JPH0613065U - 電源コネクター - Google Patents

電源コネクター

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JPH0613065U
JPH0613065U JP11011791U JP11011791U JPH0613065U JP H0613065 U JPH0613065 U JP H0613065U JP 11011791 U JP11011791 U JP 11011791U JP 11011791 U JP11011791 U JP 11011791U JP H0613065 U JPH0613065 U JP H0613065U
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治男 荒川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、品質を低下させることなく、アウ
ターベースの内部にインナーベースを容易、かつ、確実
に固定することができ、接続部の信頼性を向上させるこ
とを目的とする。 【構成】 本考案の電源コネクターは、インナーベース
200と、このインナーベース200を収容すると共に
外部にコネクタ本体として合成樹脂が被覆されるアウタ
ーベース600より構成され、アウターベース600
は、ピン端子挿通孔501を有した先端壁503によっ
て閉塞されて箱状に形成され、その後端部にインナーベ
ースを収容する開口を有するインナーベース収容体50
0と、インナーベース収容体500の後端と係合係止
し、開口を閉じると共に、一壁に形成された弾性突片5
55によりインナーベース200をアウターベース60
0の先端壁503に弾性的に押し付ける係止蓋体550
より構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電気機器に取り付けられた機器インレット(電源用ソケット)に挿入 嵌合され、当該インレットを介して、電気機器に電源を供給する電源コネクタに 関し、特に、品質を低下させずに、アウターベースの内部にインナーベースを容 易、かつ、確実に固定できるようにして、接続部の信頼性を向上させた電源コネ クタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電源コネクタとして、例えば、実願平1−52074号に示されるもの がある。図4の(a),(b),(c),(d) には、前記電源コネクタが示されており、コネ クタ端子100は、図4の(a) に示すように、一枚の金属板を打ち抜きプレスし て形成され、両側を折り曲げた一対の立上片からなる接触部101と、立上片を 折り曲げる底部には打抜き孔102を設け、底部は更に延長して平板部103を 形成し、平板部103に連なり一対のコード接続圧着片104を有してなり、前 記打抜き孔102はインレットのピン端子が挿抜されることにより、U字状の接 触部101が変形しないように一対の立上片に弾性力をもたせるものである。
【0003】 次に、図4の(a),(b) を参照して、インナーベース200の構成を説明する。 インナーベース200は六角の略台形箱体状にポリアミド樹脂,PBT樹脂等に よって一体成形され、台形の底部側に一対の活電用端子配置孔201と、当該活 電用端子配置孔201の中間の上方に所定間隔をもって配置するアース用端子配 置孔202と、その後部に形成された各端子配置孔の底辺部に達する略コ字状の 切欠部203と、切欠部203を構成する両壁204,205の内側に後述する 係止体300のガイド突起が当接されるガイド溝206とが設けられている。一 方、インナーベース200の先端は、各端子配置孔201,202の前部にイン レットのピン端子挿入孔等(裏側に位置しているため視認できない)が設けられ ている。
【0004】 係止体300はインナーベース200と同じ材質(ポリアミド樹脂,PBT樹 脂等)によって一体成形され、インナーベース200の切欠部203に挿入係止 して使用される。図4の(a) に示すように、全体的に略コ字状に形成され、ガイ ド溝206と嵌合するガイド突起301と、前述のインナーベース200の切欠 部203を構成する両壁の端子配置孔201,202の上部辺に係合する3ケの 係合突起302と、インナーベース200のアース用端子配置孔202に当接す る下部中央に形成された当接凹部304と、一対の脚片305とを有してなる。
【0005】 アウターベース400は、インナーベース200および係止体300と同じ材 質によって一体成形されてなり、図4の(c) に示すように、インナーベース20 0を収容する収容部402と、インナーベース200を係止する一対の係止壁4 06A,406Bによって構成される。
【0006】 収容部402はピン端子挿通孔401を有する六角の略台形状先端壁403と 、先端壁403から直角方向の一方向に6つの周壁404を有し、先端壁403 と周壁404によりインナーベース200の外周を被覆する。収容部402の後 端の上下の周壁404には、薄肉部405を介して、前述した一対の係止壁40 6A,406Bが設けられている。
【0007】 係止壁406Aはインナーベース200の後端面に当接される当接面407と 、一対の活電用端子とその接続部,及びコード端を導出する導出口408と、導 出口408を形成する突起409を有し、中央の突起409にはアース用端子コ ードの導出口410が設けられ、両側の突起409には他方の係止壁406Bと 係止係合する係合アーム411が設けられている。また、係合アーム411が形 成される係止壁406Aの外周には溝412が設けられている。
【0008】 係止壁406Bは前述した係止壁406Aの中央突起409が嵌合する凹部4 13と、アース用端子,及びその接続部コード端の外周を覆う凹部413の中央 に設けられた導出口410Aと、導出口408に嵌合する突起414を構成する 突部417と、外周に設けられた溝415と、溝415の両端縁に設けられ、前 述した係合アーム411に係合する係合突起416を有している。
【0009】 以上の構成に基づいて、一対の活電用端子と1つのアース用端子から成るコネ クタ端子100の底部をインナーベース200の各端子配置孔201,202の 底部側に当てて、各配置孔先端の内側にコネクタ端子100が当接するまで挿入 する。この挿入により各コネクタ端子100の平板部103は切欠部203に位 置する。コネクタ端子100を挿入後、インナーベース200の切欠部203に 係止体300を配置し、係止体300の脚片305,及び当接凹部304を下に して、インナーベース200のガイド溝206に係止体300のガイド突起30 1を当接して係止体300を押圧する。この押圧により切欠部203を構成する 一方の薄肉壁は弾性力によって前記係合突起302の挿入を許容し、係合突起3 02が各端子配置孔201,202の上辺部に係止・固定される。これにより、 一対の活電用端子配置孔201の底部と、係止体300の一対の脚片305の底 部とにより挟持される。コネクタ端子100は前述の平板部103の挟持により 、インナーベース200の各配置孔先端内側,及び係止体300の壁一面にて構 成される端子配置部に配置される。当該端子配置部は、コネクタ端子100の動 きを許容する所定の余裕寸法をもってコネクタ端子100を包囲する構成であり 、これによってインレットのピン端子の配置寸法のバラツキを許容する動きをコ ネクタ端子100に持たせるようにしている。
【0010】 次に、コネクタ端子100を挟持したインナーベース200をアウターベース 400で保持するには、当該コネクタ端子100を挿入したインナーベース20 0を、インナーベース200の先端部がアウターベース400の先端壁403に 当接するまで収容部402に挿入し、一対の係止壁406A,406Bを薄肉部 405で折り曲げて、突起409を凹部413に、突部414を導出口408に 、突起409を突部417にそれぞれ嵌合,或いは当接させて、係合突起416 に係合アーム411を係合させて係止する。これにより、係止壁406A,40 6Bの当接面407はインナーベース200の後端面に当接して、アウターベー ス400内でのインナーベース200の移動が規制させる。以上の係合係止によ り、コネクタ端子100とコード10の接続部,及びコード端は導出口408, 410,410Aによってその外周が覆われる(図3の(d))。
【0011】 このようにして組み立てられると、コネクタ先端部を残すようにして、その後 端からコード端にかけて、PVC樹脂等でコード保護部を有するコネクタ本体を 一体成形する。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の電源コネクタによると、以下の問題点を有している。
【0013】 (1) 係止壁406Aと406Bを薄肉部405を介して折り曲げ、係合突起41 6と係合アーム411を係合させて、インナーベース200をアウターベース4 00の収容部402に固定しているため、薄肉部405が折り曲げ変形され、そ の強度が低下し、破損し易くなる。また、PVC樹脂等でコネクタ本体を成形す るときに、コード導出口408からアウターベース400の内部に成形樹脂が流 れ込むため、成形圧力によって強度が低い薄肉部405を破壊する恐れがある。 この破壊により、係止壁406Aと406Bの係止は係合突起と係合アームの同 一軸を中心とした2点でなされることになり、成形圧により係止壁の一体化が解 かれ、コネクタ本体を成形することが困難となる。
【0014】 (2) アウターベース400の先端壁403と、係止壁406A,406Bの当接 面407の挟持によってインナーベース200を保持固定しているため、寸法の バラツキによりインナーベース200が小さくなった場合には、収容部402に 間隙が生じる。このため、インレットの挿抜時にアウターベース400内でイン ナーベース200が移動し、この移動でコネクタ端子とコードの接続部に伸縮力 が付加され、接続部が破損する恐れがある。
【0015】 従って、本考案の目的は品質を低下させずにアウターベースの内部にインナー ベースを容易に固定することができる電源コネクタを提供することである。
【0016】 本考案の他の目的はアウターベース内にインナーベースを確実に固定すること ができ、接続部の信頼性を向上させることができる電源コネクタを提供すること である。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点に鑑み、品質を低下させることなく、アウターベースの内 部にインナーベースを容易、かつ、確実に固定することができ、接続部の信頼性 を向上させるため、2本,或いは3本のコード導体にそれぞれ接続されたコネク タ端子を所定の位置関係で固定するインナーベースと、このインナーベースを収 容し、外部にコネクタ本体として合成樹脂を被覆されるアウターベースより構成 し、アウターベースは、ピン端子挿通孔を有した先端壁によって閉塞されて箱状 に形成され、その後端部にインナーベースを収容する開口を有するインナーベー ス収容体と、インナーベース収容体の後端と係合係止し、開口を閉じると共に、 一壁に形成された弾性突片によりインナーベースをアウターベースの先端壁に弾 性的に押し付ける係止蓋体より構成した電源コネクターを提供するものである。
【0018】 前記インナーベース収容体は、前記後端部に断面略凹字状の半割部を、前記開 口に近い天井部に係合溝を、前記半割部の両側に係止突起をそれぞれ有し、 前記係止蓋体は、前記インナーベース収容体の前記半割部を補完する形状に形 成され、後部にコード導出口を形成する壁片を、外周部両側に係合アームを、前 部に前記弾性突片に加えて係合突起をそれぞれ有し、 前記インナーベース収容体と前記係止蓋体は、前記係合突起と前記係合溝が、 前記係合アームと前記係止突起が、また、前記弾性突片と前記収容部に収容され た前記インナーベースの端子配置孔がそれぞれ係合するように構成され、 前記弾性突片は、前記端子配置孔と弾性的に係合して、前記インナーベースを 前記収容体の先端壁に当接するように押圧する構成を有している。
【0019】
【作用】
上記構成に基づく本考案の電源コネクターは、収容体の半割部と、係止体の係 合係止によってアウターベースの内部にインナーベースを保持するようにしてい るため、アウターベースの機械的強度を低下させることがない。また、係止体と 収容体は、係合アームと係止突起,係合突起と係合溝,及び弾性突片とインナー ベースの端子配置孔による2点以上の係合によって係止されているため、係止力 が高くなり、コネクタ本体成形時の成形圧力でアウターベースが破損したりする ことがない。更に、係止体の弾性突片はインナーベースの端子配置孔と弾性的に 係合してインナーベースを先端壁に押圧するので、寸法のバラツキによりインナ ーベースが小さくなった場合でも、収容部の隙間を許容し、インレット挿抜時に コネクタ端子とコードの接続部に伸縮力がかからないようにし、接続部等の破損 を防ぐことができる。
【0010】
【実施例】
図1の(a),(b) は本考案の一実施例を示し、収容体500と係止体550より アウターベース600が構成され、係止体550は収容体500と分離一体化す るように構成されている。収容体500の内部には、前述したインナーベース2 00が収容され、収容体500と係止体550の一体化によって内部にインナー ベース200が保持固定される。尚、インナーベース200は、図4の(a),(b), (c),(d) において説明したので、ここでの重複する説明は省略する。
【0011】 収容体500は、インナーベース200,後述する係止体550と同じ材質に よって一体成形されてなり、大別するとインナーベース200を収容する収容部 502と、係止体550が係合する半割部505より構成される。収容部502 はピン端子挿通孔501を有する六角の略台形状先端壁503と、先端壁503 から直角方向の一方向に6つの周壁504を有し、先端壁503と周壁504は インナーベース200の外周を被覆する。周壁504の後端外縁上部には、係止 体550の係合突起554が係合する2つの係合溝508が形成されている。半 割部505は収容部502に連なって断面略凹字状に形成され、その両側には係 止突起507を有する係合凹部506がそれぞれ形成されている。
【0012】 係止体550は、収容体500の残りの半割部分に相当する形状に形成され、 後部にテーパー面557とコード導出口551を形成する壁片552を、また、 外周部に凹部556をそれぞれ有し、凹部556の両端には係合アーム553が 突設されている。係止体550の前部には、図2に示すように、前述した係合突 起554と、インナーベース200のアース用端子配置孔202に係合する弾性 突片555が設けられている。
【0013】 以上の構成において、本考案の電源コネクターの組立手順を説明する。まず、 コネクタ端子100を挟持したインナーベース200を、収容体500の収容部 502に挿入して、インナーベース200の先端を先端壁503に当接させる。 そして、係止体550と半割部505を整合させた後、係止体550を押圧して 係合アーム553を係止突起507に、係合突起554を係合溝508に、弾性 突片555をインナーベース200のアース用端子配置孔202に係合させて係 止する。これによって、アウターベース600の収容部502にインナーベース 200が収容されると共に、アース用端子配置孔202と弾性突片555の弾性 的係合によってインナーベース200が先端壁503に当接するように押圧され てアウターベース600内でのインナーベース200の移動が規制される。以上 の係合係止により、コネクタ端子100とコード10の接続部,及びコード端は コード導出口551によってその外周が覆われる。
【0019】 次に、図3に示すようにコネクタ先端部12の後端からコード10の端部にか けてPVC樹脂等でコード保護部を有するコネクタ本体13を一体成形する。
【0020】 このようにして得られた電源コネクターによると、以下のような利点を有して いる。
【0021】 (1) 収容体500と係止体550の係止係合は、収容体500のコード側に半割 部505を形成し、係止体550は残りの半割部分に相当する形状とし、半割部 505の上部から係止体550を当接させ押圧することによって行われるため、 組み立て,位置合わせが簡便となる。
【0022】 (2) 収容体500と係止体550の係合係止は、係合突起554を2つの係合溝 508に、係合アーム553を係止突起507にそれぞれ係合する2点以上の係 合になり、更に、係止体550の弾性突片555をインナーベース200の端子 配置孔に係合させるため、係止力を増大させることができる。また、係合の際に 変位による強度低下,破損等がなく、コネクタ本体を一体成形する際の成形圧力 がアウターベースの内部に加わっても係止部の破損して、収容体500と係止体 550が外れたりすることがない。
【0023】 (3) 係止体550の弾性突片555はインナーベース200の端子配置孔と弾性 的に係合してインナーベース200を先端壁503に押圧するので、寸法のバラ ツキによりインナーベース200が小さくなった場合でも、収容部502の隙間 を許容し、インレット挿抜時にコネクタ端子とコードの接続部に伸縮力がかかる ことがなく、接続部等の破損を防ぐことができる。
【0024】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案の電源コネクタによると、2本,或いは3本のコー ド導体にそれぞれ接続されたコネクタ端子を所定の位置関係で固定するインナー ベースと、このインナーベースを収容し、外部にコネクタ本体として合成樹脂を 被覆されるアウターベースより構成し、アウターベースは、ピン端子挿通孔を有 した先端壁によって閉塞されて箱状に形成され、その後端部にインナーベースを 収容する開口を有するインナーベース収容体と、インナーベース収容体の後端と 係合係止し、開口を閉じると共に、一壁に形成された弾性突片によりインナーベ ースをアウターベースの先端壁に弾性的に押し付ける係止蓋体より構成したため 、品質を低下させることなく、アウターベースの内部にインナーベースを容易、 かつ、確実に固定することができ、接続部の信頼性を向上させることができる。
【提出日】平成4年12月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電気機器に取り付けられた機器インレット(電源用ソケット)に挿入 嵌合され、当該インレットを介して、電気機器に電源を供給する電源コネクタに 関し、特に、品質を低下させずに、アウターベースの内部にインナーベースを容 易、かつ、確実に固定できるようにして、接続部の信頼性を向上させた電源コネ クタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電源コネクタとして、例えば、実願平1−52074号に示されるもの がある。図4,図5,図6,図7には、前記電源コネクタが示されており、コネ クタ端子100は、図4に示すように、一枚の金属板を打ち抜きプレスして形成 され、両側を折り曲げた一対の立上片からなる接触部101と、立上片を折り曲 げる底部には打抜き孔102を設け、底部は更に延長して平板部103を形成し 、平板部103に連なり一対のコード接続圧着片104を有してなり、前記打抜 き孔102はインレットのピン端子が挿抜されることにより、U字状の接触部1 01が変形しないように一対の立上片に弾性力をもたせるものである。
【0003】 次に、図4,図5を参照して、インナーベース200の構成を説明する。イン ナーベース200は六角の略台形箱体状にポリアミド樹脂,PBT樹脂等によっ て一体成形され、台形の底部側に一対の活電用端子配置孔201と、当該活電用 端子配置孔201の中間の上方に所定間隔をもって配置するアース用端子配置孔 202と、その後部に形成された各端子配置孔の底辺部に達する略コ字状の切欠 部203と、切欠部203を構成する両壁204,205の内側に後述する係止 体300のガイド突起が当接されるガイド溝206とが設けられている。一方、 インナーベース200の先端は、各端子配置孔201,202の前部にインレッ トのピン端子挿入孔等(裏側に位置しているため視認できない)が設けられてい る。
【0004】 係止体300はインナーベース200と同じ材質(ポリアミド樹脂,PBT樹 脂等)によって一体成形され、インナーベース200の切欠部203に挿入係止 して使用される。図4に示すように、全体的に略コ字状に形成され、ガイド溝2 06と嵌合するガイド突起301と、前述のインナーベース200の切欠部20 3を構成する両壁の端子配置孔201,202の上部辺に係合する3ケの係合突 起302と、インナーベース200のアース用端子配置孔202に当接する下部 中央に形成された当接凹部304と、一対の脚片305とを有してなる。
【0005】 アウターベース400は、インナーベース200および係止体300と同じ材 質によって一体成形されてなり、図6に示すように、インナーベース200を収 容する収容部402と、インナーベース200を係止する一対の係止壁406A ,406Bによって構成される。
【0006】 収容部402はピン端子挿通孔401を有する六角の略台形状先端壁403と 、先端壁403から直角方向の一方向に6つの周壁404を有し、先端壁403 と周壁404によりインナーベース200の外周を被覆する。収容部402の後 端の上下の周壁404には、薄肉部405を介して、前述した一対の係止壁40 6A,406Bが設けられている。
【0007】 係止壁406Aはインナーベース200の後端面に当接される当接面407と 、一対の活電用端子とその接続部,及びコード端を導出する導出口408と、導 出口408を形成する突起409を有し、中央の突起409にはアース用端子コ ードの導出口410が設けられ、両側の突起409には他方の係止壁406Bと 係止係合する係合アーム411が設けられている。また、係合アーム411が形 成される係止壁406Aの外周には溝412が設けられている。
【0008】 係止壁406Bは前述した係止壁406Aの中央突起409が嵌合する凹部4 13と、アース用端子,及びその接続部コード端の外周を覆う凹部413の中央 に設けられた導出口410Aと、導出口408に嵌合する突起414を構成する 突部417と、外周に設けられた溝415と、溝415の両端縁に設けられ、前 述した係合アーム411に係合する係合突起416を有している。
【0009】 以上の構成に基づいて、一対の活電用端子と1つのアース用端子から成るコネ クタ端子100の底部をインナーベース200の各端子配置孔201,202の 底部側に当てて、各配置孔先端の内側にコネクタ端子100が当接するまで挿入 する。この挿入により各コネクタ端子100の平板部103は切欠部203に位 置する。コネクタ端子100を挿入後、インナーベース200の切欠部203に 係止体300を配置し、係止体300の脚片305,及び当接凹部304を下に して、インナーベース200のガイド溝206に係止体300のガイド突起30 1を当接して係止体300を押圧する。この押圧により切欠部203を構成する 一方の薄肉壁は弾性力によって前記係合突起302の挿入を許容し、係合突起3 02が各端子配置孔201,202の上辺部に係止・固定される。これにより、 一対の活電用端子配置孔201の底部と、係止体300の一対の脚片305の底 部とにより挟持される。コネクタ端子100は前述の平板部103の挟持により 、インナーベース200の各配置孔先端内側,及び係止体300の壁一面にて構 成される端子配置部に配置される。当該端子配置部は、コネクタ端子100の動 きを許容する所定の余裕寸法をもってコネクタ端子100を包囲する構成であり 、これによってインレットのピン端子の配置寸法のバラツキを許容する動きをコ ネクタ端子100に持たせるようにしている。
【0010】 次に、コネクタ端子100を挟持したインナーベース200をアウターベース 400で保持するには、当該コネクタ端子100を挿入したインナーベース20 0を、インナーベース200の先端部がアウターベース400の先端壁403に 当接するまで収容部402に挿入し、一対の係止壁406A,406Bを薄肉部 405で折り曲げて、突起409を凹部413に、突部414を導出口408に 、突起409を突部417にそれぞれ嵌合,或いは当接させて、係合突起416 に係合アーム411を係合させて係止する。これにより、係止壁406A,40 6Bの当接面407はインナーベース200の後端面に当接して、アウターベー ス400内でのインナーベース200の移動が規制させる。以上の係合係止によ り、コネクタ端子100とコード10の接続部,及びコード端は導出口408, 410,410Aによってその外周が覆われる(図7)。
【0011】 このようにして組み立てられると、コネクタ先端部を残すようにして、その後 端からコード端にかけて、PVC樹脂等でコード保護部を有するコネクタ本体を 一体成形する。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の電源コネクタによると、以下の問題点を有している。
【0013】 (1)係止壁406Aと406Bを薄肉部405を介して折り曲げ、係合突起4 16と係合アーム411を係合させて、インナーベース200をアウターベース 400の収容部402に固定しているため、薄肉部405が折り曲げ変形され、 その強度が低下し、破損し易くなる。また、PVC樹脂等でコネクタ本体を成形 するときに、コード導出口408からアウターベース400の内部に成形樹脂が 流れ込むため、成形圧力によって強度が低い薄肉部405を破壊する恐れがある 。この破壊により、係止壁406Aと406Bの係止は係合突起と係合アームの 同一軸を中心とした2点でなされることになり、成形圧により係止壁の一体化が 解かれ、コネクタ本体を成形することが困難となる。
【0014】 (2)アウターベース400の先端壁403と、係止壁406A,406Bの当 接面407の挟持によってインナーベース200を保持固定しているため、寸法 のバラツキによりインナーベース200が小さくなった場合には、収容部402 に間隙が生じる。このため、インレットの挿抜時にアウターベース400内でイ ンナーベース200が移動し、この移動でコネクタ端子とコードの接続部に伸縮 力が付加され、接続部が破損する恐れがある。
【0015】 従って、本考案の目的は品質を低下させずにアウターベースの内部にインナー ベースを容易に固定することができる電源コネクタを提供することである。
【0016】 本考案の他の目的はアウターベース内にインナーベースを確実に固定すること ができ、接続部の信頼性を向上させることができる電源コネクタを提供すること である。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点に鑑み、品質を低下させることなく、アウターベースの内 部にインナーベースを容易、かつ、確実に固定することができ、接続部の信頼性 を向上させるため、2本,或いは3本のコード導体にそれぞれ接続されたコネク タ端子を所定の位置関係で固定するインナーベースと、このインナーベースを収 容し、外部にコネクタ本体として合成樹脂を被覆されるアウターベースより構成 し、アウターベースは、ピン端子挿通孔を有した先端壁によって閉塞されて箱状 に形成され、その後端部にインナーベースを収容する開口を有するインナーベー ス収容体と、インナーベース収容体の後端と係合係止し、開口を閉じると共に、 一壁に形成された弾性突片によりインナーベースをアウターベースの先端壁に弾 性的に押し付ける係止蓋体より構成した電源コネクターを提供するものである。
【0018】 前記インナーベース収容体は、前記後端部に断面略凹字状の半割部を、前記開 口に近い天井部に係合溝を、前記半割部の両側に係止突起をそれぞれ有し、 前記係止蓋体は、前記インナーベース収容体の前記半割部を補完する形状に形 成され、後部にコード導出口を形成する壁片を、外周部両側に係合アームを、前 部に前記弾性突片に加えて係合突起をそれぞれ有し、 前記インナーベース収容体と前記係止蓋体は、前記係合突起と前記係合溝が、 前記係合アームと前記係止突起が、また、前記弾性突片と前記収容部に収容され た前記インナーベースの端子配置孔がそれぞれ係合するように構成され、 前記弾性突片は、前記端子配置孔と弾性的に係合して、前記インナーベースを 前記収容体の先端壁に当接するように押圧する構成を有している。
【0019】
【作用】
上記構成に基づく本考案の電源コネクターは、収容体の半割部と、係止体の係 合係止によってアウターベースの内部にインナーベースを保持するようにしてい るため、アウターベースの機械的強度を低下させることがない。また、係止体と 収容体は、係合アームと係止突起,係合突起と係合溝,及び弾性突片とインナー ベースの端子配置孔による2点以上の係合によって係止されているため、係止力 が高くなり、コネクタ本体成形時の成形圧力でアウターベースが破損したりする ことがない。更に、係止体の弾性突片はインナーベースの端子配置孔と弾性的に 係合してインナーベースを先端壁に押圧するので、寸法のバラツキによりインナ ーベースが小さくなった場合でも、収容部の隙間を許容し、インレット挿抜時に コネクタ端子とコードの接続部に伸縮力がかからないようにし、接続部等の破損 を防ぐことができる。
0020
【実施例】
図1の(a),(b)は本考案の一実施例を示し、収容体500と係止体55 0よりアウターベース600が構成され、係止体550は収容体500と分離一 体化するように構成されている。収容体500の内部には、前述したインナーベ ース200が収容され、収容体500と係止体550の一体化によって内部にイ ンナーベース200が保持固定される。尚、インナーベース200は、図4,図 5,図6,図7 において説明したので、ここでの重複する説明は省略する。
0021】 収容体500は、インナーベース200,後述する係止体550と同じ材質に よって一体成形されてなり、大別するとインナーベース200を収容する収容部 502と、係止体550が係合する半割部505より構成される。収容部502 はピン端子挿通孔501を有する六角の略台形状先端壁503と、先端壁503 から直角方向の一方向に6つの周壁504を有し、先端壁503と周壁504は インナーベース200の外周を被覆する。周壁504の後端外縁上部には、係止 体550の係合突起554が係合する2つの係合溝508が形成されている。半 割部505は収容部502に連なって断面略凹字状に形成され、その両側には係 止突起507を有する係合凹部506がそれぞれ形成されている。
0022】 係止体550は、収容体500の残りの半割部分に相当する形状に形成され、 後部にテーパー面557とコード導出口551を形成する壁片552を、また、 外周部に凹部556をそれぞれ有し、凹部556の両端には係合アーム553が 突設されている。係止体550の前部には、図2に示すように、前述した係合突 起554と、インナーベース200のアース用端子配置孔202に係合する弾性 突片555が設けられている。
0023】 以上の構成において、本考案の電源コネクターの組立手順を説明する。まず、 コネクタ端子100を挟持したインナーベース200を、収容体500の収容部 502に挿入して、インナーベース200の先端を先端壁503に当接させる。 そして、係止体550と半割部505を整合させた後、係止体550を押圧して 係合アーム553を係止突起507に、係合突起554を係合溝508に、弾性 突片555をインナーベース200のアース用端子配置孔202に係合させて係 止する。これによって、アウターベース600の収容部502にインナーベース 200が収容されると共に、アース用端子配置孔202と弾性突片555の弾性 的係合によってインナーベース200が先端壁503に当接するように押圧され てアウターベース600内でのインナーベース200の移動が規制される。以上 の係合係止により、コネクタ端子100とコード10の接続部,及びコード端は コード導出口551によってその外周が覆われる。
0024】 次に、図3に示すようにコネクタ先端部12の後端からコード10の端部にか けてPVC樹脂等でコード保護部を有するコネクタ本体13を一体成形する。
0025】 このようにして得られた電源コネクターによると、以下のような利点を有して いる。
0026】 (1)収容体500と係止体550の係止係合は、収容体500のコード側に半 割部505を形成し、係止体550は残りの半割部分に相当する形状とし、半割 部505の上部から係止体550を当接させ押圧することによって行われるため 、組み立て,位置合わせが簡便となる。
0027】 (2)収容体500と係止体550の係合係止は、係合突起554を2つの係合 溝508に、係合アーム553を係止突起507にそれぞれ係合する2点以上の 係合になり、更に、係止体550の弾性突片555をインナーベース200の端 子配置孔に係合させるため、係止力を増大させることができる。また、係合の際 に変位による強度低下,破損等がなく、コネクタ本体を一体成形する際の成形圧 力がアウターベースの内部に加わっても係止部の破損して、収容体500と係止 体550が外れたりすることがない。
0028】 (3)係止体550の弾性突片555はインナーベース200の端子配置孔と弾 性的に係合してインナーベース200を先端壁503に押圧するので、寸法のバ ラツキによりインナーベース200が小さくなった場合でも、収容部502の隙 間を許容し、インレット挿抜時にコネクタ端子とコードの接続部に伸縮力がかか ることがなく、接続部等の破損を防ぐことができる。
0029
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案の電源コネクタによると、2本,或いは3本のコー ド導体にそれぞれ接続されたコネクタ端子を所定の位置関係で固定するインナー ベースと、このインナーベースを収容し、外部にコネクタ本体として合成樹脂を 被覆されるアウターベースより構成し、アウターベースは、ピン端子挿通孔を有 した先端壁によって閉塞されて箱状に形成され、その後端部にインナーベースを 収容する開口を有するインナーベース収容体と、インナーベース収容体の後端と 係合係止し、開口を閉じると共に、一壁に形成された弾性突片によりインナーベ ースをアウターベースの先端壁に弾性的に押し付ける係止蓋体より構成したため 、品質を低下させることなく、アウターベースの内部にインナーベースを容易、 かつ、確実に固定することができ、接続部の信頼性を向上させることができる。
【提出日】平成5年3月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電気機器に取り付けられた機器インレット(電源用ソケット)に挿入 嵌合され、当該インレットを介して、電気機器に電源を供給する電源コネクタに 関し、特に、機械的強度を向上させ、アウターベースの内部にインナーベースを 容易、かつ、確実に固定できるようにして、接続部の信頼性を向上させた電源コ ネクタに関するものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 (1) 係止壁406Aと406Bを薄肉部405を介して折り曲げ、係合突起41 6と係合アーム411を係合させて、インナーベース200をアウターベース4
00の収容部402に固定しているため、薄肉部405が折り曲げ変形され、そ の強度が低下し、破損し易くなる。また、PVC樹脂等でコネクタ本体を成形す るときに、コード導出口408からアウターベース400の内部に成形樹脂が流 れ込むため、成形圧力によって強度が低い薄肉部405を破壊する恐れがある。 この破壊により、係止壁406Aと406Bの係止は係合突起と係合アームの同 一軸を中心とした2点でなされることになり、成形圧により係止壁の一体化が解 かれ、コネクタ本体を成形することが困難となる。又、製品化されたものは、そ の使用中ソケットへの挿抜により加わる押圧力、引張力、ねじり力等により薄肉 部405が破壊され、アウターベース先端部が脱落し電源コネクタとして機能し ないという重大欠陥を有している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 従って、本考案の目的は機械的強度を向上させ、アウターベースの内部にイン ナーベースを容易に固定することができる電源コネクタを提供することである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】 (1) 収容体500と係止体550の係は、収容体500のコード側に半割 部505を形成し、係止体550は残りの半割部分に相当する形状とし、半割部 505の上部から係止体550を当接させ押圧することによって行われるため、 組み立て,位置合わせが簡便となり、又収容体500の機械的強度は向上する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】 (2) 収容体500と係止体550の係合係止は、係合突起554を2つの係合溝 508に、係合アーム553を係止突起507にそれぞれ係合する2点以上の係 合になり、更に、係止体550の弾性突片555をインナーベース200の端子 配置孔に係合させるため、係止力を増大させることができる。また、係合の際に 変位による強度低下,破損等がなく、コネクタ本体を一体成形する際の成形圧力 がアウターベースに加わっても係止部破損して、収容体500と係止体550 が外れたりすることがない。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案の電源コネクタによると、2本,或いは3本のコー ド導体にそれぞれ接続されたコネクタ端子を所定の位置関係で固定するインナー ベースと、このインナーベースを収容し、外部にコネクタ本体として合成樹脂を 被覆されるアウターベースより構成し、アウターベースは、ピン端子挿通孔を有 した先端壁によって閉塞されて箱状に形成され、その後端部にインナーベースを 収容する開口を有するインナーベース収容体と、インナーベース収容体の後端と 係合係止し、開口を閉じると共に、一壁に形成された弾性突片によりインナーベ ースをアウターベースの先端壁に弾性的に押し付ける係止蓋体より構成したため 、機械的強度を向上させ、アウターベースの内部にインナーベースを容易、かつ 、確実に固定することができ、接続部の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す説明図。
【図2】係止体を矢印方向からみた斜視図。
【図3】電源コネクターの完成品を示す斜視図。
【図4】従来の電源コネクタを示す説明図。
【符号の説明】
100 コネクタ端子 200
インナーベース 300 係止体 500
収容体 501 ピン端子挿通孔 502
収容部 503 先端壁 504
周壁 505 半割部 506
係合凹部 507 係止突起 508
係合溝 550 係止体 551
コード導出口 552 壁片 553
係合アーム 554 係合突起 555
弾性突片 556 凹部 557
テーパー面 600 アウターベース
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月9日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す説明図。
【図2】係止体を矢印方向からみた斜視図。
【図3】電源コネクターの完成品を示す斜視図。
【図4】従来の電源コネクタを示す説明図。
図5従来の電源コネクタを示す説明図。
図6従来の電源コネクタを示す説明図。
図7従来の電源コネクタを示す説明図。
【符号の説明】 100 コネクタ端子 200
インナーベース 300 係止体 500
収容体 501 ピン端子挿通孔 502
収容部 503 先端壁 504
周壁 505 半割部 506
係合凹部 507 係止突起 508
係合溝 550 係止体 551
コード導出口 552 壁片 553
係合アーム 554 係合突起 555
弾性突片 556 凹部 557
テーパー面 600 アウターベース
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本,或いは3本のコード導体にそれぞ
    れ接続されたコネクタ端子を所定の位置関係で固定する
    インナーベースと、このインナーベースを収容し、外部
    にコネクタ本体として合成樹脂を被覆されるアウターベ
    ースより構成され、 前記アウターベースは、ピン端子挿通孔を有した先端壁
    によって閉塞されて箱状に形成され、その後端部に前記
    インナーベースを収容する開口を有するインナーベース
    収容体と、前記インナーベース収容体の後端と係合係止
    し、前記開口を閉じると共に、一壁に形成された弾性突
    片により前記インナーベースを前記アウターベースの前
    記先端壁に弾性的に押し付ける係止蓋体より構成されこ
    とを特徴とする電源コネクター。
  2. 【請求項2】 前記インナーベース収容体は、前記後端
    部に断面略凹字状の半割部を、前記開口に近い天井部に
    係合溝を、前記半割部の両側に係止突起をそれぞれ有
    し、 前記係止蓋体は、前記インナーベース収容体の前記半割
    部を補完する形状に形成され、後部にコード導出口を形
    成する壁片を、外周部両側に係合アームを、前部に前記
    弾性突片に加えて係合突起をそれぞれ有し、 前記インナーベース収容体と前記係止蓋体は、前記係合
    突起と前記係合溝が、前記係合アームと前記係止突起
    が、また、前記弾性突片と前記収容部に収容された前記
    インナーベースの端子配置孔がそれぞれ係合するように
    構成され、 前記弾性突片は、前記端子配置孔と弾性的に係合して、
    前記インナーベースを前記収容体の先端壁に当接するよ
    うに押圧する構成を有する請求項1の電源コネクター。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200453794Y1 (ko) * 2008-09-19 2011-05-27 (주)동일기연 전원연결용 인렛소켓

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58198879A (ja) * 1982-05-14 1983-11-18 日産自動車株式会社 コネクタ

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