JPH061328B2 - 焦点変更駆動装置を備えた2焦点カメラ - Google Patents

焦点変更駆動装置を備えた2焦点カメラ

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JPH061328B2
JPH061328B2 JP25970084A JP25970084A JPH061328B2 JP H061328 B2 JPH061328 B2 JP H061328B2 JP 25970084 A JP25970084 A JP 25970084A JP 25970084 A JP25970084 A JP 25970084A JP H061328 B2 JPH061328 B2 JP H061328B2
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良彰 秦
雅俊 紙谷
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、標準と望遠、あるいは広角と標準と
いうように、撮影光学系を異なる2つの焦点距離に切換
えて使用することのできる2焦点カメラ、詳しくは、主
レンズが後方位置にある第1焦点距離の撮影光学系と、
主レンズが前方位置にあり、かつ副レンズが作用位置に
ある第2焦点距離の撮影光学系とに切換えるべく、前記
主レンズを保持する主レンズホルダを光軸に沿って前後
移動可能に構成し、カメラ本体側に設けた回転駆動装置
によって前記主レンズホルダを前後に移動させるように
した焦点変更駆動装置を備えた2焦点カメラに関する。
〔従来の技術〕
この種の2焦点カメラに使用される撮影レンズ光学系
は、例えば、特開昭59-42513号公報や特開昭59-67511号
公報などにより知られており、主レンズを光軸に沿って
前後移動させる構造も知られている。この従来公知の構
造は、光軸に平行なガイド溝に沿って前後移動する主レ
ンズホルダをバネによって前方位置へ付勢しておき、主
レンズホルダ側に設けたラックとモータによって回転さ
れるギアとの咬合によって前記主レンズホルダを前後移
動させるとともに、特別な係止機構を設けて、主レンズ
ホルダを所定の位置で停止させるように構成されたもの
である(例えば、特開昭57-146231号公報)。
しかし、この従来構造のものでは、前述のような特別な
係止機構が必要で、そのため、さらにモータの作動に先
立って前記係止機構による係止を解除するための係止解
除機構までもが必要となり、構造がかなり複雑になる欠
点があった。その上、モータによる主レンズホルダの前
後移動に先立って、係止解除機構を人為操作しなければ
ならず、操作が煩わしいという欠点もあった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、このような従来欠点を除去し、特別な係止機
構や係止解除機構を必要としない簡単な構造で、しか
も、焦点の変更操作を容易に、かつ円滑に高精度で行い
得る2焦点カメラの提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明による焦点距離変更駆
動装置を備えた2焦点カメラは、回転駆動装置によって
回動される回動部材をカメラ本体側に設け、この回動部
材をクランクとするリンクを主レンズホルダに連動連結
して主レンズホルダを前後移動させるクランク機構を構
成し、このクランク機構が第1死点およびそれから半サ
イクル作動した第2死点乃至はそれらの近傍にある状態
で、前記主レンズホルダを前方および後方位置で停止さ
せるようにしてあることを特徴とする。
〔作用〕
このように、回転駆動装置によって回動される回動部材
をクランクとするクランク機構によって主レンズホルダ
を前後移動させるものであるから、主レンズホルダの移
動を円滑、確実に行うことができる。そして、特に、主
レンズホルダが前方および後方の所定位置で停止した状
態においては、前記クランク機構が死点乃至はその近傍
に位置することになるため、この主レンズホルダに前方
あるいは後方への異常な力が少々加わっても、主レンズ
ホルダが不測に前後動することがない。そして、主レン
ズホルダーの停止位置である第1死点及び第2死点付近
においては、回転駆動装置の一定回転による回動部材の
回動に対するクランク機構の光軸前後方向への移動量は
最小となる。
〔発明の効果〕
したがって、前述した従来構造のもののように、特別な
係止機構や係止解除機構を必要とせず、構造を簡単にす
ることができるとともに、焦点の変更操作を容易に行う
ことができる。
殊に、後述する実施例のように、回転駆動装置を、モー
タと、このモータの回転を減速して回動部材に伝達する
減速機構とから構成する場合においては、主レンズホル
ダを無理に前後動させようとすると、この減速機構が逆
に増速機構として作用するため、非常に大きな力を必要
とする。したがって、このような減速機構による作用と
前述したクランク機構による作用との協働で、さらに一
層確実に、主レンズホルダを所定の前後位置に保持させ
ることができる。また、回転駆動装置の一定回転による
回動部材の回動に対するクランク機構の光軸前後方向へ
の移動量は、その主レンズホルダーの停止位置である第
1死点及び第2死点に近づくに従って減少し、両死点に
おいて最小となる。したがって、モーターの回転速度を
制御することなく主レンズホルダーの停止位置付近にお
いてのみ、クランク機構、しいては主レンズホルダの光
軸方向移動量を小さくすることが可能となり、停止位置
付近におけるクランク機構の光軸方向に対する位置を高
精度で決めることが可能となるとともに、ばね機構の付
勢による焦点切り替え時に発生する主レンズホルダーに
かかる衝撃も少ない。
〔実施例〕
以下、図面に沿って本発明の実施例を説明する。
第1図において、カメラ(2)は、撮影レンズ(4)、ファイ
ンダ窓(6)、エレクトロニックフラッシュ装置(8)、フラ
ッシュ光拡散板(10)、自動焦点調節装置の投光用窓(1
2)、受光用窓(14)、自動露出制御装置の測光用窓(16)、
および長焦点距離・標準焦点距離・レンズバリア閉成設
定用操作部材(18)を備えている。
第2図(イ),(ロ)において、撮影レンズ(4)は、カメラ本
体に固定された固定鏡胴(20)と、突出位置および収納位
置の間を光軸方向に沿って摺動するように固定鏡胴(20)
に支持された可動鏡胴(22)とを備えている。可動鏡胴(2
2)には、常に光軸上に配置されて自動焦点調節装置に連
係された主レンズ(ML)と、光軸上に配置された作用位置
およびその作用位置から撮影光路外へ退避した退避位置
との間を移動するように支持されたテレコンバータ用副
レンズ(CL)とが設けられている。第2図(イ)の如く、可
動鏡胴(22)が収納位置にあり、かつ副レンズ(CL)が退避
位置にあるときは、標準焦点距離の撮影光学系が構成さ
れる一方、第2図(ロ)の如く、可動鏡胴(22)が突出位置
にあり、かつ副レンズ(CL)が作用位置にあるときは、長
焦点距離の撮影光学系が構成される。
ファインダ光学系(23)は、ファインダ窓(6)の後方にフ
ァインダレンズ(G1),(G2),(G3),(G4)、および(G5)を
有し、第2図(イ)に示した標準焦点設定時には、全レン
ズ(G1),(G2),(G3),(G4)、および(G5)がファインダ光
軸上に配置されて標準焦点距離の撮影光学系の画角に対
応した複写体像が観察されるように構成される一方、第
2図(ロ)に示した長焦点設定時には、標準焦点設定時に
比較してレンズ(G1)が後方へ後退するとともに、レンズ
(G2)がファインダ光路外へ退いて、長焦点距離の撮影光
学系の画角に対応した複写体像が観察されるように構成
される。
シャッタユニット(24)は、第3図に図示の如く、シャッ
タ開口(24a)が主レンズ(ML)の後方に位置するように可
動鏡胴(22)に固定されており、可動鏡胴(22)の移動に伴
って光軸方向に移動する。レンズバリア(120)は、主レ
ンズ(ML)の前面を被う閉じ位置、および閉じ位置から退
避した開き位置の間を移動するよう支持されている。
第2図乃至第4図において、露光開口(28)の前方には、
固定遮光筒(30)と、外周壁が固定遮光筒(30)の内周壁に
ゆるく嵌合し、前端部が可動鏡胴(22)に連結された可動
遮光筒(32)とが設けられて、カメラ本体に侵入した有害
光が装填されたフイルムを露光するのを阻止している。
第5図に示す如く、固定遮光筒(30)の内壁前端角部に
は、光軸に平行な支持突起(30a),(30b),(30c),(30d)
が設けられており、これらの突起によって可動遮光筒(3
2)の外壁角度を案内支持している。固定遮光筒(30)の内
周壁前端部全周には遮光布(34)が設けられて、固定遮光
筒(30)と可動遮光筒(32)の嵌合部から光が侵入するのを
阻止している。可動遮光筒(32)の下部には、退避位置に
ある副レンズ(CL)を収納するレンズ収納部(32a)が形成
されている。
固定遮光筒(30)の下方には、可動鏡胴(22)の光軸方向の
移動、副レンズ(CL)の移動、ファインダ光学系(23)の画
角切替、レンズバリア(120)の開閉、およびフラッシュ
発光部(8a)の上下移動を駆動するS−T切替用モータ(3
6)が配設されており、固定遮光筒(30)の両側にはモータ
(36)の駆動力を可動鏡胴(22)、ファインダ光学系(23)、
およびフラッシュ光学系(8a)に伝えるギア機構(38A),
(38B)が配置されている。固定遮光筒(30)の上方には、
自動焦点調節装置におけるレンズ駆動制御機構(40)が配
置されている。
第4図において、カメラ(2)は、裏蓋(42)と、CASコ
ード(カメラオートセンシングコード)の読取接片(44)
を有するパトローネ室(46)と、圧着板(48)と、スプロケ
ット(50)と、スプール(52)、内蓋(54)およびフイルム押
えローラ(56)を有するスプール室(58)と、2本の電池(6
0)を収納する電池室(62)と、スプール室(58)の前方にお
いてカメラのグリップを形成する外壁(64)内に配設され
たフラッシュ装置用主コンデンサ(66)とを備えている。
露光開口(28)の第4図中右端部近傍からスプロケット軸
(50)の円筒部後方を通ってスプール室(58)の入口まで延
設されたフイルム案内板(68)は、フイルム押えローラ(5
6)を回動可能に支持する軸受と一体的に成形されてい
る。
第3図および第8図(イ),(ロ)において、固定鏡胴(20)に
は螺線突起状に形成されたテレコンバータ作動カム(20
c)が一体形成される一方、固定鏡胴(20)の内壁にゆるく
嵌合する可動遮光筒(32)の前端誇部(33)には、直進キー
(20a),(20b)に嵌合するキー溝(33a),(33b)および作動
カム(20c)との当接を避けるための逃げ凹部(33c)が形成
されており、可動遮光筒(32)は固定鏡胴(20)内を光軸方
向に摺動可能で、光軸まわりの回動が阻止されている。
副レンズ(CL)を一体的に支持する副レンズホルダ(70)
は、ピン(70a)を有する腕(70b)および突起(70c)を備
え、軸(71)のまわりを回動するようにシャッタユニット
(24)に支持されて、第8図(ロ)に示したように撮影光路
内に臨出した作用位置、および第8図(イ)に示したよう
に撮影光路外に退避した退避位置の間を移動するととも
に、スプリングによって作用位置へ移動するように付勢
されている。突起(70c)は、可動遮光筒(32)に設けられ
たストッパ(32b)に当接して、副レンズ(CL)の作用位置
を規制する。切替レバー(72)は、枝部(72a)および(72b)
からなる二股状の腕と、テレコンバータ作動カム(20c)
に係合する腕(72c)とを有し、可動遮光筒(32)に植設さ
れた軸(32c)のまわりを回動するよう支持されるととも
に、スプリングによって図中時計方向に付勢されてお
り、腕(72c)が作動カム(20c)に弾接している。
可動遮光筒(32)が後方の退避位置に移動した標準状態に
おいては、第8図(イ)の如く、腕(72c)が作動カム(20c)
に押動されるため、切替レバー(72)が付勢に抗して反時
計方向に回動し、枝部(72a)がピン(70a)を押動するた
め、副レンズ(CL)が付勢に抗して時計方向に回動して退
避位置に保持される。このとき、切替レバー(72)の枝部
(72a)の先端がピン(70a)に当接して、ピン(70a)の回動
方向と、ピン(70a)と軸(32c)を結ぶ方向とが略一致する
ため、副レンズ(CL)の反時計方向の回動に対して切替レ
バー(72)が突張って阻止する。したがって、振動や衝撃
を受けてもすぐに副レンズ(CL)が撮影光路内に入り込む
ことがない。
第8図(イ)の状態から可動遮光筒(32)が前方の突出位置
へ移動すると、切替レバー(72)の腕(72c)に対する作動
カム(20c)の当接個所が変わるため、切替レバー(72)が
付勢に従って時計方向に回転し、ピン(70a)が枝部(72a)
に従動して、副レンズ(CL)が付勢に従って反時計方向に
回動する。このように、可動遮光筒(32)が突出位置に到
達した長焦点状態においては、第8図(ロ)の如く、突起
(70c)がストッパ(32b)に当接している。切替レバー(72)
の枝部(72b)は、切替レバー(72)に作用する付勢力によ
り、ピン(70a)を押圧して、副レンズ(CL)自体に作用す
る付勢力と協働して、副レンズを作用位置に保持する。
このため、振動や衝撃を受けた場合でも、副レンズ(CL)
が作用位置から離れるように振動することは少ない。更
に、本実施例によれば、カムを副レンズ(CL)の支持回動
体に直接設けないので、副レンズ(CL)に無理な力が加わ
って位置精度が悪くなることはない。
なお、副レンズホルダ(70)は、第2図(ロ)に示す如く、
シャッタユニット(24)に植設された軸(71)に対し光軸方
向に摺動可能に支持されるとともに、ばね(73)により後
方(図中右方)に付勢される一方、可動遮光筒(32)に螺
合した調整ねじ(75)の先端に弾接している。したがっ
て、調整ねじ(75)を回動することにより、シャッタユニ
ット(24)および可動遮光筒(32)に対し、副レンズホルダ
(70)を光軸方向に移動させることができ、これによっ
て、レンズバックの調整が行える。本実施例のように副
レンズ支持回動体(70)の回動軸近傍に副レンズの光軸方
向位置を調整する手段を設けると、レンズバックの調整
が極めて簡単かつコンパクトな構成で行える。
第6図(イ),(ロ)および(ハ)は、ギア機構(38A)の作動を示
している。S−T切替用モータ(36)の回転軸(36a)に固
着されたギア(T1)の回転は、互いに一体結合されたギア
(T2)および(T3)、ギア(T4)および(T5)を介して減速され
てギア(T6)に伝えられる。ギア(T6)は、ギア(T4)および
(T5)の回転軸に回動可能に支持された過負荷検知レバー
(74)の腕(74a)上に支持されており、ギア(T5)を太陽ギ
アとする遊星ギア機構になっている。過負荷検知レバー
(74)の腕(74a)の先端部分は、常閉性スイッチ(S3)およ
び(S4)の可動接片(S3a)および(S3b)の間に配置されてお
り、検知レバー(74)の腕(74b)は負荷レダー(76)に係合
している。この負荷レバー(76)は、平坦部(76a)、傾斜
部(76b)、平坦部(76c)、傾斜部(76d)および平坦部(76e)
からなるカムを有し、軸(76f)のまわりを回動自在に支
持されるとともに、ばね(76g)により図中時計方向に付
勢されて、カムが常に検知レバー(74)の腕(74b)の先端
部に弾接している。
ギア(T6)の回転は、互いに一体結合されたギア(T7)およ
び(T8A)、ギア(T9A)および(T10A)を介して減速されて扇
形ギア(T11A)に伝えられる。レンズ駆動リンク(78A)
は、一端部が扇形ギア(T11A)に植設された軸(82A)に枢
支連結され、他端部が可動遮光筒(32)上の軸(84A)に連
結されている。詳述すると、回動部材として作用する扇
形ギア(T11A)と後述する主レンズホルダ(126)と一体的
に前後動する可動遮光筒(32)とが、レンズ駆動用のリン
ク(78A)で互いに枢支連結されて、回動部材をクランク
とするクランク機構が構成され、このクランク機構によ
って主レンズホルダ(126)が前後動されるように構成さ
れ、かつ、モータ(36)の回転が減速された状態で回動部
材である扇形ギア(T11A)に伝達されるように構成されて
いる。なお、ギア(T8A),(T9A),(T10A)、扇形ギア(T11
A)、およひレンズ駆動リンク(78A)の構成と同様の構成
を有するギア機構(98B)が、固定遮光筒(30)を隔てて反
対側にも設けられている。ギア機構(38B)は、ギア機構
(38A)のギア(T8A),(T9A),(T10A)(T11A)、およびレン
ズ駆動リンク(78A)に対応するギア(T8B),(T9B)、不図
示のギア、扇形ギア(T11B)およびレンズ駆動リンク(78
B)を備えており、ギア(T8B)が軸(86)を介してギア(T8A)
に結合されているため、ギア機構(38A)と同様に作動す
る。しかし、実際の実施にあたっては、いずれか一方の
ギア機構(38A)あるいは(38B)のみを用いて実施すること
もできる。
第7図は、S−T切換用モータ(36)の駆動回路を示して
いる。第7図において、回路(MC)は、モータ(M)の回転
をコントロールするもので、接片(S1a)が接点(S1s)に接
触し、かつ、スイッチ(S3)が閉じられたときにトランジ
スタ(Tr1)のベースにLow信号を出力し、一方、接片(S1
a)が接点(S1t)に接触し、かつ、スイッチ(S4)が閉じら
れたときにトランジスタ(Tr2)のベースにLow信号を出力
する。スイッチ(S1)および(S2)は、操作部材(18)の作動
に応じて切換えられるように構成されており、操作部材
(18)が長焦点距離(第1図中のTELE指示位置)に設
定されているときは、可動接片(S1a)および(S2a)が接点
(S1t)および(S2t)に接触し、操作部材(18)が標準焦点距
離またはレンズバリア閉成(第1図中のSTANDAR
DまたはCLOSE指示位置)に設定されているとき
は、可動接片(S1a)および(S2a)が接点(S1s)および(S2s)
に接触する。操作部材(18)は電源スイッチの操作部材を
も兼用しており、CLOSE指示位置に設定されたとき
には各装置への電源供給を停止させるとともに、他の指
示位置に設定されたときには電源供給を行わせるもので
ある。
スイッチ(S0)は、操作部材(18)がSTANDARD指示
位置もしくはTELE指示位置に設定されているときに
は閉じられ、CLOSE指示位置に設定されているとき
には開かれる。回路(MC)はスイッチ(S0)が開かれてから
数秒後、すなわち、標準焦点距離状態と長焦点距離状態
との切換えに必要な時間に所定の安全時間を加えた時間
が経過した後、電源供給が停止される。このように、ス
イッチ(S0)が開かれてから数秒間は電源の供給が保持さ
れるから、操作部材(18)をTELE指示位置から急速に
CLOSE指示位置へ操作しても、各部材の切換えが完
了するまでモータ(M)は作動させられる。
スイッチ(S3)および(S4)は、第6図に示した常閉性のス
イッチで可動接片(S3a)および(S4a)が過負荷検知レバー
(74)の腕(74a)の移動路内に臨んでおり、検知レバー(7
4)が第6図(ロ)に示す中間位置にあるときは、両スイッ
チ(S3),(S4)が閉じ、検知レバー(74)が第6図(イ)に示
すように、中間位置より図中反時計方向に回動したとき
は、スイッチ(S3)が開かれ、検知レバー(74)が第6図
(ハ)に示すように、図中時計方向に回動したときは、ス
イッチ(S4)が開かれる。切換モータ(36)には、トランジ
スタ(Tr1),(Tr2)およびスイッチ(S2)が接続されてお
り、トランジスタ(Tr1)が導通し、かつスイッチ(S2)の
可動接片(S2a)が接点(S2s)に接触するとき第1方向に回
転し、トランジスタ(Tr2)が導通し、かつ可動接片(S2a)
が接点(S2s)に接触するとき第1方向とは逆の第2方向
に回転する。
第6図および第7図により、ギア機構(38A),(38B)およ
び切換モータ(36)の作動を説明する。第6図(イ)は、標
準焦点距離設定状態(以下標準状態という)を示してお
り、扇形ギア(T11A)が図中反時計方向に回動してレンズ
駆動リンク(78A)が後方(図中右方)にあり、可動遮光
筒(32)および可動鏡胴(22)が収納位置に移動している。
このとき、スイッチ(S1)の接片(S1a)が接点(S1s)に接触
しているが、検知レバー(74)が図中反時計方向に回動し
ていてスイッチ(S3)が開いているため、モータ(36)が停
止している。検知レバー(74)の腕(74b)は負荷レバー(7
6)の平坦部(76a)に当接している。この状態から操作部
材(18)を操作して、長焦点距離設定状態(以下長焦点状
態という)に切換えると、第7図の状態から、スイッチ
(S1)および(S2)の接片(S1a)および(S2a)が接点(S1t)お
よび(S2t)に接触するようになり、トランジスタ(Tr2)が
導通するため、モータ(36)が第2方向に回転する。
これによって、第6図のギア(T1)が反時計方向に回転す
るため、ギア(T5)が反時計方向に回転し、ギア(T6)がギ
ア(T5)のまわりを時計方向に公転する。このため、第6
図(ロ)の如く、検知レバー(74)の腕(74b)が負荷レバー(7
6)の傾斜部(76b)を降りて平坦部(76c)に弾接する中間位
置に停止し、時計方向に自転するギア(T6)がギア(T7)に
適正に噛合う位置に係止される。ギア(T6)の回転は、扇
形ギア(T11A)まで伝えられて、扇形ギア(T11A)が図中時
計方向に回転し、レンズ駆動レバー(78)が前方(図中左
方)に移動する。この結果、可動遮光筒(32)および可動
鏡胴(22)が突出位置へ移動する。可動遮光筒(32)および
可動鏡胴(22)が突出位置に到達すると、第2図(ロ)の如
く、可動遮光筒(32)の前端鍔部(33)が固定鏡胴(20)にお
ける内壁の突起(20d)に当接してそれより前方への移動
が阻止される。駆動リンク(78A)の前方への移動が阻止
されると、各ギアを介してギア(T7)の回転が阻止される
ため、ギア(T6)の自転が止められて、ギア(T5)まわりの
公転される力が増大する。ギア(T6)の公転力が所定以上
に増大すると、負荷レバー(76)のカムによって回転を阻
止されていた検知レバー(74)は、腕(74b)が傾斜部(76d)
をばね(76g)の付勢に抗して押動して退かせ、時計方向
に回動する。検知レバー(74)の時計方向への回動によ
り、第6図(ハ)の如く、腕(74a)がスイッチ(S4)を開き、
第7図のトランジスタ(Tr2)が不導通となり、切換モー
タ(36)が停止する。
一方、第6図(ハ)の長焦点状態から操作部材(18)を操作
して、標準状態に切換えると、スイッチ(S1)および(S2)
の接片(S1a)および(S2a)が接点(S1s)および(S2s)に接触
し、トランジスタ(Tr1)が導通するため、切換モータ(3
6)が第1方向に回転する。 これによって、ギア(T1)が
時計方向に回転して、検知レバー(74)およびギア(T6)が
第6図(ロ)に示す位置に作動して、前述の場合とは逆の
向きの切換モータ(36)の回転力を扇形ギア(T11A)まで伝
えて、扇形ギア(T11A)を図中反時計方向に回転させる。
このため、レンズ駆動リンク(78A)が後方(図中右方)
へ移動して、可動遮光筒(32)および可動鏡胴(22)を収納
位置へ移動させる。可動遮光筒(32)および可動鏡胴(22)
が収納位置に到達すると、可動遮光筒(32)の前端鍔部(3
3)が前板(88)に当接するため、その位置より後方への移
動が阻止される。これによって、ギア(T7)の回転が阻止
されるため、ギア(T6)が検知レバー(74)の腕(74b)と負
荷レバー(76)のカムとの係合に抗して反時計方向に公転
し、第6図(イ)の如く、腕(74b)が傾斜部(76b)を上って
平坦部(76a)に当接するようになるとともに、腕(74a)に
よりスイッチ(S3)が開かれて切換モータ(36)が停止す
る。このギア機構(38A)は、5段階の減速ギア結合を有
しているため、扇形ギア(T11A)の回動力は相当強く、可
動遮光筒(32)および可動鏡胴(22)の駆動が途中で阻止さ
れることはまず少ないと言えるが、万一駆動途中で阻止
された場合、駆動が完了したときと同様にギア(T7)の回
転が阻止されるため、ギア(T6)が公転して検知レバー(7
4)の腕(74b)が傾斜部(76b)または(76d)を上って平坦部
(76a)または(76e)に達し、腕(74a)によりスイッチ(S3)
または(S4)が開かれて切換モータ(36)が停止する。した
がって、可動鏡胴(22)等に過負荷が加えられてそれの駆
動が途中で阻止された場合でも、切換モータ(36)に通電
されたまま回転を止められることがないから、切換モー
タ(36)にロック電流が流れ放しになることはなく、該切
換モータ(36)が発熱することもない。駆動途中で停止し
た状態から再び駆動を開始させるには、可動鏡胴(22)等
を手で駆動していた方向に少し押動する。これによっ
て、ギア(T7)が回転されるため、停止しているギア(T1)
乃至(T6)の噛合いで自転に対する抵抗力が大きいギア(T
6)を微小量公転させる。この公転により、検知レバー(7
4)の腕(74b)は、負荷レバー(76)の平坦部(76a)または(7
6e)から傾斜部(76b)または(76d)に移動するため、さら
に傾斜部(76b)または(76d)を滑り降りるように移動して
平坦部(76c)に達し、腕(74a)により開かれていたスイッ
チ(S3)または(S4)を閉じて切換モータ(36)の回転を再開
される。また、操作部材(18)を長焦点距離に設定した状
態で上述の如く切換モータ(36)が停止した場合、一一旦
操作部材(18)を短焦点距離設定側に戻し再度長焦点距離
に戻しても良い。
ギア機構(38A)において、第6図(イ)に示す標準状態およ
び第6図(ハ)に示す長焦点状態では、扇形ギア(T11A)の
回転軸(80A)とレンズ駆動リンク(78A)に連結される軸(8
2A)とが前後方向に近い方向に沿って並ぶよう構成され
ている。換言すると、前述のクランク機構が、第1死点
およびそれから半サイクル作動した第2死点乃至はそれ
ら近傍にある状態で、主レンズホルダ(126)が停止する
ように構成されている。このため、第6図(イ)または(ハ)
の状態から、可動鏡胴(22)等が前方または後方へ押動さ
れる力を受けても、その力が扇形ギア(T11A)を回動させ
るときの作用線が短くトルクとしては小さくなる。一
方、扇形ギア(T11A)を回動させる場合、それに連結され
たギア(T10A)から(T1)までは増速系のギア機構となるた
め、各ギアの慣性および摩擦に抗さなければならず、大
きいトルクを必要とする。したがって、可動鏡胴(22)等
が押されても、不用意に前後に移動することはない。
第3図において、ファインダ光学系のレンズ(G1)を支持
するホルダ(90)は、一体的に形成されたピン(90a)およ
び(90b)が側板(92)の長溝(92a)に案内されることによ
り、光軸方向に移動するよう支持されている。レンズ(G
2)は、軸(94)を中心に回動するよう支持され、ファイン
ダ光路内の作用位置とファインダ光路外の退避位置の間
を移動するとともに、ばね(96)により作用位置へ付勢さ
れており、作用位置においては、ホルダ(90)の後面に当
接して位置決めされる。ファインダ切換レバー(98)は、
先端部分をピン(90a)と(90b)の間に臨ませて回動可能に
支持されており、時計方向に回動するときピン(90b)を
押動してホルダ(90)を後方位置へ移動させる一方、反時
計方向に回動するときピン(90a)を押動してホルダ(90)
を前方位置へ移動させる。この切換レバー(98)は、ばね
(100)を介して扇形板(102)に連結されている。扇形板(1
02)は、扇形ギア(T11A)の軸(80A)(第6図)に結合され
たギア(T12)に噛合う内歯ギア(T13)を有し、切換レバー
(98)と共通の軸のまわりを回動するよう支持されてい
る。
扇形ギア(T11A)の回転は、ギア(T12)および内歯ギア(T1
3)を介して扇形板(102)に伝えられ、扇形板(102)の回転
はばね(100)を介して切換レバー(98)に伝えられる。切
換レバー(98)が時計方向に回動すると、ホルダ(90)が後
方へ押動され、ホルダ(90)の後面に押されたレンズ(G2)
が、ばね(96)の付勢に抗して回動されて退避位置へ移動
する。扇形板(102)は、レンズ(G2)が退避位置に達し、
ホルダ(90)は、ピン(90b)が案内長溝(92a)の後端に当接
する後方位置に到達した後も回動するが、この回動分は
ばね(100)の弾性変形によって吸収される。このとき、
ホルダ(90)は、ばね(100)の弾性力で後方位置に押圧さ
れるため、後方位置から不用意に移動することがない。
一方、扇形板(102)が反時計方向に回動すると、ホルダ
(90)が前方へ押動され、ばね(96)の付勢力によりレンズ
(G2)がホルダ(90)に従って回動する。このときも、扇形
板(102)はレンズ(G2)が作用位置に達し、ホルダ(90)は
ピン(90a)が案内長溝(92a)の前端に当接する前方位置に
到達した後も回動し、ばね(100)の弾性力で、ホルダ(9
0)を前方位置に保持する。
第3図および第9図(イ)〜(ニ)は、エレクトロニックフラ
ッシュ装置の発光部(8a)の上下移動機構を示している。
発光保持部材(104)は、第3図に示す如く、発光部(8a)
の下方に長穴(104a)、ピン(104b)および脚(104c)を有
し、長穴(104a)が固定ピン(106)に係合するとともに、
脚(104c)が固定穴(108)に嵌入して、固定拡散板(10)の
後方に位置する下方位置と発光部(8a)が拡散板(10)の上
方に露出する上方位置との間を移動するよう支持されて
いる。このフラッシュ装置(8)は、発光部(8a)が拡散板
(10)の後方で発光する場合、照射角が標準状態の撮影レ
ンズの画角をカバーし、発光部(8a)が拡散板(10)から露
出して発光する場合、照射角が長焦点状態の撮影レンズ
の画角をカバーする。このため発光保持部材(104)は、
標準状態においては下方位置に、長焦点状態においては
上方位置に移動される。
昇降レバー(110)は、発光保持部材(104)のピン(104b)を
挾む二股状の腕(110a)および腕(110b)を有し、長穴(112
a)および腕(112b)を有するレバー(112)とともに軸(112
c)に回動可能に支持されている。昇降レバー(110)およ
びレバー(112)は、その腕(110b)および腕(112b)のコイ
ル部分が軸(112c)に通されたねじりコイルばね(114)に
挾み込まれて通常は一体的に回動する。レバー(116)
は、レバー(112)の長穴(112a)に係入するピン(116a)お
よび扇形板(102)の凹部(102a)に係合する腕(116b)を有
し、軸(116c)のまわりを回動するよう支持されている。
標準状態のとき、レバー(116)の腕(116b)が扇形板(102)
によって下げられた位置に保持され、レバー(112)およ
び昇降レバー(110)が時計方向に回動されて、発光保持
部材(104)が下方位置に下げられている。この状態から
長焦点状態への切換に伴って扇形板(102)が第3図中時
計方向に回動し、凹部(102a)が上方へ移動すると、第9
図(ロ)の如く、レバー(116)が時計方向に回動し、ピン(1
16a)と長穴(112a)の係合を介してレバー(112)および昇
降レバー(110)が反時計方向に回動し、腕(110a)とピン
(104b)の係合を介して発光保持部材(104)が上方位置へ
移動される。また、扇形板(102)が長焦点状態から標準
状態への切換に伴って第3図中反時計方向に回動し凹部
(102a)が下方へ移動すると、第9図(イ)に示すように各
レバー(116),(112)および(110)が回動して、発光保持
部材(104)が下方位置へ移動する。
この発光部上下移動機構において、発光保持部材(104)
が不適正な力を受けて、上昇する途中で強制的に止めら
れたり、第9図(ロ)の如く、上方位置にあるときに下方
へ押し込まれたりした場合、昇降レバー(110)は回動を
途中で止められたり、時計方向に回動されたりするが、
第9図(ハ)の如く、ばね(114)が弾性変形するだけで、レ
バー(116)および(112)は適正な位置に作動する。このた
め、発光保持部材(104)に作用する不適正な力が除かれ
ると、ばね(114)が復元して発光保持部材(104)は正常な
上方位置へ移動する。なお、発光保持部材(104)が下降
する途中で止められたり、第9図(イ)の如く、下方位置
にあるときに上方へ引っ張られたりした場合でも同様
で、第9図(ニ)の如く、昇降レバー(110)の不適正な作動
はばね(114)が弾性変形することにより吸収されて、レ
バー(112)および(116)や扇形板(102)等を異常に作動さ
せることはなく、不適正な力が除去されると発光保持部
材(104)が下方位置へ移動する。なお、標準状態および
長焦点状態のいずれの場合にも、長穴(104a)によって規
定される昇降に必要な移動量以上にレバー(112)が回動
するが、その差はばね(114)によって吸収され、発光部
(8a)が標準状態では下へ押しつけられ、長焦点状態では
上へ押しつけられる。
第3図において、バリア支持板(118)は、可動鏡胴(22)
の前端に固着されている。レンズバリア(120),(120)
は、後面にピン(120a),(120a)を有し、支持板(118)の
軸(118a),(118a)に支持され、主レンズ(ML)の前面を被
う閉じ位置および主レンズ(ML)の前面を露出させる開き
位置の間を回動可能である。バリア作動板(122)は、レ
ンズバリア(120),(120)のピン(120a),(120a)に係合す
る凹部(122a),(122a)と、後方に延設された脚(122b)を
有し、支持板(118)に光軸まわりに回動するよう支持さ
れるとともに、第3図中反時計方向、すなわち凹部(122
a),(122a)とピン(120a),(120a)の係合を介してレンズ
バリア(120),(120)を開き位置へ押動する方向に付勢さ
れている。なお、前述の設定用操作部材(18)は、スイッ
チ(S1)および(S2)を構成する接片と、傾斜脚(18a)とを
有し、固定鏡胴(20)に光軸まわりに回動するよう支持さ
れている。
第10図と第11図(イ)〜(ハ)は、レンズバリア(120)、
バリア作動板(122)および設定用操作部材(18)の作動状
態を展開して模式的に示している。ただし、第11図に
おいては、一対のレンズバリア(120),(120)の片方のみ
を示している。操作部材(18)には、板ばね部材(124)と
切欠(18o)(18s)(18t)とによって構成されるクリック機
構が作用しており、長焦点状態、標準状態およびレンズ
バリア閉成状態設定時に、ばね部材(124)がそれぞれ、
切欠(18t),(18s)および(18o)に係入してクリック止め
される。第11図(イ)および(ロ)に示す長焦点状態および
標準状態においては、作動板(122)の脚(122b)が操作部
材(18)の傾斜脚(18a)と係合せず、作動板(122)に作用す
る付勢力が、レンズバリア(120)を閉じさせる閉じ付勢
力に打勝って、レンズバリア(120)を開き位置に保持す
る。第11図(ロ)に示した標準状態からバリア閉成状態
に切換えられると、操作部材(18)の傾斜脚(18a)の根元
部分が作動板(122)の脚(122b)を、付勢力に抗して図中
左方へ移動させるため、バリア(120)は閉じ付勢力に従
って閉じ位置へ移動する。一方、第11図(イ)に示した
長焦点状態からバリア閉成状態に切換えられると、切換
直後、作動板(122)は前方(図中上方)の位置にあるた
め、傾斜脚(18a)と係合せずバリア(120)は開いている。
その後、作動板(122)が可動鏡胴(22)の後方へ移動する
に伴って、後方(図中下方)へ移動すると、脚(122b)が
傾斜脚(18a)の傾斜面(18b)に押されて図中左方へ移動
し、バリア(120)の閉じ位置への回動を許す。
第12図乃至第14図は、自動焦点調節装置におけるレ
ンズ駆動装置を示している。
主レンズ(ML)を一体的に保持する主レンズホルダ(126)
には、主レンズ(ML)の光軸に平行な摺動軸(128)および
突起(126a)が一体的に設けられている。摺動軸(128)
は、シャッタユニット(24)に形成された軸受穴(24b)
と、支柱(130),(132)および(134)を介してシャッタユ
ニット(24)に連結された固定板(136)上の調整板(138)の
軸受穴(138a)とに嵌合して光軸方向に摺動可能で、ばね
(140)により後方へ付勢されている。調整板(138)は、第
14図に示す如く、軸受穴(138a)とともに、円形穴(138
b)と、それの中心からの放線に略沿う方向の長穴(138c)
とを有し、偏心ピン(142)および(144)に支持されてい
る。調整板(138)は、偏心ピン(142)を回転させると、円
形穴(138b)を中心に揺動し、偏心ピン(144)を回転させ
ると、長穴(138c)と偏心ピン(142)とを摺動させつつ揺
動する。 この作動によって、摺動軸(128)の前端部の
位置を変更調整し、主レンズ(ML)の光軸のカメラ本体に
対する傾きの調整ができる。
カム軸(146)は、回転位置によって光軸方向の高さを変
える合焦用カム(148)と、スプライン軸(150)とを有し、
それの前端部に嵌合するレンズバック調整ボルト(152)
およびそのボルト(152)にねじ結合されるとともに、固
定板(136)に固着されたナット(154)と、後端部のスプラ
イン軸(150)に外嵌連結され、かつカメラ本体に回動自
在に支持されたギア(156)とによって光軸に平行に支持
され、回動可能で、かつギア(156)に対して光軸方向に
摺動可能である。カム軸(146)は、合焦用カム(148)がば
ね(140)によって後方へ付勢された主レンズホルダ(126)
の突起(126a)に当接するため、リング(158)がボルト(15
2)の前端面に当接する位置に保持される。なお、カム軸
(146)は、初期状態において、合焦カム(148)の高い個所
がホルダ(126)の突起(126a)に当接するよう回動してお
り、主レンズ(ML)を最も繰出した状態、すなわち最近接
合焦状態よりさらに若干繰出した状態に保持する。カム
軸(146)が回動すると、合焦用カム(148)の低い個所に突
起(126a)が当接するようになって、主レンズ(ML)が繰込
まれ、徐々に遠い距離に焦点が合わされるようになる。
調整ボルト(152)は、レンズバックを調整するためのも
ので、これが回動されると、ナット(154)とのねじ結合
により光軸方向に移動し、リング(158)を介してカム軸
(146)を光軸方向に移動させるため、主レンズ(ML)が光
軸方向に移動してレンズのバック調整が行われる。
この構成において、シャッタユニット(24)、固定板(13
6)、摺動軸(128)およびカム軸(146)は、可動鏡胴(22)の
光軸方向の移動に伴って移動する。これに対して、カメ
ラ本体固定部に支持されたギア(156)は、光軸方向に移
動することなく、後述するレンズ駆動機構に連結されて
いるが、カム軸(146)のスプライン軸(150)が光軸方向に
移動しても、ギア(156)に形成されたキー溝(156a)との
連結を保つため、ギア(156)の回転は、可動鏡胴(22)の
位置、すなわち標準状態および長焦点状態にかかわら
ず、カム軸(146)に伝えられる。
第12図において、シャッタユニット(24)の後方のカメ
ラ本体固定部には、カム軸(146)を測距装置の出力に応
じた位置にまで回動させて停止させる合焦駆動機構が設
けられている。
被係止ギア(160)は、被係止歯部(160c)と、基板上のエ
ンコーダパターン(162)上を摺動する接片(164)と、ギア
部(166)と、チャージピン(160a)と、被係止突起(160b)
とを有している。係止レバー(168)は、被係止歯部(160
c)に係合する爪(168a)と、レンズストップマグネット(1
70)に吸着する吸着片(168b)とを有し、吸着片(168b)が
マグネット(170)から離れ、爪(168a)が歯部(160c)に係
止する係止位置と、吸着片(168b)がマグネット(170)に
吸着され、爪(168a)が歯部(160c)から離れる吸着位置と
の間を回動するよう支持され、かつばね(168c)により係
止位置へ付勢されている。係止レバー(168)は、初期状
態において、爪(168a)が被係止ギア(160)のカム(160d)
に押動されるため、ばね(168c)の付勢に抗して吸着位置
に保持される。
連結ギア(172)は、ギア部(166)に噛合う扇形ギア(172a)
と、ギア(172b)と、連結ピン(172c)とを一体的に有して
おり、ギア(172b)がガバナ機構(174)に連結されてい
る。駆動板(176)は、連結ピン(172c)に係合するフォー
ク(176a)と、ギア(178)およびギア(180)を介してギア(1
56)に連結されたラック(176b)とを有し、左右方向に移
動するよう支持されるとともに、駆動ばね(182)により
第12図中左方へ付勢されている。駆動板(176)は、カ
メラのフイルム巻上機構に連係しており、フイルム巻上
作動に連係して図中右方へ押動される。
レリーズレバー(184)は、被係止ギア(160)の被係止突起
(160b)に係止する係止腕(184a)と、弾性腕(184b)と、吸
着片(184c)とを有し、係止腕(184a)が被係止突起(160b)
を係止し吸着片(184c)がレリーズマグネット(186)に吸
着される吸着位置と、吸着片(184c)がレリーズマグネッ
ト(186)から離れ係止腕(184a)が被係止突起(160b)を解
放するレリーズ位置との間を回動するように支持される
とともに、ばね(184d)によりレリーズ位置へ付勢されて
いる。レリーズマグネット(186)は、永久磁石とそれの
磁界をキャンセルする電磁石を備えたコンビネーション
マグネットで、初期状態では吸着片(184c)を吸着保持す
る。レリーズレバー(184)の係止腕(184a)は、第13図
に示す如く、被係止ギア(160)の突起(160b)の回動方向
に略直交する係止面(184e)と回動方向に対して傾斜した
傾斜面(184f)とを有する係止突起(184g)を備えており、
初期状態においては、係止面(184e)が突起(160b)を駆動
ばね(182)の付勢に抗して係止する。一方、被係止ギア
(160)が作動位置から初期位置へチャージされるとき、
レリーズレバー(184)が吸着位置にある場合、突起(160
b)が図中時計方向に回動して、傾斜面(184f)を押し、一
旦吸着片(184c)をレリーズマグネット(186)から離して
レリーズレバー(184)を吸着位置から退避させる。した
がって、レリーズレバー(184)はマグネット(186)により
吸着位置に保持されており、係止突起(184g)が突起(160
b)の移動路に臨んでいても、被係止ギア(160)の初期位
置への復帰を阻止することがない。したがって、チャー
ジ動作時に各機構が破壊する恐れはない。このように一
旦初期位置から退避したレリーズレバー(184)は、被係
止ギア(160)が初期位置よりさらに図中時計方向にオー
バーチャージされたとき、弾性腕(184b)がチャージピン
(160a)に押動されることにより、吸着位置へ移動され
る。このとき、ピン(160a)が吸着位置に達したレリーズ
レバー(184)の弾性腕(184b)をさらに図中反時計方向に
押動するが、弾性腕(184b)が撓んでその押動を吸収す
る。
カム軸(146)に通されたばね(188)は、その一端をシャッ
タユニット(24)に固着され他端をカム軸(146)のピン(14
6a)に連結されており、カム軸(146)を近距離合焦状態に
対応する位置から無限遠合焦状態に対応する位置へ付勢
するよう作用する。これによって、スプライン軸(15
0)、キー溝(156a)、ギア(156)、ギア(180)およびギア(1
78)相互間のバックラッシュを除去し、カム軸(146)から
駆動板(176)までの間に生じる作動誤差をなくしてい
る。
シャッタユニット(24)は、絞り兼用シャッタ羽根と、そ
れを開閉駆動するステッピングモータとを有し、第2図
(イ),(ロ)、および第15図(イ),(ロ)に示す如く、ステッ
ピングモータを駆動制御する露出制御回路を備えた回路
基板(190)に、帯状のフレキシブルプリント基板(192)を
介して電気接続されている。プリント基板(192)は、可
動遮光筒(32)における副レンズ(CL)の収納部(32a)の下
方に配設されており、標準状態においては、第2図(イ)
および第15図(イ)の如く、収納部(32a)の下に折畳ま
れ、長焦点状態においては第2図(ロ)および第15図(ロ)
の如く、折畳まれていた部分が伸ばされて、標準状態時
に収納部(32a)が占めていた空間にU字形の弛み部分が
入り込む。この構成において、プリント基板(192)は、
標準状態と長焦点状態において、ゆるく折畳まれた状態
と折畳まれた部分が若干伸ばされた状態とに変形するだ
けであるから、その変形によって断線等が起こらない。
しかも、長焦点状態においてU字形の弛み部分は、副レ
ンズ(CL)の収納部(32a)が退いた空間に収められるた
め、弛み部分を収容するための特別な空間を必要としな
い。
第16図において、自動焦点調節装置の自動合焦回路(1
94)は、投光用窓(12)に臨む発光素子(196)および受光用
窓(14)に臨む受光素子(198),(200)を含む測距回路(20
2)と、エンコーダパターン(162)および接片(164)を含み
被係止ギア(160)の回動位置に応じた信号を出力するエ
ンコーダ(204)と、測距回路(202)からの複写体距離情報
とエンコーダ(204)からのレンズ位置情報とに基づいて
マグネット(170)を作動させるレンズマグネット駆動回
路(206)とを備えている。
第16図において、露出制御装置(208)は、測光用窓(1
6)に臨む受光素子(210)を含む測光回路(212)と、手動フ
イルム感度設定装置およびフイルムパトローネ外壁のカ
メラオートセンシングコード(CASコード)読取装置
を含むフイルム感度設定回路(214)と、測光回路(212)お
よびフイルム感度設定回路(214)の出力から露出量情報
を演算する輝度演算回路(216)と、露出量情報に基づい
て低輝度か否かを判定する低輝度判定回路(218)と、フ
イルム感度設定回路(214)からのフイルム感度情報およ
び測距回路(202)からの複写体距離情報に基づいてフラ
ッシュマチック情報、すなわち、被写体距離、フイルム
感度、およびフラッシュ装置のガイドナンバー等に基づ
く絞り値情報を演算するFM演算回路(220)と、露出量
情報、フラッシュマチック情報、低輝度判定信号および
フラッシュ回路(222)の充電完了信号に基づいて、絞り
兼用シャッタ羽根の開閉を制御するとともにフラッシュ
回路(222)の発光の有無およびタイミングを制御する露
出・フラッシュトリガー制御回路(224)とを備えてい
る。FM演算回路(220)は、S−T切換用モータ駆動回
路(226)から標準状態および長焦点状態のいずれの状態
にあるかを示し信号を受けて、各状態に応じた演算を行
う。すなわち、例えば、フラッシュ装置の光は、標準状
態では拡散板(10)を透過して複写体に達し、長焦点状態
では拡散板(10)を透過しないで複写体に達するから、配
光の違いによるガイドナンバーの変化および拡散板(10)
により光の吸収等を演算値として導入する。
露出・フラッシュトリガー制御回路(224)は、低輝度で
ないとき、露出量情報に応じたフイルム露光量を得るよ
うに、ステッピングモータ(228)をシャッタ羽根開き方
向に回転させた後、閉じ方向に回転させる。一方、低輝
度で充電完了状態のとき、FM演算回路(220)によって
得られたフラッシュマチック情報が示す絞り値までシャ
ッタ羽根が開くようステッピングモータ(228)を回転さ
せてフラッシュ回路(222)を発光させる。
シャッタレリーズ操作が行われると、レリーズ釦の第1
段までの押下に応じて測光回路(212)および測距回路(20
2)が作動して、被写体輝度および被写体距離の情報が記
憶される。その後、レリーズ釦の第2段までの押下が行
われると、駆動回路(206)が作動してレンズストップマ
グネット(170)が吸着状態になるとともに、レリーズマ
グネット(186)が作動して、リレーズレバー(184)がレリ
ーズ位置へ移動し、被係止ギア(160)が駆動ばね(182)の
付勢力およびガバナ機構(174)の作動により所定速度で
第12図中反時計方向に回転するとともに、駆動板(17
6)が矢印(A)方向へ移動する。駆動板(176)の移動は、ラ
ック(176b)、ギア(178)、ギア(180)、ギア(156)、キー
溝(156a)を介してカム軸(146)のスプライン軸(150)に伝
えられて、合焦カム(148)が回動し、主レンズ(ML)が繰
出される。一方、被係止ギア(160)の回動により、エン
コーダ(204)の接片(164)がエンコーダパターン(162)上
を摺動し、主レンズ(ML)の繰出し量に応じたレンズ位置
信号がエンコーダ(204)からレンズマグネット駆動回路
(206)へ伝達される。駆動回路(206)は、測距回路(202)
からの被写体距離情報とエンコーダ(204)のレンズ位置
信号が所定関係に達すると、ストップマグネット(170)
を非吸着状態にし、係止レバー(168)を係止位置へ回動
させる。これによって、爪(168a)が被係止歯部(160c)の
一つの歯に係合し、主レンズ(ML)を停止させるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明にかかる焦点変更駆動装置を備えた2焦
点カメラの実施例を示し、第1図は、カメラの外観を示
す斜視図、第2図(イ),(ロ)は、カメラの縦断側面図、第
3図は、カメラ内部の分解斜視図、第4図は、カメラの
横断平面図、第5図は、固定遮光筒と可動遮光筒との支
持状態を示す正面図、第6図(イ)〜(ハ)は、ギア機構の動
きを示す作動図、第7図は、S−T切換用モータの駆動
回路図、第8図(イ),(ロ)は、副レンズの作動を示す背面
図、第9図(イ)〜(ニ)は、エレクトロニックフラッシュ装
置の上下移動機構を示す正面図、第10図は、レンズバ
リア部分を示す正面図、第11図(イ)〜(ハ)は、レンズバ
リアの作動を示す正面図、第12図は、自動焦点調節装
置におけるレンズ駆動装置を示す分解斜視図、第13図
は、その平面図、第14図は、レンズ駆動装置の要部の
正面図、第15図(イ),(ロ)は、フレキシブルプリント基
板の取付け状態を示す斜視図、第16図は、自動焦点調
節装置などの制御回路図である。 (2)……カメラ、(ML)……主レンズ、(CL)……副レン
ズ、(36)……モータ、(38A),(38B)……減速機構、(78
A),(78B)……リンク、(126)……主レンズホルダ、(T11
A)……回動部材。
フロントページの続き (72)発明者 井上 徳洋 大阪府大阪市東区安土町2丁目30番地 大 阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 審査官 寺山 啓進

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主レンズが後方位置にある第1焦点距離の
    撮影光学系と、主レンズが前方位置にあり、かつ副レン
    ズが作用位置にある第2焦点距離の撮影光学系とに切換
    えるべく、前記主レンズを保持する主レンズホルダを光
    軸に沿って前後移動可能に構成し、カメラ本体側に設け
    た回転駆動装置によって前記主レンズホルダを前後に移
    動させるようにした焦点変更駆動装置を備えた2焦点カ
    メラにおいて、前記回転駆動装置によって回動される回
    動部材をカメラ本体側に設け、この回動部材をクランク
    とするリンクを前記主レンズホルダに連動連結して主レ
    ンズホルダを前後移動させるクランク機構を構成し、こ
    のクランク機構が第1死点およびそれから半サイクル作
    動した第2死点乃至はそれらの近傍にある状態で、前記
    主レンズホルダを前方および後方位置で停止させるよう
    にしてある焦点距離変更駆動装置を備えた2焦点カメ
    ラ。
  2. 【請求項2】前記回転駆動装置が、モータと、このモー
    タの回転を減速して前記回動部材に伝達する減速機構と
    からなる特許請求の範囲第1項に記載の焦点変更駆動装
    置を備えた2焦点カメラ。
JP25970084A 1984-11-10 1984-12-08 焦点変更駆動装置を備えた2焦点カメラ Expired - Lifetime JPH061328B2 (ja)

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CN 85108999 CN1017001B (zh) 1984-11-10 1985-11-09 能改变照相镜组焦距的照相机
US07/059,378 US4771303A (en) 1984-11-10 1987-06-05 Variable focal length camera
US07/610,453 US5099263A (en) 1984-11-10 1990-11-09 Variable focal length camera

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JPH052911Y2 (ja) * 1986-10-28 1993-01-25
JP2712160B2 (ja) * 1987-01-20 1998-02-10 ミノルタ株式会社 カメラ
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