JPH06133397A - 圧電センサ - Google Patents

圧電センサ

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JPH06133397A
JPH06133397A JP4279660A JP27966092A JPH06133397A JP H06133397 A JPH06133397 A JP H06133397A JP 4279660 A JP4279660 A JP 4279660A JP 27966092 A JP27966092 A JP 27966092A JP H06133397 A JPH06133397 A JP H06133397A
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piezoelectric sensor
upper insertion
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Toshihiko Sato
佐藤  敏彦
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Oki Ceramic Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 広い温度範囲で使用する場合でも感度の温度
依存性が従来より小さな振動検出用圧電センサを提供す
る。 【構成】 ニッケルを42重量%含む鉄−ニッケル合金
から成る容器31にアルミナから成る下部挿入板33を
エポキシ系接着剤15で固定する。この下部挿入板33
に圧電体13aとしてPZTを用いた圧電素子13を接
着剤15で固定する。アルミナで構成された上部挿入板
35で電極35b,35cを有する上部挿入板35を、
圧電素子13に、上部挿入板及び圧電素子双方の電極を
半田付けすることによって、固定する。下部挿入板及び
上部挿入板各々の外形寸法は圧電素子のそれよりやや大
きくしてある。圧電素子とこれら挿入板とから成る積層
体に熱収縮チューブをかける。圧電素子の上部及び側面
には空隙39、45ができる。この状態で圧電素子など
を樹脂41で封じしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、圧電材料を用い構成
される、AE(アコースティック・エミッション)セン
サ、超音波センサ、振動センサなどの、圧電センサに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】被測定物の微小振動や歪みを圧電材料が
有する圧電効果により電気信号に変換する圧電センサ
は、種々の分野で使用されている。例えば、機械的な動
作をする装置に圧電センサを取りつけておき、当該機械
で異常動作が起きたときに生じる異常振動をこの圧電セ
ンサで検知する場合などである。
【0003】このように使用される圧電センサの一例と
して、この出願に係る出願人は、従来から、以下に説明
するような構成のものを提供していた。図12及び図1
3はこの圧電センサの説明に供する図である。特に、図
12は、この圧電センサの全体構成を概略的に示した断
面図、また図13は、この圧電センサ中に備わる圧電素
子の一例の上面図及び下面図並びに、この圧電素子を上
面図中のI−I線相当位置で切った断面図である。
【0004】この圧電センサ11は、圧電素子13と、
これが固定手段15例えば接着剤によって固定される支
持体(この場合容器)17と、圧電素子13の第1及び
第2電極13b,13cに接続された内部配線19a
と、この内部配線19aに接続された外部配線19b
と、容器17の蓋21とを具えたものであった。
【0005】ここで、圧電素子13は、この例では、円
板状の外形形状を有した圧電体13aと、この圧電体1
3aの一方面に設けられた第1電極13bと、他方面に
設けられた第2電極13cとを具えたものである。ただ
し、この圧電素子13では、圧電体13aに内部配線1
9aを接続する際の便宜のために、第2電極13cの一
部13dを圧電体13aの第1電極13b形成面まで引
き回してある。圧電体13aは、例えばチタン酸ジルコ
ン酸鉛(PZT)系の圧電セラミックスで構成されるこ
とが多い。なお、圧電体13aの外形寸法は、検出した
い異常振動の周波数で共振し易い寸法とされる。また、
第1及び第2電極13b,13cは銀ペーストを焼成し
たもので構成されることが多い。
【0006】また、容器17は、材料費が安価なことか
ら、鉄で構成されることが多い。
【0007】また、内部配線19aは、その応力が圧電
素子13に及ぶのを極力軽減する意味から、線径が極め
て細い電線で構成されることが多い。また、外部配線1
9bは耐久性及びノイズ対策を図る意味から、内部配線
19aよりは太いシールド線で構成されることが多い。
この外部配線19bは、その一端が蓋21に固定され、
この蓋21近傍で内部配線19aと接続される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この出
願に係る発明者の詳細な研究によれば、上述の従来の圧
電センサでは以下に説明するような問題点があった。
【0009】(1).圧電センサの使用環境温度範囲が広い
範囲となった場合、圧電センサの感度の温度依存性が大
きくなり(詳細は後述の比較例参照。)所望の測定がで
きないという問題点。
【0010】(2).内部配線と外部配線とに分けた配線構
造を必要とするため、作製が煩雑であり、また両者の接
続個所の信頼性の確保が難しいという問題点。
【0011】(3).内部配線を線径が極めて細い電線で構
成する必要があるため、耐振性(耐久性)が低いという
問題点。
【0012】(4).温度の影響を軽減するため圧電センサ
を好適な保護器に収納し使用することも考えられるが、
保護器を使用するとその分、圧電センサの外形は大きく
なるし、また感度も低下するという問題点。
【0013】過酷な使用形態、例えば、自動車のエンジ
ンルーム内に設置されている機器の異常動作を検出する
ための圧電センサでは、例えば−40〜+150℃の広
い温度範囲での測定ができ、かつ、耐久性や小型である
ことが要求されるので、上記各問題点の解決が望まれて
いる。
【0014】この発明はこのような点に鑑みなされたも
のであり、従ってこの発明の第1の目的は、圧電センサ
の感度の温度依存性が従来より小さな圧電センサを提供
することにある。また、この発明の第2の目的は従来よ
り耐久性に優れる圧電センサを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この発明によれば、圧電素子と該圧電素子が固定さ
れる支持体とを具える圧電センサであって、被測定物か
らの測定信号を前記支持体を介して得る圧電センサにお
いて、支持体を、圧電素子に使用される圧電体の熱膨張
係数と等しいか又は近似の熱膨張係数を持つ材料をもっ
て、構成したことを特徴とする。
【0016】ここで、この発明において、支持体とは、
被測定物と圧電素子との間に介在するもので圧電素子が
固定されるものすべてを含め得る。支持体の形状や大き
さ、厚さは圧電センサの用途や設計に応じ適宜変更され
るからである。例えば、図12の場合のような容器や、
また、容器と圧電素子との間に下部挿入板を設ける場合
のこれら容器及び下部挿入板で構成される部分は支持体
いえる。また、圧電センサの設計によっては単なる板状
体を支持体とする場合もあり得るのでそのような板状体
も勿論支持体といえる。なお、下部挿入板を必要とする
例としては、例えば、容器と圧電素子とを電気的に絶縁
する場合の絶縁板などが考えられる。
【0017】さらにこの発明において、支持体を圧電体
の熱膨張係数と等しいか又は近似の熱膨張係数を持つ材
料で構成するとは、支持体全部をこのような所定材料で
構成する場合、支持体の圧電素子が固定される部分を含
む一部分をこのような所定材料で構成する場合、さらに
は、支持体が例えば容器及び下側挿入板で構成される場
合で考えれば少なくとも下側挿入板のみをこのような所
定材料で構成する場合のいずれでも良い。なお、支持体
が例えば容器及び下側挿入板で構成される場合は、下部
挿入板を圧電体の熱膨張係数と等しいか又は近似の熱膨
張係数を持つ材料で構成し、容器は被測定物の熱膨張係
数と圧電体の熱膨張係数との間の値を持つ材料で構成す
るのも好適と考える。被測定物から圧電素子までの間で
熱膨張係数が段階的に整合できると考えられるからであ
る。
【0018】さらにこの発明において、圧電体の熱膨張
係数と近似とは、圧電センサに要求される特性を得るに
必要な範囲で決定される。これに限られないが、圧電体
の熱膨張係数に対し例えばプラスマイナス1桁の範囲の
熱膨張係数を持つ材料は近似の範囲と考えられる。
【0019】さらにこの発明において、圧電体の熱膨張
係数と等しいか又は近似の熱膨張係数を持つ材料とは、
支持体が複数部材(例えば容器及び下部挿入板)で構成
されている場合などは、それぞれで同じものでも異なる
ものでも良い意味である。ただし、容器、挿入板各々で
その目的や製作加工上の理由等からそれぞれに好適な材
料があるので、実際には、互いに異なる材料(勿論熱膨
張係数は所定範囲である。)なることが多いと考えられ
る。
【0020】さらにこの発明において、下部挿入板は複
数枚の挿入板で構成される場合があっても良い。その場
合、被測定物側から段階的に熱膨張係数が圧電体のそれ
に近づくように材料を選択するのが好適である。なお、
挿入板を複数枚用いる場合の枚数は例えば圧電センサの
感度を考慮し決定するのが良い。
【0021】また、この発明の実施に当たり、以下の
(a)、(b)及び(c)の構成をさらに付加するのが
より好適である。
【0022】(a)前述の圧電センサの下部挿入板側と
は反対側の面に、該圧電素子に使用される圧電体の熱膨
張係数と等しいか又は近似の熱膨張係数を持つ材料で構
成した上部挿入板であって、該圧電素子の電極と接続さ
れる電極を有した上部挿入板を、設ける。
【0023】(b)これら圧電素子及び上部挿入板間に
空隙を生じさせておく。
【0024】(c)該上部挿入板の電極に外部配線を接
続しておく。
【0025】なお、前述の圧電素子及び上部挿入板間の
空隙は、圧電素子の電極と上部挿入板の電極との接続部
分の高さを利用して生じさせるのが好適である。
【0026】さらに、この発明の実施に当たり、以下の
(d)、(e)及び(f)の構成をさらに付加するのが
より好適である。
【0027】(d)前述の下部挿入板及び上部挿入板各
々を用いる。
【0028】(e)これら下部挿入板、圧電素子及び上
部挿入板で構成される積層体側面に、該圧電素子側面に
空隙を確保できる状態で覆い部材を設ける。
【0029】(f)該覆い部材で覆った積層体を封じ部
材で封じしておく。
【0030】なお、前述の下部挿入板及び上部側挿入板
各々を、それらの平面的外形寸法が前記圧電素子の平面
的外形寸法より大きくされたもので構成し、この寸法差
の違いを利用して、圧電素子側面の前記空隙を生じさせ
るのが好適である。
【0031】
【作用】この発明によれば、圧電素子に接する支持体
(例えば容器又は下部挿入板。)を、圧電体の熱膨張係
数に等しいか近似している材料で構成したので、そうし
ない場合に比べ、圧電センサの使用環境温度が大きく変
化した場合でもこの温度変化において支持体と圧電体と
の熱膨張係数差により生じる応力は小さくなる。このた
め、圧電センサの感度の温度依存性は従来より改善され
る。また、温度変化が大きい使用環境でも特別な保護器
を用いる必要性がなくなる。
【0032】また、圧電素子上に空隙をもって上部挿入
板を設け、かつ、この上部挿入板に外部配線を接続する
構成の場合、圧電素子上側からの応力はこの上部挿入板
により実質的に遮断できるので、外部配線を強固なもの
(例えば線径が太い電線や場合によってはプリント基
板)で構成することができるようになる。
【0033】また、下部及び上部挿入板を用い、かつ、
圧電素子を空隙をもって覆い然も圧電素子などを封じ部
材で封じする構成では、圧電素子の上部及び側面に空隙
を維持した状態で圧電素子をモールドできる。このた
め、封じ部材の圧電素子への悪影響を低減した状態で圧
電素子を使用環境から遮蔽できる。
【0034】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の圧電センサ
の各実施例について比較例と併せて説明する。ただし、
説明に用いる各図はこの発明を理解できる程度に各構成
成分の寸法、形状及び配置関係を概略的に示してあるに
すぎない。また、各図において同様な構成成分について
は同一の番号を付して示してある。また、各図に示した
構成成分のうちの従来と同様な構成成分については従来
技術の説明で用いた図中の番号と同一の番号を付して示
してある。そしてこのような構成成分については重複説
明を省略する場合もある。また、以下の説明で示す使用
材料、寸法等の数値的条件はこの発明の範囲内の一例に
すぎない。
【0035】1.第1実施例 図1はこの発明の最も単純な構成の実施例(第1実施
例)の圧電センサを概略的に示した断面図である。な
お、その断面位置は、この圧電センサ中の圧電素子の断
面がちょうど図13中でのI−I線における断面相当の
断面として得られるような位置としている(以下の各実
施例でのセンサ断面図において同じ。)。
【0036】この図1において、31は支持体でありこ
の場合は上部が開放状態とされた器状の容器(詳細は後
述する)、13は圧電素子、15は固定手段、19aは
内部配線、19bは外部配線、21は蓋である。これら
構成成分31,13〜19の詳細は以下の通りとしてい
る。
【0037】先ず、圧電素子13は、図13を用いたと
同様に圧電体13aと、電極13b〜13dとで構成し
てある。そして、圧電体13aは、チタン酸ジルコン酸
鉛(PZT)で構成したもので、かつ、直径が10m
m、厚さが1〜3mmの複数のものとしている。PZT
を用いたことから、この圧電体13aの熱膨張係数は、
5×10-6/℃(1×10-6〜8×10-6/℃のものが
一般的。)となる。また、圧電体13aの厚さを1〜3
mmとしていることから、この圧電体13aの共振周波
数は100〜2,000KHzとなる。また、圧電素子
13の各電極13b〜13dは銀ペーストを焼成したも
ので構成している。なお、この第1実施例及び以下の各
実施例並びに各比較例で用いる各圧電体は、同一工程で
公知の方法で出発原料の秤量、混合及び焼成をして得て
いる。
【0038】また、容器31は、この場合、鉄(Fe)
とニッケル(Ni)との合金(Niを42重量%の割り
合いで含むもの)で構成したもので、かつ、外径寸法
(図1中Pで示す寸法)を13mmと14mm、容器3
1底部の肉厚t(図1参照)を0.4mmと0.5mm
にそれぞれした複数のものとしている。なお、この合金
の熱膨張係数は圧電体13aとほぼ同等な5×10-6
℃である。
【0039】また、固定手段15として熱膨張係数が6
×10-5/℃のエポキシ系接着剤を用いている。
【0040】また、内部配線19aは、この場合、線径
が0.1mmの電線を3本縒り合わせて作製された、線
径が0.2mmの縒り線(従来から使用していたもの)
を用いている。また外部配線19bは、芯線の線径が
0.6mmのシールド線を用いている。なお、外部配線
19bの一端は蓋21に好適な方法で固定している。
【0041】そして、容器31の底面に圧電素子13を
上記接着剤15により固定し、次に、圧電素子13の第
1電極13bと、第2電極13cの引き回し部13dと
に内部配線19aを半田付けし、続いて、この内部配線
19aの他端を外部配線19bに半田付けし、その後、
蓋21をして第1実施例の圧電センサを得る。
【0042】次に、この第1実施例の圧電センサを、所
定の周波数の振動を生じる振動発生装置(図示せず)に
所定の固定方法により固定し、さらに、これら振動装置
及び圧電センサを温度可変できる温度槽(図示せず)内
に入れる。そして、温度槽内の温度を−40℃〜+15
0℃の範囲で20℃の温度を含む複数温度に設定しそれ
ぞれの温度での圧電センサからの出力を測定する。以
下、この測定を説明の都合上「温度−感度特性の測定」
と称する。そして、各設定温度での出力値を20℃での
出力に対する変化率に換算する。この第1実施例の圧電
センサの温度−感度特性における主な測定温度での変化
率を示すと、−40℃においては−5%、+100℃に
おいて−10%、+150℃において−15%であっ
た。なお、容器31の底面の肉厚を違えたり、容器31
の外径形寸法を違えた各試料いずれもほぼ同様な特性を
示した。この第1実施例の圧電センサでの温度−感度特
性を、変化率を縦軸にとり温度を横軸にとって、図4に
示した。なお、この図4には以下の比較例1での特性
と、実施例2〜4の特性とを併せて示してある。
【0043】2.第2実施例 第1実施例の構成において、容器31の構成材料として
コバール(鉄54重量%、ニッケル29重量%及びコバ
ルト17重量%の合金)を用いたこと以外は第1実施例
と同様にして第2実施例の圧電センサを作製し、第1実
施例と同様に温度−感度特性の測定を行なう。なお、コ
バールの熱膨張係数は、5.3×10-6/℃であり、第
1実施例の合金とほぼ同等である。
【0044】この第2実施例の圧電センサの感度の温度
依存性特性は第1実施例とほぼ同様なものであることが
分かった。
【0045】3.第3実施例 第3実施例として、下部挿入板を用いる例を説明する。
図2はその説明に供する断面図である。
【0046】この第3実施例の圧電センサは、第1実施
例の構成において、容器31と圧電素子13との間に下
部挿入板33として厚さが0.3〜0.8mm、直径が
約12mmのアルミナ板を挿入した構成のものである。
容器31へアルミナ板33を固定する手段、アルミナ板
33へ圧電素子13を固定する手段はいずれも上記エポ
キシ系接着剤としている。なお、アルミナ板33の熱膨
張係数は8×10-6/℃である。
【0047】次に、第1実施例と同様にこの第3実施例
の圧電センサの温度−感度特性の測定を行なう。この第
3実施例の圧電センサの温度−感度特性における主な測
定温度での変化率を示すと、−40℃において0%、+
100℃においても0%、+150℃において−5%で
あった。なお、下部挿入板33の厚さを違えた各試料い
ずれも同様な特性を示した。この第3実施例の試料での
温度−感度特性を、第1実施例同様に、図4に示した。
【0048】なお、下部挿入板として、ステアタイト又
はPZT系セラミックを用いた場合もこの第3実施例と
同様な効果が得られた。
【0049】4.第4実施例 図3は第4実施例の圧電センサの説明に供する断面図で
ある。この第4実施例の圧電センサでは、支持体として
の容器31の、圧電素子13と対向する部分を含む一部
分31aを上記Fe−Ni合金で構成し、容器31のそ
れ以外の部分17を鉄で構成している。それ以外は第3
実施例と同様である。なお、このような特殊な容器は、
比較例の容器の底部を取り除き、この取り除き部分に別
途に作製した上記Fe−Ni合金の円板を接着剤で接着
することで得ている。
【0050】この第4実施例の圧電センサの温度−感度
特性は第3実施例のものと同じであった。
【0051】<比較例1>第1実施例の構成において、
容器31の構成材料として鉄(熱間圧延長材及び冷間圧
延材の2種類)、アルミニウム、黄銅をそれぞれ用いた
こと以外は第1実施例と同様にして比較例の各圧電セン
サを作製し、第1実施例と同様に温度−感度特性の測定
を行なう。なお、この比較例で用いた各材料の熱膨張係
数は、熱間圧延材では1.2×10-5/℃、冷間圧延材
では熱間圧延材とほぼ同様、アルミニウムでは2.4×
10-5/℃、黄銅では1.8×10-5/℃である。いず
れも用いた圧電体(PZT)の熱膨張係数に対し1桁以
上小さい熱膨張係数を持つ材料である。
【0052】各比較例の圧電センサのうちの冷間圧延材
で容器を構成したものの温度−感度特性における主な測
定温度での変化率を示すと、−40℃において−7%、
+100℃において−30%、+150℃において−5
0%であった。この特性を図4に示した。また、他の比
較例の圧電センサの温度−感度特性も、冷間圧延材で容
器を構成したものとほぼ同様な特性となることが分かっ
た。
【0053】これら第1〜第4実施例及び比較例1の結
果から明らかなように、圧電素子の支持体を、圧電体の
熱膨張係数に等しいか近似の熱膨張係数を持つ材料で構
成すると、そうしない場合より、温度−感度特性が明ら
かに改善されることが理解できる。また、実施例の中で
も下部挿入板を用いる構成の方が温度−感度特性が改善
される。下部挿入板を用いることにより特性が向上する
理由は、支持体を異なる材料の積層構造としたため、支
持体の厚さが実質厚くなったことによるためなど種々考
えられるが、未だ究明していない。
【0054】5.第5実施例 上部挿入板を用いかつ内部配線を用いず然も圧電素子部
分等を樹脂封じする例(ただし、圧電素子には樹脂が直
接に接触する例)について説明する。図5〜図8はその
説明に供する図である。特に、図5は用いた上部挿入板
の説明に供する上面図、側面図及び下面図、図6は上部
挿入板の他の例の説明に供する上面図、側面図及び下面
図である。そして、図7(A)は第5実施例の圧電セン
サであって図5に示した上部挿入板を用いたもののの断
面図、図7(B)は用いた外部配線37の詳細説明に供
する図、図8は第5実施例の圧電センサであって図6に
示した上部挿入板を用いたもののの断面図である。
【0055】図5及び図6に示したようにこの場合の下
部挿入板35は、直径が約12mmで厚みが3mmのア
ルミナ板35aに、その表裏に亙り、圧電素子13の第
1電極及び第2電極13b,13cに対応する、電極3
5b,35cを設けた構成となっている。特に、図5の
下部挿入板にあっては、アルミナ板35aにスルホール
35dを設けこれを介し電極35b,35cを設けてあ
る。また、図6の下部挿入板にあってはアルミナ板35
aの側壁を迂回させて電極35b,35cを設けてあ
る。なお、これら上部挿入板35では、これの圧電素子
13上への座りを良くするために、圧電素子13側の面
の好適位置に電極35b,35cの高さと同じ高さ(図
5、図6中hで示す。)の凸部35eを設けても良い。
【0056】また、外部配線37は、この場合、図7
(B)に示したように、内部導体(芯線)37aと、外
部導体37bと、内部及び外部導体間を絶縁する絶縁体
37cと、外部導体37bを被覆している外皮(絶縁
体)37bとで構成されたシールド線37であって、内
部導体37aの線径が0.6mm、外部導体37bの線
径が1.4mm、全体の外径が2mmのシールド線であ
る。この外部配線37は第1〜第4実施例及び比較例で
用いた内部配線19aに比べ十分太いものである。
【0057】次に、図7又は図8を参照して説明するよ
うに、容器31に下部挿入板33を上記エポキシ系接着
剤15で固定する。この下部挿入板33に圧電素子13
を上記エポキシ系接着剤15で固定する。この圧電素子
13に上述の上部挿入板35を、圧電素子側の電極と上
部挿入板35側の電極とを例えば半田付けすることによ
って、固定する。圧電素子13と上部挿入板25との間
には両者の電極接続部に起因する空隙39が生じる。次
に、この上部挿入板35の圧電素子13側とは反対面側
の電極部分に上述の外部配線37の内部導体37a,外
部導体37bを例えば半田付けによって接続する。その
後、容器の圧電素子など以外の空間に封じ部材としてこ
の場合熱膨張係数が2×10-4/℃のシリコンゴム系の
樹脂41を充填し圧電素子などを封じする。これによ
り、第5実施例の圧電センサが2種類(上部挿入板35
の電極の構造がスルーホールを用いているか否かの意味
で2種類)得られる。
【0058】なお、この第5実施例の構成では、樹脂封
じの際に、圧電素子13と上部挿入板25との間の空隙
39には横方向から樹脂が入り込むので空隙39の全部
又は一部は樹脂により埋められてしまう。
【0059】この第5実施例の各圧電センサの温度−感
度特性を第1実施例同様に測定する。この第5実施例の
圧電センサの温度−感度特性における主な測定温度での
変化率を示すと、−40℃において−5%、+100℃
において−10%、+150℃において−20%であっ
た。この特性を図4同様な表記方法により図9に示し
た。なお、この図9には以下の第6実施例の特性及び比
較例2の特性を併せて示してある。
【0060】この第5実施例の特性が第1〜第4実施例
の特性より若干悪くなった理由は、封じ用樹脂が圧電素
子の主に側面に接触しているためと思われる。
【0061】6.第6実施例 上部挿入板を用いかつ内部配線を用いず然も圧電素子部
分等を樹脂封じする例(ただし、圧電素子には樹脂が直
接に接触しないようにした例)について説明する。図9
はこの第6実施例の圧電センサの説明に供する断面図で
ある。
【0062】第5実施例で説明したセンサの製作工程に
おいて、上部挿入板35に外部配線37を接続した後で
封じ部材41を充填する前に、下部挿入板33、圧電素
子13及び上部挿入板35で構成される積層体側面に、
覆い部材43としてこの場合熱収縮性の樹脂チューブを
装着し、その後、第5実施例同様に樹脂を充填する。こ
れにより第6実施例の圧電センサを得る。なお、熱収縮
樹脂チューブとしてこの場合住友電気工業製のスミチュ
ーブ(商品名)を用いている。
【0063】この第6実施例の構成では、下部挿入板3
3及び上部側挿入板35各々の平面的外形寸法が圧電素
子13の平面的外形寸法より大きいので熱収縮チューブ
は圧電素子側面に空隙45(図9参照)を保った状態で
圧電素子などの装着される。さらに、圧電素子13と上
部挿入板35との間の空隙39も保たれる。この結果圧
電素子13の上面及び側面に空隙を保った状態で圧電素
子が封じ部材41により覆われ、かつ、支持体が所定の
熱膨張係数の材料で構成された圧電センサが得られる。
【0064】この第6実施例の圧電センサの温度−感度
特性を第1実施例同様に測定する。この第5実施例の圧
電センサの温度−感度特性における主な測定温度での変
化率を示すと、−40℃において0%、+100℃にお
いて0%、+150℃において−3%であった。この特
性を図9に示した。
【0065】<比較例2>上述の比較例1の構成におい
て圧電素子の入った容器に第5,6実施例で用いた樹脂
を充填し圧電素子を封じし、比較例2の圧電センサを得
る。
【0066】この比較例2の圧電センサの温度−感度特
性を第1実施例同様に測定する。この比較例2の圧電セ
ンサの温度−感度特性における主な測定温度での変化率
を示すと、−40℃において−8%、+100℃におい
て−50%、+150℃において−70%であった。こ
の特性を図9に示した。
【0067】上述の各実施例及び各比較例の結果より第
6実施例の構成が今回の実施例の試料の中では最高の特
性を示すことが理解できる。
【0068】上述においてはこの発明の圧電センサの各
実施例を説明したがこの発明はこれら実施例に限られな
い。例えば、図11に示したように、第1実施例の構成
(図1参照)に、上部挿入板35を加えさらに線径が従
来より太い電線37を用いる構成としても従来より特性
改善が図れることは明らかである。また、第5実施例の
構成(図7又は図9参照)で樹脂封じをしない構成の場
合も従来より特性改善が図れることは明らかである。
【0069】また、圧電素子の形状、寸法、その材料は
上述の例に限られず設計に応じた任意好適なものとでき
る。例えば、圧電セラミックスを用いる例であれば他の
形状や寸法については、例えば、文献(「テクニカル
インフォメーション圧電セラミックス」(1988.
2.20発行第3版)、沖セラミック工業(株))に詳
しい。また、圧電材料は例えば水晶など他のものでも良
い。そして、その場合はその圧電材料の熱膨張係数に応
じ支持体材料を選択すれば良い。
【0070】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明の圧電センサによれば、圧電素子に接する支持体
と圧電体との熱膨張係数差により生じる応力が従来より
小さくなる。このため、圧電センサの感度の温度依存性
は従来より改善される。また、温度変化が大きな環境で
使用する場合も特別な保護器を用いる必要性がなくなる
のでセンサが大型化することを防止できる。
【0071】また、圧電素子上に空隙をもって上部挿入
板を設け、かつ、この上部挿入板に外部配線を接続する
構成の場合、圧電素子上側からの応力はこの上部挿入板
により実質的に遮断できるので、外部配線を強固なもの
(例えば線径が太い電線や場合によってはプリント基
板)で構成することができるようになる。このため、セ
ンサの耐久性の向上が図れる。
【0072】また、下部及び上部挿入板を用い、かつ、
圧電素子を空隙をもって覆い然も圧電素子などを封じ部
材で封じする構成では、圧電素子の上部及び側面に空隙
を維持した状態で圧電素子をモールドできる。このた
め、封じ部材の圧電素子への悪影響を低減した状態で圧
電素子を使用環境から遮蔽できる。このため、過酷な環
境においても耐久性良く使用できる圧電センサの提供が
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の圧電センサの断面図である。
【図2】第3実施例の圧電センサの断面図である。
【図3】第4実施例の圧電センサの断面図である。
【図4】支持体のみに着目した時の実験結果を比較例と
共に示した図である。
【図5】上部挿入板の説明図である。
【図6】上部挿入板の他の例の説明図である。
【図7】(A)は第5実施例の一例を示した図であり、
(B)は用いた外部配線の説明に供する図である。
【図8】第5実施例の他の例を示した図である。
【図9】上部挿入板や封じにまで着目した実験結果を比
較例と共に示した図である。
【図10】第6実施例の圧電センサを示した図である。
【図11】この発明の他の態様を示した図である。
【図12】従来技術の説明に供する図である。
【図13】従来及びこの発明に供する図であり圧電素子
部分の説明図である。
【符号の説明】
13:圧電素子 13a:圧電体 13b:第1電極 13c:第2電極 13d:第2電極の引き回し部 15:固定手段(接着剤) 15:外部配線 19a:内部配線 19b:外部配線 21:蓋 31:支持体 33:支持体(下部挿入板) 35:上部挿入板 37:外部配線(シールド線) 39,45:空隙 41:封じ部材 43:覆い部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】ここで、この発明において、支持体とは、
被測定物と圧電素子との間に介在するもので圧電素子が
固定されるものすべてを含め得る。支持体の形状や大き
さ、厚さは圧電センサの用途や設計に応じ適宜変更され
るからである。例えば、図12の場合のような容器や、
また、容器と圧電素子との間に下部挿入板を設ける場合
のこれら容器及び下部挿入板で構成される部分は支持体
といえる。また、圧電センサの設計によっては単なる板
状体を支持体とする場合もあり得るのでそのような板状
体も勿論支持体といえる。なお、下部挿入板を必要とす
る例としては、例えば、容器と圧電素子とを電気的に絶
縁する場合の絶縁板などが考えられる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】さらにこの発明において、圧電体の熱膨張
係数と等しいか又は近似の熱膨張係数を持つ材料とは、
支持体が複数部材(例えば容器及び下部挿入板)で構成
されている場合などは、それぞれで同じものでも異なる
ものでも良い意味である。ただし、容器、挿入板各々で
その目的や製作加工上の理由等からそれぞれに好適な材
料があるので、実際には、互いに異なる材料(勿論熱膨
張係数は所定範囲である。)となることが多いと考えら
れる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】さらにこの発明において、下部挿入板は複
数枚のサブ挿入板で構成される場合があっても良い。そ
の場合、これらサブ挿入板の材料としては、被測定物側
から段階的に熱膨張係数が圧電体のそれに近づくように
それぞれの材料を選択するのが好適である。なお、挿入
板を複数枚用いる場合の枚数は例えば圧電センサの感度
を考慮し決定するのが良い。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】(b)これら圧電素子及び上部挿入板を離
間させてその間に空隙を設けるかまたはその間に絶縁物
を介挿させておく。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】また、容器31は、圧電体材料の熱膨張係
数と等しいかその係数の近傍の値の熱膨張係数の材料で
構成する。この実施例では、鉄(Fe)とニッケル(N
i)との合金(Niを42重量%の割り合いで含むも
の)で構成したもので、かつ、外径寸法(図1中Pで示
す寸法)を13mmと14mm、容器31底部の肉厚t
(図1参照)を0.4mmと0.5mmにそれぞれした
複数のものとしている。なお、この合金の熱膨張係数は
圧電体13aとほぼ同等な5×10-6/℃である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】また、固定手段15として熱膨張係数が6
×10-5/℃のエポキシ系接着剤を用いている。しか
し、固定手段15はこれに限定されるものではなく、設
計に応じた任意好適な材料を用いて形成すれば良い。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】そして、容器31の底面に圧電素子13を
上記接着剤15により固定し、次に、圧電素子13の第
1電極13bと、第2電極13cの引き回し部13dと
に内部配線19aを、接続手段23によって接続(例え
ば半田23を用い半田付け)し、続いて、この内部配線
19aの他端を外部配線19bに半田付けし、その後、
蓋21をして第1実施例の圧電センサを得る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】4.第4実施例 図3は第4実施例の圧電センサの説明に供する断面図で
ある。この第4実施例の圧電センサでは、支持体として
の容器31の、圧電素子13と対向する部分を含む一部
分31aを上記Fe−Ni合金で構成し、容器31のそ
れ以外の部分(「熱膨張係数未考慮部分」ともいう。)
17を鉄で構成している。それ以外は第3実施例と同様
である。なお、このような特殊な容器は、比較例の容器
の底部を取り除き、この取り除き部分に別途に作製した
上記Fe−Ni合金の円板を接着剤で接着することで得
ている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】5.第5実施例 上部挿入板を用いかつ内部配線を用いず然も圧電素子部
分等を樹脂封じする例(ただし、圧電素子には樹脂が直
接に接触する例)について説明する。図5〜図8はその
説明に供する図である。特に、図5は用いた上部挿入板
の説明に供する上面図、側面図及び下面図、図6は上部
挿入板の他の例の説明に供する上面図、側面図及び下面
図である。そして、図7(A)は第5実施例の圧電セン
サであって図5に示した上部挿入板を用いたものの断面
図、図7(B)は用いた外部配線37の詳細説明に供す
る図、図8は第5実施例の圧電センサであって図6に示
した上部挿入板を用いたものの断面図である。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】図5及び図6に示したようにこの場合の上
部挿入板35は、直径が約12mmで厚みが3mmのア
ルミナ板35aに、その表裏に亙り、圧電素子13の第
1電極及び第2電極13b,13cに対応する、電極3
5b,35cを設けた構成となっている。特に、図5の
上部挿入板にあっては、アルミナ板35aにスルホール
35dを設けこれを介し電極35b,35cを設けてあ
る。なお、図5では、スルーホール35dの中心軸に沿
った部分が空洞となっている一般的なスルーホール配線
構造例を示したが、スルーホール35d内を電極35b
(35c)の形成材で埋め込んだ構成としても良い。ま
た、図6の上部挿入板にあってはアルミナ板35aの側
壁を迂回させて電極35b,35cを設けてある。な
お、これら上部挿入板35では、これの圧電素子13上
への座りを良くするために、圧電素子13側の面の好適
位置に電極35b,35cの高さと同じ高さ(図5、図
6中hで示す。)の凸部35eを設けても良い。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】次に、図7又は図8を参照して説明するよ
うに、容器31に下部挿入板33を上記エポキシ系接着
剤15で固定する。この下部挿入板33に圧電素子13
を上記エポキシ系接着剤15で固定する。この圧電素子
13に上述の上部挿入板35を、圧電素子側の電極と上
部挿入板35側の電極とを例えば半田23を用い半田付
けすることによって、固定する。圧電素子13と上部挿
入板25との間には両者の電極接続部に起因する空隙3
9が生じる。次に、この上部挿入板35の圧電素子13
側とは反対面側の電極部分に上述の外部配線37の内部
導体37a,外部導体37bを例えば半田付けによって
接続する。その後、容器の圧電素子など以外の空間に封
じ部材としてこの場合熱膨張係数が2×10-4/℃のシ
リコンゴム系の樹脂41を充填し圧電素子などを封じす
る。これにより、第5実施例の圧電センサが2種類(上
部挿入板35の電極の構造がスルーホールを用いている
か否かの意味で2種類)得られる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0061
【補正方法】変更
【補正内容】
【0061】6.第6実施例 上部挿入板を用いかつ内部配線を用いず然も圧電素子部
分等を樹脂封じする例(ただし、圧電素子には樹脂が直
接に接触しないようにした例)について説明する。図1
0はこの第6実施例の圧電センサの説明に供する断面図
である。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0062
【補正方法】変更
【補正内容】
【0062】第5実施例で説明したセンサの製作工程に
おいて、上部挿入板35に外部配線37を接続した後で
封じ部材41を充填する前に、下部挿入板33、圧電素
子13及び上部挿入板35で構成される積層体側面の全
周に、その外側から覆い部材43としてこの場合熱収縮
性の樹脂チューブを装着して圧電素子の周囲に密閉空間
を形成する。その後、第5実施例同様に樹脂を充填す
る。これにより第6実施例の圧電センサを得る。なお、
熱収縮樹脂チューブとしてこの場合住友電気工業製のス
ミチューブ(商品名)を用いている。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】この第6実施例の構成では、下部挿入板3
3及び上部側挿入板35各々の平面的外形寸法が圧電素
子13の平面的外形寸法より大きいので熱収縮チューブ
は圧電素子側面に空隙45(図10参照)を保った状態
で下部挿入板33および上部挿入板35に装着される。
さらに、圧電素子13と上部挿入板35との間の空隙3
9も保たれる。この結果圧電素子13の上面及び側面に
空隙を保った状態で圧電素子が封じ部材41により覆わ
れ、かつ、支持体が所定の熱膨張係数の材料で構成され
た圧電センサが得られる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正内容】
【0068】上述においてはこの発明の圧電センサの各
実施例を説明したがこの発明はこれら実施例に限られな
い。例えば、図11に示したように、第1実施例の構成
(図1参照)に、上部挿入板35を加えさらに線径が従
来より太い電線37を用いる構成としても従来より特性
改善が図れることは明らかである。また、第5実施例の
構成(図7又は図8参照)で樹脂封じをしない構成の場
合も従来より特性改善が図れることは明らかである。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】第1および第2実施例の説明のための、圧電セ
ンサの断面図である。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 13:圧電素子 13a:圧電体 13b:第1電極 13c:第2電極 13d:第2電極の引き回し部 15:固定手段(接着剤) 15:外部配線 19a:内部配線 19b:外部配線 21:蓋 23:接続手段(例えば半田) 31:支持体 33:支持体(下部挿入板) 35:上部挿入板 37:外部配線(シールド線) 39,45:空隙 41:封じ部材 43:覆い部材
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正19】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正20】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正21】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正22】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正23】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正24】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正25】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正26】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子と該圧電素子が固定される支持
    体とを具える圧電センサであって、被測定物からの測定
    信号を前記支持体を介して得る圧電センサにおいて、 支持体を、圧電素子に使用される圧電体の熱膨張係数と
    等しいか又は近似の熱膨張係数を持つ材料をもって、構
    成したことを特徴とする圧電センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の圧電センサにおいて、 前記支持体を前記圧電素子を収納するための容器とし、
    該容器を前記所定熱膨張係数を持つ材料で構成するか、
    または、 前記支持体を前記圧電素子を収納するための容器と、該
    容器及び前記圧電素子間に挿入される下部挿入板とで構
    成されるものとし、少なくとも該下部挿入板を前記所定
    熱膨張係数を持つ材料で構成したことを特徴とする圧電
    センサ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の圧電センサにお
    いて、 前記圧電センサの前記支持体側とは反対側の面に、該圧
    電素子に使用される圧電体の熱膨張係数と等しいか又は
    近似の熱膨張係数を持つ材料で構成した上部挿入板であ
    って、該圧電素子の電極と接続される電極を有した上部
    挿入板を、設けてあり、 これら圧電素子及び上部挿入板間に空隙を生じさせてあ
    り、 該上部挿入板の電極に外部配線を接続してあることを特
    徴とする圧電センサ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の圧電センサにおいて、 前記圧電素子及び上部挿入板間の空隙は、圧電素子の電
    極と上部挿入板の電極との接続部分の高さを利用して生
    じさせてあることを特徴とする圧電センサ。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の圧電センサにおいて、 支持体が下部挿入板を含むものの場合は、 前記下部挿入板、圧電素子及び上部挿入板で構成される
    積層体側面に、該圧電素子側面に空隙を確保できる状態
    で覆い部材を設けてあり、 該覆い部材で覆った積層体を封じ部材で封じしてあるこ
    とを特徴とする圧電センサ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の圧電センサにおいて、 前記下部挿入板及び上部挿入板各々を、それらの平面的
    外形寸法が前記圧電素子の平面的外形寸法より大きくさ
    れたもので構成し、この寸法差の違いを利用して、圧電
    素子側面の前記空隙を生じさせてあることを特徴とする
    圧電センサ。
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