JPH0613107U - 面実装コイル - Google Patents

面実装コイル

Info

Publication number
JPH0613107U
JPH0613107U JP9962791U JP9962791U JPH0613107U JP H0613107 U JPH0613107 U JP H0613107U JP 9962791 U JP9962791 U JP 9962791U JP 9962791 U JP9962791 U JP 9962791U JP H0613107 U JPH0613107 U JP H0613107U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat portion
solder
recess
electrode
electrode surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9962791U
Other languages
English (en)
Inventor
野 完 佐
Original Assignee
スミダ電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by スミダ電機株式会社 filed Critical スミダ電機株式会社
Priority to JP9962791U priority Critical patent/JPH0613107U/ja
Publication of JPH0613107U publication Critical patent/JPH0613107U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、面実装コイルの電極面に付着する半
田の厚さが均一になるようにすることを目的とする。 【構 成】フェライトで形成され、両端に鍔2を設けた
ドラムコア1の一方の鍔の底面に、巻線3の端末を接続
するための凹部5と、前記凹部に連接した平坦部6で形
成された複数の電極面4を備え、前記電極面の平坦部6
の適当箇所にくぼみ8を設けた構造。 【効 果】この構成で電極面4に半田付けを施した場
合、平坦部6に付着する余分な半田はくぼみ8に吸収さ
れから、平坦部6の半田の厚みをほぼ均一にできる効果
がある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子機器等に使用する面実装コイルに関し、特にその電極の構造に 関するものである。
【0002】
【従来の技術とその問題点】
従来、例えば、図5および図6のように、フェライトで形成したドラムコア2 1に巻線22を施し、鍔23の一方の底面に電極面24,25を形成し、その凹 部28に巻線端部を半田付けしてコイルを直接、基板29に取り付けるようにし た構造の面実装コイルにおいては、電極面に付着する半田Mの厚さが均一になら ず、該コイルを基板に取り付けた場合、取り付け高さが高くなったり、あるいは 基板に対して傾いて取り付けられて、基板との密着性が悪くなり、接触不良を起 こしたり、基板から離脱したりし易い欠点がある。 特にドラムコアの大きさが小さく、電極面における平坦部26,27の面積が 小さいもの、即ち、電極面の基板との接触面積が小さいもの程、上記欠点の起き る傾向は高くなる。
【0003】
【考案の目的】
本考案は、上記従来の欠点を解消し、面実装コイルの電極面に付着する半田の 厚さが均一になるようにすることを目的とする。
【0004】
【問題を解決する手段】
本考案は、以上の欠点を解決するため、電極面の凹部両側の平坦部の適当箇所 にくぼみあるいは切り溝を形成し、あるいは各電極面を隔離する隔壁表面と前記 平坦部との間に段差を設けることによって電極面に付着する半田の厚さが均一に なるようにしたものである。
【0005】
【実施例1】 以下、本考案の実施例について説明する。 図1は本考案の1実施例を示す斜視図、図2は要部の側断面図である。 図において、1はフェライトで形成され、両端に鍔2を設けたドラムコア、3は ドラムコア1に巻回された巻線、4は一方の鍔の底面に形成した電極面で、巻線 3の端末を接続するためのV字状の凹部5と、前記凹部に連接した平坦部6で構 成されている。7は各々の電極面を分離する隔壁面で、前記平坦部6と隔壁面7 はほぼ同一平面となるようにしてある。8は電極面4の平坦部6の適当箇所に設 けたくぼみである。 この構成で電極面4に半田付けを施した場合、平坦部6に付着する余分な半田 はくぼみ8に吸収され、平坦部6の半田Mの厚みはほぼ均一となる。
【0006】
【実施例2】 図3は本考案の他の実施例を示す斜視図であり、実施例1に於けるくぼみ8の 代わりに、平坦部6の適当箇所に切り溝9を設けることにより、前記と同様の効 果を得るものである。
【0007】
【実施例3】 また、図4においては、電極面4の凹部5に連接した平坦部6と各々の電極面 を分離する隔壁面7との間に段差Tを設けたものであり、この段差幅tは半田の 厚さとほぼ等しいか、これよりやや小さくなるようにしてある。 この構成で電極面4に半田付けした場合、平坦部6に付着する半田Mの厚さは 均一にはならないが、平坦部6は隔壁面7から段差幅t分だけ深くしてあるため 、半田の頂部は隔壁面7よりわずかに突出するだけであり、その半田の頂面高さ はほぼ同一となるからコイルは基板に対して水平に取り付けられ、その密着性は 改善される。 従って、本考案のコイルは基板との接触不良を起こすことがなく、また、基板か ら離脱することもない。
【0008】
【考案の効果】 本考案は、以上のように、電極面の凹部両側に連接する平坦部の適当箇所に余 分な半田を吸収するためのくぼみあるいは切り溝を形成することによって、前記 平坦部における半田の厚さを均一にでき、また、各電極面を隔離する隔壁面と前 記平坦部との間に段差を設け、その段差幅を半田の厚さにほぼ等しいか、これよ りやや小さくすることにより、隔壁面から突出する半田を少なくすることができ かつ、突出した半田の頂面高さをほぼ同一とすることができる。 従って、本コイルを基板に取り付けた場合、基板に対して水平に取り付けられ るので、密着性が良好となり、電極面の半田厚の不均一に起因する接触不良ある いは基板からの離脱等を防止できる。
【0009】
【図面の簡単な説明】
図1は本考案の第1の実施例を示す斜視図、 図2は第1の実施例における要部の側断面図、 図3は本考案の第2の実施例を示す斜視図、 図4は本考案の第3の実施例を示す斜視図 図5は従来の面実装コイルの取付状態を示す説明図、 図6は図5に示す面実装コイルの底面図、
【00010】
【符号の説明】
1・・・コア、2・・・鍔、3・・・巻線、4・・・電
極面、5・・・凹部、6・・・平坦部、7・・・隔壁
面、8・・・くぼみ、9・・・切り溝、T・・・段差、
M・・・半田、

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フェライトで形成され、両端に鍔を設けた
    ドラムコアと、ドラムコアに巻回された巻線とで構成さ
    れ、一方の鍔の底面に、巻線の端末を接続するための凹
    部と、前記凹部に連接した平坦部からなる複数の電極面
    と、前記電極面を分離する隔壁面とを設け、前記電極面
    に半田付けした構造において、前記平坦部の適当箇所に
    半田吸収用のくぼみあるいは切り溝を形成したことを特
    徴とする面実装コイル。
  2. 【請求項2】前記請求項1の構成において、平坦部と隔
    壁面との間に段差を設け、その段差幅を半田の厚さに等
    しいか、やや小さくなるようにしたことを特徴とする面
    実装コイル。
JP9962791U 1991-11-08 1991-11-08 面実装コイル Pending JPH0613107U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9962791U JPH0613107U (ja) 1991-11-08 1991-11-08 面実装コイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9962791U JPH0613107U (ja) 1991-11-08 1991-11-08 面実装コイル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0613107U true JPH0613107U (ja) 1994-02-18

Family

ID=14252326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9962791U Pending JPH0613107U (ja) 1991-11-08 1991-11-08 面実装コイル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0613107U (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007027461A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Sumida Corporation コアおよびコアを備えたインダクタ
JP2008306147A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Taiyo Yuden Co Ltd 巻線型インダクタ及びその製造方法
JP2012023410A (ja) * 2011-11-02 2012-02-02 Sumida Corporation インダクタ
DE102010062783B4 (de) * 2009-12-28 2014-12-11 Koa Corp. Drahtspulenbauteil und Verfahren seiner Herstellung
JP2020072157A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 太陽誘電株式会社 コイル部品及び電子機器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007027461A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Sumida Corporation コアおよびコアを備えたインダクタ
JP2008306147A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Taiyo Yuden Co Ltd 巻線型インダクタ及びその製造方法
DE102010062783B4 (de) * 2009-12-28 2014-12-11 Koa Corp. Drahtspulenbauteil und Verfahren seiner Herstellung
JP2012023410A (ja) * 2011-11-02 2012-02-02 Sumida Corporation インダクタ
JP2020072157A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 太陽誘電株式会社 コイル部品及び電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0613107U (ja) 面実装コイル
JPS5940739Y2 (ja) インダクタンス素子
JPS58187117U (ja) 高周波コイル
JP2520613Y2 (ja) 磁気ヘッドベース
JPH0222964Y2 (ja)
JPS58189565U (ja) プリント配線基板
JPH1084183A (ja) 表面実装素子のはんだ付用治具
JPH0353455Y2 (ja)
JPH0686323U (ja) 表面実装タイプのパッケージ
JPS6350853Y2 (ja)
JPH0754978Y2 (ja) トランス
JPH08732Y2 (ja) 高周波コイル
JPH0610650Y2 (ja) 面実装型チョークコイル
JP2530783Y2 (ja) チップ部品の実装構造
JP2600432Y2 (ja) 磁気ヘッド
JPS59149612U (ja) 小型コイル
JPH0550706U (ja) 面実装型インダクタ
JPS60179096U (ja) ヒ−トシンクにおける基板の取付構造
JPS5972028U (ja) 水晶発振器
JPH05283237A (ja) ノイズ対策用部品
JPH11186067A (ja) インダクタンス素子
JPH0579970U (ja) 混成集積回路の構造
JPS5984778U (ja) ピン・ジヤツク板
JPH0289390A (ja) Smd実装用pwb
JPS609209U (ja) コイルボビン