JP2014020533A - 配管支持構造体 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業者が長時間作業できない場所であっても、短時間で配管の配設を完了させる。
【解決手段】配管支持構造体であって、底板21と、配管の流れ方向に沿って底板21の上面に固定され且つ底板21と共に受水部30を形成するBOX鋼22と、底板21の下面21bに固定される脚部24とが一体化されてなるサポートユニット2が複数連結されて形成される。
【選択図】図2
【解決手段】配管支持構造体であって、底板21と、配管の流れ方向に沿って底板21の上面に固定され且つ底板21と共に受水部30を形成するBOX鋼22と、底板21の下面21bに固定される脚部24とが一体化されてなるサポートユニット2が複数連結されて形成される。
【選択図】図2
Description
本発明は、配管支持構造体に関するものである。
重量がありかつ長い配管を配設する場合には、配管は支持部材によって支持される。このため、配管を屋外に配設する場合には、一般的に、支持部材を支える基礎を設け、この基礎の上に支持部材を組み立て、さらにこの支持部材の上に配管を配置するという作業を行っている。
ところで、近年の大震災によって生じた被害により、原子力発電所の建屋の内部には、放射性物質を含む汚染水が溜まっている。このような汚染水は、一刻も早く建屋内から排除することが望ましい。このためには、ポンプによって建屋内部に溜まった汚染水を汲み出し、建屋の外に設置された処理装置まで、配管によって汚染水を移送する必要がある。通常であれば、上記配管を配設するために、建屋の外部にコンクリートを打設して基礎を設け、この基礎の上に支持部材を組み立てる作業を行う必要がある。しかしながら、周知のように、原子力発電所の建屋の周囲は高い線量を示している。このため、作業者による長時間の作業を行うことが困難であり、従来の方法では配管の配設作業は、膨大な時間が必要となってしまう。
また、放射能で汚染された場所に限らず、例えば極めて高温である場所や酸素が少ない場所等、作業者による作業を長時間行えない場所は数多く存在する。このような場所においても、従来の方法では配管の配設作業は、膨大な時間が必要となってしまう。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、作業者が長時間作業できない場所であっても、短時間で配管の配設を完了させることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、例えば以下の構成を採用する。
本発明の第1の態様は、配管支持構造体であって、底板と、配管の流れ方向に沿って上記底板の上面に固定され且つ上記底板と共に受水部を形成する強度部材と、底板の下面に固定される脚部とが一体化されてなるサポートユニットが複数連結されて形成されるという構成を採用する。
また、本発明の一態様は、上記強度部材に支持されて上記配管を上方から覆うと共に、上記配管中から放射される放射線を遮蔽する遮蔽カバーを備えるという構成を採用しても良い。
また、本発明の一態様は、上記強度部材上に設置され、上記遮蔽カバーの移動を規制するストッパを備えるという構成を採用しても良い。
また、本発明の一態様は、上記強度部材が、上記配管の流れ方向に長く、中空且つ断面矩形状の箱状鋼材であり、上記配管の設置領域を挟んで2つ設置されているという構成を採用しても良い。
また、本発明の一態様は、上記脚部が、上記配管の流れ方向と直交する水平方向に材軸が向けられたH型鋼からなり、上記配管の流れ方向に離散的に複数設置されているという構成を採用しても良い。
また、本発明の一態様は、上記脚部に固定される複数の吊りピースを備えるという構成を採用しても良い。
本発明の上記一態様によれば、工場において予めサポートユニットを作ることで、現場における作業者の作業量を大きく減少させることができる。このため、本発明の一態様は、作業者が長時間作業できない場所であっても、短時間で配管の配設を完了させることが可能となる。
また、本発明の上記一態様は、底板上に設置される強度部材を備えている。このため、サポートユニットの剛性が高く、作業者は、現場において重機によって容易にサポートユニットを運ぶことが可能となる。また、配管内に流体が流れる等による振動に対する耐性も向上される。
また、本発明の上記一態様は、底板の下面に固定される脚部を備えている。このため、現場においてサポートユニットを支持する基礎がなくても、サポートユニットは脚部によって安定姿勢をとることができる。
また、本発明の上記一態様は、サポートユニットの底板と強度部材とによって形成される受水部を備える。このため、万一、配管から流体が漏れた場合であっても、漏れた流体は、サポートユニットで受け止められ、周囲に拡散することがない。
以下、図面を参照して、本発明に係る配管支持構造体の一実施形態について説明する。なお、以下の説明は、放射能を含む汚染水が内部に流れる配管を支持する配管支持構造体を例に挙げる。
図1は、本実施形態の配管支持構造体1と配管100とを示す図であり、(a)が平面図であり、(b)が(a)のA−A線断面図である。これらの図に示すように、配管支持構造体1は、複数のサポートユニット2と、遮蔽カバー3と、Uボルト4と、ジョイントプレート5とを備えている。なお、図1(a)においては、サポートユニット2は、2つのみ図示されているが、実際には配管100の長さに応じて多数設置されている。
図2は、サポートユニット2の全体図であり、(a)が平面図、(b)が側面図、(c)が(a)のB−B線断面図である。この図に示すように、サポートユニット2は、サポートプレート21(底板)と、BOX鋼22(強度部材)と、支持鋼23と、脚部24と、フラットバー25(ストッパ)と、吊りピース26とを備えている。
サポートプレート21は、BOX鋼22と、支持鋼23と、脚部24とが取り付けられるベース部材であり、配管100の流れ方向(図1及び図2に示すX方向)に長い平面長方形の鋼板である。このサポートプレート21は、BOX鋼22と共に配管100から漏水した汚染水を受ける受水パン30(受水部)を形成しており、受水パン30の底板とされている。
BOX鋼22は、材軸方向から見て中空の正方形状とされた強度部材であり、図2(a)及び図2(c)に示すように、配管100の流れ方向(X方向)に沿ってサポートプレート21の上面21aの縁部に固定されている。このBOX鋼22の長さは、サポートプレート21の長さと同一である。また、BOX鋼22は、配管100の設置領域を挟むようにして、平行に2つ設置されている。これらのBOX鋼22は、サポートユニット2全体の剛性を向上させる強度部材であり、サポートプレート21に対して溶接接合されている。また、これらのBOX鋼22は、サポートプレート21と共に受水パン30を形成しており、受水パン30の側壁を形成している。
支持鋼23は、2つのBOX鋼22の一方である第1のBOX鋼22aと、2つのBOX鋼22のもう一方である第2のBOX鋼22bとの間に設置されており、材軸方向をX方向と直交する水平方向に向けるH型鋼である。この支持鋼23は、第1のBOX鋼22aと第2のBOX鋼22bとの離間距離よりも僅かに短い長さとされている。また、この支持鋼23は、サポートプレート21に対して溶接接合されている。支持鋼23の上面は、配管100の設置面とされており、Uボルト4を取り付けるためのボルト孔23aが設けられている。このような支持鋼23は、図2(a)及び図2(b)に示すように、2つ設けられている。これらの支持鋼23は、X方向に離間して配列されている。なお、各支持鋼23は、サポートプレート21を挟んで、脚部24上に設置されている。すなわち、各支持鋼23は、サポートプレート21の強度の高い領域に設置されている。また、このような支持鋼23の数は、2つに限られるものではない。
脚部24は、サポートプレート21の下面21bに溶接接合されており、材軸方向がX方向と直交する水平方向に向けられたH型鋼である。この脚部24の長さは、図2(a)及び図2(c)に示すように、脚部24の両端がサポートプレート21の幅よりも大きい。このため、脚部24の両端部は、サポートプレート21から食み出している。このような脚部24は、X方向に離間して5つ設けられている。なお、脚部24の数は、5つに限られるものではない。これらの脚部24は、サポートユニット2が載置されるときに、サポートユニット2の載置面に対して当接し、サポートユニット2自体、遮蔽カバー3、Uボルト4、及びジョイントプレート5を支持する。
フラットバー25は、BOX鋼22上に立設される板状の部材であり、X方向に沿ってBOX鋼22と同じ長さとされている。このフラットバー25は、各BOX鋼に対して設けられている。各フラットバー25は、X方向から見て、BOX鋼22の中心よりも配管100支持鋼23側に設置されている。また、第1のBOX鋼22aに設置されるフラットバー25aと第2のBOX鋼22bに設置されるフラットバー25bとの離間距離は、遮蔽カバー3がBOX鋼22上に載置されたときの遮蔽カバー3の側壁3a同士の離間距離よりも短い。このようなフラットバー25は、遮蔽カバー3がX方向と直交する水平方向に移動しようとしたときに、遮蔽カバー3の移動を規制する。つまり、これらのフラットバー25は、遮蔽カバー3がBOX鋼22上から脱落することを防止する。
吊りピース26は、5つ設置された脚部24のうち、サポートユニット2のX方向の端部に配置された脚部24aと脚部24bとに対して設置されている。図2(a)に示すように、脚部24aと脚部24bとのサポートプレート21から食み出した両端の各々に対して吊りピース26が設置されている。これらの吊りピース26は、工場や現場において、サポートプレート21をクレーンによって移動させるときに用いられる。
遮蔽カバー3は、図1(b)に示すように、BOX鋼22上に載置される側壁3aと、側壁3a同士の上端を繋ぐ天板3bと、天板3bに支持されると共に配管100同士の間に配置される仕切部3cとを備えている。なお、遮蔽カバー3のX方向の両端は、開放されている。この遮蔽カバー3のX方向の長さは、図1(a)に示すように、サポートユニット2の長さの3分の1とされている。このため、1つのサポートユニット2に対して3つの遮蔽カバー3がX方向に並んで載置されることによって、サポートユニット2は、平面視において全体が遮蔽カバー3で覆われる。この遮蔽カバー3は、内側が鉛板で外側が鋼板からなる複合板によって形成されており、放射線を遮蔽できる。このような遮蔽カバー3は、図1(b)に示すように、BOX鋼22に支持されて配管100を上方から覆い、配管100中を流れる汚染水から放射される放射線が外側に漏れないように遮蔽する。また、遮蔽カバー3は、天板3b上に設置される吊りピース3dを複数備えている。これらの吊りピース3dは、工場や現場において、遮蔽カバー3をクレーンによって移動させるときに用いられる。
Uボルト4は、配管100の周面に沿って湾曲されたU型のボルトである。このUボルト4は、支持鋼23ごとに配管100の1本に対して1つ設けられている。これらのUボルト4は、端部を下方に向けて配管100に対して被せるようにして配置されており、端部が支持鋼23のボルト孔23aに差し込まれている。これらのUボルト4は、端部に対してナットが取り付けられることで支持鋼23に対して固定され、配管100を押さえつける。
図3(a)は、サポートユニット2同士の連結部分を拡大した斜視図である。なお、図3(a)においてフラットバー25は省略している。この図に示すように、サポートユニット2同士は、サポートプレート21同士及びBOX鋼22同士が突き当てられて並べられている。ジョイントプレート5は、サポートプレート21同士及びBOX鋼22同士が突き当てられて形成された繋ぎ目を覆うように配置されており、両方のサポートユニット2のサポートプレート21及びBOX鋼22に対して溶接接合されている。なお、ジョイントプレート5の端部は全域に亘って溶接接合されている。このようなジョイントプレート5は、サポートユニット2同士を連結し、サポートユニット2同士の連結部分における液密性を高める。
図3(b)は、本実施形態の配管支持構造体1のX方向における端部を示す斜視図である。図3(b)においてフラットバー25は省略している。この図に示すように、本実施形態の配管支持構造体1は、端部に堰止板6を備えている。上述のようにサポートプレート21及びBOX鋼22によって形成された受水パン30への漏水量が多い場合や、漏水箇所が配管支持構造体1の端部に近い場合には、漏水した汚染水が配管支持構造体1の端部から流れ出る恐れがある。堰止板6は、汚染水を堰き止め、配管支持構造体1の端部から汚染水が流れ出ることを防止する。なお、工場において配管支持構造体1の端部となるサポートユニット2が特定できる場合には、堰止板6は、サポートユニット2の構成要素として、サポートプレート21やBOX鋼22に対して予め一体化させておいても良い。
このような構成の本実施形態の配管支持構造体1によれば、配管100は、支持鋼23によって支持され、Uボルト4によって支持鋼23に対して固定される。このため、配管100の重量や外力が配管支持構造体1で受け止められ、配管100は、変形することがない。
続いて、上述のような構成の本実施形態の配管支持構造体1及び配管100の設置方法について説明する。
まず工場において、サポートユニット2が組み立てられる。サポートプレート21に対して、BOX鋼22と、支持鋼23と、脚部24とが溶接接合される。ここでの溶接方法は、TIG溶接やMAG溶接を用いることができる。続いて、フラットバー25(ストッパ)がBOX鋼22に対して溶接接合される。また、吊りピース26が脚部24に対して溶接接合される。
このようにして組み立てられたサポートユニット2は、トラック等によって工場から現場まで搬送される。現場においてサポートユニット2は、クレーン等の重機によって吊り下げられ、この状態で移動される。そして、サポートユニット2は、配管100の配設予定箇所に沿って、複数配列される。
サポートユニット2が複数配列されると、作業者は、ジョイントプレート5を溶接接合することによってサポートユニット2同士の連結を行う。続いて、作業者は、配管100をUボルト4によって支持鋼23に固定し、必要に応じて堰止板6の設置作業を行う。最後に、クレーン等の重機によって遮蔽カバー3をサポートユニット2のBOX鋼22上に載置する。
続いて、以上のような本実施形態の配管支持構造体1の作用及び効果について説明する。
本実施形態の配管支持構造体1によれば、工場において予めサポートユニット2を作ることができるため、現場における作業者の作業量を大きく減少させることができる。このため、本実施形態の配管支持構造体1は、作業者が長時間作業できない場所であっても、短時間で配管100の配設を完了させることが可能となる。
また、本実施形態の配管支持構造体1は、サポートプレート21上に設置されるBOX鋼22を備えている。このため、サポートユニット2の剛性が高く、作業者は、現場において重機によって容易にサポートユニット2を運ぶことが可能となる。また、配管100内に汚染水が流れる等による振動に対する耐性も向上される。
また、本実施形態の配管支持構造体1は、サポートプレート21の下面21bに固定される脚部24を備えている。このため、現場においてサポートユニット2を支持する基礎がなくても、サポートユニット2は脚部24によって安定姿勢をとることができる。
また、本実施形態の配管支持構造体1は、サポートユニット2のサポートプレート21とBOX鋼22とによって形成される受水パン30を備える。このため、万一、配管100から汚染水が漏れた場合であっても、漏れた汚染水は、サポートユニット2で受け止められ、周囲に拡散することがない。
また、本実施形態の配管支持構造体1は、BOX鋼22に支持されて配管100を上方から覆うと共に、配管100中から放射される放射線を遮蔽する遮蔽カバー3を備える。このため、本実施形態の配管支持構造体1は、配管の周囲の線量を低減させることが可能となる。
また、本実施形態の配管支持構造体1は、BOX鋼22上に設置され、遮蔽カバー3の移動を規制するフラットバー25を備える。このため、地震等による外力によって遮蔽カバー3が移動しようとしても、遮蔽カバー3は、フラットバー25によって移動が規制される。このため、本実施形態の配管支持構造体1は、遮蔽カバー3のBOX鋼22からの脱落を防止することができる。
また、本実施形態の配管支持構造体1は、BOX鋼22は、配管100の流れ方向(X方向)に長く、中空且つ断面矩形状の箱状鋼材である。このようなBOX鋼22は、軽量でかつ剛性が高い。このため、BOX鋼22は、サポートユニット2の重量増加を抑えつつ剛性を高めることができる。また、BOX鋼22は、配管100の設置領域を挟んで2つ設置されている。このため、配管流れ方向(X方向)と直交する水平方向において、サポートユニット2の重心位置は、サポートユニット2の中心位置となる。このため、設置したときや移動中におけるサポートユニット2の姿勢は安定する。
また、本実施形態の配管支持構造体1は、脚部24は、配管100の流れ方向(X方向)と直交する水平方向に材軸が向けられたH型鋼からなり、配管100の流れ方向(X方向)に離散的に複数設置されている。このような本実施形態の配管支持構造体1は、一般的な型鋼であるH型鋼を用いた脚部24を備えているため、低コストで作ることができる。
また、本実施形態の配管支持構造体1は、脚部24に固定される複数の吊りピース26を備える。このため、作業者は、クレーンで吊ることによって、本実施形態の配管支持構造体1を容易に移動することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態の配管支持構造体1は、直線状の配管100を支持する構成である。しかしながら、本発明の配管支持構造体はこれに限られるものではない。例えば、図4(a)及び図4(b)に示すように、本発明は、エルボ管101を支持する構造を採用することもできる。図4(a)は、エルボ管101及び配管支持構造体1Aを示す平面図であり、図4(b)は、配管支持構造体1Aのみを示す平面図である。これらの図に示すように、屈曲されたサポートプレート21A及び屈曲されたBOX鋼22Aを有するサポートユニット2Aを備えることによって、配管支持構造体1Aは、エルボ管101を有する配管を支持することが可能となる。
また、上記実施形態は、配管支持構造体1が支持する配管100が3本である構成であった。しかしながら、本発明の配管支持構造体が支える配管の数は、必ずしも3本である必要はなく、1本、2本あるいは4本以上であっても良い。
また、上記実施形態は、3本とも同じ径であった。しかしながら、本発明の配管支持構造体が支える配管の径は限定されるものではない。また、本発明の配管支持構造体によれば、例えばUボルトの曲率やボルト孔23aの間隔を調節することによって、どのような径の配管であっても支持することができる。例えば、現場において支持する配管の径が未定であるような場合には、間隔の異なるボルト孔を予め支持鋼23に形成し、曲率の異なるUボルトを予め用意しておく。これによって、現場においてどのような径の配管を用いても、本発明の配管支持構造体は、配管を良好に支持することができる。
1……配管支持構造体、1A……配管支持構造体、2……サポートユニット、2A……サポートユニット、3……遮蔽カバー、3a……側壁、3b……天板、3c……仕切部、3d……吊りピース、4……Uボルト、5……ジョイントプレート、6……堰止板、21……サポートプレート、21A……サポートプレート、21a……上面、21b……下面、22……BOX鋼(強度部材)、22A……BOX鋼(強度部材)、22a……BOX鋼(強度部材)、22b……BOX鋼(強度部材)、23……支持鋼、23a……ボルト孔、24……脚部、24a……脚部、24b……脚部、25……フラットバー、25a……フラットバー、25b……フラットバー、26……吊りピース、30……受水パン(受水部)、100……配管、101……エルボ管(配管)
Claims (6)
- 底板と、配管の流れ方向に沿って前記底板の上面に固定され且つ前記底板と共に受水部を形成する強度部材と、底板の下面に固定される脚部とが一体化されてなるサポートユニットが複数連結されて形成される配管支持構造体。
- 前記強度部材に支持されて前記配管を上方から覆うと共に、前記配管中から放射される放射線を遮蔽する遮蔽カバーを備える請求項1記載の配管支持構造体。
- 前記強度部材上に設置され、前記遮蔽カバーの移動を規制するストッパを備える請求項2記載の配管支持構造体。
- 前記強度部材は、前記配管の流れ方向に長く、中空且つ断面矩形状の箱状鋼材であり、
前記配管の設置領域を挟んで2つ設置されている請求項1〜3いずれかに記載の配管支持構造体。 - 前記脚部は、前記配管の流れ方向と直交する水平方向に材軸が向けられたH型鋼からなり、前記配管の流れ方向に離散的に複数設置されている請求項4記載の配管支持構造体。
- 前記脚部に固定される複数の吊りピースを備える請求項1〜5いずれかに記載の配管支持構造体。
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