JPH0613218U - セラミック発振子 - Google Patents

セラミック発振子

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JPH0613218U
JPH0613218U JP4925892U JP4925892U JPH0613218U JP H0613218 U JPH0613218 U JP H0613218U JP 4925892 U JP4925892 U JP 4925892U JP 4925892 U JP4925892 U JP 4925892U JP H0613218 U JPH0613218 U JP H0613218U
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JP
Japan
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circuit board
oscillator
ceramic
capacitor element
ceramic oscillator
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Pending
Application number
JP4925892U
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English (en)
Inventor
朋一 山口
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種電子機器においてマイクロコンピュータ
のクロックとして使用されるセラミック発振子に関し、
回路基板上で発振子の高さが低くなり、使用される電子
機器の小型化が図りにくいという課題を解決し、背の高
いセラミック発振子を提供することにより電子機器の小
型化を図ることを目的とする。 【構成】 振動子15を、コンデンサ素子14の上に搭
載し、これを回路基板11上に形成された電気回路12
上に導電性接着剤16で直接接続した後、キャップ13
を接着して保護する構成とすることにより、従来のチッ
プ形のセラミック発振子のケース底部に当たる部分がな
くなるために高さを低くでき、これを使用する電子機器
の小型化を図ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は各種電子機器においてマイクロコンピュータを作動させるための信号 源として信号の長さを決めるクロックに使用されるセラミック発振子に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
近年、マイクロコンピュータは各種電子機器の制御に広く使用されており、こ のマイクロコンピュータのクロックとしてセラミック発振子が多く使用されてい る。
【0003】 このような従来のセラミック発振子について、以下に図面を用いて説明する。 図5は上記従来のセラミック発振子を回路基板に実装した状態を示すものであ り、図5において、1は回路基板、2は上記回路基板1の上面に形成された電気 回路、3はチップ形のセラミック発振子である。
【0004】 また、図6は上記チップ形のセラミック発振子3の構成を示すものであり、4 はケース、5はコンデンサ素子、6は振動子、7は導電性接着剤、8は引き出し 電極で、従来はこのセラミック発振子3を回路基板1の上に搭載して接合した構 成であった。
【0005】 以上のように構成されたセラミック発振子3は回路基板1の上に形成された電 気回路2を介してマイクロコンピュータと接続され、クロックとして働くように 構成されたものであった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、セラミック発振子3をチップ部品として 使用しているため、回路基板1に搭載したセラミック発振子3の高さが高くなり 、これを使用する電子機器の小型化が図りにくいという問題点を有していた。
【0007】 本考案は上記従来の問題点を解決するもので、電子機器の小型化を図ることが 可能な高さを低くしたセラミック発振子を提供することを目的とするものである 。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本考案のセラミック発振子は、回路基板上に載置さ れたコンデンサ素子と、このコンデンサ素子の上に載置された振動子と、上記回 路基板にコンデンサ素子と振動子を電気的に接続固定する導電性接着剤と、これ らの部品を覆うように回路基板に結合されたキャップからなる構成としたもので ある。
【0009】
【作用】
この構成によって、従来のチップ形のセラミック発振子のケース底部に当たる 部分がなくなるために、この分セラミック発振子の高さが低くなり、これを使用 する電子機器の小型化を図ることができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面を参照しながら説明する。図1は本考案 によるセラミック発振子の構成を示すものであり、図1において、11はアルミ ナ製の回路基板、12は銅で形成された電気回路、13はアルミナ製のキャップ 、14はチタン酸ジルコン酸鉛系のセラミックスからなるコンデンサ素子、15 はチタン酸ジルコン酸鉛系のセラミックスからなる振動子、16は導電性接着剤 である。
【0011】 以上のように構成された本考案のセラミック発振子について、図2〜図4を用 いてその詳細を説明する。まず、図2のように両主平面に電極17を設けたチタ ン酸ジルコン酸鉛系の圧電セラミックス18からなる振動子15は、図3のよう に表裏に電極19を設けたチタン酸ジルコン酸鉛系の誘電体セラミックス20か らなるコンデンサ素子14の上に搭載され、回路基板11上に銅で形成された電 気回路12の上に導電性接着剤16で直接接続された後、アルミナ製のキャップ 13が絶縁性接着剤で接着されてコンデンサ素子14と振動子15を保護するよ うに構成される。その結果、図4に示す回路がアルミナ回路基板11上に構成さ れ、この回路は接続部A、Bを介してマイクロコンピュータ(図示せず)と接続 される。
【0012】 また、上記実施例によるセラミック発振子の特性と従来のセラミック発振子の 特性を(表1)に比較して示した。ここで、発振周波数は8MHz、コンデンサ素 子14の容量はそれぞれ30pFである。また、共振子の共振の大きさは共振周 波数と反共振周波数でのインピーダンスの比の対数を20倍したものである。
【0013】
【表1】
【0014】 この(表1)から明らかなように、本実施例によるセラミック発振子は高さの 点で優れた効果が得られ、従来品の約2/3の高さにすることができる。
【0015】 以上のように本実施例によれば、電気回路上に振動子を搭載したコンデンサ素 子を直接搭載し、これらをキャップで覆った構成にすることにより、従来のチッ プ形のセラミック発振子のケース底部に当たる部分がなくなるためにセラミック 発振子の高さを低くすることができ、これを使用する電子機器の小型化を図るこ とができる。
【0016】 なお、本実施例においてコンデンサ素子14及び振動子15はチタン酸ジルコ ン酸鉛系セラミックスを使用したが、コンデンサ素子14は他の誘電体を用いて も良く、振動子15は他の圧電体を用いてもよいことはい言うまでもない。
【0017】 また、回路基板11及びキャップ13にアルミナ製の物を用いたが、他の絶縁 体を用いても良い。ただし、温度変化によるストレスを避けるため、回路基板1 1、キャップ13、コンデンサ素子14及び振動子15は互いに熱膨脹率が近い ものを使用することが望ましい。
【0018】
【考案の効果】
以上のように本考案によるセラミック発振子は、電気回路上に振動子を搭載し たコンデンサ素子を直接搭載し、これらをセラミックキャップで覆った構成にす ることにより従来のチップ形のセラミック発振子のケース底部に当たる部分がな くなるために高さを低くすることができ、これを使用する電子機器の小型化を図 ることができる優れたセラミック発振子を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるセラミック発振子の
構成を示す断面図
【図2】同実施例における振動子の断面図
【図3】同実施例におけるコンデンサ素子の断面図
【図4】同実施例におけるセラミック発振子の回路図
【図5】従来のセラミック発振子を回路基板に実装した
状態の正面図
【図6】従来のセラミック発振子の構成を示す断面図
【符号の説明】
11 回路基板 12 電気回路 13 キャップ 14 コンデンサ素子 15 振動子 16 導電性接着剤 17,19 電極 18 圧電セラミックス 20 誘電体セラミックス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路基板上に載置されたコンデンサ素子
    と、このコンデンサ素子の上に載置された振動子と、上
    記回路基板にコンデンサ素子と振動子を電気的に接続固
    定する導電性接着剤と、これらの部品を覆うように回路
    基板に結合されたキャップからなるセラミック発振子。
JP4925892U 1992-07-14 1992-07-14 セラミック発振子 Pending JPH0613218U (ja)

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JP4925892U JPH0613218U (ja) 1992-07-14 1992-07-14 セラミック発振子

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01231415A (ja) * 1988-03-11 1989-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 弾性表面波装置
JPH01236715A (ja) * 1988-03-16 1989-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd セラミック共振子

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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