JPH06131097A - キー入力装置及び方法 - Google Patents

キー入力装置及び方法

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JPH06131097A
JPH06131097A JP4278426A JP27842692A JPH06131097A JP H06131097 A JPH06131097 A JP H06131097A JP 4278426 A JP4278426 A JP 4278426A JP 27842692 A JP27842692 A JP 27842692A JP H06131097 A JPH06131097 A JP H06131097A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オペレータによるキー操作の特性を判別し、
そのオペレータに応じたキー入力の検出を行うことによ
り、キー操作の誤りを少なくしたキー入力装置及び方法
を提供することを目的とする。又、各オペレータが所望
のキーパターンを作成して、そのキーパターンに基づい
てキー入力できるキー入力装置及び方法を提供すること
を目的とする。 【構成】 キー部分に接触されたかどうかを判断するた
めのキースキャン信号を所定の周期で出力し、そのキー
スキャン信号に応じて検出される信号によりキー入力を
検出するとともに、オペレータの各キー入力毎のキース
キャン信号の出力回数を計数し、そのオペレータに応じ
て、キー入力を検出するためのキースキャン信号の出力
回数を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キー部分に接触するこ
とにより、そのキーに対応するデータを入力するキー入
力装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、キーボードやタッチパネルなどの
キー入力装置では、所定の周期でキースキャン信号を出
力し、そのキースキャン信号により押下されているキー
を検出して対応するキーコードを発生させている。この
ようなキースキャンにおいては、短い周期でキースキャ
ン信号を繰り返し出力し、このキースキャン信号の周期
に応じて検出されるキー信号に基づいてキー入力の回数
や、リピート入力(同一キーの連続押下)の回数の判別
等を行っている。即ち、各キースキャンにおいて何回か
連続してキーが押されていることが検出されると、その
キーが入力されたと判断し、次にキーが押下されない状
態が何回か連続して検出されるとそのキーがオフされた
ものと判断したり、又各キースキャンにおいて連続して
キーの押下が検出され、そのキーの押下状態がある時間
以上連続すると(所定のキースキャンに亙って連続して
キーの押下が検出される)リピートキーの入力と判断
し、そのリピートの回数は各キースキャン毎に+1され
て決定される。このようなキー入力装置の中には、これ
らの回数の判別条件を変更できるものがある。例えばキ
ーの押下を検出するキースキャンの回数を変更すること
により、キー入力の感度(軽くふれただけで入力できる
とか、しっかり押下しないと入力できないなど)を変更
でき、またリピート入力かどうかを判定するタイミング
(短い時間押し続ければリピート入力できるとか、長く
押さないとリピート入力にならないなど)を調整するこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の方法では、以下のような問題点があった。 (1)オペレータによるキー操作の速度にバラツキがあ
るため、例えばある人には適当なキースキャン周期であ
っても、キー操作を行う人が変わればそのキースキャン
では早すぎたり、遅すぎたりする。例えば、老人やキー
操作に不慣れな人等がキー操作を行うような場合は、指
の動きが緩慢になるため、例えば単一のキー入力のつも
りでもリピートキー入力と判断されてしまうなどの虞が
ある。 (2)特にタッチパネルなどのようにクリック感の無い
キー入力装置では、オペレータによる入力操作のバラツ
キはより大きいものとなり、画一的なキースキャンによ
るキー検出では、誤入力が発生し易くなる。 (3)オペレータが自由にキースキャンの速度を変更し
て調整する場合は、パラメータ(キースキャン回数等)
を変化させて調整しなければならないため手間がかか
る。 (4)キースキャンの周期の設定を簡単にするために、
幾つかのパターンに分けてキースキャンの周期を選択さ
せる方法をとることが考えられるが、そのパターンの数
が少ないと各オペレータに対応したキメ細かな対応がで
きないし、逆にパターンの数が多いと調整が難しくな
る。
【0004】又、タッチパネルを用いた入力装置では、
キーイメージを画面上に表示し、その押下された部分に
応じて対応するキーの種類を判断していた。このような
キーイメージはアプリケーション・プログラムにより固
定して決定されるもので、オペレータの要求に応じて変
更することはできなかった。また、各オペレータに対応
して多くのキーパターンを用意することは可能である
が、所望のキーパターンを読出して設定する処理や、そ
れら多くのキーパターンを作成して用意するには多くの
手間を要する。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、オペレータによるキー操作の特性を判別し、そのオ
ペレータに応じたキー入力の検出を行うことにより、キ
ー操作の誤りを少なくしたキー入力装置及び方法を提供
することを目的とする。
【0006】又、各オペレータが所望のキーパターンを
作成して、そのキーパターンに基づいてキー入力できる
キー入力装置及び方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のキー入力装置は以下の様な構成を備える。即
ち、キー部分に接触してキーに対応したデータを入力す
るキー入力装置において、キー部分に接触されたかどう
かを判断するためにキースキャン信号を所定の周期で出
力し、そのキースキャン信号に応じて検出される信号に
よりキー入力を検出するキー入力検出手段と、オペレー
タの各キー入力毎のキースキャン信号の出力回数を計数
し、前記オペレータに応じてキー入力を検出するための
キースキャン信号の出力回数を決定する手段とを有す
る。
【0008】上記目的を達成するために本発明のキー入
力方法は以下の様な工程を備える。即ち、表示画面にキ
ー入力部分を表示し、前記キー入力部分に接触して対応
するデータを入力するキー入力方法において、キー入力
部分を表示する領域を前記画面上の任意の位置に設定す
る工程と、前記領域内に複数のキー部分を設定し、各キ
ーに対応するキーコードを指定する工程とを有する。
【0009】
【作用】以上の構成において、キー部分に接触されたか
どうかを判断するためのキースキャン信号を所定の周期
で出力し、そのキースキャン信号に応じて検出される信
号によりキー入力を検出するとともに、オペレータの各
キー入力毎のキースキャン信号の出力回数を計数し、そ
のオペレータに応じて、キー入力を検出するためのキー
スキャン信号の出力回数を決定する。
【0010】また他の発明によれば、キー入力部分を表
示する領域を前記画面上の任意の位置に設定し、その領
域内に複数のキー部分を設定し、各キーに対応するキー
コードを指定する。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の第1実施例の、表示部を備
えたキー入力装置の概略構成を示すブロック図である。
【0013】図1において、1は入力装置全体を制御す
るためのCPUで、ROM2に記憶されている制御プロ
グラムに従って各種制御を行っている。3はCPU1の
ワークエリアとして使用され、各種データを一時的に記
憶するRAMである。4は表示部で、タッチパネルのキ
ーイメージを表示したり、オペレータへの各種メッセー
ジを表示している。5はキー入力部6へのキースキャン
信号を発生し、キー入力部6で入力されるキーを判別す
るためのコントローラである。キー入力部6は例えばキ
ーボード或いはタッチパネル等で構成され、キーが押下
されるか或いはキー部分がタッチされることにより、そ
のキーに応じた情報を入力することができる。
【0014】次に、図2〜図4を参照して一般的なキー
スキャンについて説明する。
【0015】図2において、w0 〜w7 はキースキャン
用の出力信号線を示し、r0 〜r7は入力信号線を示し
ている。いま、コントローラ5がマトリクス状に配置さ
れたこれら信号線の内の1ビット、例えば信号線w7
オン信号を出力した時、入力信号線γ0 がオンだった場
合、キーK0 が押下されていたと判断する。これはデジ
タル式のタッチパネルも同様である。
【0016】次にアナログ式タッチパネルの場合は図3
に示すようにx方向,y方向の抵抗値等のデータを入力
し、その抵抗値の変化に基づいて押下された位置を算出
することにより、タッチされた位置を検出し、その位置
に応じて対応するキーを識別している。
【0017】図4は一般的なキースキャン信号を説明す
るための図で、ここではキースキャンは、一定周期TS
毎に行なわれている。そして、40で示された時点でキ
ー(K0 )が押下された後、n0 回のキースキャンの間
(時間T0 の間)、同一キー(K0 )が押下されている
と判断されると、そのキー(K0 )が入力されたものと
判定する。この回数n0 の設定を変えることによりキー
の入力感度が変化する。特にタッチパネルなどのクリッ
ク感の無いキーにとっては、この回数n0 の設定は、使
いやすさを決定する大きな要因となる。
【0018】次に、更にこのキー(K0 )押し続け、さ
らにn1 回のキースキャンの間(合計T1 の間)、その
キー(K0 )が連続して押下されていると認められる
と、リピート入力であると判断され、その時のキースキ
ャンからキースキャンのたびにそのキー入力が連続して
入力されたと判断している。この回数n1 が小さいと、
キー(K0 )の入力が判定された後、少しでもそのキー
が押下された状態が続くと直ちにリピート入力であると
判断されてしまい、キー(K0 )が誤って複数回入力さ
れてしまうことになる。また、この回数n1 が大きい
と、リピート入力をしようとすると長い間そのキーを押
下し続けなければならず、リピート入力が必要な時に、
なかなかリピート入力に移行しなくなる。
【0019】そこで本実施例では、オペレータに応じ
て、キー入力判定のための最適なキースキャン回数を設
定できるようにしている。このキースキャン回数の自動
設定処理を示したのが図5のフローチャートである。
【0020】図5において、まずステップS1でキース
キャン信号(w0 〜w7 )を出力し、ステップS2で入
力信号線(r0 〜r7 )の信号によりキー入力があるか
どうかを判断する。キー入力があるとステップS3に進
み、キースキャン信号(w0〜w7 )を出力すると共
に、キー入力があってからのキースキャンの回数をカウ
ントする。そしてステップS4で、そのキー入力がオフ
されたかどうかを判断し、そのキー入力がオフされるま
でステップS3,S4を繰返し実行する。そして、その
キーの入力がオフされるとステップS5に進み、そのキ
ーがオンされていた間のキースキャンの回数を記憶す
る。このような操作が、予め定められている回数だけ行
われたかをステップS6で判断し、その回数分のデータ
収集が終了するとステップS7に進み、キー入力があっ
たと判断するための最適なキースキャン回数を、統計的
手法等を用いて決定する。この時、回数n0 の値はでき
るだけ小さく、回数n1 の値はできるだけ大きくするこ
とが望ましい。
【0021】尚、この統計的手法により最適な回数を決
定する場合は、キースキャン回数が異常である異常デー
タを除去する。こうして例えば図6に示すように、オペ
レータのキースキャンの範囲が特定されて設定すべきn
0 ,n1 が決定される。この図6の場合は、n0 =5,
1 =5となる。
【0022】一般にタッチパネル等においては、幾つか
の選択肢を示すイメージを画面上に表示して、そのイメ
ージ上をタッチすることにより、それに応じた処理が開
始される。この時、そのイメージ部分をタッチすると速
やかに、その対応する処理を実行する場合と、そのイメ
ージ部分をタッチした後に、確認の意味で“ENT”キ
ーの入力を要求する場合がある。前述の実施例では、前
者の場合で説明しているが、後者のように確認キーを入
力する場合にも適用できる。
【0023】図7は、このような確認キー“ENT”に
よるキースキャン回数の自動設定処理を示すフローチャ
ートである。
【0024】図7において、ステップS11〜S14で
は、前述の図5のステップS1〜S4と同様にして、キ
ーが押下されてからオフされるまでのキースキャン回数
がカウントされ、その後、ステップS15で確認キー
“ENT”が押下されるとステップS16に進み、その
キースキャンの回数を適切なデータとして記憶する。そ
してステップS17において、必要な回数分のキースキ
ャンのデータ終了が行われたかを判断し、これが終了す
るとステップS18に進み、前述のステップS7と同様
にして、最適なキースキャン回数を求める。
【0025】一方、ステップS19で、そのデータの削
除を意味する“DEL”キーが押下されると、ステップ
S13でカウントされた回数を、不適切なデータである
としてメモリより消去する。
【0026】またこの時、選択入力そのものをキャンセ
ルしたい場合は、“CAN”キーを押下すること等が考
えられる。
【0027】図8は、本実施例のタッチパネルの外観図
で、このタッチパネルの下には略同じサイズの表示器が
設けられており、図のようなキーイメージが表示されて
いる。ここでは、キー“A”の部分80がタッチされ、
そのキー表示が反転されている。81は削除キー“DE
L”キー、82は確認キー“ENT”キーを示してい
る。
【0028】以上説明したように前述の第1実施例によ
れば、簡単な操作で、そのオペレータに最適なキースキ
ャンの回数、即ち、そのオペレータに最適なキー入力を
検出するタイミングが設定される。これにより、そのオ
ペレータによるキー操作を容易にし、かつ誤入力を防ぐ
ことができる。
【0029】次に本発明の第2実施例を説明する。
【0030】図9は本発明の第2実施例のタッチパネル
入力装置の概略構成を示すブロック図である。
【0031】図9において、1はタッチパネル入力装置
全体を制御するCPU、2aはCPU1の制御プログラ
ムや各種データを記憶しているROM、3はCPU1の
ワークエリアとして使用され、各種データを一時的に記
憶するためのRAMである。16はタッチパネルを示
し、そのタッチされた箇所がタッチパネルコントローラ
15により検出される。18は液晶表示器で、タッチパ
ネル16と略同様のサイズの表示画面を有し、タッチパ
ネル16の入力位置を示すキーイメージ等を表示する。
【0032】図10は第2実施例のタッチパネル入力装
置におけるキーパターンの設定処理の流れを示す図であ
る。このキーパターンの設定には、キーパターンの番
号、キーパターンの表示位置及びキーパターンの表示サ
イズ等が決定される設定データの入力処理101があ
る。102はマトリクスの指定処理を示し、マトリクス
の指定は、キーパターンの表示サイズを規定するための
キーユニットのマトリクスを定義している。103はキ
ートップのイメージを指定するための処理を示してい
る。104は、そのキーが入力された時に発生するコー
ド(リターンコード)を指定する処理を示している。
【0033】図11は1つのキーに対するキーパターン
データの構成を示す図で、前述の図10のフローチャー
トで決定された各データが記憶されている。
【0034】設定データ111は、キーパターン番号、
表示形式(そのデータをセーブする/しない、上書きす
る/しない等の指定を含む)、デフォルトでの表示位
置、キーユニットの指定(キーパターンのサイズ指定、
図14参照)等が含まれている。マトリクスデータ11
2は、キーユニットを用いたマトリクスの定義や、図1
2に示すキーの形状、及び表示形式の指定情報が含まれ
ている。113はキートップにどのような文字や記号等
を表示するかを示す指定するためのキートップ表示デー
タである。114はリターンコードを記憶する領域であ
る。
【0035】図12は、マトリクスデータ112に含ま
れるキーワークエリアの形状を指示するためのデータフ
ォーマットを示す図である。
【0036】キーワークエリアの形状データの1バイト
部分は、(角キー、真ん中のみ角キー、丸キー、下部の
み角キー等の)16種類のキー形状を設定するデータエ
リアで、他の1バイト部分は角の丸め(無し/有り)、
影(無し/有り)、バックパターン(無し/有り)、押
下時反転(無し/有り)、太枠(無し/有り)、押下時
クリック音(無し/有り)等を指定することができる。
【0037】次に、図13〜図19を参照して、前述し
たこれらデータの入力方法について説明する。
【0038】図13は設定データの入力画面を示し、1
30は設定データを入力するためのキー入力部分を示し
ており、このキー部分130のキー部分をタッチするこ
とにより、キーパターン番号や(Y/N)の指示入力、
表示開始位置を示す数字等を入力することができる。
尚、図13のデフォルト表示位置は、キー入力部分13
0をLCD表示器18の表示画面のどこに表示するかを
指定するもので、ここでは画面の右下が指定され、その
“右下”表示が反転されている。
【0039】図14は同じく設定データの内のキーパタ
ーンサイズを指定する方法を示す図である。このキーパ
ターンサイズは、図17に示すように、単一或いは複数
のキーが表示されるキー領域144を規定するものであ
る。140で示すモード設定画面でキーモードが指定さ
れると、141で示すように、1つのます目が1つのキ
ーに対応している複数のキーユニットが全画面に亙って
表示される。ここで、143で示すキーユニット部分(
縦5,横7)がタッチされると、画面の左上からそのキーユ
ニット143までの矩形で規定される領域144が、1
つのキーパターンのサイズとして規定される。この例で
は、キーパターンのサイズは、縦5キーユニット、横7
キーユニットとなる。
【0040】図15は、マトリクスデータの指定画面を
示し、142で示すように、キーが設定される領域14
4が表示されている状態で、153で示すように“マト
リクスを指定して下さい”と表示され、次に例えば15
1,152で示すキーユニット位置がタッチされると、
図16に示すように、図15で指定されたキー部分16
2が反転して表示され、この部分が1つのキー162と
して定義される。そして160,161で示すように、
キー162のキー形状や表示形式を指定するための項目
160,161が表示される。ここで、これらの項目の
内、所望の部分をタッチすることにより、キー162の
形状及び表示形式等を指定することができる。
【0041】図17は、こうして各キーマトリクスの指
定が終了して、領域144に複数のキーが設定された状
態を示す図である。
【0042】170〜177のそれぞれは、図15、図
16に示すようにして指定された各キーを示し、キー1
70,171は角キーで、影付のキーパターンで表示さ
れ、キー172〜175は丸キー、キー176,177
はそれぞれ下部のみ丸めキーとして表示されている。
又、178,179は、次に処理を指定するための項目
エリアである。
【0043】図18はリターンコードの指定画面を示す
図で、ここでは図17に示すキー170〜177のそれ
ぞれにリターンコードを割り当てている。この処理を説
明すると、リターンコードの入力モードにおいて、まず
キー170〜177のうちの所望のキー部分をタッチ
し、次にキー部分130のテンキーにより、そのキーに
割り当てたいコードを入力する。尚、ここで入力される
コードは16進数で示されている。
【0044】図19はキートップに表示する文字や記号
を指定する時の画面を示し、ここでも前述の図18の場
合と同様に、所望のキー部分をタッチした後、190で
漢字、平仮名、カナ文字、英数字(ANK)等を指定
し、キー部分130より各キーのキートップに表示した
い文字等を入力する。こうして、キー170のキートッ
プには“OK”が、キー171のキートップには“N
O”が、キー172〜175のそれぞれには図示のよう
な数字が表示される。又、キー176のキートップには
漢字で“継続”が、キー177のキートップには“終
了”が表示される。
【0045】以上のようにして、液晶表示部18の任意
の位置にキー入力部分を作成し、そのキートップの表
示、及びそのキーがタッチされた時に出力されるコード
を任意に指定できることにより、ユーザの好みに応じた
キー入力画面を自由に作成することができる。
【0046】図20〜図23は前述のようにして設定さ
れた各種データの格納形式を示す図である。
【0047】図20は設定データ111の格納形式を示
すデータフォーマットで、キーパターン番号、表示形式
に続いて表示位置、キーユニットサイズが記憶されてい
る。ここで表示位置(6,8)は、キー入力部分130
の表示開始位置が、キーユニットの単位で6行、8桁目
からであることを示し、キーユニットサイズ(5,7)
は、図14で指定されたキーパターン設定領域144の
サイズが縦5ユニット、横7ユニットであることを示し
ている。
【0048】図21は、各キー(170〜177)に対
応して設定されるマトリクスデータを示し、キーマトリ
クスとして、例えば図15で指定されたように(横3×
縦2)のマトリクスが指定されると、キー設定領域14
4のキーユニット(図14の領域144内の升目)に連
番を付し、その番号により各キー部分を表す。ここで
は、(0,9)により、キー170のキーマトリクスが
示されている。又、キー形の指定及びキーの表示形式の
指定情報は、図12に示すようにして記憶されている。
【0049】図22はキー170〜177のキートップ
として表示される表示データを記憶する領域を示してい
る。尚、ここでは、表示用の制御コード等も登録でき、
又スペース等のように発生頻度の高いコードは圧縮して
記憶されている。
【0050】図23は各キーに対して割り当てられるリ
ターンコードを示し、キー170〜177の順に、図の
ように16進コードで記憶されている。
【0051】図24は、こうして設定されたタッチパネ
ル16上のキー領域を、液晶表示器18に表示する処理
を示すフローチャート、図25はそのキーパターンの表
示例を示す図である。
【0052】即ち、アプリケーションプログラムの実行
時に、所定のキーが押下されると、前述のようにして作
成されたキーパターンが図25のように表示される。
【0053】図26は上述したキーパターンやキー形状
等の設定処理を示すフローチャートで、この処理を実行
する制御プログラムはROM2aに記憶されている。
【0054】ステップS31でキー設定データの入力が
指示されると、表示器18に図13に示すような設定デ
ータの入力画面を表示し、その表示に対応して入力され
るキーパターン番号やキー入力用領域130の位置等の
各種データを記憶するとともに、キー入力用パターン1
30を図13のように表示する。次にステップS32に
進み、キー領域144のサイズが指示され(図14)、
次にステップS33で図15〜図17に示すように、各
キーの形状や位置等が入力される。これらキーのマトリ
クス指定が終了するとステップS34からステップS3
5に進み、リターンコードの入力が指示されたかをみ
る。リターンコードの入力の時はステップS36に進
み、入力されたコードを各キーに対応付けて記憶する。
【0055】一方、ステップS35でリターンコードの
入力でない時はステップS38に進み、キートップデー
タの入力かどうかを判断し、キートップの入力の時はス
テップS39に進み、漢字を用いるか、或いは平仮名、
カタカナを用いるか等の入力文字の指定を行い、ステッ
プS40で、その指定された文字により、キー入力部1
30のキーを用いてキートップに表示する文字等を指定
する。
【0056】尚、前述のようにして複数のキー配列から
なる複数のキーパターン144を作成し、各キーパター
ンをアプリケーション・プログラムに応じて切り換えて
表示することもできる。この処理を示したのが図27の
フローチャートである。
【0057】図27では、ステップS51、S52にお
いて、前述の処理により各種キーパターンを登録し、ス
テップS53〜S55で、登録済のキーパターンを指定
して表示し、登録するための所定キー(図28の28
1)が入力されるとステップS56に進み、図28に示
すような、キーパターンの登録を行うための画面を表示
する。
【0058】図28において、280はファンクション
キー部を示し、281はキーパターンの登録を指示する
ための所定キーを示している。このキー281がタッチ
されることにより、画面上のキーパターン番号で指示さ
れた番号で、その読出されたキーパターンを登録でき
る。こうして一旦キーパターンが登録されると、それ以
降は、アプリケーション・プログラムがそのキーパター
ン番号を指示することにより、そのキーパターンが読出
され、そのアプリケーション・プログラムにおいてその
キーパターンを用いて入力することができる。
【0059】以上説明したように、この実施例によれ
ば、各アプリケーション・プログラムにおいても、各オ
ペレータは自分用のキーパターンを表示してデータの入
力等を行うことができ、使用効率が向上する。
【0060】又、各アプリケーション・プログラムにお
いて、このような特定のキー表示を行うプログラムが不
要になるので、アプリケーション・プログラムの開発工
数を低減することができる。
【0061】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることは言うまでもない。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、オ
ペレータによるキー操作の特性を判別し、そのオペレー
タに応じたキー入力の検出を行うことにより、キー操作
の誤りを少なくできる効果がある。
【0063】又、他の発明によれば、各オペレータが所
望のキーパターンを作成して、そのキーパターンに基づ
いてキー入力できるため、キー操作の効率が向上する効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の表示器付きキー入力装置
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】キー入力装置における一般的なキースキャンを
説明するための図である。
【図3】アナログ式のタッチパネルにおける一般的なキ
ースキャンを説明するための図である。
【図4】従来のキースキャンによるキー入力の判定とリ
ピートキー入力の判定を説明するための図である。
【図5】第1実施例におけるキースキャンの自動設定を
説明するためのフローチャートである。
【図6】第1実施例によるキースキャンを説明するため
の図である。
【図7】他の実施例のキースキャンの自動設定処理を示
すフローチャートである。
【図8】他の実施例におけるタッチパネルのキー表示例
を示す図である。
【図9】本発明の第2実施例のキー入力装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図10】第2実施例のキーパターンの設定処理を示す
流れ図である。
【図11】第2実施例のキーパターンデータの構成を示
す図である。
【図12】第2実施例のキーパターンデータの内のキー
枠形状データの構成を示す図である。
【図13】第2実施例におけるキー設定データの入力画
面を示す図である。
【図14】キーパターンサイズの指定処理を説明するた
めのである。
【図15】キーマトリクスの指定を説明するための図で
ある。
【図16】第2実施例におけるキー枠形状の指定時の入
力画面例を示す図である。
【図17】キーマトリクスの指定が終了した状態での表
示器の画面の表示例を示す図である。
【図18】各キーのリターンコードを入力する入力画面
例を示す図である。
【図19】各キーのキートップの入力画面例を示す図で
ある。
【図20】各キーパターンの設定データのデータ例を示
す図である。
【図21】各キーのマトリクスデータのデータ例を示す
図である。
【図22】各キーのキートップデータの格納形式を示す
図である。
【図23】各キーのリターンコードのデータ例を示す図
である。
【図24】作成したキーパターンを表示する処理を示す
フローチャートである。
【図25】作成したキーパターンの表示例を示す図であ
る。
【図26】キーパターンの設定及びデータ入力処理を示
すフローチャートである。
【図27】作成されたキーパターンの登録処理を示すフ
ローチャートである。
【図28】キーパターンの登録用画面の表示例を示す図
である。
【符号の説明】
1 CPU 2,2a ROM 3 RAM 4 表示部 5 キー用コントローラ 6 キー入力部 16 タッチパネル 18 液晶表示器 111 設定データ 112 マトリクスデータ 113 キートップ表示データ 114 リターンコードデータ 130 設定入力用キー領域 144 キーパターン領域 170〜177 キー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キー部分に接触してキーに対応したデー
    タを入力するキー入力装置において、 キー部分に接触されたかどうかを判断するためのキース
    キャン信号を所定の周期で出力し、そのキースキャン信
    号に応じて検出される信号によりキー入力を検出するキ
    ー入力検出手段と、 オペレータの各キー入力毎のキースキャン信号の出力回
    数を計数し、前記オペレータに応じた最適なキースキャ
    ン信号の出力回数を決定する手段と、 を有することを特徴とするキー入力装置。
  2. 【請求項2】 表示画面にキー入力部分を表示し、前記
    キー入力部分に接触して対応するデータを入力するキー
    入力装置において、 キー入力部分を表示する領域を前記画面上に設定する設
    定手段と、 前記領域内に複数のキー部分を設定し、各キー部分に対
    応するキーコードを指定する指定手段と、 を有することを特徴とするキー入力装置。
  3. 【請求項3】 前記キー部分のキートップに表示する表
    示データを指定するキートップ表示指定手段を更に有す
    ることを特徴とする請求項2に記載のキー入力装置。
  4. 【請求項4】 前記キー部分のキートップの形状を指定
    するキートップ形状指定手段を更に有することを特徴と
    する請求項2に記載のキー入力装置。
  5. 【請求項5】 キー部分に接触してキーに対応したデー
    タを入力するキー入力方法であって、 キー部分に接触されたかどうかを判断するためのキース
    キャン信号を所定の周期で出力し、そのキースキャン信
    号に応じて検出される信号によりキー入力を検出する工
    程と、 オペレータの各キー入力毎のキースキャン信号の出力回
    数を計数し、前記オペレータに応じた最適なキー入力を
    検出するためのキースキャン信号の出力回数を決定する
    工程と、 を有することを特徴とするキー入力方法。
  6. 【請求項6】 表示画面にキー入力部分を表示し、前記
    キー入力部分に接触して対応するデータを入力するキー
    入力方法において、 キー入力部分を表示する領域を前記画面上の任意の位置
    に設定する工程と、 前記領域内に複数のキー部分を設定し、各キーに対応す
    るキーコードを指定する工程と、 を有することを特徴とするキー入力方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2013025764A (ja) * 2011-07-26 2013-02-04 Kyocera Document Solutions Inc 記号入力装置及びこれを備えた画像形成装置
CN110690905A (zh) * 2018-07-04 2020-01-14 青岛海信智慧家居系统股份有限公司 触控面板上的按键扫描控制方法及智能控制设备

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