JPH06131803A - 音響再生装置 - Google Patents

音響再生装置

Info

Publication number
JPH06131803A
JPH06131803A JP30502792A JP30502792A JPH06131803A JP H06131803 A JPH06131803 A JP H06131803A JP 30502792 A JP30502792 A JP 30502792A JP 30502792 A JP30502792 A JP 30502792A JP H06131803 A JPH06131803 A JP H06131803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
signal
recording
reproduction
reproducing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30502792A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nakazawa
博 中沢
Hitoshi Nara
仁史 奈良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP30502792A priority Critical patent/JPH06131803A/ja
Publication of JPH06131803A publication Critical patent/JPH06131803A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 音響の録音およびディクスの再生の双方を行
う場合に釦操作が簡単な音声再生装置を提供すること。 【構成】 CDリピータ1は、CD再生手段16によっ
て語学学習用のCD12の再生が行われているときに学
習者によって入力操作手段8のIC録音釦が押される
と、制御手段10がCD駆動手段14およびCD再生手
段16によるCD12再生操作を停止させ、ディジタル
音声信号記録手段4にマイクロフォン2からの音響をデ
ィジタル記録媒体に記録させる。そして、この記録が終
了すると制御手段10は、CD駆動手段14およびCD
再生手段16のCD12の再生を停止位置から再び行わ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音響再生装置に係わ
り、特に、音響の録音が可能な音響再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CDプレーヤは外国語語学学習等に用い
られている。従来のCDプレーヤは、ディスクの再生を
行う機能のみを有し、音声等の音響を記録する機能は有
していない。
【0003】たとえば、教育用としての英語等の音声が
記録されたディスクをCDプレーヤ等で再生して英語等
の学習等を行う際に、学習者がディスクに記録された音
声を聞いた後自ら発音し、その音声を聞いて比較学習を
行う場合がある。このような場合に、従来のCDプレー
ヤでは、学習者はディクスに記録された音声を聞きCD
プレーヤの停止釦を押してCDプレーヤの再生を停止さ
せる。その後、別の録音装置を用いて自分が発音した音
声の録音を行い録音結果の再生を行っている。また、そ
の後CDプレーヤの再生を行う場合には、さらにCDプ
レーヤの再生釦を押すことでCDプレーヤの再生を行っ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のCD
プレーヤは、録音機能を有していないため、音声等の音
響を録音する際に別の録音装置を用いなければならず不
便である。また、別の録音装置を用いた場合にも、録音
装置の録音、再生および停止釦、および、CDプレーヤ
の再生および停止釦の操作をそれぞれ行う必要があり操
作が煩雑である。
【0005】本発明の上述した従来技術の問題点を解決
し、音声等の音響の録音およびディクスの再生の双方を
行う場合に釦操作が簡単なCDプレーヤ等の音響再生装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の音響再生装置で
は、予め音響信号が記録されているディスク形記録媒体
と、該ディスク形記録媒体を駆動するディスク駆動手段
と、前記ディスク形記録媒体に記録された音響を再生指
示する第1の再生操作手段と、該再生操作手段に応答し
前記ディジタル形記録媒体から前記記録された音響信号
を読み出し再生する第1の音響再生手段と、該再生され
た音響信号を音響として出力する音響出力装置と、音響
を検出する音響検出デバイスと、該音響の入力を指示す
る記録操作手段と、前記音響検出デバイスからの音響入
力信号を入力し所定の信号変換を行ってディジタル音響
記録媒体に記録するディジタル音響信号記録手段と上記
音響再生および音響記録を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は前記記録操作手段の記録操作に応答し
て、前記ディジタル音響信号記録手段に対して前記音響
検出デバイスから入力された音響信号を前記ディジタル
音響信号記録媒体に記録させること指示するようにし
た。
【0007】また、前記制御手段は前記記録操作手段に
よる記録操作開始を検出したとき、前記ディスク駆動手
段および第1の音響再生手段が動作しているとき停止さ
せるようにした。
【0008】また、前記制御手段は前記記録操作手段に
よる記録操作終了を検出したとき、前記ディスク駆動手
段および第1の再生手段を再駆動し、読み出しが停止さ
れた前記ディスク形記録媒体の停止位置から読み出しお
よび再生を再開させる。
【0009】また、本発明の音響再生装置は、前記本発
明の音響再生装置に加えて、前記ディジタル音響信号記
録手段に記録された音響記録信号を読み出し再生する第
2の音響再生手段と、該第2の音響再生手段からの再生
音響信号と前記第1の音響再生手段からの再生音響信号
とを入力し、前記制御手段からの制御指令に応答して前
記音響出力装置に選択的に出力するスイッチング手段と
ディジタル音響記録媒体に記録された音響を再生指示す
る第2の再生操作手段とをさらに有し、前記制御手段
は、前記第2の再生操作手段による再生操作開始を検出
したとき、前記ディスク駆動手段および第1の音響再生
手段が動作しているとき停止させ、前記スイッチング手
段を前記第2の音響再生手段側に選択し、前記ディジタ
ル音響記録手段に記録された記録信号を前記第2の音響
再生手段および前記ディジタル音響出力装置を介して音
響として出力するようにした。
【0010】さらに、前記制御手段は、前記ディジタル
音響記録手段に記録された記録信号の再生が終了したこ
とを検出したとき、前記スイッチング手段を前記第1の
音響再生手段側に選択し、前記ディスク駆動手段および
第1の再生手段を再駆動し、読み出しが停止された前記
ディスク記録媒体の停止位置から読み出しおよび再生を
再開させる。
【0011】
【作用】本発明の音響再生装置によれば、たとえば、学
習者が記録操作手段により記録操作を行うと、制御手段
は第1の音響再生手段によってディスク形記録媒体の再
生が行われているかを判断する。そして、再生が行われ
ている場合には、制御手段はディスク駆動手段および第
1の音響再生手段の動作を停止させる。そして、音響検
出デバイスから入力された音響信号がディジタル音響記
録手段によってデジタル音響信号記録媒体に記録され
る。
【0012】その後、制御手段は、記録操作終了を検出
すると、前記ディスク形駆動手段および第1の再生手段
を再駆動し、読み出しが停止された前記ディスク形記録
媒体の停止位置から読み出しおよび再生を再開させる。
【0013】また、本発明の音響再生手段によれば、た
とえば、学習者が第2の再生操作手段によりディジタル
記憶媒体に記録された音響信号の再生操作を行うと、制
御手段は第1の音響再生手段によってディスク形記録媒
体の再生が行われているかを判断する。そして、再生が
行われている場合には、制御手段はディスク駆動手段お
よび第1の音響再生手段の動作を停止させる。そして、
制御手段はスイッチング手段を第2の音響再生手段側に
選択し、前記ディジタル音響記録手段に記録された記録
信号を前記第2の音響再生手段および前記音響出力装置
を介して音響として出力する。
【0014】その後、制御手段は、前記ディジタル音響
記録手段に記録された記録信号の再生が終了したことを
検出したとき、前記スイッチング手段を第1の音響再生
手段側に選択し、前記ディスク形駆動手段および第1の
再生手段を再駆動し、読み出しが停止された前記ディス
ク形記録媒体の停止位置から読み出しおよび再生を再開
させる。
【0015】
【実施例】本発明の音響再生装置の実施例としての外国
語の語学学習等に使用されるCDリピータについて説明
する。図1に本実施例のCDリピータのシステム構成図
を示す。図1に示すようにCDリピータ1は、音声検出
デバイスとしてのマイクロフォン2、ディジタル音響信
号記録手段4、第2の音響再生手段としての音響再生手
段6、入力操作手段8、制御手段10、ディスク駆動手
段としてのCD駆動手段14、第1の音響再生手段とし
てのCD再生手段16、スイッチング手段としてのスイ
ッチ18、および、音響出力装置としてのスピーカ20
で構成される。
【0016】入力操作手段8は、複数の釦で構成され、
CDリピータ1の学習者の釦操作に応じた所定の信号が
制御手段10に出力される。マイクロフォン2は、CD
リピータ1の外部からの利用者(学習者)が発する音響
としての音声等を入力する。ディジタル音響信号記録手
段4は、制御手段10からの所定の信号を入力するとマ
イクロフォン2から音響信号を入力し、この音響入力信
号に対して所定の信号変換を行いディジタル化された音
響記録信号として記録する。音響再生手段6は、制御手
段10からの所定の信号を入力すると、ディジタル音響
信号記録手段4に記録された音響記録信号の読み出しを
行いこれを再生する。
【0017】CD駆動手段14は、CD再生手段16で
CDリピータ1に挿入されたディスク形記録媒体として
のCD(コンパクトディスク)12の再生を行う際に必
要なディスク回転等の駆動を行う。CD再生手段16
は、CD駆動手段14によって再生のために必要な駆動
が行われているCD12から音響を再生を行う。スイッ
チ18は、音響再生手段6およびCD再生手段16が再
生した音響信号を入力し、制御手段10から入力した所
定の信号に基づいて、これらを選択的にスピーカ20に
出力する。スピーカ20は、スイッチ18から入力した
音響信号を増幅等して音響として出力する。
【0018】以下、CDリピータ1を構成する上記各装
置についてそれぞれ具体的に説明する。図2に図1に示
したCDリピータ1の具体的な構成図を示す。図3に図
1に示したCDリピータ1の外観平面図を示す。マイク
ロフォン2について説明する。マイクロフォン2は、図
3に示すように、図中左下方に設けられ、CDリピータ
1の学習者が発した音声を検出し、この検出に応じた信
号をディジタル音響信号記録手段4および音響再生手段
6のADM器50に出力する。入力操作手段8について
説明する。入力操作手段8は、図2および図3に示すよ
うに、主に記録操作手段としてのIC録音釦30、第2
の再生操作手段としてのIC再生釦32、第1の再生操
作手段としてのCD再生釦34、および、録音ランプ3
5で構成される。CDリピータ1の学習者がこれらの釦
を操作し、この操作に応じた信号が制御手段10に出力
される。また、図3に示すように、CDリピータ1には
これらの釦の他に、電源のオン・オフを行うPOWER
釦、テンキー、このテンキーから入力された信号を無効
化(クリア)するCLEAR釦、表示窓36に表示され
る情報の選択を行うSELECT釦、CD12に記録さ
れた情報の再生方法を指定するGO釦、再生されたCD
12の音響の出力の再出力を指示するREPEAT釦、
処理を停止させる停止釦、早送り釦、巻戻し釦、再生中
のCD12の1つ前のインデックスに戻ることを指示す
る釦、CD12の挿入部38を開くOPEN釦が設けら
れている。
【0019】CD駆動手段14について説明する。CD
駆動手段14は、図2に示すように、モータ40、4
1、サーボ制御器42、送り機構43、RFアンプ4
4、光ピックアップ45で構成される。モータ40は、
サーボ制御器42からの信号に応じて挿入部38から挿
入されたCD12の読み取りを行う際に必要な回転を駆
動する。光ピックアップ45は、CD12のピットに書
き込まれた情報を光学式に検出する。送り機構43は、
モータ41によって駆動され、光ピックアップ45がC
D12の検出を行う際のフォーカス調整およびトラッキ
ング調整等を行うための機構である。モータ41は、サ
ーボ制御器42からの信号に応じて送り機構43のフォ
ーカス調整およびトラッキング調整等を行う際の動作を
駆動する。サーボ制御器42は、制御手段10からRF
アンプ44が検出したフォーカスおよびトラッキングの
各エラー信号を入力し、これらを基に位相補償等を行
い、それに応じた所定の信号をモータ40、41に出力
する。RFアンプ44は、光ピックアップ45からアナ
ログ信号であるRF信号を入力し、フォーカスエラー信
号の生成、トラッキングエラー信号の生成、RF信号の
2値化等を行い、このように信号処理された信号を後述
するCD再生手段16の信号処理器46に出力する。ま
た、CD12には、語学学習用音響信号が記録されてい
る。
【0020】CD再生手段16について説明する。CD
再生手段16は、図2に示すように、信号処理器46、
D/Aコンバータ47で構成されている。信号処理器4
6は、上記したCD駆動手段14のRFアンプ44から
信号処理されたRF信号を入力し、このRF信号に対し
てEFM復調、誤り訂正等を行った信号をD/Aコンバ
ータ47に出力する。D/Aコンバータ47は、信号処
理器46からデジタル信号を入力し、これらをアナログ
変換した信号をスイッチ18に出力する。
【0021】ディジタル音響信号記録手段4および音響
再生手段6について説明する。ディジタル音響信号記録
手段4および音響再生手段6は、図2に示すように、A
DM器50、タイミングコントローラ51、CPUイン
ターフェース52、D/Aコンバータ53、ICメモリ
インターフェース54、ディジタル音響記録媒体として
の半導体メモリであるICメモリ55で構成される。A
DM(Adaptive Delta Modulation )器50は、マイク
ロフォン2が検出した音声等の音響に応じたアナログ信
号を入力し、このアナログ信号をタイミングコントロー
ラ51からのタイミングパルス信号に基づいてADM方
式で標本化、符号化してディジタル化する。そして、こ
のデジタル信号をD/Aコンバータ53およびICメモ
リインターフェース54に出力する。この標本化、符号
化を行う際のサンプリング周波数としては、たとえば、
64kHzが用いられる。また、ADM器50は、IC
メモリインターフェース54を介してICメモリ55に
記録されたディジタル音響信号を入力しこれを復調し、
復調されたディジタル信号をD/Aコンバータ53に出
力する。ADM方式は、量子化ステップを入力波形の傾
斜に応じて適応的に制御する方式で、入力波形のレベル
変動が大きい場合に、量子化雑音を抑制するためにステ
ップサイズを小さくして量子化を行うものである。ま
た、ADM方式の代わりに、過去の入力信号から現在の
入力信号を予測し、その予測残差を量子化するADPC
M方式を用いてもよい。
【0022】CPUインターフェース52は、制御手段
10からの信号を入力し、この信号に応じた信号をタイ
ミングコントローラ51に出力する。タイミングコント
ローラ51は、CPUインターフェース52からの信号
を入力し、この信号に基づいて所定の周期のタイミング
パルス信号をADM器50に出力する。ICメモリイン
ターフェース54は、タイミングコントローラ51から
のタイミング信号に基づいて、ADM器50から量子化
された音響信号に応じたデジタル信号を入力し、これを
ICメモリ55に出力する。ICメモリ55は、ICメ
モリインターフェース54から音響信号に応じたデジタ
ル信号を入力しこれを記録する。ICメモリ55として
は、たとえば、1MビットのDRAMが用いられ、この
場合に、サンプル周波数を64kHzとすると、1×1
6 /64×103 ≒16secの音響信号を記憶でき
る。D/Aコンバータ53は、タイミングコントローラ
51からのタイミングを基にADM器50からの音響信
号に応じたデジタル信号を入力し、これをアナログ信号
に変換しスイッチ18に出力する。
【0023】スイッチ18は、ディジタル音響信号記録
手段4および音響再生手段6のD/Aコンバータ53か
らのICメモリ55に記録された音響信号と、D/Aコ
ンバータ47からのCD12の音響信号との双方を入力
し、制御手段10からの信号を基にこれらを選択的にス
ピーカ20に出力する。
【0024】スピーカ20は、スイッチ18からの音響
信号を入力し、これを増幅等にして音響として出力す
る。スピーカ20は、図2に示すように、テンキーの上
方に設けられている。
【0025】次に、制御手段10について説明する。制
御手段10は、上記した入力操作手段8から学習者の釦
操作に応じた信号を入力し、これらに応じた信号を、デ
ィジタル音響信号記録手段4および音響再生手段6のC
PUインターフェース52、CD駆動手段14のサーボ
制御器42、CD再生手段16の信号処理器46および
D/Aコンバータ47、および、スイッチ18に出力す
る。
【0026】CD駆動手段14およびCD再生手段16
によってCD12に記録されたある英文のセンテンスか
らの再生が行われた直後に、学習者がそのセンテンスの
発音練習のために自己の発音を記録させるとき入力操作
手段8のIC録音釦30を押した場合の制御手段10の
おける処理について説明する。図4に、この場合のフロ
ーチャート図を示す。図4に示すように、制御手段10
は、ステップ1で学習者によって入力操作手段8のIC
録音釦30が押されたことを検出すると、ステップ2の
処理を実行する。ステップ2では、制御手段10は、た
とえば、信号処理器46からの信号を基にCD駆動手段
14およびCD再生手段16でCD12の再生が行われ
ているかを判断する。
【0027】ステップ2の判断の結果、CD12の再生
が行われていれば、制御手段10は、ステップ3の処理
を実行する。ステップ3では、制御手段10は、CD駆
動手段14のサーボ制御器42にCD12の再生を中止
することを示す信号を出力する。サーボ制御器42は、
制御手段10からこの信号を入力すると、モータ40、
41に所定の信号を出力しこれらの駆動を停止させ、C
D12の再生を停止させる。
【0028】ステップ3の処理が終了した場合、また
は、ステップ2の判断の結果、CD12の再生が行われ
ていなければ、制御手段10はステップ4の処理を実行
する。ステップ4では、制御手段10は、入力操作手段
8の録音ランプ35に所定の信号を出力しこれを点灯さ
せ、その後、ステップ5の処理を実行する。
【0029】ステップ5では、制御手段10は、ディジ
タル音響信号記録手段4および音響再生手段6のCPU
インターフェース52にマイクロフォン2からの音響の
録音の開始を示す信号を出力する。CPUインターフェ
ース52は、この信号を制御手段10から入力すると、
タイミングコントローラ51にタイミングパルス信号出
力開始を示す信号を出力し、タイミングコントローラ5
1はADM器50に所定のタイミングパルス信号を出力
する。ADM器50は、タイミングコントローラ51か
らのタイミングパルス信号を入力すると、マイクロフォ
ン2からのアナログ音響を入力し、これを標本化、符号
化しデジタル信号に変換し、ICメモリインターフェー
ス54を介してICメモリ55に記憶させる。
【0030】その後、制御手段10はステップ6の処理
を実行し、入力操作手段8からの信号を基に学習者によ
って入力操作手段8のIC録音釦30が離されたかを判
断する。ステップ6の判断の結果、IC録音釦30が離
されていないと判断すると、制御手段10はステップ1
0の処理を実行し、ICメモリ55への記録が予め設定
された所定の記録時間行われたかを判断する。ステップ
10の判断の結果、録音が所定の記録時間行われていな
いと判断すると、再びステップ4の処理を実行し、引き
続きマイクロフォン2からの音響をICメモリ55に記
憶する。
【0031】ステップ6で、制御手段10がIC録音釦
30が離されたと判断した場合、および、ステップ10
で録音が所定の記録時間行われたと判断した場合には、
制御手段10はステップ7の処理を行う。ステップ7で
は、制御手段10は入力操作手段8の録音ランプ35に
所定の信号を出力し、録音ランプ35を消灯する。
【0032】その後、制御手段10はステップ8の処理
を実行し、ステップ2でCD12の再生が行われている
と判断しステップ3でCD12の再生を停止したかを判
断し、停止した場合にはステップ9の処理を実行する。
ステップ9では、制御手段10はサーボ制御器42に所
定の信号を出力し、サーボ制御器42は、ステップ3で
CD12の再生を停止した位置からCD12の再生を再
び行う。また、ステップ8の判断の結果、CD12の再
生を停止していないと判断した場合には、制御手段10
は処理を終了する。
【0033】このように、本実施例のCDリピータ1
は、CD12の再生中に学習者がIC録音釦30を押す
と、CD12の再生が自動的に停止され、たとえば、学
習者は発した音声等の音響に応じた音響信号がICメモ
リ55に記憶される。そして、ICメモリ55への記憶
が終了すると、CD12の再生を中止した位置からCD
12の再生が自動的に行われる。そのめ、CDリピータ
1の学習者が上述の処理を行う際の釦操作はIC録音釦
30を1度押すだけであり、釦操作が非常に簡単であ
る。
【0034】次に、CD駆動手段14およびCD再生手
段16によってCD12の再生が行われているときに、
学習者が前に記録した自己の発音を再生するために入力
操作手段8のIC再生釦32を押した場合の制御手段1
0における処理について説明する。図5に、この場合の
フローチャート図を示す。図5に示すように、制御手段
10は、ステップS21で学習者によって入力操作手段
8のIC再生釦32が押されたことを検出すると、ステ
ップS22の処理を実行する。ステップS22では、制
御手段10は、たとえば、信号処理器46からの信号を
基にCD駆動手段14およびCD再生手段16でCD1
2の再生が行われているかを判断する。
【0035】ステップS22の判断の結果、CD12の
再生が行われていれば、制御手段10は、ステップS2
3の処理を実行する。ステップS23では、制御手段1
0は、CD駆動手段14のサーボ制御器42にCD12
の再生を中止することを示す信号を出力する。サーボ制
御器42は、制御手段10からこの信号を入力すると、
モータ40、41に所定の信号を出力し、これらの駆動
を停止させ、CD12の再生を停止させる。
【0036】ステップS23の処理が終了した場合、ま
たは、ステップS22の判断の結果、CD12の再生が
行われていなければ、制御手段10はステップS24の
処理を実行する。ステップS24では、制御手段10
は、ディジタル音響信号記録手段4および音響再生手段
6のCPUインターフェース52にICメモリ55に記
録された音響信号の再生を開始することを示す信号を出
力する。それと同時に、制御手段10はスイッチ18
に、ディジタル音響信号記録手段4および音響再生手段
6のD/Aコンバータ53からの入力を選択することを
示す信号を出力する。スイッチ18は、この信号を制御
手段10から入力すると、D/Aコンバータ47からD
/Aコンバータ53に選択を切り換える。CPUインタ
ーフェース52は、前記信号を制御手段10から入力す
ると、タイミングコントローラ51にタイミングパルス
信号出力開始を示す信号を出力し、タイミングコントロ
ーラ51はADM器50に所定のタイミングパルス信号
を出力する。ADM器50は、タイミングコントローラ
51からのタイミングパルス信号を入力すると、これを
基にICメモリインターフェース54を介してICメモ
リ55に記録された音響信号を入力し、これをもとの音
声信号に復調してD/Aコンバータ53に出力する。D
/Aコンバータ53は、ADM器50からデジタル信号
を入力すると、これをアナログ変換しスイッチ18に出
力する。そして、スイッチ18は上述したようにD/A
コンバータ53を選択しているため、D/Aコンバータ
53からのICメモリ55に記録された音響信号に応じ
た音響信号がスピーカ20に出力され、スピーカ20か
ら利用者が発した音声として出力される。
【0037】ステップS25では、制御手段10は、C
PUインターフェース52からの信号を基にICメモリ
55に記録された音響信号の再生が終了したかを判断
し、この判断の結果、まだ終了していないと判断する
と、ステップS28の処理を実行する。
【0038】ステップS28では、制御手段10は学習
者によってIC再生釦32以外の釦が押されたかを判断
し、押されていなければ再びステップS24の処理を実
行し、ICメモリ55に記録された音響信号の再生を続
ける。一方、ステップS28の判断の結果、制御手段1
0は学習者によってIC再生釦32以外の釦が押された
と判断すると、ステップS29の処理を実行する。ステ
ップS29では、制御手段10はCPUインターフェー
ス52にICメモリ55に記憶された音響信号の再生を
中断することを示す信号を出力する。CPUインターフ
ェース52は、この信号を制御手段10から入力する
と、タイミングコントローラ51にタイミングパルス信
号出力を停止することを示す信号を出力する。タイミン
グコントローラ51はCPUインターフェース52から
この信号を入力すると、ADM器50へのタイミングパ
ルス信号出力を停止し、ADM器50は音響再生の動作
を停止する。
【0039】ステップS25における判断の結果、制御
手段10がICメモリ55の音響信号の再生が終了した
と判断した場合、または、ステップS29の処理が終了
した場合、制御手段10はステップS26の処理を実行
する。ステップS26では、ステップ22でCD12の
再生が行われていると判断しステップ23でCD12の
再生を停止したかを判断し、停止した場合にはステップ
27の処理を実行する。
【0040】ステップ27では、制御手段10はサーボ
制御器42に所定の信号を出力し、サーボ制御器42
は、ステップ23でCD12の再生を停止した位置から
CD12の再生を再び行う。また、ステップ26の判断
の結果、CD12の再生を停止していないと判断した場
合には、制御手段10は処理を終了する。
【0041】このように、本実施例のCDリピータ1で
は、CD12の再生中に学習者がIC再生釦32を押す
と、CD12の再生が自動的に停止され、ICメモリ5
5に記憶された利用者が発した音声に応じた音響信号の
再生が自動的に行われる。そして、ICメモリ55に記
憶された音響信号の再生が終了すると、CD12の再生
を中止した位置からCD12の再生が自動的に行われ
る。そのため、CDリピータ1の学習者が上述の処理を
行う際の釦操作は、再生釦を1度押すのみであり、釦操
作が非常に簡便で便利である。
【0042】本発明は、上述した実施例に限定されな
い。たとえば、上述の実施例では、ディスク形記録媒体
としてCDを例示したが、ディスク形記録媒体は、CD
−ROMであってもよい。また、上述の実施例では、外
国語の語学学習の例について述べたが、CDリピータ1
で音楽が記録されたCDを再生すれば利用者が音楽の練
習を行う場合にも使用できる。また、制御手段10にお
ける処理は、上述の処理に限定されず、たとえば、マイ
クロフォン2が外部の音響を検出すると、この検出信号
を制御手段10が検出し、制御手段10がディジタル音
響信号記録装置4および音響再生装置6のCPUインタ
ーフェース52にマイクロフォン2からの音響を記録す
る指示を出力するようにしてもよい。また、制御手段1
0における処理は、マイクロフォン2が外部からの音響
の検出を終了すると、この検出終了信号を制御手段10
が検出し、制御手段10がディジタル音響信号記録装置
4および音響再生装置6のCPUインターフェース52
にマイクロフォン2からの音響の記録を停止する指示を
出力するようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明の音響再生装置およびでは、予め
音響信号が記録されたディスク形記録媒体の再生および
外部音響の録音の双方を行うことができる。また、本発
明の音響再生装置および音響再生方法では、ディスク形
記録媒体の再生を行い、その後外部音響の録音を行う場
合、および、ディジタル音響記録媒体に記録された外部
音響の再生を行い、その後再びディスク形記録媒体の再
生を行う場合に、学習者は複雑な釦操作を行う必要はな
く操作性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるCDリピータのシステ
ム構成図である。
【図2】本発明の実施例に係わるCDリピータの構成図
である。
【図3】本発明の実施例に係わるCDリピータの外観平
面図である。
【図4】本発明の実施例に係わるCDリピータの制御手
段における処理を示すフローチャート図である。
【図5】本発明の実施例に係わるCDリピータの制御手
段におけるその他の処理を示すフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
1・・CDリピータ 2・・マイクロフォン 4・・ディジタル音響信号記録手段 6・・音響再生手段 8・・入力操作手段 10・・制御手段 12・・CD 14・・CD駆動手段 16・・CD再生手段 18・・スイッチ 20・・スピーカ 30・・IC録音釦 32・・IC再生釦 34・・CD再生釦 35・・録音ランプ 40,41・・モータ 42・・サーボ制御器 43・・送り機構 44・・RFアンプ 45・・光ピックアップ 46・・信号処理器 47,53・・D/Aコンバータ 50・・ADM器 51・・タイミングコントローラ 52・・CPUインターフェース 54・・ICメモリインターフェース 55・・ICメモリ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め音響信号が記録されているディスク
    形記録媒体と、 該ディスク形記録媒体を駆動するディスク駆動手段と、 前記ディスク形記録媒体に記録された音響を再生指示す
    る第1の再生操作手段と、 該再生操作手段に応答し前記ディジタル形記録媒体から
    前記記録された音響信号を読み出し再生する第1の音響
    再生手段と、 該再生された音響信号を音響として出力する音響出力装
    置と、 音響を検出する音響検出デバイスと、 該音響の入力を指示する記録操作手段と、 前記音響検出デバイスからの音響入力信号を入力し所定
    の信号変換を行ってディジタル音響記録媒体に記録する
    ディジタル音響信号記録手段と上記音響再生および音響
    記録を制御する制御手段とを有し、 前記制御手段は前記記録操作手段の記録操作に応答し
    て、前記ディジタル音響信号記録手段に対して前記音響
    検出デバイスから入力された音響信号を前記ディジタル
    音響信号記録媒体に記録させることを指示することを特
    徴とする音響再生装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は前記記録操作手段による
    記録操作開始を検出したとき、前記ディスク駆動手段お
    よび第1の音響再生手段が動作しているとき停止させる
    請求項1記載の音響再生装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は前記記録操作手段による
    記録操作終了を検出したとき、前記ディスク駆動手段お
    よび前記第1の再生手段を再駆動し、読み出しが停止さ
    れた前記ディスク形記録媒体の停止位置から読み出しお
    よび再生を再開させる請求項1または請求項2記載の音
    響再生装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記音響入力信号の入
    力が所定の時間を経過したことを検出したとき、前記デ
    ィスク駆動手段および前記第1の再生手段を再駆動し、
    読み出しが停止された前記ディスク形記録媒体の停止位
    置から読み出しおよび再生を再開させる請求項1〜請求
    項3いずれか記載の音響再生装置。
  5. 【請求項5】 前記音響再生装置は、 前記ディジタル音響信号記録手段に記録された音響記録
    信号を読み出し再生する第2の音響再生手段と、 該第2の音響再生手段からの再生音響信号と前記第1の
    音響再生手段からの再生音響信号とを入力し、前記制御
    手段からの制御指令に応答して前記音響出力装置に選択
    的に出力するスイッチング手段とディジタル音響記録媒
    体に記録された音響を再生指示する第2の再生操作手段
    とをさらに有し、 前記制御手段は、 前記第2の再生操作手段による再生操作開始を検出した
    とき、前記ディスク駆動手段および第1の音響再生手段
    が動作しているとき停止させ、前記スイッチング手段を
    前記第2の音響再生手段側に選択し、前記ディジタル音
    響記録手段に記録された記録信号を前記第2の音響再生
    手段および前記ディジタル音響出力装置を介して音響と
    して出力する請求項1〜請求項4いずれか記載の音響再
    生装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、 前記ディジタル音響記録手段に記録された記録信号の再
    生が終了したことを検出したとき、前記スイッチング手
    段を前記第1の音響再生手段側に選択し、前記ディスク
    駆動手段および第1の再生手段を再駆動し、読み出しが
    停止された前記ディスク記録媒体の停止位置から読み出
    しおよび再生を再開させる請求項5記載の音響再生装
    置。
  7. 【請求項7】 前記ディスク形記録媒体は音響信号記録
    用光学式コンパクトディスクである請求項1〜6いずれ
    か記載の音響再生装置。
  8. 【請求項8】 前記音響信号記録用コンパクトディスク
    には学習用音響信号が記録されている請求項7記載の音
    響再生装置。
  9. 【請求項9】 前記ディジタル形記録媒体はディジタル
    音響信号記録可能な半導体メモリである請求項1〜8い
    ずれか記載の音響再生装置。
  10. 【請求項10】 前記記録操作手段は記録開始、終了を
    指定する操作ボタンである請求項1〜9いずれか記載の
    音響再生装置。
  11. 【請求項11】 前記記録操作手段は外部の音響の有無
    に応答して記録開始、終了を指定する音響感応手段を有
    する請求項1〜9いずれか記載の音響再生装置。
  12. 【請求項12】 予め音響信号が記録されたディスクか
    ら音響信号を再生して出力する音響再生装置において、 外部的に入力される音響信号を入力する音響信号入力デ
    バイスと、 該音響検出デバイスから入力された音響信号をディジタ
    ル信号処理する手段と、 該信号処理された信号を記録する半導体メモリとをさら
    に有することを特徴とする音響再生装置。
  13. 【請求項13】 予め音響信号が記録されたディスクか
    ら音響信号を再生しているとき、 記録操作手段の記録開始に応答し前記音響再生を中断し
    て、その外部からの音響入力信号を記録し、 前記記録操作手段の記録終了に応答し前記中断された音
    響再生を再開する音響再生方法。
  14. 【請求項14】 予め音響信号が記録されたディスクか
    ら音響信号を再生しているとき、 再生操作手段に応答し前記音響再生を中断して、前記記
    録された外部から音響信号を再生出力し、 前記再生操作手段の再生終了に応答し前記中断された音
    響再生を再開する請求項13記載の音響再生方法。
JP30502792A 1992-10-16 1992-10-16 音響再生装置 Pending JPH06131803A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30502792A JPH06131803A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 音響再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30502792A JPH06131803A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 音響再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06131803A true JPH06131803A (ja) 1994-05-13

Family

ID=17940214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30502792A Pending JPH06131803A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 音響再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06131803A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100948173B1 (ko) * 2008-05-16 2010-03-16 (주)이디스타 어학용 컴팩트 디스크 카세트 녹음기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100948173B1 (ko) * 2008-05-16 2010-03-16 (주)이디스타 어학용 컴팩트 디스크 카세트 녹음기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001052437A (ja) ディスク記録装置
KR940010809B1 (ko) 데블데크 콤팩트 디스크 기록 장치 및 기록방법
JPH06131803A (ja) 音響再生装置
US7085205B1 (en) Recording and/or reproducing apparatus
JPH06101190B2 (ja) コンパクトデイスクプレ−ヤの操作モ−ド制御装置
KR940000886B1 (ko) 학습 카드 플레이어
KR100340795B1 (ko) 오디오기기의콤팩트디스크재생방법
JP2001202679A (ja) 音声再生装置
JP3398429B2 (ja) 記録装置及び記録再生システム
JPH0414670A (ja) ディスク再生装置
KR100212537B1 (ko) 비디오 씨디 시스템을 이용한 학습 장치 및 학습방법
JP2000113650A (ja) 音声再生装置
JPH1092054A (ja) 情報記録再生装置
KR970067227A (ko) 비디오 씨디(cd) 시스템을 이용한 학습 장치 및 학습 방법
JPH0590669U (ja) 再生装置
KR200261972Y1 (ko) 재생시 셋업이 가능한 광디스크 플레이어
KR0182449B1 (ko) 광디스크의 위치탐색 제어방법
JP2553881Y2 (ja) プレーヤ装置
JP2556734Y2 (ja) カラオケ装置
JP2569168Y2 (ja) 録音再生装置
JP2556741Y2 (ja) プレーヤ装置
JPH08195021A (ja) データ再生装置
JPH1063473A (ja) デジタル音声記録装置およびデジタル音声再生装置
JP2848782B2 (ja) 光学ディスク再生装置
JPH05159541A (ja) 音楽自動再生装置