JPH06134019A - 介護用浴槽 - Google Patents
介護用浴槽Info
- Publication number
- JPH06134019A JPH06134019A JP30589592A JP30589592A JPH06134019A JP H06134019 A JPH06134019 A JP H06134019A JP 30589592 A JP30589592 A JP 30589592A JP 30589592 A JP30589592 A JP 30589592A JP H06134019 A JPH06134019 A JP H06134019A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathtub
- person
- upper edge
- nursed
- top plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 介護人や被介護人に過度な労働を強いること
なく、入浴が簡単且つ十分にできる構成を提供せんとす
るものである。 【構成】 傾斜した上縁部1aを有する浴槽本体1と、
その上縁部1aに載せる剛性を有する天板蓋2とを有し
ている。 【効果】 被介護人の体を洗う場合に、洗い場に移動さ
せる必要がなく、該天板蓋2の上に移動してもらうだけ
なので、介護人の作業が楽になりその体力的負担を軽減
することが可能となると共に、又天板蓋2は傾斜した上
縁部1aの上に載置されているため、排水も容易とな
る。
なく、入浴が簡単且つ十分にできる構成を提供せんとす
るものである。 【構成】 傾斜した上縁部1aを有する浴槽本体1と、
その上縁部1aに載せる剛性を有する天板蓋2とを有し
ている。 【効果】 被介護人の体を洗う場合に、洗い場に移動さ
せる必要がなく、該天板蓋2の上に移動してもらうだけ
なので、介護人の作業が楽になりその体力的負担を軽減
することが可能となると共に、又天板蓋2は傾斜した上
縁部1aの上に載置されているため、排水も容易とな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、老齢者や身障者の介
護に用いられる介護用浴槽に関する。
護に用いられる介護用浴槽に関する。
【0002】
【従来の技術】高齢化社会をむかえ、老人医療、特に寝
たきり老人の介護等は、本人はもとよりその家族を含
め、身体的、精神的負担は、極めて厳しいものがある。
しかも核家族化により一人暮らし老人の数が増えてお
り、その場合、十分な老人医療は期待しがたい。
たきり老人の介護等は、本人はもとよりその家族を含
め、身体的、精神的負担は、極めて厳しいものがある。
しかも核家族化により一人暮らし老人の数が増えてお
り、その場合、十分な老人医療は期待しがたい。
【0003】時代を先取りした老人ケア用の療養器具
は、各種開発販売されているが、医療用ベッド、簡易便
器等、それがないと生活上支障を来す一部分の補助器具
が販売されているに過ぎない。
は、各種開発販売されているが、医療用ベッド、簡易便
器等、それがないと生活上支障を来す一部分の補助器具
が販売されているに過ぎない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの療養器具のう
ち上記療養ベッドや簡易便器等は、それなりに工夫され
たものがあり、何ら労力を要せずに使用することができ
るものがあるが、浴槽については十分に改良されたもの
がなく、その使用にあたっては介護人・被介護人とも過
度な労動を強いられることが多く、その場合介護人自身
をも疲弊させ、病気に至らせることもある。
ち上記療養ベッドや簡易便器等は、それなりに工夫され
たものがあり、何ら労力を要せずに使用することができ
るものがあるが、浴槽については十分に改良されたもの
がなく、その使用にあたっては介護人・被介護人とも過
度な労動を強いられることが多く、その場合介護人自身
をも疲弊させ、病気に至らせることもある。
【0005】そればかりかこのような介護人のいない場
合は、自力で行なわなければならないため過重労働とな
り、体力のない者にとっては、該療養器具の使用目的が
意味のないものとなっていた。
合は、自力で行なわなければならないため過重労働とな
り、体力のない者にとっては、該療養器具の使用目的が
意味のないものとなっていた。
【0006】これらのことは、寝たきり老人だけの問題
ではなく、重度の身障者の介護の場合にも同様なことが
言える。
ではなく、重度の身障者の介護の場合にも同様なことが
言える。
【0007】本発明は、以上のような問題に鑑み創案さ
れたもので、介護人や被介護人に過度な労働を強いるこ
となく、入浴が簡単且つ十分にできる構成を提供せんと
するものである。
れたもので、介護人や被介護人に過度な労働を強いるこ
となく、入浴が簡単且つ十分にできる構成を提供せんと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため本発明は、図1
に示すように、傾斜した上縁部1aを有する浴槽本体1
と、その上縁部1aに載せる剛性を有する天板蓋2とを
有することを基本的特徴としており、入浴時に狭い浴室
を有効に使って、被介護人の体を洗う場合に、洗い場に
移動させる必要がなく、該天板蓋2の上に移動してもら
うだけなので、介護人の作業が楽になりその体力的負担
を軽減することが可能となると共に、又天板蓋2は傾斜
した上縁部1aの上に載置されているため、排水も容易
となる。
に示すように、傾斜した上縁部1aを有する浴槽本体1
と、その上縁部1aに載せる剛性を有する天板蓋2とを
有することを基本的特徴としており、入浴時に狭い浴室
を有効に使って、被介護人の体を洗う場合に、洗い場に
移動させる必要がなく、該天板蓋2の上に移動してもら
うだけなので、介護人の作業が楽になりその体力的負担
を軽減することが可能となると共に、又天板蓋2は傾斜
した上縁部1aの上に載置されているため、排水も容易
となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例につき詳述す
る。
る。
【0010】図2乃至図4は、本発明の一実施例を示し
ており、そのうち図2はその正面図、図3はその平面
図、図4は図2のA−A断面図であり、また図中1は浴
槽本体、2は天板蓋、3は洗い場、4は給水口を各示し
ている。
ており、そのうち図2はその正面図、図3はその平面
図、図4は図2のA−A断面図であり、また図中1は浴
槽本体、2は天板蓋、3は洗い場、4は給水口を各示し
ている。
【0011】本実施例では、ユニットバスとして浴槽本
体1と、洗い場3と、給水口4とが一体的に構成されて
いる。
体1と、洗い場3と、給水口4とが一体的に構成されて
いる。
【0012】また前記浴槽本体1は、図3に示されるよ
うに、被介護人が浴槽内でお湯につかる時に足がゆった
り延ばせるように、平面洋梨状をしている。一方図2に
示されるように、この浴槽本体1の上縁部1aは、その
中央部よりやや左側の部分を中心としてV字状に傾斜し
ている他、図4に示されるように、浴槽の奥の方が手前
よりその上縁部1aの位置が高く、手前に向けて下方傾
斜している。
うに、被介護人が浴槽内でお湯につかる時に足がゆった
り延ばせるように、平面洋梨状をしている。一方図2に
示されるように、この浴槽本体1の上縁部1aは、その
中央部よりやや左側の部分を中心としてV字状に傾斜し
ている他、図4に示されるように、浴槽の奥の方が手前
よりその上縁部1aの位置が高く、手前に向けて下方傾
斜している。
【0013】前記天板蓋2は、長尺アルミニュウム板片
を幅方向に複数並べて連結し、該幅方向に巻き取り可能
な構成としており、使用しない時は巻き込んで邪魔にな
らないように保管しておくことができるようにしてい
る。また被介護人が入浴していない間で保温が必要な時
及び入浴中で体を洗う時に、該天板蓋2を延出せしめて
浴槽本体1の上縁部1aを覆うことができるようにして
いる。
を幅方向に複数並べて連結し、該幅方向に巻き取り可能
な構成としており、使用しない時は巻き込んで邪魔にな
らないように保管しておくことができるようにしてい
る。また被介護人が入浴していない間で保温が必要な時
及び入浴中で体を洗う時に、該天板蓋2を延出せしめて
浴槽本体1の上縁部1aを覆うことができるようにして
いる。
【0014】本実施例では、洗い場3が比較的高い位置
に設定されているが、これは浴槽本体1の上縁部1aと
の段差を少なくし、被介護人が洗い場3に降りる時に降
り易いようにしている。一方、前記給水口4は180度
水平方向に回転できるようにしており、浴槽本体1内及
びその隣に設置された洗面槽5にも温水が供給できるよ
うにしている。更に、図3に示されるように、洗い場3
の側壁には折り畳み式のいざり板6が設けられていて、
必要に応じて水平方向に張り出させるようにしている。
に設定されているが、これは浴槽本体1の上縁部1aと
の段差を少なくし、被介護人が洗い場3に降りる時に降
り易いようにしている。一方、前記給水口4は180度
水平方向に回転できるようにしており、浴槽本体1内及
びその隣に設置された洗面槽5にも温水が供給できるよ
うにしている。更に、図3に示されるように、洗い場3
の側壁には折り畳み式のいざり板6が設けられていて、
必要に応じて水平方向に張り出させるようにしている。
【0015】以上の構成で、被介護人が体を洗うために
前記天板蓋2で浴槽本体1の上縁部1aを覆う場合、こ
の天板蓋2の上に被介護人を乗せてその作業を行なうよ
うにする。これによって、洗い場3に被介護人を移動さ
せてから体を洗う必要がなくなり、労力を軽減出来ると
共に、上述のように浴槽本体1の上縁部1aをV字傾斜
させ、且つ前方に下方傾斜させているため、容易に排水
できることになる。
前記天板蓋2で浴槽本体1の上縁部1aを覆う場合、こ
の天板蓋2の上に被介護人を乗せてその作業を行なうよ
うにする。これによって、洗い場3に被介護人を移動さ
せてから体を洗う必要がなくなり、労力を軽減出来ると
共に、上述のように浴槽本体1の上縁部1aをV字傾斜
させ、且つ前方に下方傾斜させているため、容易に排水
できることになる。
【0016】
【発明の効果】以上詳述した本発明の介護用浴槽によれ
ば、被介護人の体を洗う時に、傾斜した状態の浴槽本体
上縁部に載せた天板蓋の上に更にその人を乗せ、その上
で該作業を行なうため、いちいち被介護人を洗い場の方
に移動させる必要がなくなって、介護人・被介護人の労
力を軽減でき、且つ該天板蓋上の水捌けも良好となる。
ば、被介護人の体を洗う時に、傾斜した状態の浴槽本体
上縁部に載せた天板蓋の上に更にその人を乗せ、その上
で該作業を行なうため、いちいち被介護人を洗い場の方
に移動させる必要がなくなって、介護人・被介護人の労
力を軽減でき、且つ該天板蓋上の水捌けも良好となる。
【図1】本発明の基本的構成の一例を示す説明図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施構成の一例を示す正面図である。
【図3】同じくその平面図である。
【図4】図2のA−A断面を示す断面図である。
1 浴槽本体 1a 上縁部 2 天板蓋 3 洗い場 4 給水口 5 洗面槽 6 いざり板
Claims (3)
- 【請求項1】 傾斜した上縁部を有する浴槽本体と、そ
の上縁部に載せる剛性を有する天板蓋とを有することを
特徴とする介護用浴槽。 - 【請求項2】 請求項第1項記載の介護用浴槽におい
て、前記浴槽本体の上縁部が側方から見てV字状に傾斜
していることを特徴とする請求項第1項記載の介護用浴
槽。 - 【請求項3】 請求項第1項乃至第2項記載の介護用浴
槽において、前記天板蓋として、長尺アルミニュウム板
片を幅方向に複数並べて連結し、該幅方向に巻き取り可
能な構成としたことを特徴とする請求項第1項乃至第2
項記載の介護用浴槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30589592A JPH06134019A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 介護用浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30589592A JPH06134019A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 介護用浴槽 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06134019A true JPH06134019A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17950599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30589592A Withdrawn JPH06134019A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 介護用浴槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06134019A (ja) |
-
1992
- 1992-10-21 JP JP30589592A patent/JPH06134019A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |