JPH06133836A - オープンショーケース - Google Patents

オープンショーケース

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Publication number
JPH06133836A
JPH06133836A JP28430592A JP28430592A JPH06133836A JP H06133836 A JPH06133836 A JP H06133836A JP 28430592 A JP28430592 A JP 28430592A JP 28430592 A JP28430592 A JP 28430592A JP H06133836 A JPH06133836 A JP H06133836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
shelf
shelves
air temperature
outside air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28430592A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Sasaki
義久 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanden Corp filed Critical Sanden Corp
Priority to JP28430592A priority Critical patent/JPH06133836A/ja
Publication of JPH06133836A publication Critical patent/JPH06133836A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外気温度が低下した場合でも各棚の前側に陳
列された商品の温度を常に適温に保持することのできる
オープンショーケースを提供する。 【構成】 各熱線放射装置11,12,13の出力を各
棚2,3,4の設定温度と外気温度センサ20の検出温
度との差に比例して増減することにより、外気温度の影
響を受け易い各棚の前側が常に適温に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は弁当や惣菜等のホット商
品を陳列するとともに、これらを保温する加熱手段を備
えたオープンショーケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば実開平3−46182号公
報に記載されているように、ホット商品を保温する温蔵
室を備えたオープンショーケースが知られている。この
ショーケースの温蔵室は商品を載置する複数の棚を有
し、各棚の上方には各棚に赤外線等の熱線を放射する複
数の熱線放射装置がそれぞれ設けられている。また、各
棚にはホットプレートが敷設され、熱線による加熱を補
助している。各棚の温度は各棚に対して設けた温度セン
サ及び温度設定器により管理され、温度センサの検出温
度が温度設定器に入力された設定温度(約60℃〜70
℃)に近づくよう熱線放射装置の出力が制御されるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、オープンシ
ョーケースは前面を開放しているため、各棚の前側に配
置された商品は外気温度の影響を受け易い。しかしなが
ら、前記温度センサは温蔵室の奥に設置されており、比
較的外気温度の影響を受けにくい位置にある。従って、
熱線放射装置の出力は各棚の奥側に応じて制御されるた
め、外気温度が低下した場合、熱線の出力は各棚の奥側
では十分でも各棚の前側に対しては弱くなる。このた
め、前側に陳列された商品を常に適温に保持することが
できず、このような場合は冷えた商品が購買客に渡り、
サービス性が低下するという問題点があった。
【0004】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、外気温度が低下した
場合でも各棚の前側に陳列された商品の温度を常に適温
に保持することのできるオープンショーケースを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、商品を載置する複数の棚と、各棚上の商品
をそれぞれ加熱する複数の加熱手段と、各棚に対してそ
れぞれ設けられた温度設定手段とを備え、各温度設定手
段の設定温度に基づいてそれぞれの加熱手段の出力を制
御するオープンショーケースにおいて、ショーケース本
体の外部の温度を検出する外気温度検出器と、外気温度
検出器の検出温度と各棚の設定温度との差に比例してそ
れぞれの加熱手段の出力を増減する制御手段を設けてい
る。
【0006】
【作用】本発明のオープンショーケースによれば、外気
温度検出器の検出温度と各棚の設定温度との差に比例し
てそれぞれの加熱手段の出力が増減されることから、外
気温度の影響を受け易い各棚の前側が常に適温に保持さ
れる。
【0007】
【実施例】図1乃至図3は本発明の一実施例を示すもの
で、図1はホット商品用オープンショーケースの側面断
面図を示すものである。
【0008】このショーケースは、前面を開口したショ
ーケース本体1内に計3段の棚2,3,4を備え、各棚
2,3,4上には商品が陳列されるようになっている。
【0009】各棚2,3,4は、支柱5に取付けられた
棚受け2a,3a,4aと、各棚受けの上面に敷設され
たホットプレート6,7,8とからなる。各ホットプレ
ート内にはそれぞれ電熱ヒータ6a,7a,8aが埋設
され、各電熱ヒータは各棚の前端及び後端に偏って配置
されている。また、上段の棚2の上方には上板9が設け
られ、上板9及び上段,中段の棚受け2a,3aの先端
には各棚2,3,4を照明する蛍光灯10が取付けられ
ている。更に、各棚2,3,4の上方には熱線放射装置
11,12,13が設けられている。各熱線放射装置
は、上板9及び上段,中段の棚受け2a,3aの下面に
取付けられた反射板11a,12a,13aと、各反射
板内に設けられた赤外線ランプ11b,12b,13b
とからなり、各赤外線ランプの放出する熱線が各棚2,
3,4の上面に輻射されるようになっている。即ち、各
ホットプレート6,7,8及び各熱線放射装置11,1
2,13によって各棚の加熱手段が構成されている。
【0010】各熱線放射装置11,12,13には、図
2に示すように各赤外線ランプ11b,12b,13b
に接続されたマイクロコンピュータ構成の制御部14,
15,16と、各制御部に接続された温度設定器17,
18,19がそれぞれ設けられ、各温度設定器には任意
の設定温度を入力できるようになっている。また、ショ
ーケース本体1の外面には外気温度センサ20が設置さ
れ、外気温度センサ20は各制御部14,15,16に
接続されている。
【0011】以上のように構成されたオープンショーケ
ースでは、各熱線放射装置11,12,13及び各ホッ
トプレート6,7,8によって各棚2,3,4上が加熱
され、各棚に陳列される商品が保温される。その際、各
赤外線ランプ11b,12b,13bは各棚の前後方向
の中央に位置しているので、各棚の前側及び後側では中
央側よりも熱線の到達距離が長くなる。このため、各棚
の前側及び後側では熱線による加熱温度が低下するが、
逆に各ホットプレート6,7,8が各棚の前端及び後端
に偏って配置されているので、各棚2,3,4上の総合
的な加熱温度はほぼ均一になる。
【0012】ここで、図3に示すフローチャートを参照
し、上段の棚の制御部14の動作について説明する。
尚、Ts1は温度設定器17の設定温度、tは外気温度セ
ンサ20の検出温度を示すものである。
【0013】まず、制御部14の演算により設定温度T
s1と検出温度tとの差ΔTが算出される(S1)。次
に、ΔTに比例した熱線の出力レベルが算定され、この
出力レベルに応じて各赤外線ランプ11bへの供給電力
を変化させることにより、熱線の出力を増減される(S
2)。そして、時間待ちした後(S3)、再びステップ
S1に戻って前記動作を繰り返す。尚、中段,下段の棚
の制御部15,16については上段の棚の制御部14の
場合と同様であることから説明を省略する。
【0014】このように、本実施例のオープンショーケ
ースによれば、各熱線放射装置11,12,13の出力
を各棚2,3,4の設定温度と外気温度センサ20の検
出温度との差に比例して増減するようにしたので、外気
温度が低下した場合でも、外気温度の影響を受け易い各
棚の前側を常に適温に保持することができる。
【0015】尚、各ホットプレート6,7,8の動作に
ついては、温度スイッチ等によって単独にON/OFF
させてもよいが、各熱線放射装置11,12,13と共
に外気温度センサ20の検出温度との差に比例して出力
を増減させるようにしてもよい。また、前記実施例では
ホット商品のみを扱うオープンショーケースを示した
が、従来例の引用公報に記載されているような冷蔵室に
温蔵室を具備したものにも適用することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のオープン
ショーケースによれば、外気温度が低下した場合でも、
外気温度の影響を受け易い各棚の前側を常に適温に保持
することができるので、購買客には常に暖かい商品が渡
り、サービス性の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すオープンショーケース
の側面断面図
【図2】制御系を示すブロック図
【図3】制御部の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1…ショーケース本体、2,3,4…棚、6,7,8…
ホットプレート、11,12,13…熱線放射装置、1
4,15,16…制御部、17,18,19…温度設定
器、20…外気温度センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を載置する複数の棚と、各棚上の商
    品をそれぞれ加熱する複数の加熱手段と、各棚に対して
    それぞれ設けられた温度設定手段とを備え、各温度設定
    手段の設定温度に基づいてそれぞれの加熱手段の出力を
    制御するオープンショーケースにおいて、 ショーケース本体の外部の温度を検出する外気温度検出
    器と、 外気温度検出器の検出温度と各棚の設定温度との差に比
    例してそれぞれの加熱手段の出力を増減する制御手段を
    設けたことを特徴とするオープンショーケース。
JP28430592A 1992-10-22 1992-10-22 オープンショーケース Pending JPH06133836A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28430592A JPH06133836A (ja) 1992-10-22 1992-10-22 オープンショーケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28430592A JPH06133836A (ja) 1992-10-22 1992-10-22 オープンショーケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06133836A true JPH06133836A (ja) 1994-05-17

Family

ID=17676818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28430592A Pending JPH06133836A (ja) 1992-10-22 1992-10-22 オープンショーケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06133836A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT16009U1 (de) * 2017-08-24 2018-10-15 Ake Ausseer Kaelte Und Edelstahltechnik Gmbh Warenpräsentationsschrank

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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