JPH06141812A - 嗜好性を有する油揚げの製造方法 - Google Patents
嗜好性を有する油揚げの製造方法Info
- Publication number
- JPH06141812A JPH06141812A JP4324824A JP32482492A JPH06141812A JP H06141812 A JPH06141812 A JP H06141812A JP 4324824 A JP4324824 A JP 4324824A JP 32482492 A JP32482492 A JP 32482492A JP H06141812 A JPH06141812 A JP H06141812A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bean curd
- fried
- fried bean
- tasty
- deep
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- Pending
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- Beans For Foods Or Fodder (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 いなり寿司やきつねうどん等に利用する油揚
げに、自然の植物が持っている色や風味や香りを付して
嗜好性を持たせることにより、油揚げの需要の拡大を図
る。 【構成】 梅干しエキス・クロレラエキス・カレー粉等
の植物性食品添加物の水溶液により、通常の製法で製造
した油揚げを煮沸したり、豆腐状の油揚げ生地に上記植
物性食品添加物を加えて良く混練したもので油揚げを製
造して、油揚げに植物の持つ色や風味や香りの中の少な
くとも2つを付した、嗜好性を有する油揚げの製造方法
である。この油揚げを、いなり寿司やきつねうどんに利
用することで、色どりの美しさと種々の植物の風味や香
りを楽しめる食品が得られる。
げに、自然の植物が持っている色や風味や香りを付して
嗜好性を持たせることにより、油揚げの需要の拡大を図
る。 【構成】 梅干しエキス・クロレラエキス・カレー粉等
の植物性食品添加物の水溶液により、通常の製法で製造
した油揚げを煮沸したり、豆腐状の油揚げ生地に上記植
物性食品添加物を加えて良く混練したもので油揚げを製
造して、油揚げに植物の持つ色や風味や香りの中の少な
くとも2つを付した、嗜好性を有する油揚げの製造方法
である。この油揚げを、いなり寿司やきつねうどんに利
用することで、色どりの美しさと種々の植物の風味や香
りを楽しめる食品が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、植物の持つ色や風味
や香りを付して、嗜好性を持たせた油揚げの製造方法に
関するものである。
や香りを付して、嗜好性を持たせた油揚げの製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】油揚げには一般用の「出し揚げ」と、い
なり寿司用の「すし揚げ」があり、その製法は、大豆を
原料とする豆腐状の油揚げ生地を長方形の板状にしたも
のを油で揚げるのが一般的であり、こうして出来た油揚
げをさらに煮沸して油を抜いて調味料により味付けした
ものが「味付けすし揚げ」である。
なり寿司用の「すし揚げ」があり、その製法は、大豆を
原料とする豆腐状の油揚げ生地を長方形の板状にしたも
のを油で揚げるのが一般的であり、こうして出来た油揚
げをさらに煮沸して油を抜いて調味料により味付けした
ものが「味付けすし揚げ」である。
【0003】このようにして作られる従来の油揚げは、
特有の油焼けによる薄茶色と独特の歯触りを持っている
が、特別な風味や香りは無く、そのまま煮物や汁の具に
使用したり、「煮しめ」や「すし揚げ」のように調味料
により味付けを行って使用していたものである。
特有の油焼けによる薄茶色と独特の歯触りを持っている
が、特別な風味や香りは無く、そのまま煮物や汁の具に
使用したり、「煮しめ」や「すし揚げ」のように調味料
により味付けを行って使用していたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】油揚げは健康食品であ
り、精進料理にも好適な食品であるとの認識もあって広
く利用されているが、上記の如く特定の性状しか持って
いないためそれ一定以上に需要を伸ばすことは困難であ
った。
り、精進料理にも好適な食品であるとの認識もあって広
く利用されているが、上記の如く特定の性状しか持って
いないためそれ一定以上に需要を伸ばすことは困難であ
った。
【0005】本発明の目的は、油揚げに自然の植物の持
つ独自の色や風味や香りを付すことによって、見た目を
楽しませるとともに食欲をそそる効果が期待できて、特
にいなり寿司や、きつねうどん等への需要の増大を図る
ことにある。
つ独自の色や風味や香りを付すことによって、見た目を
楽しませるとともに食欲をそそる効果が期待できて、特
にいなり寿司や、きつねうどん等への需要の増大を図る
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するため
のこの発明は、梅干しエキス・クロレラエキス・カレー
粉等の植物性食品添加物を加えた水溶液により油揚げを
煮沸し,またはこれら植物性食品添加物を油揚げ生地に
添加して、該植物性食品添加物の持つ色・風味・香りの
中の少なくとも2つを付した、油揚げの製造方法であ
る。
のこの発明は、梅干しエキス・クロレラエキス・カレー
粉等の植物性食品添加物を加えた水溶液により油揚げを
煮沸し,またはこれら植物性食品添加物を油揚げ生地に
添加して、該植物性食品添加物の持つ色・風味・香りの
中の少なくとも2つを付した、油揚げの製造方法であ
る。
【0007】本発明に使用する植物性食品添加物の例を
挙げると、しそエキス、梅干しエキス、乾燥サフラン、
ごまエキス、落花生エキス、クロレラエキス、抹茶、生
姜エキス、カレー粉、βカロチン、柚子エキス、カボス
エキス、味噌、等である。
挙げると、しそエキス、梅干しエキス、乾燥サフラン、
ごまエキス、落花生エキス、クロレラエキス、抹茶、生
姜エキス、カレー粉、βカロチン、柚子エキス、カボス
エキス、味噌、等である。
【0008】
【作用】本発明方法により製造した油揚げは、自然の植
物により色や風味や香りを付したものであるから、食欲
をそそり、健康に良く、安心して食用に供することがで
きる。
物により色や風味や香りを付したものであるから、食欲
をそそり、健康に良く、安心して食用に供することがで
きる。
【0009】
【実施例】以下この発明の実施例を説明する。 (実施例1)水10リットルに梅干しエキス25ccを
添加した液に、油揚げ2.5Kgを入れ、95°Cで2
0分間煮沸して引き上げた後水切りして、薄紅色で梅干
しの味と香りのする油揚げが得られた。
添加した液に、油揚げ2.5Kgを入れ、95°Cで2
0分間煮沸して引き上げた後水切りして、薄紅色で梅干
しの味と香りのする油揚げが得られた。
【0010】(実施例2)水10リットルにクロレラエ
キス50ccを添加した液に、揚げ2.5Kgを入れ、
95°Cで20分間煮沸して、薄緑色でまろやかな食味
の油揚げが得られた。
キス50ccを添加した液に、揚げ2.5Kgを入れ、
95°Cで20分間煮沸して、薄緑色でまろやかな食味
の油揚げが得られた。
【0011】(実施例3)水10リットルにカレー粉2
50g添加した液に、油揚げ2.5Kgを入れ、95°
Cで20分間煮沸して、薄黄色でカレーの味と香りのす
る油揚げが得られた。
50g添加した液に、油揚げ2.5Kgを入れ、95°
Cで20分間煮沸して、薄黄色でカレーの味と香りのす
る油揚げが得られた。
【0012】(実施例4)豆腐状の油揚げ生地10Kg
に抹茶200g添加してよく混練したもので、通常の方
法により油揚げを製造して、薄緑色でお茶の風味を持っ
た油揚げが得られた。
に抹茶200g添加してよく混練したもので、通常の方
法により油揚げを製造して、薄緑色でお茶の風味を持っ
た油揚げが得られた。
【0013】(実施例5)豆腐状の油揚げ生地10Kg
に味噌750gと柚子エキス50ccを添加して混練し
たもので通常の方法により油揚げを製造して、茶色で味
噌味と柚子の香りを持った油揚げが得られた。
に味噌750gと柚子エキス50ccを添加して混練し
たもので通常の方法により油揚げを製造して、茶色で味
噌味と柚子の香りを持った油揚げが得られた。
【0014】以上の各実施例は実施時に通常の調味料を
用いる味付けを併せて行うことができる。
用いる味付けを併せて行うことができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明した本発明の油揚げの製造方法
によれば、油揚げに一般の味付けとは別な自然の植物の
持つ色や風味や香りを付加したことにより、種々の嗜好
性を備えている多種類の油揚げが得られることにより、
例えばいなり寿司に使用すると種々の色のものが揃って
美しい料理となるとともに、色々の風味や香りを楽しむ
ことができ、また、きつねうどんの如き麺類に利用すれ
ば、色・風味・香りの異なった数種類のものを、好みに
より選択できる利点が得られ、こうして、油揚げを使っ
た食べ物の嗜好の幅を拡げることにより、油揚げの需要
を伸ばすことができるものである。
によれば、油揚げに一般の味付けとは別な自然の植物の
持つ色や風味や香りを付加したことにより、種々の嗜好
性を備えている多種類の油揚げが得られることにより、
例えばいなり寿司に使用すると種々の色のものが揃って
美しい料理となるとともに、色々の風味や香りを楽しむ
ことができ、また、きつねうどんの如き麺類に利用すれ
ば、色・風味・香りの異なった数種類のものを、好みに
より選択できる利点が得られ、こうして、油揚げを使っ
た食べ物の嗜好の幅を拡げることにより、油揚げの需要
を伸ばすことができるものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 通常の製法で製造した油揚げを、植物性
食品添加物を適量添加した水溶液により煮沸して、該植
物性食品添加物の持つ色・風味・香りの中の少なくとも
2つを付したことを特徴とする、嗜好性を有する油揚げ
の製造方法。 - 【請求項2】 植物性食品添加物を油揚げ生地に適量添
加して、該植物性食品添加物の持つ色・風味・香りの中
の少なくとも2つを付したことを特徴とする、嗜好性を
有する油揚げの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4324824A JPH06141812A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 嗜好性を有する油揚げの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4324824A JPH06141812A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 嗜好性を有する油揚げの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06141812A true JPH06141812A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=18170090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4324824A Pending JPH06141812A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 嗜好性を有する油揚げの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06141812A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006016755A1 (en) * | 2004-08-10 | 2006-02-16 | Sung-Yong Hwa | Natural bean-curd and its preparation method |
US8187641B2 (en) | 2007-08-06 | 2012-05-29 | Sun Chlorella Corp. | Chlorella extract-containing product and method for improving the storage stability of the same |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4986564A (ja) * | 1972-12-23 | 1974-08-19 |
-
1992
- 1992-11-09 JP JP4324824A patent/JPH06141812A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4986564A (ja) * | 1972-12-23 | 1974-08-19 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006016755A1 (en) * | 2004-08-10 | 2006-02-16 | Sung-Yong Hwa | Natural bean-curd and its preparation method |
US8187641B2 (en) | 2007-08-06 | 2012-05-29 | Sun Chlorella Corp. | Chlorella extract-containing product and method for improving the storage stability of the same |
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