JPH06139376A - データフロー型情報処理装置 - Google Patents

データフロー型情報処理装置

Info

Publication number
JPH06139376A
JPH06139376A JP28873392A JP28873392A JPH06139376A JP H06139376 A JPH06139376 A JP H06139376A JP 28873392 A JP28873392 A JP 28873392A JP 28873392 A JP28873392 A JP 28873392A JP H06139376 A JPH06139376 A JP H06139376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
packet
address
data packet
router
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28873392A
Other languages
English (en)
Inventor
Riyuuji Miyama
隆二 見山
Shinichi Yoshida
真一 芳田
Soichi Miyata
宗一 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP28873392A priority Critical patent/JPH06139376A/ja
Priority to US08/141,207 priority patent/US5586281A/en
Publication of JPH06139376A publication Critical patent/JPH06139376A/ja
Priority to US08/699,878 priority patent/US5918063A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi Processors (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は1個以上のメモリを1個以上のデ
ータ駆動型プロセッサで共有できるようなデータフロー
型情報処理装置を提供することを主要な特徴とする。 【構成】 複数のデータ駆動型プロセッサ21,22か
ら出力されたデータパケットはルータ31によって合流
され、画像メモリ41に与えられる。画像メモリ41の
処理結果はルータ32によって分岐され、それぞれデー
タ駆動型プロセッサ21,22に出力され、データ駆動
型プロセッサ22から出力パケットが出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はデータフロー型情報処
理装置に関し、特に、1個以上のデータ駆動型プロセッ
サと1個以上のメモリと、これらのデータ駆動型プロセ
ッサとメモリとを接続するためのルータを用いたような
データフロー型情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の映像処理のためのデータ駆
動型プロセッサの構成を示す図である。図7において、
映像処理用のデータ駆動型プロセッサ51はプロセッサ
番号PE#0であって、外部より入力時間順次に付けら
れる世代番号を持つ信号入力パケットが時系列的に入力
される。このデータ駆動型プロセッサ51には予め設定
された処理内容が記憶されており、その設定内容に基づ
いて処理が進められる。データ駆動型プロセッサ51か
ら画像メモリ52に対して、画像メモリ52の内容の参
照/更新などのアクセスが行なわれた後、処理パケット
がデータ駆動型プロセッサ51に返される。データ駆動
型プロセッサ51は、信号入力パケットに対する処理が
終了した後、信号出力パケットを外部へ出力する。
【0003】図8は図7に示した画像メモリ52に入力
されるデータパケットのフィールドの構成の一例を示す
図である。図8において、命令コード(a)は画像メモ
リ52に対する処理の内容、たとえば画像メモリ52の
内容の参照あるいは更新などを示している。世代番号
(b)はデータ駆動型プロセッサ51に対して入力され
る時点において、入力時系列の順序に従って付けられて
いる識別子である。この世代番号(b)はデータ駆動型
プロセッサ51においてはデータの待合せの際に利用さ
れる。
【0004】一方、画像メモリ52においては、世代番
号(b)に基づいてアクセスすべきアドレスが決定され
る。データ1(c)およびデータ2(d)は命令コード
(a)の内容によって解釈されるオペランドデータであ
る。たとえば、命令コード(a)が画像メモリ52に対
する更新を示している場合は、データ1(c)は画像メ
モリ52に対して書込まれるべきデータである。命令コ
ード(a)が画像メモリに対する参照(データを読むこ
と)を示している場合は、データ1(c)は意味を持た
ない。データ2(d)は世代番号(b)で示されるアド
レスを修飾するデータである。データ2(d)の内容を
変えることにより、画像メモリ52を実際にアクセスす
るアドレスを変えることができる。プロセッサ番号
(e)はこのデータパケットがどのプロセッサ番号のプ
ロセッサで処理されるかを示す識別子である。
【0005】図9は画像メモリ52から出力されるデー
タパケットのフィールドの構成の一例を示す図である。
図9において、命令コード(f),世代番号(g)およ
びプロセッサ番号(i)は図8に示す画像メモリ52へ
の入力データパケットの命令コード(a),世代番号
(b)およびプロセッサ番号(e)がそのまま出力され
る。データ1(h)には画像メモリ52へのアクセス結
果が格納されている。
【0006】図10は世代番号(b)の構成をさらに詳
細に示した例を示す図である。図10に示した例では、
画像メモリ52の枚数すなわち、フィールドに3ビッ
ト,1画面の垂直方向の解像度すなわちラインに11ビ
ット,1画面の水平方向の解像度、すなわちピクセルに
10ビットを割当てた場合を示している。このビット数
の割当ては世代番号(b)に割当てられているビット数
の範囲で、この例では24ビットの範囲で任意に設定可
能である。
【0007】図11は図10に示した世代番号分割例に
基づいた画像メモリの論理的な構成を示す図である。図
7に示したデータ駆動型プロセッサ51に対して入力さ
れる時点において、入力時系列の順序に従って付けられ
ている世代番号に基づいて画像メモリ52をアクセスす
るアドレスを決定すれば、アクセス点は1枚目の画像メ
モリの左上の点から始まって、水平方向にスキャンする
ように移動する。1枚目の画像メモリの右下の点までス
キャンすると、次は2枚目の画像メモリの左上の点にア
クセス点が移動する。一番最後の画像メモリの例では、
8枚目の画像メモリ右下の点までスキャンすると、次は
1枚目の画像メモリの左上の点にアクセス点が戻り、以
下同様のことが繰り返される。
【0008】図12は入力信号パケット中のデータフィ
ールドの内容に基づいて、アドレスの修飾を行なう場合
のオフセット修飾子データ2(d)の構成をさらに詳細
に示した例を示す図である。図12に示した例では、フ
ィールド・オフセットに3ビット,ライン・オフセット
に5ビット,ピクセル・オフセットに4ビットを割当て
た場合を示している。このビット数の割当てはデータ2
(d)に割当てられているビット数の範囲で、この例で
は12ビットの範囲で任意に設定可能である。各オフセ
ット領域には、それぞれに割当てられたビット幅の符号
付き整数Δfd,Δln,Δpxが格納されている。
【0009】図13はオフセット修飾子値を用いて実行
アドレスを決定する方法を説明するための図である。画
像メモリ52において、図13に示すように、入力デー
タパケット中の世代番号(b)が示すフィールド・アド
レスFD#,ライン・アドレスLN#およびピクセル・
アドレスPX#に対して、データ2(d)が示すフィー
ルド・オフセットΔfd,ライン・オフセットΔlnお
よびピクセル・オフセットΔpxをそれぞれ加算した値
を画像メモリ52をアクセスする際の実行アドレスとさ
れる。
【0010】図14は画像メモリをアクセスする際のア
ドレス修飾の方法を説明するための図である。図14に
おいて、×は画像メモリ52に入力されたデータパケッ
トの世代番号(b)が指定するアドレスである。このア
ドレスに対して、入力データパケットのデータ2(d)
に設定されているオフセット値を用いてアドレスの修飾
が行なわれる。図14に示した例では、世代番号(b)
が示すアドレスに対して、同じフィールド内であって、
1ライン前でさらに3ピクセル前のアドレスに対してア
クセスを行なう場合について示している。すなわち、デ
ータ2(d)の各オフセットには、Δfd=0,Δln
=−1,Δpx=−3が設定されている場合の例を示し
ている。
【0011】このように、従来の画像メモリ52は、入
力される世代番号が示すアドレスをデータ2によって修
飾することにより、世代番号が示すアドレスの近傍の映
像信号に対する処理が行なえるように工夫されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示し
た従来のシステム構成のように、1個のデータ駆動型プ
ロセッサ51は1個の画像メモリ52としか接続できな
い。このため、データ駆動型プロセッサ51で実行させ
ようとする演算の量が多く、1個のデータ駆動型プロセ
ッサ51では処理能力が不足し、複数のデータ駆動型プ
ロセッサを使用するマルチプロセッサ構成のシステムに
したい場合、画像メモリ52を共有ができないため、メ
モリの分散を図る必要があり、システム設計が複雑にな
るという欠点がある。
【0013】しかも、図7に示したシステム構成では、
画像メモリ52を1個しか使用できないので、画像メモ
リ52で実行させようとする演算の量が多くなってしま
い、1個の画像メモリ52では処理能力が不足する場合
であっても、複数の画像メモリを使用して処理の分散を
図ることができないという欠点があった。
【0014】それゆえに、この発明の主たる目的は、複
数のデータ駆動型プロセッサから出力されたデータパケ
ットを合流または分岐させる機能を持ったルータを使用
し、1個のメモリを1個以上のデータ駆動型プロセッサ
で共有できるようなデータフロー型情報処理装置を提供
することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
データフロープログラムに基づいてデータパケットの処
理を行なうデータフロー型情報処理装置であって、デー
タフロープログラムに基づいてデータパケットの処理を
行なう1個以上の演算処理手段と、1個以上の演算処理
手段によって処理されたデータパケットを記憶するため
の1つの記憶手段と、複数の演算処理手段で処理された
データパケットを1つの記憶手段に記憶させるための経
路を選択する経路選択手段を備えて構成される。
【0016】請求項2に係る発明は、記憶手段が複数設
けられ、世代番号をアドレスとし、そのアドレスに対し
てデータパケット中のデータの内容に基づいてアドレス
の修飾演算を行なうアドレス修飾演算手段と、アドレス
修飾演算手段によって演算されたアドレスまたはデータ
パケットに含まれる機器番号を分岐条件として入力され
たデータパケットを分岐させる分岐手段とによって経路
選択手段が構成される。
【0017】
【作用】この発明に係るデータフロー型情報処理装置
は、1個以上の演算処理手段で処理されたデータパケッ
トを経路選択手段によって選択して1つの記憶手段に記
憶させることにより、演算量が多く、1個の演算処理手
段では処理能力が不足する場合に、複数の演算処理手段
を用いて1個の記憶手段をアクセスすることができる。
【0018】より好ましくは、アドレス修飾演算を行な
った後にデータパケットを分岐させることにより、記憶
手段での処理を複数の記憶手段に分散でき、演算を効率
よく高速に処理できる。
【0019】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の構成を示す概略
ブロック図である。この図1に示した実施例は、1個の
データ駆動型プロセッサ21,22で1個の画像メモリ
41をアクセスできるように構成されている。すなわ
ち、データ駆動型プロセッサ21にはプロセッサ番号P
E#0が付けられ、データ駆動型プロセッサ22にはプ
ロセッサ番号PE#1が付けられている。データ駆動型
プロセッサ21には、外部から入力時間順序に付けられ
る世代番号を持つ信号入力パケットが時系列的に入力さ
れる。データ駆動型プロセッサ21と22はそれぞれ相
互に直接接続されており、データパケットを相互に送り
合うことができるこようにされている。さらに、データ
駆動型プロセッサ21,22から出力されたデータパケ
ットはルータ番号RT#0の付されたルータ31に出力
される。ルータ31は合流機能を有しており、データ駆
動型プロセッサ21または22のどちらからデータパケ
ットが送られてきてもそのデータパケットを画像メモリ
41に出力する。画像メモリ41は入力されたデータパ
ケットを演算処理し、ルータ番号RT#1が付けられた
ルータ32に出力する。ルータ32は分岐機能を有して
おり、画像メモリ41から送られてきたデータパケット
をデータ駆動型プロセッサ21または22のどちらかの
所定のプロセッサに与える。信号入力パケットは、所定
の演算処理がすべて終了すると、データ駆動型プロセッ
サ22から出力パケットとして外部へ出力される。
【0020】図2は図1に示したデータ駆動型プロセッ
サ21の具体的なブロック図である。図1に示したデー
タ駆動型プロセッサ21は入力端子IBを介して信号入
力パケットが入力され、S/P変換器によって2ワード
構成のデータパケットが1ワード構成のデータパケット
にシリアル/パラレル変換される。変換されたデータパ
ケットはデータ合流部204に与えられる。また、図1
に示したデータ駆動型プロセッサ22からデータ駆動型
プロセッサ21に戻されたデータパケットは入力端子I
Aを介してS/P変換器203に与えられ、2ワード構
成のデータパケットが1ワード構成のデータパケットに
変換されてデータ合流部204に与えられる。データ合
流部204で合流されたデータパケットはデータ分岐部
205に与えられる。データ分岐部205は、このデー
タ駆動型プロセッサ21で参照しないパケットをデータ
合流部214に出力し、参照すべきパケットデータのみ
をデータ合流部206に与える。図1に示した画像メモ
リ41からのパケットデータは入力端子IMを介してS
/P変換器201に与えられ、1ワード構成のデータパ
ケットに変換されて直接データ合流部206に与えられ
る。
【0021】データ合流部206で合流されたデータパ
ケットはキューバッファ209にストアされる。プログ
ラム記憶付発火制御部210はデータ駆動型プロセッサ
に特徴的な機能であり、命令コードおよび次命令フェッ
チに必要な行先情報の付け換えを行なうプログラム記憶
部211と、処理に必要なデータが揃ったこと(発火)
の検出を行なう発火制御部212とを含む。プログラム
記憶付発火制御部210で必要なデータの待合せが完了
した命令は、データ分岐部213を介して演算制御部2
08に与えられ、算術,論理演算などが施される。その
演算結果はデータ分岐部207で分岐され、データ合流
部206を介してキューバッファ209に与えられ、パ
ケット流量の揺らぎが吸収され、再びプログラム記憶付
発火制御部210に与えられる。これらの機能は環状の
自己同期パイプライン上に、データの処理順序に従って
配置される。
【0022】演算制御部208で演算が終了したデータ
パケットはデータ分岐部207で分岐されてデータ合流
部214に与えられ、合流された後、データ分岐部21
5を介してP/S変換部216に与えられ、1ワード構
成のパケットが再び2ワード構成に変換されて出力端子
OBを介して図1に示したデータ駆動型プロセッサ22
に出力される。なお、データ分岐部213で分岐された
パケットはデータ合流部217からP/S変換部218
に与えられ、2ワード構成のパケットに変換された後、
出力端子OMを介して図1に示したルータ31に出力さ
れる。
【0023】なお、この実施例では、データ駆動型プロ
セッサ21の処理に特徴があるわけではないので、その
詳細な説明は省略する。
【0024】図3は図1に示したルータ31および32
の具体的なブロック図である。図3ではルータ31につ
いて説明する。入力制御部311,312はルータ31
の外部から送られてくるデータパケットを取込み、それ
ぞれを分岐部313,314へ与える。分岐部313,
314は図1に示したように1個の画像メモリ41にデ
ータパケットを合流させる必要があるときは、画像メモ
リ31に接続されている側の合流部315または316
のいずれか一方にデータパケットを与える。
【0025】なお、図1に示したルータ32のようにデ
ータパケットを、2個のデータ駆動型プロセッサ21,
22に分岐させる必要があるときには、分岐部313,
314の分岐条件を、たとえばデータパケット中の図9
におけるプロセッサ番号iに示されているプロセッサ番
号の最下位ビットが、「0」のときは合流部315へ出
力し、「1」のときは合流部316へ出力するように設
定すればよい。
【0026】分岐部313または314から与えられた
データパケットは合流部315または316を介して、
出力制御部317または318へ送られ、さらに所定の
データ駆動型プロセッサ21または22に出力される。
【0027】なお、上述の実施例では、図1に示したよ
うに2個のデータ駆動型プロセッサ21,22を使用す
る場合について説明したが、3個以上のデータ駆動型プ
ロセッサを使用する場合でも、図3に示したルータを組
合わせて使用すれば、複数のデータ駆動型プロセッサか
ら1個の画像メモリにアクセスすることができる。した
がって、データ駆動型プロセッサで処理を実行させよう
とする演算の量が多く、1個のデータ駆動型プロセッサ
では処理能力が不足するような場合でも、複数のデータ
駆動型プロセッサを使用するマルチプロセッサシステム
を容易に構築することができる。
【0028】図4は、この発明の他の実施例の構成を示
すブロック図である。この図4に示した実施例は4個の
データ駆動型プロセッサ21,22,23および24を
設けたものであり、それぞれプロセッサ番号PE#0,
PE#1,PE#2およびPE#3が付けられている。
データ駆動型プロセッサ21,24から出力されたパケ
ットデータはルータ33に与えられ、データ駆動型プロ
セッサ22,23で処理されたパケットはルータ35に
与えられる。ルータ33,35にはそれぞれルータ番号
RT#0,RT#1が付けられ、合流機能と分流機能を
有している。すなわち、ルータ33はデータ駆動型プロ
セッサ21,24で処理されたパケットデータをルータ
34またはルータ36に分岐する。同様にして、ルータ
35はデータ駆動型プロセッサ22,23で処理された
パケットデータをルータ34またはルータ36に分岐す
る。ルータ34,36にはそれぞれルータ番号RT#
2,RT#3が付けられている。ルータ34は入力され
たパケットデータを画像メモリ41または42に出力
し、ルータ36はパケットデータを画像メモリ43また
は44に分岐する。
【0029】画像メモリ41,42,43および44に
はそれぞれメモリ番号VM#0,VM#1,VM#2お
よびVM#3が付けられている。そして、画像メモリ4
1および42で処理されたパケットデータはルータ37
に与えられ、画像メモリ43および44で処理されたパ
ケットデータはルータ39に与えられる。ルータ37,
39にはそれぞれルータ番号RT#4,RT5が付けら
れている。ルータ37は画像メモリ41または42で処
理されたパケットデータをルータ38または40に分岐
し、ルータ39は画像メモリ43または44で処理され
たパケットデータをルータ38または40に分岐する。
ルータ38,40にはそれぞれルータ番号RT#6,R
T7が付けられていて、ルータ38はいずれかの画像メ
モリからのパケットデータをデータ駆動型プロセッサ2
1または22に出力し、ルータ40はいずれかの画像メ
モリで処理されたパケットデータをデータ駆動型プロセ
ッサ23または24に出力する。
【0030】なお、データ駆動型プロセッサ21で処理
されたパケットデータはデータ駆動型プロセッサ22に
与えることができるとともに、データ駆動型プロセッサ
24にも与えることができ、データ駆動型プロセッサ2
2で処理されたけデータはデータ駆動型プロセッサ23
に出力でき、データ駆動型プロセッサ23で処理された
パケットデータはデータ駆動型プロセッサ22に出力で
き、データ駆動型プロセッサ24で処理されたパケット
データはデータ駆動型プロセッサ21に出力できるよう
になっている。
【0031】図4に示した実施例において、図1と同様
にして、外部から入力される信号入力パケットは、たと
えばデータ駆動型プロセッサ21に入力され、ルータ3
3,34,画像メモリ41,ルータ37,38に送られ
ている間に演算され、所定の演算処理がすべて終了する
と、データ駆動型プロセッサ21,22,23または2
4において、画像メモリ41,42,43または44の
いずれかをアクセスする演算処理(メモリの参照または
更新)を行なう場合、データパケットはルータ33,3
5,34または36のうちのいずれか2個のルータを経
由して画像メモリ41,42,43または44のいずれ
かをアクセスできる。また、いずれの画像メモリからで
も別の画像メモリ演算処理されたデータパケットをルー
タ37,38,39または40のいずれにも送ることが
できる。
【0032】図5は図4に示したルータ33〜36の詳
細なブロック図である。これらのルータ34〜36には
アドレス修飾演算が可能にされており、図4に示したそ
の他のルータ37〜40はアドレス修飾演算が不要であ
るため、前述の図3に示したルータを用いることができ
る。
【0033】図5において、入力制御部231,232
は、ルータの外部から送られてくるデータパケットを取
込み、それぞれアドレス修飾演算機能付分岐部239,
240へ出力する。アドレス修飾演算機能付分岐部23
9,240は図8に示したデータパケットフィールドの
内容から、従来例で説明したものと同様にアドレス修飾
演算を行ない、アクセスするべきアドレスを求めるもの
である。アドレス修飾演算機能付分岐部239,240
から送られるデータパケットは合流部235,236に
与えられ、さらに出力制御部237または238を介し
てルータの外部へ出力される。
【0034】図6は図5に示したアドレス修飾演算機能
付分岐部239の具体例を示すブロック図である。図6
において、アドレス修飾演算機能付分岐部239はアド
レス修飾演算回路241とレジスタ242と分岐先判別
回路243とANDゲート244,245を含む。アド
レス修飾演算回路241は、パケットデータに含まれる
世代番号に基づいてアドレス演算を行なう。この演算は
前述の図13に示したとおりである。演算されたアドレ
スデータはレジスタ242にストアされる。分岐先判別
回路243は、レジスタ242にストアされたデータの
最下位ビットが「1」であるか「0」であるかを判別す
る。分岐先判別回路243は、たとえば最下位ビットが
「1」であればANDゲート244を開いてパケットデ
ータを図5に示した合流部235に出力し、最下位ビッ
トが「0」であればANDゲート245を開いてパケッ
トデータ合流部236に出力する。
【0035】次に、図5および図6を参照して、アドレ
ス修飾についてより詳細に説明する。たとえば、前述の
図11に示したような画像メモリの論理的な構成におい
て、フィールド番号0から7までの8個のフィールドに
対して、フィールド番号0(2進数表現の000),フ
ィールド番号4(2進数表現の100)のフィールドは
画像メモリ41に出力し、フィールド番号1(2進数表
現の001),フィールド番号5(2進数表現の10
1)は画像メモリ42に出力し、フィールド番号2(2
進数表現の010),フィールド番号6(2進数表現の
110)は画像メモリ43に出力し、フィールド番号3
(2進数表現の011),フィールド番号7(2進数表
現の111)は画像メモリ44へデータパケットを送る
ものとする。この場合、ルータ33,34に対して図5
におけるアドレス修飾演算機能付分岐部239,240
の分岐条件を「アドレス修飾後のアクセスすべきアドレ
スのフィールドアドレスの下位2ビット目が「0」のと
きは合流部235へ分岐し、「1」のときは合流部23
6へ分岐する」という条件に設定される。
【0036】上述の条件において、図6に示したアドレ
ス修飾演算回路241は図6に示した世代番号(b)で
示されるアドレスにデータ2(d)で修飾するための演
算を行ない、演算結果をレジスタ242にストアする。
そして、分岐先判別回路243はフィールドアドレスの
最下位ビットが「0」のときにはANDゲート244を
開き、「1」のときは245を開く。その結果、アドレ
ス演算されたデータパケットが合流部235または23
6に出力される。
【0037】なお、上述の説明では、世代番号(b)を
データ2(d)でアドレス修飾するようにしたが、ライ
ン番号あるいはピクセル番号によってアドレス修飾し、
負荷を分散させるようにしてもよい。
【0038】一方、画像メモリ41,42,43または
44からデータパケットを分岐させて、図9におけるプ
ロセッサ番号iが示すプロセッサ番号を持つデータ駆動
型プロセッサ21,22,23または24へ送るために
は、フィールド番号の場合と同じようにプロセッサ番号
iの最下位ビットおよび下位2ビット目より判断すれば
前述のような分岐方法を達成できる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、1個
以上の演算処理手段と1つの記憶手段とを経路選択手段
により接続することにより、1個の記憶手段を1個以上
の演算処理手段で共有できるので、1個の演算処理手段
では処理能力が不足する場合に、複数の演算処理手段を
使用するマルチプロセッサ構成を容易に構築できる。
【0040】より好ましくは、修飾演算機能を有する経
路選択手段を用いれば、複数の記憶手段を使用でき、記
憶手段で実行させようとする演算の量が多く、1個の記
憶手段では処理能力が不足する場合には、複数の記憶手
段を使用して処理の負荷分散を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例におけるルータを使用した
マルチプロセッサ構成の情報処理装置を示すブロック図
である。
【図2】図1に示したデータ駆動型プロセッサの具体的
なブロック図である。
【図3】図1に示したルータの具体的なブロック図であ
る。
【図4】この発明の他の実施例とブロック図である。
【図5】図4において使用されるアドレス修飾演算機能
付ルータの具体的なブロック図である。
【図6】図5に示したアドレス修飾演算機能付分岐部の
具体的なブロック図である。
【図7】従来例におけるデータ駆動型プロセッサと画像
メモリを使用した情報処理装置を示すブロック図であ
る。
【図8】図7に示した画像メモリに入力されるデータパ
ケットのフィールド構成を示す図である。
【図9】図7に示した画像メモリから出力されるデータ
パケットのフィールド構成を示す図である。
【図10】世代番号のフィールド構成を示す図である。
【図11】図10に示した世代番号の分割例に基づく画
像メモリの論理的な構成例を示す図である。
【図12】画像メモリに対する入力パケットのうち、デ
ータ2領域のフィールド構成を示す図である。
【図13】オフセット修飾子値を用いて実行アドレスを
決定する方法を示す図である。
【図14】画像メモリをアクセスする際のアドレス修飾
の方法を示す図である。
【符号の説明】
21〜24 データ駆動型プロセッサ 31〜40 ルータ 41〜44 画像メモリ 231,232,311,312 入力制御部 235,236,315,316 合流部 237,238,317,318 出力部 239,240 アドレス修飾演算機能付分岐部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データフロープログラムに基づいて、デ
    ータパケットの処理を行なうデータフロー型情報処理装
    置であって、 前記データフロープログラムに基づいて、データパケッ
    トの処理を行なう1個以上の演算処理手段、 前記1個以上の演算処理手段によって処理されたデータ
    パケットを記憶するための1つの記憶手段、および前記
    1個以上の演算処理手段で処理されたデータパケットを
    前記1つの記憶手段に記憶させるための経路を選択する
    経路選択手段を備えた、データフロー型情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は複数設けられ、 前記データパケットは入力時間順序に付けられる世代番
    号とデータと機器番号とを含み、 前記経路選択手段は、 前記世代番号をアドレスとし、そのアドレスに対して前
    記データパケット中のデータの内容に基づいてアドレス
    の修飾演算を行なうアドレス修飾演算手段と、 前記アドレス修飾演算手段によって演算されたアドレス
    または前記データパケットに含まれる機器番号を分岐条
    件として、前記入力されたデータパケットを分岐させる
    分岐手段とを含む、請求項1のデータフロー型情報処理
    装置。
JP28873392A 1992-10-27 1992-10-27 データフロー型情報処理装置 Pending JPH06139376A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28873392A JPH06139376A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 データフロー型情報処理装置
US08/141,207 US5586281A (en) 1992-10-27 1993-10-26 Data driven type information processing apparatus
US08/699,878 US5918063A (en) 1992-10-27 1996-08-20 Data driven type information processing apparatus including plural data driven type processors and plural memories

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28873392A JPH06139376A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 データフロー型情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06139376A true JPH06139376A (ja) 1994-05-20

Family

ID=17733988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28873392A Pending JPH06139376A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 データフロー型情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06139376A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02100778A (ja) * 1988-10-07 1990-04-12 Sanyo Electric Co Ltd データ駆動型データ表示装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02100778A (ja) * 1988-10-07 1990-04-12 Sanyo Electric Co Ltd データ駆動型データ表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5918063A (en) Data driven type information processing apparatus including plural data driven type processors and plural memories
KR900002581B1 (ko) 프로세서 선택 시스템
KR100319768B1 (ko) 영상화및그래픽처리시스템내에서의다차원주소발생방법
US4823281A (en) Color graphic processor for performing logical operations
JP2003517649A (ja) 機械視覚システムにおける画像データ等の論理的に近接したデータサンプル用データ処理システム
US5956517A (en) Data driven information processor
JP2905640B2 (ja) メモリインタフェイス装置
JPH06139376A (ja) データフロー型情報処理装置
JPH11272645A (ja) データ駆動型情報処理装置
JPH08255146A (ja) データ駆動型情報処理装置
JP3696627B2 (ja) データ駆動型情報処理装置
KR100254132B1 (ko) 비교연산장치 및 그래픽 연산시스템
US20040240553A1 (en) Motion vector detecting method and image processing appparatus using the same
EP0201261A2 (en) Processor for performing logical operations on picture element data bytes
JPH07191955A (ja) データ駆動型情報処理装置
GB2180118A (en) Image processing
JPH023821A (ja) 高速演算装置
JPS61264482A (ja) 画面変換処理方式
JPH07129460A (ja) 画像処理方法及びその装置
JPS6340971A (ja) マルチプロセツサ画像処理装置
JP2510219B2 (ja) 画像処理装置
JPH04184535A (ja) 並列演算装置
SU750488A1 (ru) Устройство управлени
JPH06101026B2 (ja) グラフィックプロセツサ
JPH0415764A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010515