JPH06141376A - 光伝送装置 - Google Patents

光伝送装置

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JPH06141376A
JPH06141376A JP4307939A JP30793992A JPH06141376A JP H06141376 A JPH06141376 A JP H06141376A JP 4307939 A JP4307939 A JP 4307939A JP 30793992 A JP30793992 A JP 30793992A JP H06141376 A JPH06141376 A JP H06141376A
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JP
Japan
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signal
remote control
light
light receiving
light emitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP4307939A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Kumagai
伸昭 熊谷
Yoshiaki Yunoki
義明 柚木
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 VTRと複数台のTVとの間を光信号により
伝送するシステムにおいて、VTR側の操作者がリモコ
ン装置より複数のTVを一斉に操作制御できるようにす
る。 【構成】 VTR20と複数台のTV21との間を送光
装置1と受光装置2により光信号で伝送する。送光装置
1でリモコン装置25のリモコン変調信号を受信し、こ
のリモコン変調信号と音声信号とを重畳して受光装置2
へ伝送する。中継伝送されたリモコン変調信号を受光装
置2から再送出して、これをTV21(のリモコン受光
部21a)で受信させ制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信を利用した情報
伝送装置に係り、特にリモコン装置からのリモコン信号
(制御信号)を伝送中継するようにした光伝送装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、光通信を利用した情報伝送が
特殊な業務用としてだけではなく、民生用としても使用
されつつある。図4は、光通信により映像や音声を伝送
する映像再生システムの構成図である。この映像システ
ムは、映像ソースであるVTR(ビデオテープレコー
ダ)20と、映像再生装置である複数台のTV(テレビ
ジョン)21から構成されている。VTR20からの映
像音声信号は、VTR側の送光装置22により光信号と
して送出される。送光装置22は無指向性の送光部で構
成されており、光信号はVTR20を中心として、周辺
部に広く送出される。光信号は、TV21側の受光装置
23により受信され、映像音声信号としてTV21に出
力され再生される。
【0003】また、VTR20,TV21は、制御用の
リモコン受光部20a,21aを有しており、VTR用
リモコン装置(例えば、赤外線を利用した光リモコン)
24,TV用リモコン装置25によりそれぞれ制御自在
である。このような映像再生システムは、例えば展示場
やホテルのロビーなどで使用され、複数台のTVにより
共通な番組(映像音声)が一斉に再生される。光通信を
使用することで、VTR20と複数台のTV21間の電
気的な配線が不要となり、設置が容易となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、TV用リモ
コンは、低価格化・小電力化・混信防止などのために、
極めて狭い指向性を有し、小出力であるのが、一般的で
ある。このため複数台設置されたTVを一斉に制御する
ことが不可能であり、操作者が個々のTVの前にいって
個別に制御する必要がある。しかし、TV用リモコンを
無指向性送光部で構成し高出力なものとすると、消費電
力が大きくなり価格も増加してしまう。また、汎用のリ
モコン制御とは別な共通な制御回線(制御手段)を設け
るには、複数台設置されるTVまで改造する必要が生
じ、実際的な解決策とはいえない。そこで、本発明はリ
モコン装置からのリモコン信号(制御信号)を伝送中継
するようにした光伝送装置を提供して、その解決を図っ
たものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、情報信号を光伝送する送光装置と受光装置
とからなる光伝送装置であって、前記送光装置は、リモ
コン装置からの制御信号を受信する手段と、この受信し
た制御信号を前記情報信号と共に伝送する手段とを有
し、前記受光装置は、前記送光装置からの信号より情報
信号と制御信号とを分離する手段と、この分離した制御
信号を再送出する手段とを有し、リモコン装置からの制
御信号を光伝送装置間で中継するようにしたことを特徴
とする光伝送装置を提供するものである。
【0006】さらに、情報信号は映像信号と音声信号
で、リモコン装置からの制御信号は所定の変調周波数で
変調された信号であり、前記音声信号と前記変調された
制御信号とを加算混合し、この加算混合された信号を変
調して伝送するようにしたことを特徴とする前記に記載
の光伝送装置を提供するものである。
【0007】
【実施例】本発明になる光伝送装置の一実施例を以下図
面と共に説明する。図1は光伝送装置のシステムを示す
構成図、図2は光伝送装置を構成する送光装置と受光装
置のブロック図、図3は情報信号(映像音声信号)と制
御信号の周波数アロケーションを示す図である。図1に
示すように、光伝送装置は送光装置1と受光装置2とか
ら構成された光伝送システムである。
【0008】送光装置1には、映像ソースであるVTR
(ビデオテープレコーダ)20が接続され、映像音声信
号(情報信号)が入力されている。VTR20からの映
像音声信号は、この送光装置1により変調され光信号と
して送出されるように構成されている。送光装置1は図
2(A)で後述する回路基板が内蔵された送光本体部1
aと、発光素子(図示しないが、例えば発光ダイオー
ド)が配設された発光部1bからなる。発光部1bに
は、複数の発光素子が環状に配設されて、ほぼ無指向の
送光が可能であり、光信号は送光装置1を中心として周
辺部に広く送出される。さらに、送光本体部1aの一面
には、リモコン装置25からのリモコン信号を受信する
リモコン受光部1cが設けられている。
【0009】一方、受光装置2には、映像再生装置であ
るTV(テレビジョン)21が接続され、映像音声信号
(情報信号)が出力されている。送光装置1から光信号
は受光装置2により受信され、復調されて映像音声信号
としてTV21に出力され再生される。受光装置2は図
2(B)で後述する回路基板が内蔵された受光本体部2
aと、受光素子(図示しないが、例えばフォトダイオー
ド)が配設された受光部2bからなる。受光本体部2a
の一面には、TV21にリモコン信号を再送信するリモ
コン発光部2cが設けられている。なお、図1では1台
の受光装置及びTVのみを示すが、前述した図4に示す
ように、通常は複数台で設置構成される。
【0010】後述するように、VTR20を操作してい
る操作者は、リモコン装置25を操作することより、こ
の制御信号が送光装置1で受信され、送光装置1から周
辺部に配設された受光装置2へ中継伝送され、さらに、
受光装置2から再送信されて、複数台のTV21のリモ
コン受光部21aで受信され、制御されるように構成さ
れている。
【0011】次に、図2(A)を参照して、送光装置1
の具体的な構成について説明する。同図において、3a
は音声(右)信号の入力端子、3bは音声(左)信号の
入力端子、3cは映像信号の入力端子である。映像音声
信号は、VTR20から出力されたものである。1c
は、前述したように、リモコン装置25からのリモコン
信号を受信する受光部である。リモコン信号は、約40
kHzのキャリアでASK変調された赤外線による制御信
号で、TV21を制御操作するためのものである。リモ
コン受光部(例えば、フォトダイオード)1cで受信さ
れたリモコン信号は、約40kHzで変調された電気信号
(以下、リモコン変調信号と称する)に変換され、プリ
アンプ7aで増幅される。そして、バンドパスフィルタ
(通過帯域は、約40kHz付近)7を通過したリモコン
変調信号は、次段の混合器4で前記音声(左)信号と混
合され、さらに、変調器5bで所定のキャリア(2.3MH
z)で変調される。
【0012】ここで、リモコン変調信号と音声(左)信
号とは、その周波数帯域が近接しているので、すなわ
ち、図3(A)に示すように、汎用のリモコン装置のキ
ャリアは約40kHzで、音声信号の上限は約15〜20
kHzであるので、両者を混合器4で単純に混合すれば周
波数多重され、一つの変調器5bで一括変調可能であ
る。さらに、両者の周波数が重ならないので、後述する
ように、両者の分離も容易に可能である。また、前記音
声(右)信号や映像信号も、変調器5a,5cでそれぞ
れ所定のキャリア(2.8MHz及び14MHz )で変調される。
変調器5a,5b,5cで変調された信号は、混合器6
で混合、バッファアンプ7bで増幅され、発光部1bの
発光素子から光信号として送出される。光信号として送
出される信号の周波数アロケーション例を図3(B)に
示す。
【0013】次に、図2(B)を参照して、受光装置2
の具体的な構成について説明する。同図において、2b
は送光装置1からの光信号を受光する受光部である。受
光部2b内の受光素子で受光された送光装置1からの光
信号は、電気信号に変換され、プリアンプ7cで増幅さ
れる。増幅された電気信号は、次段のバンドパスフィル
タ9a,9b,9cで分離される。
【0014】バンドパスフィルタ9bは2.3MHzを中心通
過周波数とするもので、リモコン変調信号と音声(左)
信号との重畳信号が分離され、次段の復調器10bで復
調される。復調された重畳信号は、ローパスフィルタ1
1(カットオフ周波数は15KHz )により、リモコン変調
信号と音声(左)信号と分離され、出力端子14bから
音声(左)信号が出力される。ハイパスフィルタ12
(汎用のリモコン装置のキャリアである約40kHzを通
過させるもの)を通過して分離されたリモコン変調信号
は、バッファアンプ7dで増幅された後、発光素子によ
り再び光信号となって、リモコン発光部2cから再送出
される。この再送出されたリモコン信号がTV21(の
リモコン受光部21a)で受光され、TV21が制御操
作される。また、バンドパスフィルタ9a,9cは2.8M
Hz,14MHz を中心通過周波数とするもので、音声(右)
信号と映像信号が分離され、次段の復調器10a,10
cで復調されて、出力端子8a,8cから出力される。
【0015】このようにして、VTR20を操作してい
る操作者は、リモコン装置25を操作することより、こ
の制御信号が送光装置1で受信され、送光装置1から周
辺部に配設された受光装置2へ中継伝送され、さらに、
受光装置2から再送信されて、複数台のTV21(のリ
モコン受光部21a)で受信され、制御される。つま
り、送光装置の送光部は無指向性なので、指向性を有し
ていたリモコン装置からの制御信号は周辺部に広く伝送
される。したがって、複数台設置されたTVを一斉に制
御することが可能であり、操作者が個々のTVの前にい
って個別に制御する必要がない。
【0016】また、リモコン制御信号を送光装置1で受
信し周辺部に配設された受光装置2へ中継伝送し再送信
するようにしたので、TV用のリモコン装置25や複数
台設置されるTV21を改造する必要がない。さらに、
リモコン信号の中継伝送に際して、リモコン変調信号と
音声信号とを重畳して伝送するようにしたので、リモコ
ン信号用の変調器や復調器が従来と比較して増加するこ
ともなく、簡易な構成で実現できる。なお、一般的に利
用されている汎用のリモコン装置ではキャリア約40k
Hzで、変調された制御信号が出力され、音声信号の上限
は約15〜20kHzであるので、周波数変換・変調など
の処理を施さなくても、音声信号の周波数帯域に近接し
た周波数にリモコン装置の制御信号の変調周波数が設定
されることとなり、両者の重畳は極めて容易であり、こ
の点からも構成が複雑になることがない。
【0017】また、図3に示した周波数アロケーション
からも明らかなように、リモコン装置25からの送出さ
れたリモコン信号は、音声(左)信号と混合されて変調
器5bで所定のキャリア(2.3MHz)で変調されているの
で、送光装置1で中継伝送された光信号とリモコン信号
とが混信することもない。なお、本実施例では、リモコ
ン変調信号と音声(左)信号とを重畳して伝送するよう
にしたが、リモコン変調信号を音声(右)信号と重畳し
ても良い。
【0018】さらに、本実施例では、中継伝送したリモ
コン信号を光信号として再送信するようにしたが、電気
信号(有線)や電波(無線)でTV21に送出するよう
にしても良い。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明になる光伝
送装置は、情報信号を光伝送する送光装置と受光装置と
からなる光伝送装置であって、前記送光装置は、リモコ
ン装置からの制御信号を受信する手段と、この受信した
制御信号を前記情報信号と共に伝送する手段とを有し、
前記受光装置は、前記送光装置からの信号より情報信号
と制御信号とを分離する手段と、この分離した制御信号
を再送出する手段とを有し、リモコン装置からの制御信
号を光伝送装置間で中継するようにしたものであるか
ら、受光装置と共に複数台設置された再生装置を一斉に
制御することが可能であり、操作者が個々の再生装置の
前にいって個別に制御する必要がない。
【0020】さらに、制御信号の中継伝送に際して、制
御信号と音声信号とを重畳して伝送したものでは、再生
装置やリモコン装置を改造する必要もなく、簡易な構成
で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる光伝送装置の一実施例を示す図
で、システムの構成図である。
【図2】光伝送装置を構成する送光装置と受光装置のブ
ロック図である。
【図3】情報信号(映像音声信号)と制御信号の周波数
アロケーション例を示す図である。
【図4】従来の光伝送装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 送光装置、 1a 送光本体部、1b 発光部、1c リモコン受光
部 2 受光装置、 2a 受光本体部、2b 受光部、2c リモコン送光
部 20 映像ソースであるVTR、 21 再生装置であるTV(テレビジョン)、 21a リモコン受光部、 25 TV用のリモコン装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報信号を光伝送する送光装置と受光装置
    とからなる光伝送装置であって、 前記送光装置は、リモコン装置からの制御信号を受信す
    る手段と、この受信した制御信号を前記情報信号と共に
    伝送する手段とを有し、 前記受光装置は、前記送光装置からの信号より情報信号
    と制御信号とを分離する手段と、この分離した制御信号
    を再送出する手段とを有し、 リモコン装置からの制御信号を光伝送装置間で中継する
    ようにしたことを特徴とする光伝送装置。
  2. 【請求項2】情報信号は映像信号と音声信号で、リモコ
    ン装置からの制御信号は所定の変調周波数で変調された
    信号であり、 前記音声信号と前記変調された制御信号とを加算混合
    し、この加算混合された信号を変調して伝送するように
    したことを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
JP4307939A 1992-10-23 1992-10-23 光伝送装置 Pending JPH06141376A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4307939A JPH06141376A (ja) 1992-10-23 1992-10-23 光伝送装置

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JP4307939A JPH06141376A (ja) 1992-10-23 1992-10-23 光伝送装置

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JPH06141376A true JPH06141376A (ja) 1994-05-20

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ID=17974998

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JP4307939A Pending JPH06141376A (ja) 1992-10-23 1992-10-23 光伝送装置

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JP (1) JPH06141376A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7538825B2 (en) 2004-08-31 2009-05-26 Sanyo Electric Co., Ltd. Wireless redistribution system for terrestrial digital television broadcasting

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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