JPH06138797A - トナーリサイクル装置 - Google Patents

トナーリサイクル装置

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JPH06138797A
JPH06138797A JP4292620A JP29262092A JPH06138797A JP H06138797 A JPH06138797 A JP H06138797A JP 4292620 A JP4292620 A JP 4292620A JP 29262092 A JP29262092 A JP 29262092A JP H06138797 A JPH06138797 A JP H06138797A
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JP
Japan
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toner
storage chamber
pipe
supplied
room
Prior art date
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Pending
Application number
JP4292620A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Sojo
義弘 荘所
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 トナーリサイクル装置2において、輸送管3
に供給されたトナーを一旦貯蔵するトナー貯蔵室13を
設け、このトナー貯蔵室13のトナーレベルが所定のレ
ベル以上になると、トナー貯蔵室13のトナーを送り込
まれてきた順に輸送管3へ送り出すパドル18等を設け
た。 【効果】 現像器に収容されているトナーの小径化がス
タートする時点が遅延される。また、トナーはトナー貯
蔵室13への貯蔵順に送り出されるので、現像器に収容
されているトナーの小径化の進行が遅く、長期に亘りカ
ブリの無い画像が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体トナーを使用した
複写機、プリンタなどにおいて、感光体からクリーニン
グ装置に回収された未転写トナーを再び現像器に搬送し
て再利用に供するトナーリサイクル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記トナーリサイクル装置とし
て、クリーニング装置と現像器をトナー輸送管を介して
連結し、クリーニング装置で回収されたトナーをそのま
ま現像器に供給するものが知られている。また、別のト
ナーリサイクル装置として、上記トナー輸送管の途中に
トナー貯蔵室を設け、クリーニング装置から送られてく
るトナーをトナー貯蔵室にこれが満杯になるまで蓄えて
おき、このトナー貯蔵室がトナーで満杯になると、その
後はクリーニング装置から送られてくるトナーがそのま
ま現像器に搬送され、トナー貯蔵室内に蓄えられたトナ
ーは利用されることなくそこに保持されるものが知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
トナーリサイクル装置では、回収されたトナーはすぐに
現像器に搬送されるため、同一トナーが繰り返しリサイ
クルされることになる。一般に、現像に際しては比較的
粒径の大きいトナーから消費されるため、回収されたト
ナーをすぐに現像に寄与させるとトナーが早期に小径化
し、この小粒径のトナーは摩擦帯電しにくいという性質
を有する。その結果、図5の特性極性C1に示すよう
に、画像上に早くからカブリが表れるという問題点があ
った。
【0004】また、後者のトナーリサイクル装置では、
クリーニング装置に回収されたトナーはまずトナー貯蔵
室に蓄えられる。したがって、その間は現像器に回収ト
ナーが供給されることはないので、トナーの小径化は進
行せず、画像上にカブリが表れることもない。しかし、
トナー貯蔵室がトナーで満杯になると、その後はクリー
ニング装置で回収されたトナーがそのまま現像部に供給
されることになり、前者のトナーリサイクル装置と同じ
速度でトナーの小径化が進行する。その結果、図5の特
性極性C2に示すように、後者のトナーリサイクル装置
は、前者のトナーリサイクル装置に比べて画像上にカブ
リが表れる時期は遅くなるが、回収されたトナーが直接
現像器に供給されるようになると、前者のトナーリサイ
クル装置と同様にトナーの小径化が進行して画像上にカ
ブリが発生するという問題点があった。また、トナー貯
蔵室に貯蔵されたトナーはいつまでも貯蔵された状態の
ままで利用されることがないという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するためになされたもので、第1の発明は、クリーニ
ング装置に回収されたトナーを輸送管を通じて現像器に
搬送して再度現像に供するトナーリサイクル装置におい
て、上記輸送管に供給されたトナーを一旦貯蔵するトナ
ー貯蔵室を設け、該トナー貯蔵室のトナーレベルが所定
のレベル以上になると、トナー貯蔵室のトナーを送り込
まれてきた順に輸送管へ送り出す手段を設けたものであ
る。また、第2の発明は、上記輸送管をクリーニング装
置側の搬入管と現像器側の排出管とで構成し、搬入管の
下流端と排出管の上流端を加振装置を備えたトナー貯蔵
室に接続したものである。
【0006】
【作用】上記第1の発明にかかるトナーリサイクル装置
では、クリーニング装置で回収されたトナーは、輸送管
を通じてトナー貯蔵室に順次蓄積される。そして、トナ
ー貯蔵室のトナーレベルが所定のレベル以上になると、
トナーはトナー貯蔵室に送り込まれた順序で輸送管に送
り出される。
【0007】一方、第2の発明にかかるトナーリサイク
ル装置では、トナー貯蔵室に送り込まれたトナーは加振
装置によって振動が加えられる。その結果、蓄積された
トナーのうち小径のものは沈み、大径のものがトナー表
層部に浮き上がる。そして、トナー貯蔵室のトナーレベ
ルが排出管のレベルまで上昇すると、表層部の大径トナ
ーが排出管によって現像器に供給される。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。図1,2は第1の発明に係るトナーリ
サイクル装置を示し、イメージングカートリッジ1は感
光体、現像器、クリーニング装置等を一体的に組み合わ
せて構成されている。
【0009】トナーリサイクル装置2において、トナー
輸送管3はイメージングカートリッジ1の側部に配置さ
れている。このトナー輸送管3は、内部に搬送スパイラ
ル4を備えており、搬送スパイラル4の一端がモータ5
に駆動連結されている。また、トナー輸送管3の一端側
上部には開口部6が形成され、この開口部6にクリーニ
ング装置7から突出した回収トナー排出管7の落下口
(図示せず)が接続され、トナー輸送管3の他端側底部
には落下口8が形成され、この落下口8が現像器(図示
せず)から突出したトナー補給管9の開口部(図示せ
ず)に接続されている。なお、10は図示しないトナー
補給槽よりトナー補給管9にトナーを補給する落下口で
ある。さらに、トナー補給管9の中央底部には2つの開
口部11,12が形成され、これら開口部11,12が
トナー貯蔵室13に接続されている。
【0010】トナー貯蔵室13は、中央に天井部より垂
下する仕切壁14を設け、開口部11に臨む前室15と
開口部12に臨む後室16に分割されており、これら前
室15と後室16が仕切壁14の下方に形成された通路
17を介して連通されている。また、通路17にはモー
タ19に駆動連結されたパドル18が設けてあり、仕切
壁14に取り付けた逆流防止シート20がパドル18に
圧接されている。
【0011】以上の構成を有するトナーリサイクル装置
2では、クリーニング装置に回収されたトナーは、回収
トナー排出管7より開口部6を通じてトナー輸送管3の
一端側に落下供給される。トナー輸送管3に供給された
トナーは、モータ5の駆動に基づく搬送スパイラル4の
回転によって矢印方向に搬送され、開口部11を通じて
トナー貯蔵室13の前室15に送り込まれる。前室15
のトナーは、モータ19の駆動に基づくパドル18の回
転によって後室16に送り込まれる。また、後室16に
送り込まれたトナーは、逆流防止シート20によって前
室15への逆流が防止される。なお、モータ19は、モ
ータ5の駆動に同期して回転させてもよいし、所定のプ
リント枚数ごとに所定時間回転させてもよいし、前室1
5にトナー量検出装置を設け、前室15のトナーレベル
が所定のレベル以上になった時点で所定時間回転させる
ようにしてもよい。後室16のトナーは、後室16がト
ナーで満杯になるまで貯蔵される。そして、後室16が
トナーで満杯になると、パドル18により前室15から
送り込まれるトナーに押され、開口部12を通じて順次
補給管3に排出される。つまり、回収されたトナーは、
トナー貯蔵室13に一定期間貯蔵され、その後トナー補
給管3に送り出されることになる。トナー貯蔵室13か
らトナー輸送管3に供給されたトナーは、搬送スパイラ
ル4によって搬送され、落下口8を介してトナー補給管
9に落下補給され、トナー補給口10より供給されたト
ナーとともに現像器に送り込まれる。
【0012】したがって、上記トナーリサイクル装置で
は、回収されたトナーはトナー貯蔵室13がトナーで満
杯になるまで蓄えられ、その間回収されたトナーが現像
器に供給されることはないので、現像器のトナー平均粒
径は当初の粒径に維持される。また、トナー貯蔵室13
が満杯になった後は、トナー貯蔵室13に蓄えられてい
たトナーが蓄積順序にしたがって現像器に供給される。
すなわち、クリーニング装置で回収されたトナーが直接
現像器に供給されることはないので、現像器に収容され
ているトナーの小径化は進行が遅く、図5の特性極性C
3に示すように、画像上に表れるカブリの進行も従来の
トナーリサイクル装置に比べて遅く、トナーの耐久寿命
が長くなる。
【0013】次に、図3,4を参照して第2の発明にか
かるトナーリサイクル装置について説明する。このトナ
ーリサイクル装置22において、トナー輸送管23は搬
入管24aと排出管24bに分割され、これら搬入管2
4aと排出管24bの中に連続的に搬送スパイラル25
が収容されており、この搬送スパイラル25の一端がモ
ータ26に駆動連結されている。また、搬入管24aの
一端側上部には開口部27が形成され、この開口部27
にクリーニング装置から突出した回収トナー排出管28
の落下口(図示せず)が接続され、排出管24bの他端
側底部には落下口29が形成され、この落下口29が現
像器から突出したトナー補給管30の開口部(図示せ
ず)に接続されている。なお、31はトナー補給口であ
る。さらに、搬入管24aの他端側と排出管24bの一
端側はそれぞれスポンジまたはゴムなどの弾性材33,
34を介してトナー貯蔵室32に接続されており、トナ
ー貯蔵室32の中を搬送スパイラル25が横断してい
る。トナー貯蔵室32は、底部に設けた加振器36,3
7を介して基台35に支持されており、加振器具36,
37の駆動に基づいてトナー貯蔵室32に上下の振動が
加えられるようになっている。
【0014】以上の構成からなるトナーリサイクル装置
22では、クリーニング装置に回収されたトナーは、回
収トナー排出管28より開口部27を通じて搬入管24
aの一端側に落下供給される。搬入管24aに供給され
たトナーは、モータ26の駆動に基づく搬送スパイラル
25の回転によって矢印方向に搬送され、他端よりトナ
ー貯蔵室32に落下供給されて蓄積される。トナー貯蔵
室32は加振器36,37の駆動に基づいて上下方向に
振動が加えられる。その結果、収容されたトナーのう
ち、小径のトナーが底部に沈み、大径のトナーが表層部
に浮き上がる。なお、加振器36,37はモータ26の
駆動に同期して駆動させてもよいし、所定のプリント枚
数ごとに所定時間回転させてもよい。そして、トナー貯
蔵室32のトナーレベルが排出管24bのレベルまで上
昇すると、表層部の大径トナーが搬送スパイラル25に
よって排出管24bに送り込まれ、落下口29を通じて
トナー補給管30に供給された後、トナー補給管30を
介して現像器に供給される。
【0015】したがって、本発明のトナーリサイクル装
置では、トナー貯蔵室32のトナーレベルが排出管24
bのレベルに上昇するまで蓄えられ、その間回収された
トナーが現像器に供給されることはなく、現像器のトナ
ー平均粒径は当初の粒径に維持される。また、トナー貯
蔵室32に蓄えられたトナーは加振器36,37によっ
て加振され、表層部に浮き上がった大径トナーが現像器
に供給される。したがって、上記第1の発明と同様に、
現像器に収容されているトナーの小径化は進行が遅く、
図5の特性極性C3に示すように、画像上に表れるカブ
リの進行も遅くなる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、現像器に収容されているトナーの小径化がスタ
ートする時点が、トナー貯蔵室におけるトナーレベルが
所定のレベルになるまで遅延される。また、第1の発明
にかかるトナーリサイクル装置では、トナー貯蔵室に収
容されているトナーは収容順に送り出され、第2の発明
にかかるトナーリサイクル装置では、トナー貯蔵室に収
容されているトナーのうち大径トナーが選別されて送り
出される。したがって、現像器に収容されているトナー
の小径化は進行が遅く、トナーの耐久寿命が延び、長期
に亘りカブリの無い画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の発明にかかるトナーリサイクル装置の
斜視図である。
【図2】 図1に示すトナー貯蔵室の断面図である。
【図3】 第2の発明にかかるトナーリサイクル装置の
斜視図である。
【図4】 図3に示すトナー貯蔵室の断面図である。
【図5】 プリント枚数と画像カブリの関係を示す図で
ある。
【符号の説明】
2…トナーリサイクル装置、3…トナー輸送管、4…搬
送スパイラル、7…トナー排出管、9…トナー補給管、
13…トナー貯蔵室、14…仕切壁、15…前室、16
…後室、18…パドル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーニング装置に回収されたトナーを
    輸送管を通じて現像器に搬送して再度現像に供するトナ
    ーリサイクル装置において、上記輸送管に供給されたト
    ナーを一旦貯蔵するトナー貯蔵室を設け、該トナー貯蔵
    室のトナーレベルが所定のレベル以上になると、トナー
    貯蔵室のトナーを送り込まれてきた順に輸送管へ送り出
    す手段を設けたことを特徴とするトナーリサイクル装
    置。
  2. 【請求項2】 クリーニング装置に回収されたトナーを
    輸送管を通じて現像器に搬送して再度現像に供するトナ
    ーリサイクル装置において、上記輸送管をクリーニング
    装置側の搬入管と現像器側の排出管とで構成し、搬入管
    の下流端と排出管の上流端を加振装置を備えたトナー貯
    蔵室に接続したことを特徴とするトナーリサイクル装
    置。
JP4292620A 1992-10-30 1992-10-30 トナーリサイクル装置 Pending JPH06138797A (ja)

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JP4292620A JPH06138797A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 トナーリサイクル装置

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JPH06138797A true JPH06138797A (ja) 1994-05-20

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ID=17784161

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JP4292620A Pending JPH06138797A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 トナーリサイクル装置

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JP (1) JPH06138797A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007334214A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007334214A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Canon Inc 画像形成装置

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