JP4401333B2 - トラック巻形熱交換器およびその製造方法 - Google Patents

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本発明は、配管を渦巻状に巻加工して平面形状を呈するように形成(以下、これをトラック巻きと称す)してなる熱交換器とその製造方法に関する。
従来より、配管を一平面上でトラック巻きしてなる熱交換器は知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、2つ折りした伝熱管を円筒面に沿う二重螺旋状に形成してなる熱交換器も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−60906(3頁〜4頁、図1、図2、図4) 特開平08−110180号公報
しかしながら、配管を一平面上でトラック巻きしてなる熱交換器にあっては、配管長を長くする場合、配管末端となる渦巻中心部または渦巻外周部にて延長配管との中継接続が必要となり、中継接続のための管継手を必要とし、コスト高となるだけでなく、熱交換効率または信頼性確保の観点からも不利であった。特に、渦巻き中心部での中継接続作業は困難となる場合が多く、作業時間を要し、かつ信頼性低下の要因となっていた。さらに、管継手を含む中継配管の取り回しのためのスペースを必要とし、省スペース化が難しく、また組立後の接続部の品質確認、不良修正も容易ではなかった。
また、2つ折りした伝熱管を円筒面に沿う二重螺旋状に形成してなる熱交換器にあっては、広い底面積と一定の高さを有することとなり、占有面積が大きく、省スペース化が難しく、特に全体として薄形化できないという難点があった。
また、いずれの熱交換器も、巻回前に管の入口部と出口部の相対位置関係を決定しておくことができず、巻回後の調整を必要としていた。
本発明の技術的課題は、中継接続が不要で、必要な管長を確保しつつ全体として薄形化が図れ、管の入口部と出口部の相対位置関係を巻回前に決定できるようにすることにある。
本発明に係るトラック巻形熱交換器は、単一の伝熱管を、その長手方向の途中でヘアピン状に折り返させ、この伝熱管の折り返し部を挟む往路部と復路部を、これらが重畳するように2平面上でそれぞれトラック巻き状に巻回成形したものである。
本発明のトラック巻形熱交換器によれば、必要な管長を中継接続なしに確保できるので、接続に係わる部品、作業、配管スペース、品質確認、補修などが不要となる。また、全体として薄形化が図れ、管の入口部と出口部の相対位置関係を巻回前に決定できる。このため、熱交換効率および品質信頼性が向上し、かつコスト削減が可能となる。
実施の形態1.
以下、図示実施形態により本発明を説明する。
図1は本発明の実施の形態1に係るトラック巻形熱交換器の全体構成を示す平面図、図2は図1のA−A線矢視断面図、図3は本実施形態に係るトラック巻形熱交換器の製造方法を示す説明図、図4は本実施形態に係るトラック巻形熱交換器の製造方法を示すフローチャート、図5は図3に示す結合管のB部拡大図、図6は結合管の他の例を示す要部拡大図、図7は図6の結合管の要部拡大断面図である。
本実施形態に係るトラック巻形熱交換器5は、図1及び図2のように結合管3又は3Aがその長手方向の途中でヘアピン状に折り返され、その折り返し部4を挟む往路部3aと復路部3bが重畳するように2平面B,C上でそれぞれトラック巻き状に巻回成形されて構成されている。
結合管3は、図5のように第1流体(例えば水)を流す外径寸法d1の円直管からなる第1伝熱管1の外周に、第2流体(例えば冷媒)を流す第2伝熱管2を這わすように単に螺旋状に連続巻回して一体化したものである。
結合管3Aは、図6及び図7のように外周に山部1aと谷底部1bとこれら山部1aと谷底部1bとを連続して螺旋状に形成する壁部1cとからなる螺旋溝を有し第1流体(例えば水)が流れる外径寸法d2の捩れ管からなる第1伝熱管1Aと、第1伝熱管1Aの前記螺旋溝に沿わせて連続巻回されて第2流体(例えば冷媒)が流れる第2伝熱管2と、第1伝熱管1Aと第2伝熱管2との接合部(隙間)に充填された高熱伝導性を有する溶接材または低沸点金属等からなる接合部材6とから構成されている。
次に、本実施形態のトラック巻形熱交換器の製造方法について、図4に基づき図1〜図3、図5〜図7を参照しながら説明する。まず、図3(a)及び図5のように水を流すための第1伝熱管1(又は1A)に、冷媒を流すための第2伝熱管2を巻き付けて一体化し、結合管3(又は3A)に成形する(ステップS1)。次いで、第1伝熱管1(又は1A)及び第2伝熱管2の出入口部の位置、つまり結合管3(又は3A)の往路部3a末端の入口部3cと復路部3b末端の出口部3dの相対位置が、図1及び図3(b)の如く平面的に見て同一位置となるように、結合管3(又は3A)の全長の中央部を、曲げ内側半径寸法Rが1/2D≦R≦3Dとなる範囲、つまり曲げ内側半径寸法Rが結合管外径寸法Dの0.5倍以上3倍以下の範囲に収まるように、ヘアピン状に折り返し、折り返し部4を形成する(ステップS2)。その後、図1、図2及び図3(c)の如く折り返した結合管3(又は3A)の折り返し部4を渦巻き中心部として、往路部3aと復路部3bを、これらが重畳するように2平面B,C上でそれぞれトラック巻き状に巻回成形していく(ステップS3)。そして、往路部3aと復路部3bの末端までトラック巻き状に巻回成形されれば熱交換器が完成し(ステップS4)、処理を終了する。
このように、本実施形態のトラック巻形熱交換器5は、結合管3(又は3A)の入口部3cと出口部3dの相対位置(ここでは同一位置)を決めた後に、この入口部3cと出口部3dの相対位置に合わせて折り返し部4を形成する位置が決定される。そしてこれらの位置関係が、トラック巻き後も維持される。これは、折り返し部4両側の往路部3aと復路部3bが重畳するように2平面B,C上でそれぞれトラック巻きされて構成され、ズレが生じないためである。このため、結合管3(又は3A)の入口部3cと出口部3dの相対位置の位置決め及びそれに伴う折り返し部4の位置決めが容易となり、かつ中継接続が不要で、必要な管長を確保しつつ全体として薄形化が図れ、配管の高密度収納が可能なトラック巻形熱交換器を得ることができる。
また、結合管3の往路部3aと復路部3bを同時にトラック巻き加工すれば、加工時間の大幅短縮が可能となる。そして、ここでは結合管3(又は3A)の入口部3cと出口部3dがトラック巻きの最外周部に配置されるため、後工程のユニット形態形成時の配管接続が容易となるという利点がある。なお、必要に応じて結合管3(又は3A)の入口部3cと出口部3dがトラック巻きの中心部に配置されるように往路部3aと復路部3bをトラック巻きに巻回成形することは容易であり、その場合にも往路部3aと復路部3bは、これらが重畳するように2平面B,C上でそれぞれトラック巻きされることは言うまでもない。
また、結合管3を、図5のような第1流体(水)が流れる円直管からなる第1伝熱管1に、第2流体(冷媒)が流れる第2伝熱管2を這わすように螺旋状に連続巻回して一体構成することで、第1流体(水)と第2流体(冷媒)との間での熱交換効率が向上する。
また、第1伝熱管1Aを、図6及び図7のような山部1aと谷底部1bとからなる捩れ管から構成することで、第2伝熱管2の巻回作業が容易となる。
また、図7のように第1伝熱管(捩れ管)1Aとこれに巻回した第2伝熱管2との接合部(隙間)に、高熱伝導性を有する溶接材または低融点金属等からなる接合部材6を介在(充填)設置することで、伝熱管相互の接触面積を実質的に大きくでき、より熱交換効率を向上させることができる。
また、第1流体を水、第2流体を冷媒とすることで、例えばヒートポンプサイクルを用いた貯等式給湯システムへの適用が可能となる。
なお、ここではトラック巻形熱交換器を、第1伝熱管1(又は1A)に第2伝熱管2を這わすように螺旋状に連続巻回して一体化した結合管3(又は3A)から構成したものを例に挙げて説明したが、これに限るものでなく、トラック巻形熱交換器が単管から構成されるものにも本発明を適用することができ、その場合の単管からなる伝熱管に折り返し部を形成してから往路部と復路部を、これらが重畳するように2平面B,C(図2参照)上でそれぞれトラック巻き状に巻回成形していく製造手順は、前述の結合管3(又は3A)を用いたトラック巻形熱交換器の製造方法と同様である。
したがって、このような単管を用いたトラック巻形熱交換器においても前述の結合管3(又は3A)を用いたトラック巻形熱交換器と同様に、単管の入口部と出口部の相対位置(同一位置)を決めた後に、この入口部と出口部の相対位置に合わせて折り返し部を形成する位置が決定される。そしてこれらの位置関係が、トラック巻き後も維持される。これは、折り返し部両側の往路部と復路部が重畳するように2平面B,C上でそれぞれトラック巻きされて構成され、ズレが生じないためである。このため、単管からなる伝熱管の入口部と出口部の相対位置の位置決め及びそれに伴う折り返し部の位置決めが容易となり、かつ中継接続が不要で、必要な管長を確保しつつ全体として薄形化が図れ、配管の高密度収納が可能なトラック巻形熱交換器を得ることができる。
また、単管からなる伝熱管の往路部と復路部を同時にトラック巻き加工すれば、加工時間の大幅短縮が可能となる。そして、単管からなる伝熱管の入口部と出口部をトラック巻きの最外周部に配置されるようにトラック巻き加工することで、後工程のユニット形態形成時の配管接続が容易となる。なお、この単管からなる伝熱管構成の場合にも、必要に応じてその入口部と出口部がトラック巻きの中心部に配置されるように往路部と復路部をトラック巻きに巻回成形することは容易であり、その場合にも往路部と復路部は、これらが重畳するように2平面B,C上でそれぞれトラック巻きされることは言うまでもない。
実施の形態2.
図8は本発明の実施の形態2に係るトラック巻形熱交換器の全体構成を示す平面図、図9は本実施形態に係るトラック巻形熱交換器の製造方法を示す説明図、図10は本実施形態に係るトラック巻形熱交換器の製造方法を示すフローチャートであり、図中、前述実施の形態1と同一部分には同一符号を付してある。なお、説明にあたっては前述の図2、図5乃至図7を参照するものとする。
本実施形態に係るトラック巻形熱交換器5は、前述の実施形態1と同一構成の結合管3又は3Aを用いている点は同じであるが、ここでは図8及び図9のようにその両端の出入口部3d,3cの位置が平面的に見て一方(例えば入口部3c)が距離X縮退した位置関係となるように、その全長中央部から縮退側端部(入口側端部)方向へX/2ずれた位置でヘアピン状に折り返され、その折り返し部4を挟む往路部3aと復路部3bが重畳するように2平面B,C(図2)上でそれぞれトラック巻き状に巻回成形されて構成されている点が前述の実施形態1のものと異なっている。それ以外の構成は、全て前述の実施形態1のものと同一である。
次に、本実施形態のトラック巻形熱交換器5の製造方法について、図10に基づき図2、図5〜図9、を参照しながら説明する。まず、図9(a)及び図5のように水を流すための第1伝熱管1(又は1A)に、冷媒を流すための第2伝熱管2を巻き付けて一体化し、結合管3(又は3A)に成形する(ステップS11)。次いで、第1伝熱管1(又は1A)及び第2伝熱管2の出入口部の位置、つまり結合管3(又は3A)の往路部3a末端の入口部3cと復路部3b末端の出口部3dの相対位置が、図8及び図9(b)の如く平面的に見て入口部3cが距離X縮退した位置関係となるように、結合管3(又は3A)の全長中央部から入口側端部方向へX/2ずれた位置を、曲げ内側半径寸法Rが1/2D≦R≦3Dとなる範囲、つまり曲げ内側半径寸法Rが結合管外径寸法Dの0.5倍以上3倍以下の範囲に収まるように、ヘアピン状に折り返し、折り返し部4を形成する(ステップS12)。その後、図8、図2及び図9(c)の如く折り返した結合管3(又は3A)の折り返し部4を渦巻き中心部として、往路部3aと復路部3bを、これらが重畳するように2平面B,C上でそれぞれトラック巻き状に巻回成形していく(ステップS13)。そして、往路部3aと復路部3bの末端までトラック巻き状に巻回成形されれば熱交換器が完成し(ステップS14)、処理を終了する。
このように、本実施形態のトラック巻形熱交換器5は、結合管3(又は3A)の入口部3cと出口部3dの相対位置(ここでは入口部3cが距離X縮退した位置)を決めた後に、この入口部3cと出口部3dの相対位置に合わせて折り返し部4を形成する位置が決定される。そしてこれらの位置関係が、トラック巻き後も維持される。これは、折り返し部4両側の往路部3aと復路部3bが重畳するように2平面B,C上でそれぞれトラック巻きされて構成され、ズレが生じないためである。このため、結合管3(又は3A)の入口部3cと出口部3dの相対位置の位置決め及びそれに伴う折り返し部4の位置決めが容易となり、かつ中継接続が不要で、必要な管長を確保しつつ全体として薄形化が図れ、配管の高密度収納が可能なトラック巻形熱交換器を得ることができる。
なお、ここでもトラック巻形熱交換器を、第1伝熱管1(又は1A)に第2伝熱管2を這わすように螺旋状に連続巻回して一体化した結合管3(又は3A)から構成したものを例に挙げて説明したが、これに限るものでなく、トラック巻形熱交換器が単管から構成されるものにも本発明を適用することができ、その場合の単管からなる伝熱管に折り返し部を形成してから往路部と復路部を、これらが重畳するように2平面B,C(図2参照)上でそれぞれトラック巻き状に巻回成形していく製造手順は、前述の結合管3(又は3A)を用いたトラック巻形熱交換器の製造方法と同様である。
したがって、このような単管を用いたトラック巻形熱交換器においても前述の結合管3(又は3A)を用いたトラック巻形熱交換器と同様に、単管の入口部と出口部の相対位置(入口部が距離X縮退した位置)を決めた後に、この入口部と出口部の相対位置に合わせて折り返し部を形成する位置が決定される。そしてこれらの位置関係が、トラック巻き後も維持される。これは、折り返し部両側の往路部と復路部が重畳するように2平面B,C上でそれぞれトラック巻きされて構成され、ズレが生じないためである。このため、単管からなる伝熱管の入口部と出口部の相対位置の位置決め及びそれに伴う折り返し部の位置決めが容易となり、かつ中継接続が不要で、必要な管長を確保しつつ全体として薄形化が図れ、配管の高密度収納が可能なトラック巻形熱交換器を得ることができる。
また、単管からなる伝熱管の往路部と復路部を同時にトラック巻き加工すれば、加工時間の大幅短縮が可能となる。そして、単管からなる伝熱管の入口部と出口部をトラック巻きの最外周部に配置されるようにトラック巻き加工することで、後工程のユニット形態形成時の配管接続が容易となる。なお、この単管からなる伝熱管構成の場合にも、必要に応じてその入口部と出口部がトラック巻きの中心部にて相対位置をずらせて配置されるように往路部と復路部をトラック巻きに巻回成形することは容易であり、その場合にも往路部と復路部は、これらが重畳するように2平面B,C上でそれぞれトラック巻きされることは言うまでもない。
本発明の実施の形態1に係るトラック巻形熱交換器の全体構成を示す平面図である。 図1のA−A線矢視断面図である。 本発明の実施の形態1に係るトラック巻形熱交換器の製造方法を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係るトラック巻形熱交換器の製造方法を示すフローチャートである。 図3に示す結合管のB部拡大図である。 本発明の実施の形態1に係るトラック巻形熱交換器の結合管の他の例を示す要部拡大図である。 図6の結合管の要部拡大断面図である。 本発明の実施の形態2に係るトラック巻形熱交換器の全体構成を示す平面図である。 本発明の実施の形態2に係るトラック巻形熱交換器の製造方法を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係るトラック巻形熱交換器の製造方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1 第1伝熱管、1a 山部、1b 谷底部、1A 第1伝熱管(捩り管)、2 第2伝熱管、3,3A 結合管(伝熱管)、3a 往路部、3b 復路部、3c 伝熱管の入口部、3d 伝熱管の出口部、4 折り返し部、6 接合部材、B,C 2平面。

Claims (15)

  1. 単一の伝熱管を、その長手方向の途中でヘアピン状に折り返させ、該伝熱管の前記折り返し部を挟む往路部と復路部を、これらが重畳するように2平面上でそれぞれトラック巻き状に巻回成形してなるトラック巻形熱交換器。
  2. 前記伝熱管は、その両端の出入口部の位置が平面的に見て同一位置となるように、その全長中央部でヘアピン状に折り返されてなることを特徴とする請求項1記載のトラック巻形熱交換器。
  3. 前記伝熱管は、その両端の出入口部の位置が平面的に見て一方が距離X縮退した位置関係となるように、その全長中央部から縮退側端部方向へX/2ずれた位置でヘアピン状に折り返されてなることを特徴とする請求項1記載のトラック巻形熱交換器。
  4. 第1流体が流れる第1伝熱管に第2流体が流れる第2伝熱管を這わすように巻回して一体化した単一の結合管を、その長手方向の途中でヘアピン状に折り返させ、該結合管の前記折り返し部を挟む往路部と復路部を、これらが重畳するように2平面上でそれぞれトラック巻き状に巻回成形してなるトラック巻形熱交換器。
  5. 前記結合管は、その両端の出入口部の位置が平面的に見て同一位置となるように、その全長中央部でヘアピン状に折り返されてなることを特徴とする請求項4記載のトラック巻形熱交換器。
  6. 前記結合管は、その両端の出入口部の位置が平面的に見て一方が距離X縮退した位置関係となるように、その全長中央部から縮退側端部方向へX/2ずれた位置でヘアピン状に折り返されてなることを特徴とする請求項4記載のトラック巻形熱交換器。
  7. 前記結合管の第1伝熱管を、山部および谷底部とからなる捩り管から構成したことを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれかに記載のトラック巻形熱交換器。
  8. 前記結合管の第1伝熱管とこれに巻回した第2伝熱管との接合部に、高熱伝導性を有する溶接材または低融点金属からなる接合部材を介在設置したことを特徴とする請求項4乃至請求項7のいずれかに記載のトラック巻形熱交換器。
  9. 第1流体は水で、第2流体は冷媒であることを特徴とする請求項4乃至請求項8のいずれかに記載のトラック巻形熱交換器。
  10. 単一の伝熱管をその長手方向の途中でヘアピン状に折り返す工程と、
    折り返した伝熱管の当該折り返し部を挟む往路部と復路部を、これらが重畳するように2平面上でそれぞれトラック巻き状に巻回成形する工程と、
    を有することを特徴とするトラック巻形熱交換器の製造方法。
  11. 前記伝熱管を、その両端の出入口部の位置が平面的に見て同一位置となるように、その全長中央部でヘアピン状に折り返し、折り返し部を挟む往路部と復路部を重ねることを特徴とする請求項10記載のトラック巻形熱交換器の製造方法。
  12. 前記伝熱管を、その両端の出入口部の位置が平面的に見て一方が距離X縮退した位置関係となるように、その全長中央部から縮退側端部方向へX/2ずれた位置でヘアピン状に折り返し、折り返し部を挟む往路部と復路部を重ねることを特徴とする請求項10記載のトラック巻形熱交換器の製造方法。
  13. 第1流体を流すための第1伝熱管に、第2流体を流すための第2伝熱管を巻き付けて一体化し単一の結合管に成形する工程と、
    結合管をその長手方向の途中でヘアピン状に折り返す工程と、
    折り返した結合管の当該折り返し部を挟む往路部と復路部を、これらが重畳するように2平面上でそれぞれトラック巻き状に巻回成形する工程と、
    を有することを特徴とするトラック巻形熱交換器の製造方法。
  14. 前記結合管を、その両端の出入口部の位置が平面的に見て同一位置となるように、その全長中央部でヘアピン状に折り返し、折り返し部を挟む往路部と復路部を重ねることを特徴とする請求項13記載のトラック巻形熱交換器の製造方法。
  15. 前記結合管を、その両端の出入口部の位置が平面的に見て一方が距離X縮退した位置関係となるように、その全長中央部から縮退側端部方向へX/2ずれた位置でヘアピン状に折り返し、折り返し部を挟む往路部と復路部を重ねることを特徴とする請求項13記載のトラック巻形熱交換器の製造方法。
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