JPH06137715A - 冷媒分流配管器 - Google Patents
冷媒分流配管器Info
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- JPH06137715A JPH06137715A JP4288394A JP28839492A JPH06137715A JP H06137715 A JPH06137715 A JP H06137715A JP 4288394 A JP4288394 A JP 4288394A JP 28839492 A JP28839492 A JP 28839492A JP H06137715 A JPH06137715 A JP H06137715A
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- JP
- Japan
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- refrigerant
- pipe
- metal plates
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- forming
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B41/00—Fluid-circulation arrangements
- F25B41/40—Fluid line arrangements
- F25B41/42—Arrangements for diverging or converging flows, e.g. branch lines or junctions
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B39/00—Evaporators; Condensers
- F25B39/02—Evaporators
- F25B39/028—Evaporators having distributing means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】冷凍サイクルの構成部品である、冷媒分流配管
器において、均一な分流を行うことを目的とする。 【構成】２枚の金属板を溶着し、冷媒を通過させるため
の経路を形成する方法。および、分流を目的とした部分
にタンク部を設ける。更に、冷媒回路を複合化するこ
と。 【効果】冷媒合流部に、タンク部を設けたことにより、
配管の挿入寸法，挿入角度，成形形状等がばらついた場
合においても、冷媒Ａの流れ方向を修正し、均等な冷媒
Ａの分流を行なうことが出来る。更に、冷媒回路を複合
化することにより、省スペース化，原価低減が図れる。
器において、均一な分流を行うことを目的とする。 【構成】２枚の金属板を溶着し、冷媒を通過させるため
の経路を形成する方法。および、分流を目的とした部分
にタンク部を設ける。更に、冷媒回路を複合化するこ
と。 【効果】冷媒合流部に、タンク部を設けたことにより、
配管の挿入寸法，挿入角度，成形形状等がばらついた場
合においても、冷媒Ａの流れ方向を修正し、均等な冷媒
Ａの分流を行なうことが出来る。更に、冷媒回路を複合
化することにより、省スペース化，原価低減が図れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は冷凍サイクルにおける冷
媒の分流配管器の構造に関する。
媒の分流配管器の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の冷媒分流配管器の構造は、実開平
１−１３１９７４号公報に記載のように、３本ないし４
本の管をめがね状に成形した分流管に挿入接合してい
た。
１−１３１９７４号公報に記載のように、３本ないし４
本の管をめがね状に成形した分流管に挿入接合してい
た。
【０００３】以下、従来のめがね状継ぎパイプを用いた
冷媒分流配管器の構造を、図６から図９により詳細に説
明する。
冷媒分流配管器の構造を、図６から図９により詳細に説
明する。
【０００４】ここで、４，５は冷凍サイクルを構成する
配管、６はめがね状継ぎパイプ、６ａは素管部、６ｂは
縮管部、６ｃは拡管部、６ｄはめがね状部、６ｅは拡管
部６ｃの潰し合わせ部、７，８，９は冷凍サイクルを構
成する配管、１０，１１は配管の挿入ろう付け部であ
る。
配管、６はめがね状継ぎパイプ、６ａは素管部、６ｂは
縮管部、６ｃは拡管部、６ｄはめがね状部、６ｅは拡管
部６ｃの潰し合わせ部、７，８，９は冷凍サイクルを構
成する配管、１０，１１は配管の挿入ろう付け部であ
る。
【０００５】即ち、図６及び図７は、３本及び４本の配
管を連繋した冷媒分流配管器の夫々の一例を示す側面
図。図８，図９は図６及び図７に示す配管器の断面図
で、冷凍サイクルを構成する配管４，５，７，８，９は
夫々めがね状部６ｄ、縮管部６ｂに挿入し、ろう付け部
１０，１１により接合される。
管を連繋した冷媒分流配管器の夫々の一例を示す側面
図。図８，図９は図６及び図７に示す配管器の断面図
で、冷凍サイクルを構成する配管４，５，７，８，９は
夫々めがね状部６ｄ、縮管部６ｂに挿入し、ろう付け部
１０，１１により接合される。
【０００６】ここで、従来のパイプを素材とする冷媒配
管器は、縮管，拡管及び潰し加工など過酷な塑性成形加
工が必要で、拡管部６ｃやめがね状部６ｄを形成する合
わせ部６ｅに応力が集中し、亀裂が発生しやすい生産上
の問題点を有していた。
管器は、縮管，拡管及び潰し加工など過酷な塑性成形加
工が必要で、拡管部６ｃやめがね状部６ｄを形成する合
わせ部６ｅに応力が集中し、亀裂が発生しやすい生産上
の問題点を有していた。
【０００７】また、図８，図９に示すようにめがね状部
６ｄの形状のばらつきと、これに起因する配管４，５，
７，８，９の挿入寸法、角度のばらつきにより、冷媒Ａ
を均等に分配させる考慮が為されていず、冷凍サイクル
の性能上の欠点を有していた。
６ｄの形状のばらつきと、これに起因する配管４，５，
７，８，９の挿入寸法、角度のばらつきにより、冷媒Ａ
を均等に分配させる考慮が為されていず、冷凍サイクル
の性能上の欠点を有していた。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
公知冷媒分流配管器の複雑な塑性成形加工に係る生産上
及び性能上の問題点、即ち、過酷な成形による寸法不良
及び亀裂発生の回避と、配管挿入部の精度の向上による
配管挿入、ろう付け寸法精度の向上を図り、併せて冷媒
通路成形精度のばらつきが生じた場合においても、冷凍
サイクルとしての適正な冷媒分配機能を発揮させること
を目的とする冷媒分流配管器の成形構造に関するもので
ある。
公知冷媒分流配管器の複雑な塑性成形加工に係る生産上
及び性能上の問題点、即ち、過酷な成形による寸法不良
及び亀裂発生の回避と、配管挿入部の精度の向上による
配管挿入、ろう付け寸法精度の向上を図り、併せて冷媒
通路成形精度のばらつきが生じた場合においても、冷凍
サイクルとしての適正な冷媒分配機能を発揮させること
を目的とする冷媒分流配管器の成形構造に関するもので
ある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題は、２枚の銅板
などの金属板を溶着し冷媒通路及び分流機構を成形する
ことにより、従来の分流配管器のような過酷な加工条件
による成形不良を防止し、更に冷媒合流部に冷媒の貯溜
部（以下タンク部）を設けることにより問題点の解決を
可能せしめるものである。
などの金属板を溶着し冷媒通路及び分流機構を成形する
ことにより、従来の分流配管器のような過酷な加工条件
による成形不良を防止し、更に冷媒合流部に冷媒の貯溜
部（以下タンク部）を設けることにより問題点の解決を
可能せしめるものである。
【００１０】
【作用】本発明は、同一或いは近似形状に張り出し成形
された２枚の金属板を金属接合などにより面接合するこ
とにより、配管及び冷媒合流部を容易に形成できるた
め、応力集中も少なく、寸法精度が安定し、欠陥が無い
冷媒分流器が得られ、冷媒洩れなどを防止できる。
された２枚の金属板を金属接合などにより面接合するこ
とにより、配管及び冷媒合流部を容易に形成できるた
め、応力集中も少なく、寸法精度が安定し、欠陥が無い
冷媒分流器が得られ、冷媒洩れなどを防止できる。
【００１１】更に、冷媒はタンク部で流量が補正され均
等に分流させることが出来る。
等に分流させることが出来る。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１から図４によ
り説明する。
り説明する。
【００１３】ここで、１，２は金属板、１ａはタンク
部、１ｂは凸部、１ｃ，１ｄは冷媒通路である。
部、１ｂは凸部、１ｃ，１ｄは冷媒通路である。
【００１４】図１，図２は本発明の冷媒分流配管器の一
例を示す斜視図、図３，図４はその断面図である。本発
明の冷媒分流配管器の基本構成は図１，図２に示すよう
に、家庭用ルームエアコンデショナーなどに用いる、冷
凍サイクルの配管系からの冷媒の通過及び分流機能を発
揮する通路部１ｃ，１ｄは、張り出し成形した金属板
１，２により構成される。
例を示す斜視図、図３，図４はその断面図である。本発
明の冷媒分流配管器の基本構成は図１，図２に示すよう
に、家庭用ルームエアコンデショナーなどに用いる、冷
凍サイクルの配管系からの冷媒の通過及び分流機能を発
揮する通路部１ｃ，１ｄは、張り出し成形した金属板
１，２により構成される。
【００１５】成形された金属板１，２は冷媒を貯め込む
いわゆるタンク部１ａを形成するため凸部１ｂのような
形状が冷媒通路１ｃ，１ｄを成形する際に同時に成形さ
れ、金属板１，２の接合部Ｂ２を金属接合することによ
り、タンク部１ａ及び配管部Ｃが形成される。
いわゆるタンク部１ａを形成するため凸部１ｂのような
形状が冷媒通路１ｃ，１ｄを成形する際に同時に成形さ
れ、金属板１，２の接合部Ｂ２を金属接合することによ
り、タンク部１ａ及び配管部Ｃが形成される。
【００１６】この配管器の成形精度は高精度加工された
成形型を用いることにより、高精密に成形され、後で接
続される配管の角度ずれなどの発生の無い挿入精度の向
上が図れる。
成形型を用いることにより、高精密に成形され、後で接
続される配管の角度ずれなどの発生の無い挿入精度の向
上が図れる。
【００１７】また、成形される金属板は成形型の選択な
どにより、冷凍サイクルを構成する配管の直径に合わせ
幾種類も容易に得られる。
どにより、冷凍サイクルを構成する配管の直径に合わせ
幾種類も容易に得られる。
【００１８】更に、本発明の冷媒分流配管器は２枚の金
属板が気密に金属接合されているため、ろう材によるろ
う付けなどで問題となるピンホールなどの欠陥が少な
く、冷媒の液やガス洩れの心配も無く高信頼性が確保出
来る。
属板が気密に金属接合されているため、ろう材によるろ
う付けなどで問題となるピンホールなどの欠陥が少な
く、冷媒の液やガス洩れの心配も無く高信頼性が確保出
来る。
【００１９】また、この冷媒分流配管器を製造する方法
としては、前述のように金属板を予め成形した後溶着す
る方法と、平板上の２枚の金属板を溶着した後、必要部
分を張り出し成形する方法があり、ろう材を用いない接
合法、例えば金属接合により比較的簡単に安価に製造出
来るとともに、種々の用途に合った分流、配管形状が得
られる。
としては、前述のように金属板を予め成形した後溶着す
る方法と、平板上の２枚の金属板を溶着した後、必要部
分を張り出し成形する方法があり、ろう材を用いない接
合法、例えば金属接合により比較的簡単に安価に製造出
来るとともに、種々の用途に合った分流、配管形状が得
られる。
【００２０】以上の本発明冷媒分流配管器１，２を冷凍
サイクルの配管系内に接続して冷媒Ａを流したときの状
態の一例を図３，図４において説明する。
サイクルの配管系内に接続して冷媒Ａを流したときの状
態の一例を図３，図４において説明する。
【００２１】図３において当該冷媒分流配管器にろう付
け部１１を介し、接合された配管７から流入した冷媒Ａ
は、先ずタンク部１ａに衝突し、流れ方向，回転（渦
巻）などが修正され、均等な流量，流速の冷媒Ａ１，Ａ
２となり配管４，５へ分流される。ここで、配管４，５
は配管７と同様にろう付けされている。
け部１１を介し、接合された配管７から流入した冷媒Ａ
は、先ずタンク部１ａに衝突し、流れ方向，回転（渦
巻）などが修正され、均等な流量，流速の冷媒Ａ１，Ａ
２となり配管４，５へ分流される。ここで、配管４，５
は配管７と同様にろう付けされている。
【００２２】一方、図４において、ろう付けされた配管
８，９から流入した流速，流量及び方向の不均一な冷媒
Ａは、タンク部１ｅ，１ｆにおいて同様に修正され、均
等な流量，流速の冷媒Ａ３，Ａ４となり配管４，５へ分
流される。
８，９から流入した流速，流量及び方向の不均一な冷媒
Ａは、タンク部１ｅ，１ｆにおいて同様に修正され、均
等な流量，流速の冷媒Ａ３，Ａ４となり配管４，５へ分
流される。
【００２３】また、ろう付けされた配管４，５，８，９
は同一管径である必要は無く、計算された流量を分流す
るため適宜決定されるものである。
は同一管径である必要は無く、計算された流量を分流す
るため適宜決定されるものである。
【００２４】更に、流速，流量など冷媒Ａを流す状態に
より、タンク部１ａ，１ｅ，１ｆの断面，容積，形状は
決定されるものである。
より、タンク部１ａ，１ｅ，１ｆの断面，容積，形状は
決定されるものである。
【００２５】図５は、当該冷媒分流配管器を更に展開さ
せたものである。
せたものである。
【００２６】ここで、配管１２，１３，１４，１５はろ
う付けされている。図５において、接合された配管１２
から流入した冷媒Ａは、タンク部１ｇに衝突し、流れ方
向，回転などが修正される。
う付けされている。図５において、接合された配管１２
から流入した冷媒Ａは、タンク部１ｇに衝突し、流れ方
向，回転などが修正される。
【００２７】計算された流量を通過させる細管部１ｈを
設けることにより、均一な冷媒量Ａ５，Ａ６，Ａ７とな
り、配管１３，１４，１５へ分流される。
設けることにより、均一な冷媒量Ａ５，Ａ６，Ａ７とな
り、配管１３，１４，１５へ分流される。
【００２８】また、ろう付けされた配管１２，１３，１
４，１５は同一管径である必要は無く、計算された流量
を分流するため適宜決定されるものである。
４，１５は同一管径である必要は無く、計算された流量
を分流するため適宜決定されるものである。
【００２９】更に、流速，流量など冷媒Ａの流す状態に
より、タンク部１ｇ、細管部１ｈの断面，容積，形状が
決定されるものである。
より、タンク部１ｇ、細管部１ｈの断面，容積，形状が
決定されるものである。
【００３０】図１０は、冷媒Ａを通過させるための経路
を複合化させた冷媒分流配管器である。ここで、高圧配
管（高温部）、低圧配管（低温部）が、となり同志とな
った場合に、熱交換による性能低下が予想されることか
ら、これを防止するために、スリット部１ｉ、放熱用フ
ィン部１ｊを設けることも可能である。
を複合化させた冷媒分流配管器である。ここで、高圧配
管（高温部）、低圧配管（低温部）が、となり同志とな
った場合に、熱交換による性能低下が予想されることか
ら、これを防止するために、スリット部１ｉ、放熱用フ
ィン部１ｊを設けることも可能である。
【００３１】また、図１１は接続スペースなどに制約を
受ける場合に有効な形状である。
受ける場合に有効な形状である。
【００３２】図１１は、一回の曲げで構成されている
が、冷媒回路の方向や配管径などにより屈曲方向、屈曲
形状は決定されるものであり、成形された配管形状を潰
さないよう任意な冷媒分流配管器形状を形成することも
可能であり、金属接合部に取付穴１６などの別の加工を
施すことも可能である。
が、冷媒回路の方向や配管径などにより屈曲方向、屈曲
形状は決定されるものであり、成形された配管形状を潰
さないよう任意な冷媒分流配管器形状を形成することも
可能であり、金属接合部に取付穴１６などの別の加工を
施すことも可能である。
【００３３】また、２枚の金属板を溶着する方法として
金属接合はその一手段であり、限定されるものではな
い。
金属接合はその一手段であり、限定されるものではな
い。
【００３４】一方、分流を目的とした本発明の冷媒分流
配管器とは別に、図１２に示すような冷媒流の消音並び
に減圧を目的とした配管部も、本発明の製作方法で形成
することが出来る。つまり、消音を目的とした細管部１
ｋ、減圧を目的とした微細管部１ｌを成形することによ
り、消音，減圧が出来る。
配管器とは別に、図１２に示すような冷媒流の消音並び
に減圧を目的とした配管部も、本発明の製作方法で形成
することが出来る。つまり、消音を目的とした細管部１
ｋ、減圧を目的とした微細管部１ｌを成形することによ
り、消音，減圧が出来る。
【００３５】更に、配管１７，１８を当該冷媒分流配管
器に挿入、ろう付けする際、挿入寸法の位置決めとし
て、拡管部１ｍ、ポンチ部１ｎを設けることにより、配
管挿入寸法の安定化が図れる。
器に挿入、ろう付けする際、挿入寸法の位置決めとし
て、拡管部１ｍ、ポンチ部１ｎを設けることにより、配
管挿入寸法の安定化が図れる。
【００３６】以上、本発明の冷媒分流配管器をこの構成
の中に同時に組み込むことも可能である。
の中に同時に組み込むことも可能である。
【００３７】更に、冷媒を圧縮させる圧縮機１９には、
本発明のような配管類が取り付けられるが、図１３に示
すように圧縮機１９本体を当該冷媒分流配管を含む冷媒
回路２０によって被覆させることにより、圧縮機１９の
運転時に発生する騒音を遮断する効果も期待できる。ま
た、圧縮機本体１９と該冷媒回路の間隙にガラス繊維な
どの緩衝材２１を配置することによって、この効果を向
上することもできる。
本発明のような配管類が取り付けられるが、図１３に示
すように圧縮機１９本体を当該冷媒分流配管を含む冷媒
回路２０によって被覆させることにより、圧縮機１９の
運転時に発生する騒音を遮断する効果も期待できる。ま
た、圧縮機本体１９と該冷媒回路の間隙にガラス繊維な
どの緩衝材２１を配置することによって、この効果を向
上することもできる。
【００３８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば２
枚の金属板を溶着，成形することにより、従来めがね状
の冷媒分流配管器の成形過程で見られた拡管，縮管，潰
しなどの過度の塑性成形加工による部分亀裂の発生、劣
等な部品精度が防止でき、配管取付精度が向上し生産上
の欠点の解消ができる。また、部品精度の高精度化と相
俟って冷媒合流部にタンク部を設けたことにより、大量
生産で生じる恐れのある配管の挿入寸法、挿入角度、成
形形状のばらつきによる冷媒の流れの混乱が修正され、
均等な分配を行うことが可能となり、冷凍サイクルの性
能の向上と信頼性を確保することができる。更に、冷媒
回路を複合化することにより、省スペース化、原価低減
が図れるなどの効果がある。
枚の金属板を溶着，成形することにより、従来めがね状
の冷媒分流配管器の成形過程で見られた拡管，縮管，潰
しなどの過度の塑性成形加工による部分亀裂の発生、劣
等な部品精度が防止でき、配管取付精度が向上し生産上
の欠点の解消ができる。また、部品精度の高精度化と相
俟って冷媒合流部にタンク部を設けたことにより、大量
生産で生じる恐れのある配管の挿入寸法、挿入角度、成
形形状のばらつきによる冷媒の流れの混乱が修正され、
均等な分配を行うことが可能となり、冷凍サイクルの性
能の向上と信頼性を確保することができる。更に、冷媒
回路を複合化することにより、省スペース化、原価低減
が図れるなどの効果がある。
【図１】本発明の一実施例の斜視図である。
【図２】本発明の一実施例の斜視図である。
【図３】本発明の一実施例の断面図である。
【図４】本発明の一実施例の断面図である。
【図５】本発明の一実施例の断面図である。
【図６】従来例の正面図である。
【図７】従来例の正面図である。
【図８】従来例の断面図である。
【図９】従来例の断面図である。
【図１０】本発明を複合化させた一実施例の正面図であ
る。
る。
【図１１】本発明を複合化させた一実施例の斜視図であ
る。
る。
【図１２】本発明を複合化させた一実施例の正面図であ
る。
る。
【図１３】本発明を複合化させた一実施例の斜視図であ
る。
る。
１，２…金属板、１ａ，１ｅ，１ｆ，１ｇ…タンク部、
１ｃ，１ｄ…配管経路、１ｈ…細管部、Ａ…冷媒、Ｂ…
接合部、Ｃ…配管部、４，５，７，８，９，１２，１
３，１４，１５，１７，１８…配管、１６…取付穴、１
９…圧縮機、２１…緩衝材。
１ｃ，１ｄ…配管経路、１ｈ…細管部、Ａ…冷媒、Ｂ…
接合部、Ｃ…配管部、４，５，７，８，９，１２，１
３，１４，１５，１７，１８…配管、１６…取付穴、１
９…圧縮機、２１…緩衝材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 保 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所栃木工場内 (72)発明者 清藤 良人 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所栃木工場内
Claims (2)
- 【請求項１】冷凍サイクル配管系の、冷媒を多方向に分
流する冷媒通路を有する冷媒分流配管器において、平板
状の２枚の金属板を貼りあわせ溶着し、任意部分に張出
し部を成形し、この張出し部を冷媒通路としたことを特
徴とする冷媒分流配管器。 - 【請求項２】冷媒分流を目的とした冷媒通路合流部に、
冷媒通路断面積より大きな断面積を有する、冷媒貯溜部
を設けたことを特徴とする請求項１記載の冷媒分流配管
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4288394A JPH06137715A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 冷媒分流配管器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4288394A JPH06137715A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 冷媒分流配管器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06137715A true JPH06137715A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=17729640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4288394A Pending JPH06137715A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 冷媒分流配管器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06137715A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009057580A1 (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-07 | Daikin Industries, Ltd. | 冷媒分流器 |
| WO2009057581A1 (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-07 | Daikin Industries, Ltd. | 冷媒分流器 |
| CN102353187A (zh) * | 2011-08-05 | 2012-02-15 | 温岭市恒发空调部件有限公司 | 一种反射式制冷剂分流器 |
| CN107084557A (zh) * | 2017-06-14 | 2017-08-22 | 珠海格力电器股份有限公司 | 分液器及具有其的制冷系统 |
| CN107166823A (zh) * | 2017-07-17 | 2017-09-15 | 海信科龙电器股份有限公司 | 一种冷媒分流器 |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP4288394A patent/JPH06137715A/ja active Pending
Cited By (5)
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|---|---|---|---|---|
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