JPH0613503Y2 - 水中探知装置 - Google Patents

水中探知装置

Info

Publication number
JPH0613503Y2
JPH0613503Y2 JP4593689U JP4593689U JPH0613503Y2 JP H0613503 Y2 JPH0613503 Y2 JP H0613503Y2 JP 4593689 U JP4593689 U JP 4593689U JP 4593689 U JP4593689 U JP 4593689U JP H0613503 Y2 JPH0613503 Y2 JP H0613503Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
reception
signal
receiver
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4593689U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02135890U (ja
Inventor
勉 舟木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furuno Electric Co Ltd filed Critical Furuno Electric Co Ltd
Priority to JP4593689U priority Critical patent/JPH0613503Y2/ja
Publication of JPH02135890U publication Critical patent/JPH02135890U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0613503Y2 publication Critical patent/JPH0613503Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、魚群探知器やサーチライトソナーなどの水中
探知装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、魚群探知器やサーチライトソナー等の水中探知装
置においては、第6図に示す構成のものがある。この水
中探知装置では、第7図に示すように、送受波回路1を
構成するパルス発生器1aからの送信トリガパルスKP
を送信回路1bに与えて電力増幅した後、この送信トリ
ガパルスKPを送受切換回路1cを介して振動子2に加
える。これにより振動子2からは、水中に向けて超音波
が発射される。水中の海底、魚群等から反射された超音
波エコーは、再びこの振動子2に受波される。これによ
り、振動子2からは受波した超音波エコーに基づく受信
信号SIGが出力され、この受信信号SIGが送受切換
回路1cを介して受信回路1dに入力される。受信回路
1dは、受信信号SIGに含まれるノイズ成分を除いて
増幅した後に出力する。そして、この受信信号SIGが
パルス発生器1aからの送信トリガパルスKPとともに
受信機3に送信される。受信機3は、送受波回路1から
の受信信号SIGを検波した後、これを画像表示信号と
して入力して内部のメモリに格納する。また、送信トリ
ガパルスKPはこの画像表示信号のメモリへの取り込み
のタイミングパルスとして利用される。そして、この受
信機3からの画像表示信号がメモリから読み出されて表
示器4に出力されることにより、表示器4に水中の画像
情報が表示される。
ところで、このような水中探知装置では、受信信号SI
GのS/N比を向上させるために、振動子2に近接する
船底側の位置に送受波回路1が、ブリッジ側に受信機3
および表示器4がそれぞれ分離して設けた構成が採られ
る。すなわち、振動子から出力される受信信号にはノイ
ズ成分が含まれているので、これをそのまま増幅したの
では、S/N比が悪くなるので、送受波回路1の受信回
路1dにおいて予めこのノイズ成分を除去した後、受信
機3側に受信信号SIGを送信する。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、上記構成の水中探知装置では、受信機に対し
て受信信号SIGと送信トリガパルスKPとをそれぞれ
送信するための専用のケーブルが2本必要となる。特
に、送受波回路1と受信機3とが離れて配置されている
場合には、それぞれ長尺のケーブルが必要となるため、
ケーブルの敷設に手間どるばかりか、保守点検が面倒と
なり、さらに、ケーブル敷設の費用が高くなる等の不具
合がある。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、従来、送受波回路から受信機に受信信号と送信トリ
ガパルスをそれぞれ送るために必要であった2本のケー
ブルを1本に削減できるようにして、ケーブルの敷設の
手間を省き、コストダウンが図れるようにするものであ
る。
そのため、本考案は、超音波の送受波を行う振動子と、
この振動子の超音波発射タイミングを決める送信トリガ
パルスを出力するとともに、振動子で受波した超音波エ
コーに基づく受信信号を増幅して出力する送受波回路
と、この送受波回路からの前記受信信号を画像表示信号
として、また、前記送信トリガパルスを画像表示信号の
取り込みのタイミングパルスとしてそれぞれ受信する受
信機と、この受信機からの画像表示信号を入力する表示
器とを備えた水中探知装置において、次の構成を採る。
すなわち、本考案では、送受波回路と受信機との間にお
いて、送受波回路の出力部側に近接して前記受信信号と
送信トリガパルスとを合成して出力する合成回路を、受
信機の入力部側に近接して前記合成回路で合成された信
号を受信信号と送信トリガパルスとに分離する分離回路
をそれぞれ設けたことを特徴としている。
〈作用〉 上記構成において、送受波回路から送信される受信信号
と送信トリガパルスは、送受波回路に近接して設けられ
た合成回路で合成されて出力される。この合成回路の出
力は1本のケーブルを介して受信機の入力部側に近接し
て設けられた分離回路に入力される。分離回路は合成信
号を受信信号と送信トリガパルスとに分離するので、受
信信号と送信トリガパルスとがそれぞれ次段の受信機に
加えられる。
〈実施例〉 第1図は本考案の実施例に係る水中探知装置のブロック
図であり、第6図に示す実施例に対応する部分には同一
の符号を付す。
第1図において、1は送受波回路、2は振動子、3は受
信機、4は表示器であって、振動子2に近接する船底側
の位置に送受波回路1が、ブリッジ側に受信機3および
表示器4がそれぞれ分離して設けられている。そして、
これらの構成は従来例の場合と同様であるから説明を省
略する。
本考案の特徴は、上記の送受波回路1と受信機3との間
において、送受波回路1の出力部側に近接して受信信号
SIGと送信トリガパルスKPとを合成して出力する合
成回路5が、受信機3の入力部側に近接して合成回路5
で合成された信号を受信信号SIGと送信トリガパルス
KPとに分離する分離回路6がそれぞれ設けられ、合成
回路5と分離回路6とが互いに1本のケーブル7で接続
されていることである。
第2図は合成回路5の詳細を示す回路図である。この合
成回路5は、受信信号SIGと送信トリガパルスKPの
各入力端子IN、IN、電流制限抵抗R、R
差動増幅器ICと抵抗R、Rからなる加算回路
A、差動増幅器ICと抵抗R〜Rからなる反転増
幅回路Bから構成される。
第3図は分離回路6の回路図である。この分離回路6
は、ケーブル7を介して伝送される合成回路5から出力
される合成信号SIG+KPを入力する入力端子I
、合成信号から送信トリガパルスKPを取り出すた
めのコンパレータIC、合成信号に含まれる直流成分
の送信トリガパルスKPを遮断するコンデンサC、コ
ンデンサCを通った受信信号SIGに含まれるノイズ
成分を除くフィルタF、電流制限抵抗R、コンパレ
ータICのしきい値設定抵抗R、プルアップ抵抗R
10からなる。そして、しきい値設定抵抗Rにより設
定されるコンパレータICのしきい値電圧Vcは、受
信信号SIGの最大値よりも大きく、かつ、合成信号S
IG+KPよりも低い値になるように予め調整される。
したがって、上記構成の水中探知装置において、送受波
回路1から送信される受信信号SIGと送信トリガパル
スKPは、合成回路5の各入力端子IN、INにそ
れぞれ入力される(第4図(a)、(b)参照)。そし
て、加算回路Aで両信号SIG、KPが加算増幅され
る。その際、位相が反転されるので、この信号が次段の
反転増幅回路Bで位相反転させて元に戻した後、増幅し
て出力される(第4図(c)参照)。この合成回路5か
ら出力される合成信号SIG+BPは、1本のケーブル
7を介して分離回路6の入力端子INに入力される
(第5図(a)参照)。
分離回路6に入力された合成信号SIG+KPは、コン
パレータICで予めしきい値設定抵抗Rにより設定
されたしきい値電圧Vcと比較される。しきい値電圧V
cは、受信信号SIGの最大値よりも大きく、かつ、合
成信号SIG+KPよりも低い値になるように予め調整
されているので、コンパレータICからは送信トリガ
パルスKPのみが取り出されて出力される(第5図
(c)参照)。一方、合成信号SIG+KPは、コンデ
ンサCによって直流成分の送信トリガパルスKPが除
かれ、続いて、コンデンサCを通った受信信号SIG
に含まれるノイズ成分がフィルタFで除かれて取り出
される(第5図(b)参照)。こうして、分離回路6で
分離された受信信号SIGと送信トリガパルスKPとは
それぞれ次段の受信機3に加えられる。
以降は従来例と同様であり、受信機3は、受信信号SI
Gを検波した後、これを画像表示信号として入力して内
部のメモリに格納する一方、送信トリガパルスKPを画
像表示信号のメモリへの取り込みのタイミングパルスと
して利用し、受信機3のメモリから読み出された画像表
示信号が表示器4に出力されることにより、表示器4に
水中の画像情報が表示される。
〈考案の効果〉 本考案によれば、従来、送受波回路から受信機に受信信
号と送信トリガパルスをそれぞれ送るために必要であっ
た2本のケーブルが1本に削減できるので、ケーブルの
敷設の際の手間を省くことができ、しかも、コストダウ
ンを図ることが可能となる等の優れた効果を発揮され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の実施例を示すもので、第
1図は水中探知装置の全体構成を示すブロック図、第2
図は合成回路の回路図、第3図は分離回路の回路図、第
4図は合成回路で合成される信号のタイムチャート、第
5図は分離回路で分離される信号のタイムチャートであ
る。 また、第6図および第7図は従来例を示すもので、第6
図は水中探知装置の全体構成を示すブロック図、第7図
は、送受波回路からケーブルを介して送信される受信信
号と送信トリガパルスの各信号のタイムチャートであ
る。 1……送受波回路、2……振動子、3……受信機、4…
…表示器、5……合成回路、6……分離回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】超音波の送受波を行う振動子と、この振動
    子の超音波発射タイミングを決める送信トリガパルスを
    出力するとともに、振動子で受波した超音波エコーに基
    づく受信信号を増幅して出力する送受波回路と、この送
    受波回路からの前記受信信号を画像表示信号として、ま
    た、前記送信トリガパルスを画像表示信号の取り込みの
    タイミングパルスとしてそれぞれ受信する受信機と、こ
    の受信機からの画像表示信号を入力する表示器とを備え
    た水中探知装置において、 前記送受波回路と受信機との間において、送受波回路の
    出力部側に近接して前記受信信号と送信トリガパルスと
    を合成して出力する合成回路を、受信機の入力部側に近
    接して前記合成回路で合成された信号を受信信号と送信
    トリガパルスとに分離する分離回路をそれぞれ設けたこ
    とを特徴とする水中探知装置。
JP4593689U 1989-04-19 1989-04-19 水中探知装置 Expired - Lifetime JPH0613503Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4593689U JPH0613503Y2 (ja) 1989-04-19 1989-04-19 水中探知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4593689U JPH0613503Y2 (ja) 1989-04-19 1989-04-19 水中探知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02135890U JPH02135890U (ja) 1990-11-13
JPH0613503Y2 true JPH0613503Y2 (ja) 1994-04-06

Family

ID=31560563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4593689U Expired - Lifetime JPH0613503Y2 (ja) 1989-04-19 1989-04-19 水中探知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0613503Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02135890U (ja) 1990-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4828120B2 (ja) 水中探知装置
JPH0613503Y2 (ja) 水中探知装置
JP2648605B2 (ja) 水中探知装置
JPS6361976A (ja) 超音波スイツチ
JP3099034B2 (ja) 魚群探知機
JPH0138541Y2 (ja)
JPH03134584A (ja) 魚群探知機
JP2572647B2 (ja) 魚群探知機
JPS6365910B2 (ja)
JPH011991A (ja) アクティブソ−ナ−装置
JPS63203141A (ja) 超音波ドプラ流速検出装置
JPS5990555A (ja) 多周波超音波映像装置
US6009044A (en) Fish sonar
JP2001221850A (ja) 魚群探知機
JPS5873345A (ja) 超音波診断装置
JP2002311129A (ja) 水中探知装置の受信回路
JPS61253485A (ja) 超音波送受信装置
JPS60120376U (ja) ソ−ナ−受信装置
JPS5949751A (ja) 超音波診断装置
JPH01169384A (ja) アクテイブソーナーの聴音方式
JPH0583154B2 (ja)
SU573071A1 (ru) Устройство дл ультразвукового контрол качества материалов
JPH03243881A (ja) 超音波探知装置
JPS6272340A (ja) 超音波診断装置
JPH0961523A (ja) 超音波距離測定装置