JPH0514594Y2 - - Google Patents

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JPH0514594Y2
JPH0514594Y2 JP1988093753U JP9375388U JPH0514594Y2 JP H0514594 Y2 JPH0514594 Y2 JP H0514594Y2 JP 1988093753 U JP1988093753 U JP 1988093753U JP 9375388 U JP9375388 U JP 9375388U JP H0514594 Y2 JPH0514594 Y2 JP H0514594Y2
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call
hands
microphone
rbt
telephone
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【考案の詳細な説明】 〔概要〕 マイクとスピーカを使用するハンズフリー電話
において、発呼時のリングバツクトーン(RBT)
をソフトウエアで検出することにより、ハード量
を増加させることなく発呼時のハウリングを防止
する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、リターン量が増大する発呼時のハウ
リング防止機能をソフトウエアで実現したハンズ
フリー電話器に関する。
マイクとスピーカを使用するハンズフリー電話
はハンドセツトを持つ必要がないので、運転中で
も安全に通話できる。しかし、スピーカからマイ
クへ回り込む音量が大きいので、ハウリング対策
は不可欠である。
〔従来の技術〕
ハンズフリー電話による発呼操作は通常のハン
ドセツト電話と変らないが、相手が出るまでの
間、回路網のインピーダンスが不整合となるため
リターン量が増大し、ハウリングが生じ易い。第
3図はこの説明図である。
同図において、30は発呼側のHF(ハンズフ
リー)電話器、40は被呼側の電話器(方式は自
由)、50は両者の間を接続する交換機(網)で
ある。HF電話器30が発呼操作すると交換機5
0は被呼側電話器40に呼出し信号を送り、同時
に発呼側のHF電話器30には呼出し中であるこ
とを示すRBTを返送する。このRBTは2線4線
変換器31を通つて受話アンプ32で増幅され、
スピーカ33から出力される。このときマイク3
4から混入した雑音は送話アンプ35で増幅さ
れ、変換器31から直接受話アンプ32へ回り込
むリターンや、被呼側電話器40の2線4線変
換器42で反射されたリターンとなつてスピー
カ33で再生される。
被呼側電話器40はオフフツクしていないの
で、受話アンプ42→スピーカ43→マイク44
→送話アンプ45というリターンの経路は考え
なくてよい。しかし、このめに被呼側の変換器4
1が不整合となり、リターンの量を増大させ
る。
このようなリターンとスピーカ33からマ
イク34への回り込みによつてハウリングが生
ずるため、従来はRBTを検出したら不整合期間
と判断して送話アンプ35の利得を低下させる制
御をしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のRBT検出はハード構成
によるため、(1)専用のバンドパスフイルタと検波
回路を設ける場合は限られたプリント基板上に搭
載するハード量を増大させ、また(2)音声のレベル
検出回路を兼用する場合は送話時に誤動作する欠
点がある。
本考案は、RBTの検出をソフトウエアで行う
ことにより、上述した問題点を解決しようとする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本考案の基本構成図で、1は受話信号
をA/D変換するA/Dコンバータ、2はその出
力(デジタルデータ)を取り込むCPU(プロセツ
サ)、3は送話側の可変利得回路である。
〔作用〕
CPU2はA/Dコンバータ1からのデジタル
データを処理し、RBT信号を検出したら可変利
得回路3の利得を低下させる。RBTは、400Hzの
キヤリアを16.6Hzの正弦波で振幅変調し、更にを
それを一定周期で断続させたものであるので、デ
ジタルデータからこの特徴を検出すれば発呼中で
あることを判定できる。
マイクで電気信号に変換された送話系回路の出
力は、送話側の可変利得回路3を通して回線に送
出される。そこで、CPU2は発呼中であること
を検出したら可変利得回路3の利得を低下させ、
第3図のリターンの原因になる電気信号のレ
ベルを減少させる。これにより発呼中のハイリン
グを防止できる。
本考案ではRBTをCPU2のソフトウエアで検
出するため、バンドパスフイルタや検波回路等の
ハード構成を要しない。A/Dコンバータ1は必
要であるが、通話中の音声検出をするためにA/
Dコンバータを使用している場合は、これを兼用
すればよい。
〔実施例〕
第2図は本考案の一実施例を示す構成図で、破
線枠内は第1図と同じである。4は受話側の可変
利得回路、5は送話音T−Aを電気信号に変換す
るマイク、6は受話音R−Aを再生するスピー
カ、7A,7Bは送話側の固定利得アンプ、8
A,8Bは受話側の固定利得アンプである。
自動車電話では無線装置T/Uが必要なので、
アンプ8A,7Bはこの無線装置T/U側へ接続
する。ハンズフリー電話では、送話時に受話側可
変利得回路4の利得を下げて受話音R−Aがマイ
ク5へ回り込む量を低減し、また、受話時は送話
側可変利得回路3の利得を下げ、マイク5で拾つ
た送話音T−A(特に雑音)が相手方へ届く量を
低減する。このため、CPU2はA/Dコンバー
タ1を使用して通話中のアンプ7A,8Aの出力
レベルを常時監視している。
このような機能を有するハンズフリー電話で
は、発呼操作(ダイヤリング)を開始してから相
手方がオフフツクするまでの発呼期間は、CPU
2による音声レベルの検出を行つていないので、
この期間はRBTの検出に振り向けることができ
る。このためにCPU2に追加するソフトウエア
の量は僅かである。何故ならば、RBTをA/D
変換したデジタルデータは一定周期で1となり、
他の期間は0という周期的なパターンをとるから
である。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、ハンズフリ
ー電話の発呼中のハウリングをフイルタや検波回
路等のハード構成を要することなく防止でき、ま
たRBTをA/D変換データの周期性に着目して
検出するので、通話中の音声による誤動作も生じ
にくい利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基本構成図、第2図は本考案
の一実施例を示す構成図、第3図はハンズフリー
電話のハウリングの説明図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 送話器にマイク5を用い、且つ受話器をスピー
    カ6としたハンズフリー電話器において、 受話信号をアナログ−デジタル変換するアナロ
    グ−デジタルコンバータと、 該アナログ−デジタルコンバータにより変換さ
    れたデジタル信号を読み込み、発呼時のリングバ
    ツクトーンを検出した時に送話系利得を低下させ
    るプロセツサとを有することを特徴とするハンズ
    フリー電話器。
JP1988093753U 1988-07-15 1988-07-15 Expired - Lifetime JPH0514594Y2 (ja)

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JPH0221847U JPH0221847U (ja) 1990-02-14
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JP2894881B2 (ja) * 1991-10-28 1999-05-24 日本電気株式会社 無線拡声電話装置

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JPS61128858U (ja) * 1985-01-31 1986-08-12

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