JPH06135101A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JPH06135101A JPH06135101A JP30785292A JP30785292A JPH06135101A JP H06135101 A JPH06135101 A JP H06135101A JP 30785292 A JP30785292 A JP 30785292A JP 30785292 A JP30785292 A JP 30785292A JP H06135101 A JPH06135101 A JP H06135101A
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- controller
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリンタエンジンに所望のプリンタ制御情報
を確実に初期設定することができる。 【構成】 電源投入時に起動されるコントローラ20と
レーザビームプリンタ21との通信処理中に、不揮発性
メモリ22に記憶されたプリンタ制御情報の設定完了状
態がCPU20aにより検出されるまで、コントローラ
20とレーザビームプリンタ21との間における通常の
データ通信処理開始を制限する構成を特徴とする。
を確実に初期設定することができる。 【構成】 電源投入時に起動されるコントローラ20と
レーザビームプリンタ21との通信処理中に、不揮発性
メモリ22に記憶されたプリンタ制御情報の設定完了状
態がCPU20aにより検出されるまで、コントローラ
20とレーザビームプリンタ21との間における通常の
データ通信処理開始を制限する構成を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホスト等のデータ供給
源からのデータに基づく画像を記録する記録装置を備え
る記録システムに関するものである。
源からのデータに基づく画像を記録する記録装置を備え
る記録システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の記録システムにおける記
録装置、例えばレーザビームプリンタ(LBP)は、記
録画像を出力するために画像処理用コントローラ(以
降、コントローラと称する)を1:1対応で有し、上位
に位置するホストコンピュータからの記録画像情報をL
BP用インタフェースに置き換え、LBPの動作を制御
するとともに画像展開を実行し、記録画像情報をLBP
に転送し、画像出力を行うように構成されている。ま
た、一般的に記録装置システムは、複数個の上位に位置
するホストコンピュータ(場合によっては、1つの上位
に位置するホストコンピュータの時もある)と1つのコ
ントローラと1つのLBPで構成されていて、当該コン
トローラ電源は、LBPから供給されている。
録装置、例えばレーザビームプリンタ(LBP)は、記
録画像を出力するために画像処理用コントローラ(以
降、コントローラと称する)を1:1対応で有し、上位
に位置するホストコンピュータからの記録画像情報をL
BP用インタフェースに置き換え、LBPの動作を制御
するとともに画像展開を実行し、記録画像情報をLBP
に転送し、画像出力を行うように構成されている。ま
た、一般的に記録装置システムは、複数個の上位に位置
するホストコンピュータ(場合によっては、1つの上位
に位置するホストコンピュータの時もある)と1つのコ
ントローラと1つのLBPで構成されていて、当該コン
トローラ電源は、LBPから供給されている。
【0003】一方、上位に位置するホストコンピュータ
の電源は、LBPとは別に独自で電源を有している場合
が一般的である。また、各装置のメモリ構成は、特に限
定されているわけではないが一般的には、各々独立して
いて上位に位置するホストコンピュータは自己専用のメ
モリを有していたり、場合によっては複数個の上位に位
置するホストコンピュータ全体のための大容量メモリを
付随して有することもある。
の電源は、LBPとは別に独自で電源を有している場合
が一般的である。また、各装置のメモリ構成は、特に限
定されているわけではないが一般的には、各々独立して
いて上位に位置するホストコンピュータは自己専用のメ
モリを有していたり、場合によっては複数個の上位に位
置するホストコンピュータ全体のための大容量メモリを
付随して有することもある。
【0004】また、コントローラは、独自にNVRAM
やハードディスク等の不揮発性メモリを有している。L
BPは、独自に不揮発性メモリを有することが可能であ
るが、一般的にコスト上の理由で独自に不揮発性メモリ
を持たない場合も多い。
やハードディスク等の不揮発性メモリを有している。L
BPは、独自に不揮発性メモリを有することが可能であ
るが、一般的にコスト上の理由で独自に不揮発性メモリ
を持たない場合も多い。
【0005】ところで、近年のLBPは、画像出力に対
して種々のニーズに応えるべく対応がなされている場合
がある。つまり、一般のユーザにとって、最適なが画像
出力条件を選択設定できるように構成されている。この
画像出力条件は、従来では出力用紙サイズの選択程度で
あったが、現在ではその条件設定可能な種別範囲が拡大
し、例えば画像解像度指定,画像濃度指定,ジャム位置
指示,印刷用紙に対する画像の位置関係指定等、ユーザ
にとって便利な構成(以降、ユーザフレンドリと称す
る)となっている場合がある。また、LBPの画像印字
動作もよりユーザフレンドリになるように構成されてい
る。例えばファーストプリントタイムの短縮化等もこの
一環である。
して種々のニーズに応えるべく対応がなされている場合
がある。つまり、一般のユーザにとって、最適なが画像
出力条件を選択設定できるように構成されている。この
画像出力条件は、従来では出力用紙サイズの選択程度で
あったが、現在ではその条件設定可能な種別範囲が拡大
し、例えば画像解像度指定,画像濃度指定,ジャム位置
指示,印刷用紙に対する画像の位置関係指定等、ユーザ
にとって便利な構成(以降、ユーザフレンドリと称す
る)となっている場合がある。また、LBPの画像印字
動作もよりユーザフレンドリになるように構成されてい
る。例えばファーストプリントタイムの短縮化等もこの
一環である。
【0006】一方、LBPにとって保守メンテ(いわゆ
るメンティナンス)の面に対しても近年ではより簡素化
されようとしている。
るメンティナンス)の面に対しても近年ではより簡素化
されようとしている。
【0007】そこで、これらLBPの制御用情報データ
を当該外部機器の情報コミュニケーション通信手段を利
用して、当該外部機器の不揮発性メモリ手段に蓄積し、
蓄積した情報引き出す手段を設け、当該LBPの特有の
制御用情報データを読み出し、LBPに自動設定する等
の提案もなされている。
を当該外部機器の情報コミュニケーション通信手段を利
用して、当該外部機器の不揮発性メモリ手段に蓄積し、
蓄積した情報引き出す手段を設け、当該LBPの特有の
制御用情報データを読み出し、LBPに自動設定する等
の提案もなされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ユーザにとって本来便利であるべきはずの画
像出力条件の設定に対して、外部機器からデータを吸い
上げて、所望の画像出力条件を自動設定して使用しよう
としても、当該外部機器からの送信データが転送されな
い状態が続くと、LBPの立ち上げを完了することがで
きず、却ってファーストプリントタイムが長くなるとい
う問題点があった。
来例では、ユーザにとって本来便利であるべきはずの画
像出力条件の設定に対して、外部機器からデータを吸い
上げて、所望の画像出力条件を自動設定して使用しよう
としても、当該外部機器からの送信データが転送されな
い状態が続くと、LBPの立ち上げを完了することがで
きず、却ってファーストプリントタイムが長くなるとい
う問題点があった。
【0009】また、当該外部機器からの送信データが転
送されない状態が続く場合に、画像出力条件を所定の画
像出力条件に自動初期設定するような制御を行えば、L
BPの立ち上げを完了することができるが、多種多様な
条件で使用される環境下のLBPの初期設定条件を画一
的、かつすべてのユーザを満足させる出力条件を設定す
ることは不可能であり、結局初期設定後、個々のユーザ
が設定された出力条件を、再度所望の出力条件に設定し
た後でなければ、本来の出力条件に合致した記録処理を
開始することはできない等の重大な問題点があった。
送されない状態が続く場合に、画像出力条件を所定の画
像出力条件に自動初期設定するような制御を行えば、L
BPの立ち上げを完了することができるが、多種多様な
条件で使用される環境下のLBPの初期設定条件を画一
的、かつすべてのユーザを満足させる出力条件を設定す
ることは不可能であり、結局初期設定後、個々のユーザ
が設定された出力条件を、再度所望の出力条件に設定し
た後でなければ、本来の出力条件に合致した記録処理を
開始することはできない等の重大な問題点があった。
【0010】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、電源投入時に起動されるプリンタコン
トローラとプリンタエンジンとの通信処理中における設
定手段によるプリンタ制御情報の設定完了状態を監視し
ながら、プリンタコントローラとプリンタエンジンとの
間における通常のデータ通信を制限することにより、プ
リンタエンジンに所望のプリンタ制御情報を確実に初期
設定することができる記録装置を提供することを目的と
する。
なされたもので、電源投入時に起動されるプリンタコン
トローラとプリンタエンジンとの通信処理中における設
定手段によるプリンタ制御情報の設定完了状態を監視し
ながら、プリンタコントローラとプリンタエンジンとの
間における通常のデータ通信を制限することにより、プ
リンタエンジンに所望のプリンタ制御情報を確実に初期
設定することができる記録装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録装置
は、所定のプリンタエンジンと、このプリンタエンジン
の駆動状態を通信インタフェースを介して制御するプリ
ンタコントローラと、プリンタエンジンの各部を所望の
状態に初期化するためのプリンタ制御情報を外部から設
定する設定手段と、電源投入時に起動されるプリンタコ
ントローラとプリンタエンジンとの通信処理中に、設定
手段によるプリンタ制御情報の設定完了状態を検出する
検出手段と、この検出手段の検出結果に基づいてプリン
タコントローラとプリンタエンジンとの間における通常
のデータ通信処理開始を制限する制限手段とを有するも
のである。
は、所定のプリンタエンジンと、このプリンタエンジン
の駆動状態を通信インタフェースを介して制御するプリ
ンタコントローラと、プリンタエンジンの各部を所望の
状態に初期化するためのプリンタ制御情報を外部から設
定する設定手段と、電源投入時に起動されるプリンタコ
ントローラとプリンタエンジンとの通信処理中に、設定
手段によるプリンタ制御情報の設定完了状態を検出する
検出手段と、この検出手段の検出結果に基づいてプリン
タコントローラとプリンタエンジンとの間における通常
のデータ通信処理開始を制限する制限手段とを有するも
のである。
【0012】また、制限手段は、検出手段がプリンタ制
御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコント
ローラとプリンタエンジンとの間における通常のデータ
通信処理開始を禁止するように構成したものである。
御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコント
ローラとプリンタエンジンとの間における通常のデータ
通信処理開始を禁止するように構成したものである。
【0013】さらに、制限手段は、検出手段がプリンタ
制御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコン
トローラとプリンタエンジンとの間におけるプリンタ制
御情報の設定を催促して、通常のデータ通信処理開始を
制限するように構成したものである。
制御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコン
トローラとプリンタエンジンとの間におけるプリンタ制
御情報の設定を催促して、通常のデータ通信処理開始を
制限するように構成したものである。
【0014】また、制限手段は、検出手段がプリンタ制
御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコント
ローラとプリンタエンジンとの間における通常のデータ
通信処理を通信エラーとするように構成したものであ
る。
御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコント
ローラとプリンタエンジンとの間における通常のデータ
通信処理を通信エラーとするように構成したものであ
る。
【0015】さらに、制限手段は、検出手段がプリンタ
制御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコン
トローラとプリンタエンジンとの間における通常のデー
タ通信処理を無視するように構成したものである。
制御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコン
トローラとプリンタエンジンとの間における通常のデー
タ通信処理を無視するように構成したものである。
【0016】
【作用】本発明においては、電源投入時に起動されるプ
リンタコントローラとプリンタエンジンとの通信処理中
に、設定手段によるプリンタ制御情報の設定完了状態が
検出手段により検出されるまで、制限手段がプリンタコ
ントローラとプリンタエンジンとの間における通常のデ
ータ通信処理開始を制限するので、プリンタエンジンに
所望のプリンタ制御情報に基づく初期設定を常に優先さ
せることが可能となる。
リンタコントローラとプリンタエンジンとの通信処理中
に、設定手段によるプリンタ制御情報の設定完了状態が
検出手段により検出されるまで、制限手段がプリンタコ
ントローラとプリンタエンジンとの間における通常のデ
ータ通信処理開始を制限するので、プリンタエンジンに
所望のプリンタ制御情報に基づく初期設定を常に優先さ
せることが可能となる。
【0017】また、制限手段は、検出手段がプリンタ制
御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコント
ローラとプリンタエンジンとの間における通常のデータ
通信処理開始を禁止するので、プリンタエンジンに所望
のプリンタ制御情報に基づく初期設定を速やかに完了さ
せることを可能とする。
御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコント
ローラとプリンタエンジンとの間における通常のデータ
通信処理開始を禁止するので、プリンタエンジンに所望
のプリンタ制御情報に基づく初期設定を速やかに完了さ
せることを可能とする。
【0018】さらに、制限手段は、検出手段がプリンタ
制御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコン
トローラとプリンタエンジンとの間におけるプリンタ制
御情報の設定を催促して、通常のデータ通信処理開始を
制限するので、プリンタ制御情報の設定を催促時に、再
度プリンタコントローラとプリンタエンジンとの間にお
けるプリンタ制御情報の設定処理を確実に起動させるこ
とが可能となる。
制御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコン
トローラとプリンタエンジンとの間におけるプリンタ制
御情報の設定を催促して、通常のデータ通信処理開始を
制限するので、プリンタ制御情報の設定を催促時に、再
度プリンタコントローラとプリンタエンジンとの間にお
けるプリンタ制御情報の設定処理を確実に起動させるこ
とが可能となる。
【0019】また、制限手段は、検出手段がプリンタ制
御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコント
ローラとプリンタエンジンとの間における通常のデータ
通信処理を通信エラーとするので、通信エラーの発生時
に、再度プリンタコントローラとプリンタエンジンとの
間におけるプリンタ制御情報の設定処理を確実に起動さ
せることが可能となる。
御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコント
ローラとプリンタエンジンとの間における通常のデータ
通信処理を通信エラーとするので、通信エラーの発生時
に、再度プリンタコントローラとプリンタエンジンとの
間におけるプリンタ制御情報の設定処理を確実に起動さ
せることが可能となる。
【0020】さらに、制限手段は、検出手段がプリンタ
制御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコン
トローラと前記プリンタエンジンとの間における通常の
データ通信処理を無視するので、通常のデータ通信処理
が起動されても、再度プリンタコントローラとプリンタ
エンジンとの間におけるプリンタ制御情報の設定処理を
確実に起動させることが可能となる。
制御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコン
トローラと前記プリンタエンジンとの間における通常の
データ通信処理を無視するので、通常のデータ通信処理
が起動されても、再度プリンタコントローラとプリンタ
エンジンとの間におけるプリンタ制御情報の設定処理を
確実に起動させることが可能となる。
【0021】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す記録装置の構
成を説明するブロック図である。
成を説明するブロック図である。
【0022】図において、1〜3はデータ供給源となる
ホストコンピュータで、種々のユーザが種々のOSに管
理される出力情報(文字,図形,グラフィックス等)を
出力する。1a〜3aはハードディスクで、ホストコン
ピュータ1〜3が実行するアプリケーション,データフ
ァイル,プリントドライバ等のドライブファイルをOS
に管理下で記憶している。10はプリンタバッファ付切
換え機(切換え機)で、任意のホストコンピュータから
の記録情報を記録装置に転送する。現状においては、切
換え機10やプリントサーバー等により接続(n:1に
よる接続)され、当該ホストコンピュータで作成された
記録情報を記録装置に転送している。10aは前記切換
え機10に接続される不揮発性メモリであり、所定のデ
ータを記憶に構成されている。20は画像処理用のコン
トローラで、CPU20a,ROM20b,RAM20
cを有し、ROM20bに格納された制御プログラムに
基づいて上位の機器となるホストコンピュータ1〜3の
いずれかから転送される画像情報を解析して、ビデオイ
ンタフェースを介して画像記録部(プリンタエンジン
部)21にビデオデータを出力する。22は不揮発性メ
モリ(NVRAM)またはハードディスク等で構成され
るワークエリアで、画像展開(ラスタライズ処理)領域
として使用され、各ユーザがメモリ容量を段階的に増設
できるように構成されている。なお、本実施例における
プリンタエンジン部(レーザビームプリンタ)21はL
BPで構成され、コントローラ20の指示に応じて所望
の画像を記録媒体に記録する。また、本実施例では、図
中に示す破線で分割されるブロック毎にそれぞれ各自の
電源をON/OFFする図示しないスイッチを備え、各
スイッチのONにより、各ブロックが初期化されて立ち
上がる構成となっている。さらに、コントローラ20は
プリンタエンジン部21がONされることにより、所定
の電力が供給されて初期化される構成となっている。
ホストコンピュータで、種々のユーザが種々のOSに管
理される出力情報(文字,図形,グラフィックス等)を
出力する。1a〜3aはハードディスクで、ホストコン
ピュータ1〜3が実行するアプリケーション,データフ
ァイル,プリントドライバ等のドライブファイルをOS
に管理下で記憶している。10はプリンタバッファ付切
換え機(切換え機)で、任意のホストコンピュータから
の記録情報を記録装置に転送する。現状においては、切
換え機10やプリントサーバー等により接続(n:1に
よる接続)され、当該ホストコンピュータで作成された
記録情報を記録装置に転送している。10aは前記切換
え機10に接続される不揮発性メモリであり、所定のデ
ータを記憶に構成されている。20は画像処理用のコン
トローラで、CPU20a,ROM20b,RAM20
cを有し、ROM20bに格納された制御プログラムに
基づいて上位の機器となるホストコンピュータ1〜3の
いずれかから転送される画像情報を解析して、ビデオイ
ンタフェースを介して画像記録部(プリンタエンジン
部)21にビデオデータを出力する。22は不揮発性メ
モリ(NVRAM)またはハードディスク等で構成され
るワークエリアで、画像展開(ラスタライズ処理)領域
として使用され、各ユーザがメモリ容量を段階的に増設
できるように構成されている。なお、本実施例における
プリンタエンジン部(レーザビームプリンタ)21はL
BPで構成され、コントローラ20の指示に応じて所望
の画像を記録媒体に記録する。また、本実施例では、図
中に示す破線で分割されるブロック毎にそれぞれ各自の
電源をON/OFFする図示しないスイッチを備え、各
スイッチのONにより、各ブロックが初期化されて立ち
上がる構成となっている。さらに、コントローラ20は
プリンタエンジン部21がONされることにより、所定
の電力が供給されて初期化される構成となっている。
【0023】このように構成された記録装置において、
電源投入時に起動されるコントローラ20とレーザビー
ムプリンタ21との通信処理中に、不揮発性メモリ22
に記憶されたプリンタ制御情報の設定完了状態がCPU
20aにより検出されるまで、コントローラ20とレー
ザビームプリンタ21との間における通常のデータ通信
処理開始を制限するので、レーザビームプリンタ21に
所望のプリンタ制御情報に基づく初期設定を常に優先さ
せることが可能となる。
電源投入時に起動されるコントローラ20とレーザビー
ムプリンタ21との通信処理中に、不揮発性メモリ22
に記憶されたプリンタ制御情報の設定完了状態がCPU
20aにより検出されるまで、コントローラ20とレー
ザビームプリンタ21との間における通常のデータ通信
処理開始を制限するので、レーザビームプリンタ21に
所望のプリンタ制御情報に基づく初期設定を常に優先さ
せることが可能となる。
【0024】また、CPU20aは、プリンタ制御情報
の設定完了状態を検出するまで、コントローラ20とレ
ーザビームプリンタ21との間における通常のデータ通
信処理開始を禁止するので、レーザビームプリンタ21
に所望のプリンタ制御情報に基づく初期設定を速やかに
完了させることを可能とする。
の設定完了状態を検出するまで、コントローラ20とレ
ーザビームプリンタ21との間における通常のデータ通
信処理開始を禁止するので、レーザビームプリンタ21
に所望のプリンタ制御情報に基づく初期設定を速やかに
完了させることを可能とする。
【0025】さらに、CPU20a、プリンタ制御情報
の設定完了状態を検出するまで、コントローラ20とプ
リンタエンジンとの間におけるプリンタ制御情報の設定
を催促して、通常のデータ通信処理開始を制限するの
で、プリンタ制御情報の設定を催促時に、再度コントロ
ーラ20とレーザビームプリンタ21との間におけるプ
リンタ制御情報の設定処理を確実に起動させることが可
能となる。
の設定完了状態を検出するまで、コントローラ20とプ
リンタエンジンとの間におけるプリンタ制御情報の設定
を催促して、通常のデータ通信処理開始を制限するの
で、プリンタ制御情報の設定を催促時に、再度コントロ
ーラ20とレーザビームプリンタ21との間におけるプ
リンタ制御情報の設定処理を確実に起動させることが可
能となる。
【0026】また、CPU20aは、検出手段がプリン
タ制御情報の設定完了状態を検出するまで、コントロー
ラ20とレーザビームプリンタ21との間における通常
のデータ通信処理を通信エラーとするので、通信エラー
の発生時に、再度コントローラ20とレーザビームプリ
ンタ21との間におけるプリンタ制御情報の設定処理を
確実に起動させることが可能となる。
タ制御情報の設定完了状態を検出するまで、コントロー
ラ20とレーザビームプリンタ21との間における通常
のデータ通信処理を通信エラーとするので、通信エラー
の発生時に、再度コントローラ20とレーザビームプリ
ンタ21との間におけるプリンタ制御情報の設定処理を
確実に起動させることが可能となる。
【0027】さらに、CPU20aは、検出手段がプリ
ンタ制御情報の設定完了状態を検出するまで、コントロ
ーラ20とレーザビームプリンタ21との間における通
常のデータ通信処理を無視するので、通常のデータ通信
処理が起動されても、再度コントローラ20とレーザビ
ームプリンタ21との間におけるプリンタ制御情報の設
定処理を確実に起動させることが可能となる。
ンタ制御情報の設定完了状態を検出するまで、コントロ
ーラ20とレーザビームプリンタ21との間における通
常のデータ通信処理を無視するので、通常のデータ通信
処理が起動されても、再度コントローラ20とレーザビ
ームプリンタ21との間におけるプリンタ制御情報の設
定処理を確実に起動させることが可能となる。
【0028】なお、本実施例では説明を容易にするた
め、例えばコントローラ20に接続されるされる不揮発
性メモリ22にLBPの格納情報データを蓄積管理する
場合について説明するが、外部機器の不揮発性メモリ2
2に限定されるものではない。先ず、LBP21の電源
が入力されると、コントローラ20にも電源が供給され
る。各装置共に、初期化が終了すると、既に公知である
LBP専用インタフェースであるビデオインタフェース
により情報交換が開始される。このとき、LBP21は
ビデオインタフェースを通じ、既に退避させていたLB
P21の格納情報データをコントローラ21の不揮発性
メモリ22より読み取り、その設定通りにLBP21を
初期化する。さらに、新たに変化した情報データがあれ
ば、所望の周期毎にコントローラ20の不揮発性メモリ
22にLBP21の格納情報データを随時書込み蓄積す
る。ここで、ビデオインタフェースについて図2を参照
しながら説明する。
め、例えばコントローラ20に接続されるされる不揮発
性メモリ22にLBPの格納情報データを蓄積管理する
場合について説明するが、外部機器の不揮発性メモリ2
2に限定されるものではない。先ず、LBP21の電源
が入力されると、コントローラ20にも電源が供給され
る。各装置共に、初期化が終了すると、既に公知である
LBP専用インタフェースであるビデオインタフェース
により情報交換が開始される。このとき、LBP21は
ビデオインタフェースを通じ、既に退避させていたLB
P21の格納情報データをコントローラ21の不揮発性
メモリ22より読み取り、その設定通りにLBP21を
初期化する。さらに、新たに変化した情報データがあれ
ば、所望の周期毎にコントローラ20の不揮発性メモリ
22にLBP21の格納情報データを随時書込み蓄積す
る。ここで、ビデオインタフェースについて図2を参照
しながら説明する。
【0029】図2は、図1に示したコントローラ20と
LBP21とのインタフェースを説明する図である。
LBP21とのインタフェースを説明する図である。
【0030】なお、本実施例において、ビデオインタフ
ェースとは、コントローラ20とLBP21とのコミュ
ニケーション手段として、従来から定義付けられている
もので、直接指示できるパラレル信号とシリアルデータ
を送受信して指示するシリアル信号とで構成される。パ
ラレル信号には、シリアルデータの送受信を可能にする
ことを示すものやプリントを可能にすることを示すもの
やプリント動作を指示することを示すものがあり、その
他に画像情報信号や画像同期信号等もある。
ェースとは、コントローラ20とLBP21とのコミュ
ニケーション手段として、従来から定義付けられている
もので、直接指示できるパラレル信号とシリアルデータ
を送受信して指示するシリアル信号とで構成される。パ
ラレル信号には、シリアルデータの送受信を可能にする
ことを示すものやプリントを可能にすることを示すもの
やプリント動作を指示することを示すものがあり、その
他に画像情報信号や画像同期信号等もある。
【0031】一方、シリアル信号には、上記パラレル信
号で補いきれないその他の制御情報を送受信している。
このシリアル信号は、基本的にLBP21の動作の実行
を指示する実行コマンドとLBP21の状態を知らせる
ステータスコマンドの2種に大別される。また、本発明
のLBP21の格納情報データの送受信手段は、実行コ
マンドにより達成する。
号で補いきれないその他の制御情報を送受信している。
このシリアル信号は、基本的にLBP21の動作の実行
を指示する実行コマンドとLBP21の状態を知らせる
ステータスコマンドの2種に大別される。また、本発明
のLBP21の格納情報データの送受信手段は、実行コ
マンドにより達成する。
【0032】具体的には、図2に示すように1stバイ
トでコントローラ20は、情報格納動作を指示し、LB
P21から指定メモリアドレスを受信し、2ndバイト
でコントローラは、指定されたアドレスのデータを送信
し、LBP21からデータ内容の更新データを受信す
る。その結果、コントローラ20は、指示されたアドレ
スのメモリに該更新データを書き換える。
トでコントローラ20は、情報格納動作を指示し、LB
P21から指定メモリアドレスを受信し、2ndバイト
でコントローラは、指定されたアドレスのデータを送信
し、LBP21からデータ内容の更新データを受信す
る。その結果、コントローラ20は、指示されたアドレ
スのメモリに該更新データを書き換える。
【0033】以下、図3〜図4に示すフローチャートを
参照しながら本発明に係る記録システムにおける格納情
報データの転送管理処理動作について説明する。
参照しながら本発明に係る記録システムにおける格納情
報データの転送管理処理動作について説明する。
【0034】図3は本発明に係る記録装置における格納
情報データの転送管理処理ルーチンの一例を示すメイン
フローチャートである。なお、(1) 〜(4) は各ステップ
を示す。
情報データの転送管理処理ルーチンの一例を示すメイン
フローチャートである。なお、(1) 〜(4) は各ステップ
を示す。
【0035】先ず、電源が投入されると、LBP21の
CPUの各ポートを設定して初期化した後(1) 、本体R
AMを初期化(内容クリア)して(2) 、LBP21の動
作のための準備を終了する。次いで、LBP21とコン
トローラ20と情報交換すべくシリアル通信を許可し
(3) 、LBP21としての初期化を実行できるようにビ
デオインタフェースの回線を開く。次いで、LBP21
の立ち上げ動作やプリント動作等所定のフローを実行す
る(4) 。なお、本実施例のLBP21のプログラムは、
並列処理されているために種々の動作を同時に処理でき
るように構成されている。しかし、本発明は、特にシリ
アル通信の格納情報データに関する処理なので、記録処
理に必要なこれ以降の他の制御動作については説明を省
略する。
CPUの各ポートを設定して初期化した後(1) 、本体R
AMを初期化(内容クリア)して(2) 、LBP21の動
作のための準備を終了する。次いで、LBP21とコン
トローラ20と情報交換すべくシリアル通信を許可し
(3) 、LBP21としての初期化を実行できるようにビ
デオインタフェースの回線を開く。次いで、LBP21
の立ち上げ動作やプリント動作等所定のフローを実行す
る(4) 。なお、本実施例のLBP21のプログラムは、
並列処理されているために種々の動作を同時に処理でき
るように構成されている。しかし、本発明は、特にシリ
アル通信の格納情報データに関する処理なので、記録処
理に必要なこれ以降の他の制御動作については説明を省
略する。
【0036】図4は本発明に係る記録装置における第1
の格納情報データのシリアル転送処理手順の一例を示す
フローチャートである。なお、(1) 〜(9) は各ステップ
を示す。
の格納情報データのシリアル転送処理手順の一例を示す
フローチャートである。なお、(1) 〜(9) は各ステップ
を示す。
【0037】先ず、コントローラ20からシリアル通信
を受信すると、シリアル通信割込みがかかり、LBP2
1の格納情報データかどうかを判断し(1) 、YESなら
ば1stバイト目かどうかを判断し(2) 、YESならば
あらかじめ割り当てられているメモリアドレスを順番に
アクセスして確定したアドレスデータを指定する(3)。
次いで、アドレスデータの送信を実行する(4) 。アドレ
スデータの送信終了後、2ndバイト目の処理のため、
所定のフラグを操作して次のシリアル通信割込み時にス
テップ(5) へ移るようにセットして処理を終了して、次
のシリアル通信割込みがかかるのを待機する。
を受信すると、シリアル通信割込みがかかり、LBP2
1の格納情報データかどうかを判断し(1) 、YESなら
ば1stバイト目かどうかを判断し(2) 、YESならば
あらかじめ割り当てられているメモリアドレスを順番に
アクセスして確定したアドレスデータを指定する(3)。
次いで、アドレスデータの送信を実行する(4) 。アドレ
スデータの送信終了後、2ndバイト目の処理のため、
所定のフラグを操作して次のシリアル通信割込み時にス
テップ(5) へ移るようにセットして処理を終了して、次
のシリアル通信割込みがかかるのを待機する。
【0038】次いで、次のシリアル通信割込みを受信す
ると、ステップ(2) の判定がNOとなり、1stバイト
目で送信したアドレスに相当するメモリに受信したLB
P21の格納情報データをストアする処理を行う(5) 。
次いで、更新したいデータがある場合は、データを書き
直す(特に書き直さないで良い場合もある)ための送信
処理を実行し(6) 、処理を終了する。なお、このLBP
21の格納情報データは、2ワード構成であるため、ス
テップ(6) の送信処理終了後、次のシリアル通信割込み
は、1stバイト目と判断するように、所定のフラグを
操作して、シリアル通信処理を終了する。
ると、ステップ(2) の判定がNOとなり、1stバイト
目で送信したアドレスに相当するメモリに受信したLB
P21の格納情報データをストアする処理を行う(5) 。
次いで、更新したいデータがある場合は、データを書き
直す(特に書き直さないで良い場合もある)ための送信
処理を実行し(6) 、処理を終了する。なお、このLBP
21の格納情報データは、2ワード構成であるため、ス
テップ(6) の送信処理終了後、次のシリアル通信割込み
は、1stバイト目と判断するように、所定のフラグを
操作して、シリアル通信処理を終了する。
【0039】一方、ステップ(1) の判定でLBP21の
格納情報データでないと判断した場合には、LBP21
の格納情報データが1通り収集できたかどうかを判断す
る(7) 。なお、通常、電源投入後は、LBPの格納情報
データが収集完了していない場合等には、ステップ(7)
の判断がNOとなるので、ステップ(1) で判断したシリ
アル通信内容に対して無条件にLBP21の格納情報デ
ータの要求ステータスを送信して(8) 、送信を終了す
る。この際上述の通り、次のシリアル通信割込みは、1
stバイト目と判断するように、所定のフラグを操作し
て、シリアル通信処理を終了する。
格納情報データでないと判断した場合には、LBP21
の格納情報データが1通り収集できたかどうかを判断す
る(7) 。なお、通常、電源投入後は、LBPの格納情報
データが収集完了していない場合等には、ステップ(7)
の判断がNOとなるので、ステップ(1) で判断したシリ
アル通信内容に対して無条件にLBP21の格納情報デ
ータの要求ステータスを送信して(8) 、送信を終了す
る。この際上述の通り、次のシリアル通信割込みは、1
stバイト目と判断するように、所定のフラグを操作し
て、シリアル通信処理を終了する。
【0040】このように、LBP21の格納情報データ
の要求を行うことで、コントローラ20からLBP21
の格納情報データの収集がすべて完了できるのである。
その後は、ステップ(7) の判定において、LBP21の
格納情報データが収集完了しているため、ステップ(9)
に進み、従来通りのシリアル通信処理を行う。
の要求を行うことで、コントローラ20からLBP21
の格納情報データの収集がすべて完了できるのである。
その後は、ステップ(7) の判定において、LBP21の
格納情報データが収集完了しているため、ステップ(9)
に進み、従来通りのシリアル通信処理を行う。
【0041】図5は本発明に係る記録装置における第2
の格納情報データのシリアル転送処理手順の一例を示す
フローチャートである。なお、(1) 〜(9) は各ステップ
を示す。
の格納情報データのシリアル転送処理手順の一例を示す
フローチャートである。なお、(1) 〜(9) は各ステップ
を示す。
【0042】先ず、コントローラ20からシリアル通信
を受信すると、シリアル通信割込みがかかり、LBP2
1の格納情報データかどうかを判断し(1) 、YESなら
ば1stバイト目かどうかを判断し(2) 、YESならば
あらかじめ割り当てられているメモリアドレスを順番に
アクセスして確定したアドレスデータを指定する(3)。
次いで、アドレスデータの送信を実行する(4) 。アドレ
スデータの送信終了後、2ndバイト目の処理のため、
所定のフラグを操作して次のシリアル通信割込み時にス
テップ(5) へ移るようにセットして処理を終了して、次
のシリアル通信割込みがかかるのを待機する。
を受信すると、シリアル通信割込みがかかり、LBP2
1の格納情報データかどうかを判断し(1) 、YESなら
ば1stバイト目かどうかを判断し(2) 、YESならば
あらかじめ割り当てられているメモリアドレスを順番に
アクセスして確定したアドレスデータを指定する(3)。
次いで、アドレスデータの送信を実行する(4) 。アドレ
スデータの送信終了後、2ndバイト目の処理のため、
所定のフラグを操作して次のシリアル通信割込み時にス
テップ(5) へ移るようにセットして処理を終了して、次
のシリアル通信割込みがかかるのを待機する。
【0043】次いで、次のシリアル通信割込みを受信す
ると、ステップ(2) の判定がNOとなり、1stバイト
目で送信したアドレスに相当するメモリに受信したLB
P21の格納情報データをストアする処理を行う(5) 。
次いで、更新したいデータがある場合は、データを書き
直す(特に書き直さないで良い場合もある)ための送信
処理を実行し(6) 、処理を終了する。なお、このLBP
21の格納情報データは、2ワード構成であるため、ス
テップ(6) の送信処理終了後、次のシリアル通信割込み
は、1stバイト目と判断するように、所定のフラグを
操作して、シリアル通信処理を終了する。
ると、ステップ(2) の判定がNOとなり、1stバイト
目で送信したアドレスに相当するメモリに受信したLB
P21の格納情報データをストアする処理を行う(5) 。
次いで、更新したいデータがある場合は、データを書き
直す(特に書き直さないで良い場合もある)ための送信
処理を実行し(6) 、処理を終了する。なお、このLBP
21の格納情報データは、2ワード構成であるため、ス
テップ(6) の送信処理終了後、次のシリアル通信割込み
は、1stバイト目と判断するように、所定のフラグを
操作して、シリアル通信処理を終了する。
【0044】一方、ステップ(1) の判定でLBP21の
格納情報データでないと判断した場合には、LBP21
の格納情報データが1通り収集できたかどうかを判断す
る(7) 。なお、通常、電源投入後は、LBPの格納情報
データが収集完了していない場合等には、ステップ(7)
の判断がNOとなるので、LBP21のシリアル通信を
無効にすべくシリアル通信をエラーとするため、既に公
知であるLBP21のビデオインタフェースに既に定義
されている通信エラーのデータをセットして返信し(8)
、送信を終了する。この際上述の通り、次のシリアル
通信割込みは、1stバイト目と判断するように、所定
のフラグを操作して、シリアル通信処理を終了する。
格納情報データでないと判断した場合には、LBP21
の格納情報データが1通り収集できたかどうかを判断す
る(7) 。なお、通常、電源投入後は、LBPの格納情報
データが収集完了していない場合等には、ステップ(7)
の判断がNOとなるので、LBP21のシリアル通信を
無効にすべくシリアル通信をエラーとするため、既に公
知であるLBP21のビデオインタフェースに既に定義
されている通信エラーのデータをセットして返信し(8)
、送信を終了する。この際上述の通り、次のシリアル
通信割込みは、1stバイト目と判断するように、所定
のフラグを操作して、シリアル通信処理を終了する。
【0045】このように、コントローラ20は所定回の
通信をしても通信できないと判断すれば、LBP21の
格納情報データの送信をすべて送信したかどうかを再チ
ェックして、再びLBP21の格納情報データのやり取
りを実行すれば良い。その後は、ステップ(7) の判定に
おいて、LBP21の格納情報データが収集完了してい
るため、ステップ(9) に進み、従来通りのシリアル通信
処理を行う。図6は本発明に係る記録装置における第3
の格納情報データのシリアル転送処理手順の一例を示す
フローチャートである。なお、(1) 〜(8) は各ステップ
を示す。
通信をしても通信できないと判断すれば、LBP21の
格納情報データの送信をすべて送信したかどうかを再チ
ェックして、再びLBP21の格納情報データのやり取
りを実行すれば良い。その後は、ステップ(7) の判定に
おいて、LBP21の格納情報データが収集完了してい
るため、ステップ(9) に進み、従来通りのシリアル通信
処理を行う。図6は本発明に係る記録装置における第3
の格納情報データのシリアル転送処理手順の一例を示す
フローチャートである。なお、(1) 〜(8) は各ステップ
を示す。
【0046】先ず、コントローラ20からシリアル通信
を受信すると、シリアル通信割込みがかかり、LBP2
1の格納情報データかどうかを判断し(1) 、YESなら
ば1stバイト目かどうかを判断し(2) 、YESならば
あらかじめ割り当てられているメモリアドレスを順番に
アクセスして確定したアドレスデータを指定する(3)。
次いで、アドレスデータの送信を実行する(4) 。アドレ
スデータの送信終了後、2ndバイト目の処理のため、
所定のフラグを操作して次のシリアル通信割込み時にス
テップ(5) へ移るようにセットして処理を終了して、次
のシリアル通信割込みがかかるのを待機する。
を受信すると、シリアル通信割込みがかかり、LBP2
1の格納情報データかどうかを判断し(1) 、YESなら
ば1stバイト目かどうかを判断し(2) 、YESならば
あらかじめ割り当てられているメモリアドレスを順番に
アクセスして確定したアドレスデータを指定する(3)。
次いで、アドレスデータの送信を実行する(4) 。アドレ
スデータの送信終了後、2ndバイト目の処理のため、
所定のフラグを操作して次のシリアル通信割込み時にス
テップ(5) へ移るようにセットして処理を終了して、次
のシリアル通信割込みがかかるのを待機する。
【0047】次いで、次のシリアル通信割込みを受信す
ると、ステップ(2) の判定がNOとなり、1stバイト
目で送信したアドレスに相当するメモリに受信したLB
P21の格納情報データをストアする処理を行う(5) 。
次いで、更新したいデータがある場合は、データを書き
直す(特に書き直さないで良い場合もある)ための送信
処理を実行し(6) 、処理を終了する。なお、このLBP
21の格納情報データは、2ワード構成であるため、ス
テップ(6) の送信処理終了後、次のシリアル通信割込み
は、1stバイト目と判断するように、所定のフラグを
操作して、シリアル通信処理を終了する。
ると、ステップ(2) の判定がNOとなり、1stバイト
目で送信したアドレスに相当するメモリに受信したLB
P21の格納情報データをストアする処理を行う(5) 。
次いで、更新したいデータがある場合は、データを書き
直す(特に書き直さないで良い場合もある)ための送信
処理を実行し(6) 、処理を終了する。なお、このLBP
21の格納情報データは、2ワード構成であるため、ス
テップ(6) の送信処理終了後、次のシリアル通信割込み
は、1stバイト目と判断するように、所定のフラグを
操作して、シリアル通信処理を終了する。
【0048】一方、ステップ(1) の判定でLBP21の
格納情報データでないと判断した場合には、LBP21
の格納情報データが1通り収集できたかどうかを判断す
る(7) 。なお、通常、電源投入後は、LBPの格納情報
データが収集完了していない場合等には、ステップ(7)
の判断がNOとなるので、LBP21のシリアル通信を
無効にすべくシリアル通信を無視して処理を終了する。
このように、既に公知であるLBP21のビデオインタ
フェースにおいて、データ転送処理で返信しない状態と
なると、コントローラ20は所定回数の通信を要求して
も返信がない場合通信不能と判定し、LBP21の格納
情報データの送信をすべて送信したかを再チェックして
再びLBP21の格納情報データのやり取りを実行すれ
ば良い。その後は、ステップ(7) の判定において、LB
P21の格納情報データが収集完了しているため、ステ
ップ (8)に進み、従来通りのシリアル通信処理を行う。
図7は本発明を適用可能な記録装置の構成を示す断面図
であり、例えばレーザビームプリンタ(LBP)の場合
を示す。
格納情報データでないと判断した場合には、LBP21
の格納情報データが1通り収集できたかどうかを判断す
る(7) 。なお、通常、電源投入後は、LBPの格納情報
データが収集完了していない場合等には、ステップ(7)
の判断がNOとなるので、LBP21のシリアル通信を
無効にすべくシリアル通信を無視して処理を終了する。
このように、既に公知であるLBP21のビデオインタ
フェースにおいて、データ転送処理で返信しない状態と
なると、コントローラ20は所定回数の通信を要求して
も返信がない場合通信不能と判定し、LBP21の格納
情報データの送信をすべて送信したかを再チェックして
再びLBP21の格納情報データのやり取りを実行すれ
ば良い。その後は、ステップ(7) の判定において、LB
P21の格納情報データが収集完了しているため、ステ
ップ (8)に進み、従来通りのシリアル通信処理を行う。
図7は本発明を適用可能な記録装置の構成を示す断面図
であり、例えばレーザビームプリンタ(LBP)の場合
を示す。
【0049】図において、1500はLBP本体(プリ
ンタ)であり、外部に接続されているホストコンピュー
タから供給される印刷情報(文字コード等)やフォーム
情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶するととも
に、それらの情報に従って対応する文字パターン(本発
明に係る文字パターン処理により発生される)やフォー
ムパターン等を作成し、記録媒体である記録紙上に像を
形成する。1501は操作のためのスイッチおよびLE
D表示器等が配されている操作パネル、1000はLB
P本体1500全体の制御及びホストコンピュータから
供給される文字情報等を解析するプリンタ制御ユニット
である。このプリンタ制御ユニット1000は、主に文
字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換して
レーザドライバ1502に出力する。レーザドライバ1
502は半導体レ−ザ1503を駆動するための回路で
あり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レ−ザ15
03から発射されるレーザ光1504をオン・オフ切り
換えする。レーザ光1504は回転多面鏡1505で左
右方向に振られて静電ドラム1506上を走査露光す
る。これにより、静電ドラム1506上には文字パター
ンの静電潜像が形成されることになる。この潜像は、静
電ドラム1506周囲に配設された現像ユニット150
7により現像された後、記録紙に転写される。この記録
紙にはカットシートを用い、カットシート記録紙は、L
BP本体1500に装着した用紙カセット1508に収
納され、給紙ローラ1509および搬送ローラ1510
と搬送ローラ1511とにより、装置内に取り込まれ
て、静電ドラム1506に供給される。
ンタ)であり、外部に接続されているホストコンピュー
タから供給される印刷情報(文字コード等)やフォーム
情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶するととも
に、それらの情報に従って対応する文字パターン(本発
明に係る文字パターン処理により発生される)やフォー
ムパターン等を作成し、記録媒体である記録紙上に像を
形成する。1501は操作のためのスイッチおよびLE
D表示器等が配されている操作パネル、1000はLB
P本体1500全体の制御及びホストコンピュータから
供給される文字情報等を解析するプリンタ制御ユニット
である。このプリンタ制御ユニット1000は、主に文
字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換して
レーザドライバ1502に出力する。レーザドライバ1
502は半導体レ−ザ1503を駆動するための回路で
あり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レ−ザ15
03から発射されるレーザ光1504をオン・オフ切り
換えする。レーザ光1504は回転多面鏡1505で左
右方向に振られて静電ドラム1506上を走査露光す
る。これにより、静電ドラム1506上には文字パター
ンの静電潜像が形成されることになる。この潜像は、静
電ドラム1506周囲に配設された現像ユニット150
7により現像された後、記録紙に転写される。この記録
紙にはカットシートを用い、カットシート記録紙は、L
BP本体1500に装着した用紙カセット1508に収
納され、給紙ローラ1509および搬送ローラ1510
と搬送ローラ1511とにより、装置内に取り込まれ
て、静電ドラム1506に供給される。
【0050】図8は本発明を適用可能な他の記録装置の
構成を示す斜視図であり、例えばインクジェット記録装
置(IJRA)の場合を示す。
構成を示す斜視図であり、例えばインクジェット記録装
置(IJRA)の場合を示す。
【0051】図において、駆動モータ5013の正逆回
転に連動して駆動力伝達ギア5011,5010,50
09を介してリードスクリュー5005の螺旋溝500
4に対して係合するキャリッジHCはピン(図示しな
い)を有し、矢印a,b方向に往復移動される。このキ
ャリッジHCには、インクジェットカートリッジIJC
が搭載されている。5002は紙押え板であり、キャリ
ッジ移動方向にわたって紙Pをプラテン5000に対し
て押圧する。5007,5008はフォトカプラで、キ
ャリッジHCのレバー5006のこの域での存在を確認
して、駆動モータ5013の回転方法切り換え等を行う
ためのホームポジション検知手段として機能する。50
16は記録ヘッドIJHの全面をキャップするキャップ
部材5022を支持する部材、5015はこのキャップ
内を吸引する吸引手段で、キャップ内開口5023を介
して記録ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニ
ングブレードで、部材5019により前後方向に移動可
能となる。5018は本体支持板で、上記クリーニング
ブレード5017,部材5019を支持する。5012
は吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、キャリッ
ジHCと係合するカム5020の移動に伴って移動し、
駆動モータ5013からの駆動力がクラッチ切り換え等
の公知の伝達手段で移動制御される。なお、5003は
ガイドレールである。
転に連動して駆動力伝達ギア5011,5010,50
09を介してリードスクリュー5005の螺旋溝500
4に対して係合するキャリッジHCはピン(図示しな
い)を有し、矢印a,b方向に往復移動される。このキ
ャリッジHCには、インクジェットカートリッジIJC
が搭載されている。5002は紙押え板であり、キャリ
ッジ移動方向にわたって紙Pをプラテン5000に対し
て押圧する。5007,5008はフォトカプラで、キ
ャリッジHCのレバー5006のこの域での存在を確認
して、駆動モータ5013の回転方法切り換え等を行う
ためのホームポジション検知手段として機能する。50
16は記録ヘッドIJHの全面をキャップするキャップ
部材5022を支持する部材、5015はこのキャップ
内を吸引する吸引手段で、キャップ内開口5023を介
して記録ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニ
ングブレードで、部材5019により前後方向に移動可
能となる。5018は本体支持板で、上記クリーニング
ブレード5017,部材5019を支持する。5012
は吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、キャリッ
ジHCと係合するカム5020の移動に伴って移動し、
駆動モータ5013からの駆動力がクラッチ切り換え等
の公知の伝達手段で移動制御される。なお、5003は
ガイドレールである。
【0052】これらのキャッピング,クリーニング,吸
引回復は、キャリッジHCがホームポジション側領域に
きた時に、リードスクリュー5005の作用によってそ
れらの対応位置で所望の処理が行えるように構成されて
いるが、周知のタイミングで所望の動作を行うように構
成されていればよい。
引回復は、キャリッジHCがホームポジション側領域に
きた時に、リードスクリュー5005の作用によってそ
れらの対応位置で所望の処理が行えるように構成されて
いるが、周知のタイミングで所望の動作を行うように構
成されていればよい。
【0053】このように構成された各記録装置におい
て、電源投入時から図示しないインタフェースを介して
外部の設定装置、例えばNVRAM,メモリカードから
プリンタ制御情報が通信処理によりプリンタエンジンに
入力される処理が終了するまで、通常のデータ処理がプ
リンタ制御ユニット1000等により制限されるため、
所望とするプリンタ制御情報に基づく各部の初期化を確
実に行うことが可能となる。
て、電源投入時から図示しないインタフェースを介して
外部の設定装置、例えばNVRAM,メモリカードから
プリンタ制御情報が通信処理によりプリンタエンジンに
入力される処理が終了するまで、通常のデータ処理がプ
リンタ制御ユニット1000等により制限されるため、
所望とするプリンタ制御情報に基づく各部の初期化を確
実に行うことが可能となる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は電源投入
時に起動されるプリンタコントローラとプリンタエンジ
ンとの通信処理中に、設定手段によるプリンタ制御情報
の設定完了状態が検出手段により検出されるまで、制限
手段がプリンタコントローラとプリンタエンジンとの間
における通常のデータ通信処理開始を制限するので、プ
リンタエンジンに所望のプリンタ制御情報に基づく初期
設定を常に優先させることができる。
時に起動されるプリンタコントローラとプリンタエンジ
ンとの通信処理中に、設定手段によるプリンタ制御情報
の設定完了状態が検出手段により検出されるまで、制限
手段がプリンタコントローラとプリンタエンジンとの間
における通常のデータ通信処理開始を制限するので、プ
リンタエンジンに所望のプリンタ制御情報に基づく初期
設定を常に優先させることができる。
【0055】また、制限手段は、検出手段がプリンタ制
御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコント
ローラとプリンタエンジンとの間における通常のデータ
通信処理開始を禁止するので、プリンタエンジンに所望
のプリンタ制御情報に基づく初期設定を速やかに完了さ
せることができる。
御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコント
ローラとプリンタエンジンとの間における通常のデータ
通信処理開始を禁止するので、プリンタエンジンに所望
のプリンタ制御情報に基づく初期設定を速やかに完了さ
せることができる。
【0056】さらに、制限手段は、検出手段がプリンタ
制御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコン
トローラとプリンタエンジンとの間におけるプリンタ制
御情報の設定を催促して、通常のデータ通信処理開始を
制限するので、プリンタ制御情報の設定を催促時に、再
度プリンタコントローラとプリンタエンジンとの間にお
けるプリンタ制御情報の設定処理を確実に起動させるこ
とができる。
制御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコン
トローラとプリンタエンジンとの間におけるプリンタ制
御情報の設定を催促して、通常のデータ通信処理開始を
制限するので、プリンタ制御情報の設定を催促時に、再
度プリンタコントローラとプリンタエンジンとの間にお
けるプリンタ制御情報の設定処理を確実に起動させるこ
とができる。
【0057】また、制限手段は、検出手段がプリンタ制
御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコント
ローラとプリンタエンジンとの間における通常のデータ
通信処理を通信エラーとするので、通信エラーの発生時
に、再度プリンタコントローラとプリンタエンジンとの
間におけるプリンタ制御情報の設定処理を確実に起動さ
せることができる。
御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコント
ローラとプリンタエンジンとの間における通常のデータ
通信処理を通信エラーとするので、通信エラーの発生時
に、再度プリンタコントローラとプリンタエンジンとの
間におけるプリンタ制御情報の設定処理を確実に起動さ
せることができる。
【0058】さらに、制限手段は、検出手段がプリンタ
制御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコン
トローラと前記プリンタエンジンとの間における通常の
データ通信処理を無視するので、通常のデータ通信処理
が起動されても、再度プリンタコントローラとプリンタ
エンジンとの間におけるプリンタ制御情報の設定処理を
確実に起動させることができる。
制御情報の設定完了状態を検出するまで、プリンタコン
トローラと前記プリンタエンジンとの間における通常の
データ通信処理を無視するので、通常のデータ通信処理
が起動されても、再度プリンタコントローラとプリンタ
エンジンとの間におけるプリンタ制御情報の設定処理を
確実に起動させることができる。
【0059】従って、プリンタエンジンに所望のプリン
タ制御情報を確実に初期設定することができる等の優れ
た効果を奏する。
タ制御情報を確実に初期設定することができる等の優れ
た効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示す記録装置の構成を説明
するブロック図である。
するブロック図である。
【図2】図1に示したコントローラとLBPとのインタ
フェースを説明する図である。
フェースを説明する図である。
【図3】本発明に係る記録装置における格納情報データ
の転送管理処理ルーチンの一例を示すメインフローチャ
ートである。
の転送管理処理ルーチンの一例を示すメインフローチャ
ートである。
【図4】本発明に係る記録装置における第1の格納情報
データのシリアル転送処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。
データのシリアル転送処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明に係る記録装置における第2の格納情報
データのシリアル転送処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。
データのシリアル転送処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明に係る記録装置における第3の格納情報
データのシリアル転送処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。
データのシリアル転送処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。
【図7】本発明を適用可能な記録装置の構成を示す断面
図である。
図である。
【図8】本発明を適用可能な他の記録装置の構成を示す
斜視図である。
斜視図である。
1 ホストコンピュータ 2 ホストコンピュータ 3 ホストコンピュータ 20 コントローラ 20a CPU 20b ROM 20c RAM 21 レーザビームプリンタ(LBP) 22 不揮発性メモリ
Claims (5)
- 【請求項1】 所定のプリンタエンジンと、このプリン
タエンジンの駆動状態を通信インタフェースを介して制
御するプリンタコントローラと、前記プリンタエンジン
の各部を所望の状態に初期化するためのプリンタ制御情
報を外部から設定する設定手段と、電源投入時に起動さ
れる前記プリンタコントローラと前記プリンタエンジン
との通信処理中に、前記設定手段によるプリンタ制御情
報の設定完了状態を検出する検出手段と、この検出手段
の検出結果に基づいて前記プリンタコントローラと前記
プリンタエンジンとの間における通常のデータ通信処理
開始を制限する制限手段とを有することを特徴とする記
録装置。 - 【請求項2】 制限手段は、検出手段がプリンタ制御情
報の設定完了状態を検出するまで、前記プリンタコント
ローラと前記プリンタエンジンとの間における通常のデ
ータ通信処理開始を禁止することを特徴とする請求項1
記載の記録装置。 - 【請求項3】 制限手段は、検出手段がプリンタ制御情
報の設定完了状態を検出するまで、前記プリンタコント
ローラと前記プリンタエンジンとの間におけるプリンタ
制御情報の設定を催促して、通常のデータ通信処理開始
を制限することを特徴とする請求項1記載の記録装置。 - 【請求項4】 制限手段は、検出手段がプリンタ制御情
報の設定完了状態を検出するまで、前記プリンタコント
ローラと前記プリンタエンジンとの間における通常のデ
ータ通信処理を通信エラーとすることを特徴とする請求
項1記載の記録装置。 - 【請求項5】 制限手段は、検出手段がプリンタ制御情
報の設定完了状態を検出するまで、前記プリンタコント
ローラと前記プリンタエンジンとの間における通常のデ
ータ通信処理を無視することを特徴とする請求項1記載
の記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30785292A JPH06135101A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30785292A JPH06135101A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06135101A true JPH06135101A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17973956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30785292A Pending JPH06135101A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06135101A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8164214B2 (en) | 2005-04-11 | 2012-04-24 | Denso Corporation | Vehicle control apparatus having function for preventing erroneous operation due to delay in activation of other vehicle control apparatus |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP30785292A patent/JPH06135101A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8164214B2 (en) | 2005-04-11 | 2012-04-24 | Denso Corporation | Vehicle control apparatus having function for preventing erroneous operation due to delay in activation of other vehicle control apparatus |
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