JPH06137A - 魔法瓶の注水部構造 - Google Patents
魔法瓶の注水部構造Info
- Publication number
- JPH06137A JPH06137A JP16480692A JP16480692A JPH06137A JP H06137 A JPH06137 A JP H06137A JP 16480692 A JP16480692 A JP 16480692A JP 16480692 A JP16480692 A JP 16480692A JP H06137 A JPH06137 A JP H06137A
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- JP
- Japan
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- water
- draining
- main body
- water injection
- port
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外装体の強度低下を招くことなく注水口の配
設位置変更ができ、外装体と水切本体との結合が容易に
行なえ、さらに、水切本体成型時の金型を共通化する一
方、注水口のみの形状変更が可能な魔法瓶の注水部構造
を提供する。 【構成】 外装体7の上部に装着され、内部に搬水路1
6を有する水切本体4と、内部に注水路22を有する注
水口6とを備えてなる魔法瓶の注水部構造であって、外
装体7の周面に開口部10が形成され、前記注水口6が
前記外装体7の開口部10より挿入され、外装体7内部
で前記水切本体4と接合することにより前記注水口6の
注水路22と水切本体4の搬水路16とが連通してい
る。
設位置変更ができ、外装体と水切本体との結合が容易に
行なえ、さらに、水切本体成型時の金型を共通化する一
方、注水口のみの形状変更が可能な魔法瓶の注水部構造
を提供する。 【構成】 外装体7の上部に装着され、内部に搬水路1
6を有する水切本体4と、内部に注水路22を有する注
水口6とを備えてなる魔法瓶の注水部構造であって、外
装体7の周面に開口部10が形成され、前記注水口6が
前記外装体7の開口部10より挿入され、外装体7内部
で前記水切本体4と接合することにより前記注水口6の
注水路22と水切本体4の搬水路16とが連通してい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、魔法瓶の注水部構造の
改良に関するものである。
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、魔法瓶の基本構成は、図7に示す
ように円筒状の外装体50に外装体底部材51が固着さ
れ、これらの内部に液体を収容するための有底容器52
が収納されている。容器52の上部には水切本体53が
装着され、この水切本体53には液体を収容するための
液体収容口54、収容液体を注ぐための注水口55及び
取手56が一体形成され、上記水切本体53の液体収容
口54には中栓57が着脱自在に螺合されるようになっ
ている。
ように円筒状の外装体50に外装体底部材51が固着さ
れ、これらの内部に液体を収容するための有底容器52
が収納されている。容器52の上部には水切本体53が
装着され、この水切本体53には液体を収容するための
液体収容口54、収容液体を注ぐための注水口55及び
取手56が一体形成され、上記水切本体53の液体収容
口54には中栓57が着脱自在に螺合されるようになっ
ている。
【0003】ここで、上記外装体50と水切本体53
は、外装体50の上部を折曲して形成された逆止爪58
と、水切本体53の外周面下端部に設けられたフック5
9とが係合することにより結合されるようになってい
る。
は、外装体50の上部を折曲して形成された逆止爪58
と、水切本体53の外周面下端部に設けられたフック5
9とが係合することにより結合されるようになってい
る。
【0004】上記構成の魔法瓶において、最近では市場
ニーズにより、そのデザインの多様化が要求されるよう
になっている。
ニーズにより、そのデザインの多様化が要求されるよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記状況に対応すべ
く、例えば、注水口の形状を変更し、その位置を従来よ
り低く備える場合を想定すると、注水口を低くするため
に外装体の一部が切欠かれることになる。この時、安定
した強度を保つように円筒状に形成されている外装体
は、その切欠部で強度低下を引き起こすことになる。ま
た、上記構成の水切本体と外装体を結合させる際に、外
装体の切欠き部ではその断面形状が一様な円形をなさな
いために従来方法での結合が困難である。従って、切欠
き部の周辺を内側に折曲するとともに、外装体内部に挾
持部材を設け、外装体切欠き部の折曲を水切本体と挾持
部材とで挾み、ビス、あるいはリベット等により固定す
ることにより水切本体と外装体とを結合する必要が生じ
る。しかし、このような構成を適用すると、部品点数が
増加する一方、複雑な取り付け作業が要求されることに
なり、生産効率上好ましくない。
く、例えば、注水口の形状を変更し、その位置を従来よ
り低く備える場合を想定すると、注水口を低くするため
に外装体の一部が切欠かれることになる。この時、安定
した強度を保つように円筒状に形成されている外装体
は、その切欠部で強度低下を引き起こすことになる。ま
た、上記構成の水切本体と外装体を結合させる際に、外
装体の切欠き部ではその断面形状が一様な円形をなさな
いために従来方法での結合が困難である。従って、切欠
き部の周辺を内側に折曲するとともに、外装体内部に挾
持部材を設け、外装体切欠き部の折曲を水切本体と挾持
部材とで挾み、ビス、あるいはリベット等により固定す
ることにより水切本体と外装体とを結合する必要が生じ
る。しかし、このような構成を適用すると、部品点数が
増加する一方、複雑な取り付け作業が要求されることに
なり、生産効率上好ましくない。
【0006】また、上記注水口の形状を変更する場合に
おいても、注水口は水切本体に一体形成されているた
め、従来の水切本体の金型とは別に、注水口の形状だけ
を変更した別の金型が必要となる。従って、注水口が異
なる製品を多種類生産する場合、注水口の形状だけを変
更するにもかかわらず、水切本体全部を成型する金型を
多数必要とし、その結果コストアップ及び生産性の低下
を招き、多品種生産においては極めて不都合である。
おいても、注水口は水切本体に一体形成されているた
め、従来の水切本体の金型とは別に、注水口の形状だけ
を変更した別の金型が必要となる。従って、注水口が異
なる製品を多種類生産する場合、注水口の形状だけを変
更するにもかかわらず、水切本体全部を成型する金型を
多数必要とし、その結果コストアップ及び生産性の低下
を招き、多品種生産においては極めて不都合である。
【0007】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、外装体の強度低下を招くことなく注水
口の配設位置変更ができ、外装体と水切本体との結合が
容易に行なえ、さらに、水切本体成型時の金型を共通化
する一方、注水口のみの形状変更が可能な魔法瓶の注水
部構造を提供することを目的としている。
れたものであり、外装体の強度低下を招くことなく注水
口の配設位置変更ができ、外装体と水切本体との結合が
容易に行なえ、さらに、水切本体成型時の金型を共通化
する一方、注水口のみの形状変更が可能な魔法瓶の注水
部構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
外装体の上部に装着され、内部に搬水路を有する水切本
体と、内部に搬水路を有する注水口とを備えてなる魔法
瓶の注水部構造であって、外装体の周面に開口部が形成
され、前記注水口が前記外装体の開口部より挿入され、
外装体内部で前記水切本体と接合することにより前記注
水口の搬水路と水切本体の搬水路とが連通しているもの
である。
外装体の上部に装着され、内部に搬水路を有する水切本
体と、内部に搬水路を有する注水口とを備えてなる魔法
瓶の注水部構造であって、外装体の周面に開口部が形成
され、前記注水口が前記外装体の開口部より挿入され、
外装体内部で前記水切本体と接合することにより前記注
水口の搬水路と水切本体の搬水路とが連通しているもの
である。
【0009】
【作用】上記請求項1記載の発明によれば、水切本体が
外装体上部に装着される一方、注水口が外装体周面に設
けられた開口部から挿入されて外装体内部で水切本体と
接合される。
外装体上部に装着される一方、注水口が外装体周面に設
けられた開口部から挿入されて外装体内部で水切本体と
接合される。
【0010】
【実施例】本発明の実施例が適用される魔法瓶の構成に
ついて図面を用いて説明する。
ついて図面を用いて説明する。
【0011】図1は魔法瓶の注水部を示す断面構成図、
図2は魔法瓶を示す外観略図、図3は水切本体を示す断
面図、図4は注水口を示す断面図である。
図2は魔法瓶を示す外観略図、図3は水切本体を示す断
面図、図4は注水口を示す断面図である。
【0012】図2において、1は液体を収容するための
有底容器で、2は前記容器1が収納される外装部であ
る。これらの上方には、水切本体4、中栓5及び注水口
6からなる注水部3が配設されている。
有底容器で、2は前記容器1が収納される外装部であ
る。これらの上方には、水切本体4、中栓5及び注水口
6からなる注水部3が配設されている。
【0013】外装部2は、例えばビニル鋼板材が円筒状
に形成された外装体7及び、この外装体7の底部に固着
された円盤状の外装体底部材8より構成されている。外
装部2の内部には、二重壁構造を有する容器1が収納さ
れ、その底部は上記外装体底部材8に形成された保持部
9によって支持されている。また、外装体7の周面の適
宜位置には、図1に示すように、後述する注水口6を挿
入するための開口部10が形成されるとともに、外装体
7の上部は折曲されて逆止爪11が形成されている。
に形成された外装体7及び、この外装体7の底部に固着
された円盤状の外装体底部材8より構成されている。外
装部2の内部には、二重壁構造を有する容器1が収納さ
れ、その底部は上記外装体底部材8に形成された保持部
9によって支持されている。また、外装体7の周面の適
宜位置には、図1に示すように、後述する注水口6を挿
入するための開口部10が形成されるとともに、外装体
7の上部は折曲されて逆止爪11が形成されている。
【0014】そして、上記外装部2の上部には水切本体
4が装着されている。
4が装着されている。
【0015】水切本体4は、図3に示すように、その中
央には上記容器1へ液体を収容するための液体収容口1
2が設けられ、液体収容口12の周面には後述する中栓
5を螺合するためのねじ部13が形成されている。ま
た、この液体収容口12の外周面には、液体収容口12
の開口方向に直交してノズル14が突出形成されるとと
もに、それと反対側には水切本体4の外周に取手15が
形成されている。上記ノズル14は、その内部に搬水路
16を有し、この搬水路16は流入口17を介して上記
液体収容口12と連通している。
央には上記容器1へ液体を収容するための液体収容口1
2が設けられ、液体収容口12の周面には後述する中栓
5を螺合するためのねじ部13が形成されている。ま
た、この液体収容口12の外周面には、液体収容口12
の開口方向に直交してノズル14が突出形成されるとと
もに、それと反対側には水切本体4の外周に取手15が
形成されている。上記ノズル14は、その内部に搬水路
16を有し、この搬水路16は流入口17を介して上記
液体収容口12と連通している。
【0016】水切本体4と外装体7は、水切本体4の外
周面に設けられたフック19と外装体7の上記逆止爪1
1とが係合して容易に離脱しないように装着されるとと
もに、水切本体4は上記液体収容口12の下端部に備え
られた振動吸収材18を介して上記容器1の上部を押え
ている。水切本体4が外装体7に装着されると、上記取
手15がビス等により外装体7の周面に固設される。
周面に設けられたフック19と外装体7の上記逆止爪1
1とが係合して容易に離脱しないように装着されるとと
もに、水切本体4は上記液体収容口12の下端部に備え
られた振動吸収材18を介して上記容器1の上部を押え
ている。水切本体4が外装体7に装着されると、上記取
手15がビス等により外装体7の周面に固設される。
【0017】6は、注水時に収容液体をコップ等の容器
に導くための注水口で、図4に示すように、一方に注ぎ
口20、他方に流通口21をそれぞれ備え、これらの注
ぎ口20と流通口21とが注水路22により連通する管
状構造をなしている。
に導くための注水口で、図4に示すように、一方に注ぎ
口20、他方に流通口21をそれぞれ備え、これらの注
ぎ口20と流通口21とが注水路22により連通する管
状構造をなしている。
【0018】上記注水口6は、外装体7の前記開口部1
0から挿入された後、流通口21と上記水切本体4のノ
ズル14とがシール材23を介して圧入されることで接
合され、上記注水路22と搬水路16とが継合されるよ
うになっている。
0から挿入された後、流通口21と上記水切本体4のノ
ズル14とがシール材23を介して圧入されることで接
合され、上記注水路22と搬水路16とが継合されるよ
うになっている。
【0019】5は、前記水切本体4の液体収容口12に
螺合される円柱状の中栓で、その周面には上記水切本体
4の液体収容口12に螺合するためのねじ部24が形成
されるとともに、その下端面には導入口25及び空気孔
26が互いに対称の位置に設けられ、この導入口25は
中栓5の内部に形成される搬水路27により上記ねじ部
24の下側に設けられた流出口28と連絡されるように
なっている。また、上記流出口28の周辺には、例えば
無臭ゴムからなるパッキン29が配設されている。
螺合される円柱状の中栓で、その周面には上記水切本体
4の液体収容口12に螺合するためのねじ部24が形成
されるとともに、その下端面には導入口25及び空気孔
26が互いに対称の位置に設けられ、この導入口25は
中栓5の内部に形成される搬水路27により上記ねじ部
24の下側に設けられた流出口28と連絡されるように
なっている。また、上記流出口28の周辺には、例えば
無臭ゴムからなるパッキン29が配設されている。
【0020】上記中栓5の内部中央にはガイド孔30が
設けられ、このガイド孔30には、不図示のバネにより
上方に付勢され、上端部が球状に形成された昇降軸31
が挿入されている。この昇降軸31の下端部にはプラス
チック等が円盤状に形成された本栓32が、その中心位
置で固着され、昇降軸31が上方に付勢された状態で、
上記導入口25及び空気孔26は、この本栓32によっ
て塞がれるようになっている。また、上記ガイド孔30
の近傍には、上記昇降軸31と直交方向に軸33が配設
されている。この軸33には、扇形状の回転体34が回
動可能に配設されている。回転体34は、その周面下側
に当り部35を、周面外側にレバー36をそれぞれ備
え、さらに、このレバー36は中栓4の上部開口部37
から外側に突出することで、外部からの操作が可能にな
っている。
設けられ、このガイド孔30には、不図示のバネにより
上方に付勢され、上端部が球状に形成された昇降軸31
が挿入されている。この昇降軸31の下端部にはプラス
チック等が円盤状に形成された本栓32が、その中心位
置で固着され、昇降軸31が上方に付勢された状態で、
上記導入口25及び空気孔26は、この本栓32によっ
て塞がれるようになっている。また、上記ガイド孔30
の近傍には、上記昇降軸31と直交方向に軸33が配設
されている。この軸33には、扇形状の回転体34が回
動可能に配設されている。回転体34は、その周面下側
に当り部35を、周面外側にレバー36をそれぞれ備
え、さらに、このレバー36は中栓4の上部開口部37
から外側に突出することで、外部からの操作が可能にな
っている。
【0021】上記構成の魔法瓶において、液体は、水切
本体4の液体収容口12に螺合された中栓5が取り外さ
れることによって液体収容口12から容器1内に収容さ
れる。その後、液体収容口12に中栓5が螺合される
と、中栓5の導入口25及び空気孔26が本栓32によ
り塞がれているため、容器1は密閉状態になり収容液体
は保温される。また、中栓5が水切本体4に完全に螺合
された状態で、上記ノズル14の搬水路16と中栓5の
搬水路27は、流入口17及び流出口28を介して接合
され、その接合部は上記パッキン29によりシールされ
ている。
本体4の液体収容口12に螺合された中栓5が取り外さ
れることによって液体収容口12から容器1内に収容さ
れる。その後、液体収容口12に中栓5が螺合される
と、中栓5の導入口25及び空気孔26が本栓32によ
り塞がれているため、容器1は密閉状態になり収容液体
は保温される。また、中栓5が水切本体4に完全に螺合
された状態で、上記ノズル14の搬水路16と中栓5の
搬水路27は、流入口17及び流出口28を介して接合
され、その接合部は上記パッキン29によりシールされ
ている。
【0022】注水時には中栓5のレバー36を操作する
ことにより、導入口25から注ぎ口20に至る水路を開
放状態にする。つまり、中栓5のレバー36を図1の矢
印38方向に操作し、回転体34を軸33を中心に回転
させることにより、回転体34の当り部35が昇降軸3
1を押して昇降軸31がガイド孔30に沿って下降す
る。そして、昇降軸31の下降に伴い、その下端部に固
着された本栓32が下降し(図1の二点鎖線)、中栓5
の下端面に設けられた導入口25及び空気孔26が開放
状態にされる。
ことにより、導入口25から注ぎ口20に至る水路を開
放状態にする。つまり、中栓5のレバー36を図1の矢
印38方向に操作し、回転体34を軸33を中心に回転
させることにより、回転体34の当り部35が昇降軸3
1を押して昇降軸31がガイド孔30に沿って下降す
る。そして、昇降軸31の下降に伴い、その下端部に固
着された本栓32が下降し(図1の二点鎖線)、中栓5
の下端面に設けられた導入口25及び空気孔26が開放
状態にされる。
【0023】この状態で、取手15を持ち、注ぎ口20
を下方に傾けると、容器1の収容液体は図1に示す矢印
(一点鎖線)方向に流れ、注ぎ口20から注がれる。
を下方に傾けると、容器1の収容液体は図1に示す矢印
(一点鎖線)方向に流れ、注ぎ口20から注がれる。
【0024】なお、上記実施例においては、注水口6の
流通口21と水切本体4のノズル14との接合はシール
材23を介して圧入されることにより行なわれている
が、図5及び図6に示すように、注水口6にフック39
を設ける一方、水切本体4のノズル14にリブ40を設
け、シール材23を介して挿入した後、これらのフック
39及びリブ40の係合により装着するようにしてもよ
い。また、注水口6の流通口21及び水切本体4のノズ
ル14にねじを形成し、螺合させるようにしてもよい。
流通口21と水切本体4のノズル14との接合はシール
材23を介して圧入されることにより行なわれている
が、図5及び図6に示すように、注水口6にフック39
を設ける一方、水切本体4のノズル14にリブ40を設
け、シール材23を介して挿入した後、これらのフック
39及びリブ40の係合により装着するようにしてもよ
い。また、注水口6の流通口21及び水切本体4のノズ
ル14にねじを形成し、螺合させるようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、外装体
の上部に装着され、内部に搬水路を有する水切本体と、
内部に搬水路を有する注水口とを備えてなる魔法瓶の注
水部構造であって、外装体の周面に開口部が形成され、
前記注水口が前記外装体の開口部より挿入され、外装体
内部で前記水切本体と接合することにより前記注水口の
搬水路と水切本体の搬水路とが連通している構造なので
注水口だけを変更することができる。つまり、水切本体
を共通化し、注水口のみを変更することによって製品の
差別化を図ることができる。さらに、複数形状の水切本
体と、複数形状の注水口を使用するとともに、これらの
水切本体と注水口を異なった材料によって成型すること
ができるので、より魔法瓶の多品種生産が可能になる。
の上部に装着され、内部に搬水路を有する水切本体と、
内部に搬水路を有する注水口とを備えてなる魔法瓶の注
水部構造であって、外装体の周面に開口部が形成され、
前記注水口が前記外装体の開口部より挿入され、外装体
内部で前記水切本体と接合することにより前記注水口の
搬水路と水切本体の搬水路とが連通している構造なので
注水口だけを変更することができる。つまり、水切本体
を共通化し、注水口のみを変更することによって製品の
差別化を図ることができる。さらに、複数形状の水切本
体と、複数形状の注水口を使用するとともに、これらの
水切本体と注水口を異なった材料によって成型すること
ができるので、より魔法瓶の多品種生産が可能になる。
【0026】また、注水口は、外装体の開口部から挿入
されて水切本体と接合される構造なので、外装体は切欠
かれることなく円筒状のまま水切本体と結合され、その
強度が低下することがない。従って、外装体の切欠き部
を折曲し、外装体内部に挾持部材を設け、外装体切欠き
部の折曲を水切本体と挾持部材とで挾み、ビス、あるい
はリベット等により固定するといった複雑な取り付け作
業を強いられることがないので、生産効率を低下させる
ことなく生産が行なえる。
されて水切本体と接合される構造なので、外装体は切欠
かれることなく円筒状のまま水切本体と結合され、その
強度が低下することがない。従って、外装体の切欠き部
を折曲し、外装体内部に挾持部材を設け、外装体切欠き
部の折曲を水切本体と挾持部材とで挾み、ビス、あるい
はリベット等により固定するといった複雑な取り付け作
業を強いられることがないので、生産効率を低下させる
ことなく生産が行なえる。
【図1】本発明が適用される魔法瓶の注水部を示す断面
構成図である。
構成図である。
【図2】本発明が適用される魔法瓶を示す外観略図であ
る。
る。
【図3】本発明に係る水切本体を示す断面図である。
【図4】本発明に係る注水口を示す断面図である。
【図5】本発明に係る注水口の一例を示す平面図であ
る。
る。
【図6】本発明に係る水切本他の一例を示す平面図であ
る。
る。
【図7】従来の魔法瓶を示す断面構成図である。
1 容器 2 外装部 3 注水部 4 水切本体 5 中栓 6 注水口 7 外装体 10 開口部 11 逆止爪 14 ノズル 16 搬水路 17 流入口 19 フック部 20 注ぎ口 21 流通口 22 注水路 23 シール材
Claims (1)
- 【請求項1】 外装体の上部に装着され、内部に搬水路
を有する水切本体と、内部に搬水路を有する注水口とを
備えてなる魔法瓶の注水部構造であって、外装体の周面
に開口部が形成され、前記注水口が前記外装体の開口部
より挿入され、外装体内部で前記水切本体と接合するこ
とにより前記注水口の搬水路と水切本体の搬水路とが連
通していることを特徴とする魔法瓶の注水部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16480692A JPH06137A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 魔法瓶の注水部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16480692A JPH06137A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 魔法瓶の注水部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06137A true JPH06137A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15800276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16480692A Pending JPH06137A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 魔法瓶の注水部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06137A (ja) |
-
1992
- 1992-06-23 JP JP16480692A patent/JPH06137A/ja active Pending
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