JPH05143112A - フアジイ制御系設計支援装置 - Google Patents

フアジイ制御系設計支援装置

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JPH05143112A
JPH05143112A JP30353791A JP30353791A JPH05143112A JP H05143112 A JPH05143112 A JP H05143112A JP 30353791 A JP30353791 A JP 30353791A JP 30353791 A JP30353791 A JP 30353791A JP H05143112 A JPH05143112 A JP H05143112A
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JP30353791A
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Inventor
Shinji Hayashi
真 司 林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御試験等の結果からファジィ制御系を調整
する作業を支援することが可能なファジィ制御系設計支
援システムを提供することを目的とする。 【構成】 本発明のファジィ制御系設計支援システムで
は、従来のシステムに加えて制御系の各種運転データを
モニタし、保存するモニタリング手段と、保存したデー
タを用いて制御パラメータ調整を支援するチューニング
手段とを備える。 【効果】 オペレータは、画面上で制御応答波形を見な
がら、制御パラメータ調整作業を行うことができるの
で、ファジィ制御装置のセットアップが簡単になり、省
力化も図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファジィ制御系の構築
を支援するファジィ制御系設計支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】これまで、ファジィ制御系の設計を支援
するシステムとしては、メンバシップ関数を簡単なキー
ボードからの操作でグラフィカルに定義したり、制御ル
ールの入力等を簡単に出来るシステムがいくつか提案さ
れている。これらのシステムは、ファジィ制御系の構築
を支援するために欠かせないシステムであるが、ファジ
ィパラメータを入力出来るにすぎず、オペレータが制御
試験等を行って得たファジィ制御系の応答をグラフ化
し、作成したグラフの波形等から判断して制御パラメー
タを調整する作業を繰り返してファジィ制御装置200
に適当な制御パラメータを選定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のファジィ制御系
設計支援システムは、上述のように実質的に制御パラメ
ータの入力に止まり、制御試験等に連携して制御パラメ
ータの調整作業を支援するものではなかった。
【0004】よって、本発明は、かかる従来技術の有す
る不具合点に鑑みてなされたものであり、制御試験等の
結果からファジィ制御系を調整する作業を支援すること
が可能なファジィ制御系設計支援装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、メンバーシップ関数や制御ルールの設定を支
援するファジィ制御系設計支援装置において、制御系の
各種運転データをモニタリングし、保存するモニタリン
グ手段と、保存したデータを用いて制御パラメータ調整
を支援するチューニング手段とを備えることを特徴とす
る。
【0006】
【作用】本発明にかかるファジィ制御系設計支援装置
は、モニタリング機能により制御試験等の制御結果をデ
ータとして保存し、保存したデータを用いてチューニン
グ機能の一つである制御結果表示機能により制御試験等
における各種の制御結果を再生することが出来、また、
制御パラメータ修正機能により制御パラメータの修正を
容易に行うことが出来るので、これまでオペレータが制
御パラメータの選定と、これによるプロセス運転の制御
応答波形の確認とを別途の作業として行ってきた制御パ
ラメータ調整作業を軽減することが出来、省力化につな
がる。
【0007】
【実施例】本発明のファジィ制御系設計装置の実施例に
ついて説明する。図1は、ファジィ制御システムの概略
を示しており、ファジィ制御系設計支援装置100、フ
ァジィ制御装置200及びプロセス装置300によって
構成される。プラント等のプロセス装置300のオペレ
ータは、ファジィ制御系設計支援装置100の入力装置
からファジィ制御装置200に制御パラメータ等の各種
の情報の入力、プラント運転の操作指令の発令を行うこ
とができ、ファジィ制御装置200内に設定されたファ
ジィ制御パラメータを画面に表示させることができる。
【0008】ファジィ制御系設計支援装置100は、例
えば図2に示されるように、画面表示機101a、ライ
トペン102a,マウス103a,キーボード104
a,表示画面上に配置されたタッチセンサ105a、C
PU106、メモリ108等から構成される。オペレー
タがキーボードボードを操作すると、キーボードインタ
フェース104bがコード信号を発生してCPU106
に供給する。
【0009】CPU106は、ROM107に記憶され
たファジィ制御系設計支援装置100の制御プログラム
を実行する。CPU106は、メモリ108に各種設計
支援情報を記憶させている。この情報は、ファジィ制御
装置200のファジィ演算部に設定すべきパラメータ、
すなわち、入出力変数、メンバシップ関数、ルール、ス
ケーリングファクタ等の入力設定を支援するファジィ制
御系設計プログラムと、プロセス装置300の出力、運
転状態等を示す各種センサの出力パラメータを監視して
これを蓄積し、画面表示器101aに表示するモニタリ
ングプログラムと、モニタしたデータを用いて制御パラ
メータ調整を容易に行えるように支援するチューニング
プログラムとに大別される。これ等プログラムは、画面
表示器101aに表示させる各種画面のフォーマット及
び表示すべきデータの種類等を記憶する図示しないペー
ジ記憶プログラムが連携する。
【0010】CPU106は、ライトペンやキーボード
等の入力制御の他、ピットマッププロセッサとしての機
能を有し、入力情報と、ファジィ制御装置200を介し
てプロセス装置300から供給される情報と、メモリ1
08に記憶されている画面情報とを編集してフレームメ
モリ101cに供給する。フレームメモリ101cは、
CPU106、表示制御部101b及び画面表示器10
1aと共にビットマップ表示装置を構成する。フレーム
メモリ101cを複数持つことにより、例えば、カラー
表示やマルチウィンドウ表示が行われる。
【0011】画面上からの指令入力を可能とするため
に、既述ライトペン102a、マウス103a、タッチ
センサ105a等のポインティングツール及びキーボー
ド104aが用いられる。オペレータがライトペン10
2aを画面上の任意の位置に当てると、画面の走査電子
ビームがライトペン102aの受光素子前を通過したと
き、ライトペン102bに検知信号が送出される。ライ
トペンインタフェース102bは、表示制御部101b
から供給される水平同期信号を計数し、垂直同期信号で
リセットされる垂直位置カウンタと、クロック信号を計
数して水平同期信号でリセットされる水平位置カウンタ
とを備えている。両カウンタは、ライトペン102aか
らの検知信号の供給に応答して積算値を保持し、これを
画面上のX,Y位置を表す画面アドレス信号AとしてC
PU106に供給する。
【0012】オペレータが、モニタ画面上に配置された
タッチパネル105aの所定位置を押圧すると、画面上
のX,Y位置が検知され、タッチパネルインタフェース
105bからこの位置を表す画面アドレス信号AがCP
U106に供給される。
【0013】オペレータが、マウス103aを操作する
と、マウスの回転ボールのX及びY方向の移動量に応じ
てセンサからX及びYのパルス列信号が発生する。マウ
スインタフェース103bは、X及びYのパルス列信号
により、X及びYカウンタの値を更新することにより,
画面上のポインタの位置を判別する。この位置はマウス
のスイッチ操作であるクリックに応じて画面アドレス信
号AとしてCPU106に供給される。マウスのスイッ
チを複数設けることにより、同一画面アドレスで複数の
指令を発生することが出来る。ライトペン102a、マ
ウス103a、タッチセンサ105a等はいわゆるポイ
ンティングツールであり、画面上のある点の位置をCP
Uに伝達する役割を担う。
【0014】CPU106は、アドレス信号Aの供給を
検出すると、ROM107に記憶された各インタフェー
ス別の図3に示す画面入力サブルーチンプログラムを実
行して入力指令の内容を判別する。すなわち、画面アド
レス信号Aが表す画面上の指示位置A(X,Y)を読取
る(ステップS1)。現在、画面表示器101aに表示
している画面の表示頁Pを判別する(ステップS2)。
画面上の指示位置A(X,Y)と現在の表示画面の頁P
とをキーとして、指令記憶領域のマップから対応する指
令内容を読取る。マウスのスイッチを複数設けて、複数
の指令を発生させた場合には、更にクリックされたスイ
ッチ番号を参照して指令内容を読取る。また、指令内容
に応じてキーボードからのデータ入力を取込む(ステッ
プS3)。この入力された入力指令の内容は図示しない
制御プログラムによって、メモリ108に記憶される。
【0015】ファジィ制御系設計支援装置100によっ
て選定された、入出力変数、メンバシップ関数、ルー
ル、スケーリングファクタ等のファジィパラメータは、
ファジィ制御部200のファジィ演算部に転送され、そ
のメモリに記憶される。ファジィ制御部200は新たな
ファジィパラメータによりファジィ演算を行い、プロセ
スの制御を行う。ファジィ制御部200は、ファジィ制
御の他、プログラム次第でPID制御等を併せて実行す
ることができる。
【0016】図4は、メモリ108に記憶されている本
発明のファジィ制御系設計支援システムの機能ブロック
図を示す。このシステムでは、従来のメンバシップ関
数、制御ルール等を特定するファジィ制御系設計手段1
と、制御試験等における各種運転データをモニタリング
し、保存するモニタリング手段2と、モニタしたデータ
を用いて制御パラメータ調整を支援するチューニング手
段3とから構成される。
【0017】ファジィ制御系設計手段1は、入出力変数
設定手段4、メンバシップ関数設定手段5、ルール設定
手段6及びスケーリングファクタ設定手段7によって構
成されている。モニタリング手段2は、モニタ設定開始
手段8及びモニタ表示手段9によって構成される。チュ
ーニング手段3は、制御結果表示手段10及び制御パラ
メータ修正手段11からなり、制御結果表示手段10
は、応答データ表示手段12,推論結果表示手段13、
発火ルール表示手段14及び入出力特性表示手段15に
よって構成される。また、制御パラメータ修正手段11
は、メンバシップ関数設定手段16、ルール設定手段1
7及びスケーリングファクタ設定手段18によって構成
される。各手段は、サブルーチンとして構成され、予め
定められたサブルーチン同士ではコマンドの選択によっ
て相互に呼び出すことが出来る。
【0018】通常、画面表示器105aには、プロセス
の運転状態を示す画面が表示されているが、オペレータ
がユーティリティのメニューバーを表示させてファジィ
制御系設計支援のメニューを選択すると、図示しないフ
ァジィ制御系設計支援システムの初期画面が表示され
る。この画面には、少なくともファジィ制御系設計、モ
ニタリング及びチューニングの各モードを含むメニュー
が表示される。オペレータがファジィ制御系設計を選択
し、更に、入出力変数設定モードを選択すると、入出力
変数設定手段4たるサブルーチンがアクセスされて図5
に示される画面が表示される。この画面を介してファジ
ィパラメータである入出力変数の入力を行うことができ
る。この画面の右上には入出力数入力領域5aが設けら
れ、オペレータはキーボード104aを用いて入数及び
出力数を入力する。入力変数定義領域5bには、キーボ
ード104aを用いて入力変数名及び値域を入力する。
出力変数定義領域5cには、キーボード104aを用い
て出力変数名及び値域を入力する。モード表示領域5d
には、表示(選択)されているモードの名称が示され
る。終了のアイコン5eをクリックすると、ファジィ制
御系設計1の初期画面に戻る。このとき、画面に表示さ
れた入出力変数名及び値域は確定する。画面下部のメッ
セージ領域5fには、ヘルプ要求やエラー操作等に対応
してメッセージが表示される。
【0019】図6は、メンバシップ関数設定手段5たる
サブルーチンがアクセスされて表示される画面例を示し
ている。この画面を介してファジィパラメータであるメ
ンバシップ関数の入力を行うことができる。この画面右
上には変数名領域6a及び分割数入力領域6bが設けら
れる。オペレータはキーボード104aを用いて入力変
数名及び分割数を入力する。例えば、前画面で設定した
入力変数Eに対して7分割数を指定する。分割数は、メ
ンバシップ関数の数に対応する。画面の自動設定領域6
cをマウスによってクリックすると、等分割された横軸
を底辺とする三角形状のメンバシップ関数が指定した分
割数だけ自動的に設定される。メンバシップ関数設定領
域6dには、選択した変数名についてのメンバシップ関
数名、基本関数、パラメータを入力する。例えば、関数
名をNBE、NME、NSE、ZOE、PSE、PM
E、PBEの7つとする。関数NBEについて、関数の
各種の形を示す表6fからBLINNをクリックして選
択すると、メンバシップ関数設定領域6dの基本関数欄
にBLINNが入力される。このBLINN形状を決定
するためにパラメータをキーボードで入力する。すなわ
ち、BLINN形状の最大値及び最小値の横軸上におけ
る位置、最大値を−1.000,−0.667,1.0
00を入力する。次に、関数NMEについて、関数の各
種の形を示す表6fからBLINZをクリックして選択
すると、メンバシップ関数設定領域6dの基本関数欄に
BLINZが入力される。このBLINZ形状を決定す
るためにパラメータをキーボードで入力する。すなわ
ち、BLINZ形状の立上り、ピーク、立下りの横軸上
における位置及びピーク値を−1.000,−0.66
7,−0.333,1.000を入力する。他の関数に
ついても同様に繰り返す。メンバシップ関数設定領域6
dの左端の三角のアイコン6kをクリックするとメンバ
シップ関数設定領域6dが上方向にスクロールされる。
三角のアイコン6lをクリックするとメンバシップ関数
設定領域6dが下方向にスクロールされる。
【0020】画面中央のメンバシップ関数領域6eの表
示アイコン6gをクリックすると、メンバシップ関数設
定領域6dに入力した7つのメンバシップ関数NBE〜
PBEのグラフが図示のように表示される。画面下部の
モード表示領域6hには、表示(選択)されているモー
ドの名称であるメンバシップ関数定義が示される。終了
のアイコン6iをクリックすると、ファジィ制御系設計
1の初期画面に戻る。このとき、画面に表示されたある
変数名メンバシップ関数は確定する。確定した内容は一
旦メモリに記憶される。画面下部のメッセージ領域6j
には、ヘルプ要求やエラー操作等に対応してメッセージ
が表示される。
【0021】上述のように入力するデータは、入出力変
数名と分割数とファジィ変数名及びそのメンバシップ関
数であり、メンバシップ関数の設定はマウス等のポイン
ティングツール、キーボード等により行われる。本サブ
ルーチンでは入出力変数名、分割数及びファジィ変数名
を指定すればメンバシップ関数を自動設定する機能もサ
ポートしている。また、入出力変数名の入力は、入出力
変数設定手段4で入力した変数名をマウスにより選択す
る方法で行い、オペレータの入力ミスを防ぐことも出来
る。
【0022】図7は、ルール設定手段6たるサブルーチ
ンがアクセスされて表示される画面例を示している。こ
の画面のルール設定領域7aにおいてルールの設定を行
う。例えば、ルール1として、条件部に入力変数E及び
DEが、結論部にDUが設定される。ルールの設定は複
数行うことができ、ルール設定領域7a左端の三角のス
クロールアイコン7bをクリックするとルール設定領域
7aが上方向にスクロールされる。三角のスクロールア
イコン7cをクリックするとルール設定領域7aが下方
向にスクロールされる。ルールの設定は、例えば、図7
にNBE,NMDE,NBDU,NSDE等と表示され
ているメンバシップ関数をクリックすると、既に入力さ
れている各種メンバシップ関数が順次に表示されるので
必要なものを表示させて行うことができる。あるいは、
メンバシップ関数設定手段5で設定したファジィ変数を
ウィンドウに表示させ、条件部及び結論部に設定するフ
ァジィ変数名をマウスによりこれを選択する。また、キ
ーボードにより入力することによっても選択することが
できる。メンバシップ関数設定手段5で設定したファジ
ィ変数を選択する形式であるので、オペレータの入力ミ
スを防ぐことができる。画面下部のモード表示領域7d
には、表示(選択)されているモードの名称であるルー
ル作成が示される。終了のアイコン7eをクリックする
と、ファジィ制御系設計1の初期画面に戻る。このと
き、画面に表示されたルールは確定する。確定した内容
は一旦メモリに記憶される。画面下部のメッセージ領域
7fには、ヘルプ要求やエラー操作等に対応してメッセ
ージが表示される。
【0023】図8は、スケーリングファクタ設定手段7
たるサブルーチンがアクセスされて表示される画面例を
示している。スケーリングファクタ設定領域8aの変数
名の設定部部分には、既に選定された変数名、例えば、
E、DE、DUが表示される。スケーリングファクタ設
定領域8aのスケーリングファクタの設定部部分には、
スケーリングファクタをキーボードから入力する。例え
ば、変数E、DE、DU各々に1.0を設定する。この
画面下部のモード表示領域8bには、表示(選択)され
ているモードの名称である「スケーリングファクタ定
義」が示される。終了のアイコン8cをクリックする
と、ファジィ制御系設計1の初期画面に戻る。このと
き、画面に表示された各変数のスケーリングファクタは
確定する。確定した内容は一旦メモリに記憶される。画
面下部のメッセージ領域8dには、ヘルプ要求やエラー
操作等に対応してメッセージが表示される。
【0024】モニタリング手段2は、モニタ設定・開始
手段8及びモニタ表示手段9によって構成される。
【0025】図6は、モニタ設定・開始手段8たるサブ
ルーチンがアクセスされて表示される画面例を示してい
る。画面のモニタ設定領域9aの上部には、モニタ対象
のサンプルリング間隔を指定するサンプリング周期設定
領域9b、サンプル数を指定するデータ数設定領域9
b、モニタを開始させるモニタ開始アイコン9dが配置
される。例えば、モニタのサンプリング周期1秒、デー
タ数200、プロセス装置300のモニタ出力を表す変
数名X1、表示変数のレンジ−1,1を上記画面上の所
定位置に、キーボードにより入力する。画面の下部に
は、削除アイコン9g及び取消アイコン9hが配され
る。マウスのスイッチを押したまま、入力した変数名X
1、表示変数をドローし、ハイライト表示させた後、削
除アイコン9gをクリックすると、ハイライト表示され
た変数名X1、変数レンジが削除される。取消アイコン
9hをクリックすると、モニタを終了する。この画面下
部のモード表示領域10eには、表示(選択)されてい
るモードの名称である「Monitor Windo
w」が示される。終了のアイコン10fをクリックする
と、ファジィ制御系設計支援システムの初期画面に戻
る。画面下部のメッセージ領域10gには、ヘルプ要求
やエラー操作等に対応してメッセージが表示される。な
お、ファジィコントローラ200への入出力は画面によ
る設定の有無に拘らずモニタするものとなっている。
【0026】図10乃至図14はモニタ表示手段8たる
サブルーチンがアクセスされて表示される画面例を示し
ている。図10は、モニタ表示選択画面の例であり、メ
ニューバー10aの設定アイコン10b、同時表示アイ
コン10c、個別表示アイコン10dのいずれかをマウ
スにより選択する。設定アイコン10bをクリックし、
選択すると前述したモニタ設定・開始手段8のサブルー
チンがアクセスされ、図9の画面が表示される。同時表
示アイコン10cをクリックし、選択すると次に述べる
図11の画面が表示される。個別表示アイコン10dを
クリックし、選択すると後述する図13の画面が表示さ
れる。この画面下部のモード表示領域10eには、表示
(選択)されているモードの名称である「Monito
r Window」が示される。終了のアイコン10f
をクリックすると、ファジィ制御系設計支援システムの
初期画面に戻る。画面下部のメッセージ領域10gに
は、ヘルプ要求やエラー操作等に対応してメッセージが
表示される。
【0027】同時表示アイコン10cをクリックし、選
択すると図11に示される画面が表示される。表示され
た入力データ領域11a、出力データ領域11b及び制
御応答領域11cに示される各変数X1,…,U1,
…,Y1,…,Y8をマウスで選択する。制御応答の各
変数はプロセス装置300のモニタ出力に対応してい
る。図12は、表示された変数を選択した後の画面例を
示しており、選択された変数の表示は反転あるいはハイ
ライト表示になっている。同図においては、入力データ
X1,X7、出力データU1,U2、制御応答Y2,Y
8が選択されている。メニューバー10aの表示アイコ
ン11dを選択すると次に説明する図13の表示を行
う。取消アイコンを選択すると、図10のモニタ表示選
択画面に戻る。この画面下部のモード表示領域10fに
は、表示(選択)されているモードの名称である「Mo
nitor Window」が示される。終了のアイコ
ン10fをクリックすると、ファジィ制御系設計支援シ
ステムの初期画面に戻る。画面下部のメッセージ領域1
0gには、ヘルプ要求やエラー操作等に対応してメッセ
ージが表示される。
【0028】図13は、上記図12の画面で選択された
各データの応答データを経時的に表示した画面例を示し
ている。表示されたグラフの縦軸は選択された各変数の
値を適当なスケールで示し、横軸は選択したサンプル数
の時間軸を示している。なお、グラフは各データ毎に色
分けされる。モノクロ表示の場合には各データ毎に線種
を変えて表示される。この画面下部のモード表示領域1
0eには、表示(選択)されているモードの名称である
「Monitor Window」が示される。終了の
アイコン10fをクリックすると、ファジィ制御系設計
支援システムの初期画面に戻る。画面下部のメッセージ
領域10gには、ヘルプ要求やエラー操作等に対応して
メッセージが表示される。
【0029】図10に示される画面において、メニーバ
ー10aから個別表示アイコン10dを選択すると、図
14の個別表示画面表示となり、全ての応答データが経
時的に表示される。
【0030】チューニング手段3は、各種運転データを
表示する制御結果表示手段10及び制御パラメータを修
正する制御パラメータ修正手段11によって構成され
る。
【0031】図15は、チューニング手段たるサブルー
チンがアクセスされて表示される画面例を示している。
この画面の右側端及び下側に示されているメニュー画面
でマウスによって実行したいメニューを選択することに
より、所望の機能を実行させることができる。同図にお
いて、制御結果表示手段10は、応答データ表示機能1
2、推論結果表示手段13、発火ルール表示手段14及
び入出力特性表示手段15とによって構成されており、
夫々表示メニューバー15に表示された応答データアイ
コン15b、推論結果アイコン15c、発火ルールアイ
コン15d、入出力特性アイコン15eを選択すること
により該当するサブルーチンが起動する。この画面下部
のモード表示領域10eには、表示(選択)されている
モードの名称である「Tuning Window」が
示される。終了のアイコン10fをクリックすると、フ
ァジィ制御系設計支援システムの初期画面に戻る。画面
下部のメッセージ領域10gには、ヘルプ要求やエラー
操作等に対応してメッセージが表示される。
【0032】応答データ表示手段12たるサブルーチン
がアクセスされて表示される画面例を図16、図17及
び図18に示す。図15において、応答データアイコン
を選択して図16のメニューバー表示とし、更に、マウ
スをクリックすることで表示すべき応答データを選択し
た画面例が図17であり、選択した応答データがハイラ
イト表示される。メニューバーの表示アイコンを選択す
ると、図18に示される応答データのグラフを表示した
画面が得られる。
【0033】推論結果表示手段13たるサブルーチンが
アクセスされて表示される画面例を図16、図17及び
図18に示す。オペレータはメニューバー15aから推
論結果アイコン15cを選択し、図19の推論結果表示
画面を表示させる。この推論結果表示画面において、マ
ウスにより制御応答メニューバー19aから、例えば制
御応答Y1を選択する。
【0034】図20は、制御応答としてY1を選択した
場合の画面であり、制御応答Y1のグラフが表示され
る。この画面において、オペレータは推論結果を表示さ
せたいグラフの時間上の位置にカーソルを合わせてマウ
スをクリックする。
【0035】図21は、表示時間を指定したことによっ
て、適合度21cと対応する制御ルール21dと合成関
数21bが表示された画面例を示している。制御ルール
21dは、適合度21cの大きい順に制御ルール表示領
域21eに表示される。マウスにより制御ルール表示領
域左端のスクロールアイコン21fを選択すると、制御
ルール表示領域画面21eのスクロールが出来るように
なっている。更に、この画面から後件部ファジィ数の部
分をハイライト表示としキーボード等から入力すること
により、例えば、U1,U2の内容を変更して、制御ル
ールを修正することが可能である。また、合成関数を表
示する出力データの変更は、マウスによりカーソルを出
力データ領域21gに移動し、マウスの左ボタンをクリ
ックすることにより行える。
【0036】図22は、メニューバー15aの発火ルー
ルアイコン15dがマウスによって選択され、発火ルー
ル表示手段14たるサブルーチンがアクセスされて表示
された発火頻度と発火トレンドを表示した画面例を示し
ている。発火頻度は発火したルールの頻度をルール番号
順に棒グラフで表示しており、適合度の正規化値の積算
値により表されている。発火トレンドは適合度が最も大
きなルール番号の時間トレンドを表しており、所定サン
プル周期毎に適合度が最大のルールを経時的に表示して
いる。
【0037】図23は、メニューバー15aの入出力特
性アイコン15eがマウスによって選択され、入出力特
性表示手段15たるサブルーチンがアクセスされて表示
された画面例を示す。同図に示すように、入力変数領域
23aにカーソルを移動し、マウスをクリックすると、
クリックする度に入力変数が順次に示される。これによ
り、表示させるべき入力変数を選択する。同様にして、
出力変数領域23bにおいて出力変数を選択する。入力
変数領域23aに入力変数、例えばX1が設定される
と、他の入力変数領域23cの入力変数欄に他の入力変
数、X2〜X8が表示される。他の入力変数領域23c
のメンバシップ関数表示欄には、他の入力変数X2〜X
8の各々について定められいているメンバシップ関数が
表示される。このメンバシップ関数をクリックすると、
予め定義されているメンバシップ関数が順次表示され
る。これにより、メンバシップ関数を変更することがで
きる。入力変数欄23a及び出力変数欄23bに入力を
行い、あるいは,他の入力変数領域23cのメンバシッ
プ関数を変更した後に、表示アイコン23dをクリック
すると、他の入力変数を指定状態に固定した場合の入出
力特性のグラフ23eが表示される。
【0038】制御パラメータ修正手段11は、メンバー
シップ関数設定手段16、制御ルール修正手段17及び
ルールスケーリングファクタ修正手段18とによって構
成される。各手段は図15乃至図23に示されるメニュ
ーバー15fのスケーリングファクタアイコン15g、
制御ルールアイコン15h、メンバシップ関数アイコン
15iを選択することにより、起動する。メンバーシッ
プ関数設定手段16は、ファジィ制御系設計手段1のメ
ンバーシップ関数設定手段5と同じ機能であり、メンバ
ーシップ関数設定手段5のサブルーチンを呼び出すこと
により、チューニング状態においてメンバーシップ関数
を変更することができる。ルール設定手段17は、ファ
ジィ制御系設計手段1のルール設定手段6と同じ機能で
あり、ルール設定手段6のサブルーチンを呼び出すこと
により、チューニング状態においてルールを変更するこ
とが出来る。スケーリングファクタ設定手段18は、フ
ァジィ制御系設計手段1のスケーリングファクタ設定手
段7と同じ機能であり、スケーリングファクタ設定手段
7のサブルーチンを呼び出すことにより、チューニング
状態においてスケーリングファクタを変更することが出
来る。このように、結果が表示された状態において、制
御パラメータ修正の各手段は起動され、ファジィ制御系
設計手段の対応する手段と同じ画面により修正を行うこ
とを可能にしている。
【0039】ファジィ制御系設計手段1の入出力変数設
定手段4〜スケーリングファクタ手段7あるいはメンバ
シップ関数設定手段16〜スケーリングファクタ設定手
段18によって選定されたファジィ制御の各パラメータ
はファジィ制御装置200のファジィ演算部のメモリに
転送され、ファジィ推論が実行される。ファジィ制御装
置200は、ファジィ推論の結果に基づいてプロセス装
置300への操作量を制御する。プロセス装置300か
らは、これに応答して各種運転パラメータがモニタ出力
として与えられる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファジィ
制御系設計支援システムは、モニタリング手段により制
御試験等の制御結果をデータとして保存し、保存したデ
ータを用いてチューニング手段の一つである制御結果表
示手段により制御試験等における各種の制御結果を再生
することが出来、また、制御パラメータ修正手段によ
り、制御パラメータの修正を容易に行うことが出来るの
で、これまでオペレータが制御応答をグラフ化しながら
手作業で行ってきた制御パラメータ調整作業を軽減する
ことができ、ファジィ制御装置のセットアップが迅速化
され、省力化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファジィ制御システムの概略を示すブロック
図。
【図2】ファジィ制御系設計支援装置の構成例を示すブ
ロック図。
【図3】画面入力サブルーチンを示すフローチャート。
【図4】本発明のファジィ制御系設計支援システムの機
能ブロック図。
【図5】入出力変数設定手段によって表示された画面例
を示す図。
【図6】メンバシップ関数設定手段によって表示された
画面例を示す図。
【図7】ルール設定手段によって表示された画面例を示
す図。
【図8】スケーリングファクタ設定手段によって表示さ
れた画面例を示す図。
【図9】モニタ設定・開始手段によって表示された画面
例を示す図。
【図10】モニタ表示手段によって表示された画面例を
示す図。
【図11】モニタ表示手段によって表示された画面例を
示す図。
【図12】モニタ表示手段によって表示された画面例を
示す図。
【図13】モニタ表示手段によって表示された画面例を
示す図。
【図14】モニタ表示手段によって表示された画面例を
示す図。
【図15】制御結果結果表示手段によって表示された画
面例を示す図。
【図16】応答データ表示手段によって表示された画面
例を示す図。
【図17】応答データ表示手段によって表示された画面
例を示す図。
【図18】応答データ表示手段によって表示された画面
例を示す図。
【図19】推論結果表示手段によって表示された画面例
を示す図。
【図20】推論結果表示手段によって表示された画面例
を示す図。
【図21】推論結果表示手段によって表示された画面例
を示す図。
【図22】発火ルール表示手段によって表示された画面
例を示す図。
【図23】入出力特性表示手段によって表示された画面
例を示す図。
【符号の説明】
100 ファジィ制御系設計支援装置 200 ファジィ制御装置 300 プロセス装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロセス装置をファジィ制御するファジィ
    制御装置が行うファジィ推論に用いられるメンバーシッ
    プ関数や制御ルール等の制御パラメータの選定を支援す
    るファジィ制御系設計支援装置であって、 前記プロセス装置の各種運転データをモニタリングして
    蓄積するモニタリング手段と、 指定された運転データを経時的に画面表示器に表示し、
    前記運転データが表示された画面から前記制御パラメー
    タを選定することを可能とするチューニング手段と、 を備えることを特徴とするファジィ制御系設計支援装
    置。
  2. 【請求項2】前記チューニング手段は、 前記プロセス装置が出力する運転データを表示する制御
    結果表示手段と、 前記ファジィ制御装置に設定された制御パラメータを修
    正する制御パラメータ修正手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載のファジィ制御
    系設計支援装置。
  3. 【請求項3】前記制御結果表示手段は、 指定された運転データを経時的にグラフ表示する応答デ
    ータ表示手段と、 前記ファジィ制御装置の推論結果を経時的にグラフ表示
    する推論結果表示手段と、 使用された制御ルールの適合度を表示する発火ルール表
    示手段と、 入力変数と出力との関係を示す入出力特性表示手段と、 を備えることを特徴とする請求項2記載のファジィ制御
    系設計支援装置。
  4. 【請求項4】前記制御パラメータ修正手段は、 前記制御ルールの重み付けを行うスケーリングファクタ
    修正手段と、 前記メンバーシップ関数を修正するメンバーシップ関数
    修正手段と、 前記制御ルールを修正する制御ルール修正手段と、 を備えることを特徴とする請求項2記載のファジィ制御
    系設計支援システム。
JP30353791A 1991-11-19 1991-11-19 フアジイ制御系設計支援装置 Pending JPH05143112A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015111204A1 (ja) * 2014-01-27 2015-07-30 日立アプライアンス株式会社 表示装置及びアプリケーションプログラム

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