JPH0613334Y2 - 子扉付きパネルの吊り下げ構造 - Google Patents

子扉付きパネルの吊り下げ構造

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JPH0613334Y2
JPH0613334Y2 JP4050088U JP4050088U JPH0613334Y2 JP H0613334 Y2 JPH0613334 Y2 JP H0613334Y2 JP 4050088 U JP4050088 U JP 4050088U JP 4050088 U JP4050088 U JP 4050088U JP H0613334 Y2 JPH0613334 Y2 JP H0613334Y2
Authority
JP
Japan
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panel
runner
child door
attached
hanging
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4050088U
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English (en)
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JPH01150787U (ja
Inventor
茂幸 江口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、上レールに走行自在にはめ込んだラナンに子
扉を有するパネルを吊り下げる技術に関するものであ
る。
[従来の技術] 上レールに走行自在にはめ込んだランナにパネルを吊り
下げ、このパネルを複数枚一列に並べて部屋を間仕切り
するようにしたものが従来から知られている。そして、
パネルをランナに吊り下げる技術としては、例えば実開
昭56−47166号公報に示されているものがある。
この実開昭56−47166号公報のものは、第6図に
示すようにパネル1′の上端面部に爪付きの埋め込みナ
ット20を埋設し、この埋め込みナット20の上端鍔部
21を固定板22で押さえると共に固定板22をパネル
1′上面に固着し、埋め込みナット20に上レール3′
にはめ込んだランナ4′から垂下せる吊り軸9′の下部
のねじ部13′を螺合することにより取り付けていた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記の従来例にあっては、パネル1′の側端
に子扉を回動自在に取り付けた場合の吊り下げとしては
適当でなかった。つまり、パネル1′の側端に子扉を回
動自在に取り付けた場合、子扉を取り付けた方のパネル
1′の端部側におけるランナ4′との取り付け部分には
パネル1′の荷重だけでなく、子扉の荷重がかかり、こ
のためパネル1′に爪付きの埋め込みナット20を埋め
込み、これを固定板22で押さえる程度では十分な荷重
支持が期待できなかった。
本考案は上記の従来の問題点に鑑みて考案したものであ
って、その目的とするところは、子扉を取り付けたパネ
ルを強固にランナに吊り下げることができる子扉付きパ
ネルの吊り下げ構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案子扉付きパネルの吊り下げ構造は、パネル1の側
端部に子扉2を回動自在に取り付け、パネル1の上部両
側端部にそれぞれ上レール3に走行自在にはめ込んだラ
ンナ4を取り付けたものにおいて、断面コ字状をした横
向き部5の上部開口両縁にリップ片6を延出すると共に
横向き部5の一端部から下方に固定片7を垂下してラン
ナ吊り金具8を構成し、少なくともパネル1の子扉2を
取り付けた方の端部上面にランナ吊り金具8の横向き部
5を固着すると共に固定片7を側面上部に固着し、ラン
ナ4から垂下した吊り軸9にナット10を螺合し、吊り
軸9を横向き部5の上部開口内に挿入すると共に吊り軸
9に螺合したナット10にてリップ片6を挟持して成る
ものであって、このような構成を採用することで上記し
た本考案の目的を達成したものである。
[作用] しかして、本考案にあっては、吊り軸9をランナ吊り金
具8の横向き部5の上部開口内に挿入すると共に吊り軸
9に螺合したナット10にてリップ片6を挟持すること
で、パネル1の上面部と側面部とにランナ吊り金具8が
固着されることとなって固着強度が強くなり、上レール
3にはめ込んだランナ4に荷重をかけるに当たってパネ
ル1との取り付け部分が破損したりせず、安定してパネ
ル1を吊り下げることができるようになったものであ
る。
[実施例] 以下本考案を実施例により詳述する。パネル1の上端部
両側にはそれぞれ上レール3に走行自在にはめ込んだラ
ンナ4が取り付けてある。このようなパネル1を複数枚
上レール3に吊り下げ、パネル1を上レール3に沿って
並べることで部屋を間仕切るようになっている。そして
上レール3には端部に格納用分岐レール3aが連出して
あって上レールからこの格納用分岐レール3aにランナ
4を移動させることで複数枚のパネル1を格納するよう
になっている。これらの格納の方法は従来公知の種々の
方法が採用できるものである。上記複数枚のパネル1の
うち任意のパネル1(実施例では一番端に位置するパネ
ル1)には側端部に子扉2がヒンジ部11を介して回動
自在に取り付けてある。
そして、子扉2を取り付けたパネル1の子扉2を取り付
けた方の端部においては第2図に示すようなランナ吊り
金具8によりランナ4をパネル1に取り付けてある。ラ
ンナ吊り金具8は断面コ字状をした横向き部5の上部開
口両縁にリップ片6を延出すると共に横向き部5の一端
部から下方に固定片7を垂下して構成してある。このラ
ンナ吊り金具8をパネル1の子扉2を取り付けた方の端
部に配置し、ランナ吊り金具8の横向き部5をパネル1
の子扉2を取り付けた方の端部上面に当接してビスのよ
うなねじ具12により固着すると共に固定片7をパネル
1の側面上部に当接してビスのようなねじ具12により
固着する。ランナ4からは吊り軸9が回動自在に吊り下
げてあり、この吊り軸9にねじ部13が刻設してあっ
て、ねじ部13に複数個のナット10が螺合してあり、
また吊り軸9の下端部にストッパ部14が設けてある。
しかして、横向き部5の長手方向の端部に開口する側部
開口15から吊り軸9を横向き部5の上部開口内に挿入
し、吊り軸9に螺合したナット10を締め付けて上下の
ナット10によりリップ片6を挟持することによりパネ
ル1に固着したランナ吊り金具8にランナ4を取り付け
るのである。
ここでリップ片6の長手方向における吊り軸9の取り付
け位置を調整することで格納用分岐レール3a間の距離
に対応させてパネル1の両端部のランナ4間の距離を調
整できるものである。
一方、子扉2を取り付けたパネル1の子扉2を取り付け
た方と反対側の端部にランナ4を取り付けるには上記ラ
ンナ吊り金具8をパネル1に取り付けてこのランナ吊り
金具8にランナ4を取り付けてもよいが、従来公知の取
り付け方法を採用してもよいものである。また子扉2を
取り付けていないパネル1においてもランナ吊り金具8
を介して取り付けてもよいが、従来公知の取り付け方法
を採用してもよい。
しかして、本考案のものはパネル1を上レール3に沿っ
て並べることで部屋を間仕切りした場合、任意のパネル
1に回動自在に取り付けた子扉2を開閉して間仕切りし
た内部に出入りするものである。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のように断面コ字状をした横向
き部の上部開口両縁にリップ片を延出すると共に横向き
部の一端部から下方に固定片を垂下してランナ吊り金具
を構成し、少なくともパネルの子扉を取り付けた方の端
部上面にランナ吊り金具の横向き部を固着すると共に固
定片を側面上部に固着し、ランナから垂下した吊り軸に
ナットを螺合し、吊り軸を横向き部の上部開口内に挿入
すると共に吊り軸に螺合したナットにてリップ片を挟持
するので、パネルの上面部と側面部とにランナ吊り金具
が固着されることとなって固着強度が強くなり、上レー
ルにはめ込んだランナに荷重をかけるに当たってランナ
をパネルに取り付ける部分が破損したりせず、子扉を回
動自在に取り付けたにもかかわらずパネルを安定して吊
り下げることができるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の正面図、第2図は同上の分解正面図、
第3図は同上の断面図、第4図(a)(b)は本考案に用いる
ランナ吊り金具の断面図及び側面図、第5図は格納レー
ル部分の斜視図、第6図は従来例の断面図であって、1
はパネル、2は子扉、3は上レール、4はランナ、5は
横向き部、6はリップ片、7は固定片、8はランナ吊り
金具、9は吊り軸、10はナットである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネルの側端部に子扉を回動自在に取り付
    け、パネルの上部両側端部にそれぞれ上レールに走行自
    在にはめ込んだランナを取り付けたものにおいて、断面
    コ字状をした横向き部の上部開口両縁にリップ片を延出
    すると共に横向き部の一端部から下方に固定片を垂下し
    てランナ吊り金具を構成し、少なくともパネルの子扉を
    取り付けた方の端部上面にランナ吊り金具の横向き部を
    固着すると共に固定片を側面上部に固着し、ランナから
    垂下した吊り軸にナットを螺合し、吊り軸を横向き部の
    上部開口内に挿入すると共に吊り軸に螺合したナットに
    てリップ片を挟持して成る子扉付きパネルの吊り下げ構
    造。
JP4050088U 1988-03-28 1988-03-28 子扉付きパネルの吊り下げ構造 Expired - Lifetime JPH0613334Y2 (ja)

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JP4050088U JPH0613334Y2 (ja) 1988-03-28 1988-03-28 子扉付きパネルの吊り下げ構造

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JP4050088U JPH0613334Y2 (ja) 1988-03-28 1988-03-28 子扉付きパネルの吊り下げ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01150787U JPH01150787U (ja) 1989-10-18
JPH0613334Y2 true JPH0613334Y2 (ja) 1994-04-06

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ID=31266970

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JP4050088U Expired - Lifetime JPH0613334Y2 (ja) 1988-03-28 1988-03-28 子扉付きパネルの吊り下げ構造

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KR101153687B1 (ko) * 2010-09-07 2012-06-18 허주범 폴딩도어의 폴딩장치

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JPH01150787U (ja) 1989-10-18

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