JPH04155282A - ソーナー信号検出方式 - Google Patents

ソーナー信号検出方式

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JPH04155282A
JPH04155282A JP27772790A JP27772790A JPH04155282A JP H04155282 A JPH04155282 A JP H04155282A JP 27772790 A JP27772790 A JP 27772790A JP 27772790 A JP27772790 A JP 27772790A JP H04155282 A JPH04155282 A JP H04155282A
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Japan
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sonar
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JP27772790A
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Shunichi Kohama
小浜 俊一
Kazumoto Nakahara
中原 一基
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Japan Steel Works Ltd
Technical Research and Development Institute of Japan Defence Agency
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Japan Steel Works Ltd
Technical Research and Development Institute of Japan Defence Agency
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、海面、海底等に向けて使用するソーナーでパ
ルス信号を送信し、ソーナー出力である受信信号から目
標信号を検出するとき、ソーナー出力において同時に受
信される海面、海底、水温躍層(深度方向で急激に水温
が下がる層)、氷塊等からの反射音(残響)及び雑音か
ら目標信号のみを分離、抽出するためのソーナー信号検
出方式に関するものである。
(発明の概要) 本発明は、海面、海底等に向けて使用するソーナーでパ
ルス信号を送信し、ソーナー出力である受信信号から目
標信号を検出するソーナー信号検出方式において、前記
受信信号の現時点以前のデータについて移動平均値を計
算し、現時点のデータと前記移動平均値との差に着目し
て目標信号の分離、抽出を実行することにより、目標検
出の信頼性の向上を図ったものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)アクテ
ィブ方式のソーナーは、パルス信号を送信し、受信信号
の中の目標からの反射音から目標までの距離を検出し、
また異なる位1の受渡器で受信された複数の受信信号中
の目標からの反射音を比較した位相情報から方位を検出
するものである。
ソーナーからパルス信号を送信した後の受信信号は、第
4図のとおり海面、海底で反射を繰り返した音波の残響
音となっている。ソーナーから2回目のパルス信号を送
信し、受信したとき、その受信信号は第5図のとおり1
回目の送信信号分が重なったり、また、深度方向の水温
分布が一様でなく変化していると、その水温躍層から音
波は反射し、残響となって受信された波形となる。した
がって、受信信号の中には目標からの反射音、海面、海
底を繰り返し反射した残響音や海中の体積残響音が混在
している。
このような受信信号の中から目標から反射してきたパル
ス信号(すなわち目標信号)のみを抽出して、短いパル
ス信号の位相を読み取る方法として従来は受信信号を第
61N(A)のようにTVG(Time Variab
le Ga1n)処理し、このTVG処理出力のレベル
の大きさがあるスレショールドレベルTHより大きいも
のを目標信号として扱っていた。前述のとおり受信信号
の中には目標からの反射音と同じ位の大きさの残響音が
あり、この残響音が目標からの反射音を検出するのを大
きく妨害し、目標からの反射音から位相情報を検出でき
なかった1例えば、第6図(A)のTV′G処理出力に
は非目標信号■と目標信号■の両方が含まれ、両方共に
スレショールドレベルTHを越えてしまうため、第6図
(B)の検出出力にはどちらも目標検出の信号が現れて
しまう。
本発明は、上記の欠点をなくすために、目標からの反射
音と残響音とは時間的な立ち上がり特性が興なる点に着
目し、ソーナーの受信信号において処理しようとする現
時点のデータと移動平均値との差を計算して目標からの
反射音のみを正確に検出可能にしたソーナー信号検出方
式を提供する、  ことを目的とする。
(8題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は、水中にパルス信
号をソーナーから送信し、目標からの反射音を含む該ソ
ーナーの受信信号から目標信号を分離、抽出するソーナ
ー信号検出方式において、前記受信信号の現時点以前の
データについて移動平均値を計算し、現時点のデータと
前記移動平均値との差を計算して前記目標信号を検出す
るようにしている。なお、ここでは、現時点以前のデー
タは過去のデータと考えてもよいし、過去及び現時点の
データの両方を含むものと考えてもよい。
(作用) 本発明においては、受信信号をある標本化周波数でサン
プリングして、標本値dを作り出し、実時間で次の式を
用いて処理して目標からの反射音のみを抽出する。
y、 =  dj、h −1/n・Σd、、、   =
−(1)上記計算式において、Y、は計算結果であり、
d4.イは処理するデータで、d J+、は移動平均処
理する現時点以前のn個のデータ列である。
この計算式によれば、第6図の非目標信号■部分を拡大
した第2図(A)の波形のように、立ち上がりのゆるや
かな残響音はYJレベルが所定値により小さくなり、ま
た、第6図の目標信号■部分を拡大した第2図(B)の
波形のように、立ち上がりの急峻な目標からの反響音は
Y、レベルの大きさを保持でき、YJ>Kとなる(但し
、τはサンプリング周期)、従って、この移動平均処理
法を利用した処理においては、後述する第3図の一連の
処理のように、あるスレショールドレベルTHを設ける
ことにより自動的に目標からの反射音のみが検出でき、
位相情報を読み取る点を明確に検出でき、複数の受信信
号の処理結果を組み合わせることで目標方位を測定でき
る。なお、本発明によれば移動平均値は現時点のデータ
の以前のデータを用いて計算する方法であるので、実時
間で処理を行うことができる特徴がある。
(実施例) 以下、本発明に係るソーナー信号検出方式の実施例を図
面に従って説明する。
第1図は本発明の実施例のプロlり図であり、1は送信
パルス信号を発生するパルス信号発生器、2は送信器、
3は水中に送信パルスの音波を送出する送波器である。
該送波器3の音波放射方向は、例えば、海面又は海底方
向である。4は反射音波を受波するための原点用受波器
、4Xは原点用受波器からX軸方向に離間した位置に配
設されたX軸周受波器、4Yは原点用受波器からY軸方
向に離間した位置に配設されたY軸周受波器である。
5.5X、5Yは受波器の受信信号を増幅する増幅器、
6,6X、6Yはアナログ信号である増幅器出力を所定
の標本化周波数でサンプリングしてディジタル信号に変
換するA/D変換器、7,7X、7YはTVG(Tim
e Variable Ga1n)処理を行うTVG処
理器、8.8X、8Yはホールド回路、9Xはホールド
回路8.8Xの出力の位相差を検出する位相検出器、9
Yはホールド回路8,8Yの出力の位相差を検出する位
相検出器、10は両方の位相検出器9X、9Yの出力か
ら目標の方位を算出するための方位計算器である。11
は受信信号の現時点以前のデータについて移動平均処理
を行って前記(1)式のY、を計算する移動平均処理器
、12はTVG処理器の処理結果を用いて所定のスレシ
ョールドレベルを越えた目標と推定される信号を検出す
るとともに、移動平均処理器の処理結果を用いて計算結
果Y1が所定のスレショールドレベルを越えた目標と推
定される信号を検出する信号検出処理器、13は信号検
出処理器の出力を受けて前記ホールド回路8.8X、8
Yのホールド動作を行わせるトリガー信号を発生するト
リガー信号発生器である。このトリガー信号発生器13
は、TVG処理結果による目標と推定される信号の検出
と、移動平均処理結果による目標と推定される信号の検
出とが同時に発生したときのみトリガー信号を出力する
次に上記実施例の動作説明を第3図を用いて行う。
第3図(A)はアクティブ・ソーナーにおけるパルス信
号送信のための送信スタート信号で、ここでは0.5秒
おきにパルスが出力されている。この送信スタート信号
に同期して送波器3より水中にパルス信号が送信される
パルス信号が送信されたのち、目標等から反射されて受
波器4,4X、4Yで受波され、増幅器5゜5X、5Y
で増幅された受信信号が第3図(B)である、受信信号
には目標からの反射音(目標信号)の他に残響音が含ま
れ、時間とともに受信信号レベルは変化する。
第3図(C)は受信信号をA/D変換器6.6X。
6Yでディジタル信号に変換後の現信号と、受信信号レ
ベルが時間とともに変化するのを後処理の為にその変化
が小さくなる如く(近距離からの反射についてはゲイン
を小さく、遠距離になるに従ってゲインが大きくなる如
く)所定のTVGカーブに従ってTVG処理器7,7X
、7Yt”TVG処理した信号を示している。ホールド
回路8,8X、8Y及び移動平均処理器11には第3図
(C)のTVG処理後の信号が加えられる。
第3図(D)は移動平均処理前の現信号と、移動平均処
理器11″′C″TVG処理後の現信号に対して式(1
)の移動平均処理を施した信号を示す、また、第3図(
E)はTVG処理結果に適切なスレショールドレベルT
HIを設け、これより大きいレベルの受信信号を検出す
る動作を示し、第3図(F)は移動平均処理結果に適切
なスレショールドレベルTH2を設け、TH2より大き
いレベルの受信信号を検出する動作を示し、第3図(G
)は同図(E)。
(F)の論理和(掛は算)から目標からの反射音のみを
検出した状況であり、これらの動作は信号検出処理器1
2によって実行される。
トリガー信号発生器13は第3図(G)の信号を受けて
トリガー信号をホールド回路8,8X、8Yに加え、第
3図(H)のようにホールド回路のホールド動作により
目標からの反射音の位相を検出した結果を得る。相互に
異なる位1に配設された受渡器4.4X、4Yで受信さ
れた受信信号に含まれる目標信号の位相は目標の方位に
従って相互に位相のずれが発生するから、基準となる原
点用受波器4に対応したホールド回路8とX軸周受波器
4Xに対応したホールド回路8Xとの出力を受ける位相
検出器9XによりX軸方向の位相差が検出され、同様に
原点用受波器4に対応したホールド回路8とY軸周受波
器4Yに対応したホールド回路8Yとの出力を受ける位
相検出器9YによりY軸方向の位相差が検出される。そ
して、位相検出器9X、9Yの出力を受ける方位計算器
10によって目標の方位が算出される。
(発明の効果〉 以上説明したように、本発明のソーナー信号検出方式は
、ソーナー受信信号をサンプリングし、現時点以前のデ
ータについて移動平均値を計算し現時点のデータと前記
移動平均値との差を順次演算しており、時間的に立ち上
がりの急峻なデータはレベルが保存されるが、立ち上が
り時間のゆるやかなデータは除去される。従って、目標
信号の立ち上がり時間は急峻な特性をもつために検出さ
れ、海面、海底、水温躍層、氷塊等からの残響音はレベ
ル特性において時間的な立ち上がりゆるやかであること
から除去できる。このように、本発明で述べた処理にお
いて、目標信号と残響音との分離ができ、目標信号のみ
を自動的に検出し、位相情報等の切り出しができるので
、自動信号検出を要するソーナー装置に応用すれば極め
て有用である。また、各種海洋音響機器において信号検
出処理に応用することもできて、産業上有効なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るソーナー信号検出方式の実施例を
示すブロック図、第2図は本発明の原理説明図、第3図
は本発明の実施例の動作説明図、・  第4図はパルス
信号送信後の海面、海底で反射した残響音を含む受信信
号波形を示す説明図、第5図はパルス信号送信を繰り返
した場合の受信信号波形を示す説明図、第6図は従来の
TVG処理後の受信波形を示す説明図である。 1・・・パルス信号発生器、2・・・送信器、3・・・
送波器、4,4X、4Y・・・受波器、5,5X、5Y
・・・増幅器、6.6X、6Y、、、A/D変換器、7
.7X、7Y・・・TVG処理器、8,8X、8Y・・
ホールド回路、9X、9Y・・・位相検出器、10・・
・方位計算器、11・・・移動平均処理器、12・・・
信号検出処理器、13・・・トリガー信号発生器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水中にパルス信号をソーナーから送信し、目標か
    らの反射音を含む該ソーナーの受信信号から目標信号を
    分離、抽出するソーナー信号検出方式において、前記受
    信信号をサンプリングして現時点以前のデータについて
    移動平均値を計算し、現時点のデータと前記移動平均値
    との差を計算して前記目標信号を検出することを特徴と
    するソーナー信号検出方式。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004340942A (ja) * 2003-04-03 2004-12-02 Mitsubishi Electric Information Technology Centre Europa Bv 分散型センサネットワークにおける到来時間差の決定
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