JPH0614121A - 通話呼転送装置の終話検出システム - Google Patents

通話呼転送装置の終話検出システム

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JPH0614121A
JPH0614121A JP16734692A JP16734692A JPH0614121A JP H0614121 A JPH0614121 A JP H0614121A JP 16734692 A JP16734692 A JP 16734692A JP 16734692 A JP16734692 A JP 16734692A JP H0614121 A JPH0614121 A JP H0614121A
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JP16734692A
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Keizo Negishi
桂三 根岸
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なる回線からのビジートーンによる影響を
回避し、通話呼転送装置のビジートーンの検出を安定さ
せ、終話処理を高信頼に行なう。 【構成】 四線交換接続された第1の回線と第2の回線
のそれぞれの終話の検出に用いるビジートーンの検出回
路の後段に、ビジートーンの周波数成分を除去するフィ
ルタを設け、もしくは、第1、第2の回線からのビジー
トーンの周波数の異変時に、第1、第2の回線からの信
号を増幅する増幅器の利得を所定のレベルまで低減する
利得制御部を設け、他の回線のビジートーンの影響を回
避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外線転送機能を有する
ボタン電話装置や、PBX(PrivateBranc
h eXchange;構内交換機)などの通話呼転送
時の終話の検出システムに係わり、特に、ビジートーン
を用いた終話の検出を効率良く行なうのに好適な通話呼
転送装置の終話検出システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電話網における呼の接続、および、切断
を制御するために、例えば、電子情報通信学会編「電子
情報通信ハンドブック」(1988年、オーム社発行)
の第2045頁から第2048頁に記載のように、発呼
信号や、呼び出し信号、応答信号、切断信号、および、
終話信号など、端末装置と交換機とのやり取りに用いら
れる監視信号や、利用者の聴覚に訴えて、次の操作を促
すための呼び出し音や、話中音などの可聴信号などが用
いられている。
【0003】従来、外線転送機能を有するボタン電話装
置や、PBXなどの通話呼転送装置において、通話呼転
送時の終話を検出する技術としては、終話時の発信回線
の極性の復旧を検出することによるものや、通話時間タ
イマにより、強制的に切断するものがある。しかし、加
入者交換機によっては、終話時に、発信側回線の極性が
復旧しないものがあり、また、キャッチホンサービスの
加入者回線の場合には、話中着信があると、誤切断して
しまう。このような場合には、発信回線の極性の復旧を
検出する技術を用いることができない。また、通話時間
タイマにより、強制的に切断する場合には、回線が無効
保留されたり、通話時間が制限されたりする。
【0004】このような問題を解決するものとして、次
の図4で説明するように、和中音(以下、ビジートーン
と記載)の検出に基づき、通話呼転送時の終話を検出す
る技術がある。ビジートーンは、トーンの周波数と、オ
ンオフの周期の二つにより検出するのが最も確実であ
る。
【0005】図4は、従来の通話呼転送装置のビジート
ーンによる終話検出システムの構成を示すブロック図で
ある。本図において、3は、第1の回線1との接続制御
を行なう網制御装置(図中、NCUと記載)、4は、第
2の回線2との接続制御を行なう網制御装置(図中、N
CUと記載)、5、6は、第1の回線1と第2の回線2
の二つの回線を四線交換接続する二線四線交換回路、7
は、第1の回線1からのビジートーンを検出する第1の
ビジートーン検出回路、8は、第2の回線2からのビジ
ートーンを検出する第2のビジートーン検出回路、9
は、第1の回線からの信号を増幅する第1の増幅器、1
0は、第2の回線からの信号を増幅する第2の増幅器で
ある。
【0006】第1の回線1からくるビジートーンは、第
1のビジートーン検出回路7に入力されるが、第2の回
線2からもビジートーンが来る場合は、この第2の回線
2からのビジートーンは、二線四線交換回路5で、R側
に周り込む。このため、第1のビジートーン検出回路7
には、第1の回線1からのビジートーンと、第2の回線
2からのビジートーンの合成されたトーンが入力される
ことになる。
【0007】第2の回線2から、二線四線交換回路5を
廻り込んで来るビジートーンのレベルは、第1の回線1
から直接入ってくるビジートーンのレベルより、一般的
には、低いため、このレベル差を利用して、第1の回線
1からのビジートーンと、第2の回線2からのビジート
ーンを分別するようになっている。
【0008】しかし、第1の回線1からのビジートーン
の受信レベルは、第1の回線1の線路損失により変化す
る。また、第2の回線2から廻り込むビジートーンのレ
ベルは、第1の回線1の線路インピーダンスにより変わ
り、さらに、第2の増幅器10により増幅される。
【0009】そのため、第1のビジートーン検出回路7
の検出レベルを、第1の回線1からの最低受信レベルと
した時には、第2の回線2から廻り込んで来たビジート
ーンを分別できずに、次の図5に示すように、ビジート
ーンのオンオフの周期が変わり、ビジートーンを検出で
きないことがある。また、この検知漏れを避けるため
に、オンオフの周期を甘く検出すると、誤検出してしま
うことがある。
【0010】図5は、図4における第1のビジートーン
検出回路で検出するビジートーンのパターンを示す説明
図である。本図において、51は、図4における第1の
回線1からのビジートーンであり、52は、図4におけ
る第2の回線2からのビジートーンである。このビジー
トーン52は、図4における第2の回線2と、二線四線
変換回路6と、第2の増幅器10と、二線四線交換回路
5を介して送られてくるため、図4の第1のビジートー
ン検出回路7には、ビジートーン51よりも遅れて入力
される。
【0011】通常、ビジートーン52の振幅レベルは低
いので、図4の第1のビジートーン検出回路7では検知
されないが、上述したように、図4の第1の回線1の線
路インピーダンスなどの要因により、図4の第1の回線
1からのビジートーン51と同じレベルで、図4の第1
のビジートーン検出回路7に入力される場合がある。こ
の時、図4の第1のビジートーン検出回路7には、ビジ
ートーン51とビジートーン52が合成された検出パタ
ーン53が入力され、ビジートーン1のオンオフの周期
が変わってしまう。そのために、図4の第1のビジート
ーン検出回路7では、正しいビジートーン51の検出を
行なうことができなくなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、異なる回線からのビジートーン
が合成されることがあり、ビジートーンの検出を安定し
て行なうことができない点である。本発明の目的は、こ
れら従来技術の課題を解決し、正確なビジートーンの検
出を可能とし、転送の終話処理を高信頼に行なうことを
可能とする通話呼転送装置の終話検出システムを提供す
ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の通話呼転送装置の終話検出システムは、
(1)第1の回線と第2の回線の二つの回線を四線交換
接続して呼の転送を行ない、第1の回線、もしくは、第
2の回線のいずれかからのビジートーンの検出に基づ
き、第1の回線と第2の回線間での転送の終話を検出す
る通話呼転送装置の終話検出システムにおいて、第1の
回線から第2の回線への通話路に接続され、第1の回線
からのビジートーンを検出する第1のビジートーン検出
回路の後段に、第1の回線からのビジートーンの周波数
の成分を除去する第1のフィルタを、また、第2の回線
から第1の回線への通話路に接続され、第2の回線から
のビジートーンを検出する第2のビジートーン検出回路
の後段に、第2の回線からのビジートーンの周波数の成
分を除去する第2のフィルタを設けることを特徴とす
る。また、(2)第1の回線と第2の回線の二つの回線
を四線交換接続して呼の転送を行ない、第1の回線、も
しくは、第2の回線のいずれかからのビジートーンの検
出に基づき、第1の回線と第2の回線間での転送の終話
を検出する通話呼転送装置の終話検出システムにおい
て、第1の回線から第2の回線への通話路に接続され、
第1の回線からのビジートーンの周波数を検出する第1
のビジートーン周波数検出回路の後段で、第1の回線か
らのビジートーンの周波数の成分を除去する第1のフィ
ルタと、第2の回線から第1の回線への通話路に接続さ
れ、第2の回線からのビジートーンの周波数を検出する
第2のビジートーン周波数検出回路の後段で、第2の回
線からのビジートーンの周波数の成分を除去する第2の
フィルタと、第1のビジートーン周波数検出回路と第2
のビジートーン周波数検出回路が、第1のフィルタと第
2のフィルタを接続していない状態で検出したそれぞれ
のビジートーン周波数の検出出力のオンオフ周期を判定
し、このオンオフ周期が所定の判定条件を満たさない場
合に、第1のフィルタの第1の通話路への接続と、第2
のフィルタの第2の通話路への接続とを行なうフィルタ
接続切替部とを設けることを特徴とする。また、(3)
上記(1)、もしくは、(2)のいずれかに記載の通話
呼転送装置の終話検出システムにおいて、第1のフィル
タを、第1の回線からの信号を増幅する第1の増幅器の
前段に、第2のフィルタを、第2の回線からの信号を増
幅する第2の増幅器の前段に、それぞれ、設けることを
特徴とする。また、(4)第1の回線と第2の回線の二
つの回線を四線交換接続して呼の転送を行ない、第1の
回線、もしくは、第2の回線のいずれかからのビジート
ーンの検出に基づき、第1の回線と第2の回線間での転
送の終話を検出する通話呼転送装置の終話検出システム
において、第1の回線から第2の回線への通話路に接続
され、第1の回線からのビジートーンの周波数を検出す
る第1のビジートーン周波数検出回路の後段で、第1の
回線からの信号を増幅する利得可変な第3の増幅器と、
第2の回線から第1の回線への通話路に接続され、第2
の回線からのビジートーンの周波数を検出する第2のビ
ジートーン周波数検出回路の後段で、第2の回線からの
信号を増幅する利得可変な第4の増幅器と、第1のビジ
ートーン周波数検出回路、および、第2のビジートーン
周波数検出回路で検出したビジートーン周波数の検出出
力のオンオフ周期を判定し、このオンオフ周期が所定の
判定条件を満たさない場合に、第3の増幅器の利得、お
よび、第4の増幅器の利得を、所定のレベルまで低減す
る利得制御部とを設けることを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明においては、第1、および、第2のフィ
ルタにより、第1、および、第2のビジートーン検出回
路の後段で検出したビジートーンの周波数成分を除去す
る。このことにより、第1、および、第2のビジートー
ン検出回路では、終話検出すべき回線でない回線からの
ビジートーンの影響を受けることがなく、終話検出すべ
き回線からのビジートーンのみによる確実な終話検出を
行なうことができる。また、フィルタ接続切替部によ
り、通話状態では、第1、および、第2のフィルタが、
それぞれの通話路へ挿入されないように制御する。ある
いは、利得制御部により、第1、および、第2のビジー
トーン周波数検出回路で検出したビジートーン周波数の
オンオフ周期が、所定の検出条件を満たさない場合に、
第1、および、第2の増幅器の利得を、所定のレベルま
で低減する。このことにより、通話状態での音質の劣化
を防止することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の通話呼転送装置の終話検出
システムの本発明に係わる構成の第1の実施例を示すブ
ロック図である。本図において、1は、第1の回線1と
の接続制御を行なう網制御装置、4は、第2の回線2と
の接続制御を行なう網制御装置、5、6は、第1の回線
1と第2の回線2の二つの回線を四線交換接続する二線
四線交換回路、7は、第1の回線1からのビジートーン
を検出する第1のビジートーン検出回路、8は、第2の
回線2からのビジートーンを検出する第2のビジートー
ン検出回路、9は、第1の回線からの信号を増幅する第
1の増幅器(図中、AMPと記載)、10は、第2の回
線からの信号を増幅する第2の増幅器(図中、AMPと
記載)、11、12は、それぞれ、第1の回線1および
第2の回線2からのビジートーンの周波数成分を除去す
る本発明の第1、および、第2のフィルタとしてのバン
ドイルミネートフィルタである。
【0016】このような構成により、本実施例の終話検
出システムでは、終話検出すべき回線でない回線からの
ビジートーンの影響を受けることがなく、確実な終話検
出を行なうことができる。すなわち、第1の回線1が終
話した場合、第1の回線1から第2の回線2への通話路
に接続された第1のビジートーン検出回路7に、第1の
回線1のビジートーンが入力され、ビジートーンが検出
される。このビジートーンの周波数の成分は、バンドイ
ルミネートフィルタ11を通過することにより除去さ
れ、二線四線回路6でR側に周り込む信号には、ビジー
トーン周波数の成分が含まれておらず、第2のビジート
ーン検出回路8で、ビジートーンが検出されることはな
い。
【0017】同様に、第2の回線2が終話した場合は、
第2の回線2の受信通話路に接続された第2のビジート
ーン検出回路8に、第2の回線2のビジートーンが入力
され、ビジートーンが検出される。このビジートーンの
周波数の成分は、バンドイルミネートフィルタ12を通
過することにより除去され、二線四線回路5で廻り込む
信号には、ビジートーンの周波数の成分が含まれておら
ず、第1のビジートーン検出回路7で、ビジートーンが
検出されることはない。
【0018】図2は、本発明の通話呼転送装置の終話検
出システムの本発明に係わる構成の第2の実施例を示す
ブロック図である。本第2の実施例の終話検出システム
は、図1における終話検出システムに、フィルタ接続切
替部21を設け、第1の回線1からのビジートーンの周
波数を検出する第1のビジートーン周波数検出回路22
と、第2の回線2からのビジートーンの周波数を検出す
る第2のビジートーン周波数検出回路23の検出結果に
基づき、第1、および、第2のフィルタとしてのバンド
イルミネートフィルタ11、12の接続制御を行なうも
のであり、網制御装置1、2や、二線四線交換回路5、
6、および、第1の増幅器(図中、AMPと記載)9、
第2の増幅器(図中、AMPと記載)10などは、図1
における終話検出システムと同様のものを用いて構成さ
れている。
【0019】本第2の実施例の終話検出システムでは、
第1の回線1が終話した場合、第1の回線1から第2の
回線2への通話路に接続された第1のビジートーン周波
数検出回路22に、第1の回線1のビジートーンが入力
され、第1のビジートーン周波数検出回路22で、ビジ
ートーン周波数を検出する。そして、このビジートーン
周波数のオンオフ周期をフィルタ接続切替部21により
判定する。このオンオフ周期が、所定のパターン、例え
ば、0.5秒オン、0.5秒オフであれば、終話として
検出する。
【0020】しかし、ここで、第2の回線2も終話して
おり、第2の回線2からのビジートーンが、二線四線交
換回路5を通して廻り込んでくると、このオンオフの周
期パターンが、所定の検出パターンと異なるものとな
り、終話を検出することができなくなる。このように、
オンオフの周期パターンが、所定の検出パターンでない
場合には、フィルタ接続切替部21は、バンドイルミネ
ートフィルタ12を、第2の回線2の通話路に挿入する
ように、接続を切り替える。
【0021】このように、第2の回線2の通話路に、バ
ンドイルミネートフィルタ12を挿入することにより、
第2の回線2からのビジートーンは、第1のビジートー
ン周波数検出回路22に入力されなくなる。このことに
より、第1のビジートーン周波数検出回路22で、第1
の回線1からのビジートーンを検出できるようになる。
尚、第2の回線2からのビジートーンを検出する場合
も、同様にして、第2のビジートーン周波数検出回路2
3で、ビジートーンの検出を行なう。本第2の実施例の
終話検出システムでは、通話状態においての信号が、バ
ンドイルミネートフィルタに影響されず、音質の劣化を
回避することができる。
【0022】図3は、本発明の通話呼転送装置の終話検
出システムの本発明に係わる構成の第3の実施例を示す
ブロック図である。本第3の実施例の終話検出システム
は、図2の終話検出システムにおける第1、および、第
2の増幅器9、10の代わりに、利得が可変な第3の増
幅器(図中、AMPと記載)32と第4の増幅器(図
中、AMPと記載)33を、また、フィルタ接続切替部
21の代わりに、利得制御部31を設け、バンドイルミ
ネートフィルタ11、12を不要としたものであり、第
1のビジートーン周波数検出回路22、および、第1の
ビジートーン周波数検出回路23や、網制御装置1、
2、二線四線交換回路5、6などは、図2における終話
検出システムと同様のものを用いて構成されている。
【0023】本第3の実施例の終話検出システムでは、
第1の回線1が終話した場合、この第1の回線1から第
2の回線2への通話路に接続された第1のビジートーン
周波数検出回路22に、第1の回線1のビジートーンが
入力され、第1のビジートーン周波数検出回路22で、
このビジートーンの周波数を検出する。そして、このビ
ジートーン周波数のオンオフ周期を、利得制御部31に
より判定し、これが、所定のパターン、例えば、0.5
秒オン、0.5秒オフであれば、終話として判定する。
【0024】しかし、ここで、第2の回線2も終話して
おり、第2の回線2からのビジートーンが、二線四線交
換回路6を通して、廻り込んでくると、このオンオフの
周期パターンが、所定の検出パターンと異なるものとな
る。このように、オンオフの周期パターンが、所定の検
出パターンでない場合には、利得制御部31は、利得可
変な第4の増幅器33の利得を低減し、第1のビジート
ーン周波数検出回路22に入力される第2の回線2から
のビジートーンの影響を回避する。このことにより、第
1のビジートーン周波数検出回路22は、第1の回線1
からのビジートーンを検出できるようになる。尚、第2
の回線2からのビジートーンを検出する場合も、同様に
して、第2のビジートーン周波数検出回路23で、ビジ
ートーンの検出を行なことができる。このように、バン
ドイルミネートフィルタを不要として、バンドイルミネ
ートフィルタによる通話状態での音質の劣化を回避す
る。
【0025】以上、図1〜図3を用いて説明したよう
に、本実施例の通話呼転送装置の終話検出システムで
は、終話検出すべき回線でない回線からのビジートーン
による影響を回避でき、終話検出すべき回線からのビジ
ートーンのみによる確実な終話検出を行なうことができ
る。また、バンドイルミネートフィルタの挿入、非挿入
を制御したり、バンドイルミネートフィルタを不要とす
ることにより、通話状態でのバンドイルミネートフィル
タによる音質の劣化を回避することができる。尚、本発
明は、図1〜図3を用いて説明した実施例に限定される
ものではない。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、通話呼転送装置は、異
なる回線からのビジートーンによる影響を回避でき、ビ
ジートーンの検出を安定して行ない、終話処理を高信頼
に行なうことが可能である。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通話呼転送装置の終話検出システムの
本発明に係わる構成の第1の実施例を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の通話呼転送装置の終話検出システムの
本発明に係わる構成の第2の実施例を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明の通話呼転送装置の終話検出システムの
本発明に係わる構成の第3の実施例を示すブロック図で
ある。
【図4】従来の通話呼転送装置のビジートーンによる終
話検出システムの構成を示すブロック図である。
【図5】図4における第1のビジートーン検出回路で検
出するビジートーンのパターンを示す説明図である。
【符号の説明】
1 第1の回線 2 第2の回線 3、4 網制御装置 5、6 二線四線交換回路 7 第1のビジートーン検出回路 8 第2のビジートーン検出回路 9 第1の増幅器 10 第2の増幅器 11、12 バンドイルミネートフィルタ 21 フィルタ接続切替部 22 第1のビジートーン周波数検出回路 23 第2のビジートーン周波数検出回路 31 利得制御部 32 第3の増幅器 33 第4の増幅器 51、52 ビジートーン 53 検出パターン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の回線と第2の回線の二つの回線を
    四線交換接続して呼の転送を行ない、上記第1の回線、
    もしくは、第2の回線のいずれかからのビジートーンの
    検出に基づき、上記第1の回線と第2の回線間での転送
    の終話を検出する通話呼転送装置の終話検出システムに
    おいて、上記第1の回線から上記第2の回線への通話路
    に接続され、上記第1の回線からの上記ビジートーンを
    検出する第1のビジートーン検出手段の後段に、上記第
    1の回線からのビジートーンの周波数の成分を除去する
    第1のフィルタを、上記第2の回線から上記第1の回線
    への通話路に接続され、上記第2の回線からの上記ビジ
    ートーンを検出する第2のビジートーン検出手段の後段
    に、上記第2の回線からのビジートーンの周波数の成分
    を除去する第2のフィルタを設けることを特徴とする通
    話呼転送装置の終話検出システム。
  2. 【請求項2】 第1の回線と第2の回線の二つの回線を
    四線交換接続して呼の転送を行ない、上記第1の回線、
    もしくは、第2の回線のいずれかからのビジートーンの
    検出に基づき、上記第1の回線と第2の回線間での転送
    の終話を検出する通話呼転送装置の終話検出システムに
    おいて、上記第1の回線から上記第2の回線への通話路
    に接続され、上記第1の回線からの上記ビジートーンの
    周波数を検出する第1のビジートーン周波数検出手段の
    後段で、上記第1の回線からのビジートーンの周波数の
    成分を除去する第1のフィルタと、上記第2の回線から
    上記第1の回線への通話路に接続され、上記第2の回線
    からの上記ビジートーンの周波数を検出する第2のビジ
    ートーン周波数検出手段の後段で、上記第2の回線から
    のビジートーンの周波数の成分を除去する第2のフィル
    タと、上記第1のビジートーン周波数検出手段と上記第
    2のビジートーン周波数検出手段が、上記第1のフィル
    タと上記第2のフィルタを接続していない状態で検出し
    たそれぞれのビジートーン周波数の検出出力のオンオフ
    周期を判定し、該オンオフ周期が所定の判定条件を満た
    さない場合に、上記第1のフィルタの上記第1の通話路
    への接続と、上記第2のフィルタの上記第2の通話路へ
    の接続とを行なうフィルタ接続切替手段とを設けること
    を特徴とする通話呼転送装置の終話検出システム。
  3. 【請求項3】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれ
    かに記載の通話呼転送装置の終話検出システムにおい
    て、上記第1のフィルタを、上記第1の回線からの信号
    を増幅する第1の増幅手段の前段に、上記第2のフィル
    タを、上記第2の回線からの信号を増幅する第2の増幅
    手段の前段に、それぞれ、設けることを特徴とする通話
    呼転送装置の終話検出システム。
  4. 【請求項4】 第1の回線と第2の回線の二つの回線を
    四線交換接続して呼の転送を行ない、上記第1の回線、
    もしくは、第2の回線のいずれかからのビジートーンの
    検出に基づき、上記第1の回線と第2の回線間での転送
    の終話を検出する通話呼転送装置の終話検出システムに
    おいて、上記第1の回線から上記第2の回線への通話路
    に接続され、上記第1の回線からの上記ビジートーンの
    周波数を検出する第1のビジートーン周波数検出手段の
    後段で、上記第1の回線からの信号を増幅する利得可変
    な第3の増幅手段と、上記第2の回線から上記第1の回
    線への通話路に接続され、上記第2の回線からの上記ビ
    ジートーンの周波数を検出する第2のビジートーン周波
    数検出手段の後段で、上記第2の回線からの信号を増幅
    する利得可変な第4の増幅手段と、上記第1のビジート
    ーン周波数検出手段、および、上記第2のビジートーン
    周波数検出手段で検出したビジートーン周波数の検出出
    力のオンオフ周期を判定し、該オンオフ周期が所定の判
    定条件を満たさない場合に、上記第3の増幅手段の利
    得、および、第4の増幅手段の利得を、所定のレベルま
    で低減する利得制御手段とを設けることを特徴とする通
    話呼転送装置の終話検出システム。
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