JPS636142Y2 - - Google Patents

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JPS636142Y2
JPS636142Y2 JP1983129840U JP12984083U JPS636142Y2 JP S636142 Y2 JPS636142 Y2 JP S636142Y2 JP 1983129840 U JP1983129840 U JP 1983129840U JP 12984083 U JP12984083 U JP 12984083U JP S636142 Y2 JPS636142 Y2 JP S636142Y2
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JP
Japan
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rail
lid
end cover
sleeve
pair
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JP1983129840U
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JPS6040383U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、家屋内の天井部付近に吊設し、介
助装置等のホイスト走行用として使用されるレー
ル装置に係る。
さらにいえば、この考案に係るレールは、その
断面形状が下端開口の略溝形鋼状をなし、その下
端部に外向きコ字形部分を凹み形成し、上端部に
も外向きコ字形のフランジを形成してあり、中空
部内頂壁部付近に給電導体を設置してなるレール
装置の端末部構造に関する。
背景技術 第1図と第2図に示したとおり、レール5は、
その横断面形状(第1図C)として下面開口の略
リツプ薄形鋼状をなし、下端部に外向きコ字形部
分5a,5aを左右対称に凹み形成し、レール5
の両端部において前記コ字形部分5a内にボルト
取り付け孔を形成するスリーブ6が溶接で固着さ
れている。前記コ字形部分5a,5aの上面部が
ホイストの車輪踏面5b,5bとなり、両者の中
間の下向き開口5cにホイストの吊枠が通され
る。レール上端部にも、左右対称な外向きコ字形
のフランジ9,9が形成されている。そして、レ
ール5の中空部内の頂壁部5dに絶縁性の吊物3
0を固定し、これに2本の導体1,1が平行に吊
持されている。
上記レール装置の接続は、第2図A,Bに示し
たとおり行なわれる。即ち、単位長さのレール
5,5及び導体1,1を一連に突き合わせ、導体
1の接合部2にジヨイナー3をかぶせ、小ねじ4
…を締め付け止めている。また、レール5,5同
志は、その下部をスリーブ6に通したボルト7と
ナツト8で締結されている。そして、上部はフラ
ンジ9の上下を継手板10と当て板11で挾みつ
け、ボルト31を締め付け接合されている。
上記したような接続のため、レール5の両端部
には、小ねじ4…を締めつけるための覗き孔12
を形成するための切り欠き5e,5eが設けられ
ている。但し、覗き孔12は小蓋13で塞がれて
いる。
従つて、上記レール装置の端部構造としては、
下記条件ないし機能が要求される。
レール5の中空部内を走るトロリーの走行を
止めるトツパーの働き。
導体1からケーブルを引き出すターミナルボ
ツクの役目。
レール5が、その端部において左右に割れな
いこと、特に左右の車輪踏面5b,5bが外方
によじれて開くことのないように強固に拘束保
持する働き。
レール5の端部を閉塞するキヤツプの役目。
考案の目的 そこでこの考案の目的は、端部構造として要求
される上記−の条件ないし機能を全部必要十
分に具備する構成に改良したホイストのレール装
置を提供することにある。
考案の構成と作用効果 上記目的を達成するため、この考案のレール装
置は、レールの端末部にエンドカバーを接合し、
レール上部の覗き孔を蓋で塞いだ構成とされてい
る。
つまり、エンドカバーが、レールの端部閉塞す
るキヤツプの役目をするのであり、覗き孔も蓋で
十分に塞がれ、外観の見栄えが良い。
また、この考案のレール装置の場合、前記蓋は
レール上部のフランジに至るウエブの部分を挾ん
で固着されていると共にレール長手方向外向きに
突出するガイド棒及び同方向のねじ孔を有するも
ので、他方、エンドカバーは、その上部に前記蓋
のガイド棒が嵌合される孔を有し、また、同蓋の
ねじ孔へねじ込んだボルト及びレール下部のスリ
ーブに通したボルトでレール端部に強固に固定し
た構成とされている。
つまり、エンドカバーと蓋とによる拘束力、保
持作用で、レールがその端部において左右に割れ
ること、特に左右の車輪踏面が外方によじれて開
くことが防止される。また、エンドカバーを外す
とき、普通、導体及びケーブルにつながる電源を
切つて作業するが、万一通電状態のままエンドカ
バーを取り外しても、蓋のガイド棒から離脱する
までの間エンドカバーは平行移動を余儀なくされ
るので、導体又はターミナルに接触するおそれが
なく感電事故から保護される。
さらに、この考案のレール装置は、エンドカバ
ーがケーブル引き出し孔及び隔壁板を具備する構
成とされている。
つまり、隔壁板は、レールの中空部内を走行す
るトロリーをレール端部において止めるストツパ
ーの働きをする。また、エンドカバーは、ケーブ
ル引き出し孔からケーブルを引き出すターミナル
ボツクスの役目をすると共に、隔壁板は、ケーブ
ルがレール中空部内にはみ出すのを防ぎ、より完
全なターミナルボツクを構成する。
なお、エンドカバー及び蓋は、レールとはボル
ト方式で結合するので、標準レールの端部形状を
そのままで適用可能である。
実施例 次に、第3図A,B,Cと第4図に示した実施
例を説明する。
図中18はエンドカバー、13′がレール5の
切り欠き5eを塞ぐ蓋である。
蓋13′は、レール5の外向きコ字状をなすフ
ランジ9に至るウエブ15の高さより若干薄い程
度の板状体であり、第4図に示したとおり、ウエ
ブ15の肉厚と略同一幅で、かつ、平行幅のすり
割り14を有すると共に、同すり割り14に対し
て直角の向きに進退する締め付けボルト16を具
備している。
つまり、この蓋13′は、すり割り14でウエ
ブ15を挾ませ、締め付けボルト16をねじ込む
ことで固定され、切り欠き5eを塞ぐものであ
る。
(第3図A〜C)。
蓋13′はまた、レール5の長手方向外向きに
突出する2本(但し、2本の限りではない。)の
等長で平行なガイド棒17,17を有すると共
に、その間の位置に、ガイド棒17と同方向に平
行にねじ孔13aを有している。
次に、エンドカバー18は、全体として、レー
ル5の横断面形状と近似で片面のみ開口した浅い
箱状をなし、レール5の端面にぴつたり当接され
るようになつている。エンドカバー18の上部に
は、上記蓋13′のガイド棒17,17が嵌合さ
れる2本の平行なガイド孔19,19を有すると
共に、その間の位置に、ねじ孔13a′にねじ込ま
れるボルト20が通されている。つまり、該ボル
ト20をねじ込んで、上部が固定されている。ま
た、下部には、レール5の下部のスリーブ6と対
応する位置にボルト21,21が通されている。
このボルト21をスリーブ6の孔中に通し、反対
側からナツト21′をねじ込むことにより下部が
固定されている。
従つて、上下のボルト20,21をゆるめて外
すことにより、エンドカバー18は、レール5か
ら外すことができる。しかし、それだけで直ちに
落下するというものではなく、ガイド棒17から
抜けるまで平行移動させることによつてはじめて
外すことができる。
上記の如く浅い箱形のエンドカバー18は、そ
の前面部中央にゴムスリーブ27により密閉性を
高めたケーブル引き出し孔28が設けられた構成
をなしている。
従つて、導体1の端部に接続したケーブル24
は、前記ケーブル引き出し孔28から外部に引き
出されるのであり、エンドカバー18はターミナ
ルボツクスの働きをする。ケーブル24と導体1
とは、導体1にはめたターミナル23を介して接
続されている。
エンドカバー18の開口面部には、レール5の
車輪踏面5b,5bの間に位置する隔壁板25を
有する。この隔壁板25は、レール5内を走行し
てきたトロリーのストツパーの働きをすると共
に、エンドカバー18が形成する室22を仕切
り、ケーブル24を納めるターミナルボツクを構
成する。そして、隔壁板25は、エンドカバー1
8の下部にボルト26で固着されている。
考案の効果 以上説明したように本考案によれば、一対のレ
ールを組み付けて構成されるとともに、その組み
付けたレールの断面形状が下方で開口しているレ
ールの長手方向の端部にエンドカバーを取り付け
たので、レールにおける開口した下部はエンドカ
バーによつて強固に連結され、一体となり重量物
を吊り下げたホイストがレール下部の車輪踏面に
載ることによるレール下部の外側への広がりが防
止される。また、エンドカバーに隔壁板を取り付
けたので、エンドカバーの内部にケーブルを収め
るターミナルボツクスが形成され、しかも隔壁板
はホイストのストツパとしての機能を兼用する。
更に、蓋に設けたすり割りとボルトを利用してウ
エブに蓋を取り付け蓋にエンドカバーを取り付け
るので、レールに孔を形成することなく一対のレ
ールが組み付けられる。切り欠きを塞ぐ蓋と、凹
みに固着したスリーブを介してエンドカバーをレ
ールの長手方向の端部に取り付けたので、長尺の
レールにエンドカバー取り付け用の孔加工をする
必要がなくて製作が容易であり、切り欠きを塞ぐ
蓋がエンドカバー取り付け用の媒介手段として兼
用されているため部品数が少なくてすむ。そして
更に、エンドカバーに設けた一対のガイド孔に、
蓋に形成した一対のガイド棒を挿通したので、エ
ンドカバーをレールから外す際にガイド孔からガ
イド棒が離脱するまではエンドカバーをレールに
沿つて平行移動せざるを得ないこととなり、エン
ドカバーがレール内に配設した導体と接触するこ
とによる感電事故が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B,Cはレールの平面図と正剖及び
左側面図、第2図Aはレール装置の接続構造を一
部破断して示す正面図、第2図Bは同図Aの−
断面図、第3図A,B,Cはレール装置の端末
部構造を示す平面図と一部破断の正面図と半断面
の左側面図、第4図は同前の分解した斜視図であ
る。 1……導体、5……レール、5a……コ字形部
分、5b……車輪踏面、6……スリーブ、9……
フランジ、13a……ねじ孔、12……覗き孔、
17……ガイド棒、18……エンドカバー、2
0,21……ボルト、25……隔壁板、28……
ケーブル引き出し孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平方向へ並列に並べて組み付けた一対のレー
    ルから構成され組み付けたレールの断面形状が水
    平に伸びるフランジ9とフランジ9の中央から下
    方へ伸びるとともに一対のレールどうしの当接部
    であるウエブ15とウエブ15の下部から二又状
    に分岐する頂壁部5dを有し、更に下方へ伸びる
    とともに夫々の下端の内側に車輪踏面5bを形成
    し外側に凹み5aを形成した部分とから構成され
    ておりかつ長手方向での端部の頂壁部5dに切り
    欠き5eが形成されたレール5と、該レール5に
    おける前記頂壁部5dの内側に絶縁性の吊物30
    を介して取り付けられた導体1と、レール5の長
    手方向での端部における前記凹み5a内に固着し
    たスリーブ6と、板状であつて一端側にすり割り
    14を有するとともに他端側に一対のガイド棒1
    7を有し前記ウエブ15をすり割り14に嵌め込
    んだ状態で前記切り欠き5eを塞ぎ、すり割り1
    4へ向かつて螺合された締め付けボルト16を介
    してウエブ15に固定された蓋13′と、前記ガ
    イド棒17を嵌合する一対のガイド孔19とケー
    ブル引き出し孔28とを有し前記蓋13′へねじ
    込まれるボルト20及び前記スリーブ6へ挿通さ
    れるボルト21を介してレール5の長手方向での
    端部に取り付けられたエンドカバー18と、エン
    ドカバー18の下部内側に固定された隔壁板25
    とから構成したことを特徴とするホイストのレー
    ル装置。
JP12984083U 1983-08-24 1983-08-24 ホイストのレ−ル装置 Granted JPS6040383U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12984083U JPS6040383U (ja) 1983-08-24 1983-08-24 ホイストのレ−ル装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12984083U JPS6040383U (ja) 1983-08-24 1983-08-24 ホイストのレ−ル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6040383U JPS6040383U (ja) 1985-03-20
JPS636142Y2 true JPS636142Y2 (ja) 1988-02-20

Family

ID=30294063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12984083U Granted JPS6040383U (ja) 1983-08-24 1983-08-24 ホイストのレ−ル装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010037520A1 (de) * 2010-09-14 2012-03-15 Demag Cranes & Components Gmbh Anordnung aus einer Schiene und einem daran befestigten Schleifleitungshalter

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52128260U (ja) * 1976-03-25 1977-09-29
JPS5363174U (ja) * 1976-10-29 1978-05-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6040383U (ja) 1985-03-20

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