JPH06134647A - クーラント供給方法および装置 - Google Patents

クーラント供給方法および装置

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JPH06134647A
JPH06134647A JP33379992A JP33379992A JPH06134647A JP H06134647 A JPH06134647 A JP H06134647A JP 33379992 A JP33379992 A JP 33379992A JP 33379992 A JP33379992 A JP 33379992A JP H06134647 A JPH06134647 A JP H06134647A
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誠 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切削加工部へのクーラント供給方法および装
置に関し、切削工具先端の切刃部のすくい面へ、加工
中、常に充分な圧力、流量の高圧クーラントを直接的に
噴出されるようにして、切削加工部の切削熱の奪熱およ
び切屑の排出を迅速、確実に行う。 【構成】 切削工具12の工具本体外周に工具先端の切刃
部に向けて軸線と平行に凹形状のクーラント供給溝13を
形成し、工具ホルダ5に装着した切削工具12の後端部に
高圧のクーラントを導入し、該クーラントがクーラント
供給溝13内を流通して工具先端の切刃部のすくい面に直
接当たるように噴出させる方法とその装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フライス盤やマニシン
グセンタ等の工作機械で、エンドミル、ボールエンドミ
ル、ドリル、フライスカッタ等の切削工具による加工を
行う場合の切削加工部へのクーラント供給方法および装
置に関するものである。なお、本発明ではクーラントと
は、切削液、加圧エアー等の冷却作用および切屑排出作
用を行う流体のことを言う。また、切削工具をシャンク
部と切刃部とに分け、それら両部を総称して工具本体と
いう。そして、切刃部を更に途中の切刃部と先端の切刃
部とに分け、該先端の切刃部とは、例えばねじれ切刃の
工具の場合、工具先端から数えて一重目の切刃のある領
域をいう。
【0002】
【従来の技術】第1の従来技術として、例えば実公昭6
2−21403号公報に記載の工具主軸の後端から工具
主軸内部を流通し、更に工具主軸先端に装着した工具ホ
ルダおよび工具の貫通孔を流通して、クーラントを工具
先端から噴出させるようにした、いわゆるスピンドルス
ルークーラントがある。また、クーラントを工具主軸内
部を流通させずに、工具ホルダに流体回転継手を設け
て、外部から工具ホルダ内にクーラントを送り込み、工
具ホルダに装着した工具の貫通孔を流通させて工具先端
から噴出させるようにした、いわゆるツールスルークー
ラントがある。
【0003】これらの場合に用いる貫通孔を備えた切削
工具の構造は、例えば実開昭63−38917号公報に
エンドミルの実施例が開示されている。すなわち、工具
後端から軸心に孔をあけ、先端直前で二股に分岐して工
具先端の逃げ面に開口するように貫通孔を形成してあ
る。
【0004】第2の従来技術として、実開平1−132
327号公報に記載の鋳抜き孔用タップがある。これは
タップの内部軸方向に油孔を貫通すると共に、シャンク
外周にタップ溝に連通する油溝を形成した鋳抜き孔用タ
ップで、止まり穴のタッピングの場合は、油孔および油
溝から供給する両方のクーラントが潤滑、冷却、切屑排
出の作用をする。貫通孔のタッピングの場合は、油孔か
ら供給するクーラントは、そのままワーク外部へ流出し
てしまうが、シャンク外周に設けた油溝からクーラント
が供給されるので潤滑、冷却、切屑排出の作用が効果的
に行われるというものでる。
【0005】第3の従来技術として、実公平4−274
3号公報記載のエンドミルがある。これは当該公報の第
1図に示すごとく、エンドミル本体20の外周後端部に、
エンドミル本体の長手方向に沿って、エンドミル本体の
後端側から切屑排出溝22まで延びるクーラント供給溝25
を形成し、エアーや油等をこの溝25に向けて噴出させる
ようにしたものである。これによって切屑が円滑に排出
できることと、更に工具先端部に穴がないので再研磨も
行えるというものである。
【0006】第4の従来技術として、特開平4−253
09号公報に記載の切削方法およびそれに用いる装置が
ある。これは工具の切刃として超微粒子超硬合金製のも
のを用い、高圧水吐出ノズルから切削点に向って吐出圧
10Kg/cm2 以上の高圧流体を投射するようにしたもの
である。これによって、切削点が高圧液体によって瞬時
に冷され、切削点での発熱が殆んど工作物および切削工
具切刃内部に伝導しないため、工作物も切刃も熱的ダメ
ージを受けることがないというものである。
【0007】第5の従来技術として、実開平4−734
40号公報に記載の工作機械における回転工具の給油装
置がある。ただし、該公報は本願の国内優先権主張の基
礎出願日以降に公開されたので公知資料ではないが、本
願の先願に当たるので、参考に述べる。この公報の技術
は、工具と共に回転する回転部材内にクーラントの給油
路を形成し、この給油路の出口側先端を工具の外周に向
けて構成したものである。供給されるクーラントと工具
とは同一回転数で回転するのでクーラントが回転する工
具にはじき飛ばされることなく、充分に注油される。ま
た、クーラントと工具との位置関係は、X、Y、Zの送
り運動を行っても変わることがなく、常に工具の設定し
た位置にクーラントが供給されるというものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】切削加工は、ワークよ
り硬くて強い工具に回転力を与えながらワークに押し付
けて相対運動を行わせ、剪断作用により切屑を発生させ
ワークを所望形状に仕上げるものである。このとき、主
に剪断仕事および切屑と工具との摩擦仕事により切削熱
が発生する。この切削熱は、工具に伝達し工具の寿命を
短くし、また、構成刃先を生成して加工面粗さを悪化さ
せる等の悪影響を引き起こす。よって、発生した切削熱
をいち早く確実にクーラントで冷却し、これらの悪影響
をなくす必要がある。そのためには、切屑の発生するワ
ークの剪断部および切屑と工具のすくい面との間の摩擦
部に高圧クーラントを噴射し、発生した切削熱が工具や
ワークに伝達しないうちにクーラントで冷却して奪取
し、かつ、切削熱を保有している切屑もクーラントと一
緒に吹き飛ばさなければならない。つまり、切削加工部
およびその近傍に充分な圧力と流量を有した高圧クーラ
ントを常時切刃部に向けて噴射させなければならないの
である。
【0009】第1の従来技術は、この切削加工部のでき
るだけ近くにクーラントを供給しようとしたものであ
る。そのときエンドミル内部にクーラントが流通する貫
通孔を形成しなければならないが、超硬工具などの場
合、この貫通孔の形成が難しい。また、工具先端中心に
切刃があるボールエンドミルやドリルなどの場合は、そ
の切刃部をよけた逃げ面に貫通孔を開口させる必要か
ら、屈曲したり二股に分岐した貫通孔を形成する必要が
あり更に難しい。さらに小径エンドミルの場合は、貫通
孔を形成したため工具の強度が下がり、軸部の切損や刃
先の欠けが生じ易くなる。そして、貫通孔の内径自体も
大きくできず、充分なクーラント流量が確保されないと
いう問題点がある。
【0010】第2の従来技術は、比較的低速切削であ
る、ねじ切り作業の工具としてのタップの構成を開示し
たものであり、油溝から供給するクーラントは低圧、少
量で、タップの回転に伴なって油溝からはみ出して、む
しろ加工すべき、ねじ部に浸み込んで行く程度が好まし
い。これに対しエンドミル、フライスカッタ、ドリルな
どの切削工具は、比較的高速切削を行う必要から、この
従来技術を適用することができない。つまり、高速で回
転するエンドミル等の切削工具の場合は、充分な圧力、
流量の高圧クーラントが切削加工部へ直接的に噴射され
なければならない。よって、この第2の従来技術をエン
ドミル、ボールエンドミル、ドリル、フライスカッタ等
の切削工具による加工部へのクーラント供給技術に適用
するには問題がある。
【0011】第3の従来技術は、凹形状のクーラント供
給溝がシャンク部に最も近い切屑排出溝までしか形成さ
れていないため、クーラントをクーラント供給溝に沿っ
て高圧で噴出させた場合、シャンク部に近い切刃部分で
クーラントをはじいてしまい、工具先端の切刃部までク
ーラントが充分に到達しない不都合がある。エンドミル
先端部のみを使う比較的浅い溝切り加工、ボールエンド
ミルやドリルの先端部の切刃を使う加工などの通常よく
行われる加工の場合には、特にこの不都合が顕著で、切
削加工部の充分な冷却や迅速な切屑排出が行われないと
いう問題点がある。
【0012】第4の従来技術は、クーラント吐出ノズル
を用いているので、工具の径、長さに応じて切削加工部
へクーラントが噴射されるように手動または自動でノズ
ルの方向を変える必要がある。また、ノズルとワークと
が干渉したり、段取り作業の障害になったりする不都合
がある。さらに、ワーク形状や加工部位によっては、そ
のワーク形状に妨げられ切削加工部へクーラントが直接
的に噴射されない問題点がある。
【0013】第5の従来技術は、回転部材内の給油路出
口を工具の外周に向けて形成しなければならず、工具
長、工具径に応じて給油路出口の噴射角度を変えなけれ
ばならないという不都合がある。したがって本発明の目
的は、上述の問題を解決し、すなわち、工具長、工具径
によらず、常に充分な圧力および流量の高圧クーラント
が切削加工部へ直接的に噴出されるようにしたクーラン
ト供給方法および装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、切削加
工部へのクーラント供給方法において、切削工具の工具
本体外周にシャンク部の後端から切削工具先端の切刃部
に向けて軸線と平行に少なくとも一本の直線状で凹形状
のクーラント供給溝を刻設し、クーラントを導入可能な
工具ホルダに前記切削工具を装着し、高い圧力のクーラ
ントを前記切削工具のクーラント供給溝に導入し、該ク
ーラントが前記クーラント供給溝内を流通して、切削加
工中、常に前記切削工具先端の切刃部にクーラントが噴
出されるようにしてなるクーラント供給方法を提供す
る。
【0015】また本発明は、切削加工部へのクーラント
供給方法において、切削工具を装着する工具ホルダの工
具装着孔の内周面の軸線と平行に少なくとも一本の凹形
状のクーラント供給溝を刻設し、前記工具ホルダの工具
装着孔にクーラントを導入し、該クーラントを前記切削
工具の外周に沿って該切削工具の先端の切刃部に向け
て、高い圧力で噴出するようにしてなるクーラント供給
方法を提供する。
【0016】また本発明は、切削加工部へのクーラント
供給装置において、工具本体外周にシャンク部の後端か
ら先端の切刃部に向けて軸線と平行に少なくとも一本の
直線状で凹形状をしたクーラント供給溝を刻設した切削
工具と、該切削工具を装着し、前記クーラント供給溝に
クーラントを導入可能にした工具ホルダと、クーラント
を前記工具ホルダに高い圧力で導入し、クーラントが前
記クーラント供給溝を流通して前記切削工具の先端の切
刃部へ噴出可能にしたクーラント供給源とを具備してな
るクーラント供給装置を提供する。
【0017】また本発明は、切削加工部へのクーラント
供給装置において、工具本体外周にシャンク部の後端か
ら先端の切刃部に向けて軸線と平行に少なくとも一本の
直線状で凹形状のクーラント供給溝を刻設した切削工具
と、該切削工具を装着し、前記クーラント供給溝にクー
ラントを導入可能にした工具ホルダと、前記工具ホルダ
を主軸に装着するドローバー内に設けられ、前記工具ホ
ルダ内のクーラント供給孔に接離可能なクーラント供給
管路と、クーラントを前記クーラント供給管路を介して
前記工具ホルダに高い圧力で導入し、クーラントが前記
切削工具に設けたクーラント供給溝を流通して前記切削
工具の先端の切刃部へ噴出可能にしたクーラント供給源
とを具備してなるクーラント供給装置を提供する。
【0018】また本発明は、切削加工部へのクーラント
供給装置において、工具装着孔の内周面に軸線と平行に
設けた少なくとも一本の凹溝を有し、前記工具装着孔に
クーラントを導入可能にした工具ホルダと、クーラント
を前記工具ホルダに高い圧力で導入し、クーラントが前
記凹溝内を流通し、切削工具の外周に沿って該切削工具
の先端の切刃部に向けて噴出するようにしたクーラント
供給源とを具備してなるクーラント供給装置を提供す
る。
【0019】また本発明は、切削加工部へのクーラント
供給装置において、切削工具を受け入れて把持するすり
割溝を有するコレットを緊締、弛緩可能に装着し、前記
コレットの工具装着孔にクーラントを導入可能にした工
具ホルダと、クーラントを前記工具ホルダに高い圧力で
導入し、クーラントが前記コレットのすり割溝を流通し
て把持している切削工具の外周に沿って該切削工具の先
端の切刃部に向けて噴出するようにしたクーラント供給
源とを具備してなるクーラント供給装置を提供する。
【0020】
【作用】スピンドルスルークーラント装置またはツール
スルークーラント装置によって工具ホルダへ導入された
高圧クーラントは、工具ホルダに装着した切削工具のク
ーラント供給溝を流通して、または切削工具の外周に沿
って切削加工部へ噴出する。このとき、クーラント供給
溝は切削工具先端の切刃部に向けて軸線と平行に形成し
開口しているので、クーラントは必ず切削加工部へ直接
的に当たるように噴出される。クーラントは、工具ホル
ダおよび切削工具と同一速度で回転しながら、しかも遠
心力で外周方向へ飛ばされない充分な圧力、流量を持っ
て噴出されるので、切削加工中、常に切削加工部を冷却
し、切屑を排出する働きをする。また、このときクーラ
ントは切削工具に設けたクーラント供給溝内を通るの
で、クーラントがワークに妨げられることなく確実に切
削加工部に噴出される。更に、クーラントは切削工具の
外周に沿って平行に噴出するので、工具長や工具径によ
って噴出角度を変える必要がない。
【0021】
【実施例】図1は、本発明のクーラント供給装置の構成
図、図2は、本発明に用いるエンドミルの一例を示し、
(a)は正面図、(b)は(a)のA−A断面図、図3
は本発明に用いるボールエンドミルの一例を示し、
(a)は正面図、(b)は(a)のB−B断面図、図4
は、本発明に用いるドリルの一例を示し、(a)は正面
図、(b)は(a)のC−C断面図、図5は、本発明に
用いるフライスカッタの一例を示し、(a)は正面図、
(b)は(a)のD−D断面図、図6は、本発明のクー
ラントの作用を示す説明図、図7(a)は、本発明の他
の実施例を示す要部構成図で、(b)は、そのE−E断
面図、図8(a)は、本発明の別の実施例を示す要部構
成図で、(b)は、そのF−F断面図である。
【0022】図1において、工具主軸1は、主軸ハウジ
ング2にベアリング3によつて回転自在に支承され、図
示しない駆動装置によって回転される。4は、ベアリン
グ押えである。工具ホルダ5は、その後端部に螺着され
たプルスタッド6をドローバー7で引き上げることによ
り、工具主軸1の先端テーパ孔に装着される。8は、工
具ホルダ5の回転方向位置決めをするキーである。ドロ
ーバー7の内側にはパイプ9が挿嵌され先端はプルスタ
ッド6に当接し、工具主軸1と一体的に回転する。パイ
プ9の後端には流体回転継手10が設けられ、クーラント
供給源11から吐出されたクーラントは、パイプ9内に送
り込まれるようになっている。
【0023】一方、工具ホルダ5の先端部にはエンドミ
ル12が着脱自在に装着される。エンドミル12の工具本体
外周には、後述の凹形状をしたクーラント供給溝13が先
端の切刃部直前まで形成されている。プルスタツド6、
工具ホルダ5にはパイプ9と連通する貫通孔が穿設され
ており、クーラント供給源11から吐出されたクーラント
は、パイプ9、プルスタッド6、工具ホルダ5を通過
し、エンドミル12のクーラント供給溝13を流通して、最
終的にエンドミル12の先端の切刃部に向けて噴出される
ように構成されている。
【0024】図2は、本発明に用いるエンドミル12であ
る。図示のものは、4枚刃のエンドミルであり、ねじれ
た切刃14a、14b、14c、14dと逃げ溝15を有してい
る。シャンク16の外周には、凹形状のクーラント供給溝
13がエンドミル12の後端面17から軸線と平行に、途中の
切刃部を貫通して切刃14a、14cの最先端部に向けて2
本刻設してある。クーラント供給溝13は、シャンク部に
刻設された部分13a、切刃14cを貫通する部分13b、切
刃14bを貫通する部分13cとに分かれているが直線状に
連なっており、一本の溝とみなしている。
【0025】このクーラント供給溝13の断面形状は、図
示のように角形状ばかりでなく、半円形状、半楕円形状
等、その他の形状でも良い。そして二本のクーラント供
給溝13の深さ部の径dは、切刃14の外径Dより小さい。
つまり、クーラント供給溝13は切刃部外周面より、より
奥に切込んである。これは、クーラント供給溝13は、最
先端の切刃に向かって開口している、すなわち、クーラ
ント供給溝13の延長線は、必ず工具先端の切刃部14にぶ
つかるように構成するためである。よって、シャンク部
の外径が切刃部の外径より大きく形成されているエンド
ミルについては、深いクーラント供給溝を刻設する必要
がある。なお、クーラント供給溝13bと切刃14cとの交
差部、13cと14bとの交差部などの鋭利な部分は、面取
りを施して切刃の欠けを防止している。
【0026】図6に、エンドミル12を工具ホルダ5に装
着した図を示す。このエンドミル12のシャンク16は、工
具ホルダ5の工具装着孔18に装着され、クーラントが孔
19を通って工具装着孔18に流入する。すると、クーラン
トは二つの凹溝13、13を流通してエンドミル12先端方向
に噴出する。エンドミル12による加工中は、工具主軸
1、工具ホルダ5、エンドミル12は共に回転し、内部の
クーラントも等速で回転する。主軸を高速回転させた場
合においても、クーラント供給溝13から噴出したクーラ
ントが工具先端の切刃部に確実に高圧で噴射される程度
の高い圧力(例えば70Kg/cm2 )でクーラントを供給
し、クーラント供給溝13から噴出したクーラントは直接
的に工具先端の切刃部に当たるようにしてある。
【0027】クーラント供給溝13の断面積は、エンドミ
ル内部に孔をあけるよりも大きくでき、それだけ流量も
かせげる。したがって、いかなる場合でも常にクーラン
トは充分な圧力、流量で工具先端の切刃、つまり切削加
工部に供給され、迅速に切削熱を奪熱し切屑を排出する
作用を行う。エンドミル12のシャンク部より先端方向の
切刃部全域を使用するような深溝加工や側面加工の場合
は、クーラント供給溝13aと13bとの間、13bと13cと
の間の開放部からクーラントが漏れ出しており、工具先
端部ばかりでなく切刃全域にわたってクーラントが供給
されることになり、あらゆる加工に対して切削熱の奪熱
および切屑排出作用を行えるのである。
【0028】別の実施例として、図1のクーラント供給
装置において、クーラント供給溝13を刻設したエンドミ
ルの代わりに、クーラント供給溝のない通常のエンドミ
ルを装着し、図7または図8のような工具ホルダを用い
て、高圧クーラント(例えば70Kg/cm2 )をエンドミ
ル外周に沿って工具先端方向に噴出させるクーラント供
給方法がある。
【0029】図7、図8の工具ホルダ5の先端部には切
削工具(本実施例ではエンドミル12)が把持され、その
把持方法としてテーパチャック式(図7)と、コレット
チャック式(図8)の二通りの構造を開示している。図
7を参照すると、エンドミル12は、工具ホルダ5の工具
装着孔18に挿入され工具ホルダ先端のテーパ部25をリン
グ23で緊締することにより固着されている。工具装着孔
18は、クーラント供給孔19およびプルスタッド6の貫通
孔を介してパイプ9と連通され、クーラント供給源11か
らクーラントを導入可能になっている。工具装着孔18の
内周面には180 °対向する位置に軸線と平行に二本の凹
溝24が工具ホルダ5の先端面まで刻設されている。工具
装着孔18にエンドミル12を挿着すると、この凹溝24はエ
ンドミル12の外周面とによりクーラント流通路となり、
クーラントはエンドミル12の外周に沿ってエンドミル12
の先端方向に噴出する。
【0030】次に図8を参照すると、エンドミル12はコ
レットチャックにより、工具ホルダ5に装着されてい
る。コレットチャックは工具ホルダ5に螺着されたリン
グ23の内部に、すり割り22により四分割されたコレット
21が挿入され、リング23を回転させてコレット21の内径
を拡縮させ、エンドミル12を着脱自在に装着するように
なっている。クーラント供給源11からのクーラントは、
パイプ9、プルスタッド6の貫通孔、工具ホルダ5のク
ーラント供給孔19を流通してコレット21が収納されてい
る空間内に導入可能になっている。その後、すり割り22
の隙間を通り、エンドミル12の外周に沿ってエンドミル
12の先端方向へ噴出される。噴出されたクーラントの作
用は、図7の場合と同様なので説明は省く。
【0031】従来のクーラント吐出ノズルを高速回転す
るエンドミルの外部に設け、該ノズルからクーラントを
エンドミルに向けて噴射する方法があるが、高速で回転
するエンドミルの周囲には、ほぼ等速で回転する空気層
があり、その空気層を打ち破ってエンドミルの切刃部の
すくい面に直接的にクーラントを当てるのは困難であっ
た。つまり、クーラントは、ほとんど空気層ではじき飛
ばされていた。
【0032】本発明は、エンドミルに形成したクーラン
ト供給溝内にクーラントを流通させた状態で、または工
具ホルダ内部の凹溝やコレットのすり割り部を介してエ
ンドミル外周に沿ってクーラントを噴出した状態でエン
ドミルを高速で回転させるので、エンドミル外周を取り
巻く空気層の内部にクーラントがすでに存在することに
なり、空気層を打ち破ることなくエンドミル先端の切刃
部のすくい面に直接的にクーラントを噴出することがで
きるのである。また、クーラントとして切削液などの液
体ばかりでなく、加圧エアーを用い、このエアーを噴出
し、切刃部の冷却および切屑の排出を行わせても良い。
【0033】本発明によるクーラント供給方法および装
置は、このように構成したことにより、従来技術の問題
点である切削工具に貫通孔を形成する困難さがなく、し
かも小径工具の場合に貫通孔を設けて工具の強度が不足
したり、貫通孔が小径のため充分なクーラント流量が確
保されないということがなくなった。また、クーラント
供給溝または切削工具外周を流通したクーラントは、必
ず切刃部を直撃するように噴出される。さらに、外部に
設けたクーラント吐出ノズルによるクーラント供給のよ
うに、手動または自動によるノズル角度の調節の必要が
なく、しかもワーク形状や加工部位によっては切削加工
部へ直接的にクーラントが投射されない、あるいは切削
工具外周を、ほぼ等速で周回する空気層にクーラントが
はじき飛ばされるという不都合が解消された。
【0034】本実施例では、クーラント供給溝または凹
溝を二本形成した場合について述べたが、少なくとも一
本あれば、それなりの効果を発揮する。しかし、クーラ
ント供給溝は工具先端の切刃の数だけ、それぞれの切刃
部に向けて設けることが最も望ましい。また、他の形式
の工具ホルダを用いても、装着した切削工具外周に沿っ
てクーラントが工具先端方向に噴出される構成ならば良
い。さらに、スピンドルスルークーラント方式ではな
く、工具ホルダにクーラントを導入するツールスルーク
ーラント方式であっても良いことは言うまでもない。
【0035】次に、図3のボールエンドミルについて説
明する。図2のボールエンドミルは、4枚刃のボールエ
ンドミルで、クーラント供給溝13も4本設けた場合の図
である。クーラント供給溝13は、シャンク部16にシャン
ク後端面17からシャンク16の軸線と平行にかつ直線状に
刻設されている。そのクーラント供給溝13は、それぞれ
の切刃部14a、14b、14c、14dのすくい面に向って開
口されている。このボールエンドミルにおいても、前記
図1に示すエンドミルで説明したように、高圧クーラン
トはクーラント供給溝13を通り、工具先端の切刃部14
a、14b、14c、14dのすくい面に向って噴射されるの
で、その高圧クーラントの作用で切刃部の切削による発
熱が奪取されるばかりでなく、切刃部に付着しようとす
る切屑を直撃して飛散させるのである。したがって前述
のエンドミルで説明したことと同様に作用、効果がある
ものである。ここでは重複するので説明を省略する。
【0036】次に、図4のドリルの場合を説明する。ク
ーラント供給溝13は、シャンクの後端面17から軸線と平
行でかつ直線状に、途中で切刃部を貫通してドリル先端
の切刃部14のすくい面に向けて開口するように二本刻設
されている。なお、図中、20の一点鎖線は、ドリルが回
転したときの軌跡を示したものである。
【0037】次に、図5のフライスカッタの場合を説明
する。ここには代表例として、あり溝フライスを示して
いる。シャンク16には後端面17から軸線と平行にかつ直
線状に、工具先端の切刃部14のすくい面に向かって五本
のクーラント供給溝13が刻設されている。この様に構成
することにより、クーラントは必ず切刃部のすくい面に
供給されるのである。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のクーラン
ト供給方法および装置によれば、切削工具のシャンク外
周に形成したクーラント供給溝に流通させた高圧クーラ
ントは切刃部のすくい面に直接的に当たるように噴出さ
れるので、切削加工中、常に充分な圧力、流量の高圧ク
ーラントが途中の切刃部やワークの形状に妨げられるこ
となく確実に切削加工部に供給される。また、工具ホル
ダ内部に設けた凹溝やすり割りによって切削工具外周に
沿って噴出させたクーラントも、同様に切削加工部に確
実に供給される。
【0039】したがって、切削加工部における切削熱の
奪熱や切屑の排出が迅速、確実に行われるので加工能率
が向上し、また切屑の噛みこみがなので高精度な切削加
工が行える。また、奪熱効果が大きいので切削工具の寿
命が延び、経済的である。更に本発明によれば、切削工
具の長さや工具径によりクーラントの噴出位置や角度を
変える必要がないので自動化が達成し易くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクーラント供給装置の構成図である。
【図2】本発明に用いるエンドミルの一例を示し、
(a)は正面図、(b)は(a)のA−A断面図であ
る。
【図3】本発明に用いるボールエンドミルの一例を示
し、(a)は正面図、(b)は(a)のB−B断面図で
ある。
【図4】本発明に用いるドリルの一例を示し、(a)は
正面図、(b)は(a)のC−C断面図である。
【図5】本発明に用いるフライスカッタの一例を示し、
(a)は正面図、(b)は(a)のD−D断面図であ
る。
【図6】本発明のクーラントの作用を示す説明図であ
る。
【図7】本発明の他の実施例を示し、(a)は要部構成
図、(b)は、そのE−E断面図である。
【図8】本発明の別の実施例を示し、(a)は要部構成
図、(b)は、そのF−F断面図である。
【符号の説明】
1 工具主軸 5 工具ホルダ 9 パイプ 10 流体回転継手 11 クーラント供給源 12 エンドミル 13 クーラント供給溝 14 切刃 16 シャンク 18 工具装着孔 21 コレット 22 すり割り 23 リング 24 凹溝。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切削加工部へのクーラント供給方法にお
    いて、切削工具の工具本体外周にシャンク部の後端から
    切削工具先端の切刃部に向けて軸線と平行に少なくとも
    一本の直線状で凹形状をしたクーラント供給溝を刻設
    し、クーラントを導入可能な工具ホルダに前記切削工具
    を装着し、高い圧力のクーラントを前記切削工具のクー
    ラント供給溝に導入し、該クーラントが前記クーラント
    供給溝内を流通して、切削加工中、常に前記切削工具先
    端の切刃部にクーラントが噴出されるようにしたことを
    特徴とするクーラント供給方法。
  2. 【請求項2】 切削加工部へのクーラント供給方法にお
    いて、切削工具を装着する工具ホルダの工具装着孔の内
    周面に軸線と平行に少なくとも一本の凹形状のクーラン
    ト供給溝を刻設し、前記工具ホルダの工具装着孔にクー
    ラントを導入し、該クーラントを前記切削工具の外周に
    沿って該切削工具の先端の切刃部に向けて、高い圧力で
    噴出するようにしたことを特徴とするクーラント供給方
    法。
  3. 【請求項3】 切削加工部へのクーラント供給装置にお
    いて、工具本体外周にシャンク部の後端から先端の切刃
    部に向けて軸線と平行に少なくとも一本の直線状で凹形
    状のクーラント供給溝を刻設した切削工具と、該切削工
    具を装着し、前記クーラント供給溝にクーラントを導入
    可能にした工具ホルダと、クーラントを前記工具ホルダ
    に高い圧力で導入し、クーラントが前記クーラント供給
    溝を流通して前記切削工具の先端の切刃部へ噴出可能に
    したクーラント供給源とを具備したことを特徴とするク
    ーラント供給装置。
  4. 【請求項4】 切削加工部へのクーラント供給装置にお
    いて、工具本体外周にシャンク部の後端から先端の切刃
    部に向けて軸線と平行に少なくとも一本の直線状で凹形
    状のクーラント供給溝を刻設した切削工具と、該切削工
    具を装着し、前記クーラント供給溝にクーラントを導入
    可能にした工具ホルダと、前記工具ホルダを主軸に装着
    するドローバー内に設けられ、前記工具ホルダ内のクー
    ラント供給孔に接離可能なクーラント供給管路と、クー
    ラントを前記クーラント供給管路を介して前記工具ホル
    ダに高い圧力で導入し、クーラントが前記切削工具に設
    けたクーラント供給溝を流通して前記切削工具の先端の
    切刃部へ噴出可能にしたクーラント供給源とを具備した
    ことを特徴とするクーラント供給装置。
  5. 【請求項5】 切削加工部へのクーラント供給装置にお
    いて、工具装着孔の内周面に軸線と平行に設けた少なく
    とも一本の凹形状のクーラント供給溝を有し、前記工具
    装着孔にクーラントを導入可能にした工具ホルダと、ク
    ーラントを前記工具ホルダに高い圧力で導入し、クーラ
    ントが前記クーラント供給溝内を流通し、切削工具の外
    周に沿って該切削工具の先端の切刃部に向けて噴出する
    ようにしたクーラント供給源とを具備したことを特徴と
    するクーラント供給装置。
  6. 【請求項6】 切削加工部へのクーラント供給装置にお
    いて、切削工具を受け入れて把持するすり割溝を有する
    コレットを緊締、弛緩可能に装着し、前記コレットの工
    具装着孔にクーラントを導入可能にした工具ホルダと、
    クーラントを前記工具ホルダに高い圧力で導入し、クー
    ラントが前記コレットのすり割溝を流通して把持してい
    る切削工具の外周に沿って該切削工具の先端の切刃部に
    向けて噴出するようにしたクーラント供給源とを具備し
    たことを特徴とするクーラント供給装置。
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