JP2563267Y2 - たばこ残幹用抜根粉砕機 - Google Patents
たばこ残幹用抜根粉砕機Info
- Publication number
- JP2563267Y2 JP2563267Y2 JP1992053349U JP5334992U JP2563267Y2 JP 2563267 Y2 JP2563267 Y2 JP 2563267Y2 JP 1992053349 U JP1992053349 U JP 1992053349U JP 5334992 U JP5334992 U JP 5334992U JP 2563267 Y2 JP2563267 Y2 JP 2563267Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mesh
- scraping
- tobacco
- cutter
- pair
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- Soil Working Implements (AREA)
- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、たばこの残幹を粉砕し
て処理するたばこ残幹用抜根粉砕機に関する。
て処理するたばこ残幹用抜根粉砕機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圃場に植立するたばこの残幹を抜
き取って切断しながら袋に収納するものとしては、特開
昭63-152901 号公報に示すものがある。
き取って切断しながら袋に収納するものとしては、特開
昭63-152901 号公報に示すものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
のものは、たばこの残幹のうち、株や幹全体を土中より
抜き取って、これを土落し器に搬送して土を落し、次に
カッターにて切断しながら、切断した残幹を袋に収容す
るものである。
のものは、たばこの残幹のうち、株や幹全体を土中より
抜き取って、これを土落し器に搬送して土を落し、次に
カッターにて切断しながら、切断した残幹を袋に収容す
るものである。
【0004】しかも、たばこの残幹を土中より抜く工
程、及び同たばこの残幹を切断する工程の連続的な結合
が不十分であるから、残幹を土の付かない状態で確実に
抜き出すことができないばかりか、細かく粉砕すること
ができず、残幹の収容作業を効率的に行うことができな
いものであった。
程、及び同たばこの残幹を切断する工程の連続的な結合
が不十分であるから、残幹を土の付かない状態で確実に
抜き出すことができないばかりか、細かく粉砕すること
ができず、残幹の収容作業を効率的に行うことができな
いものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、農用トラクタ
などの走行機体に連結された前後機枠の前部位置に、左
右一対のスクリュー刃体を回転自在に設けると共に、同
スクリュー刃体の後部には、掻き込み用回転体を複数個
横架して、同掻き込み用回転体は、上下に離して設置し
ながら中間部に搬送通路を形成し、かつ、同掻き込み用
回転体の後部には、粉砕用カッターを回転自在に設けて
上部をカバー体にて覆い、さらに、粉砕用カッターの下
側位置には、同粉砕用カッターの回転軌跡に沿って網目
状金具を配設し、しかも、同網目状金具の前後端側に開
放部を設けて、同網目状金具の取付位置を調整自在とし
たことを特徴とするたばこ残幹用抜根粉砕機に係るもの
である。
などの走行機体に連結された前後機枠の前部位置に、左
右一対のスクリュー刃体を回転自在に設けると共に、同
スクリュー刃体の後部には、掻き込み用回転体を複数個
横架して、同掻き込み用回転体は、上下に離して設置し
ながら中間部に搬送通路を形成し、かつ、同掻き込み用
回転体の後部には、粉砕用カッターを回転自在に設けて
上部をカバー体にて覆い、さらに、粉砕用カッターの下
側位置には、同粉砕用カッターの回転軌跡に沿って網目
状金具を配設し、しかも、同網目状金具の前後端側に開
放部を設けて、同網目状金具の取付位置を調整自在とし
たことを特徴とするたばこ残幹用抜根粉砕機に係るもの
である。
【0006】また、本考案は、前後機枠の前側位置に左
右一対の回転ディスクを設けたことにも特徴を有する。
右一対の回転ディスクを設けたことにも特徴を有する。
【0007】
【実施例】本考案の実施例を図面に基づき具体的に説明
すると、1は農用トラクタなどの走行機体2に連結され
たたばこ残幹用抜根粉砕機である。3は同走行機体2に
連結された前後機枠であって、左右一対の回転ディスク
4,4と、左右一対のスクリュー刃体5,5と、掻き込
み用回転体6-1,6-2,6-3 と、粉砕用カッター7を順次配
設している。
すると、1は農用トラクタなどの走行機体2に連結され
たたばこ残幹用抜根粉砕機である。3は同走行機体2に
連結された前後機枠であって、左右一対の回転ディスク
4,4と、左右一対のスクリュー刃体5,5と、掻き込
み用回転体6-1,6-2,6-3 と、粉砕用カッター7を順次配
設している。
【0008】そして、上記回転ディスク4,4は、前後
機枠3の前部位置8に進行方向に向って平面視がハ字状
に取付けられていると共に、左右の回転ディスク4,4
の中間には一定幅の間隔9が設けられて畦の両側を切削
するように構成されている。
機枠3の前部位置8に進行方向に向って平面視がハ字状
に取付けられていると共に、左右の回転ディスク4,4
の中間には一定幅の間隔9が設けられて畦の両側を切削
するように構成されている。
【0009】また、左右一対のスクリュー刃体5,5
は、下側刃先部5-1,5-1 が下向きで後方向に約45°傾
斜した状態で配設されている。そして、一対のスクリュ
ー刃体5,5の上側基部はスクリュー駆動ケース10に連
結されて、回転方向が互いに内側方向に回転するように
構成している。
は、下側刃先部5-1,5-1 が下向きで後方向に約45°傾
斜した状態で配設されている。そして、一対のスクリュ
ー刃体5,5の上側基部はスクリュー駆動ケース10に連
結されて、回転方向が互いに内側方向に回転するように
構成している。
【0010】11は左右一対のスクリュー刃体5,5の上
部を覆う湾曲状のカバー体、12は前後機枠3の左側面に
設けるチェンカバーである。また、上記掻込み用回転体
6-1,6-2,6-3 はスクリュー刃体5,5の後方位置に機体
横方向に掻け渡し状に軸架されていると共に、上側位置
に一個の回転体6-1 を設け、かつ、下側位置に二個の回
転体6-2,6-3 を配設して上下の回転体6-1,6-2,6-3 との
間には搬送通路13を形成している。
部を覆う湾曲状のカバー体、12は前後機枠3の左側面に
設けるチェンカバーである。また、上記掻込み用回転体
6-1,6-2,6-3 はスクリュー刃体5,5の後方位置に機体
横方向に掻け渡し状に軸架されていると共に、上側位置
に一個の回転体6-1 を設け、かつ、下側位置に二個の回
転体6-2,6-3 を配設して上下の回転体6-1,6-2,6-3 との
間には搬送通路13を形成している。
【0011】14は、掻き込み用回転体6-1,6-2,6-3 の後
部位置に回転自在に設ける粉砕用カッター7の上部を覆
うカバー体であって、同カバー体14の下側位置には、図
6に示すように、粉砕用カッター7の回転軌跡15に沿っ
て網目状金具16を設けている。また、同網目状金具16の
前後端側には開放部を設けており、同網目状金具の取付
位置を前後方向に調整自在としている。16-1は調整孔、
16-2はボルト、16-3は残幹を通す四角孔である。17はカ
ッター18を多数取付けた回転円板、19は取付軸である。
部位置に回転自在に設ける粉砕用カッター7の上部を覆
うカバー体であって、同カバー体14の下側位置には、図
6に示すように、粉砕用カッター7の回転軌跡15に沿っ
て網目状金具16を設けている。また、同網目状金具16の
前後端側には開放部を設けており、同網目状金具の取付
位置を前後方向に調整自在としている。16-1は調整孔、
16-2はボルト、16-3は残幹を通す四角孔である。17はカ
ッター18を多数取付けた回転円板、19は取付軸である。
【0012】14-1はカバー体14に設ける開閉カバー、14
-2は接地輪である。
-2は接地輪である。
【0013】また、粉砕用カッター7は、図5に示す如
く構成されでおり、取付軸19にハンマータイプのカッタ
ー18が多数枢着されて、回転中は遠心力により外周方向
に位置している。なお、カッター18はハンマータイプに
限らずいかなる形状であってもよい。
く構成されでおり、取付軸19にハンマータイプのカッタ
ー18が多数枢着されて、回転中は遠心力により外周方向
に位置している。なお、カッター18はハンマータイプに
限らずいかなる形状であってもよい。
【0014】また、図4は動力伝動図であって、20は農
用トラクタなどの走行機体2側のPTO軸21と前後機枠
3側の入力軸22とを連結する入力側ユニバーサルジョイ
ントであって、中間部にオーバーランニングクラッチ23
を介装している。24は入力軸22を軸支するカッター駆動
ケースであって、内部に駆動スプロケット25と従動スプ
ロケット26を設けてこれらに無端状チェン27を巻掛けて
いる。28は伝動軸であって、ユニバーサルジョイント29
を介して粉砕用カッター7を駆動自在としている。
用トラクタなどの走行機体2側のPTO軸21と前後機枠
3側の入力軸22とを連結する入力側ユニバーサルジョイ
ントであって、中間部にオーバーランニングクラッチ23
を介装している。24は入力軸22を軸支するカッター駆動
ケースであって、内部に駆動スプロケット25と従動スプ
ロケット26を設けてこれらに無端状チェン27を巻掛けて
いる。28は伝動軸であって、ユニバーサルジョイント29
を介して粉砕用カッター7を駆動自在としている。
【0015】30はギヤボックスで傘歯車伝動機構31を設
けている。32は上記回転円板17を装着するカッタ支持軸
である。
けている。32は上記回転円板17を装着するカッタ支持軸
である。
【0016】33は、スクリュー駆動ケース10内に機体横
方向に設けるスクリュー駆動軸で、傘歯車伝動機構34を
介して入力軸22と連動連結している。35は左右一対のス
クリュー刃体5,5を連結する縦軸であって、傘歯車伝
動機構36,36 を介してスクリュー駆動軸33と連動連結し
ている。
方向に設けるスクリュー駆動軸で、傘歯車伝動機構34を
介して入力軸22と連動連結している。35は左右一対のス
クリュー刃体5,5を連結する縦軸であって、傘歯車伝
動機構36,36 を介してスクリュー駆動軸33と連動連結し
ている。
【0017】37は掻き込み用回転体6-1,6-2,6-3 を駆動
する駆動チェン、38はスクリュー駆動軸33の左端に固着
する駆動スプロケット、39は第1中間軸、40は同第1中
間軸39の左側に固着する従動スプロケット、41は同第1
中間軸39の右側に固着する駆動スプロケット、42は上側
回転体6-1 の取付軸43を駆動する従動スプロケット、45
は無端チェンである。
する駆動チェン、38はスクリュー駆動軸33の左端に固着
する駆動スプロケット、39は第1中間軸、40は同第1中
間軸39の左側に固着する従動スプロケット、41は同第1
中間軸39の右側に固着する駆動スプロケット、42は上側
回転体6-1 の取付軸43を駆動する従動スプロケット、45
は無端チェンである。
【0018】また、46は第2中間軸であって、2個のス
プロケット47,48 を一体的に軸架している。そして、一
方の従動スプロケット47は駆動チェン37と噛合ってい
る。
プロケット47,48 を一体的に軸架している。そして、一
方の従動スプロケット47は駆動チェン37と噛合ってい
る。
【0019】49は一方の下部回転体6-3 を取付ける取付
軸で、左側に伝動スプロケット50を軸架している。51は
スプロケット48と伝動スプロケット50に巻掛けた無端チ
ェン、52は取付軸49の右端に固着する伝動スプロケッ
ト、53は他方の下部回転体6-2を取付ける取付軸であっ
て、右端に従動スプロケツ54を固着している。
軸で、左側に伝動スプロケット50を軸架している。51は
スプロケット48と伝動スプロケット50に巻掛けた無端チ
ェン、52は取付軸49の右端に固着する伝動スプロケッ
ト、53は他方の下部回転体6-2を取付ける取付軸であっ
て、右端に従動スプロケツ54を固着している。
【0020】そして、同伝動スプロケット52と従動スプ
ロケツ54とには無端チェン55を巻掛けている。
ロケツ54とには無端チェン55を巻掛けている。
【0021】本考案の実施例は上記のように構成されて
おり、走行機体2にたばこ残幹用抜根粉砕機1を連結
し、同時に走行機体2のPTO軸21と前後機枠3側の入
力軸22とを入力側ユニバーサルジョイント20にて連動連
結する。
おり、走行機体2にたばこ残幹用抜根粉砕機1を連結
し、同時に走行機体2のPTO軸21と前後機枠3側の入
力軸22とを入力側ユニバーサルジョイント20にて連動連
結する。
【0022】そして、走行機体2及び前後機枠3を、た
ばこの残幹Aが植立する畦B上で走行させる。
ばこの残幹Aが植立する畦B上で走行させる。
【0023】したがって、畦B上に植立するたばこの残
幹Aは、走行機体2により前方向に押し倒される。
幹Aは、走行機体2により前方向に押し倒される。
【0024】次に、同残幹Aの株元部の両側に、左右一
対の回転ディスク4,4を食い込ませて、同回転ディス
ク4,4により土を削り取る。次に左右一対のスクリュ
ー刃体5,5により残幹Aの根元側を上方に跳ね上げて
掻き込み用回転体6-1,6-2,6-3 側に供給する。そし
て、残幹Aは掻き込み用回転体6-1,6-2,6-3 の上下の間
に設ける搬送通路13内を後方に向けて搬送されながら粉
砕用カッター7側へ供給される。
対の回転ディスク4,4を食い込ませて、同回転ディス
ク4,4により土を削り取る。次に左右一対のスクリュ
ー刃体5,5により残幹Aの根元側を上方に跳ね上げて
掻き込み用回転体6-1,6-2,6-3 側に供給する。そし
て、残幹Aは掻き込み用回転体6-1,6-2,6-3 の上下の間
に設ける搬送通路13内を後方に向けて搬送されながら粉
砕用カッター7側へ供給される。
【0025】また、同粉砕用カッター7位置では、残幹
Aを回転するカッター18にて細かく粉砕し、網目状金具
16を通して下方に拡散するものであり、しかも、網目状
金具16の前後端には開放部を設けているので破砕された
残幹Aが詰まることがない。
Aを回転するカッター18にて細かく粉砕し、網目状金具
16を通して下方に拡散するものであり、しかも、網目状
金具16の前後端には開放部を設けているので破砕された
残幹Aが詰まることがない。
【0026】以上の如く、上記実施例においては、走行
機体に連結された前後機枠3の前部位置に左右一対の回
転ディスク4,4を設けているために、残幹Aを植立す
る畦Bの両側部は同回転ディスク4,4により土が削り
取られるので、スクリュー刃体5,5により残幹Aの根
元部を掻き上げる際に、同残幹Aの根部の引抜きが円滑
に行なわれるものである。
機体に連結された前後機枠3の前部位置に左右一対の回
転ディスク4,4を設けているために、残幹Aを植立す
る畦Bの両側部は同回転ディスク4,4により土が削り
取られるので、スクリュー刃体5,5により残幹Aの根
元部を掻き上げる際に、同残幹Aの根部の引抜きが円滑
に行なわれるものである。
【0027】また、掻き込み用回転体6-1,6-2,6-3 を上
下に離して中間部に搬送通路13を形成し、同掻き込み用
回転体6-1,6-2,6-3 の後部には粉砕用カッター7を回転
自在に設けたものであるから、粉砕用カッター7側へ供
給される残幹Aを掻き込み用回転体6-1,6-2,6-3 により
保持しながら、強制的に搬送するものであるから、残幹
Aの切断が確実に行なわれるものである。
下に離して中間部に搬送通路13を形成し、同掻き込み用
回転体6-1,6-2,6-3 の後部には粉砕用カッター7を回転
自在に設けたものであるから、粉砕用カッター7側へ供
給される残幹Aを掻き込み用回転体6-1,6-2,6-3 により
保持しながら、強制的に搬送するものであるから、残幹
Aの切断が確実に行なわれるものである。
【0028】しかも、粉砕用カッター7により粉砕され
た残幹Aは、粉砕用カッター7と網目状金具16により細
かく粉砕されて網目を通って下方に落下するものであ
り、残幹の屑が圃場面に拡散された場合に腐食が早く行
われるものである。
た残幹Aは、粉砕用カッター7と網目状金具16により細
かく粉砕されて網目を通って下方に落下するものであ
り、残幹の屑が圃場面に拡散された場合に腐食が早く行
われるものである。
【0029】
【考案の効果】本考案によれば、走行機体に連結された
前後機枠の前部位置に、進行方向に向って略ハ字状に取
付けられた左右一対の回転ディスクを設けたものである
から、同回転ディスクにより残幹が植立する畦を効率よ
く削り取って残幹の引抜きを円滑にすることができるも
のである。
前後機枠の前部位置に、進行方向に向って略ハ字状に取
付けられた左右一対の回転ディスクを設けたものである
から、同回転ディスクにより残幹が植立する畦を効率よ
く削り取って残幹の引抜きを円滑にすることができるも
のである。
【0030】また、左右一対のスクリュー刃体の後部に
は掻き込み用回転体を上下に設けているために、残幹の
引抜きを確実にすることができ、しかも、掻き込み用回
転体により残幹を粉砕用カッター側に供給する場合に、
掻き込み用回転体により残幹の前部を保持しながら供給
できるので、粉砕用カッターにより残幹を細かく砕くこ
とができるものである。
は掻き込み用回転体を上下に設けているために、残幹の
引抜きを確実にすることができ、しかも、掻き込み用回
転体により残幹を粉砕用カッター側に供給する場合に、
掻き込み用回転体により残幹の前部を保持しながら供給
できるので、粉砕用カッターにより残幹を細かく砕くこ
とができるものである。
【0031】また、粉砕用カッターの下側位置には、同
粉砕用カッターの回転軌跡に沿って網目状金具を配設
し、しかも、同網目状金具の前後端側に開放部を設け
て、同網目状金具の取付位置を調整自在としたことによ
り、網目状金具の取付位置を最適位置に設定し、残幹を
粉砕用カッターと網目状金具とによりさらに細かく砕い
て網目より落下させることができ、しかも、網目状金具
の前後端には開放部を設けているので破砕された残幹が
詰まることがなく、作業性が良好となる。
粉砕用カッターの回転軌跡に沿って網目状金具を配設
し、しかも、同網目状金具の前後端側に開放部を設け
て、同網目状金具の取付位置を調整自在としたことによ
り、網目状金具の取付位置を最適位置に設定し、残幹を
粉砕用カッターと網目状金具とによりさらに細かく砕い
て網目より落下させることができ、しかも、網目状金具
の前後端には開放部を設けているので破砕された残幹が
詰まることがなく、作業性が良好となる。
【0032】したがって、圃場面に落下する残幹は腐食
が早く、肥料分として活用することができるものであ
る。
が早く、肥料分として活用することができるものであ
る。
【図1】本考案に係るたばこ残幹用抜根粉砕機の全体側
面図。
面図。
【図2】同平面図。
【図3】同正面図。
【図4】動力伝動図。
【図5】粉砕用カッターの取付状態を示す斜視図。
【図6】網目状金具の取付状態を示す斜視図。
【図7】畦の切削状態を示す断面図。
3 前後機枠 4 回転ディスク 5 スクリュー刃体 6-1 掻き込み用回転体 6-2 掻き込み用回転体 6-3 掻き込み用回転体 7 粉砕用カッター 13 搬送通路 14 カバー体 15 回転軌跡 16 網目状金具
Claims (2)
- 【請求項1】 農用トラクタなどの走行機体に連結され
た前後機枠(3) の前部位置に、左右一対のスクリュー刃
体(5),(5) を回転自在に設けると共に、同スクリュー刃
体(5),(5) の後部には、掻き込み用回転体(6-1),(6-2),
(6-3) を複数個横架して、 同掻き込み用回転体(6-1),(6-2),(6-3) は、上下に離し
て設置しながら中間部に搬送通路(13)を形成し、かつ、
同掻き込み用回転体(6-1),(6-2),(6-3) の後部には、粉
砕用カッター(7) を回転自在に設けて上部をカバー体(1
4)にて覆い、さらに 、粉砕用カッター(7) の下側位置には、同粉砕用
カッター(7) の回転軌跡(15)に沿って網目状金具(16)を
配設し、しかも、同網目状金具(16)の前後端側に開放部を設け
て、同網目状金具(16)の取付位置を調整自在としたこと
を特徴とする たばこ残幹用抜根粉砕機。 - 【請求項2】 上記前後機枠(3) には、スクリュー刃体
(5),(5) の前側位置に、左右一対の回転ディスク(4),
(4) を設け、同回転ディスク(4),(4) は進行方向に向っ
て平面視が略ハ字状に取付けられてなる請求項1記載の
たばこ残幹用抜根粉砕機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992053349U JP2563267Y2 (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | たばこ残幹用抜根粉砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992053349U JP2563267Y2 (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | たばこ残幹用抜根粉砕機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0613402U JPH0613402U (ja) | 1994-02-22 |
JP2563267Y2 true JP2563267Y2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=12940305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992053349U Expired - Fee Related JP2563267Y2 (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | たばこ残幹用抜根粉砕機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2563267Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4396834B2 (ja) * | 2004-05-31 | 2010-01-13 | 小橋工業株式会社 | 切断装置及び残幹処理機 |
JP5747438B2 (ja) * | 2009-12-26 | 2015-07-15 | 井関農機株式会社 | 植物掘起し装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0616642B2 (ja) * | 1986-12-16 | 1994-03-09 | 文明農機株式会社 | たばこ残幹ハ−ベスタ |
JPH0425287U (ja) * | 1990-06-25 | 1992-02-28 |
-
1992
- 1992-07-29 JP JP1992053349U patent/JP2563267Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0613402U (ja) | 1994-02-22 |
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