JPH061356Y2 - 段ボール板用のカッター - Google Patents

段ボール板用のカッター

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JPH061356Y2
JPH061356Y2 JP1988063681U JP6368188U JPH061356Y2 JP H061356 Y2 JPH061356 Y2 JP H061356Y2 JP 1988063681 U JP1988063681 U JP 1988063681U JP 6368188 U JP6368188 U JP 6368188U JP H061356 Y2 JPH061356 Y2 JP H061356Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cutter
cutter body
blades
blade
blade portion
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Application number
JP1988063681U
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English (en)
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JPH01166095U (ja
Inventor
清信 阿形
保 宮守
Original Assignee
近畿刃物工業株式会社
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Publication date
Application filed by 近畿刃物工業株式会社 filed Critical 近畿刃物工業株式会社
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は段ボール板にスリットを入れる段ボール板用の
カッターに関するものである。
従来の技術 段ボール板を材料とする包装箱を作る場合、平板状の段
ボール板を先ず所定の形状ならびに大きさにカットし、
その後上蓋形成用フラップや底板形成用フラップなどを
形成するためにスリットが入れられる。このスリットを
入れるためのカッターとしては第4図に示すように円弧
状のものが知られている。このカッター1は全体が軸受
鋼にて作られてその外周辺に刃部2が形成されており、
カッター1を適当角度回転させることにより段ボール板
の適所にスリットが形成される。
考案が解決しようとする課題 上記した従来のカッター1において、刃部2の両端部分
2a,2bでの摩耗が特に厳しく、一定以上の摩耗が生じ
るとカッター1全体を取り換えねばならないという問題
があった。
本考案はこのような問題点を解決するもので、刃部の両
端部分の摩耗を減らし、カッターの寿命を延ばすように
することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、段ボール板にス
リットを形成するために円弧状に形成されたカッターで
あって、カッター本体の外周辺に刃部を形成し、カッタ
ー本体の外周辺の両端部分を切除してこの切除部にカッ
ター本体の材料よりも硬度の大なる材料で作られ前記刃
部につながる刃部を有する刃を取り付け、この刃はノッ
クピンによりカッター本体に支持された状態でねじによ
りカッター本体に固定されているものである。
作用 この構成により、カッターの刃部の両端部分はカッター
本体よりも硬度の大なる材料で作られた刃が取り付けら
れて構成されており、従来特に摩耗の激しかった両端部
分の摩耗を減らし、カッターの寿命を延ばすことができ
る。しかも前記カッター本体の両端に取り付けられる刃
はカッター本体に対する位置ずれをノックピンにより防
止した状態でねじにより取り付けられるので、前記刃の
刃部とカッター本体の刃部とを精度良くつなぐことがで
きる。
実施例 以下、本考案の一実施例について、図面に基づいて説明
する。
第1図〜第3図において、11は軸受鋼によって作られ
たカッター本体で、このカッター本体11の外周辺に両
端部分を除いて刃部12が一体的に形成されている。前
記カッター本体11の外周辺の両端部分は切除されて、
その切除部13a,13bに高速度鋼あるいは超硬合金な
どの材料により作られた刃14,15がそれぞれ取り付
けられるようになっている。これら刃14,15にはそ
れぞれ刃14,15が切除部13a,13bに取り付けら
れた状態において前記刃部12につながる刃部16,1
7が形成されている。ところで切除部13a,13bに対
する刃14,15の取り付けはそれぞれ2本のねじ1
8,18と2本のノックピン19,19を用いて行なわ
れる。第2図および第3図にその状態を示しており、刃
14,15にはその幅方向に貫通するように4本の孔2
0〜23,24〜27がほぼ平行に形成され、これら孔
20〜23および24〜27に連通するように切除部1
3a,13bにおいてカッター本体11の端部にも孔28
〜31,32〜35がほぼ平行に形成されている。そし
てこれら刃14,15の孔20〜23,24〜27、カ
ッター本体11の孔28〜31,32〜35においてね
じ用の孔とノックピン用の孔が交互に形成されて、孔2
0,22、24,26、28,30、32,34がねじ
用となり、孔21,23、25,27、29,31、3
3,35がノックピン用となる。なお、刃14,15の
孔20,22、24,26はねじ18が貫通できる孔で
あるが、カッター本体11の孔28,30、32,34
はねじ螺合用の雌ねじ孔である。また刃14,15の孔
21,23、25,27およびカツター本体11の孔2
9,31、33,35はノックピン圧入用の孔である。
従って、前記カッター本体11の両端の切除部13a,
13bに刃14,15取り付けるときは、先ず刃14お
よび15をそれぞれ切除部13aおよび13bに当てが
い、その状態で孔21,29、23,31、25,3
3、27,35にノックピン19…をハンマーなどでた
たいて圧入させる。次に前記ねじ18…を前記各孔2
0,22,24,26に挿入して孔28,30,32,
34に螺合させる。このとき孔28,30,32,34
に予じめ接着剤(図示せず)を注入しておくことにより
ねじ18…のゆるみを防止している。ところで第2図,
第3図において前記切除部13a,13bの下端はテーパ
ー状に鋭角が付いて、刃14,15の下端にも同様にテ
ーパー状に鋭角が付いており、前記ノックピン19およ
びねじ18のゆるみ方向にテーパー面で抵抗を与えるよ
うに構成されている。
上記構成において、ノックピン19は、このノックピン
19がないとねじ18の若干の遊びによるカッター本体
11と刃14,15とのずれが生じるのを防止し、孔2
8,30,32,34に注入される接着剤はねじ18の
ゆるみを防止している。ねじ18のゆるみは前記切除部
13a,13bの下端と刃14,15の下端との当接テー
パー面によっても防止される。このようにノックピン1
9、ねじ18,接着剤によりカッター本体11に固定さ
れた刃14,15は前述のように高速度鋼あるいは超硬
合金などの硬度の大なる材料で作られているので、耐摩
耗性の非常に強いものである。
考案の効果 以上のように本考案によれば、カッターの刃部の両端部
分はカッター本体よりも硬度の大なる材料で作られた刃
が取り付けられて構成されており、従来特に摩耗の激し
かった両端部分の摩耗を減らし、カッターの寿命を延ば
すことができる。しかも前記カッター本体の両端に取り
付けられる刃はカッター本体に対する位置ずれをノック
ピンにより防止した状態でねじにより取り付けられてい
るので、前記刃の刃部とカッター本体の刃部とを精度良
くつなぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもので、第1
図はカッターの斜視図、第2図は要部分解拡大斜視図、
第3図は要部拡大斜視図、第4図は従来例を示す斜視図
である。 11…カッター本体、12…刃部、13a,13b…切除
部、14,15…刃、16,17…刃部、18…ねじ、
19…ノックピン、20〜35…孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】段ボール板にスリットを形成するために円
    弧状に形成されたカッターであって、カッター本体の外
    周辺に刃部を形成し、カッター本体の外周辺の両端部分
    を切除してこの切除部にカッター本体の材料よりも硬度
    の大なる材料で作られ前記刃部につながる刃部を有する
    刃を取り付け、この刃はノックピンによりカッター本体
    に支持された状態でねじによりカッター本体に固定され
    ている段ボール板用のカッター。
JP1988063681U 1988-05-13 1988-05-13 段ボール板用のカッター Expired - Lifetime JPH061356Y2 (ja)

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JPH01166095U JPH01166095U (ja) 1989-11-21
JPH061356Y2 true JPH061356Y2 (ja) 1994-01-12

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JP6173627B1 (ja) * 2017-01-26 2017-08-02 近畿刃物工業株式会社 切断加工用刃物
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