JPH06137282A - スクロール型圧縮機 - Google Patents
スクロール型圧縮機Info
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- JPH06137282A JPH06137282A JP4290571A JP29057192A JPH06137282A JP H06137282 A JPH06137282 A JP H06137282A JP 4290571 A JP4290571 A JP 4290571A JP 29057192 A JP29057192 A JP 29057192A JP H06137282 A JPH06137282 A JP H06137282A
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- eccentric shaft
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/0021—Systems for the equilibration of forces acting on the pump
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/0042—Driving elements, brakes, couplings, transmissions specially adapted for pumps
- F04C29/005—Means for transmitting movement from the prime mover to driven parts of the pump, e.g. clutches, couplings, transmissions
- F04C29/0057—Means for transmitting movement from the prime mover to driven parts of the pump, e.g. clutches, couplings, transmissions for eccentric movement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2240/00—Components
- F04C2240/80—Other components
- F04C2240/807—Balance weight, counterweight
Abstract
(57)【要約】
【目的】 可動スクロールの公転時に騒音が発生するの
を防止する。 【構成】 ハウジングに支持した回転軸4の端部に設け
た偏心軸6にはバランスウエイト7及びブッシュ8を微
小角度範囲内で同期して相対回動可能に嵌合支持する。
前記偏心軸6には前記バランスウエイト7及びブッシュ
8の脱落を防止するネジ9を取着し、前記ブッシュ8の
外周面には可動スクロールのボス部を相対回転可能に嵌
合する。そして、前記回転軸4、バランスウエイト7、
ブッシュ8及びネジ9の相互間の少なくとも一箇所にバ
ランスウエイト7及びブッシュ8の偏心軸6上でのスラ
スト方向移動を阻止する弾性部材11を介在する。
を防止する。 【構成】 ハウジングに支持した回転軸4の端部に設け
た偏心軸6にはバランスウエイト7及びブッシュ8を微
小角度範囲内で同期して相対回動可能に嵌合支持する。
前記偏心軸6には前記バランスウエイト7及びブッシュ
8の脱落を防止するネジ9を取着し、前記ブッシュ8の
外周面には可動スクロールのボス部を相対回転可能に嵌
合する。そして、前記回転軸4、バランスウエイト7、
ブッシュ8及びネジ9の相互間の少なくとも一箇所にバ
ランスウエイト7及びブッシュ8の偏心軸6上でのスラ
スト方向移動を阻止する弾性部材11を介在する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固定スクロールと、この
固定スクロールに対向して自転不能かつ公転可能に支持
された可動スクロールとの間に可動スクロールの公転に
基づいて容積減少する圧縮室を形成するスクロール型圧
縮機に関するものである。
固定スクロールに対向して自転不能かつ公転可能に支持
された可動スクロールとの間に可動スクロールの公転に
基づいて容積減少する圧縮室を形成するスクロール型圧
縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スクロール型圧縮機の可動スクロールを
公転する機構として、以下に示すものがある。この公転
機構はハウジングのフロント側に支持した回転軸の内端
部に偏心軸を連結し、該偏心軸にはバランスウエイト及
びブッシュを相対回動可能に嵌合している。又、偏心軸
の先端部にはサークリップ等の係止部材を取付けてバラ
ンスウエイト及びブッシュの脱落を防止するようにして
いる。又、前記ブッシュには可動スクロールのスクロー
ル基板の背面中央部に一体形成した円筒状のボス部を相
対回動可能に嵌合している。さらに、前記ハウジングの
固定壁と前記可動スクロール基板との間には、可動スク
ロールの公転を許容し、かつ自転を阻止する自転阻止機
構が介在されている。
公転する機構として、以下に示すものがある。この公転
機構はハウジングのフロント側に支持した回転軸の内端
部に偏心軸を連結し、該偏心軸にはバランスウエイト及
びブッシュを相対回動可能に嵌合している。又、偏心軸
の先端部にはサークリップ等の係止部材を取付けてバラ
ンスウエイト及びブッシュの脱落を防止するようにして
いる。又、前記ブッシュには可動スクロールのスクロー
ル基板の背面中央部に一体形成した円筒状のボス部を相
対回動可能に嵌合している。さらに、前記ハウジングの
固定壁と前記可動スクロール基板との間には、可動スク
ロールの公転を許容し、かつ自転を阻止する自転阻止機
構が介在されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スクロール型圧縮機で
は固定スクロールの渦巻部と可動スクロールの渦巻部が
互いに二箇所以上で接触して、圧縮室の容積を減少して
冷媒ガスの圧縮動作を行う。この際、両渦巻部の加工誤
差、圧縮機の組み付け誤差を吸収するとともに、圧縮室
内での液圧縮を防止するためには、公転している可動ス
クロールの公転半径が自動調節される必要がある。この
ため例えば可動スクロールが圧縮室内の圧縮反力を受け
た場合に前記公転半径が減少する方向へ移動できるよう
に偏心軸にはバランスウエイト及びブッシュが所定角度
範囲内で同期して相対回動可能に嵌合されている。従っ
て、バランスウエイト及びブッシュが偏心軸上でその軸
線方向に移動するのを許容するクリアランスが必要とな
り、可動スクロールの公転の際、前記クリアランスに基
づく騒音が発生するという問題があった。
は固定スクロールの渦巻部と可動スクロールの渦巻部が
互いに二箇所以上で接触して、圧縮室の容積を減少して
冷媒ガスの圧縮動作を行う。この際、両渦巻部の加工誤
差、圧縮機の組み付け誤差を吸収するとともに、圧縮室
内での液圧縮を防止するためには、公転している可動ス
クロールの公転半径が自動調節される必要がある。この
ため例えば可動スクロールが圧縮室内の圧縮反力を受け
た場合に前記公転半径が減少する方向へ移動できるよう
に偏心軸にはバランスウエイト及びブッシュが所定角度
範囲内で同期して相対回動可能に嵌合されている。従っ
て、バランスウエイト及びブッシュが偏心軸上でその軸
線方向に移動するのを許容するクリアランスが必要とな
り、可動スクロールの公転の際、前記クリアランスに基
づく騒音が発生するという問題があった。
【0004】本発明は従来の問題点を解消して可動スク
ロールの公転時に騒音が発生するのを防止することがで
きるスクロール型圧縮機を提供することを目的とする。
ロールの公転時に騒音が発生するのを防止することがで
きるスクロール型圧縮機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明はハウジングに設けた固定スクロールと、
この固定スクロールに対向して自転不能に、かつ公転可
能に支持された可動スクロールとの間に可動スクロール
の公転に基づいて容積減少する圧縮室を形成するように
なし、前記ハウジングのフロント側に支持した回転軸の
内端部に偏心軸を設け、該偏心軸にはバランスウエイト
及びブッシュを所定角度範囲内で同期して相対回動可能
に嵌合支持するとともに、前記偏心軸には前記バランス
ウエイト及びブッシュの脱落を防止する係止部材を取着
し、前記ブッシュの外周面には前記可動スクロールのボ
ス部を相対回転可能に嵌合したスクロール型圧縮機にお
いて、前記回転軸、バランスウエイト、ブッシュ及び係
止部材の相互間の少なくとも一箇所にバランスウエイト
及びブッシュの偏心軸上でのスラスト方向移動を阻止す
る弾性部材を介在した。
め、この発明はハウジングに設けた固定スクロールと、
この固定スクロールに対向して自転不能に、かつ公転可
能に支持された可動スクロールとの間に可動スクロール
の公転に基づいて容積減少する圧縮室を形成するように
なし、前記ハウジングのフロント側に支持した回転軸の
内端部に偏心軸を設け、該偏心軸にはバランスウエイト
及びブッシュを所定角度範囲内で同期して相対回動可能
に嵌合支持するとともに、前記偏心軸には前記バランス
ウエイト及びブッシュの脱落を防止する係止部材を取着
し、前記ブッシュの外周面には前記可動スクロールのボ
ス部を相対回転可能に嵌合したスクロール型圧縮機にお
いて、前記回転軸、バランスウエイト、ブッシュ及び係
止部材の相互間の少なくとも一箇所にバランスウエイト
及びブッシュの偏心軸上でのスラスト方向移動を阻止す
る弾性部材を介在した。
【0006】
【作用】この発明では回転軸の端面、バランスウエイ
ト、ブッシュ及び係止部材の相互間の少なくとも一箇所
に弾性部材が介在されているので、各部材がスラスト方
向に予荷重を受け、各部材相互のクリアランスがなくな
る。このため可動スクロールの公転時に偏心軸上でバラ
ンスウエイト及びブッシュが偏心軸上でその軸線方向へ
往復移動することはなく、騒音の発生が抑制される。
ト、ブッシュ及び係止部材の相互間の少なくとも一箇所
に弾性部材が介在されているので、各部材がスラスト方
向に予荷重を受け、各部材相互のクリアランスがなくな
る。このため可動スクロールの公転時に偏心軸上でバラ
ンスウエイト及びブッシュが偏心軸上でその軸線方向へ
往復移動することはなく、騒音の発生が抑制される。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図7に基づいて説明する。図4に示すように、センタハ
ウジングを兼ねる固定スクロール1の前後両端面にはフ
ロントハウジング2及びリヤハウジング3が接合固定さ
れている。フロントハウジング2内には回転軸4がラジ
アルベアリング5により回転可能に支持されており、回
転軸4には偏心軸6が連結されている。
図7に基づいて説明する。図4に示すように、センタハ
ウジングを兼ねる固定スクロール1の前後両端面にはフ
ロントハウジング2及びリヤハウジング3が接合固定さ
れている。フロントハウジング2内には回転軸4がラジ
アルベアリング5により回転可能に支持されており、回
転軸4には偏心軸6が連結されている。
【0008】偏心軸6には取付板部7aとウエイト部7
bとからなるバランスウエイト7及びブッシュ8が回動
可能に支持され、偏心軸6の先端部に螺合した係止部材
としてのネジ9により脱落を防止している。又、回転軸
4の内端面4aとバランスウエイト7の間にはポリテト
ラフルオロエチレン(PTFE)シートあるいは砲金シ
ート等の摩擦係数の低い延性を有する材料よりなるスペ
ーサ10が介在されている。さらに、バランスウエイト
7とブッシュ8との間には、板バネよりなる弾性部材1
1が介在され、バランスウエイト7及びブッシュ8が偏
心軸6上でそのスラスト方向に予荷重を付与され、各部
材間にクリアランスが生じないようにしている。
bとからなるバランスウエイト7及びブッシュ8が回動
可能に支持され、偏心軸6の先端部に螺合した係止部材
としてのネジ9により脱落を防止している。又、回転軸
4の内端面4aとバランスウエイト7の間にはポリテト
ラフルオロエチレン(PTFE)シートあるいは砲金シ
ート等の摩擦係数の低い延性を有する材料よりなるスペ
ーサ10が介在されている。さらに、バランスウエイト
7とブッシュ8との間には、板バネよりなる弾性部材1
1が介在され、バランスウエイト7及びブッシュ8が偏
心軸6上でそのスラスト方向に予荷重を付与され、各部
材間にクリアランスが生じないようにしている。
【0009】前記ブッシュ8の外周面8aには可動スク
ロール12のスクロール基板12aの背面中心部に一体
形成した円筒状のボス部12cがラジアルベアリング1
3を介して相対回転可能に嵌合されている。そして、図
4,5に示すように両スクロール1,12のスクロール
基板1a,12a及び渦巻壁1b,12bにより圧縮室
Pが形成される。
ロール12のスクロール基板12aの背面中心部に一体
形成した円筒状のボス部12cがラジアルベアリング1
3を介して相対回転可能に嵌合されている。そして、図
4,5に示すように両スクロール1,12のスクロール
基板1a,12a及び渦巻壁1b,12bにより圧縮室
Pが形成される。
【0010】図4に示すように可動スクロール12に対
向するフロントハウジング2の受圧壁2aと、可動スク
ロール12のスクロール基板12a背面との間には、可
動スクロール12の自転を阻止するとともに、公転を許
容し、圧縮動作時のスラスト方向の圧縮反力を前記受圧
壁2aに伝達するための自転阻止機構14が介在されて
いる。この自転阻止機構14はフロントハウジング2の
受圧壁2aに接合固定したドーナッツ板状をなす固定側
の環状リング15と、前記可動スクロール12のスクロ
ール基板12a背面に固定したドーナッツ板状をなす可
動側の環状リング16とを備えている。又、自転阻止機
構14は前記両環状リング15,16に透設した円形を
なす複数のポケット15a,16aに緩く嵌入された複
数の受圧ローラ17を備えている。
向するフロントハウジング2の受圧壁2aと、可動スク
ロール12のスクロール基板12a背面との間には、可
動スクロール12の自転を阻止するとともに、公転を許
容し、圧縮動作時のスラスト方向の圧縮反力を前記受圧
壁2aに伝達するための自転阻止機構14が介在されて
いる。この自転阻止機構14はフロントハウジング2の
受圧壁2aに接合固定したドーナッツ板状をなす固定側
の環状リング15と、前記可動スクロール12のスクロ
ール基板12a背面に固定したドーナッツ板状をなす可
動側の環状リング16とを備えている。又、自転阻止機
構14は前記両環状リング15,16に透設した円形を
なす複数のポケット15a,16aに緩く嵌入された複
数の受圧ローラ17を備えている。
【0011】従って、図6に示すように可動側環状リン
グ16が最下限位置に移動した状態で、該環状リング1
6の最左側のポケット16aの最上限位置が受圧ローラ
17を介して固定側環状リング15のポケット15aの
最下限位置に係止されているので、可動側環状リング1
6の時計回り方向への回動が阻止される。又、図6にお
いて最右側のポケット16aの最上限は受圧ローラ17
を介して固定側のポケット15aの最下限位置により位
置規制されているので、可動側環状リング16の時計回
り方向への回動が阻止される。このようにして可動スク
ロール12は自転が阻止され、公転運動のみが可能とな
る。この可動スクロール12の公転半径rは両ポケット
15a,16aの径と、受圧ローラ17の径によって決
まるが、この半径rは、後述する回転軸4の中心軸線O
1 と可動スクロール12の中心(ブッシュ8の中心)O
3 との距離rと同じである。
グ16が最下限位置に移動した状態で、該環状リング1
6の最左側のポケット16aの最上限位置が受圧ローラ
17を介して固定側環状リング15のポケット15aの
最下限位置に係止されているので、可動側環状リング1
6の時計回り方向への回動が阻止される。又、図6にお
いて最右側のポケット16aの最上限は受圧ローラ17
を介して固定側のポケット15aの最下限位置により位
置規制されているので、可動側環状リング16の時計回
り方向への回動が阻止される。このようにして可動スク
ロール12は自転が阻止され、公転運動のみが可能とな
る。この可動スクロール12の公転半径rは両ポケット
15a,16aの径と、受圧ローラ17の径によって決
まるが、この半径rは、後述する回転軸4の中心軸線O
1 と可動スクロール12の中心(ブッシュ8の中心)O
3 との距離rと同じである。
【0012】偏心軸6の公転に伴い、可動スクロール1
2が回転軸4の回りを公転し、図示しない吸入口から導
入された冷媒ガスが両スクロール1,12間の圧縮室P
へ流入する。圧縮室Pは図5において可動スクロール1
2の公転に伴って容積減少しつつ両スクロール1,12
の渦巻壁1b,12bの始端部間に向けて収束して行
く。圧縮室Pの容積減少によって圧縮された冷媒ガスは
図4に示すスクロール基板1a上の吐出ポート1cから
吐出室18内へ吐出される。吐出ポート1cは吐出室1
8側で吐出弁19により開放可能に閉塞されている。
2が回転軸4の回りを公転し、図示しない吸入口から導
入された冷媒ガスが両スクロール1,12間の圧縮室P
へ流入する。圧縮室Pは図5において可動スクロール1
2の公転に伴って容積減少しつつ両スクロール1,12
の渦巻壁1b,12bの始端部間に向けて収束して行
く。圧縮室Pの容積減少によって圧縮された冷媒ガスは
図4に示すスクロール基板1a上の吐出ポート1cから
吐出室18内へ吐出される。吐出ポート1cは吐出室1
8側で吐出弁19により開放可能に閉塞されている。
【0013】ところで、前記両スクロール1,12の渦
巻部1b,12bの加工誤差、圧縮機の組み付け誤差を
吸収するとともに、圧縮室P内での液圧縮を防止するた
めには、公転している可動スクロール12の公転半径r
を自動調節する必要がある。このため前記バランスウエ
イト7及びブッシュ8には以下に述べる公転半径rの自
動調節構造が設けられている。
巻部1b,12bの加工誤差、圧縮機の組み付け誤差を
吸収するとともに、圧縮室P内での液圧縮を防止するた
めには、公転している可動スクロール12の公転半径r
を自動調節する必要がある。このため前記バランスウエ
イト7及びブッシュ8には以下に述べる公転半径rの自
動調節構造が設けられている。
【0014】図2に示すように、回転軸4の中心軸線O
1 と偏心軸6の中心軸線O2 とは、距離Lだけ偏心して
いる。又、前記回転軸4の端部には回転軸4の中心軸線
O1を中心とする外径D1 の円形のフランジ部4bが形
成され、そのフランジ部4bに緩く被嵌されるようにバ
ランスウエイト7の取付板部7aの一側面には前記外径
D1 よりも大きい内径D2 の円形をなす嵌合凹所7cが
一体に形成されている。そして、バランスウエイト7が
偏心軸6の中心軸線O2 を中心に前記嵌合凹所7bとフ
ランジ部4bとの径寸法差によるクリアランス分に応じ
て微小角度範囲内で往復回動可能にしている。
1 と偏心軸6の中心軸線O2 とは、距離Lだけ偏心して
いる。又、前記回転軸4の端部には回転軸4の中心軸線
O1を中心とする外径D1 の円形のフランジ部4bが形
成され、そのフランジ部4bに緩く被嵌されるようにバ
ランスウエイト7の取付板部7aの一側面には前記外径
D1 よりも大きい内径D2 の円形をなす嵌合凹所7cが
一体に形成されている。そして、バランスウエイト7が
偏心軸6の中心軸線O2 を中心に前記嵌合凹所7bとフ
ランジ部4bとの径寸法差によるクリアランス分に応じ
て微小角度範囲内で往復回動可能にしている。
【0015】前記バランスウエイト7の取付板部7aの
他面には外径D3 の円形の嵌合凸部7dが形成され、前
記ブッシュ8の一側面には前記嵌合凸部7dを嵌合し得
る前記外径D3 と同径D4 の嵌合凹所8bが形成されて
いる。そして、嵌合凹所8bに嵌合凸部7dを嵌合した
状態で、バランスウエイト7及びブッシュ8が偏心軸6
の回りで前記径D1 ,D2 のクリアランス分に応じて微
小角度範囲内で同期回動可能になっている。
他面には外径D3 の円形の嵌合凸部7dが形成され、前
記ブッシュ8の一側面には前記嵌合凸部7dを嵌合し得
る前記外径D3 と同径D4 の嵌合凹所8bが形成されて
いる。そして、嵌合凹所8bに嵌合凸部7dを嵌合した
状態で、バランスウエイト7及びブッシュ8が偏心軸6
の回りで前記径D1 ,D2 のクリアランス分に応じて微
小角度範囲内で同期回動可能になっている。
【0016】従って、図6,7において前記偏心軸6が
回転軸4の回りで公転されると、ブッシュ8を介して可
動スクロール12が自転阻止状態て回転軸4の中心軸線
O1を中心として半径rの公転円軌跡Tに沿って公転さ
れる。このとき偏心軸6の公転によりブッシュ8(可動
スクロール12)の中心軸線O3 には図7に示すように
押圧力Fが作用する。この押圧力Fは公転軌跡Tの接線
方向への分力F1 と接線と直交する方向への分力F2 と
して作用する。そして、前記分力F1 により可動スクロ
ール12が公転運動され、前記接線方向と直交する分力
F2 により可動スクロール12の渦巻部12bが固定ス
クロール1の渦巻部1bに押し付けられて両渦巻部12
b,1bの接触部のシール性が確保される。
回転軸4の回りで公転されると、ブッシュ8を介して可
動スクロール12が自転阻止状態て回転軸4の中心軸線
O1を中心として半径rの公転円軌跡Tに沿って公転さ
れる。このとき偏心軸6の公転によりブッシュ8(可動
スクロール12)の中心軸線O3 には図7に示すように
押圧力Fが作用する。この押圧力Fは公転軌跡Tの接線
方向への分力F1 と接線と直交する方向への分力F2 と
して作用する。そして、前記分力F1 により可動スクロ
ール12が公転運動され、前記接線方向と直交する分力
F2 により可動スクロール12の渦巻部12bが固定ス
クロール1の渦巻部1bに押し付けられて両渦巻部12
b,1bの接触部のシール性が確保される。
【0017】さらに、可動スクロール12が例えば圧縮
室P内の圧縮反力を受けた場合には、バランスウエイト
7及びブッシュ8が偏心軸6の回りで前記公転半径rが
減少する方向、つまり図7においてQ矢印方向に微回動
する。このため前記公転半径rが自動調整され、液圧縮
が防止される。なお、両渦巻部1b,12bの加工及び
組み付け誤差により渦巻部1bが公転半径rを増大する
方向へ移動する場合もあり、このときも両渦巻部1b,
12bの接触部のシール性が確保される。
室P内の圧縮反力を受けた場合には、バランスウエイト
7及びブッシュ8が偏心軸6の回りで前記公転半径rが
減少する方向、つまり図7においてQ矢印方向に微回動
する。このため前記公転半径rが自動調整され、液圧縮
が防止される。なお、両渦巻部1b,12bの加工及び
組み付け誤差により渦巻部1bが公転半径rを増大する
方向へ移動する場合もあり、このときも両渦巻部1b,
12bの接触部のシール性が確保される。
【0018】さて、前記実施例においては図1に示すよ
うに前記弾性部材11によりバランスウエイト7、ブッ
シュ8が回転軸4と、ネジ9との間でスラスト方向への
予荷重を付与されている。このため、バランスウエイト
7、ブッシュ8が偏心軸6を中心に微回動して公転半径
rが自動調整される構造をとっていても可動スクロール
12の公転運動の際、スラスト方向のクリアランスによ
るガタツキが抑制され、騒音の発生が防止される。
うに前記弾性部材11によりバランスウエイト7、ブッ
シュ8が回転軸4と、ネジ9との間でスラスト方向への
予荷重を付与されている。このため、バランスウエイト
7、ブッシュ8が偏心軸6を中心に微回動して公転半径
rが自動調整される構造をとっていても可動スクロール
12の公転運動の際、スラスト方向のクリアランスによ
るガタツキが抑制され、騒音の発生が防止される。
【0019】又、前記実施例では弾性部材11によりバ
ランスウエイト7、ブッシュ8にスラスト方向の予荷重
を付与しているので、回転軸4の内端面4aとバランス
ウエイト7の取付板部7aとの間には、滑り摩擦が生じ
る。この摩擦は低摩擦係数材よりるスペーサ10により
軽減されるので、公転半径rの自動調整時のバランスウ
エイト7及びブッシュ8の微回動が円滑に行われる。
ランスウエイト7、ブッシュ8にスラスト方向の予荷重
を付与しているので、回転軸4の内端面4aとバランス
ウエイト7の取付板部7aとの間には、滑り摩擦が生じ
る。この摩擦は低摩擦係数材よりるスペーサ10により
軽減されるので、公転半径rの自動調整時のバランスウ
エイト7及びブッシュ8の微回動が円滑に行われる。
【0020】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、次のように具体化することもできる。 (1)図8及び図9に示すようにバランスウエイト7の
嵌合凸部7dの径D3よりもブッシュ8の嵌合凹所8b
の径D4 を小さくし、ネジ9の締め付けにより図9に示
すように嵌合凸部7dと嵌合凹所8bを圧入嵌合するこ
と。この実施例では嵌合凸部7dと嵌合凹所8bが弾性
部材としての機能を兼用する。
ものではなく、次のように具体化することもできる。 (1)図8及び図9に示すようにバランスウエイト7の
嵌合凸部7dの径D3よりもブッシュ8の嵌合凹所8b
の径D4 を小さくし、ネジ9の締め付けにより図9に示
すように嵌合凸部7dと嵌合凹所8bを圧入嵌合するこ
と。この実施例では嵌合凸部7dと嵌合凹所8bが弾性
部材としての機能を兼用する。
【0021】(2)図10及び図11に示すように偏心
軸6の外周に弾性部材としてのスリーブ21を嵌合し、
該スリーブ21の外周に前記バランスウエイト7を嵌合
する。そして、前記ネジ9の締め付けの際、スリーブ2
1をブッシュ8によりスラスト方向に押圧して、弾性変
形させ、バランスウエイト7及びブッシュ8にスラスト
方向の予荷重を付与するようにすること。
軸6の外周に弾性部材としてのスリーブ21を嵌合し、
該スリーブ21の外周に前記バランスウエイト7を嵌合
する。そして、前記ネジ9の締め付けの際、スリーブ2
1をブッシュ8によりスラスト方向に押圧して、弾性変
形させ、バランスウエイト7及びブッシュ8にスラスト
方向の予荷重を付与するようにすること。
【0022】(3)図12に示すように前記バランスウ
エイト7とブッシュ8との間に、弾性部材としてのスプ
リングピン22を介在してネジ9の締め付けによりバラ
ンスウエイト7及びブッシュ8にスラスト方向の予荷重
を付与するように構成すること。
エイト7とブッシュ8との間に、弾性部材としてのスプ
リングピン22を介在してネジ9の締め付けによりバラ
ンスウエイト7及びブッシュ8にスラスト方向の予荷重
を付与するように構成すること。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、回転軸、
バランスウエイト、ブッシュ及び係止部材の相互間の少
なくとも一箇所にバランスウエイト及びブッシュの偏心
軸上でのスラスト方向移動を阻止する弾性部材を介在し
たので、可動スクロールの公転時に騒音が発生するのを
防止することができるという優れた効果を奏する。
バランスウエイト、ブッシュ及び係止部材の相互間の少
なくとも一箇所にバランスウエイト及びブッシュの偏心
軸上でのスラスト方向移動を阻止する弾性部材を介在し
たので、可動スクロールの公転時に騒音が発生するのを
防止することができるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明を具体化したスクロール型圧縮機の要部
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】要部の分解断面図である。
【図3】要部の分解斜視図である。
【図4】スクロール型圧縮機全体を示す断面図である。
【図5】固定スクロールと可動スクロールの渦巻部を示
す断面図である。
す断面図である。
【図6】図4のA−A線断面図である。
【図7】バランスウエイト及びブッシュを示す正面図で
ある。
ある。
【図8】別例を示す分解断面図である。
【図9】図8の別例の組付状態の断面図である。
【図10】別例を示す分解断面図である。
【図11】図10の別例の組付状態の断面図である。
【図12】別例を示す組付状態の断面図である。
1 固定スクロール、2 フロントハウジング、2a
受圧壁、4 回転軸、6 偏心軸、7 バランスウエイ
ト、7d 弾性部材としての機能を兼用する嵌合凸部、
8b 弾性部材としての機能を兼用する嵌合凹所、8
ブッシュ、9係止部材としてのネジ、10 スペーサ、
11 弾性部材、12 可動スクロール、12a スク
ロール基板、12c ボス部、21 弾性部材としての
スリーブ、22 弾性部材としてのスプリングピン、P
圧縮室。
受圧壁、4 回転軸、6 偏心軸、7 バランスウエイ
ト、7d 弾性部材としての機能を兼用する嵌合凸部、
8b 弾性部材としての機能を兼用する嵌合凹所、8
ブッシュ、9係止部材としてのネジ、10 スペーサ、
11 弾性部材、12 可動スクロール、12a スク
ロール基板、12c ボス部、21 弾性部材としての
スリーブ、22 弾性部材としてのスプリングピン、P
圧縮室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深沼 哲彦 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジングに設けた固定スクロールと、
この固定スクロールに対向して自転不能に、かつ公転可
能に支持された可動スクロールとの間に可動スクロール
の公転に基づいて容積減少する圧縮室を形成するように
なし、前記ハウジングのフロント側に支持した回転軸の
内端部に偏心軸を設け、該偏心軸にはバランスウエイト
及びブッシュを所定角度範囲内で同期して相対回動可能
に嵌合支持するとともに、前記偏心軸には前記バランス
ウエイト及びブッシュの脱落を防止する係止部材を取着
し、前記ブッシュの外周面には前記可動スクロールのボ
ス部を相対回転可能に嵌合したスクロール型圧縮機にお
いて、 前記回転軸、バランスウエイト、ブッシュ及び係止部材
の相互間の少なくとも一箇所にバランスウエイト及びブ
ッシュの偏心軸上でのスラスト方向移動を阻止する弾性
部材を介在したスクロール型圧縮機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04290571A JP3106735B2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | スクロール型圧縮機 |
US08/143,346 US5458472A (en) | 1992-10-28 | 1993-10-26 | Scroll type compressor having thrust regulation on the eccentric shaft |
DE4336713A DE4336713A1 (de) | 1992-10-28 | 1993-10-27 | Spiralkompressor |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US10962008B2 (en) | 2017-12-15 | 2021-03-30 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Variable volume ratio compressor |
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-
1992
- 1992-10-28 JP JP04290571A patent/JP3106735B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-10-26 US US08/143,346 patent/US5458472A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-10-27 DE DE4336713A patent/DE4336713A1/de not_active Ceased
- 1993-10-28 KR KR1019930022855A patent/KR0118106B1/ko not_active IP Right Cessation
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KR0118106B1 (ko) | 1997-09-30 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |