JP2864747B2 - 有線放送電話用電話機回路 - Google Patents

有線放送電話用電話機回路

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JP2864747B2
JP2864747B2 JP6091A JP6091A JP2864747B2 JP 2864747 B2 JP2864747 B2 JP 2864747B2 JP 6091 A JP6091 A JP 6091A JP 6091 A JP6091 A JP 6091A JP 2864747 B2 JP2864747 B2 JP 2864747B2
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哲郎 米澤
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有線放送電話用電話機回
路に関し、特に有線放送電話システムにおいて、同一回
線上に複数台接続された電話機の送受器回路の切り離し
制御を行う有線放送電話用電話機回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、有線放送電話システムでは、同一
の回線上に複数台の電話機が接続され、同一回線上の他
の電話機との通話は、交換機から送出される16Hzの
信号により他の電話機を呼び出して行われている。そし
て、同一回線上に1台でも送受器外しの状態の電話機が
あると、その回線上の電話機との通話機能は停止せざる
を得なくなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の有線放
送電話用電話システムには、同一の回線上に送受器のか
け忘れ等による送受器外しの状態の電話機があると、加
入者が気づいてその送受器外しの状態を解消するまで、
長時間にわたり回線を使用できなくしてしまうという欠
点を有していた。
【0004】また、加入者が同一回線上の他の加入者を
呼び出すとき、交換機から送出される16Hzの信号
は、相手加入者の電話機の外に発呼者自身の電話機にも
流れてしまい、交換機の16Hz発振回路の容量を大き
くしなければならないという欠点を有していた。
【0005】本発明の目的は、交換機からの制御によ
り、送受器外しの状態を解消して回線を通話のために使
用できるようにすることができ、かつ交換機から送出さ
れる16Hzの信号が、発呼者自身の電話機に流れない
ようにすることができる有線放送電話用電話機回路を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の有線放送電話用
電話機回路は、(A)交換機から出力された32Hz信
号を受信し論理値“1”の信号を出力する32Hz信号
検出回路、(B)前記交換機から出力された16Hz信
号を受信し論理値“1”の信号を出力する16Hz信号
検出回路、(C)前記交換機からの回線と電話機とによ
りループが構成されたとき、論理値“1”の信号を出力
するループ検出回路、(D)前記32Hz信号検出回路
から出力された信号と、前記16Hz信号検出回路から
出力された信号との論理和を出力するOR回路、(E)
前記OR回路から出力された信号と、前記ループ検出回
路から出力された信号との論理積を出力するAND回
路、(F)前記AND回路の出力により動作し、前記交
換機からの回線と電話機とにより構成されたループ内
に、接点により抵抗器を接続してループ内のインピーダ
ンスを高くするリレー、を備えている。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0008】図1は本発明の有線放送電話用電話機回路
の一実施例を示すブロック図である。
【0009】本実施例の有線放送電話用電話機回路は、
図1に示すように、交換機3から出力された32Hz信
号を受信し論理値“1”の信号を出力する32Hz信号
検出回路11、交換機3から出力された16Hz信号を
受信し論理値“1”の信号を出力する16Hz信号検出
回路4、交換機3からの回線11,12と電話機2とに
よりループが構成されたとき、論理値“1”の信号を出
力するループ検出回路6、32Hz信号検出回路11か
ら出力された信号と、16Hz信号検出回路4から出力
された信号との論理和を出力するOR回路5、OR回路
5から出力された信号と、ループ検出回路5から出力さ
れた信号との論理積を出力するAND回路7、AND回
路7の出力により動作し、交換機3からの回線11,1
2と電話機2とにより構成されたループ内に、接点9に
より抵抗器10を接続してループ内のインピーダンスを
高くするリレー8から構成されている。
【0010】次に、動作を説明する。
【0011】図2は、図1の有線放送電話用電話機回路
の動作のタイミングを示す図である。
【0012】図1において、回線12,13上に送受器
のかけ忘れ等による送受器外しの状態の電話機がある
と、交換機3がその状態にある時間を計測し、あらかじ
め定められた時間を経過したとき、交換機3から32H
zの信号が送受器外しの状態にある電話機に送出され、
この32Hzの信号が32Hz信号検出回路11により
検出されると、32Hz信号検出回路11から論理値
“1”の信号が出力され、OR回路15の出力は論理値
“1”となる。 一方、送受器外しの状態にあるので、
この状態がループ検出回路6により検出されており、ル
ープ検出回路6は論理値“1”の信号を出力している。
従って、交換機3から32Hzの信号を受信したとき、
AND回路7の出力は“1”となり、この出力によりリ
レー8が作動する。このリレーの接点9により電話機2
に直列に抵抗10が接続される。このため、電話機2は
見かけ上、ハイインピーダンスにより図2に示すように
切り離し状態となり、実際には送受器外しの状態のまま
でも、電気的に送受器外しの状態が解消され、回線1
2,13は通話のために使用できるようになる。なお、
抵抗10の値は、ループ検出回路6が作動する範囲で最
大の値のものとする。
【0013】電話機が見かけ上、ハイインピーダンスに
より切り離し状態にある状態は、送受器が正常に戻され
るまで保持され、正常に戻されるとループ検出回路6が
オフとなり、ループ検出回路6の出力により、32Hz
信号検出回路11からの出力は論理値“0”となり、最
初の状態に戻る。
【0014】次に、加入者が同一回線上の他の加入者を
呼び出すときには、交換機3から16Hz信号が出力さ
れる。このとき、16Hz信号検出回路4により、OR
回路5の出力は論理値“1”となる。
【0015】一方、ループ検出回路6は論理値“1”の
信号を出力しているので、交換機3から32Hzの信号
を受信したとき、AND回路7の出力は“1”となり、
この出力によりリレー8が作動する。このリレーの接点
9により電話機2に直列に抵抗10が接続される。この
ため、電話機は見かけ上、ハイインピーダンスにより図
2に示すように切り離し状態となり、他の電話機の呼び
出しが可能となる。
【0016】この状態で、被呼者である相手加入者から
の着信応答があった場合、交換機3が16Hzを停止さ
せるので、16Hz信号検出回路4の出力がオフとな
り、OR回路5及びAND回路7の出力は“0”とな
る。そして、AND回路7の出力が“0”となるので、
リレー8が復旧し、リレー8の復旧によりそれまで電話
機2に直列に接続されていた抵抗10が除かれるので、
電話機2により通話が行えるようになる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の有線放送
電話用電話機回路は、送受器外しの状態のときに、交換
機から送出された32Hzの信号を受信してリレーによ
り電話機のインピーダンスを制御することにより、実際
には送受器外しの状態のままでも、電気的に送受器外し
の状態を解消して回線を通話のために使用できるように
することができるという効果を有している。
【0018】また、加入者が同一の回線上の他の加入者
を呼び出すために送受器を上げると、送受器外しの状態
になるので、交換機から送出された32Hzの信号を受
信してリレーにより電話機のインピーダンスの制御が行
われ、交換機から流れ出す16Hzの信号が、発呼者自
身の電話機に流れないようにすることができ、交換機の
16Hz発振回路の容量を大きくしないですむという効
果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有線放送電話用電話機回路の一実施例
を示すブロック図である。
【図2】図1の有線放送電話用電話機回路の動作のタイ
ミングを示す図である。
【符号の説明】
2 電話機 3 交換機 4 16Hz信号検出回路 5 OR回路 6 ループ検出回路 7 AND回路 8 リレー 9 接点 10 抵抗器 11 32Hz信号検出回路 12,13 回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 5/00 - 5/24 H04M 3/14 H04M 11/00 - 11/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)交換機から出力された32Hz信号
    を受信し論理値“1”の信号を出力する32Hz信号検
    出回路、(B)前記交換機から出力された16Hz信号
    を受信し論理値“1”の信号を出力する16Hz信号検
    出回路、(C)前記交換機からの回線と電話機とにより
    ループが構成されたとき、論理値“1”の信号を出力す
    るループ検出回路、(D)前記32Hz信号検出回路か
    ら出力された信号と、前記16Hz信号検出回路から出
    力された信号との論理和を出力するOR回路、(E)前
    記OR回路から出力された信号と、前記ループ検出回路
    から出力された信号との論理積を出力するAND回路、
    (F)前記AND回路の出力により動作し、前記交換機
    からの回線と電話機とにより構成されたループ内に、接
    点により抵抗器を接続してループ内のインピーダンスを
    高くするリレー、を備えたことを特徴とする有線放送電
    話用電話機回路。
JP6091A 1991-01-07 1991-01-07 有線放送電話用電話機回路 Expired - Lifetime JP2864747B2 (ja)

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JPH04249995A JPH04249995A (ja) 1992-09-04
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