JPH06142012A - 建物外壁面自動清掃装置における吸盤装置 - Google Patents

建物外壁面自動清掃装置における吸盤装置

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JPH06142012A
JPH06142012A JP742993A JP742993A JPH06142012A JP H06142012 A JPH06142012 A JP H06142012A JP 742993 A JP742993 A JP 742993A JP 742993 A JP742993 A JP 742993A JP H06142012 A JPH06142012 A JP H06142012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall surface
suction cup
cleaning device
building
machine box
Prior art date
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Pending
Application number
JP742993A
Other languages
English (en)
Inventor
Moriji Kumagai
守二 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Y K GIKEN KK
Original Assignee
Y K GIKEN KK
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Publication date
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Publication of JPH06142012A publication Critical patent/JPH06142012A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は外壁面5’に案内用ガイドレールの
無い建物において自動洗浄装置を搭載した機函2を水平
に保持した状態のまま上下に移行させることを目的とす
る。 【構成】 垂直ワイヤロープ1による懸垂機函2に清掃
装置を搭載した建物外壁面自動清掃装置において、上記
機函2の固定用吸盤17と該機函2の左右に昇降摺動自
在の吸盤装置16、16とが設けられ、該吸盤装置1
6、16にはそれぞれ上記外壁面5’に吸着する1組の
吸盤16’、16”が設けられてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外壁面に自動清掃装置用
のガイドレールの無い建物における外壁面自動清掃装置
における吸盤装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の建物外壁面自動洗浄装置は建物の
外壁面に該装置の案内用ガイドレールを具備し、そのガ
イドレールに該装置の案内用コロをセットしてガイドレ
ールに案内誘導されて昇降移動操作している。従ってガ
イドレールの無い従来の既存建物や、ユニークなデザイ
ンの建物等に対応させるために真空吸着パットにより外
壁面に吸着させ、自重はワイヤロープにて屋上ルーフカ
ーより吊り下げることによりガイドレールの無い建物に
上記装置を対応させることができるが、此の場合該装置
の左右方向の水平レベルを常に維持する必要がある(垂
直昇降を維持するため)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記外壁面自
動洗浄装置を外壁面に沿って該装置の機函を左右方向に
水平に保持した状態のまま上下に移行させることのでき
る外壁面自動清掃装置を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は垂直ワイヤロープによる懸垂機函に清掃装置
を搭載した建物外壁面自動清掃装置において、上記機函
の固定用吸盤と該機函の左右に昇降摺動自在の吸盤装置
とが設けられ、該吸盤装置にはそれぞれ上記外壁面に吸
着する1組の吸盤が設けられてなる建物外壁面自動清掃
装置における吸盤装置 1組が上下1組である上記発明記載の建物外壁面自動清
掃装置における吸盤装置 1組が2個1組である上記第1又は第2発明記載の建物
外壁面自動清掃装置における吸盤装置によって構成され
る。
【0005】
【作用】本発明では機函2を垂直ワイヤロープ1によっ
て屋上のルーフカー8によって建物の外壁面5’に懸垂
し、該ルーフカー8に設けた巻機27を正回転させて上
記ロープ1を巻取り、機函2を外壁面5’に沿って上昇
させ、逆回転させて巻戻し機函2を下降させ、かつ上記
正逆回転を停止して機函2を外壁面5’の一定位置に停
止させる。
【0006】停止した上記一定位置では固定用吸盤1
7、17を外壁面5’に吸着させ、かつ左右の吸盤装置
16、16における左右2組の上下の吸盤16’、1
6”を外壁面5’に吸着させることによって上記機函2
を外壁面5’に吸着固定させることができる。
【0007】上記ワイヤロープ1を巻取って機函2を上
昇させる場合は固定用吸盤17、17の外壁面5’への
吸着を解除し、左右の上記吸盤16’、16”による上
記吸着を保持したまま機函2を図1実線位置に上昇させ
ることができ、その上昇状態においては左右の上記吸盤
16’、16”は図1仮想線の位置で外壁面5’に吸着
している。
【0008】その状態で固定用吸盤17、17を外壁面
5’に吸着して機函2をその位置(図1実線位置)に固
定し、左右の上記吸盤16’、16”の吸着を解除して
左右の吸盤装置16、16を図1仮想線位置から実線位
置に上昇させ、上昇後左右2組の吸盤16’、16”を
外壁面5’に吸着し機函2をその位置に固定し、上述の
動作を繰返して順次機函2を垂直に上昇させることがで
きるし、機函2を下降させるときは上述と反対の動作に
よってこれを順次下降させる。
【0009】上記機函2の昇降に当っては左右の吸盤装
置16、16が左右それぞれ外壁面5’に吸着した1組
(2個以上)の吸盤16’、16”によって吸着固定さ
れているため左右吸盤装置16、16が左右に傾くこと
なく垂直方向に昇降摺動しそのため機函2は左右の該吸
盤装置16、16に案内されて左右に傾くことなく水平
状態が保持されたまま昇降する。
【0010】
【実施例】高層建物の正面外壁面5’に屋上ルーフカー
8から懸垂される垂直ワイヤロープ1の下端を環状ワイ
ヤロープに接続し、環状ワイヤロープを機函2に設けた
左右のシーブ10、10を迂回させて斜辺及び底辺より
なる3角形ワイヤロープ1’とすることができ、これに
よって機函2を上記正面外壁面5’に懸垂することがで
きる。
【0011】上記左右のシーブ10、10の遊動軸1
1、11には歯車12、12を設け、該歯車12、12
にタイミングベルト13を掛回し、該ベルト13の中央
部に突起14を設け、該突起14の左右両側にリミット
スイッチ15、15を機函2に固定し、突起14の右又
は左への摺動により上記リミットスイッチ15、15の
一方を動作(閉路)することができ、これによって機函
2の左右傾斜検出装置6を形成することができる。
【0012】又上記機函2の左右端部にはそれぞれ左右
のワイヤロープ巻取用ウインチ3、3’を設け、左右巻
取ワイヤロープ4、4’の先端部4”、4”を正面外壁
面屋上両端に設けた支持金具9、9に支持固定するもの
であって該左右巻取ワイヤロープ4、4’は機函2の左
右外側斜上に張設されて該機函2は三点吊りされる。
【0013】図2点線で示すようにルーフカー8が屋上
角部に移動して機函2が正面外壁面5’の端部に懸垂さ
れる場合は左右巻取ワイヤロープ4、4’の他方の先端
部4”を側面外壁面5”の屋上支持金具9に支持固定さ
せることによって突風から機函2を守ることができる。
【0014】上記リミットスイッチ15、15からの傾
斜検出信号6’は制御装置7内の左右のリレーを励磁
し、リレー接点を閉じることによってエンコーダを介し
て右又は左の上記ウインチ3又は3’を回動し右又は左
の上記ワイヤロープ4又は4’を巻取り又は巻戻すこと
によって機函2を自動的に水平に戻すことができ、該機
函2には外壁面自動清掃装置が搭載される。
【0015】上記機函2の外壁面5’側には中央部に左
右2個の固定用吸盤17、17が設けられ空気吸引によ
って該吸盤17、17を外壁面5’に吸着させ、それに
よって機函2を外壁面5’に固定することができる。又
この固定用吸盤17、17の左右には昇降摺動自在の直
立昇降ガイド16a、16aが設けられ、該昇降ガイド
16a、16aにそれぞれ上下2個1組の吸盤16’、
16”を設けてなり、空気吸引によって該吸盤16’、
16”を外壁面5’に吸着して機函2をその位置に固定
し、空気吸引解除によって該吸盤16’、16”及び昇
降ガイド16a、16aを外壁面5’から遊離するもの
で、それによって機函2の左右に昇降摺動自在の吸盤装
置16、16が形成される。
【0016】尚図中18で示すものは横腕、19は横腕
18、18に設けた上記ワイヤロープ4、4’の案内調
車、図4中20は支持金具9の回動軸、21は縦腕、2
2は横腕、23は両腕21、22に設けた滑車、24は
指令信号、25は窓、26は巻取ドラムである。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので外壁
面に自動清掃装置の案内用ガイドレールの無い建物であ
っても自動清掃装置を搭載した機函2(ゴンドラ)の昇
降に際し、機函2の水平が自動的に保たれ、その状態で
外壁面5’を上下に移動させることができる効果があ
る。又清掃作業時に機函2が建物から引き離すような風
を受けた場合でも該機函2を安全に外壁面5’に保持す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建物外壁面自動清掃装置を示す正面図
である。
【図2】三点吊り状態の斜視図である。
【図3】リミットスイッチの拡大正面図である。
【図4】支持金具の斜視図である。
【図5】左右のワイヤロープ巻取用ウインチの正面図で
ある。
【符号の説明】
1 垂直ワイヤロープ 2 懸垂機函 5’ 外壁面 16 吸盤装置 16’、16” 吸盤 17 固定用吸盤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直ワイヤロープによる懸垂機函に清掃
    装置を搭載した建物外壁面自動清掃装置において、上記
    機函の固定用吸盤と該機函の左右に昇降摺動自在の吸盤
    装置とが設けられ、該吸盤装置にはそれぞれ上記外壁面
    に吸着する1組の吸盤が設けられてなる建物外壁面自動
    清掃装置における吸盤装置。
  2. 【請求項2】 1組が上下1組である請求項(1) 記載の
    建物外壁面自動清掃装置における吸盤装置。
  3. 【請求項3】 1組が2個1組である請求項(1) 又は
    (2) 記載の建物外壁面自動清掃装置における吸盤装置。
JP742993A 1993-01-20 1993-01-20 建物外壁面自動清掃装置における吸盤装置 Pending JPH06142012A (ja)

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JP30130592A Division JP2620024B2 (ja) 1992-11-11 1992-11-11 三点吊り建物外壁面自動清掃装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2460279A (en) * 2008-05-23 2009-11-25 Ibrahim Ghulam Murad Ali A Method And System For Cleaning Buildings

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05277046A (ja) * 1992-03-30 1993-10-26 Bridgestone Corp 壁面昇降装置

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