JPH06139586A - 光学ピックアップの送り装置 - Google Patents

光学ピックアップの送り装置

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JPH06139586A
JPH06139586A JP30958392A JP30958392A JPH06139586A JP H06139586 A JPH06139586 A JP H06139586A JP 30958392 A JP30958392 A JP 30958392A JP 30958392 A JP30958392 A JP 30958392A JP H06139586 A JPH06139586 A JP H06139586A
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optical pickup
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groove
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Kazuya Okushita
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Abstract

(57)【要約】 【目的】別途基準軸等を設定する必要がなく組立てが容
易である。 【構成】情報をディスクDに記録、もしくは情報をディ
スクDから読み取る際に、光学ピックアップ1を、基部
であるシャーシ2に関連してディスクDの径方向に移動
して送るための光学ピックアップの送り装置において、
基部には溝22が形成されていて、光学ピックアップ1
は案内部28を有し、光学ピックアップ1は、駆動源で
あるモータ6を駆動することにより、案内部28が溝2
2に沿ってディスクDの径方向Rに送られる構成であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク等の媒体に
情報を記録したりあるいは媒体に記録された情報を再生
するのに用いる光学ピックアップの送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光学ピックアップとその送り装置
の一例を図6に示す。この種の送り装置では、光学ピッ
クアップPに基準孔を設け、この基準孔に基準軸Sを通
している。そしてこの基準軸Sの両端をシャーシSTに
固定している。そして図示しない駆動手段により、光学
ピックアップPを基準軸Sに沿って矢印R方向に直線移
動することができるようになっている。この直線移動に
より、光学ピックアップPの対物レンズLを、光ディス
クの半径方向にトラッキングするようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような送り
装置では、基準孔にメタル軸受けMBを圧入して設定
し、サイジングする工程が必要である。また基準軸は光
学ピックアップPの横側から挿入してシャーシSTに対
し固定する必要がある。即ち光学ピックアップを所定位
置に保持してその後に基準軸Sを挿入することで組立て
ている。従って、送り装置に対して光学ピックアップを
組立てる組立て作業性が悪いという欠点があった。本発
明は、上記問題を解消するためになされたものであっ
て、別途基準軸等を設定する必要がなく組立てが容易な
光学ピックアップの送り装置を提供することを目的とし
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、情報をディスクに記録、もしくは情報をディス
クから読み取る際に、光学ピックアップを、基部に関連
してディスクの径方向に移動して送るための光学ピック
アップの送り装置において、基部には溝が形成されてい
て、光学ピックアップは案内部を有し、光学ピックアッ
プは、駆動源を駆動することにより、案内部が溝に沿っ
てディスクの径方向に送られる構成とした光学ピックア
ップの送り装置により、達成される。
【0005】好ましくは、前記光学ピックアップの前記
案内部には、ラックが形成されていて、駆動源はモータ
であり、このモータにより回転されるピニオンと、上記
ラックがかみ合い、モータの駆動軸の回転により前記光
学ピックアップが前記溝に沿って前記ディスクの径方向
に送られる。
【0006】前記案内部には、好ましくは前記基部の溝
から前記案内部が浮き上がるのを防ぐための浮き上がり
防止部材が設定されている。
【0007】前記浮き上がり防止部材には、好ましくは
前記案内部の前記ラックと共に前記ピニオンにかみ合う
他のラックと、前記案内部の前記ラックと前記ピニオン
との間におけるバックラッシュを防止するために、前記
浮き上がり防止部材を前記案内部に対して前記溝の方向
に押す弾性部とを、有している。
【0008】
【作用】従来のような基準軸を後から設定しなくても、
光学ピックアップを、駆動源を駆動することにより、案
内部を介して溝に沿ってディスクの径方向に送ることが
できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、本
発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々
の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明
において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、こ
れらの態様に限られるものではない。
【0010】図1は本発明の光学ピックアップの送り装
置の好適な実施例を示す斜視図である。図2はこの光学
ピックアップの送り装置の分解斜視図である。光学ピッ
クアップ1は、シャーシ2に対して矢印R方向に移動可
能に取り付けられている。まずシャーシ2の構成を説明
する。シャーシ2は、メカシャーシもしくは基部とも言
う。シャーシ2は、例えばプラスチックにより作られて
おり、スピンドルモータ6と送りモータ4を取り付ける
ことができる。スピンドルモータ6の回転軸にはターン
テーブル5が固定され、このターンテーブル5の上には
図1に示すようにコンパクトディスク等の光ディスクや
光磁気ディスク等あるいはレーザディスク等のディスク
D等を着脱可能に取り付けることができる。スピンドル
モータ6を駆動することによりディスクDは回転でき
る。スピンドルモータ6はモータ取り付けねじ8により
シャーシ2に対して固定されている。
【0011】送りモータ4は、ねじ4aによりシャーシ
2に対して固定されている。モータ4の駆動軸にはギヤ
もしくはピニオン9が固定されている。シャーシ2の取
り付け部2aには、段付きねじ7を介してギヤ10が回
転可能に取り付けられている。このギヤ10は、図4と
図5に示すように、第1ギヤ部10aと第2ギヤ部10
bを有している。第1ギヤ部10aの径は第2ギヤ部1
0bの径より大きい。第1ギヤ部10aは、ギヤ9にか
み合っている。シャーシ2の中央には空間部分2bが形
成されている。この空間部分2bにおいて光学ピックア
ップ1が矢印R方向に移動できる。
【0012】次に光学ピックアップ1の構成を説明す
る。光学ピックアップ1は、対物レンズ20と図示しな
いが対物レンズ20のフォーカスサーボ機構等を内蔵し
ている。このフォーカスサーボ機構は、従来のものが採
用できる。光学ピックアップ1にはスライドベース28
を有している。このスライドベース28はラック29を
有している。このラック29は、図4と図5に示すよう
にギヤ10の第2ギヤ部10bにかみ合うようになって
いる。スライドベース28は、図2と図3に示すような
形状を有している。スライドベースは例えばプラスチッ
クにより光学ピックアップ1の本体1aと一体に形成さ
れている。
【0013】図3に示すように、スライドベース28
は、3つの孔50,56,59を有している。孔59は
孔56,50に比べて大きいものである。スライドベー
ス28には2つのボス52,54が突出して形成されて
いる。ボス52,54は、下端もしくは先端が半球状に
なっている。ボス52,54はスライドベース28の一
端側と他端側に離して同じ方向に向けて設けられてい
る。
【0014】図2と図3に示す様に、このスライドベー
ス28に対して浮き上がり防止部材3を重ねて設定でき
るようになっている。特に図3に示すように、浮き上が
り防止部材3は、図2に示すようにラック24を有して
いる。このラック24はスライドベース28のラック2
9と同じ歯数で同じ形のものである。スライドベース2
9のラックを主ラックといい、浮き上がり防止部材3の
ラック24をサブラックという。この浮き上がり防止部
材3は、弾性に富む例えばプラスチックにより形成され
ている。浮き上がり防止部材3は、押圧手段30、2つ
の位置ずれ防止爪32,34および浮き上がり防止片4
2,44を有している。
【0015】押圧手段30は、浮き上がり防止部材3の
平坦部分55からほぼ半円形状に孔59を通って伸びて
いる。押圧手段30の自由端36は、スライドベース2
8の受け部42と弾性的にかみ合うようになっている。
位置ずれ防止爪32は、スライドベース28のボス52
の孔70に嵌め込まれるようになっている。同様にして
位置ずれ防止爪34は、ボス54の孔72に嵌め込まれ
るようになっている。これら位置ずれ防止爪32,34
があるにもかかわらず、浮き上がり防止部材3は、図3
のスライドベース28に対して矢印R方向にそって、わ
ずかな許容範囲だけ弾性的にずれることができるように
して、それ以上は矢印R方向にずれないようになってい
る。
【0016】浮き上がり防止片42,44は、スライド
ベース28の小さな孔56,50にそれぞれ挿入され
て、さらに図5に特に示すようにシャーシ2に形成され
た案内溝22の長い案内孔80に強制的に図5の上方か
ら下方に向けて押し込まれるようにして端部46,48
が嵌め込まれている。この端部46、48により浮き上
がり防止部材3は、シャーシ2に対して上方に浮き上が
らないようにワンタッチ操作で簡単にかみ合わされ、こ
れによりスライドベース28は、シャーシ2より上方に
浮き上がることがない。
【0017】スライドベース28のボス52,54は、
図4に示すように案内溝22に沿って摺動できるように
なっている。案内溝22は、図2に示すように光学ピッ
クアップ1の移動方向Rの方向と平行に長く形成されて
いる。案内溝22の断面を図4と図5で説明する。案内
溝22は、ほぼU字形もしくはV字形の案内面を有して
いる。このU字形もしくはV字形の案内面には、上記ボ
ス52,54が摺動できるようになっている。
【0018】図4と図5に示すように、浮き上がり防止
部材3とスライドベース28がシャーシ2に対して装着
された状態では、浮き上がり防止部材24のラック24
とスライドベース28のラック29は、共にギヤ10の
第2ギヤ部10bにかみ合うようになっている。しか
も、図3で示した弾性部30があるので、仮にスライド
ベース28のラック29と第2ギヤ部10bとの間にバ
ックラッシュが生じたとしても、この弾性部30が適宜
スライドベース28とサブラック3との間に相対的に圧
力をかけて適宜移動する役割を果たすので、スライドベ
ース28と第2ギヤ部29との間のバックラッシュをな
くすことができる。
【0019】このような構成により、図2の送りモータ
4を駆動することによりギヤ9,10を介して光学ピッ
クアップ1を矢印R方向に直線移動もしくはスライドす
ることができる。ところで本発明の実施例は上記実施例
に限定されるものではない。例えば案内溝22の形状は
上述したようなV字形もしくはU字形の断面を有するも
のに限定されるものではない。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、従来
光学ピックアップの送り装置に必要不可欠とされていた
メタル軸受けや基準軸等の部品を別途基部に対して設定
する必要がなく、この組立て効率の悪い設定作業を省略
して、組立て性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学ピックアップの送り装置の好適な
実施例を示す斜視図。
【図2】図1に示す実施例の分解斜視図。
【図3】本発明における送り装置のスライドベースおよ
び浮き上がり防止部材の組立てを示す断面図。
【図4】図3のA−Aの位置におけるシャーシとスライ
ドベースおよび浮き上がり防止部材の断面図。
【図5】図3の矢印B−Bにおけるシャーシ、スライド
ベースおよび浮き上がり防止部材の断面図。
【図6】従来の光学ピックアップの送り装置を示す平面
図。
【符号の説明】
1 光学ピックアップ 2 シャーシ(基部) 3 浮き上がり防止部材 4 送りモータ(駆動源) 10 ギヤ 22 案内溝 24 ラック 28 スライドベース(案内部) 29 ラック 30 弾性部 42,44 浮き上がり防止片 52,54 ボス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報をディスクに記録、もしくは情報を
    ディスクから読み取る際に、光学ピックアップを、基部
    に関連してディスクの径方向に移動して送るための光学
    ピックアップの送り装置において、 基部には溝が形成されていて、光学ピックアップは案内
    部を有し、光学ピックアップは、駆動源を駆動すること
    により、案内部が溝に沿ってディスクの径方向に送られ
    る構成としたことを特徴とする、光学ピックアップの送
    り装置。
  2. 【請求項2】 前記光学ピックアップの前記案内部に
    は、ラックが形成されていて、駆動源はモータであり、
    このモータにより回転されるピニオンと、上記ラックが
    かみ合い、モータの駆動軸の回転により前記光学ピック
    アップが前記溝に沿って前記ディスクの径方向に送られ
    る構成とした、請求項1に記載の光学ピックアップの送
    り装置。
  3. 【請求項3】 前記案内部には、前記基部の溝から前記
    案内部が浮き上がるのを防ぐための浮き上がり防止部材
    が設定されている、請求項2または3に記載の光学ピッ
    クアップの送り装置。
  4. 【請求項4】 前記浮き上がり防止部材には、前記案内
    部の前記ラックと共に前記ピニオンにかみ合う他のラッ
    クと、前記案内部の前記ラックと前記ピニオンとの間に
    おけるバックラッシュを防止するために、前記浮き上が
    り防止部材を前記案内部に対して前記溝の方向に押す弾
    性部とを、有している、請求項3に記載の光学ピックア
    ップの送り装置。
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