JPH06135596A - 複数の用紙取扱い装置を備えた電子写真装置における用紙取扱い装置の選択誤り検出機構 - Google Patents
複数の用紙取扱い装置を備えた電子写真装置における用紙取扱い装置の選択誤り検出機構Info
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- JPH06135596A JPH06135596A JP4286268A JP28626892A JPH06135596A JP H06135596 A JPH06135596 A JP H06135596A JP 4286268 A JP4286268 A JP 4286268A JP 28626892 A JP28626892 A JP 28626892A JP H06135596 A JPH06135596 A JP H06135596A
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、複数の用紙取扱い装置を備えた
電子写真装置における用紙取扱い装置の選択誤り状態を
正確に検出できる機構を備えた電子写真装置を提供する
ことを目的とするものである。 【構成】 複数の用紙取扱い装置(1A〜1D、16A
〜16D)のうち使用する装置または使用しない装置を
予めオペレータが選択し、そこで得られた選択情報を格
納する手段と、用紙取扱い装置の用紙通り口近傍に設け
られ用紙送り出し元となる用紙取扱い装置(1A〜1
D)または用紙送り込み先となる用紙取扱い装置(16
A〜16D)を監視する用紙検出手段(3A〜3D、1
5A〜15D)と、前記用紙検出手段の出力に基づき得
られた検出情報を格納する手段と、前記選択情報と前記
検出情報を比較し前記用紙取扱い装置の選択が正常であ
るか否かを判別する手段とにより用紙取扱い装置の選択
誤り検出機構を構成し、複数の用紙取扱い装置を備えた
電子写真装置における用紙取扱い装置の選択誤り状態を
正確に検出する。
電子写真装置における用紙取扱い装置の選択誤り状態を
正確に検出できる機構を備えた電子写真装置を提供する
ことを目的とするものである。 【構成】 複数の用紙取扱い装置(1A〜1D、16A
〜16D)のうち使用する装置または使用しない装置を
予めオペレータが選択し、そこで得られた選択情報を格
納する手段と、用紙取扱い装置の用紙通り口近傍に設け
られ用紙送り出し元となる用紙取扱い装置(1A〜1
D)または用紙送り込み先となる用紙取扱い装置(16
A〜16D)を監視する用紙検出手段(3A〜3D、1
5A〜15D)と、前記用紙検出手段の出力に基づき得
られた検出情報を格納する手段と、前記選択情報と前記
検出情報を比較し前記用紙取扱い装置の選択が正常であ
るか否かを判別する手段とにより用紙取扱い装置の選択
誤り検出機構を構成し、複数の用紙取扱い装置を備えた
電子写真装置における用紙取扱い装置の選択誤り状態を
正確に検出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の用紙取扱い装置を
備えた電子写真装置における用紙取扱い装置の選択誤り
検出方式に関するものである。
備えた電子写真装置における用紙取扱い装置の選択誤り
検出方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より複写機やレーザビームプリンタ
等、カット紙を用いる電子写真装置において給紙装置及
び排紙装置を複数個備えたものが知られている(以下、
本願においては給紙装置及び排紙装置を総称して用紙取
扱い装置とも記載する)。
等、カット紙を用いる電子写真装置において給紙装置及
び排紙装置を複数個備えたものが知られている(以下、
本願においては給紙装置及び排紙装置を総称して用紙取
扱い装置とも記載する)。
【0003】給紙装置を複数個備えた電子写真装置によ
れば、例えば一つの給紙装置に白色の用紙を収容し、別
の給紙装置に青色の用紙を収容しておき、印刷ジョブ毎
に色の異なる用紙を仕切り代わりに挿入することができ
たり、あるいは印刷ジョブ毎に用紙の色を切り替えられ
る等、ジョブの区切れ目を一目で判別したりすることが
可能となる。
れば、例えば一つの給紙装置に白色の用紙を収容し、別
の給紙装置に青色の用紙を収容しておき、印刷ジョブ毎
に色の異なる用紙を仕切り代わりに挿入することができ
たり、あるいは印刷ジョブ毎に用紙の色を切り替えられ
る等、ジョブの区切れ目を一目で判別したりすることが
可能となる。
【0004】また、排紙装置を複数個備えた電子写真装
置によれば、印刷ジョブ毎に排紙箇所を切り替えたりす
ることが可能となる。
置によれば、印刷ジョブ毎に排紙箇所を切り替えたりす
ることが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の電子写真装置においては、従来、用紙取扱い装置の選
択を誤ってしまった場合でも、選択の誤った状態を検出
する配慮が為されていなかったため、印刷ジョブ毎に挿
入する仕切り紙の色が切り替わっておらずジョブの区切
れ目が判別できなかったり、印刷ジョブ毎に切り替える
べき排紙箇所が切り替わっておらず全ての印刷ジョブが
一つの排紙装置にまとめられてしまう等の問題を引き起
こしていた。
の電子写真装置においては、従来、用紙取扱い装置の選
択を誤ってしまった場合でも、選択の誤った状態を検出
する配慮が為されていなかったため、印刷ジョブ毎に挿
入する仕切り紙の色が切り替わっておらずジョブの区切
れ目が判別できなかったり、印刷ジョブ毎に切り替える
べき排紙箇所が切り替わっておらず全ての印刷ジョブが
一つの排紙装置にまとめられてしまう等の問題を引き起
こしていた。
【0006】本発明は、複数の用紙取扱い装置を備えた
電子写真装置における用紙取扱い装置の選択誤り状態を
正確に検出できる機構を備えた電子写真装置を提供する
ことを目的としている。
電子写真装置における用紙取扱い装置の選択誤り状態を
正確に検出できる機構を備えた電子写真装置を提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電子写真装置においては、複数の用紙取扱い
装置のうち使用する用紙取扱い装置または使用しない用
紙取扱い装置を予めオペレータが選択指定し、そこで得
られた選択情報を格納する手段と、前記用紙取扱い装置
の用紙通り口近傍に設けられ、用紙送り出し元となる用
紙取扱い装置または用紙送り込み先となる用紙取扱い装
置を監視する用紙検出手段と、前記用紙検出手段の出力
に基づき得られた検出情報を格納する手段と、前記選択
情報と前記検出情報を比較し、前記用紙取扱い装置の選
択が正常であるか否かを判別する手段とから構成してな
る用紙取扱い装置の選択誤り検出機構を採用した。
に本発明の電子写真装置においては、複数の用紙取扱い
装置のうち使用する用紙取扱い装置または使用しない用
紙取扱い装置を予めオペレータが選択指定し、そこで得
られた選択情報を格納する手段と、前記用紙取扱い装置
の用紙通り口近傍に設けられ、用紙送り出し元となる用
紙取扱い装置または用紙送り込み先となる用紙取扱い装
置を監視する用紙検出手段と、前記用紙検出手段の出力
に基づき得られた検出情報を格納する手段と、前記選択
情報と前記検出情報を比較し、前記用紙取扱い装置の選
択が正常であるか否かを判別する手段とから構成してな
る用紙取扱い装置の選択誤り検出機構を採用した。
【0008】
【作用】上記のような用紙取扱い装置の選択誤り検出機
構を備えた電子写真装置によると、複雑な検出機構を新
たに構成する必要はなく、従来より用紙送行検出用とし
て設けられている検出手段からの出力情報を活用し、ソ
フトウェアの改良を行うことにより、複数の用紙取扱い
装置を備えた電子写真装置における用紙取扱い装置の選
択誤り状態を正確に検出することが可能となる。
構を備えた電子写真装置によると、複雑な検出機構を新
たに構成する必要はなく、従来より用紙送行検出用とし
て設けられている検出手段からの出力情報を活用し、ソ
フトウェアの改良を行うことにより、複数の用紙取扱い
装置を備えた電子写真装置における用紙取扱い装置の選
択誤り状態を正確に検出することが可能となる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照しながら説明す
る。本発明が適用される電子写真装置は、図1に示すよ
うに複数の用紙取扱い装置を備えている。以下、図1を
詳細に説明する。
る。本発明が適用される電子写真装置は、図1に示すよ
うに複数の用紙取扱い装置を備えている。以下、図1を
詳細に説明する。
【0010】電子写真装置は上位装置とエンジンから構
成され、上位装置から入力されたコントロールコマンド
に基づいてエンジンはデバイスデータを出力する。エン
ジンにおいて符号12で示したものは感光ドラムであ
り、矢印a方向へ回転駆動される。印刷動作時にあたっ
ては、まず、感光ドラム12表面が帯電器13により均
一に帯電され、上位装置からドットデータに分解された
印刷信号がエンジンに入力されるとレーザ光が感光ドラ
ム12表面を走査し、感光ドラム12表面に静電潜像が
形成される。感光ドラム12表面に形成された静電潜像
は現像機14によって現像されると静電潜像上に現像剤
が付着し可視像化され、次に転写器7へと運ばれる。一
方、前記静電潜像の形成とほぼ同時期に、その像が印刷
されるべき用紙が給紙装置(1A〜1Dのいずれか)か
ら給紙手段(2A〜2Dのいずれか)により送り出され
る。
成され、上位装置から入力されたコントロールコマンド
に基づいてエンジンはデバイスデータを出力する。エン
ジンにおいて符号12で示したものは感光ドラムであ
り、矢印a方向へ回転駆動される。印刷動作時にあたっ
ては、まず、感光ドラム12表面が帯電器13により均
一に帯電され、上位装置からドットデータに分解された
印刷信号がエンジンに入力されるとレーザ光が感光ドラ
ム12表面を走査し、感光ドラム12表面に静電潜像が
形成される。感光ドラム12表面に形成された静電潜像
は現像機14によって現像されると静電潜像上に現像剤
が付着し可視像化され、次に転写器7へと運ばれる。一
方、前記静電潜像の形成とほぼ同時期に、その像が印刷
されるべき用紙が給紙装置(1A〜1Dのいずれか)か
ら給紙手段(2A〜2Dのいずれか)により送り出され
る。
【0011】給紙装置から送り出された用紙は搬送ベル
ト4により減速ベルト5まで運ばれる。減速ベルト5は
給紙装置側から送り込まれて来た用紙が蛇行状態のまま
転写器7側へ送り出されること等がないように予め用紙
を矯正する目的から設けられているものであり、減速ベ
ルト5の回転速度を徐々に減速させて行き最終的に停止
させることで用紙を感光ドラム12の直前で一旦停止さ
せ、レーザ光の走査方向に対する用紙のずれを矯正して
いる。一旦停止させられた用紙は可視像の転写タイミン
グに合わせて再び減速ベルト5により搬送ロール6側へ
送り出される。用紙は搬送ロール6により感光ドラム1
2の周速と同じ速度で転写器7側へ送り出され、転写器
7により感光ドラム12上の可視像が用紙へ転写され
る。可視像が転写された用紙は剥離器8のACコロナ放
電により用紙上の蓄積電荷が下げられ、感光ドラム12
より剥離されて搬送ベルト9により定着装置側へと送り
出される。
ト4により減速ベルト5まで運ばれる。減速ベルト5は
給紙装置側から送り込まれて来た用紙が蛇行状態のまま
転写器7側へ送り出されること等がないように予め用紙
を矯正する目的から設けられているものであり、減速ベ
ルト5の回転速度を徐々に減速させて行き最終的に停止
させることで用紙を感光ドラム12の直前で一旦停止さ
せ、レーザ光の走査方向に対する用紙のずれを矯正して
いる。一旦停止させられた用紙は可視像の転写タイミン
グに合わせて再び減速ベルト5により搬送ロール6側へ
送り出される。用紙は搬送ロール6により感光ドラム1
2の周速と同じ速度で転写器7側へ送り出され、転写器
7により感光ドラム12上の可視像が用紙へ転写され
る。可視像が転写された用紙は剥離器8のACコロナ放
電により用紙上の蓄積電荷が下げられ、感光ドラム12
より剥離されて搬送ベルト9により定着装置側へと送り
出される。
【0012】定着装置は互いに圧接しながら回転するヒ
ートロール10及びバックアップロール11により構成
されており、用紙をヒートロール10及びバックアップ
ロール11間に挿通させることにより、ここで熱及び圧
力作用を受け、前記可視像は用紙に定着される。可視像
が定着された用紙は排紙装置(16A〜16Dのいずれ
か)に送り込まれる。
ートロール10及びバックアップロール11により構成
されており、用紙をヒートロール10及びバックアップ
ロール11間に挿通させることにより、ここで熱及び圧
力作用を受け、前記可視像は用紙に定着される。可視像
が定着された用紙は排紙装置(16A〜16Dのいずれ
か)に送り込まれる。
【0013】以上のような構成をした電子写真装置にお
いて、どの給紙装置から用紙を送り出し、どの排紙装置
へ用紙を送り込むか等はオペレータが予め設定してお
き、この設定条件に基づき上位装置がコントロールコマ
ンドを出力する。また、用紙取扱い装置の使い方として
は、給紙装置と排紙装置をそれぞれ一つずつ選択指定し
て使う場合と、複数指定して使う場合がある。但し、複
数指定の場合にも選択の優先順位は決めておき、例え
ば、優先順位の高い給紙装置から用紙を送り出して行
き、この給紙装置内の用紙がなくなると次に優先される
給紙装置が選ばれ用紙の送り出しを行うようにしてい
る。排紙装置の場合も同様に優先順位の高い排紙装置に
用紙を送り込んで行き、選択されている排紙装置の用紙
が満杯となると、次に優先される排紙装置の中から選択
されている排紙装置が選ばれ、その排紙装置に用紙が送
り込まれて行く。
いて、どの給紙装置から用紙を送り出し、どの排紙装置
へ用紙を送り込むか等はオペレータが予め設定してお
き、この設定条件に基づき上位装置がコントロールコマ
ンドを出力する。また、用紙取扱い装置の使い方として
は、給紙装置と排紙装置をそれぞれ一つずつ選択指定し
て使う場合と、複数指定して使う場合がある。但し、複
数指定の場合にも選択の優先順位は決めておき、例え
ば、優先順位の高い給紙装置から用紙を送り出して行
き、この給紙装置内の用紙がなくなると次に優先される
給紙装置が選ばれ用紙の送り出しを行うようにしてい
る。排紙装置の場合も同様に優先順位の高い排紙装置に
用紙を送り込んで行き、選択されている排紙装置の用紙
が満杯となると、次に優先される排紙装置の中から選択
されている排紙装置が選ばれ、その排紙装置に用紙が送
り込まれて行く。
【0014】次に本発明となる用紙取扱い装置の選択誤
り検出機構の具体的構成を図2を加えて説明する。図1
においては用紙取扱い装置を4個備えた電子写真装置を
示しており、給紙装置1A、1B、1C、1Dの用紙通
り口近傍には用紙検出手段となるセンサ3A、3B、3
C、3Dが設けられている。本発明においては用紙が送
り出される毎にまず図2に示すように給紙装置選択チェ
ックが行われる。複数の給紙装置のうち使用する給紙装
置または使用しない給紙装置を予めオペレータは上位装
置に選択設定し、そこで得られた選択情報を格納手段に
格納させる。前記格納手段はA、B、C、Dの4ビット
(給紙装置の個数に対応する)の格納エリアで構成され
ており、給紙装置の選択情報に応じて、各ビットは論理
「1」または論理「0」にセットされる。一方、前記セ
ンサでは実際に用紙を送り出した給紙装置がどれであっ
たかを監視しており、このセンサの出力に基づき得られ
た検出情報を格納する手段がエンジンに設けられてい
る。このエンジン側に設けられた格納手段もa、b、
c、dの4ビットの格納エリアで構成されている。
り検出機構の具体的構成を図2を加えて説明する。図1
においては用紙取扱い装置を4個備えた電子写真装置を
示しており、給紙装置1A、1B、1C、1Dの用紙通
り口近傍には用紙検出手段となるセンサ3A、3B、3
C、3Dが設けられている。本発明においては用紙が送
り出される毎にまず図2に示すように給紙装置選択チェ
ックが行われる。複数の給紙装置のうち使用する給紙装
置または使用しない給紙装置を予めオペレータは上位装
置に選択設定し、そこで得られた選択情報を格納手段に
格納させる。前記格納手段はA、B、C、Dの4ビット
(給紙装置の個数に対応する)の格納エリアで構成され
ており、給紙装置の選択情報に応じて、各ビットは論理
「1」または論理「0」にセットされる。一方、前記セ
ンサでは実際に用紙を送り出した給紙装置がどれであっ
たかを監視しており、このセンサの出力に基づき得られ
た検出情報を格納する手段がエンジンに設けられてい
る。このエンジン側に設けられた格納手段もa、b、
c、dの4ビットの格納エリアで構成されている。
【0015】従って、例えば上位装置に設定した給紙装
置の選択情報がA=1、B=0、C=0、D=0(給紙
装置1Aを使おうとしていることを意味する)であるに
もかかわらず、実際に用紙を送り出した給紙装置の検出
情報がa=0、b=0、c=1、d=0(給紙装置1C
から用紙が送り出されてしまったことを意味する)であ
った場合、選択情報と検出情報はAND処理を施すこと
によってA×a=0、B×b=0、C×c=0、D×d
=0であり全て「0」となるから、この場合には上位装
置に設定した給紙装置の選択情報と実際に用紙を送り出
した給紙装置の検出情報が一致していないことを示し、
給紙装置の選択が誤っていることを表示する。また、上
記とは逆にALL=0でない場合には、正常に用紙の送
り出しが行われたということであるから、給紙装置選択
チェックは終了し、次の排紙装置選択チェックが行われ
る。
置の選択情報がA=1、B=0、C=0、D=0(給紙
装置1Aを使おうとしていることを意味する)であるに
もかかわらず、実際に用紙を送り出した給紙装置の検出
情報がa=0、b=0、c=1、d=0(給紙装置1C
から用紙が送り出されてしまったことを意味する)であ
った場合、選択情報と検出情報はAND処理を施すこと
によってA×a=0、B×b=0、C×c=0、D×d
=0であり全て「0」となるから、この場合には上位装
置に設定した給紙装置の選択情報と実際に用紙を送り出
した給紙装置の検出情報が一致していないことを示し、
給紙装置の選択が誤っていることを表示する。また、上
記とは逆にALL=0でない場合には、正常に用紙の送
り出しが行われたということであるから、給紙装置選択
チェックは終了し、次の排紙装置選択チェックが行われ
る。
【0016】上述した給紙装置選択チェックでは給紙装
置から送り出される用紙をセンサで監視していたのに対
し、排紙装置選択チェックでは排紙装置16A、16
B、16C、16Dへ送り込まれる用紙をセンサ15
A、15B、15C、15Dで監視するように構成され
ている。以下、排紙装置選択チェックについて説明す
る。
置から送り出される用紙をセンサで監視していたのに対
し、排紙装置選択チェックでは排紙装置16A、16
B、16C、16Dへ送り込まれる用紙をセンサ15
A、15B、15C、15Dで監視するように構成され
ている。以下、排紙装置選択チェックについて説明す
る。
【0017】複数の排紙装置のうち使用する排紙装置ま
たは使用しない排紙装置を予めオペレータは上位装置に
選択設定し、そこで得られた選択情報を格納手段に格納
させる。前記格納手段はA、B、C、Dの4ビット(排
紙装置の個数に対応する)の格納エリアで構成されてお
り、排紙装置の選択情報に応じて、各ビットは論理
「1」または論理「0」にセットされる。一方、前記セ
ンサでは実際に用紙が送り込まれた排紙装置がどれであ
ったかを監視しており、このセンサの出力に基づき得ら
れた検出情報を格納する手段がエンジンに設けられてい
る。このエンジン側に設けられた格納手段もa、b、
c、dの4ビットの格納エリアで構成されている。
たは使用しない排紙装置を予めオペレータは上位装置に
選択設定し、そこで得られた選択情報を格納手段に格納
させる。前記格納手段はA、B、C、Dの4ビット(排
紙装置の個数に対応する)の格納エリアで構成されてお
り、排紙装置の選択情報に応じて、各ビットは論理
「1」または論理「0」にセットされる。一方、前記セ
ンサでは実際に用紙が送り込まれた排紙装置がどれであ
ったかを監視しており、このセンサの出力に基づき得ら
れた検出情報を格納する手段がエンジンに設けられてい
る。このエンジン側に設けられた格納手段もa、b、
c、dの4ビットの格納エリアで構成されている。
【0018】従って、例えば上位装置に設定した排紙装
置の選択情報がA=1、B=0、C=0、D=0(排紙
装置16Aに用紙を排紙しようとしていることを意味す
る)であるにもかかわらず、実際に用紙が送り込まれた
排紙装置選択情報がa=0、b=1、c=0、d=0
(排紙装置16Bに用紙が排紙されてしまったことを意
味する)であった場合、選択情報と検出情報はAND処
理を施すことによってA×a=0、B×b=0、C×c
=0、D×d=0であり全て「0」となるから、この場
合には上位装置に設定した排紙装置の選択情報と実際に
用紙が送り込まれた排紙装置の検出情報が一致していな
いことを示し、排紙装置の選択が誤っていることを表示
する。また、上記とは逆にALL=0でない場合には、
正常に用紙が指定された排紙装置へ排紙されたというこ
とであるから、排紙装置選択チェックは終了し、次の用
紙のチェックが行われる。
置の選択情報がA=1、B=0、C=0、D=0(排紙
装置16Aに用紙を排紙しようとしていることを意味す
る)であるにもかかわらず、実際に用紙が送り込まれた
排紙装置選択情報がa=0、b=1、c=0、d=0
(排紙装置16Bに用紙が排紙されてしまったことを意
味する)であった場合、選択情報と検出情報はAND処
理を施すことによってA×a=0、B×b=0、C×c
=0、D×d=0であり全て「0」となるから、この場
合には上位装置に設定した排紙装置の選択情報と実際に
用紙が送り込まれた排紙装置の検出情報が一致していな
いことを示し、排紙装置の選択が誤っていることを表示
する。また、上記とは逆にALL=0でない場合には、
正常に用紙が指定された排紙装置へ排紙されたというこ
とであるから、排紙装置選択チェックは終了し、次の用
紙のチェックが行われる。
【0019】図3はオペレータが予め上位装置に複数個
の用紙取扱い装置を選択設定した場合のフローチャート
を示すものである。例えばオペレータが給紙装置1Cと
給紙装置1Dを選択設定した場合、図3に示すように上
位装置の給紙装置選択情報としてはビットCとビットD
が論理「1」となる。この状態において実際に給紙装置
1Cから用紙が送り出された場合はセンサ3Cが用紙を
検出するのでビットcが論理「1」となる。従って、こ
れらをAND処理した結果は「ABCD」=「001
0」となり、給紙装置選択は正常と判断される。
の用紙取扱い装置を選択設定した場合のフローチャート
を示すものである。例えばオペレータが給紙装置1Cと
給紙装置1Dを選択設定した場合、図3に示すように上
位装置の給紙装置選択情報としてはビットCとビットD
が論理「1」となる。この状態において実際に給紙装置
1Cから用紙が送り出された場合はセンサ3Cが用紙を
検出するのでビットcが論理「1」となる。従って、こ
れらをAND処理した結果は「ABCD」=「001
0」となり、給紙装置選択は正常と判断される。
【0020】一方、排紙装置選択チェックにおいて、例
えばオペレータが排紙装置16Aと排紙装置16Bを選
択設定した場合、図3に示すように上位装置の排紙装置
選択情報としてはビットAとビットBが論理「1」とな
る。しかし、実際には用紙が排紙装置16Cへ送り込ま
れてしまった場合はセンサ15Cが用紙を検出するの
で、ビットcが論理「1」となる。従って、これらをA
ND処理した結果は「ABCD」=「0000」(AL
L=0)となり、排紙装置選択は異常と判断される。
えばオペレータが排紙装置16Aと排紙装置16Bを選
択設定した場合、図3に示すように上位装置の排紙装置
選択情報としてはビットAとビットBが論理「1」とな
る。しかし、実際には用紙が排紙装置16Cへ送り込ま
れてしまった場合はセンサ15Cが用紙を検出するの
で、ビットcが論理「1」となる。従って、これらをA
ND処理した結果は「ABCD」=「0000」(AL
L=0)となり、排紙装置選択は異常と判断される。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、用紙
取扱い装置の選択誤り検出機構として新たに複雑な検出
機構を構成する必要はなく、従来より用紙送行検出用と
して設けられている検出手段からの出力情報を活用し、
ソフトウェアの改良を行うことにより、複数の用紙取扱
い装置を備えた電子写真装置における用紙取扱い装置の
選択誤り状態を正確に検出することができる。
取扱い装置の選択誤り検出機構として新たに複雑な検出
機構を構成する必要はなく、従来より用紙送行検出用と
して設けられている検出手段からの出力情報を活用し、
ソフトウェアの改良を行うことにより、複数の用紙取扱
い装置を備えた電子写真装置における用紙取扱い装置の
選択誤り状態を正確に検出することができる。
【図1】 本発明となる用紙取扱い装置の選択誤り検出
機構が適用される電子写真装置の構成説明図。
機構が適用される電子写真装置の構成説明図。
【図2】 本発明となる用紙取扱い装置の選択誤り検出
機構のフローチャート。
機構のフローチャート。
【図3】 本発明の実施例を示すフローチャート。
1A〜1Dは給紙装置、3A〜3D及び15A〜15D
はセンサ、16A〜16Dは排紙装置である。
はセンサ、16A〜16Dは排紙装置である。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の用紙取扱い装置のうち使用する用
紙取扱い装置または使用しない用紙取扱い装置を予めオ
ペレータが選択指定し、そこで得られた選択情報を格納
する手段と、 前記用紙取扱い装置の用紙通り口近傍に設けられ、用紙
送り出し元となる用紙取扱い装置または用紙送り込み先
となる用紙取扱い装置を監視する用紙検出手段と、 前記用紙検出手段の出力に基づき得られた検出情報を格
納する手段と、 前記選択情報と前記検出情報を比較し、前記用紙取扱い
装置の選択が正常であるか否かを判別する手段と、から
構成したことを特徴とする複数の用紙取扱い装置を備え
た電子写真装置における用紙取扱い装置の選択誤り検出
機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4286268A JPH06135596A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 複数の用紙取扱い装置を備えた電子写真装置における用紙取扱い装置の選択誤り検出機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4286268A JPH06135596A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 複数の用紙取扱い装置を備えた電子写真装置における用紙取扱い装置の選択誤り検出機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06135596A true JPH06135596A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17702167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4286268A Pending JPH06135596A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 複数の用紙取扱い装置を備えた電子写真装置における用紙取扱い装置の選択誤り検出機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06135596A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008146573A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Toshiba Corp | 画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム |
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1992
- 1992-10-23 JP JP4286268A patent/JPH06135596A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008146573A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Toshiba Corp | 画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム |
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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