JPH06130184A - グローブボックスの建設方法 - Google Patents

グローブボックスの建設方法

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JPH06130184A
JPH06130184A JP28162992A JP28162992A JPH06130184A JP H06130184 A JPH06130184 A JP H06130184A JP 28162992 A JP28162992 A JP 28162992A JP 28162992 A JP28162992 A JP 28162992A JP H06130184 A JPH06130184 A JP H06130184A
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JP
Japan
Prior art keywords
pedestal
glove box
internal
pseudo
inner frame
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28162992A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Koide
市郎 小出
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 据付現場における工事や検査の作業を最小
にできる方法を提供すること。 【構 成】 据付現場に柱材と梁材とにより形成される
グローブボックス本体11と、該グローブボックス本体
11内に複数の柱材と梁材とにより上下及び水平方向に
夫々複数の区画を形成する内部架台10を構築する工程
と、組立工場に前記内部架台10と同一形状の疑似内部
架台19を構築する工程と、該疑似内部架台19に支持
される受台16を製作し、該受台16を前記疑似内部架
台19に取付けた後、該受台16に所定の機器類を取付
ける工程と、該受台16を前記疑似内部架台19から取
外し据付現場の前記内部架台10に取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグローブボックスの建設
方法、より詳しくは放射性物質処理施設としてのグロー
ブボックスの建設方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】放射性物質処理施設においては、人体を
防護するため放射線源を密閉し、かつ装置の操作が容易
なグローブボックスが配置されている。即ち、図7に示
されるように放射性物質処理機器1を遮蔽壁2a〜2e
と、複数のグローブポート3を有する複数のアクリルパ
ネル4とで囲繞して線源を密閉し、作業員mの防護を計
るようになっている。そしてこのグローブボックスは耐
震上の問題から図8及び図9に示すように、遮蔽壁2a
〜2e及びアクリルパネル4を取付けるグローブボック
ス本体5と放射性物質処理機器1を取付ける内部架台6
に分離して形成されている。
【0003】そして通常かかるグローブボックスの建設
はあらかじめ決められた建設現場に架台5と内部架台6
を構築しておき、所定の機器を所定の内部架台6に取付
けて行く方法が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記したよう
な大型のグローブボックスの建設方法にあっては、狭隘
でしかも作業環境の悪い建設現場で各種機器の据付、配
管検査業務が必要であり、しかもかかる業務は装置の安
全性の問題から精密さを要求されるため、その作業には
多大の時間と労力を必要とし、その結果グローブボック
ス建設の長期化とコストアップを来すという問題があ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記従来技術の
問題点を解決するためになされたものであって、据付建
設現場に柱材と梁材とにより形成されるグローブボック
ス本体と、該グローブボックス本体内に複数の柱材と梁
材とにより上下及び水平方向に夫々複数の区画を形成す
る内部架台を構築する工程と、組立工場に前記内部架台
と同一形状の疑似内部架台を構築する工程と、該疑似内
部架台に支持される受台を製作し、該受台を前記疑似内
部架台に取付けた後、該受台に所定の機器類を取付ける
工程と、該受台を前記疑似内部架台から取外し据付現場
に輸送した後、前記内部架台に取付ける工程とから構成
されるグローブボックスの建設方法を提供せんとするも
のである。
【0006】具体的には、組立ないし製作工場において
次の仮組立てが行なわれ、各単位毎に据付現場に輸送さ
れてグローブボックス本体内に据付けられて組立が完了
するのである。即ち、 A)仮内部架台を製作工場で製作する。 B)受台を製作する。
【0007】C)仮内部架台の内部に受台をいれる。 D)機器を受台上に取付け、内部配管を行い、更に必要
に応じて検査をする。 E)機器を取付けた受台を据付現場に輸送する。 F)受台毎に据付現場において既に据付けられているグ
ローブボックス本体の内部に搬入し、取付ける。
【0008】G)各単位間の渡り配管を行う。これで内
部構造は完成する。 H)グローブボックス本体の前面に透明パネルを取付け
て完成する。 本発明は、据付現場で内部の機器を所定の位置に取付け
るものではなく、組立工場において内部架台と同様な構
造の擬似内部架台を設けてこれに受台を支持させてお
き、この受台上に所定の機器を配置し、この受台を単位
として分解し、これを現場に据付けられている架台の上
に固定するものであり、現場において配管等の工事を最
小にすることが可能である。
【0009】
【作 用】かかるグローブボックスの建設方法によれ
ば、作業環境の良好な工場において疑似内部架台を用い
て仮据付配管、検査業務が可能となり、完成後は各受台
毎に分割したユニットとして現場に輸送し、現場に構築
された内部架台に取付け、必要により配管の接続を行う
のみでよく、その作業は極めて簡単かつ迅速に行うこと
ができるのである。
【0010】
【実 施 例】図1は建設現場に構築される内部架台1
0の一部を示す正面図、図2はその平面図であり、この
内部架台10は複数の柱材11a〜11cと梁材12a
〜12cとにより上下方向及び水平方向に夫々複数の区
画13a〜13dが形成されるようになっている。そし
てこの区画13a〜13dの一側面は好ましくは点線で
示されるグローブボックス本体14に形成されるアクリ
ルパネル取付用の区画15a〜15dとほぼ同一形状に
なるよう形成されている。
【0011】そしてこの区画13a〜13d内であっ
て、かつアクリルパネル取付区画15a〜15dから奥
方向両側には後述する受台16を支持する支持材17a
〜17cが取付けられている。この支持材17a〜17
eは図3 (a) に示されるように内部架台10を構成す
る梁材12dにT型材17a'をボルト18で取付けても
よく、又は図3 (b) に示すごとき固定ピース17a"を
ボルト18'で取付けてもよい。
【0012】前記図1及び図2に示した内部架台10及
びこれを収容するグローブボックス本体14は、グロー
ブボックス据付現場に構築される一方、加工機械等の装
備された組立工場には図4に示すように前記した内部架
台10と同一構造の疑似内部架台19が構築される。そ
して図5に示すように組立工場に受台16が製作され
る。
【0013】この受台16は少なくとも図1の区画15
の幅Wよりやや少ない幅W' としてその平面四周を形成
する梁材12c〜12dに設けられた支持材17a〜1
7eに夫々支持できる枠体として形成される。そして必
要に応じて斜めに梁材21が配置される強度保持が計ら
れるとともに機器取付用の支持材22が配置される。こ
のように構成された受台16は疑似内部架台19の支持
材17a〜17eに取付けられる。
【0014】然る後、図6に示す如く所定の機器23a
〜23cが所定の区画13a〜13c内の受台16a〜
16cに夫々取付けられる) 。勿論この機器23a〜2
3cの製作据付の段階で夫々検査が行われる。このよう
にして組立工場において図5及び図6に示すように各受
台16a〜16cに機器23a〜23cの取付け及び配
管が終了したら最終検査が行われ、然る後、受台16a
〜16cは夫々疑似内部架台19から所定の機器を取付
けた状態で取外される。
【0015】勿論このとき他の受台との間に接続配管が
あればこれを切離す。そして受台20毎のユニットとし
て形成される。前記のようにして組立工場において製作
されたユニットはグローブボックスの据え付現場に輸送
され、図1の内部架台10の所定の区画13a〜13d
内にフォークリフト等により挿入、取付け及び必要な配
管の接続が行われる。そしてグローブボックス本体14
に遮蔽壁2a〜2e及びアクリルパネル4が張設されグ
ローブボックスの建設が完了するのである。
【0016】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明によるグロ
ーブボックスの建設方法は、据付現場に柱材と梁材とに
より形成されるグローブボックス本体と、該グローブボ
ックス本体内に複数の柱材と梁材とにより上下及び水平
方向に夫々複数の区画を形成する内部架台を構築する工
程と、組立工場に前記内部架台と同一形状の疑似内部架
台を構築する工程と、該疑似内部架台に支持される受台
を製作し、該受台を前記疑似内部架台に取付けた後、該
受台に所定の機器類を取付ける工程と、該受台を前記疑
似内部架台から取外し据付現場に輸送した後、前記内部
架台に取付ける工程とから構成されている。従って、機
器の据付、配管、検査作業を作業環境の良好な組立工場
で行うことができるため、その作業時間を大幅に短縮で
き、その結果建設工期の短縮とコスト低減を計ることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるグローブボックスの建設方法の一
実施例における内部架台の一部側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】(a) は支持材の構造説明図、 (b) は支持材
の構造説明図である。
【図4】疑似架台の概略側面図である。
【図5】受台の斜視図である。
【図6】仮組立説明図である。
【図7】グローブボックスの一部破断斜視図である。
【図8】架台及び内部架台の一部側面図である。
【図9】図8の平面図である。
【符号の説明】
1 放射物質処理機器 2a〜2e 遮蔽
壁 3 グローブポート 4 アクリルパネ
ル 5, 14 架台 6, 10 内部架
台 11a, 11c 柱材 12a〜12f,
21 梁材 13a〜13d, 15a〜15d 区画 16 受台 17a〜17e,
22 支持材 18 ボルト 19 疑似内部架

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 据付現場に柱材と梁材とにより形成され
    るグローブボックス本体と、該グローブボックス本体内
    に複数の柱材と梁材とにより上下及び水平方向に夫々複
    数の区画を形成する内部架台を構築する工程と、組立工
    場に前記内部架台と同一形状の疑似内部架台を構築する
    工程と、該疑似内部架台に支持される受台を製作し、該
    受台を前記疑似内部架台に取付けた後、該受台に所定の
    機器類を取付ける工程と、該受台を前記疑似内部架台か
    ら取外し据付現場に輸送した後、前記内部架台に取付け
    る工程とよりなるグローブボックスの建設方法。
JP28162992A 1992-10-20 1992-10-20 グローブボックスの建設方法 Withdrawn JPH06130184A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1035545C2 (nl) * 2008-06-05 2009-12-08 Glovecube V O F Inrichting en werkwijze voor het verschaffen van een in hoofdzaak gasdicht van de omgeving afgesloten ruimte.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1035545C2 (nl) * 2008-06-05 2009-12-08 Glovecube V O F Inrichting en werkwijze voor het verschaffen van een in hoofdzaak gasdicht van de omgeving afgesloten ruimte.
WO2009148316A1 (en) * 2008-06-05 2009-12-10 Glovecube V.O.F. Device and method for the provision of a space sealed substantially gas -tightly from the environment

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