JPH0328619Y2 - - Google Patents

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JPH0328619Y2
JPH0328619Y2 JP8692288U JP8692288U JPH0328619Y2 JP H0328619 Y2 JPH0328619 Y2 JP H0328619Y2 JP 8692288 U JP8692288 U JP 8692288U JP 8692288 U JP8692288 U JP 8692288U JP H0328619 Y2 JPH0328619 Y2 JP H0328619Y2
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switch
tone signal
intercom
circuit
signal
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  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は電力線などを通信線路として使用する
搬送式インターホン装置に関する。
[従来の技術] 従来から、第1図に示すような搬送式インター
ホン装置が提案されている。同図において、電力
線Lには搬送式インターホンI1,I2,I3(以下、単
にインターホンと称す)が夫々電源コードプラグ
13を介して接続されている。図示の例は電話形
の搬送式インターホンであり、例えばインターホ
ンI1を親機とし、インターホンI2,I3を子機とし
て親子式システムを構成した場合には、親機の送
信搬送周波数と子機の送信搬送周波数が異なる以
外、その回路構成は同一であるので、インターホ
ンI1についてのみ説明する。
電源コードプラグ13は電源トランス14(以
下トランス14という)を介して電源回路15に
接続されて安定化された直流電圧を得るようにし
ている。電源回路15の出力端は、送信系10に
おいてフツクスイツチ21,23をそれぞれ介し
て低周波増幅器25、搬送波電力増幅器27と、
変調部26と、呼出スイツチ22を介して呼出信
号発生器29とへ、また受信系12において搬送
波増幅器17と、復調部18と、第1のスイツチ
SW1を介して低周波増幅器19とへ夫々接続され
ている。以下、低周波増幅器25,19、搬送波
電力増幅器27、搬送波増幅器17を単に増幅器
と称することがある。
送信系10において、マイクMは増幅器25へ
接続され、その出力は呼出信号発生器29の出力
と共に変調部26へ印加される。変調部26は増
幅器27、低域フイルタ28を介してトランス1
4の入力部へ接続されている。
一方、受信系12において、トランス14の入
力部は、順に、帯域フイルタ16、搬送波増幅器
17、復調部18、低周波増幅器19、フツクス
イツチ20を介してレシーバ兼用スピーカSP(以
下スピーカSPともいう)へ接続される。なお、
復調部18に含まれているスケルチ回路の出力は
第1のスイツチSW1へ入力される。
スピーカSPとマイクMは電話形ハンドセツト
を構成し、フツクスイツチ20,21,23と連
動する。
このように構成された搬送式インターホン装置
において、インターホンI1とI2またはI3間で通話
を行なう場合について説明する。前述のように、
インターホンI1,I2,I3は同一回路構成であるの
で、インターホンI2,I3の送受信状態はインター
ホンI1の回路図を援用して説明する。
インターホンI1は図示の状態において、また他
のインターホンI2,I3も待受の状態にある。い
ま、インターホンI1のハンドセツトを取り上げる
と、フツクスイツチ20,21,23はb側に切
替えられ、増幅器25,27、変調部26へ電源
が投入される。変調部26により搬送波が作成さ
れ、さらに呼出スイツチ22を操作することによ
り、呼出信号発生器29で発生された呼出信号で
変調された被変調波が作成される。この被変調波
は増幅器27で増幅されて低域フイルタ28によ
り高調波成分が除去された後に電源コードプラグ
13を介して電力線Lへ送出される。
一方、インターホンI2,I3において、電力線L
を介して送られてきた非変調信号は電源コードプ
ラグ13を介して帯域フイルタ16に加えられ、
必要な搬送帯域成分のみが通過させられて、増幅
器17により増幅され、復調部18に印加されて
復調される。
このとき、復調部18内のスケルチ回路(図示
してない)が搬送波検出を行ないスイツチSW1
閉成するので、増幅器19に電源が供給される。
こうして、復調された呼出信号はフツクスイツチ
20のa側を経てスピーカSPから拡声にて鳴動
される。
インターホンI1において呼出スイツチ22を開
くと、呼出信号は送出されないからインターホン
I2,I3において呼出音は止まる。
そして、この状態でインターホンI2がハンドセ
ツトを取り上げると、フツクスイツチ20はb側
へ切替わり、インターホンI1におけるマイクMか
らの音声信号は、減衰器24を介してレシーバ兼
スピーカSPから放音されインターホンI1とI2の間
で通話ができる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、親機であるインターホンI1から
子機のインターホンI2へ送られる音声はインター
ホンI3にも送られフツクスイツチ20の接点aを
介してスピーカSPから放音され、インターホン
I1とI2の話の内容がインターホンI3で開かれると
いう欠点を有している。
[考案の目的] 本考案は叙上の難点を解消するためになされた
もので、通話中のインターホン相互の通話が他の
インターホンのスピーカから拡声音として送出さ
れない搬送式インターホン装置を提供することを
目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案による搬送式インターホン装置は、受信
系に、搬送波を復調する復調部で搬送波を復調し
たとき閉成される第1のスイツチと、前記第1の
スイツチと直列に接続された第2のスイツチと、
前記第1、第2のスイツチが閉成されたとき能動
となる低周波増幅器と、前記低周波増幅器から出
力される音声信号が入力されるスピーカと、送信
系から送出されたトーン信号を検出するトーン信
号検出回路と、前記トーン信号検出回路に出力が
あり、かつフツクスイツチが閉成されたとき能動
となり前記第2のスイツチを閉成させるOR回路
とを備え、前記送信系に前記トーン信号を発生す
るトーン信号発生回路と、前記低周波増幅器へ送
出される呼出信号を発生する呼出信号発生回路と
を設けた構成としてある。
[考案の実施例] 以下、この考案の好ましい実施例を第2図を参
照して記述する。同図において、第1図と同一符
号は第1図の回路と同一部分を示すので、その説
明は省略し、異なる部分についてのみ説明する
と、搬送式インターホン装置の送信系10には、
トーン信号を発生するトーン信号発生回路30と
トーン信号スイツチ22cおよび22dを設け
る。また、トーン信号スイツチ22cは呼出スイ
ツチ22と連動する。したがつて、呼出スイツチ
22を押下すればトーン信号スイツチ22cも押
下され呼出信号とトーン信号の両方が発生する。
また、トーン信号スイツチ22dを押下すればト
ーン信号だけを発生する。なお、トーン信号は低
域の可聴信号例えば300Hz以下の可聴信号で形成
する。
他方、受信系12には、呼出信号等の音声信号
を増幅する低周波増幅器19とスピーカSPを設
ける。また受信したトーン信号を検出するトーン
信号検出回路31が復調部18の出力側に設けら
れている。また、低周波増幅器19を能動とする
回路として第2のスイツチSW2を設ける。そし
て、復調部18に内蔵したスケルチ回路が搬送波
で能動となつたとき閉成する第1のスイツチSW1
は、トーン信号検出回路31が動作したとき閉成
する第2のスイツチSW2は直列に接続され、第
1、第2のスイツチSW1とSW2が閉成されると増
幅器19への電源を接にするよう構成してある。
また、フツクスイツチ34が閉成されるとOR回
路33を介して第2のスイツチSW2を閉成する。
なお、復調部18と増幅器19との間にはトーン
信号除去回路32が介在されている。なお、前述
と同様に各インターホンI1,I2,I3は同一回路構
成をもつている。
[考案の作用] このように構成された本考案の搬送式インター
ホン装置においてインターホンI1とI2またはI3
で通話をする場合について説明する。前述と同様
に、各インターホンは同一回路構成であることか
ら、インターホンI2,I3の送受状態はインターホ
ンI1の回路図を援用して説明する。
インターホンI1は図示の状態において、また他
のインターホンI2,I3も待受の状態にある。い
ま、インターホンI1のハンドセツトを取り上げる
と、フツクスイツチ20,21,23,34はb
側に切換えられ、増幅器25,27、変調部26
により搬送波が作成され、さらに呼出スイツチ2
2を操作することにより、トーン信号スイツチ2
2cも同時に押圧されるので呼出信号発生器29
とトーン信号発生回路30が動作し、呼出信号お
よびトーン信号で変調された被変調波が作成され
る。この被変調波は電力線Lへ送出される。
一方、インターホンI2,I3において、電力線L
を介して送出されてきた被変調波は復調部18に
おいて復調され、その内部にあるスケルチ回路の
出力により、第1のスイツチSW1が閉成される。
また、復調されたトーン信号はトーン信号検出回
路31により検出されてその出力によりOR回路
33を介して第2のスイツチSW2を閉成し、増幅
器19を能動として呼出時に受信系12を受信状
態とする。こうして、復調された呼出信号はフツ
クスイツチ20のa側を経てスピーカSPから拡
声にて鳴動される。なお、トーン信号スイツチ2
2dを押圧してマイクMにて発呼を行なえば音声
による直接呼出が可能である。トーン信号はトー
ン信号除去回路32により取除かれるからスピー
カSPからトーン信号が放音されることはない。
インターホンI1において呼出スイツチ22およ
びトーン信号スイツチ22cを開くと、呼出信号
およびトーン信号は送出されないから、インター
ホンI2,I3において、第2のスイツチSW2は開成
され、従つて増幅器19は非能動の状態となり、
呼出音は止まる。
そして、この状態でインターホンI2がハンドセ
ツトを取り上げると、フツクスイツチ20,34
はb側へ切替わるスイツチ操作がなされ、OR回
路33により第2のスイツチSW2は再び閉成さ
れ、増幅器19に電源が投入されて受信状態とさ
れる。このため、インターホンI1のマイクMから
の音声はインターホンI2においてフツクスイツチ
20のb側から減衰器24を介してレシーバ兼ス
ピーカSPから放音される。他のインターホンI3
はハンドセツトを取り上げていないので、OR回
路33が働かないから、インターホンI1の音声が
漏れることはない。インターホンI2からI1への通
話も上述と同様に行なわれる。
もしもインターホンI1が通話したい相手局がイ
ンターホンI3であるときは、インターホンI2に対
しハンドセツトをオンフツク状態にするように要
請してからトーン信号スイツチ22dを押下し、
インターホンI2,I3に対しインターホンI3が応答
するよう音声で呼び掛けてインターホンI3の応答
を待てばよい。
なお、1対のインターホン間で通話中、他のイ
ンターホンがハンドセツトを取り上げると、搬送
波が送られるため、前述したようにビートが生じ
通話ができない。
このようにして、親機のインターホンI1と子機
のインターホンI2とが通話中、その音声が他の子
機のインターホンI3のスピーカSPから出力され
ることはない。
上記実施例ではトーン信号を低域可聴信号とし
たのでトーン信号除去回路32に相当する周波数
の音声信号が劣化するので例えば88.5Hzのトーン
スケルチ回路でトーン信号を形成すれば市販のト
ーンエンコーダをトーン信号検出回路とトーン信
号発生回路に適用できる。
また、受信系は、搬送波の検出のみならず、ト
ーン信号の有無により受信状態とされることか
ら、電力線中の各種雑音により受信系が誤動作す
る虞れは解消し、受信感度を大幅に上げることが
でき、このため通達距離も従来の方式に比べて飛
躍的に延長することができる。
なお、上記実施例では電話形搬送式インターホ
ン装置のハンドセツトを取り上げることによりフ
ツクスイツチ34のスイツチ操作を行なう例につ
いて説明したが、拡声形搬送式インターホン装置
では、これを通話スイツチのスイツチ操作として
置き換えることができる。また、トーン信号の有
無と、音声出力手段の能動、非能動との関係は上
記実施例に限定しない。また、トーン信号は1周
波に限定しない。
[考案の効果] 以上の実施例からも明らかなように、本考案に
よる搬送式インターホン装置は、受信系に、搬送
波を復調する復調部で搬送波を復調したとき閉成
される第1のスイツチと、前記第1のスイツチと
直列に接続された第2のスイツチと、前記第1、
第2のスイツチが閉成されたとき能動となる低周
波増幅器と、前記低周波増幅器から出力される音
声信号が入力されるスピーカと、送信系から送出
されたトーン信号を検出するトーン信号検出回路
と、前記トーン信号検出回路に出力があり、かつ
フツクスイツチが閉成されたとき能動となり前記
第2のスイツチを閉成させるOR回路とを備え、
前記送信系に前記トーン信号を発生するトーン信
号発生回路と、前記低周波増幅器へ送出される呼
出信号を発生する呼出信号発生回路とを設けた構
成としてあるため、受信系の低周波増幅器の能
動、非能動を発信系で自由に制御できるところに
特徴を有している。このため、通話中の音声を他
の局のスピーカから拡声音として出力させない機
能、および必要に応じ待受時のインターホンに対
し拡声音で呼び掛けることができる機能を有する
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来から提案されている搬送式インタ
ーホンを示す回路図、第2図は本考案による搬送
式インターホン装置の好ましい実施例を示す回路
図である。 10……送信系、12……受信系、19……低
周波増幅器、29……呼出信号発生回路、30…
…トーン信号発生回路、31……トーン信号検出
回路、33……OR回路、34……フツクスイツ
チ、SW1……第1のスイツチ、SW2……第2のス
イツチ、SP……スピーカ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 受信系12に、搬送波を復調する復調部18で
    搬送波を復調したとき閉成される第1のスイツチ
    SW1と、前記第1のスイツチSW1と直列に接続さ
    れた第2のスイツチSW2と、前記第1、第2のス
    イツチSW1,SW2が閉成されたとき能動となる低
    周波増幅器19と、前記低周波増幅器から出力さ
    れる音声信号が入力されるスピーカSPと、送信
    系10から送出されたトーン信号を検出するトー
    ン信号検出回路31と、前記トーン信号検出回路
    に出力があり、かつフツクスイツチ34が閉成さ
    れたとき能動となり前記第2のスイツチを閉成さ
    せるOR回路33とを備え、前記送信系に前記ト
    ーン信号を発生するトーン信号発生回路30と、
    前記低周波増幅器へ送出される呼出信号を発生す
    る呼出信号発生回路29とを備えたことを特徴と
    する搬送式インターホン装置。
JP8692288U 1988-06-30 1988-06-30 Expired JPH0328619Y2 (ja)

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JP8692288U JPH0328619Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30

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Publication Number Publication Date
JPS6418862U JPS6418862U (ja) 1989-01-30
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