に所定の間隔を保って射出されてい
る。この場合、付加部2と3との間の間隔は、射出成形
装置の移動速度を変えることによって変えられるように
なっている(図9参照)。
出成形されたプラスチック−糸又はプラスチックベルト
(結合ベルト1)上に所定の間隔を保って射出されてい
る。この場合、付加部2と3との間の間隔は、射出成形
装置の移動速度を変えることによって変えられるように
なっている(図9参照)。
【0018】次いで互いに隣接し合って射出成形された
それぞれ2つの付加部の間で結合ベルト1を切断するこ
とによって、これに関連して供給されたベルトから、発
泡体14を締め付け固定するための固定ユニットが得ら
れる。
それぞれ2つの付加部の間で結合ベルト1を切断するこ
とによって、これに関連して供給されたベルトから、発
泡体14を締め付け固定するための固定ユニットが得ら
れる。
【0019】図1に示された結合ベルト1を発泡体14
に通した後で付加部3を固定するために、図3及び図4
に示された固定プレート8が設けられている。この固定
プレート8はその中央で、シャフト12の外径に相当す
る孔17を有している。この孔17は、プレート縁部に
まで達するロート状に広げられた開口16につながって
いる。この開口16は、孔17の直前で狭窄部18を形
成しており、これによって固定プレート8はシャフト1
2に押し付けてから固定されている。
に通した後で付加部3を固定するために、図3及び図4
に示された固定プレート8が設けられている。この固定
プレート8はその中央で、シャフト12の外径に相当す
る孔17を有している。この孔17は、プレート縁部に
まで達するロート状に広げられた開口16につながって
いる。この開口16は、孔17の直前で狭窄部18を形
成しており、これによって固定プレート8はシャフト1
2に押し付けてから固定されている。
【0020】図5及び図6に示されているように、プラ
スチックより成るクッションボタン9は球状ヘッド4,
5に押しボタン式に係止可能である。このためにクッシ
ョンボタン9はその中央で、かぶせ嵌め側が2つの半リ
ング状の係止舌片11によって取り囲まれた切欠10を
有している。この切欠10の内径は、球状ヘッド4,5
の外径に相当していて、その前方の縁部範囲がほぼ中央
まで湾曲されている。この縁部範囲は、クッションヘッ
ド9を球状ヘッド4若しくは5に押し付ける際に弾性的
にやや押し広げられ、球面の後ろでその出発位置に再び
ばね弾性的に戻され、このときに係止舌片11は、スト
ッパプレート6若しくは当接プレート7に向けられた、
球状ヘッド4若しくは5の側で緊締支持される。
スチックより成るクッションボタン9は球状ヘッド4,
5に押しボタン式に係止可能である。このためにクッシ
ョンボタン9はその中央で、かぶせ嵌め側が2つの半リ
ング状の係止舌片11によって取り囲まれた切欠10を
有している。この切欠10の内径は、球状ヘッド4,5
の外径に相当していて、その前方の縁部範囲がほぼ中央
まで湾曲されている。この縁部範囲は、クッションヘッ
ド9を球状ヘッド4若しくは5に押し付ける際に弾性的
にやや押し広げられ、球面の後ろでその出発位置に再び
ばね弾性的に戻され、このときに係止舌片11は、スト
ッパプレート6若しくは当接プレート7に向けられた、
球状ヘッド4若しくは5の側で緊締支持される。
【0021】発泡体14を詰め変える際に、この発泡体
14はまず圧縮され、針によって孔空けされ、次いでこ
の孔空けした箇所に先の尖ったつかみ工具が導入され、
球状ヘッド5がこのつかみ工具によって、このためにこ
の球状ヘッド5に設けられた溝13で掴まえられ、スト
ッパプレート6が発泡体14の一方側に当接するまで、
発泡体14内を押し込み通される。次いで、発泡体14
の他方側で付加部3が固定プレート8によってブロック
され、該固定プレート8は、当接プレート7の手前で、
シャフト12が狭窄部18を横切ってプレート8の孔1
7内に係止するまで、シャフト12の側面に押し付けら
れる。
14はまず圧縮され、針によって孔空けされ、次いでこ
の孔空けした箇所に先の尖ったつかみ工具が導入され、
球状ヘッド5がこのつかみ工具によって、このためにこ
の球状ヘッド5に設けられた溝13で掴まえられ、スト
ッパプレート6が発泡体14の一方側に当接するまで、
発泡体14内を押し込み通される。次いで、発泡体14
の他方側で付加部3が固定プレート8によってブロック
され、該固定プレート8は、当接プレート7の手前で、
シャフト12が狭窄部18を横切ってプレート8の孔1
7内に係止するまで、シャフト12の側面に押し付けら
れる。
【0022】次いで保護カバー15が発泡体にかぶせら
れるが、これは、発泡体内にあらかじめ形成された固定
孔が球状ヘッド4,5にぶつかるまで、かぶせられる。
次いでクッションボタン9が球状ヘッド4,5に押し付
けられ、この時にこのクッションボタン9は一般に保護
カバー15の材料によって装飾的に覆われる。勿論この
場合に、このクッションボタン9を保護カバー15内の
所定の箇所でクリップ接続又はその他の公知の形式で固
定することも可能であるし、このようにすることは場合
によっては有利でもある。
れるが、これは、発泡体内にあらかじめ形成された固定
孔が球状ヘッド4,5にぶつかるまで、かぶせられる。
次いでクッションボタン9が球状ヘッド4,5に押し付
けられ、この時にこのクッションボタン9は一般に保護
カバー15の材料によって装飾的に覆われる。勿論この
場合に、このクッションボタン9を保護カバー15内の
所定の箇所でクリップ接続又はその他の公知の形式で固
定することも可能であるし、このようにすることは場合
によっては有利でもある。
【0023】図8には本発明による固定装置の別の実施
例が示されている。この固定装置の付加部2の左側は、
図1に示したものと同様に構成されている。これに対し
て図面で右側に示された付加部21は、図1に示された
付加部3とは異なって、ルーズな固定プレート8の代わ
りにフィルムヒンジ20を有する斜め下方に突き出る少
なくとも2つのステーウイング19がシャフト12に旋
回可能に一体成形されている。このステーウイング19
は、発泡体14に形成された孔を貫通する際にシャフト
12に当接し、発泡体14の後側に出てから再び広がる
ようになっているので、発泡体14が負荷解除される
と、ステーウイング19は、当接プレート7に当接する
と同時に発泡体14の後側で支えられるようになってい
る。
例が示されている。この固定装置の付加部2の左側は、
図1に示したものと同様に構成されている。これに対し
て図面で右側に示された付加部21は、図1に示された
付加部3とは異なって、ルーズな固定プレート8の代わ
りにフィルムヒンジ20を有する斜め下方に突き出る少
なくとも2つのステーウイング19がシャフト12に旋
回可能に一体成形されている。このステーウイング19
は、発泡体14に形成された孔を貫通する際にシャフト
12に当接し、発泡体14の後側に出てから再び広がる
ようになっているので、発泡体14が負荷解除される
と、ステーウイング19は、当接プレート7に当接する
と同時に発泡体14の後側で支えられるようになってい
る。
【0024】次いで発泡体14は保護カバー15によっ
て覆われる。クッションボタン9との固定は前述のよう
にして行われる。
て覆われる。クッションボタン9との固定は前述のよう
にして行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例による、付加部を有する結合
ベルトの正面図である。
ベルトの正面図である。
【図2】図1の左側の付加部を矢印A方向で見た図であ
る。
る。
【図3】ルーズな固定プレートの側面図である。
【図4】固定プレートの平面図である。
【図5】クッションボタンの平面図である。
【図6】クッションボタンの断面図である。
【図7】発泡体に取り付けられた、保護カバーを有する
固定装置の概略的な断面図である。
固定装置の概略的な断面図である。
【図8】固定装置の変化実施例を示した図である。
【図9】多数の結合装置を組み合わせた状態を示した概
略的な側面図である。
略的な側面図である。
1 結合ベルト、 2,3 付加部、 4 球状ヘッ
ド、 5 当接プレート、 6 ストッパプレート、
7 当接プレート、 8 固定プレート、 9クッショ
ンボタン、 10 切欠、 11 係止舌片、 12
シャフト、 13 溝、 14 発泡体、 15 保護
カバー、 16 開口、 17 孔、18 狭窄部、
19 ステーウイング、 20 フィルムヒンジ、 2
1 付加部
ド、 5 当接プレート、 6 ストッパプレート、
7 当接プレート、 8 固定プレート、 9クッショ
ンボタン、 10 切欠、 11 係止舌片、 12
シャフト、 13 溝、 14 発泡体、 15 保護
カバー、 16 開口、 17 孔、18 狭窄部、
19 ステーウイング、 20 フィルムヒンジ、 2
1 付加部
Claims (5)
- 【請求項1】 固定装置にスナップ式に係止されるクッ
ションボタンによって、詰め込んだ発泡体に保護カバー
を取り外し可能に取り付けるための、発泡体を詰め込ん
で締め付け固定するための固定装置において、発泡体
(14)を貫通する結合ベルト(1)が設けられてい
て、該結合ベルト(1)の両端部に付加部(2,3)が
一体成形されており、これらの付加部(2,3)が、前
記クッションボタンを押し付けるための球状ヘッド
(4,5)を備えており、一方の付加部(2)が、結合
ベルト(1)に向けられた側で円筒形のシャフト(1
2)と、このシャフト(12)で前記球状ヘッド(4)
から小さい間隔を保って、この一方の付加部(2)を発
泡体(14)で保持するためのストッパプレート(6)
とを備えており、他方の付加部(3)が、同じく結合ベ
ルト(1)に向けられた側でシャフト(12)と、この
シャフト(12)で前記球状ヘッド(5)から小さい間
隔を保って配置された当接プレート(7)とを備えてお
り、該当接プレート(7)の直径は球状ヘッド(5)の
直径に相当していて、該当接プレート(7)は、発泡体
(14)を貫通して前記付加部(3)を押し込むと、該
発泡体(14)の後側を支える保持部分に当接する当接
部材として働くように構成されていることを特徴とす
る、発泡体を詰め込んで締め付け固定するための固定装
置。 - 【請求項2】 前記保持部分が固定プレート(8)とし
て構成されており、該固定プレート(8)が、この固定
プレート(8)を横方向で導入するための、中央の孔
(17)にまで達する、ロート状に先細りする開口(1
6)を備えている、請求項1記載の固定装置。 - 【請求項3】 導入用の前記開口(16)が、中央の孔
(17)のすぐ手前で狭窄部(18)を形成しており、
該狭窄部(18)を通ってこの狭窄部(18)を弾性的
に広げながら、球状ヘッド(5)に一体成形されたシャ
フト(12)が突き出され得るようになっている、請求
項2記載の固定装置。 - 【請求項4】 前記保持部分が、前記シャフト(12)
から半径方向に突き出る多数のステーウイング(19)
より成っており、これらのステーウイング(19)が、
当接プレート(7)のすぐ手前でフィルムヒンジ(2
0)を介して旋回可能にシャフト(12)に一体成形さ
れている、請求項1記載の固定装置。 - 【請求項5】 請求項1又は4に記載の固定装置を製造
するための方法において、エンドレスに射出成形された
結合ベルト(1)に、当接プレート(6,7)及びシャ
フト(12)と共に球状ヘッド(4,5)を、所定の間
隔を保って射出成形し、次いで結合ベルト(1)を、互
いに隣接して射出された2つの球状ヘッド(4,5)の
間で切断し、これによって、結合ベルト(1)と種々異
なる2つの付加部(2,3若しくは2,21)とから形
成されたそれぞれ完全な固定装置を形成することを特徴
とする、発泡体を詰め込んで固定するための固定装置の
製法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4121574.5 | 1991-06-29 | ||
DE4121574A DE4121574C2 (de) | 1991-06-29 | 1991-06-29 | Befestigungseinheit zur lösbaren Befestigung von Schutzüberzügen bei der Polsterung von Schaumstoffkörpern |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06142352A true JPH06142352A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=6435057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4170421A Pending JPH06142352A (ja) | 1991-06-29 | 1992-06-29 | 発泡体を詰め込んで締め付け固定するための固定装置及びその製法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5309612A (ja) |
EP (1) | EP0521323A3 (ja) |
JP (1) | JPH06142352A (ja) |
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