JPH06131801A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH06131801A
JPH06131801A JP30641592A JP30641592A JPH06131801A JP H06131801 A JPH06131801 A JP H06131801A JP 30641592 A JP30641592 A JP 30641592A JP 30641592 A JP30641592 A JP 30641592A JP H06131801 A JPH06131801 A JP H06131801A
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JP30641592A
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Masato Takino
正人 多喜乃
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】2面以上に亘る切れ目のない連続再生が可能な
記録再生装置を実現する。 【構成】第1面1Aおよび第2面1Bの両面に連続性を
有するデータが記録されたディスク一と、ディスク1の
両面のデータを同時に再生可能な少なくとも2つの光ピ
ックアップ3,4と、ディスク1の第1面1Aの再生中
に、第2面1Bの所定時間に亘る再生データを蓄積して
おくメモリ10、第1面1Aの再生終了後に、メモリ1
0に蓄積されているデータを再生された第1面1Aのデ
ータに連続させて出力する信号処理回路13とを設け、
切れ目なく再生データの出力を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両面再生が可能なレー
ザディスクプレイヤなどの記録再生装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の両面再生レーザディスクプレーヤ
としては、ディスクを裏返さずにディスク表面(第1
面)側のデータ再生からディスク裏面(第2面)側のデ
ータ再生に再生動作を移行可能なものが知られている。
このようなレーザディスクプレイヤにおいて、第1面側
から第2面側への再生動作の移行は、ディスクを回転さ
せるスピンドルモータの回転を第1面側再生時の回転方
向から逆転させることにより行われる。具体的には、6
00〜1800rpmで回転するディスクを一旦停止さ
せてから、さらに逆方向に1800rpmで回転させて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の両面再生レーザディスクプレーヤは、単にディ
スクを裏返す手間を省いているに過ぎず、切れ目のない
両面連続再生は実現されていない。すなわち、上述した
ように、ディスクを裏返さずに第1面から第2面に再生
動作を移すためには、ディスクの回転を一旦停止させて
から逆方向に回転させる必要があるため、ディスクの慣
性モーメントが有限値をもつ以上、逆回転させてから再
生動作にはいるまでに有限の時間T秒が必要となり、こ
の所要時間が切れ目のない両面連続再生を妨げている要
因となっていた。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、2面以上に亘る切れ目のない連
続再生が可能な記録再生装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、第1面および第2面の両面に連続性を
有するデータが記録された媒体と、上記媒体の両面のデ
ータを同時に再生可能な少なくとも2つの再生手段と、
上記媒体の第1面の再生中に、第2面の所定時間に亘る
再生データを蓄積しておく手段と、上記第1面の再生終
了後に、上記蓄積手段に蓄積されているデータを再生さ
れた第1面のデータに連続させて出力する手段とを有す
るようにした。
【0006】本発明では、第1面の再生中に、記録順序
と逆方向に第2面のデータの読み出しを行うようにし
た。
【0007】本発明では、第1面および第2面の両面に
連続性を有するデータが記録された媒体と、上記媒体の
記録データを再生する手段と、上記媒体の少なくとも一
面のデータを再生速度より早い速度で読み出して蓄積し
ておく手段と、再生面の切替時に、上記蓄積手段に蓄積
されているデータを再生データとして出力する手段とを
有するようにした。
【0008】本発明では、上記記録媒体を光ディスク媒
体により構成し、再生手段を光ピックアップにより構成
した。
【0009】本発明では、上記記録媒体を磁気ディスク
媒体により構成し、再生手段を磁気ヘッドにより構成し
た。
【0010】本発明では、データが2枚以上の媒体に亘
って記録されている。
【0011】
【作用】本発明によれば、記録媒体の第1面に記録され
ているデータの再生が行われ、そのデータが出力される
とともに、第1面の再生中に所定時間に亘って第2面の
データが読み出され蓄積される。ここで、第1面の再生
動作が終了すると、第1面の再生出力に連続するように
蓄積データが再生データとして出力される。
【0012】本発明によれば、上述の第2面のデータの
蓄積は、第2面を記録順序と逆方向に読み出すことによ
り行われる。
【0013】本発明によれば、たとえば第1面の記録デ
ータが再生速度より早い速度で読み出され蓄積される。
この蓄積動作が終了すると、その蓄積データが再生デー
タとして出力され、その出力中に再生手段による再生面
の切り替えが行われる。
【0014】本発明によれば、3面以上に亘る切れ目の
ない連続再生が行われる。
【0015】
【実施例】図1は、本発明に係るレーザディスクプレイ
ヤの一実施例を示す構成図である。図において、1はデ
ィスク、1Aは第1面(表面)、1Bが第2面(裏
面)、2はスピンドルモータ、3は第1の光ピックアッ
プ、4は第2の光ピックアップ、5は第1の信号復調回
路、6は第2の信号復調回路、7は第1のアナログ/デ
ィジタル(A/D)変換器、8は第2のA/D変換器、
9は第1のメモリ、10は第2のメモリ、11は第1の
ディジタル/アナログ(D/A)変換器、12は第2の
D/A変換器、13は信号処理回路、14は制御回路、
LB1,LB2はレーザビームをそれぞれ示している。
【0016】ディスク1は、第1面1Aから第2面1B
に亘って連続する映像あるいは音声データが記録された
再生専用の光ディスク媒体からなる。スピンドルモータ
2は、スピンドル部分にセットされたディスク1を、制
御回路14からの駆動信号DRに応じて正逆両方向に所
定回転数、たとえば600rpm 〜1800rpm をもって
回転させる。具体的には、第1面1Aの再生中は、図2
に示すように、ディスク1を正方向PDに回転させる。
このとき、第2面1Bは、図3に示すように、正方向P
Dとは逆方向CPDに回転している。したがって、第1
面1Aの再生動作から第2面1Bの再生動作に移行する
ときは、ディスク1の回転を一旦停止させてから逆方向
に回転させる。この再生動作の移行に要する時間は、T
秒である。
【0017】第1の光ピックアップ3は、半導体レー
ザ、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、対物レン
ズ、集光レンズ、光検出器などを有し、スポット状のレ
ーザビームLB1をディスク1の第1面1Aにおける所
望のトラックに照射し、ディスク1からの反射光を検出
して、その結果得られた電気信号を第1の信号復調回路
5に出力する。この光ピックアップ3のシーク動作、あ
るいはトラッキングサーボやフォーカスサーボなどは、
制御回路14からの制御信号CTL1に応じて制御され
る。
【0018】第2の光ピックアップ4は、半導体レー
ザ、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、対物レン
ズ、集光レンズ、光検出器などを有し、スポット状のレ
ーザビームLB2をディスク1の第2面1Bにおける所
望のトラックに照射し、ディスク1からの反射光を検出
して、その結果得られた電気信号を第2の信号復調回路
6に出力する。この光ピックアップ4のシーク動作、ト
ラッキングサーボやフォーカスサーボなどは、制御回路
14からの制御信号CTL2に応じて制御される。
【0019】第1の信号復調回路5は、第1の光ピック
アップ3により読み出されたアナログ映像データを所定
のフォーマットのアナログデータに復調する。第2の信
号復調回路6は、第2の光ピックアップ4により読み出
されたアナログ映像データを所定のフォーマットのアナ
ログデータに復調する。
【0020】第1のA/D変換器7は、第1の信号復調
回路5により復調された映像データをアナログ信号から
ディジタル信号に変換する。第2のA/D変換器8は、
第2の信号復調回路6により復調された映像データをア
ナログ信号からディジタル信号に変換する。
【0021】第1のメモリ9は、第1のA/D変換器7
から出力されるディジタル映像データを格納する。第1
のメモリ9の容量は、ディスク1の第2面1Bから第1
面1Aに再生動作を移行するのに要する時間がT秒であ
るとすると、その間の映像データを連続して供給するた
めに必要なフレーム数Fの情報を記録可能な量に設定さ
れる。
【0022】第2のメモリ10は、第2のA/D変換器
8から出力されるディジタル映像データを格納する。第
2のメモリ10の容量は、ディスク1の第1面1Aから
第2面1Bに再生動作を移行するために要する時間がT
秒であるとすると、その間の映像データを連続して供給
するために必要なフレーム数Fの情報を記録可能な量に
設定される。
【0023】第1のD/A変換器11は、第1のメモリ
9から読み出されるディジタルデータをアナログデータ
に変換する。第2のD/A変換器12は、第1のメモリ
10から読み出されるディジタルデータをアナログデー
タに変換する。
【0024】信号処理回路13は、第1の光ピックアッ
プ3によりディスク1の第1面1Aに記録されたデータ
の再生動作に並行して、第2の光ピックアップ4により
第2面1Bの所定範囲に亘るデータ、たとえば第1フレ
ームから第Fフレームまでを読み出して第2のメモリ1
0に蓄積させるため、スピンドルモータ2、第1の光ピ
ックアップ3および第2の光ピックアップ4の駆動制御
を行うように制御信号CTLを制御回路14に出力し、
第1面1Aの再生が終了すると同時に、継続して第2の
メモリ10に蓄えられたデータを読み出し、読み出した
データから再生映像信号、音声信号を生成して出力す
る。また、第2のメモリ10からのデータ読み出し中
に、ディスク1を停止し、回転方向を反転して第2の光
ピックアップ4が(F+1)番目のフレームのデータを
読み出せる状態にして待機するように、制御信号CTL
を制御回路14に出力する。そして、第2面1Bの第1
フレームから第Fフレームまでを第2のメモリ10から
再生し終わると同時に、継続して光ピックアップ4によ
り読み取ったデータによって通常の再生動作に移行す
る。
【0025】制御回路14は、信号処理回路13からの
制御信号CTLの入力に応じて、スピンドルモータ2、
第1の光ピックアップ3および第2の光ピックアップ4
を駆動制御する。たとえば、第1面1Aの再生中には、
図4に示すように、第1の光ピックアップ3はディスク
1の第1面1Aの内周側から外周側に向かって移動され
て再生が行われ、このとき第2の光ピックアップ4は第
2面1Bの外周側から内周側に向かって移動されて第F
フレームから第1フレームまで遡ってデータの読み取り
が行われる。
【0026】このように第2の光ピックアップ4を、第
1面再生中に第1の光ピックアップ3の移動方向と対向
する方向に移動させるのは、図2および図3を用いて前
述したように、第1面1Aを再生している間は第2面1
Bは読み出し方向に対して逆向きに回転しているため、
通常の方法よりデータを読み出すことは不可能であるこ
とによる。このため、図5に示すように、第2面1Bの
所定の位置Pの第Fフレームからデータを内周方向に向
かって読み出していくように制御される。
【0027】なお、図5に示すような読み出し方は一例
であり、たとえば、図6に示すように、各フレームにつ
いては、逆方向に読み出すが、トラック間をスキップす
ることによって第1フレーム目から順に読み出していく
など、種々の態様も可能である。
【0028】次に、上記構成における第1面から第2面
に亘る順方向連続再生動作を、図7を参照しながら説明
する。まず、制御回路14からスピンドルモータ2の駆
動部に対して、正方向に回転するように指示する駆動信
号DRが出力される。これにより、スピンドルにセット
されたディスク1が正方向に回転される。これと並行し
て、信号処理回路13から、第1の光ピックアップ3は
第1面1Aの最内周のトラック上に位置し、第2の光ピ
ックアップ4はFフレーム目のトラック上に位置するよ
うに指示する制御信号CTLが制御回路14に出力され
る。制御回路14からは、制御信号CTL1が第1の光
ピックアップ3に出力され、制御信号CTL2が第2の
光ピックアップ4に出力される。これにより、第1の光
ピックアップ3および第2の光ピックアップ4が所望の
位置に位置決めされる。
【0029】次いで、信号処理回路13から制御回路1
4に対して再生開始が指示される。これに伴い、第1の
光ピックアップ3により、ディスク1の第1面1Aの最
内周側の第1フレームから最外周の最終フレームである
第Nフレームに向かって順次データの読み出しが行われ
る。一方、第2面1Bでは、第2の光ピックアップ4に
より、位置Pの第Fフレームから最内周の第1フレーム
に向かって順に読み出される。
【0030】第1の光ピックアップ3により読み出され
たアナログデータは、第1の信号復調回路5で所定の復
調作用を受け、第1のA/D変換器7でディジタルデー
タに変換される。このディジタルデータは、第1のメモ
リ9に順次格納されるとともに、第1のD/A変換器1
1でアナログデータに変換されて信号処理回路13に入
力される。信号処理回路13では、入力したアナログデ
ータから再生映像信号、音声信号が生成されて、順次出
力される。
【0031】一方、第2の光ピックアップ4で読み出さ
れたアナログデータは、第2の信号復調回路6で所定の
復調作用を受け、第2のA/D変換器8でディジタルデ
ータに変換され、このディジタルデータは第2のメモリ
10に順次格納され、第1面1A再生中に蓄積される。
【0032】ここで、第1の光ピックアップ3が、ディ
スク1の最外周側に位置し、第1面1Aの再生が終了す
ると、引き続いて、信号処理回路13により第2のメモ
リ10に格納されている第2面1Bの第1フレームから
第Fフレームまでのデータが読み出される。第2のメモ
リ10から読み出されたディジタルデータは、第2のD
/A変換器12でアナログデータに変換されて信号処理
回路13に入力される。信号処理回路13では、入力し
たアナログデータから再生映像信号、音声信号が生成さ
れて、順次出力される。すなわち、第1面の再生終了
後、直ちに第1面1Aの再生映像信号などに連続するデ
ータが出力される。
【0033】また、第1面1Aの再生が終了したなら
ば、信号処理回路13では、第2のメモリ10のデータ
の読み出しに並行して、スピンドルモータ2を停止し、
さらに回転方向を正方向から逆転し、かつ第2の光ピッ
クアップ4が第2面1Bの第(F+1)フレームが記録
されたトラック上に位置するように指示する制御信号C
TLが制御回路14に出力される。
【0034】制御回路14では、スピンドルモータ2の
駆動部に対して制御信号CTLの指示に応じた駆動信号
DRが出力される。これにより、スピンドルモータ2が
一旦停止されてから、第1面1Aの再生時とは逆方向に
回転される。また、第2の光ピックアップ4に制御信号
CTL2が出力されて、第2の光ピックアップ4が第2
面1Bの第(F+1)フレームが記録されたトラック上
に位置決めされる。
【0035】以上のように停止指示がなされ、逆方向に
回転されて、スピンドルモータ2の回転数が所定の回転
数1800rpm に達するまではT秒かかり、この時間は
第2のメモリ10に格納されている第1フレームから第
Fフレームまでのデータを読み出し、出力する時間に相
当する。
【0036】ここで、第2のメモリ10の第1フレーム
から第Fフレームまでのデータ読み出し、再生し終わる
と同時に、継続して光ピックアップ4により第2面の第
(F+1)フレームからの読み出しが行われる。すなわ
ち、第2のメモリ10のデータの再生終了後には、通常
の光ピックアップ4による再生動作に移行される。以上
のようにして、ディスク1の両面に記録されている情報
が切れ目なく連続的に再生される。
【0037】以上説明したように、本実施例によれば、
ディスク1の第1面1Aの第1の光ピックアップ3によ
る順方向(ディスク内周側から外周側方向)への再生動
作に並行して、ディスク1の回転を停止させ、逆回転さ
せて第2面1Bの再生可能状態になるまでに要する時間
T秒間に、信号処理回路13が再生映像信号を出力でき
るデータ量に相当する第2面1BのFフレーム分のデー
タを第2の光ピックアップ4で読み出して第2のメモリ
10に蓄積しておき、第1面1Aの再生が終了して第2
面1Bの再生可能状態になるまでのT秒間に第2のメモ
リ10に蓄積されているデータを再生出力し、それに引
き続いて第2面1Bの第(F+1)フレームから通常の
再生動作を行うようにしたので、ディスク1の両面に記
録されている情報を切れ目なく連続的に再生できる。ま
た、2枚上に亘って記録されているデータを切れ目なく
連続再生することも可能である。現在、レーザディスク
の連続再生時間は60分であるが、本発明によって記録
方式を変更することなしに120分以上の連続再生が可
能になる。
【0038】また、たとえば図8に示すように、第1面
1Aの最終フレームから必要なFフレーム分の情報を再
生時に第1のメモリ9に格納しておくことによって、第
2面1Bから第1面1Aに亘る逆方向再生時も切れ目な
く連続再生させることができる。
【0039】さらに、より多くのメモリを用意すること
によって、サーチ時にも切れ目のない連続再生を実現す
ることができる。具体的には、n×Fフレーム分のメモ
リを用意することによってn倍までの任意の倍速再生に
対応できる。
【0040】また、Fフレーム以降は、F×kフレーム
までのkの整数倍番目以外のフレームを予めスキップし
て記憶することによって2×Fフレーム分以下のメモリ
によって標準速度とk倍速の正方向、逆方向の連続再生
が可能となる。図9は、3倍速記憶の実現例を示してい
る。
【0041】また、上述したように、複数のピックアッ
プを用いて第2面1Bのデータを先読みしておく方法の
他に、たとえば図10に示すように、映像の再生速度よ
りも早い速度で信号の先行読み出しを行い、メモリのデ
ィスク1の反転に要する時間分の映像信号を蓄積するこ
とによって切れ目のない両面連続再生を実現することも
可能である。この構成によれば、1つの光ピックアップ
のみで連続的な両面再生を実現できる利点がある。
【0042】なお、本実施例においては、光記録再生装
置としてのレーザディスクプレイヤを例に説明したが、
本発明は磁気記録再生装置に対しても適用可能であり、
両面に記録面を有する磁気記録ディスクの再生に際して
も上記と同様にディジタルメモリに先読みしたデータを
保存することによって切れ目のない両面連続再生が可能
となる。また、本実施例では、メモリに蓄積されたディ
ジタルデータを、アナログデータに変換して、信号処理
回路で処理するように構成したが、これに限定されるも
のではなく、ディジタルデータのままで信号処理を行う
ように構成してもよいことは勿論である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディスクの両面に記録されている情報を切れ目なく連続
して再生できる。また、映像の再生速度よりも早い速度
で信号の先行読み出しを行い蓄積しておくことによっ
て、1つの再生手段により連続的な両面再生を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザディスクプレイヤの一実施
例を示す構成図である。
【図2】第1面再生時の第1面の回転方向を説明するた
めの図である。
【図3】第1面再生時の第2面の回転方向を説明するた
めの図である。
【図4】第1面を再生する場合の第1の光ピックアップ
と第2の光ピックアップとの移動方向を示す図である。
【図5】第1面の再生中における第2面の読み出し方法
の一例を説明するための図である。
【図6】第1面の再生中における第2面の読み出し方法
の他例を説明するための図である。
【図7】図1のレーザディスクプレイヤの順方向の連続
再生動作を説明するための図である。
【図8】逆方向連続再生動作の一例を説明するための図
である。
【図9】倍速連続再生を可能とする第2面の読み出し方
法の一例を示す図である。
【図10】先行読み出しによる連続再生例を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1…ディスク 1A…第1面 1B…第2面 2…スピンドルモータ 3…第1の光ピックアップ 4…第2の光ピックアップ 5…第1の信号復調回路 6…第2の信号復調回路 7…第1のA/D変換器 8…第2のA/D変換器 9…第1のメモリ 10…第2のメモリ 11…第1のD/A変換器 12…第2のD/A変換器 13…信号処理回路 14…制御回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1面および第2面の両面に連続性を有
    するデータが記録された媒体と、 上記媒体の両面のデータを同時に再生可能な少なくとも
    2つの再生手段と、 上記媒体の第1面の再生中に、第2面の所定時間に亘る
    再生データを蓄積しておく手段と、 上記第1面の再生終了後に、上記蓄積手段に蓄積されて
    いるデータを再生された第1面のデータに連続させて出
    力する手段とを有することを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 第1面の再生中に、記録順序と逆方向に
    第2面のデータの読み出しを行う請求項1記載の記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】 第1面および第2面の両面に連続性を有
    するデータが記録された媒体と、 上記媒体の記録データを再生する手段と、 上記媒体の少なくとも一面のデータを再生速度より早い
    速度で読み出して蓄積しておく手段と、 再生面の切替時に、上記蓄積手段に蓄積されているデー
    タを再生データとして出力する手段とを有することを特
    徴とする記録再生装置。
  4. 【請求項4】 上記記録媒体が光ディスク媒体で、再生
    手段が光ピックアップである請求項1、2または3記載
    の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 上記記録媒体が磁気ディスク媒体で、再
    生手段が磁気ヘッドである請求項1、2または3記載の
    記録再生装置。
  6. 【請求項6】 データが2枚以上の媒体に亘って記録さ
    れている請求項1、2、3、4または5記載の記録再生
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012168979A1 (ja) * 2011-06-10 2012-12-13 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 ディスク状記録媒体、及びディスク状記録媒体の記録再生装置

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WO2012168979A1 (ja) * 2011-06-10 2012-12-13 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 ディスク状記録媒体、及びディスク状記録媒体の記録再生装置
JPWO2012168979A1 (ja) * 2011-06-10 2015-02-23 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 ディスク状記録媒体、及びディスク状記録媒体の記録再生装置
US8976639B2 (en) 2011-06-10 2015-03-10 Hitachi Consumer Electronics Co., Ltd. Disk-shaped recording medium and recording/reproducing device for disk-shaped recording medium

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