JPH0613402U - たばこ残幹用抜根粉砕機 - Google Patents

たばこ残幹用抜根粉砕機

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JPH0613402U
JPH0613402U JP5334992U JP5334992U JPH0613402U JP H0613402 U JPH0613402 U JP H0613402U JP 5334992 U JP5334992 U JP 5334992U JP 5334992 U JP5334992 U JP 5334992U JP H0613402 U JPH0613402 U JP H0613402U
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影文 丸野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 たばこ残幹の処理を容易にした。 【構成】 農用トラクタなどの走行機体に連結された前
後機枠(3) の前部位置に、左右一対のスクリュー刃体
(5),(5) を回転自在に設けると共に、同スクリュー刃体
(5),(5) の後部には、掻き込み用回転体(6-1),(6-2),(6
-3) を複数個横架して、同掻き込み用回転体(6-1),(6-
2),(6-3) は、上下に離して設置しながら中間部に搬送
通路(13)を形成し、かつ、同掻き込み用回転体(6-1),(6
-2),(6-3)の後部には、粉砕用カッター(7) を回転自在
に設けて上部をカバー体(14)にて覆い、しかも、粉砕用
カッター(7) の下側位置には、同粉砕用カッター(7) の
回転軌跡(15)に沿って網目状金具(16)を配設した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たばこの残幹を粉砕して処理するたばこ残幹用抜根粉砕機に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来、圃場に植立するたばこの残幹を抜き取って切断しながら袋に収納するも のとしては、特開昭63-152901 号公報に示すものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来例のものは、たばこの残幹のうち、株や幹全体を土中より 抜き取って、これを土落し器に搬送して土を落し、次にカッターにて切断しなが ら、切断した残幹を袋に収容するものである。
【0004】 しかも、たばこの残幹を土中より抜く工程、及び同たばこの残幹を切断する工 程の連続的な結合が不十分であるから、残幹を土の付かない状態で確実に抜き出 すことができないばかりか、細かく粉砕することができず、残幹の収容作業を効 率的に行うことができないものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は、農用トラクタなどの走行機体に連結された前後機枠の前部 位置に、左右一対のスクリュー刃体を回転自在に設けると共に、同スクリュー刃 体の後部には、掻き込み用回転体を複数個横架して、同掻き込み用回転体は、上 下に離して設置しながら中間部に幹用搬送通路を形成し、かつ、同掻き込み用回 転体の後部には、粉砕用カッターを回転自在に設けて上部をカバー体にて覆い、 しかも、粉砕用カッターの下側位置には、同粉砕用カッターの回転軌跡に沿って 網目状金具を配設してなるたばこ残幹用抜根粉砕機を提供せんとするものである 。
【0006】 また、本考案は、前後機枠の前側位置に左右一対の回転ディスクを設けたこと にも特徴を有する。
【0007】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づき具体的に説明すると、1は農用トラクタなどの 走行機体2に連結されたたばこ残幹用抜根粉砕機である。3は同走行機体2に連 結された前後機枠であって、左右一対の回転ディスク4,4と、左右一対のスク リュー刃体5,5と、掻き込み用回転体6-1,6-2,6-3 と、粉砕用カッター7を順 次配設している。
【0008】 そして、上記回転ディスク4,4は、前後機枠3の前部位置8に進行方向に向 って平面視がハ字状に取付けられていると共に、左右の回転ディスク4,4の中 間には一定幅の間隔9が設けられて畦の両側を切削するように構成されている。
【0009】 また、左右一対のスクリュー刃体5,5は、下側刃先部5-1,5-1 が下向きで後 方向に約45°傾斜した状態で配設されている。そして、一対のスクリュー刃体 5,5の上側基部はスクリュー駆動ケース10に連結されて、回転方向が互いに内 側方向に回転するように構成している。
【0010】 11は左右一対のスクリュー刃体5,5の上部を覆う湾曲状のカバー体、12は前 後機枠3の左側面に設けるチェンカバーである。また、上記掻込み用回転体6-1, 6-2,6-3 はスクリュー刃体5,5の後方位置に機体横方向に掻け渡し状に軸架さ れていると共に、上側位置に一個の回転体6-1 を設け、かつ、下側位置に二個の 回転体6-2,6-3 を配設して上下の回転体6-1,6-2,6-3 との間には搬送通路13を形 成している。
【0011】 14は、掻き込み用回転体6-1,6-2,6-3 の後部位置に回転自在に設ける粉砕用カ ッター7の上部を覆うカバー体であって、同カバー体14の下側位置には、図6に 示すように、粉砕用カッター7の回転軌跡15に沿って網目状金具16を設けている 。また、同網目状金具16は、その取付が前後方向に調整自在である。16-1は調整 孔、16-2はボルト、16-3は残幹を通す四角孔である。17はカッター18を多数取付 けた回転円板、19は取付軸である。
【0012】 14-1はカバー体14に設ける開閉カバー、14-2は接地輪である。
【0013】 また、粉砕用カッター7は、図5に示す如く構成されでおり、取付軸19にハン マータイプのカッター18が多数枢着されて、回転中は遠心力により外周方向に位 置している。なお、カッター18はハンマータイプに限らずいかなる形状であって もよい。
【0014】 また、図4は動力伝動図であって、20は農用トラクタなどの走行機体2側のP TO軸21と前後機枠3側の入力軸22とを連結する入力側ユニバーサルジョイント であって、中間部にオーバーランニングクラッチ23を介装している。24は入力軸 22を軸支するカッター駆動ケースであって、内部に駆動スプロケット25と従動ス プロケット26を設けてこれらに無端状チェン27を巻掛けている。28は伝動軸であ って、ユニバーサルジョイント29を介して粉砕用カッター7を駆動自在としてい る。
【0015】 30はギヤボックスで傘歯車伝動機構31を設けている。32は上記回転円板17を装 着するカッタ支持軸である。
【0016】 33は、スクリュー駆動ケース10内に機体横方向に設けるスクリュー駆動軸で、 傘歯車伝動機構34を介して入力軸22と連動連結している。35は左右一対のスクリ ュー刃体5,5を連結する縦軸であって、傘歯車伝動機構36,36 を介してスクリ ュー駆動軸33と連動連結している。
【0017】 37は掻き込み用回転体6-1,6-2,6-3 を駆動する駆動チェン、38はスクリュー駆 動軸33の左端に固着する駆動スプロケット、39は第1中間軸、40は同第1中間軸 39の左側に固着する従動スプロケット、41は同第1中間軸39の右側に固着する駆 動スプロケット、42は上側回転体6-1 の取付軸43を駆動する従動スプロケット、 45は無端チェンである。
【0018】 また、46は第2中間軸であって、2個のスプロケット47,48 を一体的に軸架し ている。そして、一方の従動スプロケット47は駆動チェン37と噛合っている。
【0019】 49は一方の下部回転体6-3 を取付ける取付軸で、左側に伝動スプロケット50を 軸架している。51はスプロケット48と伝動スプロケット50に巻掛けた無端チェン 、52は取付軸49の右端に固着する伝動スプロケット、53は他方の下部回転体6-2 を取付ける取付軸であって、右端に従動スプロケツ54を固着している。
【0020】 そして、同伝動スプロケット52と従動スプロケツ54とには無端チェン55を巻掛 けている。
【0021】 本考案の実施例は上記のように構成されており、走行機体2にたばこ残幹用抜 根粉砕機1を連結し、同時に走行機体2のPTO軸21と前後機枠3側の入力軸22 とを入力側ユニバーサルジョイント20にて連動連結する。
【0022】 そして、走行機体2及び前後機枠3を、たばこの残幹Aが植立する畦B上で走 行させる。
【0023】 したがって、畦B上に植立するたばこの残幹Aは、走行機体2により前方向に 押し倒される。
【0024】 次に、同残幹Aの株元部の両側に、左右一対の回転ディスク4,4を食い込ま せて、同回転ディスク4,4により土を削り取る。次に左右一対のスクリュー刃 体5,5により残幹Aの根元側を上方に跳ね上げて掻き込み用回転体6-1,6-2,6- 3 側に供給する。そして、残幹Aは掻き込み用回転体6-1,6-2,6-3 の上下の間に 設ける搬送通路13内を後方に向けて搬送されながら粉砕用カッター7側へ供給さ れる。
【0025】 また、同粉砕用カッター7位置では、残幹Aを回転するカッター18にて細かく 粉砕し、網目状金具16を通して下方に拡散する。
【0026】 以上の如く、上記実施例においては、走行機体に連結された前後機枠3の前部 位置に左右一対の回転ディスク4,4を設けているために、残幹Aを植立する畦 Bの両側部は同回転ディスク4,4により土が削り取られるので、スクリュー刃 体5,5により残幹Aの根元部を掻き上げる際に、同残幹Aの根部の引抜きが円 滑に行なわれるものである。
【0027】 また、掻き込み用回転体6-1,6-2,6-3 を上下に離して中間部に搬送通路13を形 成し、同掻き込み用回転体6-1,6-2,6-3 の後部には粉砕用カッター7を回転自在 に設けたものであるから、粉砕用カッター7側へ供給される残幹Aを掻き込み用 回転体6-1,6-2,6-3 により保持しながら、強制的に搬送するものであるから、残 幹Aの切断が確実に行なわれるものである。
【0028】 しかも、粉砕用カッター7により粉砕された残幹Aは、粉砕用カッター7と網 目状金具16により細かく粉砕されて網目を通って下方に落下するものであり、残 幹の屑が圃場面に拡散された場合に腐食が早く行われるものである。
【0029】
【考案の効果】
本考案によれば、走行機体に連結された前後機枠の前部位置に、進行方向に向 って略ハ字状に取付けられた左右一対の回転ディスクを設けたものであるから、 同回転ディスクにより残幹が植立する畦を効率よく削り取って残幹の引抜きを円 滑にすることができるものである。
【0030】 また、左右一対のスクリュー刃体の後部には掻き込み用回転体を上下に設けて いるために、残幹の引抜きを確実にすることができ、しかも、掻き込み用回転体 により残幹を粉砕用カッター側に供給する場合に、掻き込み用回転体により残幹 の前部を保持しながら供給できるので、粉砕用カッターにより残幹を細かく砕く ことができるものである。
【0031】 また、粉砕用カッターの下側位置には、同粉砕用カッターの回転軌跡に沿って 網目状金具を設けているから、残幹を粉砕用カッターと網目状金具によりさらに 細かく砕いて網目より落下させることができるものである。
【0032】 したがって、圃場面に落下する残幹は腐食が早く、肥料分として活用すること ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るたばこ残幹用抜根粉砕機の全体側
面図。
【図2】同平面図。
【図3】同正面図。
【図4】動力伝動図。
【図5】粉砕用カッターの取付状態を示す斜視図。
【図6】網目状金具の取付状態を示す斜視図。
【図7】畦の切削状態を示す断面図。
【符号の説明】
3 前後機枠 4 回転ディスク 5 スクリュー刃体 6-1 掻き込み用回転体 6-2 掻き込み用回転体 6-3 掻き込み用回転体 7 粉砕用カッター 13 搬送通路 14 カバー体 15 回転軌跡 16 網目状金具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 農用トラクタなどの走行機体に連結され
    た前後機枠(3) の前部位置に、左右一対のスクリュー刃
    体(5),(5) を回転自在に設けると共に、同スクリュー刃
    体(5),(5) の後部には、掻き込み用回転体(6-1),(6-2),
    (6-3) を複数個横架して、同掻き込み用回転体(6-1),(6
    -2),(6-3) は、上下に離して設置しながら中間部に搬送
    通路(13)を形成し、かつ、同掻き込み用回転体(6-1),(6
    -2),(6-3) の後部には、粉砕用カッター(7) を回転自在
    に設けて上部をカバー体(14)にて覆い、しかも、粉砕用
    カッター(7) の下側位置には、同粉砕用カッター(7) の
    回転軌跡(15)に沿って網目状金具(16)を配設してなるた
    ばこ残幹用抜根粉砕機。
  2. 【請求項2】 上記前後機枠(3) には、スクリュー刃体
    (5),(5) の前側位置に、左右一対の回転ディスク(4),
    (4) を設け、同回転ディスク(4),(4) は進行方向に向っ
    て平面視が略ハ字状に取付けられてなる請求項1記載の
    たばこ残幹用抜根粉砕機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005341808A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Kobashi Kogyo Co Ltd 切断装置及び残幹処理機
JP2011135789A (ja) * 2009-12-26 2011-07-14 Iseki & Co Ltd 植物掘り起し装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63152901A (ja) * 1986-12-16 1988-06-25 文明農機株式会社 たばこ残幹ハ−ベスタ
JPH0425287U (ja) * 1990-06-25 1992-02-28

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