JPH06133080A - 電話通信装置 - Google Patents

電話通信装置

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Publication number
JPH06133080A
JPH06133080A JP30291692A JP30291692A JPH06133080A JP H06133080 A JPH06133080 A JP H06133080A JP 30291692 A JP30291692 A JP 30291692A JP 30291692 A JP30291692 A JP 30291692A JP H06133080 A JPH06133080 A JP H06133080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
telephone
dtmf
tone
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP30291692A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Kanashiki
正明 金鋪
Mikiharu Matsuoka
幹晴 松岡
Yasuko Miyazaki
康子 宮崎
Masaaki Yoshida
正明 吉田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH06133080A publication Critical patent/JPH06133080A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯性及び操作性に優れ、且つ低コストな電
話通信装置を提供することを目的とする。 【構成】 マイクロフォン102は、受話器101から
の音響信号(符号化されたDTMF信号)を受信して電
気信号に変換する。コール・プログレス・トーンデテク
タ104は、ダイアル・トーン、ビジィ・トーン(話中
音)、及びリングバック・トーン(呼び出し音)を識別
し、DTMFレシーバ(デコーダ)105は、前記DT
MF信号をダイアル信号(0〜9、#、*)にデコード
する。CPU106は、コール・プログレス・トーンデ
テクタ104及びDTMFレシーバ105からの信号を
復号化し、ディスプレイ107に文字表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字による双方向の通
信を行う電話通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、文字または画像による双方向の通
信を行う電話通信装置しては、ファクシミリやパソコン
通信等が、広く用いられている。
【0003】ファクシミリでは、画像を読み取るための
センサ部、通信を行うためのモデム機能部、及び画像を
印刷/出力するためのプリンタ部等を備えており、ま
た、パソコン通信においては、文字を入力するためのキ
ーボード部、通信を行うためのモデム機能部、文字を出
力するためのディスプレイ部等を必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファク
シミリ及びパソコン通信のいずれであっても、電話回線
に直接接続するためにはモデムを用い、通信規格を満足
する必要があり、さらに音響カプラを使用する場合は、
送話器/受話器の双方にカップリングする必要がある。
このため、機器が大型化して携帯性が悪化する、操作性
が複雑化する、さらには機器がコスト高になるという問
題があった。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑み、携帯性
及び操作性に優れ、且つ低コストな電話通信装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、文字情報をDTMF(Dual Tone
Multi Frequency)信号として符号化
する符号化手段と、符号化された前記DTMF信号を電
話回線へ送信する送信手段とを備えたものである。
【0007】さらに、前記送信手段から電話回線を通し
て送られてくる前記DTMF信号を受信する信号受信部
と、前記信号受信部により受信されたDTMF信号を復
号化する復号化手段と、前記復号化手段の復号化結果を
文字としてディスプレイに表示する表示手段とを備えた
ものである。
【0008】また、前記信号受信部は、前記電話回線に
接続された電話機の受話器に対して音響カップリングま
たは磁気カップリングを行うカップリング手段を有する
ようにしてもよいし、前記電話回線に接続された電話機
からの電気信号を直接取り込む構成にしてもよい。
【0009】
【作用】上記構成により本発明によれば、文字情報をD
TMF信号として符号化/復号化するので、例えばプッ
シュホーン電話機を使用して文字の双方向通信が行え
る。これにより、プッシュホーン電話機のダイヤルキー
を文字入力キーとして用いれば、キーボード等の文字入
力手段を省略することが可能となる。また、信号受信部
の構成を、カップリング手段を有するようにし、あるい
は電話機からの電気信号を直接取り込むようにすれば、
音響カプラー/モデム機能が不要となる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0011】図1は、本発明に係る電話通信装置の実施
例の概略構成を示すブロック図である。
【0012】図中101は、電話機に含まれ電気信号を
音響信号に変換する受話器であり、その近傍にはマイク
ロフォン102が設置されている。マイクロフォン10
2は受話器101からの音響信号を受信して電気信号に
変換する機能を有し、この電気信号を増幅するアンプ1
03に接続されている。アンプ103の出力側には、ダ
イアル・トーン、ビジィ・トーン(話中音)、及びリン
グバック・トーン(呼び出し音)を識別するためのコー
ル・プログレス・トーンデテクタ104と、DTMF信
号をダイアル信号(0〜9、#、*)にデコードするD
TMFレシーバ(デコーダ)105とが接続されてい
る。
【0013】なお、コール・プログレス・トーンデテク
タ104は、後述するコール・プログレス・トーンに用
いられる信号成分を通過させる帯域通過フィルタ、レベ
ル検出器及びタイマ回路で構成される。DTMFレシー
バ105は、DTMF信号に用いられる信号成分のみを
通過する帯域通過フィルタと、この帯域通過フィルタを
通過してきた信号がDTMFのどのデジットであるか判
断する論理レベル回路とから構成されている。
【0014】さらに、コール・プログレス・トーンデテ
クタ104及びDTMFレシーバ105にはCPU(中
央演算処理装置)106が接続され、このCPU106
は、コール・プログレス・トーンデテクタ104及びD
TMFレシーバ105からの信号を復号化し、ディスプ
レイ107に文字表示する機能を有している。
【0015】一方、本装置には電源である電池108が
設けられ、その電池108が負荷への電源供給を制御す
るスイッチ109を介してレギュレータ110に接続さ
れ、このレギュレータ110は、前記した各回路に安定
した電源供給を行うものである。
【0016】次に、以上のように構成された電話通信装
置の動作を説明する。
【0017】スイッチ109を投入すると、電池108
からレギュレータ110に電源が供給され、レギュレー
タ110において各回路に必要な安定化された電圧(電
力)が各回路に供給され、装置の動作が開始される。
【0018】電話機の受話器101に対して、マイクロ
フォン102を音響カップリングし、電話機をオフフッ
ク状態にすると、受話器101より、図2に示すコール
・プログレス・トーンのうち、ダイヤルトーンが発生す
る。この音響信号を受話器101に音響カップリングさ
れたマイクロホン102で電気信号に変換した後、増幅
器103で所望のレベルに増幅し、コールプログレス・
トーンデテクタ104へ信号を送出する。
【0019】コール・プログレス・トーンは、コールプ
ログレス・トーンデテクタ104の帯域通過フィルタを
通過した後、レベル検出器で検出されてタイマ回路へ送
出される。このトーンデテクタ104内のタイマは、前
記レベル検出器で検出された信号の継続時間を測定し、
一定時間以上、当該信号が継続した場合に、各コール・
プログレス・トーンの周期に応じた信号を、CPU10
6へ送出する。
【0020】CPU106は、コールプログレス・トー
ンデテクタ104より送出されてきたコール・プログレ
ス・トーンの周期を判別し、さらにそれらがいずれのコ
ール・プログレス・トーンであるかを判別する。それが
ダイヤルトーンであれば、それに対応した文字情報をデ
ィスプレイ107へ送出する。ディスプレイ107は、
CPU106より送出されてきた文字情報を文字として
表示する。
【0021】操作者は、ディスプレイ107上でダイア
ルが可能であることを確認した後、通信の相手先の電話
番号をダイアルする。その後、通信の相手先が呼出し中
であればリングバック・トーンを、通信の相手先が話中
であればビジィー・トーンを、前述の方法でそれぞれ判
別し、それに対応した文字をディスプレイ107上に表
示する。
【0022】通信の相手先が応答すればリングバック・
トーンは終了し、CPU107は、通信の相手先が応答
したことを判断し、ディスプレイ107上において文字
により通信の相手先が応答したことを表示する。これ以
降、双方がプッシュホーン電話機のダイアルキーを文字
入力キーとして用いて、文字による通信を行う。この場
合、プッシュホーン電話機で発生可能なDTMF信号
は、通常、1,2,3,4,5,6,8,9,0,*,
#の12種類である。このため、文字による会話を行う
場合には、通信に必要な文字に12種類のDTMF信号
を割り当てること(符号化)が必要となり、この文字=
ダイアルキー割り当ての一例を図3に示す。
【0023】図3に基づいて、#・先・後の3桁で1文
字を表すように割り当てる。例えば「#11」は
「ア」、「#12」は「イ」、「#1*」は「コチラ
ワ」、「#2*」は「スコシ オマチクダサイ」、「#
3*」は「ハイ。ワカリマシタ。」、「#4*」は「イ
イエ。チガイマス。」、「#**」は「(オワリマシ
タ) ドウゾ。」、「##*」は「(ソレデワ) シツ
レイシマス。サヨウナラ。」というように割り当てる。
なお、図中の「濁」は濁点、「半」は半濁点、「SP」
はスペース、「RT」はリターン、及び「DE」はデリ
ートを示す。
【0024】次に、文字による通信の実際例を説明す
る。
【0025】通信の相手先は、プッシュホン電話機のダ
イアルキーを文字入力キーとして用いて、図3に示す文
字=ダイアルキー割り当てに基づいて、文字情報をDT
MF信号で送信する。通信先から送られてきたDTMF
信号は、受話器101より音響信号として音響カップリ
ングされたマイクロフォン102へ送出される。
【0026】マイクロフォン102は、該音響信号を電
気信号に変換した後、増幅器103で所望のレベルに増
幅し、DTMFレシーバ105へ信号を送出する。DT
MFレシーバ105中の帯域フィルタを通過したDTM
F信号は、さらに高群、低群各々の帯域通過フィルタに
より不要な信号成分が取り除かれ、その出力の振幅が、
規定された以上である場合はゼロクロシング・デテクタ
によりデジタル信号に変換されて論理回路へ送出され
る。そして、論理回路は、DTMFのディジットに対応
するデータをCPU4へ送出する。
【0027】図4に低群、高群周波数=デジット=対応
するデータの一例を示す。
【0028】CPU106は、DTMFレシーバ105
より送出されてきたDTMFのデジットに対応するデー
タを一旦ダイヤルキーのデジットとして識別し、更にそ
れらが図3における文字=ダイヤルキー割り当てに基づ
く有効なキー入力であれば、当該文字=ダイヤルキー割
り当てに基づき復号化し、それに対応した文字情報をデ
ィスプレイ107へ送出する。
【0029】このようにして次々とプッシュホーン電話
機のダイヤルキーを文字入力キーとして用いて、双方向
の文字による通信が可能となる。以上のような手法で
は、1文字に対して3回のキー入力が必要であるが、図
3中の「特」で示すような通常、頻繁に使用される特定
の用語を3回〜4回のキー入力に割り振ることにより通
信時間の短縮が行える。
【0030】なお、本発明は、図示の実施例に限定され
ず、種々の変形が可能である。例えば、音響信号を電気
信号に変換する手法として、上記実施例ではマイクロフ
ォン101を用いたが、これに代えて、例えば電磁変換
器(ピックアップコイル)を用いるようにしてもよい。
また、受話器101を電話機より取り外し、電話機より
直接、増幅器103へ電気信号を入力するように構成す
ることも可能である。この場合は、受話器101による
電気信号を音響信号に変換する工程、及びマイクロフォ
ン102で音響信号を電気信号に変換する工程が不要と
なり、外来雑音(騒音)に対して有効である。
【0031】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、文字情報をDTMF信号として符号化する符号化手
段と、符号化された前記DTMF信号を電話回線へ送信
する送信手段とを備えたので、例えばプッシュホーン電
話機のダイヤルキーを文字入力キーとして使用でき、キ
ーボード等の文字入力手段を省略することが可能とな
る。
【0032】さらに、前記送信手段から電話回線を通し
て送られてくる前記DTMF信号を受信する信号受信部
と、前記信号受信部により受信されたDTMF信号を復
号化する復号化手段と、前記復号化手段の復号化結果を
文字としてディスプレイに表示する表示手段とを備えた
ので、文字情報をDTMF信号として符号化/復号化で
き、例えばプッシュホーン電話機を使用して文字の双方
向通信が可能となる。
【0033】また、前記信号受信部は、前記電話回線に
接続された電話機の受話器に対して音響カップリングま
たは磁気カップリングを行うカップリング手段を有する
ようにすれば、音響カプラーが不要となる。
【0034】さらに、前記信号受信部は、前記電話回線
に接続された電話機からの電気信号を直接取り込む構成
にしたので、モデム機能が不要となる。
【0035】このような点から、装置の小型化、軽量化
及び低コスト化を図ることができると共に、携帯性、操
作性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電話通信装置の実施例の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】コール・プログレス・トーンの説明図である。
【図3】文字=ダイアルキー割り当ての一例を示す図で
ある。
【図4】低群、高群周波数=デジット=対応するデータ
の一例を示す図である。
【符号の説明】
101 受話器 102 マイクロフォン 103 アンプ 104 コール・プログレス・トーンデテクタ 105 DTMFレシーバ 106 CPU 107 ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 正明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字情報をDTMF信号として符号化す
    る符号化手段と、 符号化された前記DTMF信号を電話回線へ送信する送
    信手段とを備えたことを特徴とする電話通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電話通信装置における送
    信手段から電話回線を通して送られてくる前記DTMF
    信号を受信する信号受信部と、 前記信号受信部により受信されたDTMF信号を復号化
    する復号化手段と、 前記復号化手段の復号化結果を文字としてディスプレイ
    に表示する表示手段とを備えたことを特徴とする電話通
    信装置。
  3. 【請求項3】 前記信号受信部は、 前記電話回線に接続された電話機の受話器に対して音響
    カップリングまたは磁気カップリングを行うカップリン
    グ手段を有することを特徴とする請求項2記載の電話通
    信装置。
  4. 【請求項4】 前記信号受信部は、 前記電話回線に接続された電話機からの電気信号を直接
    取り込む構成にしたことを特徴とする請求項2記載の電
    話通信装置。
JP30291692A 1992-10-15 1992-10-15 電話通信装置 Pending JPH06133080A (ja)

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JP30291692A JPH06133080A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 電話通信装置

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JP30291692A JPH06133080A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 電話通信装置

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JPH06133080A true JPH06133080A (ja) 1994-05-13

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ID=17914664

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JP30291692A Pending JPH06133080A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 電話通信装置

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JP (1) JPH06133080A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0832474A (ja) * 1994-07-14 1996-02-02 Yaesu Musen Co Ltd モールス音発生無線機
JP2017028715A (ja) * 2016-09-12 2017-02-02 Kddi株式会社 Dtmf信号識別装置、dtmf信号識別方法、及びdtmf信号識別用プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0832474A (ja) * 1994-07-14 1996-02-02 Yaesu Musen Co Ltd モールス音発生無線機
JP2017028715A (ja) * 2016-09-12 2017-02-02 Kddi株式会社 Dtmf信号識別装置、dtmf信号識別方法、及びdtmf信号識別用プログラム

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