JPH0613862Y2 - 便器防露材 - Google Patents

便器防露材

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JPH0613862Y2
JPH0613862Y2 JP2005089U JP2005089U JPH0613862Y2 JP H0613862 Y2 JPH0613862 Y2 JP H0613862Y2 JP 2005089 U JP2005089 U JP 2005089U JP 2005089 U JP2005089 U JP 2005089U JP H0613862 Y2 JPH0613862 Y2 JP H0613862Y2
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JP
Japan
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dew
toilet
pedestal
western
proof material
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JP2005089U
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JPH02112772U (ja
Inventor
光二 小林
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、洋風大便器のトラップ部の結露を防止する
ための防露材の改良に関するものである。
(従来技術及びその課題) 従来、第5図に断面図で示すように、洋風大便器51の
トラップ部Tは常に水で水封されており、このトラップ
部T内の水が極寒地においては冬期等に凍結し、洋風大
便器51が破損する恐れがあるため、トラップ部Tの下
面の台座部51a内に断熱能を有する防露材52が装着
されており、この防露材52は例えばウレタンゴムのよ
うな弾性断熱材にてトラップ部Tの底面に整合し得る形
状に形成されたものであって、第6図に底面図で示すよ
うに、台座部51a内に洋風大便器51をさかさまにし
た状態で上方より装着されており、この場合、洋風大便
器51は陶器製であるため、製作寸法に相当の誤差が生
じることが多く、防露材52の台座部51a内への装着
を容易化するために、防露材52は台座部51aの内径
寸法よりも狭小に製作されており、防露材52を台座部
51a内に装着した時には、防露材52の外周面と台座
部51aの内壁間に相当の隙間Sが形成され、この隙間
S内にシリコンを充填して隙間Sを密閉していた。しか
し、シリコンが乾くまでに約1日程度の時間が必要とな
るため、その間は便器をさかさまの状態に保持しておく
必要があり、便器をトイレ内に設置するのに時間がかか
りすぎるという問題点があった。
又、このような従来構造において、トラップ部Tと前記
防露材52間に凍結防止用ヒーターを配設した構造の便
器においては、ヒーターに異常が発生した時等において
はメンテナンスのため台座部51aより防露材52を取
り外す必要があり、一度防露材52を取り外してしまう
再び装着する時にシリコンを充填してシリコンの乾くま
で待たねばならず、メンテナンスに時間がかかりすぎ、
作業効率が極めて悪くなるという問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであっ
て、トラップ部の下面側に容易に短時間で取り付けるこ
とのできる便器防露材を提供せんことを目的とし、その
要旨は、洋風大便器のトラップ部の結露を防止するため
に該トラップ部の下面の台座部内に装着される防露材で
あって、該防露材には前記台座部の内壁面に弾着し得る
弾性突片が形成されていることである。
(作用) 防露材には弾性突片が形成されているため、防露材をト
ラップ部の下面の台座部内に装着する際に、この弾性突
片を台座部の内壁面に弾着させた状態で防露材を台座部
内に圧装することができ、弾性突片により強固に台座部
内に防露材が装着された状態となり、台座部の内壁面と
防露材の周面間に隙間が生じないため、従来のように大
量のシリコンを充填する必要がなく、又、防露材の装着
後に便器を逆転させてトイレに設置しても防露材が台座
部より抜け落ちることがなく、作業を良好かつ迅速化す
ることができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は洋風便器をさかさまにし台座部内に防露材を装
着した状態を示す縦要部断面図であり、図において、洋
風大便器1の底部には台座部1aが一体状に形成されて
おり、洋風大便器1をさかさまにした時にはこの台座部
1aが上方に開口したものとなり、台座部1aの下側に
は洋風大便器1のトラップ部Tが配置されており、この
台座部1a内に上方より防露材2を押込状に装着するこ
とができる。この防露材2は第2図に平面図で、又、第
3図にそのA−A線断面図で示すような形状に形成され
ている。
即ち、防露材2は、中央部に前記トラップ部Tの湾曲形
状に整合し得る湾曲状に形成された凹部2aが形成さ
れ、例えば発泡スチロール等の弾性断熱材にて型形成さ
れたものであり、その周縁部には隙間溝3を形成して立
ち上げ状にリブ4が一体形成されている。このリブ4の
外周面側には所定間隔で切り欠き状の切欠溝4aが形成
され、この切欠溝4aによりリブ4を内方側に容易に曲
げることができる弾性が付与されており、リブ4を内方
側に折り曲げた状態で、前述した如く台座部1aの上方
より防露材2を押込状に装着することができ、この時に
リブ4が台座部1aの内壁面に弾着して強固な装着状態
を得ることができる。従って、この状態で洋風大便器1
を逆転させてトイレ内に設置しても、リブ4の弾性によ
り防露材2が台座部1aより抜脱することはない。尚、
より強固な装着状態を保持するために従来と同様に台材
部1aの内壁面とリブ4の外周面間にシリコンが充填さ
れるが、このシリコンの充填量は従来に比し極めて少な
い量で済み、その分、シリコンが短時間で乾き、作業性
が極めて迅速化される。又、装着時には防露材2の凹部
2aがトラップ部Tの下面側に当接し、良好にトラップ
部を下面より覆蓋することとなるため、トラップ部Tの
結露防止効果を良好に果たすことができる。
尚、第4図に断面図で示す防露材2を用いることもで
き、この第4図の防露材2は外周部に突出状に鍔部5を
形成したものであり、この鍔部5の外周面を台座部1a
の内壁面に弾着させて押込状に防露材2を台座部1内に
装着することができる。この鍔部5の突出位置及び枚数
は適宜変更することができる。
(考案の効果) 本考案の便器防露材は、洋風大便器のトラップ部の結露
を防止するために該トラップ部の下面の台座部内に装着
される防露材であって、該防露材には前記台座部の内壁
面に弾着し得る弾性突片が形成されていることにより、
弾性突片を便座部の内壁面に弾着させて便座部内に強固
に防露材を装着することができ、従来のように大量のシ
リコンを必要とせず、又、シリコンの乾くまで作業を待
つ必要がなく、迅速に洋風便器をトイレ内に設置するこ
とができ、作業性が良好かつ迅速化される。又、同様に
メンテナンスを良好かつ迅速に行なうことができる効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は洋風便器を逆方向
に向けて便座部内に防露材を装着した状態の要部縦断面
図、第2図は防露材の平面図、第3図は第2図のA−A
線断面図、第4図は防露材の変更例を示す第3図に対応
させた断面図、第5図は従来構造を示す洋風大便器の側
面断面図、第6図は第5図の底面図である。 1……洋風大便器、1a……台座部 2……防露材、2a……凹部 3……隙間溝、4……リブ 5……鍔部、T……トラップ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洋風大便器のトラップ部の結露を防止する
    ために該トラップ部の下面の台座部内に装着される防露
    材であって、該防露材には前記台座部の内壁面に弾着し
    得る弾性突片が形成されていることを特徴とする便器防
    露材。
JP2005089U 1989-02-22 1989-02-22 便器防露材 Expired - Lifetime JPH0613862Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2005089U JPH0613862Y2 (ja) 1989-02-22 1989-02-22 便器防露材

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JP2005089U JPH0613862Y2 (ja) 1989-02-22 1989-02-22 便器防露材

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JPH02112772U JPH02112772U (ja) 1990-09-10
JPH0613862Y2 true JPH0613862Y2 (ja) 1994-04-13

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ID=31236099

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6466299B2 (ja) * 2015-09-24 2019-02-06 株式会社Lixil 便器装置

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JPH02112772U (ja) 1990-09-10

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