JPH0514594Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0514594Y2 JPH0514594Y2 JP1988093753U JP9375388U JPH0514594Y2 JP H0514594 Y2 JPH0514594 Y2 JP H0514594Y2 JP 1988093753 U JP1988093753 U JP 1988093753U JP 9375388 U JP9375388 U JP 9375388U JP H0514594 Y2 JPH0514594 Y2 JP H0514594Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- call
- hands
- microphone
- rbt
- telephone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔概要〕
マイクとスピーカを使用するハンズフリー電話
において、発呼時のリングバツクトーン(RBT)
をソフトウエアで検出することにより、ハード量
を増加させることなく発呼時のハウリングを防止
する。
において、発呼時のリングバツクトーン(RBT)
をソフトウエアで検出することにより、ハード量
を増加させることなく発呼時のハウリングを防止
する。
本考案は、リターン量が増大する発呼時のハウ
リング防止機能をソフトウエアで実現したハンズ
フリー電話器に関する。
リング防止機能をソフトウエアで実現したハンズ
フリー電話器に関する。
マイクとスピーカを使用するハンズフリー電話
はハンドセツトを持つ必要がないので、運転中で
も安全に通話できる。しかし、スピーカからマイ
クへ回り込む音量が大きいので、ハウリング対策
は不可欠である。
はハンドセツトを持つ必要がないので、運転中で
も安全に通話できる。しかし、スピーカからマイ
クへ回り込む音量が大きいので、ハウリング対策
は不可欠である。
ハンズフリー電話による発呼操作は通常のハン
ドセツト電話と変らないが、相手が出るまでの
間、回路網のインピーダンスが不整合となるため
リターン量が増大し、ハウリングが生じ易い。第
3図はこの説明図である。
ドセツト電話と変らないが、相手が出るまでの
間、回路網のインピーダンスが不整合となるため
リターン量が増大し、ハウリングが生じ易い。第
3図はこの説明図である。
同図において、30は発呼側のHF(ハンズフ
リー)電話器、40は被呼側の電話器(方式は自
由)、50は両者の間を接続する交換機(網)で
ある。HF電話器30が発呼操作すると交換機5
0は被呼側電話器40に呼出し信号を送り、同時
に発呼側のHF電話器30には呼出し中であるこ
とを示すRBTを返送する。このRBTは2線4線
変換器31を通つて受話アンプ32で増幅され、
スピーカ33から出力される。このときマイク3
4から混入した雑音は送話アンプ35で増幅さ
れ、変換器31から直接受話アンプ32へ回り込
むリターンや、被呼側電話器40の2線4線変
換器42で反射されたリターンとなつてスピー
カ33で再生される。
リー)電話器、40は被呼側の電話器(方式は自
由)、50は両者の間を接続する交換機(網)で
ある。HF電話器30が発呼操作すると交換機5
0は被呼側電話器40に呼出し信号を送り、同時
に発呼側のHF電話器30には呼出し中であるこ
とを示すRBTを返送する。このRBTは2線4線
変換器31を通つて受話アンプ32で増幅され、
スピーカ33から出力される。このときマイク3
4から混入した雑音は送話アンプ35で増幅さ
れ、変換器31から直接受話アンプ32へ回り込
むリターンや、被呼側電話器40の2線4線変
換器42で反射されたリターンとなつてスピー
カ33で再生される。
被呼側電話器40はオフフツクしていないの
で、受話アンプ42→スピーカ43→マイク44
→送話アンプ45というリターンの経路は考え
なくてよい。しかし、このめに被呼側の変換器4
1が不整合となり、リターンの量を増大させ
る。
で、受話アンプ42→スピーカ43→マイク44
→送話アンプ45というリターンの経路は考え
なくてよい。しかし、このめに被呼側の変換器4
1が不整合となり、リターンの量を増大させ
る。
このようなリターンとスピーカ33からマ
イク34への回り込みによつてハウリングが生
ずるため、従来はRBTを検出したら不整合期間
と判断して送話アンプ35の利得を低下させる制
御をしている。
イク34への回り込みによつてハウリングが生
ずるため、従来はRBTを検出したら不整合期間
と判断して送話アンプ35の利得を低下させる制
御をしている。
しかしながら、従来のRBT検出はハード構成
によるため、(1)専用のバンドパスフイルタと検波
回路を設ける場合は限られたプリント基板上に搭
載するハード量を増大させ、また(2)音声のレベル
検出回路を兼用する場合は送話時に誤動作する欠
点がある。
によるため、(1)専用のバンドパスフイルタと検波
回路を設ける場合は限られたプリント基板上に搭
載するハード量を増大させ、また(2)音声のレベル
検出回路を兼用する場合は送話時に誤動作する欠
点がある。
本考案は、RBTの検出をソフトウエアで行う
ことにより、上述した問題点を解決しようとする
ものである。
ことにより、上述した問題点を解決しようとする
ものである。
第1図は本考案の基本構成図で、1は受話信号
をA/D変換するA/Dコンバータ、2はその出
力(デジタルデータ)を取り込むCPU(プロセツ
サ)、3は送話側の可変利得回路である。
をA/D変換するA/Dコンバータ、2はその出
力(デジタルデータ)を取り込むCPU(プロセツ
サ)、3は送話側の可変利得回路である。
CPU2はA/Dコンバータ1からのデジタル
データを処理し、RBT信号を検出したら可変利
得回路3の利得を低下させる。RBTは、400Hzの
キヤリアを16.6Hzの正弦波で振幅変調し、更にを
それを一定周期で断続させたものであるので、デ
ジタルデータからこの特徴を検出すれば発呼中で
あることを判定できる。
データを処理し、RBT信号を検出したら可変利
得回路3の利得を低下させる。RBTは、400Hzの
キヤリアを16.6Hzの正弦波で振幅変調し、更にを
それを一定周期で断続させたものであるので、デ
ジタルデータからこの特徴を検出すれば発呼中で
あることを判定できる。
マイクで電気信号に変換された送話系回路の出
力は、送話側の可変利得回路3を通して回線に送
出される。そこで、CPU2は発呼中であること
を検出したら可変利得回路3の利得を低下させ、
第3図のリターンの原因になる電気信号のレ
ベルを減少させる。これにより発呼中のハイリン
グを防止できる。
力は、送話側の可変利得回路3を通して回線に送
出される。そこで、CPU2は発呼中であること
を検出したら可変利得回路3の利得を低下させ、
第3図のリターンの原因になる電気信号のレ
ベルを減少させる。これにより発呼中のハイリン
グを防止できる。
本考案ではRBTをCPU2のソフトウエアで検
出するため、バンドパスフイルタや検波回路等の
ハード構成を要しない。A/Dコンバータ1は必
要であるが、通話中の音声検出をするためにA/
Dコンバータを使用している場合は、これを兼用
すればよい。
出するため、バンドパスフイルタや検波回路等の
ハード構成を要しない。A/Dコンバータ1は必
要であるが、通話中の音声検出をするためにA/
Dコンバータを使用している場合は、これを兼用
すればよい。
第2図は本考案の一実施例を示す構成図で、破
線枠内は第1図と同じである。4は受話側の可変
利得回路、5は送話音T−Aを電気信号に変換す
るマイク、6は受話音R−Aを再生するスピー
カ、7A,7Bは送話側の固定利得アンプ、8
A,8Bは受話側の固定利得アンプである。
線枠内は第1図と同じである。4は受話側の可変
利得回路、5は送話音T−Aを電気信号に変換す
るマイク、6は受話音R−Aを再生するスピー
カ、7A,7Bは送話側の固定利得アンプ、8
A,8Bは受話側の固定利得アンプである。
自動車電話では無線装置T/Uが必要なので、
アンプ8A,7Bはこの無線装置T/U側へ接続
する。ハンズフリー電話では、送話時に受話側可
変利得回路4の利得を下げて受話音R−Aがマイ
ク5へ回り込む量を低減し、また、受話時は送話
側可変利得回路3の利得を下げ、マイク5で拾つ
た送話音T−A(特に雑音)が相手方へ届く量を
低減する。このため、CPU2はA/Dコンバー
タ1を使用して通話中のアンプ7A,8Aの出力
レベルを常時監視している。
アンプ8A,7Bはこの無線装置T/U側へ接続
する。ハンズフリー電話では、送話時に受話側可
変利得回路4の利得を下げて受話音R−Aがマイ
ク5へ回り込む量を低減し、また、受話時は送話
側可変利得回路3の利得を下げ、マイク5で拾つ
た送話音T−A(特に雑音)が相手方へ届く量を
低減する。このため、CPU2はA/Dコンバー
タ1を使用して通話中のアンプ7A,8Aの出力
レベルを常時監視している。
このような機能を有するハンズフリー電話で
は、発呼操作(ダイヤリング)を開始してから相
手方がオフフツクするまでの発呼期間は、CPU
2による音声レベルの検出を行つていないので、
この期間はRBTの検出に振り向けることができ
る。このためにCPU2に追加するソフトウエア
の量は僅かである。何故ならば、RBTをA/D
変換したデジタルデータは一定周期で1となり、
他の期間は0という周期的なパターンをとるから
である。
は、発呼操作(ダイヤリング)を開始してから相
手方がオフフツクするまでの発呼期間は、CPU
2による音声レベルの検出を行つていないので、
この期間はRBTの検出に振り向けることができ
る。このためにCPU2に追加するソフトウエア
の量は僅かである。何故ならば、RBTをA/D
変換したデジタルデータは一定周期で1となり、
他の期間は0という周期的なパターンをとるから
である。
以上述べたように本考案によれば、ハンズフリ
ー電話の発呼中のハウリングをフイルタや検波回
路等のハード構成を要することなく防止でき、ま
たRBTをA/D変換データの周期性に着目して
検出するので、通話中の音声による誤動作も生じ
にくい利点がある。
ー電話の発呼中のハウリングをフイルタや検波回
路等のハード構成を要することなく防止でき、ま
たRBTをA/D変換データの周期性に着目して
検出するので、通話中の音声による誤動作も生じ
にくい利点がある。
第1図は本考案の基本構成図、第2図は本考案
の一実施例を示す構成図、第3図はハンズフリー
電話のハウリングの説明図である。
の一実施例を示す構成図、第3図はハンズフリー
電話のハウリングの説明図である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 送話器にマイク5を用い、且つ受話器をスピー
カ6としたハンズフリー電話器において、 受話信号をアナログ−デジタル変換するアナロ
グ−デジタルコンバータと、 該アナログ−デジタルコンバータにより変換さ
れたデジタル信号を読み込み、発呼時のリングバ
ツクトーンを検出した時に送話系利得を低下させ
るプロセツサとを有することを特徴とするハンズ
フリー電話器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988093753U JPH0514594Y2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988093753U JPH0514594Y2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0221847U JPH0221847U (ja) | 1990-02-14 |
JPH0514594Y2 true JPH0514594Y2 (ja) | 1993-04-19 |
Family
ID=31318228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988093753U Expired - Lifetime JPH0514594Y2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0514594Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2894881B2 (ja) * | 1991-10-28 | 1999-05-24 | 日本電気株式会社 | 無線拡声電話装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61354B2 (ja) * | 1976-02-26 | 1986-01-08 | Rasutenbaagu Burateinyuumu Mainzu Ltd |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5787656U (ja) * | 1980-11-18 | 1982-05-29 | ||
JPS61354U (ja) * | 1984-06-05 | 1986-01-06 | 明星電気株式会社 | オンフツクダイヤルの可聴表示回路 |
JPS61128858U (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-12 |
-
1988
- 1988-07-15 JP JP1988093753U patent/JPH0514594Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61354B2 (ja) * | 1976-02-26 | 1986-01-08 | Rasutenbaagu Burateinyuumu Mainzu Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0221847U (ja) | 1990-02-14 |
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