JPH0614025Y2 - 内燃機関の排気装置 - Google Patents

内燃機関の排気装置

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JPH0614025Y2
JPH0614025Y2 JP6192588U JP6192588U JPH0614025Y2 JP H0614025 Y2 JPH0614025 Y2 JP H0614025Y2 JP 6192588 U JP6192588 U JP 6192588U JP 6192588 U JP6192588 U JP 6192588U JP H0614025 Y2 JPH0614025 Y2 JP H0614025Y2
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JP
Japan
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flexible tube
internal combustion
combustion engine
height
exhaust system
Prior art date
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JP6192588U
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JPH01166212U (ja
Inventor
正喜 小島
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Sankei Giken Kogyo Co Ltd
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Sankei Giken Kogyo Co Ltd
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  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ.考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車等の内燃機関の排気装置、とりわけ排
気系の途中に機関からの振動等を緩衝する縦断面波形の
可撓管を接続した内燃機関の排気装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、自動車等の内燃機関の排気系は、例えば第5図に
示すように車体前部に配設した内燃機関1の排気マニホ
ールド2から車体後部のマフラ3に排気管4・5および
キャタライザ6・サブマフラ7等を介して連通させ、車
体の底部に図に省略した弾性支持部材を介して支持させ
るのが一般的である。そして機関1からの振動等を緩衝
させるために第5図に示すように排気系の途中に第6図
に示すような縦断面波形の可撓管10を接続したものは
知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような波形可撓管10による振動緩衝(吸収)性
能を向上させるには可撓性を増大させる必要があり、そ
の手段として波形可撓管10の山部11の外径を大きく
する、あるいは谷部12の内径を小さくして波の高さh
を高くすることが考えられる。
ところが上記のような自動車等の内燃機関の排気系にお
いては、十分な地上高を確保するため、あるいは配置ス
ペース等の関係で波形可撓管の山部の外径はあまり大き
くすることができない。また谷部12の内径を小さくす
ると、その谷部における内空横断面積が減少して排気抵
抗が増大し、機関の出力が低下する等の問題があった。
さらに、上記の可撓管に作用する振動は、必ずしも半径
方向いずれの方向にも等しく作用するものではなく、排
気系に対する可撓管の接続位置等に応じて特定の方向の
振動が多く作用する。そのため可撓管の波の高さを前記
第6図例のように周方向に等しく形成しても効率よく振
動を吸収させることができない等の問題があった。
本考案は上記の問題点を解決することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、内燃機関の排気系の途中に、機関からの振動
を緩衝する縦断面波形の可撓管を接続した内燃機関の排
気装置において、上記波形可撓管の径方向の波の高さを
周方向に異ならせ、上記可撓管の接続位置に多く作用す
る振動方向に対応した径方向の波の高さが高くなるよう
にしたことを特徴とする。
〔作用〕
上記のように波形可撓管の波の高さを周方向に異なら
せ、該可撓管の接続位置に多く作用する振動方向に対応
した径方向の波の高さが高くなるようにしたことによ
り、上記の振動方向における可撓管の可撓性が増し、よ
り効率よく振動を吸収させることが可能となる。
〔実施例〕
第1図〜第4図は本考案排気装置に用いる波形可撓管の
具体的構成を例示するもので、第1図(a)・(b)は
波形可撓管10の山部11および谷部12の横断面形状
をそれぞれ前記第6図の従来例と同様に円形に形成し、
山部11を谷部12に対して上方に偏心させることによ
って可撓管上部における波の高さh1が可撓管下部にお
ける波の高さh2よりも漸次高くなるようにした例を示
す。
また第2図(a)・(b)は波形可撓管10の山部11
を横断面長円形に形成してその長軸方向に波の高さh3
が短軸方向の波の高さh4よりも高くなるようにした
例。第3図(a)・(b)は波形可撓管10の谷部12
を横断面長円形に形成することによって、その谷部12
の短軸方向における波の高さh5が、谷部12の長軸方
向における波の高さh6よりも高くなるようにした例。
第4図(a)・(b)は波形可撓管10の山部11と谷
部12とをそれぞれ横断面長円形に形成し、その短軸方
向における波の高さh7が長軸方向における波の高さh
8よりも高くなるようにした例を示す。
なお、上記第1図〜第4図例における谷部12の内空横
断面積は、前記第6図例の場合と略等しくなるように形
成されている。また第1図・第2図例における谷部12
の径、および第1図・第3図例における山部11の径
は、前記第6図例における谷部12の径および山部11
の径とそれぞれ等しく形成されている。
上記の構成において波形可撓管10を内燃機関の排気系
の接続する際には、その接続位置に多く作用する振動方
向と、波の高さが高い方向とが一致するようにして接続
するものである。例えば波形可撓管10を、上下方向の
振動が多く作用する位置に接続する場合には、前記第1
図〜第4図に示すように波の高さの高い方向が上下方向
になるようにして接続するもので、波形可撓管10は波
の高さが高いほど可撓性が増し上下方向の振動を効果的
に吸収させることができる。特に第1図・第3図例の波
形可撓管においては外径寸法および谷部の内空横断面積
を前記第6図例の場合と略等しくした上で、上下方向に
多く作用する振動を効率よく吸収させることが可能とな
る。また第2図例のものは車体に対する上下方向の配置
スペースに余裕があり、横方向の配置スペースに制約が
ある場合に有効である。さらに第4図例のものは谷部の
内空横断面積を従来例と略等しくした上で上下方向の高
さ寸法をより小さくすることが可能となる等の利点があ
る。
また例えば波形可撓管10を、横方向の振動が多く作用
する位置に接続する場合には、前記第1図〜第4図例に
おける波の高さの高い方向が横方向となるように、即
ち、それぞれ図の状態から90°回動させた状態で排気
系に接続することにより横方向の振動を効率よく吸収さ
せることができる。特に第1図・第3図例の場合には、
山部11の外径と谷部12の内空横断面積とを、それぞ
れ前記第6図の従来例の場合と略等しく形成した上で、
より効果的に横方向の振動を吸収させることが可能とな
る。また第2図例の場合は谷部12の内空横断面積を充
分に確保した上で、長円形山部11の短軸方向となる上
下方向の高さ寸法を小さくすることが可能となり、上下
方向の配置スペースに制約がある場合に有効であり、ま
た第4図例の場合には谷部12の内空横断面積を充分に
確保した上で横方向の寸法を前記第6図例の場合よりも
小さくすることが可能となり、横方向の配置スペースに
制約がある場合に有効である。
さらに排気系に対する可撓管10の接続位置によっては
該可撓管に多く作用する振動方向は、上下方向や横方向
に限らず傾斜方向に作用する場合もあり、その場合にも
その振動方向と波形可撓管10の波の高さを高くした方
向とが合致するように可撓管を接続することにより、効
率よく振動を吸収させることが可能となるものである。
ハ.考案の効果 以上説明したように本考案によれば、排気系の途中に接
続される波形可撓管の径方向の波の高さを周方向に異な
らせ、上記可撓管の接続位置に多く作用する振動方向に
対応した径方向の波の高さが高くなるようにするだけの
極めて簡単な構成により、機関からの振動を効率よく吸
収させることができるもので、振動騒音等の少ない、し
かも耐久性のよい内燃機関の排気装置が得られる等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)・(b)は本考案排気装置に用いる波形可
撓管の一例を示す側面図および横断面図、第2図(a)
・(b)および第3図(a)・(b)ならびに第4図
(a)・(b)はそれぞれ波形可撓管の変形例の同上
図、第5図は内燃機関の排気系の一例を示す斜視図、第
6図(a)・(b)は従来の波形可撓管の側面図および
横断面図である。 1は内燃機関、10は可撓管、11は山部、12は谷
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の排気系の途中に、機関からの振
    動を緩衝する縦断面波形の可撓管を接続した内燃機関の
    排気装置において、上記波形可撓管の径方向の波の高さ
    を周方向に異ならせ、上記可撓管の接続位置に多く作用
    する振動方向に対応した径方向の波の高さが高くなるよ
    うにしたことを特徴とする内燃機関の排気装置。
JP6192588U 1988-05-11 1988-05-11 内燃機関の排気装置 Expired - Lifetime JPH0614025Y2 (ja)

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JP6192588U JPH0614025Y2 (ja) 1988-05-11 1988-05-11 内燃機関の排気装置

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JP6192588U JPH0614025Y2 (ja) 1988-05-11 1988-05-11 内燃機関の排気装置

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Publication Number Publication Date
JPH01166212U JPH01166212U (ja) 1989-11-21
JPH0614025Y2 true JPH0614025Y2 (ja) 1994-04-13

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ID=31287566

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JP6192588U Expired - Lifetime JPH0614025Y2 (ja) 1988-05-11 1988-05-11 内燃機関の排気装置

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DE20021348U1 (de) * 2000-12-16 2001-05-10 Pluggit Int Nv Kanalrohr
JP2005240946A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Toto Ltd 器具接続管及びこれを用いた配管ユニット
JP2010101495A (ja) * 2009-12-11 2010-05-06 Toto Ltd 器具接続管の接続構造

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