JPH0583154B2 - - Google Patents

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JPH0583154B2
JPH0583154B2 JP15689687A JP15689687A JPH0583154B2 JP H0583154 B2 JPH0583154 B2 JP H0583154B2 JP 15689687 A JP15689687 A JP 15689687A JP 15689687 A JP15689687 A JP 15689687A JP H0583154 B2 JPH0583154 B2 JP H0583154B2
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JP
Japan
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detection
echo
outputs
amplitude
echoes
Prior art date
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JP15689687A
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English (en)
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JPH011991A (ja
JPS641991A (en
Inventor
Hiroyuki Morioka
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアクテイブソーナー装置に関し、特に
検波パルス圧縮(Post Detection Pulse
Compression,以下PDPCと略称する)技法を利
用して目標探知機能の安定・向上を図つたアクテ
イブソーナー装置に関する。
〔従来の技術〕
水中にFMパルスを発射し、PDPCを用いてエ
コー検出を行なうアクテイブソーナー装置は近時
よく知られつつある。第4図a図は、PDPCを利
用する従来の一般的なアクテイブソーナー装置の
構成図である。
送信部1はFM送信信号を増幅し、出力101
を切替器2を介して送受波器3に供給し、これに
より電気信号からFM送信パルス301に変換し
て水中に発射する。
第4図b図はPDPCを利用するアクテイブソー
ナー装置のFM送信パルス及びエコーの説明図で
ある。
送信されたFM送信パルス301は、潜水盤等
のソーナー目標6によつて反射され反射音波とし
てのエコー302がアクテイブソーナー装置の送
受波器によつて捕捉される。
FM信パスル301は時間Δtごとに順次変るn
個、第4bの図の場合は7個の周波数S1S2
……S7を含んで構成される、いわゆるステツプ
FM波が一般的に利用される。このFM送周パル
ス301によるエコー302は、Δtごとに入る
周波数D1D2,……D7が配列したパルスとな
る。このように、送受信パルス間でΔtごとの周
波数が変るのは、音波電搬におけるアクテイブソ
ーナー装置と水中目標間の相対速度の影響にもと
づくものである。
水中のソーナー目標6からのエコー302は送
受波器3で電気信号201に変換され、切替器2
を介して受信部4へ入力される。この入力は受信
部4で増幅及びフイルタでの帯域制限を受け、ノ
イズを除去し、受信信号401として信号処理部
5へ入力される。
信号処理部5は、受信信号401を周波数分析
回路501……507で時間ΔtごとにD1D7
各周波数域に分離し、そのあと振幅検波回路51
1〜517で検波しさらに遅延加算回路520に
て最も遅い周波数帯域Soの時間Δtで合致するよ
うに各チヤンネルそれぞれ固有の遅延時間を付与
して遅延したものを加算し、この遅延加算出力5
21が検出レベルを越えた場合、目標検出回路5
30にてソーナー目標と判定し検出エコー531
として出力する。遅延加算と目標検出については
第5図を用いて詳細に説明を行なう。第5図は第
4a図のアクテイブソーナー装置のエコー処理を
示すタイミングチヤートである。
エコー302は、通常、ドプラー効果を含み時
間Δtごとに周波数がD1D7へと変化するため、
振幅検出回路511〜517の振幅検波出力54
1〜547は出力ごとに互いに時間差Δtをもつ。
遅延加算回路520は振幅検波出力541〜54
6に対してΔt×6,Δt×5,Δt×4……、Δt×
1の時間遅延を行ない第5図に示す遅延結果を発
生、加算しこれらを遅延加算出力520で加算し
遅延加算出力521を得る。
遅延加算出力521が検出レベルをこえた場
合、検出エコーを出力する。
なお、第4a図に示した周波数分析回路501
〜507のチヤンネル数は固定ではなく、送信す
るFM送信パルス301の掃引周波数によつて定
められるものであり第4a図の場合は7チヤンネ
ルとしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来のこの種のアクテイブソーナー装
置では、信号処理器内の遅延加算出力にて目標検
出を行なつている。このため、たとえば第6図に
示す様ノイズ5410,5440が振幅検波回路
出力541,544に発生し遅延加算出力521
がこれらノイズ加算して検出レベルを越える場合
にはこれを疑似エコー521として誤検出を行な
うという欠点がある。
本発明の目的は上述した欠点を除去し、ノイズ
による疑似検出エコーの発生を根本的に抑圧しう
るアクデイブソーナー装置を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の装置は、周波数帯域S1S2,……,
Soをそれぞれ時間Δtごとに順次遷移するパルス
幅nΔTのステツプFM形式のFM送信パルスを発
射し水中目標からのエコーを前記周波数帯域ごと
に振幅検波し、これら振幅検波出力のそれぞれを
前記周波数帯域soによる受信時間領域Δtに累積
加算させて水中目標を検知する検波パルス圧縮を
行なうアクテイブソーナー装置において、前記周
波数帯域ごとの振幅検波出力が水中目標からのエ
コーと判定するためのあらかじめ設定した検出レ
ベルを超えるか否かを判定し前記検出レベルを超
えたものを検出エコー候補として出力するnチヤ
ンネルの振幅出力検出回路と、前記nチヤンネル
の振幅出力検出回路の出力する前記検出エコー候
補を入力し前記エコー候補が前記時間Δtごとに
順次遷移した時間順位を保持して前記nチヤンネ
ルにわたつて出力された場合のみこれをエコーと
判定する順位検出信号を出力して前記検波パルス
圧縮による出力のうち所定のエコー判定レベルを
超えたものをエコーとして出力させる順位検出回
路とを備えた構成を有する。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例の構成図である。エ
コー検出方法の詳細を第2図に示す。
送信部1はFM送信信号を増幅し切替器2を通
じて送受波器3へ出力する。送受波器3はこれを
FM送信パルス301として送信する FM送信パルス301は、時間ΔtごとにS1
S7の周波数を付与されており、アクテイブソー
ナー装置と水中ソーナー目標6の相対速度差のあ
る場合には、ドツプラー効果によりエコー302
の周波数はΔtごとにD1D7の周波数となる。エ
コー302は送受波器3で電気信号201に変換
され、切替器2を通じて受信部4へ入力される。
受信部4は増幅を行ない、フイルターを通してノ
イズを除き、受信信号401として信号処理部5
へ入力する。入力した受信信号401は、周波数
分析回路501〜507でD1D7の各周波数域
に分離され、振幅検波回路511〜517で検出
される。振幅検波出力541〜547は遅延加算
回路520と振幅出力検出回路551〜557へ
供給される。
振幅出力検出回路551〜557は、振幅検波
出力541〜547が検出レベルに達しているか
を判定し、検出エコー561……567を順位検
出回路570に入力する。これら検出エコーは、
この段階では未だエコー候補である。順位検出回
路570は、検出エコーがFM送信パルスのΔtご
との周波数変化順に対応して、すなわち検出エコ
ー561,562,……,567の順番を保持し
て検出順位1〜7として出力された場合のみこれ
を正しいエコーとして判定し、これら検出エコー
561,562,……,566に対して第2図に
示すように、それぞれΔt×6,Δt×5,……,
Δt×1の時間遅延を施して時間的に最も遅い検
出エコー567と時間的に一致する遅延検出エコ
ー561,562,……,566となし、これら
論理値“1”レベルの遅延検出エコーと処理時間
基準とする検出エコー567の論理積をとる。従
って、遅延検出エコー561,562,……,5
66と検出エコー567がすべて“1”をとる正
しいエコーの場合だけ論理積“1”の順位検出信
号571が出力され目標検出回路530に供給さ
れる。
第1図の回路にノイズが入力した場合を考え
る。第3図は第1図のアクデイブソーナー装置の
ノイズ入力に対する処理内容を示すタイミングチ
ヤートである。
第6図の場合と同じノイズ5410と5440
がそれぞれ振幅検波出力541と544として得
られたとする。これらノイズは検出レベルを超る
ものであれば疑似検出エコー561と562とな
つて、さらに同一の時間領域データとする遅延処
理、および遅延処理後の加算処理を受けて疑似遅
延加算出力521を出力する。ただしこの場合は
前述した順位検出信号571は出力せず、従つて
検出エコー531として出力されることはない。
すなわち、これらノイズが検出エコーとして誤検
出されることはない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明はPDPCを用いてエ
コーを行なうアクテイブソーナー装置において、
受信処理の際にエコーのみをΔtごとに逐次検出
する順位検出を行なうことにより、ノイズ入力に
よる誤り検出を根本的に排除しうるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2
図は第1図のアクデイブソーナー装置のエコー検
出の内容を示す処理タイミングチヤート、第3図
は第1図のアクテイブソーナー装置のノイズ入力
に対する処理内容を示すタイミングチヤート、第
4a図はPDPCを利用する従来の一般的なアクテ
イブソーナー装置の構成図、第4b図はPDPCを
利用するアクテイブソーナー装置のFM送信パル
ス及びエコーの説明図、第5図は第4a図のアク
テイブソーナー装置ののエコー処理を示すタイミ
ングチヤート、第6図は第4a図の従来のアクテ
イブソーナー装置のノイズ入力に対する処理内容
を示すタイミングチヤートである。 1……送信部、2……切替器、3……送受波
器、4……受信部、5……信号処理部、6……ソ
ーナー目標、301……FM送信パルス、302
……エコー、501〜507……周波数分析回
路、511〜517……振波検波回路、520…
…遅延加算回路、530……目標検出回路、57
0……順位検出回路、571……順位検出信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 周波数帯域S1S2,……,Soをそれぞれ時
    間Δtごとに順次遷移するパルス幅nΔTのステツ
    プFM形式のFM送信パルスを発射し水中目標か
    らのエコーを前記周波数帯域ごとに振幅検波し、
    これら振幅検波出力のそれぞれを前記周波数帯域
    soによる受信時間領域Δtに累積加算させて水中
    目標を検知する検波パルス圧縮を行なうアクテイ
    ブソーナー装置において、前記周波数帯域ごとの
    振幅検波出力が水中目標からのエコーと判定する
    ためのあらかじめ設定した検出レベルを超えるか
    否かを判定し前記検出レベルを超えるものを検出
    エコー候補として出力するnチヤンネルの振幅出
    力回路と、前記nチヤンネルの振幅出力検出回路
    の出力する前記検出エコー候補を入力し前記エコ
    ー候補が前記時間Δtごとに順次遷移した時間順
    位を保持して前記nチヤンネルにわたつて出力さ
    れた場合のみこれをエコーと判定する順位検出信
    号を出力して前記検波パルス圧縮による出力のう
    ち所定のエコー判定レベルを超えたものをエコー
    として出力させる順位検出回路とを備えることを
    特徴とするアクテイブソーナー装置。
JP15689687A 1987-06-23 1987-06-23 Active sonar apparatus Granted JPS641991A (en)

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JPS641991A JPS641991A (en) 1989-01-06
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