JP2814649B2 - 暖房機の温度設定装置 - Google Patents

暖房機の温度設定装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は暖房機の温度設定装置に関するものである。
従来の技術 従来、この種の温度設定装置は室内温度を調節する制
御部に室温設定ボタンを設け、この室温設定ボタンを操
作して好みの温度を設定できるようになっている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の温度設定装置では暖房開始
時、特に低温からの立上り時には室内の温度が設定温度
に達しても、室内の壁,床,天井等は冷えきっていて第
4図のように暖まらないので、冷熱輻射により実際に人
間が感じる温度は低いという欠点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、快適な
暖房感が得られるようにすることを目的としたものであ
る。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、室内温度調節機能
を有する制御部に、運転を開始する時の室温と運転開始
から一定時間後の室温を検出し、その室温の変化量によ
って室温設定値を補正する室内温度設定補正部を設けた
構成としてある。
作用 本発明は上記構成によって暖房開始時の設定温度を自
動的に高くすることができ、その結果壁等からの冷熱輻
射があっても体感的には最適な温度にすることができ、
快適な暖房が可能である。また壁等が暖まった後は自動
的に設定温度が希望温度まで下がるので熱く感じること
もなく、長時間使用していても快適な暖房が可能であ
る。
実施例 以下本発明の一実施例について図面を用いて説明す
る。第3図は温風暖房機に用いた場合の外観を示したも
ので、この温風暖房機は運転スイッチ2を押すと運転を
開始し、吹き出し口3より温風を吹き出す。4は表示装
置で、運転のON/OFF,異常の有無等を示す。5は室温を
検出するサーミスタで、設定温度との差に応じて能力可
変もしくは運のON/OFFを自動的に行なわせる。6は10個
のLEDを横一列に並べたサーモLEDで、サーミスタ5で検
出した室温に対応するLEDの1つを点滅にて表示し、室
温設定値に対応するLEDの1つを点灯にて表示する。7
は室温設定値を左側すなわち低温側にずらすダウンスイ
ッチで、8は右側すなわち高温側にずらすアップスイッ
チである。
次に上記実施例の回路構成を第1図を用いて説明する
と9は室温を検出するサーミスタ回路で、サーミスタ5
と抵抗10とで分圧して得られる電圧VTHはA/D変換器11に
入力され、A/D変換器11にてデジタル値に変換されてマ
イクロコンピュータ12に通信される。13は室温設定用の
スイッチ回路で、ダウンスイッチ7とアップスイッチ8
はそれぞれ抵抗14,15を介してプルダウンされており、
ダウンスイッチ7が押されたことを伝える信号線aとア
ップスイッチ8が押されたことを伝える信号線bはそれ
ぞれマイクロコンピュータ12に接続されている。さらに
16は運転スイッチ2のプルダウン抵抗であり、運転スイ
ッチが押されたことを伝える信号線cもマイクロコンピ
ュータ12に接続されている。17は温風暖房機の運転,停
止,暖房等のシーケンスを行なう負荷群、18は暖房する
部屋の大きさをマイクロコンピュータ12に入力する畳数
設定スイッチで、マイクロコンピュータ12はこの入力に
応じて最大燃焼量を設定し部屋の大きさに関係なく暖房
立上り時の室温変化量を同じにするか、室温変化量を部
屋の大きさに応じてあらかじめ設定するようになってい
る。第2図はマイクロコンピュータ12の動作を示すフロ
ーチャートで、19は室内温度設定補正部、20は室温補正
解除部である。
上記構成において、第2図のフローチャートに従って
動作を説明する。まず運転スイッチをONし、畳数設定ス
イッチ18で暖房する部屋の大きさ選定すると、操作パネ
ル1のLED6の初期設定値、例えば20℃部が点灯し、同時
にサーミスタ5で検出された室温(例えば10℃)が点滅
する。ここでアップダウンスイッチ7,8を操作すれば初
期設定値20℃を変更して好みの温度とすることができ
る。そして、変更された設定値が点灯表示される。次に
上記運転スイッチONの一定時間後(例えば30秒間後)に
室温の変化量がマイクロコンピュータ12であらかじめ定
められた所定量(例えば6畳の部屋で10deg)以上にな
ったときは、室内の壁,床,天井等の温度もある程度暖
められていると考えられるため設定された設定温度と室
温サーミスタ5によって検出された温度との差によって
暖房能力を調節する。一方、一定時間後の室温の変化が
所定量以下の場合には、室内温度設定補正部19によって
室内の壁,床,天井等の温度が十分上昇していないと判
断されるので、設定温度をあらかじめ定めた所定量、例
えば2degアップするように補正を行う。この場合表示上
の設定温度は補正なしのまま変化しない。したがって、
この場合は設定された設定温度よりも2deg高い目標値に
対して暖房能力の調節が行なわれる。そして上記補正の
一定時間後(例えば1時間後)には、壁,床,天井等の
温度も十分上昇していると考えられるため、室温補正解
除部20で前記の温度補正を解除する。
ところで本発明では室温もしくは設定温度を表示手段
は何でもよく、上記実施例ではマイクロコンピュータ12
で直接駆動するという観点からLEDを例としたが、蛍光
表示管,液晶表示管でもさしつかえなく、さらには横一
列のバー表示以外にも縦方向のバー表示でもよく、また
直接温度を数値で表示してもよい。
さらに本実施例では室温の変化量10degに対して2deg
の温度補正を行なったが、さらに5degで1degの補正をも
行なうような細分化や、変化温度・補正温度をその暖房
機の暖房能力によって自由に変化させてもよい。
発明の効果 以上実施例の説明から明らかなように本発明によれば
次のような効果が期待できる。
(1)暖房開始から一定時間の室温変化量で設定温度を
補正するので、暖房前の室温が低いときでも部屋がどの
ような広さであっても冷熱輻射による寒さを感じること
なく快適な暖房ができる。すなわち室温が低いときはも
ちろん室温が高いときでも部屋が広いときは室温の変化
量が少なく、室温が高いときや室温が低くても部屋が狭
いときは室温の変化量が大きくなるものであり、この室
温変化量によって設定温度を補正することにより体感温
度を補正して希望する温度に近づけることができ、快適
な暖房ができるのである。
2) 上記温度補正は暖房が長時間行なわれると、壁,
床,天井等の温度が上昇してくるので熱く感じるように
なるが、本発明では温度補正が一定時間で解除されるの
で、このようなこともなく長時間使用していても快適な
暖房ができる。
3) また上記温度補正は一定の室温上昇がある場合に
は行なわないので無駄な暖房を行なうこともなく経済的
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における温度設定装置の回路
図、第2図は同動作を説明するフローチャート、第3図
は暖房機の要部斜視図、第4図は室温と壁等の温度との
関係を示すグラフである。 12……制御部(マイクロコンピュータ)、19……室内温
度設定補正部、20……室温補正解除部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23N 5/02 350 F23N 5/20 F24D 19/10 F24H 3/02 301 - 3/04 305

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内温度調節機能を有する制御部に、運転
    を開始する時の室温と運転開始から一定時間後の室温を
    検出し、その室温の変化量によって室温設定値を補正す
    る室内温度設定補正部を設けた暖房機の温度設定装置。
  2. 【請求項2】上記室内温度設定補正部によって補正され
    た室内設定値を一定時間後に解除する室温補正解除部を
    設けた請求項1記載の暖房機の温度設定装置。
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