JPH06137936A - 赤外線検出素子 - Google Patents

赤外線検出素子

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JPH06137936A
JPH06137936A JP28450592A JP28450592A JPH06137936A JP H06137936 A JPH06137936 A JP H06137936A JP 28450592 A JP28450592 A JP 28450592A JP 28450592 A JP28450592 A JP 28450592A JP H06137936 A JPH06137936 A JP H06137936A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微細加工技術が適用し易く、製造上の歩留り
のよい赤外線検出素子を提供する。 【構成】 温度変化に伴い抵抗値が変化する薄膜抵抗体
を備え赤外線吸収により生じた熱で前記薄膜に温度変化
が起こるようになっている赤外線検出部2が基板の上に
設けられている赤外線検出素子1において、前記薄膜抵
抗体が赤外線吸収機能を有する半導体薄膜11であるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、温度変化に伴い抵抗
値が変化する薄膜抵抗体を備え赤外線吸収により生じた
熱で前記薄膜に温度変化が起こる赤外線検出部で赤外線
の検出を行う赤外線検出素子に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の赤外線検出素子60をあ
らわす。赤外線検出素子60では、赤外線検出部61が
基板62の上に設けられている。赤外線検出部61は、
入射する赤外線を吸収する赤外線吸収膜65と温度変化
に伴い抵抗値が変化する薄膜抵抗体66とを備え、赤外
線吸収により生じた熱で薄膜抵抗体66に温度変化が起
こるようになっている。そして、抵抗体薄膜66の表面
と裏面には一対の電極67,68が設けられている。赤
外線入射により起こる温度変化に伴う電極67,68の
間の抵抗変化から赤外線が感知できるのである。
【0003】基板62における赤外線検出部61の設置
域は裏側に空間(熱分離空間)71のある熱絶縁膜62
aだけとなっており、この熱絶縁膜62aの表側に赤外
線検出部61が設けられている。基板62である半導体
基板をエッチング等により堀り込み、熱分離空間71を
形成するのである。この熱分離空間71があるため、非
常に微弱な赤外線入力に対しても、薄膜抵抗体66に大
きな温度変化(温度上昇)が起こり、赤外線を超高感度
で検出でき、人体感知用などとしの実用化も考えられて
いる。
【0004】また、赤外線検出部61には赤外線フィル
ター73が被せてある。検出対象の赤外線は赤外領域外
の光と混在していることも多く、この場合、赤外領域外
の光はいわばノイズである。そのため、赤外以外の波長
帯の光を除去する赤外線フィルタを装着し、赤外線のみ
が赤外線検出部61に入射するようにするのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
赤外線検出素子60は、以下のような問題点がある。 赤外線吸収膜には金黒あるいは炭素が使用されてい
る。しかし、金黒や炭素は半導体装置の製造などで用い
られる微細加工技術(例えば、フォトリソグラフィ)の
適用が困難であり、製造し難い。
【0006】 製造過程では、熱絶縁膜62aの上に
赤外線吸収膜65と薄膜抵抗体66電極67,68を積
層しておいて、裏側から削り込み熱分離空間71を形成
するのであるが、削り込みの際、膜間の内部応力の差に
起因する膜破壊が起こり易く、製造の歩留りは良くな
い。この発明は、上記事情に鑑み、微細加工技術が適用
し易く、製造上の歩留りのよい赤外線検出素子を提供す
ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明にかかる赤外線検出素子は、温度変化に伴
い抵抗値が変化する薄膜抵抗体を備え赤外線吸収により
生じた熱で前記薄膜に温度変化が起こるようになってい
る赤外線検出部が基板の上に設けられている構成におい
て、前記薄膜抵抗体に赤外線吸収機能を有する半導体薄
膜が用いられている。
【0008】この発明の赤外線検出素子としては、基板
における赤外線検出部の設置域は裏側に空間のある熱絶
縁膜となっており、この熱絶縁膜の表側に赤外線検出部
が設けられている形態が適当である。以下、この発明に
かかる赤外線検出素子を図面を参照しながら具体的に説
明する。
【0009】図1は、この発明の赤外線検出素子の第1
構成例をあらわす。図1の赤外線検出素子1は、赤外線
検出部2が絶縁基板3の上に設けられている。赤外線検
出部2は、温度変化に伴い抵抗値が変化するアモルファ
ス半導体薄膜(アモルファス半導体薄膜A)11の上側
と下側にそれぞれ緩衝用のアモルファス半導体薄膜(ア
モルファス半導体薄膜C)12,13と単一元素半導体
薄膜であるアモルファス半導体薄膜(アモルファス半導
体薄膜B)14,15がこの順に設けられていて、上側
のアモルファス半導体薄膜14の上には赤外線をほぼ透
過する材料の上電極17が設けられ、下側のアモルファ
ス半導体薄膜15の下には下電極18が設けられてい
る。電極17,18はいずれも引き出し電極であり、上
電極17が赤外線入射側に位置している。アモルファス
半導体薄膜14,15はアモルファス半導体薄膜11よ
りもバンドギャップが小さい。なお、通常、アモルファ
ス半導体薄膜11〜15は同一導電型である。
【0010】図2は、この発明の赤外線検出素子の第2
構成例をあらわす。図2の赤外線検出素子1は、緩衝用
のアモルファス半導体薄膜(アモルファス半導体薄膜
C)12,13が省略されているとともに、アモルファ
ス半導体薄膜11とアモルファス半導体薄膜14,15
が逆導電型である他は、図1の赤外線検出素子と同じ構
成である。
【0011】図3も、この発明の赤外線検出素子の第3
構成例をあらわす。図4は、図3の外観をあらわす。図
3の赤外線検出素子1は、絶縁基板3のかわりに下記の
絶縁基板6が使われている他は、図2の赤外線検出素子
と同じ構造である。すなわち、絶縁基板6における赤外
線検出部2の設置域は裏側に空間7のある熱絶縁膜6a
となっており、この熱絶縁膜6aの表側に赤外線検出部
2が設けられているのである。なお、6bはシリコンな
どの基体層、6cは熱絶縁性を上げるための貫通溝であ
る。
【0012】アモルファス半導体薄膜Aは、普通、0.
1〜10μm程度である。アモルファス半導体薄膜B
は、普通、100Å〜1μm程度である。また、アモル
ファス半導体薄膜Cは、2000Å前後である。図1〜
3に示す赤外線検出部2ではアモルファス半導体薄膜A
がサーミスタ層であるとともに、勿論、アモルファス半
導体薄膜A自体が赤外線検出機能を有しているのである
が、アモルファス半導体薄膜Aの具体的なものとして
は、アモルファス酸化シリコン(SiO)膜、窒素を含
むアモルファス酸化シリコン(SiON)膜およびアモ
ルファス窒化シリコン(SiN)膜が挙げられる。上電
極17の材料としては、ITO、ZnO、SnO2 など
が挙げられる。
【0013】サーミスタ層としてのアモルファス半導体
薄膜Aは、B定数に関しては5000以上、膜抵抗特性
に関しては10-7〜10-10 Scm-1となる程度が望ま
しい。図5はアモルファスSiN膜にB2 6 、PH3
をドーピングした時のドーピング量と膜抵抗特性(導電
率)ないし活性化エネルギーEa の関係をあらわす。な
お、活性化エネルギーEa はフェルミレベルEF と価電
子帯Ev間のエネルギー差であらわされる。B定数と活
性化エネルギーEa は、B=(Ea /k)なる関係にあ
る。kはボルツマン定数である。
【0014】図5にみるように、アモルファスSiN膜
の膜抵抗特性はドーピングで10-4〜10-14 Scm-1
まで変化させることができるし、また、B定数に関して
も活性化エネルギーEa を0.4〜0.9eVまで変化
させることが出来、SiCサーミスタのB定数を越す特
性が実現可能である。勿論、アモルファスSiN膜は、
図6にみるように、温度変化に対してきれいな負特性の
抵抗変化を示す。
【0015】以上のことは組成の類似するアモルファス
酸化シリコン(SiO)膜やアモルファス酸化シリコン
(SiON)膜についても同様である。次に、上の3つ
のアモルファス半導体薄膜11の赤外線吸収特性につい
て説明する。図7は、プラズマCVD法により形成され
たSiO,SiON,SiNの各アモルファス半導体薄
膜の赤外線吸収特性を示す。最上の曲線がSiOの特性
を,最下の曲線がSiNの特性を、中間の曲線がSiO
Nの特性を、それぞれ示している。膜組成の変化に伴い
赤外線の吸収特性が約1100cm-1付近から約900
cm-1付近へと変化しているが十分な赤外線吸収機能の
あることが分かる。
【0016】アモルファス半導体薄膜Aは、化学量論的
な規制を余り受けることなく、プラズマCVD法などに
より、図に示すようにガスの組成比を変えることで容易
にSiO,SiON,SiNの各アモルファス半導体薄
膜を形成することが出来るのである。単一元素半導体薄
膜であるアモルファス半導体薄膜Bは、ドーピングされ
たp型またはn型のアモルファスシリコン膜などの単一
元素のアモルファス半導体薄膜が挙げられる。このアモ
ルファス半導体薄膜Bにより上下電極17,18との間
の接触は良好なオーミック特性となる。単一元素半導体
薄膜は、アモルファス半導体薄に限らず、多結晶や微結
晶の半導体薄膜であってもよい。
【0017】アモルファス半導体薄膜A,Bの間には再
結合電流によりバリヤ障壁が生じるが、アモルファス半
導体薄膜Aとアモルファス半導体薄膜Bとが逆導電型の
場合は、このバリヤ障壁の影響を受け難い。また、アモ
ルファス半導体薄膜A,Bが同じ導電型の場合には、両
薄膜A,Bの間に両薄膜A,Bの組成の中間の組成を有
する緩衝用のアモルファス半導体薄膜C、例えば、アモ
ルファス半導体薄膜Aの組成からアモルファス半導体薄
膜Bの組成に連続的に変化する組成のアモルファス半導
体薄膜Cを介在させることにより、バリヤ障壁の影響を
受け難くすることが出来る。緩衝用のアモルファス半導
体薄膜Cは複数層で構成し段階的に組成が変化してゆく
ようにしてもよい。勿論、緩衝用のアモルファス半導体
薄膜Cはアモルファス半導体薄膜Aに近い側は薄膜Aに
近い組成であるようにする。
【0018】なお、この発明の赤外線検出素子の場合
も、図8のように、赤外線フィルタを装着することが多
い。
【0019】
【作用】この発明の赤外線検出素子は、赤外線吸収層が
金黒や炭素でない半導体薄膜であるため、必要なパター
ン加工等に微細加工技術が容易に適用できる。この発明
の赤外線検出素子は、サーミスタ用の半導体薄膜が赤外
線吸収層を兼ねているため、赤外線吸収層を別途に積む
必要がなくなるため、膜同士の内部応力の差に起因する
膜損壊を抑えられる。
【0020】また、膜形成回数が減る点でも製造は容易
となるし、その上、赤外線吸収に伴って発生する熱の伝
達遅れも事実上なく迅速な検出が可能である。
【0021】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明する。この発
明は、下記の実施例に限らない。 −実施例1− 実施例1は、図1に示す構成の赤外線検出素子である。
まず、絶縁基板3の上に、蒸着法などでCrないしNi
−Cr等の導電性薄膜を形成しパターン化することで下
電極18を(厚み2000Å程度以下で)形成する。そ
して、この金属電極18の上にドーピング(例えば、B
2 6 /SiH 4 =約1%)されたp型又はn型のアモ
ルファスシリコン膜(厚み500Å)15、バッファ用
のアモルファス半導体薄膜(厚み2000Å)13、S
iO、SiON、SiNなどのアモルファス半導体薄膜
(厚み1μm)11、バッファ用のアモルファス半導体
薄膜(厚み2000Å)12、ドーピング(例えば、B
26 /SiH4 =約1%)されたp型又はn型のされ
たp型又はn型のアモルファスシリコン(厚み500
Å)膜14を積層形成した。
【0022】すなわち、プラズマCVD法等によるSi
4 分解によりアモルファスシリコン薄膜を形成し、そ
の後、N2 O、N2 、NH3 などのガスを導入するとと
もに適当量のドーピングを行いながらアモルファス半導
体薄膜11,12,13用のSiO、SiON、SiN
などのアモルファス半導体薄膜を形成し、最後に再び、
SiH4 分解によりアモルファスシリコン薄膜を形成す
るようにする。各アモルファス半導体薄膜は同一導電型
である。
【0023】そして、アモルファス半導体薄膜の積層体
をパターン化した後、透明導電性薄膜を蒸着し、パター
ン化することで上電極17を形成する。 −実施例2− 実施例2は、図2に示す構成の赤外線検出素子である。
実施例1において、緩衝用のアモルファス半導体薄膜1
2,13を形成せず、アモルファス半導体薄膜11とア
モルファス半導体薄膜14,15を逆導電型とした他
は、実施例1と同様にして赤外線検出素子1を得た。ア
モルファス半導体薄膜14,15はドーピング(例え
ば、PH3 /SiH4 =約1%)されたp型又はn型の
されたp型又はn型のアモルファスシリコン(厚み50
0Å)膜14を積層形成した。
【0024】−実施例3− 実施例3は、図3に示す構成の赤外線検出素子である。
まず、絶縁基板3として、シリコン半導体層6bの上に
熱絶縁膜(シリコン酸化層とシリコン窒化層の交互積層
膜)6aを形成した絶縁基板6を用い、前記実施例2の
ようにして、赤外線検出部2を形成した後、赤外線検出
部搭載側とは反対側からシリコン層6bを異方性エッチ
ングにより掘り込みダイアフラム構造とし、熱分離空間
7を形成することで赤外線検出素子1を得た。
【0025】異方性エッチングには、HF−HNO3
ないしHF系のエッチング液を用いる。実施例3の場
合、下電極18は赤外線反射率の高いNi−Cr膜が適
当である。また、熱絶縁膜がシリコン酸化層とシリコン
窒化層の積層膜は引っ張り・圧縮の両特性の膜の交互積
層により全体の反りを軽減しようとするものである。こ
の発明は、上記実施例に限らない。実施例1の赤外線検
出素子の絶縁基板3を実施例3の赤外線検出素子の絶縁
基板6にしたものが他の実施例として挙げられる。さら
に、上記実施例では、一対の電極がアモルファス半導体
薄膜の表面と裏面に分かれていたが、両電極が同一側表
面にくる構成であってもよい。
【0026】
【発明の効果】この発明の赤外線検出素子は、必要なパ
ターン加工等に微細加工技術が容易に適用できるため、
製造が容易であり、膜同士の内部応力の差に起因する損
壊が抑制されるために素子製造の歩留りがよく、加え
て、膜形成回数の減少でも製造は容易となり、その上、
赤外線吸収に伴って発生する熱の伝達遅れも事実上なく
迅速な検出が可能であり、非常に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の赤外線検出素子の第1構成例をあら
わす断面図である。
【図2】この発明の赤外線検出素子の第2構成例をあら
わす断面図である。
【図3】この発明の赤外線検出素子の第3構成例をあら
わす断面図である。
【図4】この発明の赤外線検出素子の第3構成例をあら
わす斜視図である。
【図5】アモルファスSi:Hのドーピング量と活性化
エネルギーと導電率の関係をあらわすグラフである。
【図6】アモルファスSi:Hの温度と導電率の関係を
あらわすグラフである。
【図7】アモルファス半導体薄膜の赤外線吸収特性例を
示すグラフである。
【図8】従来の赤外線検出素子をあらわす断面図であ
る。
【符号の説明】
1 赤外線検出素子 2 赤外線検出部 3 絶縁基板 6 絶縁基板 6a 熱絶縁膜 7 空間(熱分離空間) 11 アモルファス半導体薄膜A 12 アモルファス半導体薄膜C 13 アモルファス半導体薄膜C 14 アモルファス半導体薄膜B 15 アモルファス半導体薄膜B 17 上電極 18 下電極

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度変化に伴い抵抗値が変化する薄膜抵
    抗体を備え赤外線吸収により生じた熱で前記薄膜に温度
    変化が起こるようになっている赤外線検出部が基板の上
    に設けられている赤外線検出素子において、前記薄膜抵
    抗体が赤外線吸収機能を有する半導体薄膜であることを
    特徴とする赤外線検出素子。
  2. 【請求項2】 基板における赤外線検出部の設置域は裏
    側に空間のある熱絶縁膜となっていて、この熱絶縁膜の
    表側に赤外線検出部が設けられている請求項1記載の赤
    外線検出素子。
  3. 【請求項3】 半導体薄膜が、酸化シリコン膜、窒素を
    含む酸化シリコン膜および窒化シリコン膜のうちの一つ
    である請求項1または2記載の赤外線検出素子。
  4. 【請求項4】 半導体薄膜が、アモルファス半導体薄膜
    Aであって表面に一対の引き出し電極が設けられている
    請求項1から3までのいずれかに記載の赤外線検出素
    子。
  5. 【請求項5】 半導体薄膜と電極の間に単一元素半導体
    薄膜が設けられている請請求項4記載の赤外線検出素
    子。
  6. 【請求項6】 単一元素半導体薄膜がアモルファス半導
    体薄膜Bである請求項5記載の赤外線検出素子。
  7. 【請求項7】 一対の電極が半導体薄膜を上下に挟むよ
    うに設けられており、赤外線入射側に位置する電極が赤
    外線をほぼ透過する材料で形成されている請求項4から
    6までのいずれかに記載の赤外線検出素子。
  8. 【請求項8】 アモルファス半導体薄膜A,Bが不純物
    ドーピング薄膜であって同一の導電型である請求項6ま
    たは7記載の赤外線検出素子。
  9. 【請求項9】 アモルファス半導体薄膜A,Bが不純物
    ドーピング薄膜であって逆の導電型である請求項6また
    は7記載の赤外線検出素子。
  10. 【請求項10】 アモルファス半導体薄膜A,Bの間に緩
    衝用のアモルファス半導体薄膜Cが設けられている請求
    項6から9までのいずれかに記載の赤外線検出素子。
  11. 【請求項11】 緩衝用のアモルファス半導体薄膜Cがア
    モルファス半導体薄膜Aの組成とアモルファス半導体薄
    膜Bの組成の中間の組成を有する請求項10記載の赤外
    線検出素子。
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